JP6295514B2 - スイッチングレギュレーターの制御回路、集積回路装置、スイッチングレギュレーター及び電子機器 - Google Patents

スイッチングレギュレーターの制御回路、集積回路装置、スイッチングレギュレーター及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、スイッチングレギュレーターの制御回路、集積回路装置、スイッチングレギュレーター及び電子機器等に関する。
インダクターを用いるタイプのスイッチングレギュレーターでは、インダクターを駆動するトランジスターのオン・オフを制御することによりスイッチングレギュレーターの出力電圧を制御している。このトランジスターのオン・オフ制御において、例えばオーバードライブ等によりスイッチングを高速化する手法が知られている。
例えば特許文献1には、インダクター駆動用のトランジスター及びその制御回路をバイポーラートランジスターにより構成し、制御回路にオーバードライブ用の電流源を設けることによって、制御回路がインダクター駆動用のトランジスターを高速にスイッチングする手法が開示されている。
特開平7−115353号公報
さて、インダクター駆動用のトランジスターとしてMOSトランジスターを用いる場合にはトランジスターのオン・オフを電圧で制御するため、特許文献1の手法は適用できない。一般的には、インダクター駆動用のトランジスターのソース電圧と制御回路の出力部のソース電圧は同電位であり、インダクター駆動用のトランジスターをオフする際、そのゲート電圧はソース電圧と同電位に設定される。しかしながら、この手法ではトランジスターをオフする際の高速化が困難であるという課題がある。
本発明の幾つかの態様によれば、インダクターを駆動するトランジスターをオフする際の高速化が可能なスイッチングレギュレーターの制御回路、集積回路装置、スイッチングレギュレーター及び電子機器等を提供できる。
本発明の一態様は、スイッチングレギュレーターの制御信号を生成する信号生成回路と、前記制御信号を受けてインダクターを駆動するN型トランジスターのゲートに対して駆動信号を出力する出力回路と、を含み、前記出力回路は、前記N型トランジスターをオフする前記駆動信号のオフ電圧レベルとして、前記N型トランジスターのソース電圧よりも低い電圧レベルを出力するスイッチングレギュレーターの制御回路に関係する。
本発明の一態様によれば、インダクターを駆動するN型トランジスターをオフにするときに、N型トランジスターのソース電圧よりも低い電圧レベルの駆動信号がN型トランジスターのゲートに対して出力される。これにより、インダクターを駆動するトランジスターをオフする際の高速化が可能になる。
また本発明の一態様では、前記出力回路は、前記N型トランジスターをオフする前記オフ電圧レベルとして、負電位の電圧レベルを出力してもよい。
このようにすれば、インダクターを駆動するN型トランジスターのソース電圧を基準電位として、その基準電位に対して負電位の電圧レベルを、N型トランジスターをオフするオフ電圧レベルとして出力できる。これにより、N型トランジスターのソース電圧よりも低い電圧レベルでN型トランジスターをオフできる。
また本発明の一態様では、前記ソース電圧よりも低い電圧レベルを生成する昇圧回路を含み、前記出力回路は、前記昇圧回路の出力に基づいて、前記N型トランジスターをオフする前記オフ電圧レベルを出力してもよい。
このようにすれば、スイッチングレギュレーターの制御回路に内蔵された昇圧回路により、ソース電圧よりも低い電圧レベルを出力回路に供給でき、その電圧レベルに基づいてオフ電圧レベルを出力できる。
また本発明の一態様では、前記昇圧回路は、スイッチドキャパシター回路により電圧変換を行うチャージポンプ式の昇圧回路であってもよい。
このようにすれば、チャージポンプ式の昇圧回路は集積化が容易であるため、制御回路を集積回路装置として構成した場合には、昇圧回路を集積回路装置に内蔵することが可能である。
また本発明の一態様では、前記ソース電圧よりも低い電圧レベルが供給される端子を含み、前記出力回路は、前記端子からの電圧レベルに基づいて、前記N型トランジスターをオフするオフ電圧レベルを出力してもよい。
このようにすれば、スイッチングレギュレーターの制御回路の外部から、ソース電圧よりも低い電圧レベルを出力回路に供給でき、その電圧レベルに基づいてオフ電圧レベルを出力できる。
また本発明の一態様では、前記出力回路は、高電位側電源電圧の電圧レベル及び低電位側電源電圧の電圧レベルである前記制御信号を、前記高電位側電源電圧の電圧レベル及び前記ソース電圧よりも低い電圧レベルの信号に変換するレベルシフターを有してもよい。
また本発明の一態様では、前記出力回路は、前記レベルシフターからの前記信号に基づいて前記駆動信号を出力するプリバッファーを有してもよい。
