JP6293558B2 - ダイナミックダンパ - Google Patents

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Description

本発明はダイナミックダンパに関し、特に筒状部材に対する質量体の揺動を抑制することで安定した制振性能を確保できるダイナミックダンパに関するものである。
自動車等の車両や産業機械等においては、エンジン等の振動や走行時(作動時)に生じる共振等の多くの有害振動が存在していることから、それら有害振動を抑制するためにダイナミックダンパが組み込まれることがある。ダイナミックダンパは、振動抑制対象である振動体に取り付けられ、その固有振動数を有害振動の卓越振動数に合わせることにより、振動体に発生する有害振動を抑制するものであり、種々の提案がなされている(例えば特許文献1)。図7を参照して、従来のダイナミックダンパ201について説明する。図7は従来のダイナミックダンパ201の軸方向断面図である。なお、矢印X1,X2は軸方向、矢印Yは軸直角方向を示す(図1から図5において同じ)。
図7に示すようにダイナミックダンパ201は、筒状に形成される筒部211と、筒部211の軸方向一端に設けられると共に筒部211の軸直角方向(矢印Y方向)外側へ向かって延設されるプレート部213とを備える筒状部材210と、筒部211を同軸状に取り囲む質量体220と、筒状部材210と質量体220とを連結するゴム状弾性体から構成される弾性連結部230とを備えている。ダイナミックダンパ201は、プレート部213を相手側部材240に接触させた状態で、相手側部材240に貫通形成された貫通孔241及び筒部211にボルト242を挿通し、ナット243で締結することにより相手側部材240に取付固定される。
弾性連結部230は、質量体220を弾性支持する部位であり、質量体220の軸方向端面222とプレート部213との間に介設される第1弾性部231と、筒部211の外表面212と質量体220の内表面221との間に介設される第2弾性部232とを備えている。筒部211は、軸方向(矢印X1,X2方向)の全長に亘って外表面212が略同一径に形成され、質量体220は、軸方向の全長に亘って内表面221が略同一径に形成される。そのため弾性連結部230は、軸方向の全長に亘って第2弾性部232が略同一径の筒状に形成される。
質量体220は、軸方向の全長に亘って内表面221と外表面223との間隔(径方向厚さ)が略同一に設定される。そのため、質量体220の重心(質量中心)Mは、軸線O上の質量体220の軸方向略中央に位置する。一方、弾性連結部230は、質量体220の軸方向端面222とプレート部213とを連結する第1弾性部231が第2弾性部232に連成されているので、弾性連結部230の弾性中心Eは、質量体220の重心Mより軸線O上のプレート部213側(第1弾性部231側)にずれて位置する。
特開2012−122594号公報
しかしながら上述した技術では、質量体220の重心Mと弾性連結部230の弾性中心Eとが軸線O上にずれて位置するので、相手側部材240が軸直角方向(矢印Y方向)に振動した場合に、質量体230は、筒状部材210に対して揺動(首振り運動)し易いという問題がある。その結果、筒状部材210に対する質量体230の並進運動に揺動運動が連成されて、並進運動(並進モード)におけるダイナミックダンパの共振倍率が低下するという問題がある。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、筒状部材に対する質量体の揺動を抑制することで安定した制振性能を確保できるダイナミックダンパを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段および発明の効果
この目的を達成するために請求項1記載のダイナミックダンパによれば、筒状部材は、筒状に形成される筒部の軸方向一端に、筒部の軸直角方向外側へ向かってプレート部が延設され、筒状部材と離隔される質量体によって筒部が同軸状に取り囲まれる。ゴム状弾性体から構成される弾性連結部によって、質量体と筒状部材とが連結される。弾性連結部は、第1弾性部によって質量体の軸方向端面とプレート部とを連結し、第1弾性部に連成される第2連結部によって筒部の外表面と質量体の内表面とを連結する。
