JP6295874B2 - 炭素繊維束 - Google Patents
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1.03≦La/Lb≦1.20 ・・・(1)
1.05≦Ld/Lc≦1.25 ・・・(2)
1.03≦La/Lb≦1.70 ・・・(3)
1.00≦Ld/Lc<1.05 ・・・(4)
(式(1)〜(4)において、単繊維の断面の外周における最も離れた2点を通る線分を長軸、長軸の中点と外周上の2点を通り長軸に直交する線分を短軸と定義したとき、長軸の長さをLa、短軸の長さをLbとする。また、長軸を4等分した際に長軸の中点以外の点と外周上の2点をそれぞれ通り長軸に直交する2本の線分の長さを短いものから順にLc、Ldとする。)
1.03≦La/Lb≦1.20 ・・・(1)
1.05≦Ld/Lc≦1.25 ・・・(2)
1.03≦La/Lb≦1.70 ・・・(3)
1.00≦Ld/Lc<1.05 ・・・(4)
(式(1)〜(4)において、単繊維の断面の外周における最も離れた2点を通る線分を長軸、長軸の中点と外周上の2点を通り長軸に直交する線分を短軸と定義したとき、長軸の長さをLa、短軸の長さをLbとする。また、長軸を4等分した際に長軸の中点以外の点と外周上の2点をそれぞれ通り長軸に直交する2本の線分の長さを短いものから順にLc、Ldとする。)。
1.00≦La/Lb<1.03 ・・・(5)
(式(5)において、La、Lb、Lc、Ldの定義は先に記載のとおりである。)。
測定しようとする重合体が濃度0.1質量%でジメチルホルムアミド(0.01N−臭化リチウム添加)に溶解した検体溶液を作製した。前駆体繊維について測定する場合には、前駆体繊維を溶媒に溶解して前記検体溶液とする必要があるが、前駆体繊維は高度に配向し、緻密であるほど溶解しにくく、溶解時間が長いほど、また、溶解温度が高いほど低分子量に測定される傾向にあるので、前駆体繊維を微粉砕して、40℃の温度に制御された溶媒中においてスターラーで攪拌しながら1日溶解した。得られた検体溶液について、GPC装置を用いて、次の条件で測定したGPC曲線から分子量の分布曲線を求め、Mwおよびz平均分子量Mzを算出した。また、得られたMwおよびMzを用いてMz/Mwを算出した。
・カラム :極性有機溶媒系GPC用カラム
・流速 :0.5ml/min
・温度 :75℃
・試料濾過 :メンブレンフィルター(0.45μmカット)
・注入量 :200μl
・検出器 :示差屈折率検出器。
炭素繊維束の樹脂含浸ストランド引張強度と樹脂含浸ストランド引張弾性率は、JIS R7608:2007「樹脂含浸ストランド試験法」に準拠し、次の手順に従って求めた。測定する炭素繊維束の樹脂含浸ストランドは、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシレート(100質量部)/3フッ化ホウ素モノエチルアミン(3質量部)/アセトン(4質量部)を、炭素繊維または黒鉛化繊維に含浸させ、125℃の温度で30分硬化させて作製した。炭素繊維の樹脂含浸ストランドの測定本数は6本とし、各測定結果の平均値を樹脂含浸ストランド引張強度とした本実施例では、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシレートとして、ダイセル化学工業社製 “セロキサイド(登録商標)”2021Pを用いた。
測定する多数本の単繊維からなる炭素繊維束について、単位長さ当たりの質量Af(g/m)および比重Bf(−)を求めた。測定する炭素繊維束のフィラメント数をCfとし、単繊維の平均直径(μm)を、下記式で算出した。なお、下記式においては、近似的に比重Bfの値を、密度(g/cm3)の値として代用した。
・単繊維の平均直径(μm)=(Af/Bf/Cf/π)1/2×2×103。
炭素繊維束から単繊維を取り出し、繊維軸方向に引っ張ることで破断させた。破断により1本の繊維が2本になるが、片方は廃棄し、残った片方のみをSEM試料台にカーボンテープを用い、破断面が上を向くように貼り付けた。この操作を100回繰り返し、100本の単繊維を破断面が上を向くようにSEM試料台に貼り付けられたSEM試料を作製した。株式会社日立ハイテクノロジーズ社製S−4800走査型電子顕微鏡(SEM)により、加速電圧5.0kV、作動距離8mmの条件で観察した。
破断面のSEM観察像から長軸を決定した。その際、破断面の外周上の任意の2点を通る直線であって、最も長いものを長軸とした。かかる評価は目視で行うため、測定者により、また同一の測定者であっても評価時期により決定される長軸の角度が僅かに異なる可能性があるが、かかる要因によるばらつきは最大でも±10度程度と小さかったことから、同一の測定者が連続して2回評価した結果の平均を採用した。
測定にはオープンソースの画像解析ソフトウェア“ImageJ ver1.47”を用いた。長軸の長さLaは、(a)で決定した長軸の長さをピクセル単位で測定し、SEM観察像に付されたスケールバーを用いて実長さ(単位はμm)に換算した。次に長軸を4等分するように3つの点をおき、それぞれの点と繊維外周上の2点とを通る長軸と垂直な線分を3本求めた。これらのうち長軸の中点を通るものを短軸と定義し、短軸の長さLbをLaと同じ方法で求めた。残る2本の線分の長さをそれぞれLaと同じ方法で求め、短いものの長さをLc、長いものの長さをLdとした。