これらの本発明の一態様によれば、高電位側電源電圧の電圧レベル及び低電位側電源電圧の電圧レベルで出力される制御信号を、高電位側電源電圧の電圧レベル及びソース電圧よりも低い電圧レベルの信号にレベルシフトできる。そして、その信号をバッファリングして駆動信号としてN型トランジスターへ出力できる。
また本発明の他の態様は、スイッチングレギュレーターの制御信号を生成する信号生成回路と、前記制御信号を受けて、インダクターを駆動するP型トランジスターのゲートに対して駆動信号を出力する出力回路と、を含み、前記出力回路は、前記P型トランジスターをオフする前記駆動信号のオフ電圧レベルとして、前記P型トランジスターのソース電圧よりも高い電圧レベルを出力するスイッチングレギュレーターの制御回路に関係する。
本発明の他の態様によれば、インダクターを駆動するP型トランジスターをオフにするときに、P型トランジスターのソース電圧よりも高い電圧レベルの駆動信号がP型トランジスターのゲートに対して出力される。これにより、インダクターを駆動するトランジスターをオフする際の高速化が可能になる。
また本発明の更に他の態様は、上記のいずれかに記載されたスイッチングレギュレーターの制御回路を含む集積回路装置に関係する。
また本発明の更に他の態様は、上記のいずれかに記載されたスイッチングレギュレーターの制御回路と、前記インダクターと、前記N型トランジスターと、を含むスイッチングレギュレーターに関係する。
また本発明の更に他の態様は、上記に記載されたスイッチングレギュレーターを含む電子機器に関係する。
本実施形態のスイッチングレギュレーターの比較例。 比較例の動作説明図。 本実施形態のスイッチングレギュレーターの制御回路の構成例。 本実施形態のスイッチングレギュレーターの制御回路の詳細な構成例。 詳細な構成例の動作説明図。 詳細な構成例の動作説明図。 出力回路の詳細な構成例。 本実施形態のスイッチングレギュレーターの制御回路の変形例。 本実施形態のスイッチングレギュレーターの第1変形例。 本実施形態のスイッチングレギュレーターの第2変形例。 電子機器の構成例。 電子機器の電源システムの構成例。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.比較例
図1に、本実施形態のスイッチングレギュレーターの比較例を示す。比較例のスイッチングレギュレーターは、N型トランジスター30、インダクター40、ダイオード50、キャパシター60、制御回路100を含む。
インダクター40は、電源電圧VDD(高電位側電源電圧)のノードとノードNdとの間に設けられる。N型トランジスター30は、ノードNdとグランド電圧VSS(低電位側電源電圧)のノードとの間に設けられ、そのゲートには制御回路100からの駆動信号GDが供給される。ダイオード50は、ノードNdとスイッチングレギュレーターの出力電圧VOUTのノードNVQとの間に設けられる。キャパシター60は、ノードNVQとグランド電圧VSSのノードとの間に設けられる。
制御回路100は、スイッチングレギュレーターの出力電圧VOUTに基づいて駆動信号GDを出力し、N型トランジスター30のオン・オフ制御を行う。具体的には、制御回路100は、電圧分割回路11、誤差増幅回路12(エラーアンプ)、基準電圧生成回路13、発振回路14(三角波生成回路)、比較回路15(コンパレーター)、プリバッファー23を含む。
図1のスイッチングレギュレーターは昇圧型のDC−DC電圧変換器であり、制御回路100は、PWM(Pulse Width Modulation)制御により出力電圧VOUTを制御する。即ち、電圧分割回路11は、端子TVQを介して入力される出力電圧VOUTを抵抗素子RA、RBにより電圧分割する。誤差増幅回路12は、その分割電圧VX(=VOUT×RB/(RA+RB))と基準電圧生成回路13からの基準電圧Vrefとの差分を増幅する。そして、比較回路15は、誤差増幅回路12の出力電圧VEと発振回路14からの三角波VTWとを比較し、矩形波の制御信号SGを出力する。プリバッファー23は、その制御信号SGをバッファリングし、駆動信号GDとして端子TGDを介してN型トランジスター30のゲートへ出力する。
この駆動信号GDのパルス幅はスイッチングレギュレーターの出力電圧VOUTを一定に保つように制御されている。例えばスイッチングレギュレーターの出力電圧VOUTが下がった場合には誤差増幅回路12の出力電圧VEが下がるので、三角波VTWが電圧VEよりも高い期間が長くなり、駆動信号GDのハイレベルの幅が大きくなる。そうすると、N型トランジスター30がインダクター40を電流駆動する期間が長くなり、キャパシター60へより多くの電荷が供給されるので、出力電圧VOUTが上昇する。一方、出力電圧VOUTが上がった場合には、上記とは逆の動作となり出力電圧VOUTが下降する。