筒部は、軸方向に亘って外表面が同一径に形成される。質量体の内表面は、プレート部に近い軸方向一端側に大径部が位置し、プレート部から遠い軸方向他端側に小径部が位置する。筒部および質量体は、筒部の軸方向一端側の外表面と大径部との離間距離が、筒部の軸方向他端側の外表面と小径部との離間距離より広くなるように形成されているので、第2連結部の内、筒部の軸方向他端側(プレート部から遠い側)の径方向厚さを、筒部の軸方向一端側(プレート部に近い側)の径方向厚さより小さくできる。その結果、第2連結部の径方向厚さが、第2連結部の軸方向に亘って同一に設定される場合と比較して、弾性連結部の弾性中心を、筒部の軸方向他端側(プレート部から遠い側)に移動させることができる。これにより、質量体の重心と弾性連結部の弾性中心とを近づけることができるので、ダイナミックダンパの軸直角方向の加振に対する質量体の揺動を抑制できる。よって、安定した制振性能を確保できる効果がある。
また、筒部の外表面と質量体の内表面との離間距離を変えることで、質量体の重心と弾性連結部の弾性中心の位置とが調整されるので、質量体の外表面の大きさを変えて質量体の重心を調整する場合と比較して、質量体の外表面が大きくなることを回避できる。質量体の外表面を大きくしなくて良い分だけ、ダイナミックダンパが必要とする取付スペースを狭くできるので、取付スペースの制約を受け難くできる効果がある。
さらに、軸方向一端側と軸方向他端側とで質量体の内表面の内径を異ならせるので、質量が同じダイナミックダンパで比較すると、筒部の外表面の外径を軸方向で異ならせる場合と比較して、質量体の内表面の内径を小さくできる分だけ質量体の質量を確保できる。質量体の質量はダイナミックダンパの固有振動数に影響を与えるので、質量体の質量を確保できることで、ダイナミックダンパの固有振動数の設計の自由度を確保できる効果がある。
小径部は、軸線を含む断面において、曲率または軸方向の傾きの少なくとも一方が大径部と異なるので、質量体の重心の位置と、弾性連結部の弾性中心の位置とを調整する場合に、小径部と大径部とを分けて設計できる。その結果、質量体の重心および弾性連結部の弾性中心の調整を容易にできる効果がある。
請求項記載のダイナミックダンパによれば、筒状部材は、筒状に形成される筒部の軸方向一端に、筒部の軸直角方向外側へ向かってプレート部が延設され、筒状部材と離隔される質量体によって筒部が同軸状に取り囲まれる。ゴム状弾性体から構成される弾性連結部によって、質量体と筒状部材とが連結される。弾性連結部は、第1弾性部によって質量体の軸方向端面とプレート部とを連結し、第1弾性部に連成される第2連結部によって筒部の外表面と質量体の内表面とを連結する。
筒部は、軸方向に亘って外表面が同一径に形成される。質量体内表面、プレート部に近い軸方向一端側に大径部が位置し、プレート部から遠い軸方向他端側に小径部が位置する。筒部および質量体は、筒部の軸方向一端側の外表面と大径部との離間距離が、筒部の軸方向他端側の外表面と小径部との離間距離より広くなるように形成されているので、第2連結部の内、筒部の軸方向他端側(プレート部から遠い側)の径方向厚さを、筒部の軸方向一端側(プレート部に近い側)の径方向厚さより小さくできる。その結果、第2連結部の径方向厚さが、第2連結部の軸方向に亘って同一に設定される場合と比較して、弾性連結部の弾性中心を、筒部の軸方向他端側(プレート部から遠い側)に移動させることができる。これにより、質量体の重心と弾性連結部の弾性中心とを近づけることができるので、ダイナミックダンパの軸直角方向の加振に対する質量体の揺動を抑制できる。よって、安定した制振性能を確保できる効果がある。
