JP6294036B2 - ロボット関連情報を監視/分析してスマートデバイス上に表示するシステム - Google Patents

ロボット関連情報を監視/分析してスマートデバイス上に表示するシステム Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、その開示内容全体が本明細書中に参照として援用されている、2012年9月7日付けで出願された、米国仮特許出願第61/698,081号明細書に対して優先権を請求する。
本発明は、ロボット関連情報を監視/分析して、ロボット情報表示をスマートデバイス(iPhone、iPod、Android、PC、または、他のこうしたタイプのデバイス)上で生成するためのシステムと方法とに関する。
産業用途におけるロボットシステムの使用が、こうしたシステムのプログラミングと操作と保守点検における複雑性のために、ロボットと他の関連構成要素との綿密な監視を必要とすることが多い。例えば、ロボットシステムのオペレータは、そのロボットシステムと共に使用する各々のロボットまたは構成要素の現在の状態、ロボットシステムの生産状態、工程情報の要約、および、診断情報を含む、ロボットシステムに関する情報に対する連続的なアクセスを必要とするだろう。
多くの具体例では、こうしたロボットシステムのオペレータは、単一のカスタマーサイト(customer site)内の、または、さらには複数のカスタマーサイトの全体にわたっての、様々な異なる場所に分散した幾つかの異なる独立したロボットシステムを担当しているだろう。したがって、例えば携帯電話またはラップトップコンピュータのような携帯型スマートデバイスを使用してこうしたロボットシステムを監視することが可能であることが有利である。
複数のロボットシステムとその中に含まれている構成要素とを常に監視する能力が、こうしたロボットシステムを操作する際の効率を大きく向上させる。ロボットシステム内の各ロボットの現在状態または生産状態に関する詳細な情報が入手可能であることが、そのロボットシステムのオペレータが、より迅速でより情報に基づいた決定を行うことを可能にする。さらに、各ロボットの状態に関する最新情報が、はるかに能率的かつ時間効率的な形でオペレータが定型業務または不測の保守点検をスケジュール設定することを可能にする。
ロボット関連情報を監視および表示するためのシステムが当業で公知である。例えば、標題「ロボットのためのリモート診断システム(Remote Diagnostic System for Robots)」の特許文献1と、標題「予防的保守点検のためのインテリジェント状態監視および故障診断システム(Intelligent Condition Monitoring and Fault Diagnostics System for Preventive Maintenance)」の特許文献2の各々が、ロボットシステムをリモートで監視する方法を開示している。
特許文献1は、少なくとも2つのロボットを含むロボットのためのリモート診断システムを説明し、このシステムでは、このシステムの各ロボットのコントローラが、ローカル処理能力を備えるサービスユニットにローカルで接続されている。リモートサービスセンタがコネクタサーバと、リモートサービスセンタにおいてリモート監視とリモート診断とを行うためにサービスユニットを経由してロボットコントローラとコネクタサーバとの間で情報パケットを送信するための通信インフラストラクチャとを備えている。この通信インフラストラクチャは、インターネットおよび/またはGPRS(汎用パケット無線サービス)通信ラインを使用する。
特許文献2は、1つまたは複数の構成要素に関する選択された変数の時刻歴を取得するためのデータ収集機能と、その時刻歴の指定された特徴を計算するための予処理機能と、1つまたは複数の構成要素の状態の1つまたは複数の仮説を生成するために特徴を評価するための分析機能と、1つまたは複数の仮説からその1つまたは複数の構成要素の状態を判定するための推論機能とを含む、状態監視および故障診断のためのシステムを説明している。このシステムでは、機能コントローラが、リモートサーバに対する様々な通信方法によって、ロボットコントローラからデータパケットを収集する。
従来技術のロボット監視システムは幾つかの欠点を有する。特許文献1のシステムのサービスユニットは、関連付けられたロボットからデータを収集するために必要とされる。概念的には、このサービスユニットは、そのデータのマスタとして機能し、および、ロボットコントローラ(スレーブ)からのデータを要求する。リモートサービスセンタは、分析を行うために利用される。このことは、多くの場合に、独立したサードパーティのリモートサーバの使用を必要とする。したがって、このロボットシステムのユーザは、このロボットシステムを監視するために使用されるサーバを直接的にコントールできない。同様に、特許文献2のシステムは、データを収集して分析するために複数のコントローラを必要とし、および、この場合も同様に、分析を行うためにリモートサーバが使用される。対照的に、データを収集して分析するためのローカルサーバの使用が、顧客とローカルサーバ所有者とがそのデータをコントロールすることと、このデータに対するアクセスを監視しコントロールすることとを可能にする。
さらに、多くの事例において、従来技術のロボット監視システムが、サードパーティによってコントロールされたリモートサーバに依存するので、このシステムによって監視されているロボット関連データのタイプを顧客がカスタマイズすることが不可能である。このタイプの柔軟性がないシステムでは、顧客が特定のタイプの通知を他の通知よりも優先させることが不可能であり、または、そのシステムのオペレータによって重要であると見なされることがある各々の通知を伴う情報を、そのシステムが情報に付加することを不可能にする。
米国特許第8,121,729号明細書 米国特許出願公開第2011/0173496号明細書
したがって、リモート通知のために利用可能なデータのタイプおよび形式をカスタマイズする能力を顧客に提供すると同時に、サードパーティのリモートサーバを必要とせずに安全確実にデータを記憶して顧客に対してそのデータを通信することが可能である、ローカライズされた顧客サーバを提供することが望ましい。
本発明と互換性がありかつ一致している、本発明のシステムと方法とが、スマートデバイスに対して通信されるロボットの状態を判定するためにロボット関連データを監視し収集し分析するためのローカル処理能力を有するローカルロボットコントローラを提供することによって、こうした欠点を克服する。
一実施態様では、ロボット関連データを監視および分析し、該データをスマートデバイス上で表示するためのロボット監視システムは、少なくとも1つのロボットと、少なくとも1つのロボットと通信する少なくとも1つのロボットコントローラとを備える。少なくとも1つのロボットコントローラは、ローカル処理能力を有し、かつ、少なくとも1つのロボットの状態を判定するためにロボット関連データを監視および分析するように構成されている。少なくとも1つのロボットコントローラは、少なくとも1つのロボットの状態をストレージシステムに通信するための通信デバイスをさらに有する。ストレージシステムは、電子メールサーバシステム、リモートストレージシステム、および、少なくとも1つのロボットコントローラのローカル記憶装置の少なくとも1つである。