図2に、上記の比較例においてN型トランジスター30がオンからオフになるときの駆動信号GD及びN型トランジスター30のドレイン電圧Vdの電圧変化を示す。
上記の比較例では、プリバッファー23は電源電圧VDDとグランド電圧VSSで動作しており、駆動信号GDのローレベルはグランド電圧VSSである。一般的に、このグランド電圧VSSは制御回路100の外部から供給されており、インダクター40を駆動するN型トランジスター30のソース電圧と同一電圧である。即ち、N型トランジスター30をオフする際のゲート電圧はソース電圧と同一ということになる。
ゲート電圧とソース電圧が同一の場合には、ゲート電圧はN型トランジスター30の閾値電圧(例えば0.7V程度)よりも少し低いだけである。N型トランジスター30はインダクター40を駆動するために十分なサイズ(例えばゲート容量が数百pF)を有しているため、このような閾値電圧に近い電圧で駆動すると、N型トランジスター30がオフになるまでの時間が長くなる。即ち、図2に示すように、ゲート電圧である駆動信号GDの波形がなまり、ハイレベル(VDD)から閾値電圧に達するまでの時間が長くなる。このように駆動波形がなまると、スイッチングレギュレーターの電力効率(スイッチングレギュレーターの入力電力に対する出力電力の割合)が低下するという課題がある。
また、N型トランジスター30がオフになると、インダクター40からキャパシター60へ電流が流れるため、ドレイン電圧Vdはグランド電圧VSS付近から出力電圧VOUT付近まで急激に上昇する。そうすると、図2に示すように、N型トランジスター30のゲート−ドレイン間容量によりゲート電圧が高電圧側に引っ張られるので、更にオフになるまでの時間が長くなる。また、ドレイン電圧Vdが上昇するのはゲート電圧(駆動信号GD)が閾値電圧付近となったときであるため、一旦オフになったN型トランジスター30が、ゲート電圧が引っ張られることによって再度オンになる可能性がある。再度オンになると、PWM波形が乱れるため、スイッチングレギュレーターの出力電圧VOUTが不安定になる可能性がある。
2.スイッチングレギュレーターの制御回路
図3に、上記のような課題を解決できる本実施形態のスイッチングレギュレーターの制御回路の構成例を示す。図3の制御回路100は、スイッチングレギュレーターの制御信号SGを生成する信号生成回路10と、その制御信号SGを受けて、インダクター40を駆動するN型トランジスター30のゲートに対して駆動信号GDを出力する出力回路20と、を含む。
出力回路20は、N型トランジスター30をオフする駆動信号GDのオフ電圧レベル(即ち、駆動信号GDのローレベル)として、N型トランジスター30のソース電圧よりも低い電圧レベルを出力する。具体的には、N型トランジスター30のソースはグランド電圧VSSのノードに接続されている。一方、出力回路20にはグランド電圧VSSよりも低い電圧VOUTMが供給されており、出力回路20は駆動信号GDのローレベルとして、N型トランジスター30のソース電圧よりも低い電圧VOUTMを出力する。
このようにすれば、N型トランジスター30をオフにする際の駆動信号GDの波形を急峻にすることが可能となり、N型トランジスター30がオンからオフになるときの時間を短くすることができる。これにより、スイッチングレギュレーターの効率向上や、N型トランジスター30が再度オンになることの抑制が可能になる。
なお、図3ではN型トランジスター30のソース電圧をグランド電圧VSSとしたが、本実施形態では、電圧VOUTMがN型トランジスター30のソース電圧よりも低い電圧となっていればよく、N型トランジスター30のソース電圧はグランド電圧VSSに限定されない。また、図3では出力回路20には電源電圧VDDが供給され、インダクター40の一端には、それとは異なる電源からの電源電圧VCCが供給されるが、本実施形態はこれに限定されず、出力回路20とインダクター40の一端には共通の電源からの電源電圧VDDが供給されてもよい。
3.詳細構成
図4に、本実施形態のスイッチングレギュレーターの制御回路の詳細な構成例を示す。図4の制御回路100は、信号生成回路10、出力回路20を含む。信号生成回路10は、電圧分割回路11、誤差増幅回路12(エラーアンプ)、基準電圧生成回路13、発振回路14(三角波生成回路)、比較回路15(コンパレーター)を含む。また出力回路20は、レベルシフター21、プリバッファー22を含む。なお図1で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