また、筒部の外表面と質量体の内表面との離間距離を変えることで、質量体の重心と弾性連結部の弾性中心の位置とが調整されるので、質量体の外表面の大きさを変えて質量体の重心を調整する場合と比較して、質量体の外表面が大きくなることを回避できる。質量体の外表面を大きくしなくて良い分だけ、ダイナミックダンパが必要とする取付スペースを狭くできるので、取付スペースの制約を受け難くできる効果がある。
さらに、軸方向一端側と軸方向他端側とで質量体の内表面の内径を異ならせるので、質量が同じダイナミックダンパで比較すると、筒部の外表面の外径を軸方向で異ならせる場合と比較して、質量体の内表面の内径を小さくできる分だけ質量体の質量を確保できる。質量体の質量はダイナミックダンパの固有振動数に影響を与えるので、質量体の質量を確保できることで、ダイナミックダンパの固有振動数の設計の自由度を確保できる効果がある。
また、小径部の内径が大径部の内径に対して段差状に縮径するように、大径部の軸方向他端側に小径部が連成されるので、質量体の重心の位置と、弾性連結部の弾性中心の位置とを調整する場合に、小径部と大径部とを分けて設計できる。その結果、質量体の重心および弾性連結部の弾性中心の調整を容易にできる効果がある。
本発明の第1実施の形態におけるダイナミックダンパの軸方向断面図である。 第2実施の形態におけるダイナミックダンパの軸方向断面図である。 第3実施の形態におけるダイナミックダンパの軸方向断面図である。 第4実施の形態におけるダイナミックダンパの軸方向断面図である。 第5実施の形態におけるダイナミックダンパの軸方向断面図である。 実施例および比較例におけるダイナミックダンパの周波数特性である。 従来のダイナミックダンパの軸方向断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施の形態におけるダイナミックダンパ1の軸方向断面図である。ダイナミックダンパ1は、例えばエンジンマウントのブラケットを相手側部材240(図7参照)として、相手側部材240に取り付けられる筒状部材10と、マスとしての質量体20と、質量体20を筒状部材10に対して弾性支持するゴム状弾性体から構成される弾性連結部30とを備えている。
筒状部材10は、円筒状の筒部11と、筒部11の軸方向一端に設けられるフランジ状のプレート部13とを備える金属製の部材である。プレート部13は、筒部11の軸方向一端から軸直角方向(矢印Y方向)外側へ向かって延設される。プレート部13は、筒部11の中空部に対応した開口部が中央に形成された円盤状(環状)に形成される。本実施の形態では、プレート部13は筒部11の軸方向一端に溶接等により固定されているが、絞り加工や鋳造等によって筒部11とプレート部13とを一体に形成することは可能である。
質量体20は、筒状部材10と離隔されて筒部11を同軸状に取り囲む金属製の部材であり、筒部11の外表面12と内表面21が所定の間隔をあけて対向する。本実施の形態では、質量体20は鋳造により厚肉円筒状に形成される。質量体20は、軸方向一端側(プレート部13側)から軸方向他端側(矢印X1方向)へ向かうにつれて漸次縮径する小さい勾配(質量体20の成形時の抜き勾配)が外表面25に設けられている。質量体20は、軸方向の寸法が、筒部11の軸方向の寸法より小さく設定されることで、軸方向端面24がプレート部13と所定の間隔をあけて対向する。
質量体20は、内表面21が、プレート部13に近い軸方向一端側(矢印X2方向)に位置する大径部22と、プレート部13から遠い軸方向他端側(矢印X1方向)に位置する小径部23とを備え、大径部22の軸方向他端側が小径部23の軸方向一端側に連成される。小径部23は、軸線Oと平行な円筒状に形成され、大径部22は、小径部23の軸方向一端側からプレート部13へ近づくにつれて漸次拡径する円錐台状に形成される。軸線Oを含む断面において、軸線Oと小径部23とのなす角θは、質量体20を成形するときの金型(図示せず)に設けられる抜き勾配より大きい3〜7°に設定される。また、軸線Oを含む断面において、軸線Oと小径部23とは平行に設定される。