別の実施態様では、ロボット関連情報を監視および分析してスマートデバイス上に表示するための方法は、ローカル処理能力を有する少なくとも1つのロボットコントローラと通信する少なくとも1つのロボットを提供するステップと、少なくとも1つのロボットコントローラのローカル処理能力を使用して、少なくとも1つのロボットに関するロボット関連データを監視し、収集し、分析するステップと、メッセージファイルを形成するためにロボット関連データの分析結果をフォーマットおよびパッケージ化するステップと、メッセージファイルをストレージシステムに通信するステップであって、該ストレージシステムは、電子メールサーバシステム、リモートストレージシステム、およびローカルストレージシステムのうちの少なくとも1つである、ステップと、メッセージファイルをストレージシステムからスマートデバイスに通信するステップとを備える。
本発明の上記利点と他の利点とが、添付図面を参照しながら検討される時に、以下の好ましい実施形態の詳細な説明から当業者に容易に明らかになるだろう。
図1は、本発明によるロボット監視システムのブロック図である。 図2は、電子メール通信を使用する、本発明によるシステムのブロック図である。 図3は、リモートストレージとのインターネット通信を使用する、本発明によるシステムのブロック図である。 図4は、ローカルストレージシステムとのローカル通信を使用する本発明によるシステムのブロック図である。 図5Aは、本発明によるシステムによって生成される情報ディスプレイを示す。 図5Bは、本発明によるシステムによって生成される別の情報ディスプレイを示す。 図6は、本発明によるロボットシステムを監視する方法の流れ図である。
以下の詳細な説明と添付図面とが、本発明の様々な例示的な実施形態を説明し図解する。この説明と図面は、当業者が本発明を作成および使用することを可能にする役割を果たすが、何らかの形で本発明の範囲を限定することは全く意図されていない。開示されている方法に関しては、説明されている各ステップは例示的なものであり、したがってこれらのステップの順序は、不可欠であるわけではなく、または、必須であるわけではない。
図1から図4を参照すると、本発明は、少なくとも1つのロボット20の状態を監視し分析してスマートデバイス12に通信するためのロボット監視システム10に関する。その次に、このスマートデバイス12は、少なくとも1つのロボット20の状態を表示するために使用される。本明細書で使用される場合に、術語「スマートデバイス」は、ブルートゥース、NFC、WiFi、3G、4G等のような様々なプロトコルによって他のデバイスまたはネットワークに一般的に接続されている電子デバイスを表し、ここの電子デバイスは幾らかは双方向的かつ自律的に動作することが可能であり、同時に、ディスプレイを経由してオペレータに視覚的に情報を通信するための方法も含む。このロボット監視システム10と共に使用するためのスマートデバイスの例が、携帯電話(Apple iPhone、Android等)、タブレット(Apple iPad、Amazon Kindle、Google Nexus等)、パーソナルデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、または、他の任意のこうしたデバイスを含む。このロボット監視システム10は、ストレージシステム50にロボット状態データを通信する少なくとも1つのロボットコントローラ40を含み、および、このストレージシステム50はロボット状態データをスマートデバイス12に通信する。このストレージシステム50は、電子メールサーバシステム52(図2)、リモートストレージシステム54(図3)、または、ローカルストレージシステム56(図4)の形態であるだろう。
図1に示されているように、このロボット監視システム10は、一般的に、少なくとも1つのロボット20と、この少なくとも1つのロボット20と通信している少なくとも1つのロボットコントローラ40とを備える。この少なくとも1つのロボット20と少なくとも1つのロボットコントローラ40はカスタマーサイト1(図3)に配置されており、または、特定の場合には、少なくとも1つのロボット20とこれに関連した少なくとも1つのロボットコントローラ40は、共通ストレージシステム50にすべてが通信している複数のカスタマーサイト1に配置されているだろう。カスタマーサイト1は、少なくとも1つのロボット20と少なくとも1つのコントローラ40とがその両者の間の通信を確立するためのローカル接続を有する任意のサイトであるだろう。このローカル接続は、典型的には、ケーブルまたは他の直接接続によって生じさせられるが、無線通信を含む、ロボット20とロボットコントローラ40との間のローカルデータ通信のあらゆる既知の方法が使用できるということを理解されたい。ロボット20は、例えば、部品アセンブリ、包装、部品移送、材料除去、溶接、塗装のために使用されるロボット20を含む、ロボット監視システム10とロボットコントローラ40とに適合可能なあらゆる形態のロボットであってよい。
カスタマーサイト1に配置されているロボットコントローラ40は、少なくとも1つのロボット20の状態に関するあらゆる関連した情報またはデータを監視し収集し分析するためのローカル処理能力を有するロボットコントローラプロセッサ42と、この関連したデータを記憶するためのロボットコントローラ記憶装置44とを備える。このロボットコントローラ40は、ロボット監視システム10によって使用されるロボット関連データのマスタとして機能する。ロボットコントローラ40は、さらに、ロボット関連データの収集と分析とのためにロボットコントローラ40上で動作する少なくとも1つのローカルソフトウェアアプリケーション60も備える。この少なくとも1つのローカルソフトウェアアプリケーション60はロボットコントローラ記憶装置44内に記憶され、および、ロボットコントローラプロセッサ42によって実行されるだろう。
このローカルソフトウェアアプリケーション60は、予め決められたトリガが起動される時にはいつも、または、予め決められたタスクの開始時または完了時に、ロボット関連データに関してロボットコントローラ40がロボット20に問い合わせることを生じさせるように構成されているだろう。あるいは、この代わりに、このローカルソフトウェアアプリケーション60は、ロボット20によって定義された予め決められたトリガに基づいてロボット20によってロボットコントローラ40に対して通信されたあらゆるロボット関連データを、受信し、分析し、この分析結果を記憶するようにも構成されているだろう。少なくとも1つのローカルソフトウェアアプリケーション60を使用して、ロボットコントローラ40は、ロボットのモデル、ロボットとその構成要素(ロボットに関連付けられたセンサを含む)の現在の状態、ロボットの現状の生産状態、ロボットが実行するように構成されている工程またはタスクに関するあらゆる情報、および、少なくとも1つのロボット20の状態を把握することに関連していることがある任意の他の診断情報のような、一般的にロボット20の状態に関係するデータを収集するだろう。
システム10は、さらに、ケーブルのような、ロボットコントローラ40に対するローカル接続を有する、教示ペンダント70を含むだろう。この教示ペンダント70は、一般的に、指定されたタスクを行うようにロボット20をプログラムすることを補助するハンドヘルド型のコントローラおよびプログラミングユニットである。この教示ペンダント70は、ディスプレイと、この教示ペンダント70上で動作する任意のソフトウェアアプリケーション72を操作およびプログラムするためのインタフェースとを含む。この教示ペンダント70は、ロボット20およびロボットコントローラ40と通信するための、この教示ペンダント70上で動作するソフトウェアアプリケーションを含むだろう。ロボットコントローラ40によって収集され、受信され、記憶され、または、通信されることがある、あらゆるロボット関連データも、教示ペンダント70によって、収集され、受信され、記憶され、または、さらに通信されるだろう。