比較回路15は、ハイレベルが電源電圧VDD(高電位側電源電圧、例えば3.3V)であり、ローレベルがグランド電圧VSS(低電位側電源電圧)である制御信号SGを出力する。そして、レベルシフター21には端子TVMから負電位の電圧VOUTM(例えば−3.3V)が入力され、レベルシフター21は、制御信号SGの電圧レベルをシフトさせ、ハイレベルが電源電圧VDDでありローレベルが電圧VOUTMである信号LQを出力する。例えば、レベルシフター21は、ハイレベルの制御信号SGに対してハイレベルの信号LQを出力する正転出力である。なお、レベルシフター21は、ハイレベルの制御信号SGに対してローレベルの信号LQを出力する反転出力であってもよい。
プリバッファー22には端子TVMから負電位の電圧VOUTMが入力される。そして、プリバッファー22は、信号LQをバッファリングし、ハイレベルが電源電圧VDDでありローレベルが電圧VOUTMである駆動信号GDをN型トランジスター30のゲートへ出力する。
なお、制御回路100の各構成要素は集積回路装置として集積されてもよいし、ディスクリートの回路要素で構成されてもよい。制御回路100が集積回路装置で構成される場合には、電圧VOUTMは図4のように外部から端子TVMを介して供給されてもよいし、図8で後述のように内部で生成してもよい。
図5に、上記の制御回路100を適用した図4のスイッチングレギュレーターのシミュレーション波形を示す。図5に示すように、期間T1では出力回路20はハイレベル(VDD)の駆動信号GDを出力し、N型トランジスター30はオンになり、インダクター40及びN型トランジスター30を介して電源電圧VDDのノードからグランド電圧VSSのノードへ電流が流れる。インダクター40を流れる電流は、時間の経過と共に増加する。期間T1では、N型トランジスター30のドレイン電圧Vdはグランド電圧VSS付近である。
期間T1に続く期間T2、T3では、出力回路20はローレベル(VOUTM)の駆動信号GDを出力し、N型トランジスター30はオフになる。まず期間T2では、インダクター40及びダイオード50を介して電源電圧VDDのノードからキャパシター60へ電流が流れる。このとき、インダクター40が流す電流は時間の経過と共に減少するのでドレイン電圧Vdは電源電圧VDDよりも高くなり、電源電圧VDD(例えば3.3V)よりも高い出力電圧VOUT(例えば6V)を得ることができる。出力電圧VOUTはキャパシター60により平滑化され、期間T1〜T3に渡ってほぼ一定の出力電圧VOUTを出力するようになっている。
スイッチングレギュレーターの負荷(電流負荷)が比較的小さい場合には、インダクター40からキャパシター60への電流は、N型トランジスター30がオフの期間の途中でゼロになる。この動作モードを電流断続モードと呼ぶ。期間T3は、電流断続モードにおいてインダクター40からキャパシター60への電流がゼロとなっている期間である。この期間T3では、ドレイン電圧Vdがリンギングを生じ、電源電圧VDDに漸近していく。以後、期間T1〜T3を繰り返すが、信号生成回路10が期間T1の長さをPWM制御しており、上述したように出力電圧VOUTが一定となるように期間T1の長さが制御されている。
図6に、図4のスイッチングレギュレーターにおいてN型トランジスター30がオンからオフになるときの駆動信号GD及びN型トランジスター30のドレイン電圧Vdの電圧変化を示す。なお、図6の横軸の1目盛りは、図2の横軸の1目盛りと同じ時間の長さを表している。
図6に示すように、駆動信号GDのローレベルを負電位の電圧VOUTMにしたことにより、N型トランジスター30のゲート電圧がハイレベルからローレベルになるときの波形は、図2に示す比較例の場合と比べて急峻になっている。即ち、ゲート電圧が電源電圧VDDから閾値電圧(例えば0.7V程度)に達するまでの時間を短くでき、スイッチングレギュレーターの電力効率を向上できる。また、ドレイン電圧Vdがグランド電圧VSS付近から急激に出力電圧VOUT(例えば6V)となったときのゲート電圧への影響も、図2に示す比較例の場合と比べて小さくなっている。即ち、N型トランジスター30が再度オンになる可能性を小さくでき、出力電圧VOUTをより安定した一定の電圧に保つことができる。
以上の実施形態では、出力回路20は、N型トランジスター30をオフするオフ電圧レベルとして、負電位の電圧レベル(電圧VOUTM)を出力する。
インダクター40を駆動するN型トランジスター30のソースは、一般的には電位の基準となる電圧(0V、例えばグランド電圧VSS)に設定されている。このような場合に、その基準となる電圧(0V)に対して負電位である電圧VOUTMをN型トランジスター30のゲートに印加することによって、N型トランジスター30のソース電圧よりも低い電圧レベルでN型トランジスター30をオフできる。これにより、上述したような電力効率の向上や出力電圧VOUTの安定化を実現できる。