測定にはオープンソースの画像解析ソフトウェア“ImageJ ver1.47”を用いた。長軸の長さLaは、(a)で決定した長軸の長さをピクセル単位で測定し、SEM観察像に付されたスケールバーを用いて実長さ(単位はμm)に換算した。深さ0.5μm以上の凹みが確認された場合に、その単繊維が繊維方向に垂直な断面の外周上に凹部を有することとした。
・卵形単繊維:式(1)および(2)を満たす
・円形単繊維:式(4)および(5)を満たす
・楕円形単繊維:式(3)および(4)を満たし、断面の外周上に凹部を有さない
・空豆形単繊維:式(3)および(4)を満たし、断面の外周上に凹部を有する
1.03≦La/Lb≦1.20 ・・・(1)
1.05≦Ld/Lc≦1.25 ・・・(2)
1.03≦La/Lb≦1.70 ・・・(3)
1.00≦Ld/Lc<1.05 ・・・(4)
1.00≦La/Lb<1.03 ・・・(5)。
A:卵形単繊維の本数割合が40〜100%
B:卵形単繊維の本数割合が10〜39%
C:卵形単繊維の本数割合が5〜9%
D:卵形単繊維の本数割合が0〜4%。
炭素繊維束1mを直径10cmの鏡面金属ロール上に中心が来るように掛ける。ロール左右に垂れている炭素繊維束の両端をつかんで上下に動かすことで、2秒10cm周期で20回、ロールを回転させながら炭素繊維束をロールに沿って移動させる。この操作の前後でロール最上部付近の糸条幅変化を10点測定し、その糸条幅変化の平均値を開繊性の指標とした。糸条幅が拡がる比率が大きいほど、開繊性に優れる。なお開繊性は炭素繊維束の糸条幅拡幅比率からA〜Dで判断した。
A:50%以上
B:40%以上50%未満
C:20%以上40%未満
D:20%未満。
[A]紡糸口金A:図2の(B)のタイプであって直径(d1)0.2mmの円孔と直径(d2)0.06mmの円孔とが中心間距離(L)0.16mmで穿孔された孔の組を100組有する紡糸口金を紡糸口金Aとした。
[B]紡糸口金B:図2の(B)のタイプであって直径(d1)0.2mmの円孔と直径(d2)0.06mmの円孔とが中心間距離(L)0.18mmで穿孔された孔の組を100組有する紡糸口金を紡糸口金Bとした。
[C]紡糸口金C:図2の(B)のタイプであって直径(d1)0.3mmの円孔と直径(d2)0.06mmの円孔とが中心間距離(L)0.22mmで穿孔された孔の組を100組有する紡糸口金を紡糸口金Cとした。
[D]紡糸口金D:図2の(B)のタイプであって直径(d1)0.3mmの円孔と直径(d2)0.04mmの円孔とが中心間距離(L)0.20mmで穿孔された孔の組を100組有する紡糸口金を紡糸口金Dとした。
[E]紡糸口金E:直径0.2mmの円孔を100個有する紡糸口金を紡糸口金Eとした。
アクリロニトリル99.5mol%とイタコン酸0.5mol%からなる共重合体を、ジメチルスルホキシドを溶媒とし、2,2’−アゾビスイソブチロニトリルを開始剤として溶液重合法により重合させ、重量平均分子量40万、Mz/Mwが2.1のポリアクリロニトリル系共重合体を製造した。製造されたポリアクリロニトリル系重合体に、アンモニアガスをpH8.5になるまで吹き込み、重合体の濃度が19質量%になるように調製して、紡糸溶液を得た。得られた紡糸溶液を、40℃で、紡糸口金Aを用い、一旦空気中に吐出し、約5mmの空間を通過させた後、5℃にコントロールした75%ジメチルスルホキシドの水溶液からなる凝固浴に導入する乾湿式紡糸法により凝固糸条とした。この凝固糸条を、常法により水洗した後、2槽の温水浴中で、3.5倍の延伸を行った。続いて、この水浴延伸後の繊維束に対して、アミノ変性シリコーン系のシリコーン油剤を付与し、160℃の加熱ローラーを用いて、乾燥緻密化処理を行った。5糸条を合糸し、単繊維の本数が500本の繊維束としてから、加圧スチーム中で500gの張力をかけながら3.7倍延伸することにより、製糸全延伸倍率を13倍とし、単繊維の繊度が1.0dtex、繊維束を構成する単繊維の本数が500本であるポリアクリロニトリル系前駆体の繊維束を得た。製糸工程の通過性は特に問題なかった。
前駆体繊維束の単繊維繊度を0.7dtexとした以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸溶液を口金から吐出した後通過させる空間を約3mmとした以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸溶液を口金から吐出した後通過させる空間を約4mmとした以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸口金Bを用いた以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸口金Cを用いた以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
凝固浴濃度を73%とした以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
凝固浴濃度を70%とした以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