この教示ペンダント70は、ロボットコントローラ40上で動作するローカルソフトウェアアプリケーション60のデータ収集をカスタマイズするために使用されることがある。教示ペンダント70は、その教示ペンダント70のオペレータがロボット20またはロボットコントローラ40の動作を変更する特定のトリガを指定することを可能にする教示ペンダントプログラミングソフトウェア72を含むことがある。例えば、教示ペンダント70のオペレータが、ロボット20とロボットコントローラ40と教示ペンダント40の中の1つによってエラーが検出される時に、ロボットコントローラ40が指定されたタスクをロボット20が停止させることを引き起こすべきであるということを指定することがある。同様に、教示ペンダントプログラミングソフトウェア72を実行する教示ペンダント70が、ストレージシステム50に対するさらに別の通信のためにロボットコントローラ40にこうしたエラーが通信されるということを指定するために使用されることがある。したがって、教示ペンダント70は、スマートデバイス12に対する更なる通信のために、ロボットコントローラ40によってストレージシステム50に対して通信されるロボット関連データのタイプと形式をカスタマイズする方法として使用されるだろう。ロボット関連データのタイプと形式が、ロボット監視システム10のオペレータの選好に基づいて、ロボット監視システム10内に含まれる少なくとも1つのローカルソフトウェアアプリケーション60のいずれかを更新するか、交換するか、または、さらには環境設定することによって、カスタマイズされるだろうということも理解されたい。
上述したように、ロボットコントローラ40が、ロボット監視システム10のオペレータの必要に応じて、ロボット20、ロボットコントローラ40自体、または、教示ペンダント70のいずれかによって検出されているデータまたは記憶装置内に記憶されているデータを収集して分析するように構成されていることがあるということを理解されたい。さらに、ロボット関連データの収集が、単独でまたは互いに連携して動作する少なくとも1つのローカルソフトウェアアプリケーション60のいずれかによって行われることがあり、および、少なくとも1つのローカルソフトウェアアプリケーション60は、必要なローカル処理能力を有するロボット監視システム10のいずれかの構成要素上で動作していることがあるということを理解されたい。しかし、すべての場合において、ロボットコントローラ40は、ロボット監視システム10の適正な動作と保守点検とのためにオペレータにとって重要であると考えられてきたすべてのロボット関連データを収集して分析するために使用される。
ロボットコントローラ40によって収集されるロボット関連データは、例えば、ロボット20の状態、ロボットの構成要素の状態、ロボットの生産の状態、ロボットに関係する工程情報の要約、および、ロボットに関する診断情報を含むだろう。ローカル処理能力を有するロボットコントローラ40はロボット関連データに関して分析を行い、および、このロボットコントローラ40は、ストレージシステム50にロボット関連データを通信するために、どのロボット関連データがロボットコントローラ40の通信デバイス45に送信されるかを選別する。ロボットコントローラ40上で動作する少なくとも1つのローカルソフトウェアアプリケーション60は、何のロボット関連データが通信デバイス45に送信されるかを決定する予め決められたトリガを含む。例えば、ロボットコントローラ40は、ロボット20の構成要素が現時点で動作不能であるということを表示するロボット20に関連するデータを収集および分析するだろう。ロボットコントローラ40内に含まれているローカルソフトウェアアプリケーション60は、このデータを、通信デバイス45によってストレージシステム50に通信されなければならないロボット関連データとして認識するように構成されている。
ロボットコントローラ40は、さらに、ストレージシステム50内に格納されるべきロボット関連データをフォーマットするように構成されている。このロボットコントローラ40が、ロボットコントローラ40上で動作するローカルソフトウェアアプリケーション60の少なくとも1つの使用によって、ロボット関連データフォーマットをフォーマットすることが好ましいだろう。ロボットコントローラ40は、ストレージシステム50に送信するためのロボット関連データの様々なタイプを定義するために、固有のプロトコルを使用する。全てのノードが、識別名と、サブノード構造において履歴データを格納する機能とを有する。この履歴データは、例えば、ロボットコントローラ40と通信しているロボット20の識別情報、ロボット関連データの収集および分析をトリガするイベントの時刻、こうしたイベントの種類を含むだろう。全てのノードは、さらに、特定のデータセットに関係付けるように添付ファイルを構造化するための関連ファイルタグノードを含む。
コード化され終わっているデータ分析結果は、通信デバイス45によってストレージシステム50に送信するためにロボットコントローラ40によってパッケージ化される。ロボットコントローラ40と共に使用するためのローカルソフトウェアアプリケーション60は、さらに、データ分析結果に加えて追加のファイルがストレージシステム50に関連付けられてストレージシステム50に送信されるべきかを判定するためにトリガが起動されている時に、ロボット監視システム10の他の構成要素にさらに問い合わせるように構成されているだろう。例えば、ローカルソフトウェアアプリケーション60は、ロボット20によってアセンブリされている物品にロボット20の視覚システムが製造エラーを発見しているということを検出することがある。この場合には、ローカルソフトウェアアプリケーション60は、ロボット20と通信して視覚システムに問い合わせを行い、ロボットコントローラ40とこの視覚システムは、製造エラーを有する物品のディジタル写真画像を撮影するだろう。その次に、このディジタル写真画像は、このディジタル写真画像の撮影をトリガしたデータ分析結果と共に、通信のために含まれるだろう。この添付ファイルは、単一のマルチパートメッセージの形でロボット関連データと共に送信するためにテキストオンリーのファイルタイプに変換される必要があるだろう。
上述したように、ロボットコントローラ40は、様々な形態のデータの記憶および通信を使用してスマートデバイス12にロボット20の状態を通信するように構成されているだろう。したがって、ストレージシステム50は、電子メールサーバシステム52、リモートストレージシステム54、または、ローカルストレージシステム56の形態であるだろう。ストレージシステム50は、ロボット20の状態をスマートデバイス12に通信するように構成されている。以下では、術語「メッセージファイル」が、ロボットコントローラ40からストレージシステム50に、さらにはこのストレージシステム50からスマートデバイス12に個別の通信において送信される、ロボット20の状態を表示するすべてのロボット関連データを意味するために使用される。メッセージファイル100(図6)は、ロボット関連データと、テキストベースのフォーマットに変換された添付ファイルとを含み、メッセージファイル100が単一のマルチパートのテキストベースのメッセージとして送信されることを可能にする。
電子メールサーバシステム52は、カスタマーサイト1に全体的にローカルで含まれるか、または、この代わりに、電子メールサーバシステム52は、リモートサイト2に配置されているその構成要素を含むだろう。全体的にローカルで含まれる場合には、この電子メールサーバシステム52は、ケーブルのような、ロボットコントローラ40に対する直接的な接続を有するだろう。しかし、無線通信のようなあらゆる形態のローカル接続が行われてもよいということを理解されたい。