また本実施形態では、制御回路100は、N型トランジスター30のソース電圧よりも低い電圧レベル(電圧VOUTM)が供給される端子TVMを含む。そして、出力回路20は、その端子TVMからの電圧レベル(電圧VOUTM)に基づいて、N型トランジスター30をオフするオフ電圧レベル(電圧VOUTM)を出力する。
このようにすれば、例えば本実施形態のスイッチングレギュレーターを含むシステム等で用いられる負電位の電圧を、端子TVMを介して制御回路100に供給できるこれにより、システム等に備わっている負電位の電圧を用いて駆動信号GDのローレベルとして負電位の電圧レベルを出力できる。
4.出力回路の詳細構成
図7に、出力回路20の詳細な構成例を示す。出力回路20は、レベルシフター21とプリバッファー22を含む。レベルシフター21は、インバーターINA、INBと、P型トランジスターTPA、TPBと、N型トランジスターTNA〜TNDを含む。またプリバッファー22は、インバーターINC、INDを含む。
レベルシフター21のインバーターINA、INBは、電源電圧VDDとグランド電圧VSSで動作している。また、トランジスターTPA、TPB、TNA〜TNDで構成されるクロスカップリング部は、電源電圧VDDと負電位の電圧VOUTMで動作している。
そして、ハイレベル(VDD)の制御信号SGがインバーターINAに入力された場合には、トランジスターTPB、TNBのゲートにグランド電圧VSSが入力されるので、トランジスターTNCのゲート電圧が電源電圧VDDに向かって上昇する。トランジスターTPA、TNAのゲートには電源電圧VDDが入力されるので、トランジスターTNDのゲートが電圧VOUTMとなり、信号LQがハイレベル(VDD)に確定する。
一方、ローレベル(VSS)の制御信号SGがインバーターINAに入力された場合には、トランジスターTPA、TNAのゲートにグランド電圧VSSが入力されるので、トランジスターTNDのゲート電圧が電源電圧VDDに向かって上昇する。トランジスターTPB、TNBのゲートには電源電圧VDDが入力されるので、トランジスターTNCのゲートが電圧VOUTMとなり、信号LQがローレベル(VOUTM)に確定する。
プリバッファー22のインバーターINC、INDは、信号LQの電圧レベルを駆動信号GDの電圧レベルとして出力する。例えばインバーターINCよりもインバーターINDの駆動能力が高く設定し、N型トランジスター30のゲートを駆動するために十分な能力を持たせるようにすればよい。
5.制御回路の変形例
図8に、制御回路100の変形例を示す。図8の制御回路100は、信号生成回路10、出力回路20、昇圧回路80、レギュレーター90(増幅回路)を含む。なお図1や図3、図4で説明した構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
昇圧回路80は、N型トランジスター30のソース電圧よりも低い電圧レベルを生成する。即ち、グランド電圧VSSよりも低い負電位の電圧VOUTMを生成し、その電圧VOUTMを出力回路20のレベルシフター21とプリバッファー22へ供給する。昇圧回路80は、スイッチドキャパシター回路により電圧変換を行うチャージポンプ式の昇圧回路で構成され、端子TVDから供給される電源電圧VDDを電圧VOUTMに変換する。ここでチャージポンプ式の昇圧回路とは、複数のキャパシターとそれらを接続する複数のスイッチ素子とで構成される回路である。そして、スイッチ素子のオン・オフによりキャパシターの接続関係を変更し、キャパシターの充電とキャパシター間のチャージ再分配とを繰り返すことにより電圧変換を行う。
出力回路20は、昇圧回路80から供給される負電位の電圧VOUTMで動作し、比較回路15からの制御信号SGの電圧レベルを駆動信号GDの電圧レベルに変換し、その駆動信号GDでN型トランジスター30を駆動する。
レギュレーター90は、端子TVDからの電源電圧VDDと昇圧回路80からの負電位の電圧VOUTMとに基づいて、所定の電圧を端子TCへ出力する。所定の電圧は、電源電圧VDDから電圧VOUTMの範囲内の電圧である。例えば、図11等で後述するようにスイッチングレギュレーターを電気光学パネルのドライバーの電源に適用した場合には、レギュレーター90は、電源電圧VDDと電圧VOUTMからコモン電圧VCOMを生成してもよい。コモン電圧VCOMは、画素を構成する電気光学素子の一方の電極に供給される電圧である。
以上の実施形態では、スイッチングレギュレーターの制御回路100は、N型トランジスター30のソース電圧よりも低い電圧レベルを生成する昇圧回路80を含む。そして、出力回路20は、昇圧回路80の出力に基づいて、N型トランジスター30をオフするオフ電圧レベル(電圧VOUTM)を出力する。