実施例1においてスチーム延伸工程における張力を300gとした以外は、実施例1と同様にして炭素繊維を得た。評価結果を表1に示す。
実施例1において得られた炭素繊維束に、さらに伝導度10mSの硫酸水溶液中で電気量200C/gの電解表面処理を行った。評価結果を表1に示す。
紡糸口金Eを用い、凝固浴を15℃にコントロールした30%ジメチルスルホキシドの水溶液とした以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸口金Eを用い、凝固浴を5℃にコントロールした70%ジメチルスルホキシドの水溶液とした以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸口金Eを用い、凝固浴を5℃にコントロールした75%ジメチルスルホキシドの水溶液とした以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
前駆体繊維束の単繊維繊度を0.7dtexとした以外は比較例4と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸溶液を口金から吐出した後通過させる空間を約3mmとした以外は比較例4と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸口金Eを用い、凝固浴を5℃にコントロールした80%ジメチルスルホキシドの水溶液とした以外は実施例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸口金Aを用いた以外は比較例1と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸口金Aを用いた以外は比較例6と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
紡糸溶液を口金から吐出した後通過させる空間を約3mmとした以外は比較例8と同様にしてポリアクリロニトリル系前駆体繊維束を得た。製糸工程通過性は特に問題なかった。実施例1と同様にして炭素繊維束を得た。評価結果を表1に示す。
実施例1、実施例9および実施例10で作製した炭素繊維束に関して試長10mmとして単繊維引張試験を実施し、破断した単繊維を回収し、その破断面を観察した。試験は150本の単繊維について行い、回収できた破断面はそれぞれ76本、78本、74本であった。各破断面についてSEM観察により破断開始点の位置を評価した。まず、長軸と短軸との交点を中心として長軸を±45度方向に回転させて新たに2本の線分を設定した。つぎに、かかる2本の線分によって繊維外周が4つの弧に分割できるので、略卵形の先端を含む弧をA1として、時計回りにA2、A3、A4と割り当てた。各単繊維について、破断開始点が弧A1からA4のいずれに存在するかを評価したあと、SEM観察した単繊維全部について弧A1に存在した破断開始点の数を求めたところ、実施例1の炭素繊維束では15本、実施例9の炭素繊維束では22本、実施例10の炭素繊維束では16本という結果であった。これを全体の観察数で割って弧A1、すなわち略卵形の先端近傍への破断開始点の集中度として、実施例1、実施例9、実施例10の炭素繊維束に対してそれぞれ20%、28%、22%との値を得た。
Claims (5)
- 繊維方向に垂直な断面の形状が略卵形であって、式(1)および(2)を同時に満たす卵形単繊維を5%以上40%未満、繊維方向に垂直な断面の形状が略空豆形であって、式(3)および(4)を同時に満たし、かつその繊維方向に垂直な断面の外周上に凹部を有する空豆形単繊維を20%以上95%以下含有する炭素繊維束。
1.03≦La/Lb≦1.20 ・・・(1)
1.05≦Ld/Lc≦1.25 ・・・(2)
1.03≦La/Lb≦1.70 ・・・(3)
1.00≦Ld/Lc<1.05 ・・・(4)
(式(1)〜(4)において、単繊維の断面の外周における最も離れた2点を通る線分を長軸、長軸の中点と外周上の2点を通り長軸に直交する線分を短軸と定義したとき、長軸の長さをLa、短軸の長さをLbとする。また、長軸を4等分した際に長軸の中点以外の点と外周上の2点をそれぞれ通り長軸に直交する2本の線分の長さを短いものから順にLc、Ldとする。) - 繊維方向に垂直な断面の形状が略楕円形であって、式(3)および(4)を同時に満たし、かつその繊維方向に垂直な断面の外周上に凹部を有さない楕円形単繊維を5%以上40%未満含有し、前記空豆形単繊維を20%以上90%以下含有する請求項1に記載の炭素繊維束。
- 繊維方向に垂直な断面の形状が略円形であって、式(4)および(5)を同時に満たす円形単繊維と、前記卵形単繊維と、前記楕円形単繊維の3種を合わせて40%以上70%以下含有し、前記空豆形単繊維を30%以上60%以下含有する請求項1または2に記載の炭素繊維束。
1.00≦La/Lb<1.03 ・・・(5)
(式(5)において、La、Lb、Lc、Ldの定義は先に記載のとおりである。) - 単繊維の平均直径が4〜7μmである請求項1〜3のいずれかに記載の炭素繊維束。
- ストランド強度が5GPa以上である請求項1〜4のいずれかに記載の炭素繊維束。
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