次に図2を参照すると、電子メールサーバシステム52がストレージシステム50として使用される時には、ロボットコントローラ40の通信デバイス45は、メールクライアントとして機能する。この通信デバイス45は、メッセージファイル100を所望の受信者電子メールアドレス(受信者名とドメイン名とを含む)に送信するための電子メールメッセージとしてメッセージファイル100を収集してフォーマットするように構成されている。このメッセージファイル100は、カスタマーサイト1に配置されている送出メールサーバの一形態であるシンプルメールトランスファープロトコル(SMTP)サーバ90に転送される。このSMTPサーバ90は、ロボットコントローラ40の構成要素として含まれるか、または、ロボットコントローラ40の少なくとも1つと通信しているカスタマーサイト1に配置されているサーバであるだろう。このSMTPサーバ90はドメインネームシステム(DNS)サーバ92に連絡する。このDNSサーバ92は、メッセージファイル100に関連付けられている指定されたドメイン名のための適切なインターネットプロトコル(IP)アドレスを決定する。SMTPサーバ90がDNSサーバ92からのすべての必要情報を得ると、メッセージファイル100は、SMTPサーバ90から、メール転送エージェント(MTA)サーバ94と呼ばれることもあるターゲットドメインのメール交換サーバに送信されることが可能である。メッセージファイル100が、MTAサーバ94によって受信される前に追加のSMTPサーバに転送されなければならないことがあるということを理解されたい。
受信者電子メールアドレスが、カスタマーサイト1にローカルに配置されているアカウントに宛てられている場合には、SMTPサーバ90は、そのカスタマーサイト1に配置されている電子メール検索サーバ96にメッセージファイル100を単純に送信するだろう。電子メール検索サーバ96は、電子メールメッセージを分類して、この電子メール検索サーバ96の記憶装置内に配置されている適切なメールボックスにその電子メールメッセージを格納する機能を有する、あらゆる電子メールサーバを意味する。その次に、電子メールメッセージの形態であるファイルメッセージ100は、ポストオフィスプロトコル(POP)とインターネットメッセージアクセスプロトコル(IMAP)のような標準的な電子メールメッセージアクセスプロトコルを使用して、電子メール検索サーバ96から検索されて取り出されるだろう。したがって、電子メール検索サーバ96は、一般的にPOPサーバまたはIMAPサーバと呼ばれることがある。
あるいは、MTAサーバ94がリモートサイト2に配置されることがある。リモートサイト2に配置されているMTAサーバ94は、例えば、少なくとも1つのロボット20と少なくとも1つの関連ロボットコントローラ90とを各々が有する複数のカスタマーサイト1からメッセージファイル100を収集するために使用されるリモートサーバであるだろう。MTAサーバ94がリモートサイト2に配置されている場合には、メッセージファイル100が、標準的な電子メール通信プロトコルによって、SMTPサーバ90から遠隔的に配置されたMTAサーバ94に中継されるだろう。MTAサーバ94は、そのメッセージファイル100がそのMTAサーバ94にメールボックスを有する受信者宛てであるか否かを認識し、そのリモートサイト2に同様に配置されている適切な電子メール検索サーバ96にそのメッセージファイル100を転送する。電子メール検索サーバ96は、メッセージファイル100を適切な受信者メールボックス内に入れる。オペレータは、スマートデバイス12の形態の電子メールクライアントを使用してメッセージファイル100にアクセスするだろう。電子メール検索サーバ96の適切なメールボックス内に格納されているメッセージファイル100は、POPまたはIMAPのような標準的な電子メールメッセージアクセスプロトコルを使用して、スマートデバイス12によってアクセスされるだろう。ロボットコントローラ40によってメッセージファイル100が当初に送信される時にそのロボットコントローラ40が複数の受信者を指定する場合には、メッセージファイル100がMTAサーバ94によって複数の受信者メールボックス内に入れられるだろうということを理解されたい。
あるいは、ストレージシステム50は、リモートストレージシステム54としてロボット監視システム10内に含むまれることがある。次に図3を参照すると、ロボットコントローラ40の通信デバイス45(図1)は、既知のインターネットプロトコルによって通信デバイス45からリモートストレージシステム54に送信するためのメッセージファイル100を収集してフォーマットするように構成されている。このリモートストレージシステム54は、リモートサイト2に配置されているリモートサーバの形態であるだろう。このリモートストレージシステム54はメッセージファイル100を受け取って、そのメッセージファイル100をリモートストレージシステム54の記憶装置64内の適切な場所に格納する。標準的なインターネットプロトコルを使用することによって、オペレータはスマートデバイス12を用いてメッセージファイル100にアクセスするだろう。
ストレージシステム50は、さらに、カスタマーサイト1に配置されているローカルストレージシステム56の形態でロボット監視システム10内に含まれていることがある。次に図4を参照すると、このローカルストレージシステム56は、ロボットコントローラ記憶装置44、または、ロボットコントローラ40とローカル通信している個別のサーバを含むだろう。このローカル通信は、必要に応じて、有線通信または無線通信の使用によって形成されるだろう。ローカルストレージシステム56は、メッセージファイル100を受信し、このメッセージファイル100をローカルストレージシステム56内の適正な場所に格納する。例えば、メッセージファイル100は、ロボットコントローラ記憶装置44に対するファイル書込み操作によって、ローカルストレージシステム56に格納されるだろう。カスタマーサイト1のオペレータは、スマートデバイス12にメッセージファイル100をアップロードすることによって、そのメッセージファイル100にアクセスするだろう。このメッセージファイル100は、ローカルストレージシステム56とスマートデバイス12との間の直接的なローカル接続を使用して、スマートデバイス12にアップロードされるだろう。このメッセージファイル100は、さらに、教示ペンダント70を経由してアクセスされることがある。教示ペンダント70はロボットコントローラ記憶装置44と通信し、および、その次に、スマートデバイス12は教示ペンダント70とローカル通信するだろう。このローカル通信は、USB接続、BluetoothTM接続、または、他のあらゆる既知の短距離ローカル接続方法によって実現されるだろう。
スマートデバイス12は、メッセージファイル100を受け取るためのスマート通信デバイス13と、図1に示されているメッセージファイル100を読み取ってデコードするためのスマートデバイスアプリケーション14とを備えている。スマート通信デバイス13がスマートデバイス12に固有であるだろうし、かつ、インターネットプロトコル、電子メールプロトコル等を含む、あらゆる既知のプロトコルを使用して、メッセージファイル100を受信する機能を含むだろうということを理解されたい。さらに、スマートデバイスアプリケーション14はスマートデバイス12の記憶装置内に格納されるだろうということも理解されたい。メッセージファイル100が、電子メールサーバシステム52、リモートストレージシステム54、または、ローカルストレージシステム56からスマートデバイス12によって受信されると、そのメッセージファイル100内に含まれているロボット関連データが、スマートデバイスアプリケーション14によってデコード(構文解析)されて、スマートデバイス12の記憶装置18内に格納される。メッセージファイル100からデコードされた情報が、そのメッセージファイル100内に含まれているロボット関連データの構造および内容に基づいて分類されて、スマートデバイス12の記憶装置18内に格納され、および、スマートデバイス12の記憶装置18内のロボット関連データおよびロボット状態のデータベースを生成する。メッセージファイル100と組み合わせた使用のために、例えばディジタル写真画像のような何らかの追加のファイルが添付されている場合には、この追加ファイルは、スマートデバイス12の記憶装置18に格納され、および、この追加ファイルが当初に組み合わされて送信されたロボット関連データに関連付けられるだろう。