このようにすれば、例えば制御回路100を含む集積回路装置が負電位を発生する電源を内蔵するような場合に、その負電位を利用してN型トランジスター30のオフ電圧レベルを発生させることが可能となる。例えば電気光学パネルのドライバー等では、電気光学パネルを駆動するために種々の電圧(例えば図12)をさせる必要があり、その中に負電位も含まれている。
6.スイッチングレギュレーターの変形例
以上の実施形態ではスイッチングレギュレーターが正極性の昇圧回路である場合を例に説明したが、本実施形態はこれに限定されない。
図9に、スイッチングレギュレーターの第1変形例を示す。図9のスイッチングレギュレーターは、制御回路100、P型トランジスター70、インダクター40、ダイオード50、キャパシター60を含む。制御回路100は、信号生成回路10、出力回路20を含む。
このスイッチングレギュレーターは逆極性の昇圧回路である。即ち、P型トランジスター70がオンのときには、P型トランジスター70を介してインダクター40に電流が流れる。そして、P型トランジスター70がオフのときには、ダイオード50を介してキャパシター60からインダクター40に電流が流れるので、出力電圧VOUTはグランド電圧VSSよりも低い電圧になる(例えばVCC=3.3V、VOUT=−6V)。出力電圧VOUTは、信号生成回路10が行うPWM制御により一定に保たれる。
図10に、スイッチングレギュレーターの第2変形例を示す。図10のスイッチングレギュレーターは、制御回路100、P型トランジスター70、インダクター40、ダイオード50、キャパシター60を含む。制御回路100は、信号生成回路10、出力回路20を含む。
このスイッチングレギュレーターは降圧回路である。即ち、P型トランジスター70がオンのときには、P型トランジスター70を介してインダクター40からキャパシター60へ電流が流れる。このとき、インダクター40の両端の電位差はVCCを越えない。そして、P型トランジスター70がオフのときには、ダイオード50を介してインダクター40からキャパシター60へ電流が流れる。このとき、インダクター40の両端の電位差は反転しているが、大きさはVCCを越えないので、出力電圧VOUTは電源電圧VCCよりも低い電圧になる(例えばVCC=3.3V、VOUT=2.0V)。出力電圧VOUTは、信号生成回路10が行うPWM制御により一定に保たれる。
第1変形例及び第2変形例では、制御回路100は、スイッチングレギュレーターの制御信号SGを生成する信号生成回路10と、制御信号SGを受けて、インダクター40を駆動するP型トランジスター70のゲートに対して駆動信号GDを出力する出力回路20と、を含む。そして、出力回路20は、P型トランジスター70をオフする駆動信号GDのオフ電圧レベルとして、P型トランジスター70のソース電圧(電源電圧VCC)よりも高い電圧レベル(電圧VOUTP)を出力する。
このようにP型トランジスター70のソース電圧よりも高い電圧VOUTPでオフすることにより、N型トランジスター30の場合と同様にオンからオフになる時間を短縮してスイッチングレギュレーターの効率向上等を実現できる。
なお、P型トランジスター70をオンする際には、例えばグランド電圧VSSの駆動信号GDを出力すればよい。また、電圧VOUTPは、制御回路100の外部から端子を介して入力されてもよいし、制御回路100に内蔵された電源回路で生成されてもよい。また、電源電圧VCCは、制御回路100の電源電圧VDDと共通の電源から供給されてもよいし、別個の電源から供給されてもよい。
7.電子機器
図11に、本実施形態のスイッチングレギュレーターを適用した電子機器の構成例を示す。なお、以下では電気光学パネルを駆動するドライバーにスイッチングレギュレーターを適用した場合を例に説明するが、本実施形態はこれに限定されず、スイッチングレギュレーターにより電源供給を行う種々の電子機器に適用できる。
図11の電子機器は、画像表示を行う電気光学パネル230と、電気光学パネル230を駆動するドライバー210と、ドライバー210の制御を行うホストコントローラー200と、を含む。このような電子機器としては、例えば携帯電話端末やスマートフォン等のモバイル端末を想定でき、ホストコントローラー200としては、例えばアンテナを介して基地局との通信を行うベースバンドエンジンを想定できる。
電気光学パネル230は、基板(ガラス基板)上に液晶とトランジスター(例えばTFT(Thin Film Transistor))で構成された画素がマトリックス状に配置されたアクティブマトリックス型の液晶パネルである。なお電気光学パネル230は、パッシブマトリックス型の液晶パネルであってもよいし、或はEL(Electro-Luminescence)パネル等の液晶パネル以外の表示パネルであってもよい。
ドライバー210は、スイッチングレギュレーター301を有する電源回路300と、電気光学パネル230のデータ線(ソース線)を駆動するデータドライバー310(ソースドライバー)と、電気光学パネル230の走査線(ゲート線)を選択する走査ドライバー320(ゲートドライバー)と、を含む。このドライバー210は、例えば集積回路装置として構成される。図示を省略しているが、スイッチングレギュレーター301に用いるインダクター等は外付け部品として集積回路装置の外部に設けられる。
図12に、電源回路300が生成する電源のシステム構成例を示す。電源回路300は、スイッチングレギュレーター301(SW−REG)と、更に、チャージポンプ式の昇圧回路DCDC2〜DCDC4と、レギュレーターRG1〜RG6と、を含む。
昇圧回路DCDC2は、電子機器のシステムの電源電圧VDD=3.3Vを反転昇圧して電圧VOUTM=−3.3Vを生成する。その電圧VOUTMと電圧VDDからレギュレーターRG1がコモン電圧VCOM=−0.5Vを生成する。コモン電圧VCOMは、マトリックス配置の画素の共通電極に供給される電圧である。
昇圧回路DCDC3は、電圧VOUTMと電圧VDDと後述する電圧VGHREGとに基づいて電圧VEE=−14.9Vを生成する。その電圧VEEと電圧VDDからレギュレーターRG2が電圧VGL=−6Vを生成する。ゲート用電圧VGLは、画素を選択するトランジスターのゲートに供給するローレベルの電圧である。また、電圧VEEと電圧VDDからレギュレーターRG3がデータ線駆動用電圧AVDDN=−5Vを生成する。データ線駆動用電圧AVDDNは、データ線を負極性で駆動するアンプの電源電圧である。
スイッチングレギュレーター301(SW−REG)は、電圧VDDを昇圧して電圧VOUT=6Vを生成する。その電圧VOUTと電圧VEEからレギュレーターRG4がデータ線駆動用電圧AVDDP=5Vを生成する。データ線駆動用電圧AVDDPは、データ線を正極性で駆動するアンプの電源電圧である。また、電圧VOUTと電圧VEEからレギュレーターRG5が電圧VGHREG=5Vを生成する。
昇圧回路DCDC4は、その電圧VGHREGを昇圧し、電圧VOUT4=10Vを生成する。その電圧VOUT4と電圧VEEからレギュレーターRG6がゲート用電圧VGH=8Vを生成する。ゲート用電圧VGHは、画素を選択するトランジスターのゲートに供給するハイレベルの電圧である。
データドライバー310は、電源回路300が生成したデータ線駆動用電圧AVDDP、AVDDNに基づいて電気光学パネル230のデータ線を駆動する。例えばデータドライバー310は、隣り合うデータ線を正負交互に極性を反転させて駆動するドット反転駆動を行う。ドット反転駆動とは、例えばRGBのデータ線がある場合に、R、Bのデータ線を正極性(AVDDP〜VCOMの範囲)で駆動し、Gのデータ線を負極性(AVDDN〜VCOMの範囲)で駆動する手法である。
より具体的には、データドライバー310には、ホストコントローラー200から水平同期信号と、ドットクロックと、ドットクロックに同期した画像データと、が入力される。データドライバー310は、水平同期信号とドットクロックに基づいて走査線ごとに画像データをラッチする。またデータドライバー310は、電圧AVDDPやAVDDNを用いて階調電圧を生成する。そして、ラッチした画像データに応じた階調電圧をデータ線毎にD/Aコンバーターで選択し、その階調電圧をデータ線駆動アンプで増幅してデータ線に出力する。データ線駆動アンプには、電圧AVDDPを電源とする正極性用アンプと電圧AVDDNを電源とする負極性用アンプとがあり、ドット反転駆動に応じていずれかのアンプが選択される。
走査ドライバー320は、電源回路300が生成したゲート用電圧VGH、VGLに基づいて電気光学パネル230の走査線を選択する。具体的には、走査ドライバー320には、ホストコントローラー200から垂直同期信号と水平同期信号が入力される。走査ドライバー320は、その垂直同期信号と水平同期信号に基づいて選択した走査線をアクティブ(例えばゲート用電圧VGH)にする。電気光学パネル230では、その選択された走査線に接続される画素のトランジスターがオンになり、その画素にデータ線を介してデータ電圧が書き込まれる。
以上で説明したように、ドライバー210の電源回路300には、電気光学パネル230を駆動するために種々の昇圧回路やレギュレーターが含まれており、その中には、負電位の電圧VOUTMを生成する昇圧回路DCDC2が含まれている。このような回路内に元々備わっている昇圧回路DCDC2の出力を用いることによって、スイッチングレギュレーターのインダクター40を駆動するN型トランジスター30をソース電圧よりも低い電圧VOUTMでオフすることが可能となる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また本実施形態及び変形例の全ての組み合わせも、本発明の範囲に含まれる。また制御回路、スイッチングレギュレーター、電源回路、ドライバー、電子機器の構成・動作や、スイッチングレギュレーターの制御手法等も、本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