スマートデバイスアプリケーション14は、メッセージファイル100内に含まれているロボット関連データの構造および内容に基づいて、メッセージファイル100内に含まれているロボット関連データを予め決められたカテゴリに分類するように構成されている。例えば、このカテゴリは、メッセージファイル100に関連付けられているロボット20の主要タスク(溶接、塗装等)によって、または、カスタマーサイト1に配置されている特定のシステムまたはジョブタスクエリア(job task area)によって定義されるだろう。あるいは、ロボット関連データは、メッセージファイル100の生成をトリガしたイベントのタイプによってカテゴリ分けされることがある。ロボット関連データは、例えば、生産の状態、工程情報、保護的保守点検アラート、診断アラート、視覚データ、ロボットの状態、用途に特化した情報等にしたがってカテゴリ分けされるだろう。
スマートデバイス12は、そのスマートデバイス12のユーザに対して、メッセージファイル100内に含まれているロボット関連データを視覚的に通信するためのディスプレイ15を含む。スマートデバイスアプリケーション14は、ロボット関連データを示すディスプレイ15上の表示(indicia)16を生成するように構成されている。この表示16は、スマートデバイスアプリケーション14がロボット関連データをそれに格納するカテゴリに基づいて表示されるだろう。例えば、各々の表示16は、カスタマーサイト1(または、複数のカスタマーサイト)に配置されている独立したロボットシステムを表現するか、または、ロボット関連データは、生産状態、工程情報等によってカテゴリ分けされるだろう。スマートデバイスアプリケーション14が、複数の異なるカテゴリによって同一のロボット関連データを分類してカテゴリ分けし、スマートデバイスアプリケーション14を操作すると同時に様々な異なる経路によってロボット関連データがアクセスされることを可能にするだろうということを理解されたい。スマートデバイスアプリケーション14を操作する方法は、選択されたスマートデバイス12に特定的であるだろうということを理解されたい。例えば、多くの携帯型デバイスはタッチスクリーン型インタフェースを使用し、一方、デスクトップコンピュータまたはラップトップコンピュータはマウス/キーボードインタフェースを使用するだろう。
スマートデバイス12のディスプレイ15の例示的な図が図5Aと図5Bとに示されている。図5Aは、「マルチプルロボットビュー(multiple robot view)」構成におけるディスプレイ15を示し、この場合には、複数のロボット20に対応するロボット関連データが、アラートとロボットと動作と工程情報とを示す表示16を用いて同時に示されている。図5Bは、「シングルロボットビュー(single robot view)」におけるディスプレイ15を示し、この場合には、単一のロボット20に対応するロボット関連データが、ロボット、工程情報、動作情報、および、その単一のロボット20に対応するあらゆるメッセージを表す表示16を使用して示されている。しかし、表示16の様々な代替的な構成と選択が、スマートデバイス12と、スマートデバイスアプリケーション14と、教示ペンダント70を使用するロボット監視システム10のカスタマイゼーションとに応じて使用されることがあるということを理解されたい。
スマートデバイスアプリケーション14は、スマートデバイス12がストレージシステム50に対するアクティブな接続を有する時にだけ、そのストレージシステム50内に収容されているメッセージファイル100にアクセスするように構成されているだろう。この場合には、スマートデバイスアプリケーション14は、そのスマートデバイスアプリケーション14を介してストレージシステム50にアクセスすることをユーザが選択する都度に、関連付けられたロボット関連データと共に所望のメッセージファイル100をダウンロードし、および、メッセージファイル100とこれに関連付けられたロボット関連データのすべてとが、スマートデバイスアプリケーション14の使用中にスマートデバイス12の記憶装置18に格納される。あるいは、スマートデバイスアプリケーション14は、特定のロボット関連データをキャッシュするか、または、選択されたロボット関連データをスマートデバイス12の記憶装置18に恒久的に格納し、したがって、アクティブな接続がストレージシステム50との間で確立されていない時にさえも、情報がアクセスされることが可能である。
さらに、スマートデバイスアプリケーション14は、メッセージファイル100の生成をトリガするイベントの直後にスマートデバイス12に送信される緊急アラート(instant alert)110(図6)の形でメッセージファイル100を受け取るように構成されているだろう。上述したように、スマートデバイス12とスマートデバイスアプリケーション14は、スマートデバイスアプリケーション14がスマートデバイス12のユーザの指示においてストレージシステム50にアクセスする時に、ストレージシステム50上に格納されているロボット関連データにアクセスし、これは「プル(pull)」通知とも呼ばれる。しかし、場合によっては、ロボット関連データが、ロボット20が破損しているか動作不能になっているというような緊急通知を必要とするイベントを表示する時に、スマートデバイス12が緊急アラートを受け取ることが好ましいことがある。関連したロボット関連データをスマートデバイス12に対して送信するこの方法は、一般的に、「プッシュ(push)」通知と呼ばれている。緊急アラート110の生成をトリガするロボット関連データのタイプがロボット監視システム10のオペレータによってカスタマイズされるだろうということを理解されたい。このカスタマイゼーションは、緊急アラート110の必要性を表示するものとして特定のロボット関連データを認識するように、ロボットコントローラ40および/またはストレージシステム50をプログラミングすることによって行われるだろう。上述したように、教示ペンダント70が、メッセージファイル100の送信をトリガするロボット関連データのタイプに関して、ロボットコントローラ40をプログラムするために使用されることがある。同様に、教示ペンダント70は、さらに、メッセージファイル100をトリガするロボット関連データのどのタイプが緊急アラート110の生成の必要性をトリガするかをカスタマイズするために使用されることがある。
どんなロボット関連データが緊急アラート110として送信されるのかについての決定が、ロボットコントローラ40またはストレージシステム50によって最初に決定されるだろう。ロボットコントローラ40がこの決定を行うために使用される場合には、ロボットコントローラ記憶装置44が、緊急アラート110の必要性をトリガすることがあるロボット関連データのタイプのリストをその記憶装置内にすでに格納しているだろう。ロボットコントローラ40はロボット関連データを分析し、および、さらには、緊急アラート110の形態でスマートデバイス12に直ちに送信されることが必要なものとしてストレージシステム50がそのメッセージファイル100を認識するために、予め決められた識別子を有するように対応するメッセージファイル100をフォーマットする。あるいは、ロボットコントローラ40は、メッセージファイル100をストレージシステム50に送信し、および、このストレージシステム50は、さらに、メッセージファイル100内に収容されているロボット関連データを分類する。このストレージシステム50は、メッセージファイル100内に収容されている予め決められた形式のロボット関連データを認識するように構成されており、および、メッセージファイル100内に収容されている特定のロボット関連データが緊急アラート110としてスマートデバイス12に送信されるべきということを示すカテゴリにストレージシステム50がロボット関連データを分類することを生じさせる。
ストレージシステム50が電子メールサーバシステム52の形態であるかまたはリモートストレージシステム54の形態であるかに係わらず、緊急アラート110がスマートデバイス12に送信されるべきということを示すロボット関連データをそのストレージシステム50が受け取っているということを、そのストレージシステム50が判定すると、そのストレージシステム50は、既知のプッシュ通知方法を使用して、通知をスマートデバイス12に「プッシュ」する。例えば、Apple Push Notification ServiceTM(APNS)が、スマートデバイス(例えば、Apple iPhone)が、その通知がすでに受け取られている時には何時でも電子メールサーバシステム52またはリモートストレージシステム54のようなサードパーティのサーバがスマートデバイス12に対して通知をプッシュすることを可能にする、常に開いているIP接続を維持することを可能にする。HTTPサーバプッシュ、Pushlet、および、ロングポーリング(long polling)を含む他の既知のプッシュ通知方法がスマートデバイス12のためのサプライヤ機構に応じて使用されるだろうということを理解されたい。
多くの具体例では、システム10の単一のオペレータが、このオペレータがそのスマートデバイス12に対して各々の緊急アラート110が送信されることを望む、複数のスマートデバイス12を有するだろう。したがって、各々の緊急アラート110は、さらに、システム10のオペレータによってどのスマートデバイス12がその緊急アラート110を受け取るように指定されるかを識別するためにフォーマットされる。この追加の情報が、ストレージシステム50に送信される前に、ロボットコントローラ40によって緊急アラート110に加えられるだろう。その次に、このストレージシステム50は、どのスマートデバイス12が関連付けられたプッシュ通知方法によってその緊急アラート110を受け取るかを決定するために、緊急アラート110を調べる。あるいは、ストレージシステム50は、このストレージシステム50の記憶装置内に格納されている緊急アラートをどのスマートデバイス12が受け取らなければならないかに関する関連情報を有するだろうし、および、緊急アラート110の受け取りが、すべての指定されたスマートデバイス12に対する緊急アラート110のプッシュをトリガする。
システム10のためのセキュリティが、スマートデバイス12がストレージシステム50からメッセージファイル100または緊急アラート110を受け取ろうと試みる都度に、または、特に、メッセージファイル100または緊急アラート110がストレージシステム50から「プル」される時に、顧客によって提供されるパスワードを要求する、スマートデバイス12上で動作するスマートデバイスアプリケーション14によって実現されるだろう。したがって、スマートデバイス12がストレージシステム50から情報をプルしようと試みる都度に、スマートデバイスアプリケーション14は、対応するパスワードを入力するようにスマートデバイス12のユーザに促す。そのユーザはパスワードを入力し、および、スマートデバイス12は、既知の通信プロトコルを使用して、そのパスワードをストレージシステム50に通信する。ストレージシステム50は、そのパスワードの正当性を、そのストレージシステム50の記憶装置内に格納されているパスワードと対照して検査する。一致が発見されると、ストレージシステム50は、あらゆる保留中のメッセージファイル100または緊急アラート110をスマートデバイス12に通信し続ける。
使用時には、ロボット監視システム10のオペレータ、最初に、メッセージファイル100の生成をトリガするイベントと、教示ペンダント70を使用してメッセージファイル100と共に送信されるべきロボット関連データのタイプとを定義するだろう。このオペレータは、ディスプレイと教示ペンダント70のインタフェースとを使用して、教示ペンダント70上で動作する教示ペンダントプログラミングソフトウェア72を操作する。この教示ペンダントプログラミングソフトウェア72は、メッセージファイル100がロボットコントローラ40からストレージシステム50に通信されることを生じさせるトリガリングイベントを定義するために使用される。あるいは、トリガリングイベントは、ロボット監視システム10内で動作する少なくとも1つのローカルソフトウェアアプリケーション60を更新または交換することによって、ロボット監視システム10内で定義され、予め定められたトリガリングイベントによって、ロボットコントローラ40が、メッセージファイル100の形式にフォーマット化するために、指定されたロボット関連データを収集および分析することを認識する
ロボット20の動作中は、ロボットコントローラ40およびロボット20は、ローカル通信している。オペレータによって指定された予め定められたトリガリングイベントメッセージファイル100の生成に関連するものとして予め定められた、ロボット20およびロボットコントローラ40からの全てのロボット関連データを収集および分析するように、ロボットコントローラ40をトリガする。ロボットコントローラ40は、ロボット関連データをフォーマットし、また、あらゆる追加ファイルを、ロボット関連データに添付するためのテキストベースのフォーマットに変換し、メッセージファイル100の形式の単一のマルチパートメッセージを生成し得る次いで、メッセージファイル100は、ロボットコントローラ40の通信デバイス45によってストレージシステム50に送信される。上述したように、ストレージシステム50は、電子メールサーバシステム52、リモートストレージシステム54、および、ローカルストレージシステム56のいずれかの形態であってもよい
電子メールサーバシステム52が使用される場合には、ロボットコントローラ40の通信デバイス45はメールクライアントとして機能し、および、メッセージファイル100を、カスタマーサイト1に配置されているSMTPサーバ90に送信する。このSMTPサーバ90は、そのメッセージファイル100内に示されている指定されたドメイン名に関する適切なIPアドレスを決定するために、DNSサーバ92と通信する。その次に、メッセージファイル100はSMTPサーバ90からMTAサーバ94に送信される。MTAサーバ94は、このMTAサーバ94に配置されているメールボックスを受信者が有するということを確認する。MTAサーバ94は、この確認を終えると、メッセージファイル100を電子メール検索サーバ96に送信し、この電子メール検索サーバ96はそのメッセージファイル100を適切な受信者メールボックスに入れる。電子メール検索サーバ96は、緊急アラート110の形でスマートデバイス12に送信されるべきロボット関連データをそのメッセージファイル100が含むか否かを判定するために、そのメッセージファイル100を調べる。電子メール検索サーバ96が緊急アラート110が送信されるべきと判定する場合には、この電子メール検索サーバ96は、既知の「プッシュ」通知方法またはプロトコルを使用して、緊急アラート110をスマートデバイス12に送信する。