10 信号生成回路、11 電圧分割回路、12 誤差増幅回路、
13 基準電圧生成回路、14 発振回路、15 比較回路、20 出力回路、
21 レベルシフター、22 プリバッファー、23 プリバッファー、
30 N型トランジスター、40 インダクター、50 ダイオード、
60 キャパシター、70 P型トランジスター、80 昇圧回路、
90 レギュレーター、100 制御回路、200 ホストコントローラー、
210 ドライバー、230 電気光学パネル、300 電源回路、
301 スイッチングレギュレーター、310 データドライバー、
320 走査ドライバー、
AVDDN,AVDDP データ線駆動用電圧、
DCDC2〜DCDC4 昇圧回路、GD 駆動信号、
INA〜IND インバーター、LQ 信号、RA,RB 抵抗素子、
RG1〜RG6 レギュレーター、SG 制御信号、T1〜T3 期間、
TC,TGD,TVD,TVM,TVQ 端子、
TNA〜TND N型トランジスター、TPA,TPB P型トランジスター、
VCC 電源電圧、VCOM コモン電圧、Vd ドレイン電圧、
VDD 電源電圧、VE,VEE,VGHREG,VOUT4 電圧、
VGH,VGL ゲート用電圧、VOUT 出力電圧、
VOUTM,VOUTP 電圧、Vref 基準電圧、VSS グランド電圧、
VTW 三角波、VX 分割電圧

Claims (9)

  1. スイッチングレギュレーターの制御信号を生成する信号生成回路と、
    前記制御信号を受けてインダクターを駆動するN型トランジスターのゲートに対して駆動信号を出力する出力回路と、
    を含み、
    前記N型トランジスターのゲート−ソース間の閾値電圧は、正の電圧であり、
    前記出力回路は、
    高電位側電源電圧の電圧レベル及び低電位側電源電圧の電圧レベルである前記制御信号を、前記高電位側電源電圧の電圧レベル及び前記N型トランジスターのソース電圧よりも低い電圧レベルの信号に変換するレベルシフターを有し、
    前記N型トランジスターをオフする前記駆動信号のオフ電圧レベルとして、前記ース電圧よりも低い電圧レベルを出力することを特徴とするスイッチングレギュレーターの制御回路。
  2. 請求項1において、
    前記出力回路は、前記N型トランジスターをオフする前記オフ電圧レベルとして、負電位の電圧レベルを出力することを特徴とするスイッチングレギュレーターの制御回路。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ソース電圧よりも低い電圧レベルを生成する昇圧回路を含み、
    前記出力回路は、前記昇圧回路の出力に基づいて、前記N型トランジスターをオフする前記オフ電圧レベルを出力することを特徴とするスイッチングレギュレーターの制御回路。
  4. 請求項3において、
    前記昇圧回路は、スイッチドキャパシター回路により電圧変換を行うチャージポンプ式の昇圧回路であることを特徴とするスイッチングレギュレーターの制御回路。
  5. 請求項1又は2において、
    前記ソース電圧よりも低い電圧レベルが供給される端子を含み、
    前記出力回路は、前記端子からの電圧レベルに基づいて、前記N型トランジスターをオフする前記オフ電圧レベルを出力することを特徴とするスイッチングレギュレーターの制御回路。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記出力回路は、
    前記レベルシフターからの前記信号に基づいて前記駆動信号を出力するプリバッファーを有することを特徴とするスイッチングレギュレーターの制御回路。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載されたスイッチングレギュレーターの制御回路を含むことを特徴とする集積回路装置。
  8. 請求項1乃至のいずれかに記載されたスイッチングレギュレーターの制御回路と、
    前記インダクターと、
    前記N型トランジスター
    を含むことを特徴とするスイッチングレギュレーター。
  9. 請求項に記載されたスイッチングレギュレーターを含むことを特徴とする電子機器。

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