リモートストレージシステム54が使用される場合には、ロボットコントローラ40の通信デバイス45は、既知のインターネットプロトコルを使用してリモートストレージシステム54にメッセージファイルを送信する。リモートストレージシステム54はメッセージファイル100を受け取り、そのリモートストレージシステム54の記憶装置64にメッセージファイル100を格納する。このリモートストレージシステム54は、緊急アラート110の形でスマートデバイス12に転送されなければならないロボット関連データをそのメッセージファイル100が含むか否かを判定するために、そのメッセージファイル100を調べる。リモートストレージシステム54が緊急アラート110を送信すべきと判定する場合には、このリモートストレージシステム54は、既知の「プッシュ」通知方法またはプロトコルを使用して、緊急アラート110をスマートデバイス12に送信する。
ローカルストレージシステム56が使用される場合には、ロボット監視システム10のオペレータが、先ず最初に、教示ペンダント70をロボットコントローラ40に接続する。その次に、このオペレータは、例えば、USBケーブルまたはブルートゥース技術のような既知の形態のローカル通信を使用して、スマートデバイス12を教示ペンダント70に接続する。ロボットコントローラ40はメッセージファイル100を教示ペンダント70に送信し、この教示ペンダント70はメッセージファイル100をスマートデバイス12に送信する。図4に示されているように、スマートデバイス12はロボットコントローラ40に直接的に接続することも可能である。
スマートデバイス12のユーザは、まず最初に、メッセージファイル100の受信および分析のためのスマートデバイスアプリケーション14をダウンロードする。このユーザはスマートデバイスアプリケーション14を開き、パスワードを提供するように促される。スマートデバイス12はストレージシステム50と通信して、適正なパスワードが提供されたか否かを判定する。適正なパスワードが入力され終わると、ストレージシステム50は、既知の通信プロトコルを使用してメッセージファイル100をスマートデバイス12に送信する。スマートデバイス12は、メッセージファイル100の受信時に、このメッセージファイル100を分析し、このメッセージファイル内に含まれるロボット関連データを予め決められたカテゴリに分類する。この予め決められたカテゴリは、表示16の形でスマートデバイス12のディスプレイ15上に表示される。スマートデバイス12のユーザは、タッチスクリーンディスプレイまたはキーボードのような、スマートデバイス12のための提供されたインタフェースを使用して、スマートデバイスアプリケーション14を操作する。その次に、そのユーザは、そのユーザに読み取り可能な形式でデータを表示するためにロボット関連データのカテゴリの1つを表す表示16の1つを選択するだろう。
メッセージファイル100が緊急アラート110として送信される場合には、スマートデバイス12は、その緊急アラート110の形で送信されるロボット関連データに対するアクセスを可能にする前に、ユーザにパスワードの入力を促すだろう。スマートデバイスアプリケーション14が、触覚的フィードバックまたは通知音の再生のような既知のスマートデバイスの通知方法を使用してユーザに対する通知を生成するように構成されていることが好ましいだろう。その次に、ロボット関連データは、スマートデバイス12のディスプレイ15によってユーザに対して表示される。緊急アラート110の受信が、メッセージファイル100に類似した仕方でスマートデバイス12がスマートデバイスアプリケーション14によってロボット関連データを提示することを生じさせるだろうということも理解されたい。
本発明によるロボットシステムを監視する方法の流れ図が図6に示されている。ステップ200において、この方法は、監視されるべき少なくとも1つのトリガリングイベントを割り当てることによって開始される。その次に、ステップ210において、システム10はそのトリガリングイベントの発生を監視する。トリガリングイベントの発生に対する周期的なチェックが判断ポイント220で行われる。トリガリングイベントが未だに発生していない場合には、この方法は、NOで分岐してステップ210に戻る。トリガリングイベントがすでに発生している場合には、この方法はYESで分岐してステップ230に進み、メッセージファイル100を生成して、このメッセージファイル100をストレージシステム50に通信する。その次に、この方法は、判断ポイント240に入り、メッセージファイルがアラート通知110として送信されるように標識されているか否かをチェックする。メッセージファイルがアラート通知110として送信されなければならない場合には、この方法はYESで分岐してステップ250に進み、緊急アラート110をスマートデバイス12に送信する。
この方法は、さらに、ステップ230から判断ポイント270に進み、ユーザがメッセージファイル100をすでに要求しているか否かをチェックする。要求がない場合には、この方法はNOで分岐して、周期的に再びチェック270を行う。要求がある場合には、この方法はYESで分岐して判断ポイント280に進み、ユーザによって適正なパスワードを入力されたかをチェックする。このパスワードが不正であるかまたは未入力である場合には、この方法はNOで分岐し、再び適正なパスワードに関してチェックする。適正なパスワードが提供されている場合には、この方法はYESで分岐してステップ290に進み、このステップ290ではメッセージファイル100はスマートデバイス12に送信される。
ロボットコントローラ40はアラートを提供することも可能である。判断ポイント220からのYES分岐は、ロボットコントローラがアラート通知を送信するべきか否かをチェックするために判断ポイント300にも進む。ステップ310では、ロボットコントローラ40は、プログラムによってアラートをスマートデバイス12に送信することが命じられる場合に、アラートをスマートデバイス12に送信する。
特許法規の規定にしたがって、本発明を、その好ましい実施形態を提示すると認識されるものにおいて説明してきた。しかし、本発明の着想または範囲からの逸脱なしに、本発明が、本明細書で具体的に図示され説明されているものとは異なる形で実施されることが可能であることに留意されたい。
10 ロボット監視システム
12 スマートデバイス
20 ロボット
40 ロボットコントローラ
42 ロボットコントローラプロセッサ
44 ロボットコントローラ記憶装置
50 ストレージシステム
52 電子メールサーバシステム
54 リモートストレージシステム
56 ローカルストレージシステム
60 ローカルソフトウェアアプリケーション
70 教示ペンダント

Claims (19)

  1. ロボット関連データを監視および分析し、前記データをスマートデバイス上で表示するためのロボット監視システムであって、
    少なくとも1つのロボットと、
    前記少なくとも1つのロボットと通信する少なくとも1つのロボットコントローラであって、
    ローカル処理能力を有し
    記少なくとも1つのロボットの状態を判定するために前記ロボット関連データを監視および分析し、該ロボット関連データの分析結果をフォーマット化して前記少なくとも1つのロボットの状態を示すメッセージファイルを生成するように構成され
    電子メールサーバシステム、リモートストレージシステム、および前記少なくとも1つのロボットコントローラのローカル記憶装置の少なくとも1つであるストレージシステムに、前記メッセージファイルを通信するための通信デバイスを有する、少なくとも1つのロボットコントローラと、
    前記メッセージファイルを生成させるように前記少なくとも1つのロボットコントローラをトリガするイベントの定義、および、該メッセージファイルと共に送信されるべき前記ロボット関連データのタイプの入力を受け付ける入力部と、を備え、
    前記少なくとも1つのロボットコントローラは、前記入力部が受け付けた前記定義の前記イベントが発生したときに、該入力部が受け付けた前記タイプの前記ロボット関連データを収集および分析するようにトリガされ、該ロボット関連データの分析結果をフォーマット化した前記メッセージファイルを生成する、ロボット監視システム。
  2. 前記ロボット関連データを収集および分析し、前記少なくとも1つのロボットコントローラをトリガする動作を実行する、少なくとも1つのソフトウェアアプリケーションをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記少なくとも1つのロボットコントローラは、前記メッセージファイルを調べて、プッシュ通知プロトコルを用いてアラート通知を前記スマートデバイスに送信するべきか否かを判定する請求項に記載のシステム。
  4. 前記少なくとも1つのロボットコントローラは、固有のプロトコルを用いて前記ロボット関連データの前記分析結果をフォーマットする、請求項に記載のシステム。
  5. 前記固有のプロトコルは、複数のノードの形にフォーマットされている前記データの分析結果を含み、
    全てのノードは、ID名と、サブノード構造内に履歴データを格納する機能とを有し、
    指定されたデータを参照するように添付ファイルを構成するためのファイルタグノードが設けられる、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記メッセージファイルは、前記分析結果に添付して該分析結果と共に送信するための追加のデータファイルをさらに含む、請求項に記載のシステム。
  7. 前記入力部は、前記少なくとも1つのロボットコントローラとローカル通信する教示ペンダントに設けられる、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記ストレージシステムは、電子メールサーバシステムであり、
    前記少なくとも1つのロボットコントローラは、前記メッセージファイルを電子メールメッセージファイルの形式で通信するためのメールクライアントとして機能し、
    前記電子メールメッセージファイルは、電子メール検索サーバによって受信され、
    前記電子メール検索サーバは、前記電子メールメッセージファイルを分類し、該電子メール検索サーバの記憶装置内に配置されている適切なメールボックスに格納するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記電子メール検索サーバは、前記電子メールメッセージファイルを調べて、プッシュ通知プロトコルを用いてアラート通知を前記スマートデバイスに送信するべきか否かを判定する請求項8に記載のシステム。
  10. 前記スマートデバイスは、該スマートデバイス上で動作するスマートデバイスアプリケーションを有し、該スマートデバイスアプリケーションは、前記メッセージファイル受信するように構成され、
    前記メッセージファイルは、前記メッセージファイル内に含まれている前記ロボット関連データの構造および内容に基づいてカテゴリに分類されて、前記スマートデバイスの記憶装置に格納され、前記スマートデバイスの前記記憶装置内の前記ロボット関連データのデータベースを生成する、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記スマートデバイスは、前記スマートデバイスのユーザに対して前記少なくとも1つのロボットの状態を視覚的に通信するためのディスプレイをさらに有し、
    前記ディスプレイは、表示を生成し、該表示は、前記カテゴリに基づいて提示され、前記スマートデバイスアプリケーションは、前記ロボット関連データを該カテゴリに格納する、請求項10に記載のシステム。
  12. ロボット関連データを監視し、分析し、スマートデバイス上に表示するための方法であって、
    ローカル処理能力を有する少なくとも1つのロボットコントローラと通信する少なくとも1つのロボットを提供するステップであって、該少なくとも1つのロボットコントローラは、前記少なくとも1つのロボットの状態を示すメッセージファイルを生成するように構成されている、ステップと、
    前記メッセージファイルを生成させるように前記少なくとも1つのロボットコントローラをトリガするイベントの定義、および、該メッセージファイルと共に送信されるべき前記ロボット関連データのタイプの入力を受け付けるステップと、
    入力を受け付けた前記定義の前記イベントが発生したときに前記少なくとも1つのロボットコントローラをトリガして、入力を受け付けた前記タイプの前記ロボット関連データを収集および分析し、該ロボット関連データの分析結果をフォーマット化して前記メッセージファイルを生成するステップと、
    子メールサーバシステム、リモートストレージシステム、およびローカルストレージシステムのうちの少なくとも1つであるストレージシステムに、前記メッセージファイルを通信するステップ
    前記メッセージファイルを前記ストレージシステムから前記スマートデバイスに通信するステップと、を備える、方法。
  13. 前記ロボット関連データの前記分析結果は、固有のプロトコルを使用してフォーマットされ、
    前記固有のプロトコルは、複数のノードの形にフォーマットされている、前記ロボット関連データの分析結果を含み、
    全てのノードは、ID名と、サブノード構造に履歴データを格納する機能とを有し、
    指定されたデータを参照するように添付ファイルを構成するためのファイルタグが設けられる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記イベントの定義を受け付けるステップは、前記少なくとも1つのロボットコントローラとローカル通信する教示ペンダントを使用して実行される、請求項12に記載の方法。
  15. 前記メッセージファイル内に含まれている前記ロボット関連データの分析結果を、デコードし、分類し、格納するステップをさらに備え、
    前記ロボット関連データは、前記スマートデバイス上で動作するスマートデバイスアプリケーションによって、デコードされ、
    前記スマートデバイスアプリケーションは、前記メッセージファイル内に含まれている前記ロボット関連データの構造および内容に基づいて、前記ロボット関連データの分析結果をカテゴリに分類し、
    前記ロボット関連データは、前記ロボット関連データの前記カテゴリに基づいて、前記スマートデバイスの記憶装置内に格納される、請求項12に記載の方法。
  16. 前記スマートデバイスは、
    電子メール内容および添付ファイル、
    短距離通信リンクを経由したロボットコントローラ記憶装置、および、
    リモートストレージシステム上に格納されているファイル
    の内の少なくとも1つを介して、前記メッセージファイル内に含まれている前記ロボット関連データの分析結果を読み取る、請求項12に記載の方法。
  17. 前記ストレージシステムは、前記メッセージファイルを調べて、プッシュ通知のためのスマートデバイスプロトコルを介して緊急アラートが前記スマートデバイスに送信されるか否かを判定する請求項12に記載の方法。
  18. 前記ストレージシステムは、受信された前記メッセージファイルを調べて、緊急アラートを、スマートデバイスサプライヤ機構を介して、割り当てられたユーザスマートデバイスに送信するため全ての前記割り当てられたユーザスマートデバイスを判定する、請求項12に記載の方法。
  19. 前記ロボットコントローラは、前記メッセージファイルを調べて、プッシュ通知のためのスマートデバイスプロトコルを介して緊急アラートを前記スマートデバイスに送信すべきか否かを判定する、請求項12に記載の方法。
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