弾性連結部30は、筒状部材10と質量体20との間に充填されて筒状部材10と質量体20とを弾性的に連結する部材である。弾性連結部30は、筒状部材10と質量体20とを成形型(図示せず)にセットして加硫成形を行うことにより成形される。弾性連結部30は、質量体20の軸方向端面24とプレート部13との間に介在して両者に加硫接着される第1弾性部31と、筒部11の外表面12と質量体20の内表面21との間に介在して両者に加硫接着される第2弾性部32とを備え、これら第2弾性部32及び第1弾性部31が一体に成形される。
第2弾性部32は、質量体20の内表面21と、軸直角方向において内表面21に対向する筒部11の外表面12との間に介設された筒状のゴム部分である。第1弾性部31は、第2弾性部32の軸方向一端部(プレート部13側の端部)から軸直角方向に延設される部分であり、質量体20の軸方向端面24と、軸方向において軸方向端面24に対向するプレート部13との間に介設された環状のゴム部分である。
第2弾性部32は、筒部11の外表面12と質量体20の大径部22との間に介設される大径弾性部33と、筒部11の外表面12と質量体20の小径部23との間に介設される小径弾性部34とを備え、これら小径弾性部34及び大径弾性部33が一体に成形される。
ダイナミックダンパ1は、ダイナミックダンパ201(図7参照)と同様に、プレート部13を相手側部材240(図7参照)に接触させた状態で、筒部11にボルト242を挿通し、ナット243で締結することにより相手側部材240に取付固定される。ダイナミックダンパ1の筒部11及び質量体20は、上述のとおり、筒部11の軸方向一端側(プレート部13側)の外表面12と質量体20の内表面21との離間距離が、筒部11の軸方向他端側の外表面12と質量体20の内表面21との離間距離より広くなるように形成されている。
その結果、第2連結部32の内、筒部11の軸方向他端側(プレート部13から遠い側、小径弾性部34)の径方向厚さを、筒部11の軸方向一端側(プレート部13に近い側、大径弾性部33)の径方向厚さより小さくできる。第1弾性部31から離れた小径弾性部34の径方向厚さを、第1弾性部31に近い大径弾性部33の径方向厚さより小さくすることで、弾性連結部30の弾性中心を軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動させることができる。
従って、第2連結部32の径方向厚さ(矢印Y方向寸法)が、第2連結部32の軸方向(矢印X1,X2方向)に亘って同一に設定される場合と比較して、弾性連結部30の弾性中心を、軸方向他端側(プレート部13から遠い側)に移動させることができる。これにより、質量体20の重心と弾性連結部30の弾性中心とを近づける又は一致させることができるので、ダイナミックダンパ1の軸直角方向(矢印Y方向)の加振に対する質量体20の揺動を抑制できる。よって、安定した制振性能を確保できる。
また、筒部11の外表面12と質量体20の内表面21との離間距離を変えることで、質量体20の重心と弾性連結部30の弾性中心の位置とが調整されるので、質量体20の外表面25の大きさを変えて質量体20の重心を調整する場合と比較して、質量体20の外表面25が大きくなることを回避できる。質量体20の外表面25を大きくしなくて良い分だけ、ダイナミックダンパ1が必要とする取付スペースを狭くできるので、取付スペースの制約を受け難くできる。
また、筒部11は、軸方向に亘って外表面12が同一径に形成される一方、質量体20は、内表面21の内径を、プレート部13に近い軸方向一端側(大径部22)と、プレート部13から遠い軸方向他端側(小径部23)との間で異ならせている。質量が同じダイナミックダンパで比較すると、筒部11の外表面12の外径を軸方向で異ならせる場合と比較して、質量体20の内表面21の内径を小さくできる分だけ質量体20の質量を確保できる。質量体20の質量はダイナミックダンパ1の固有振動数に影響を与えるので、質量体20の質量を確保することで、ダイナミックダンパ1の固有振動数の設計の自由度を確保できる。また、質量体20は鋳造により成形されるので、内表面21の形状を容易に形成できる。
また、質量体20は、内表面21が、プレート部13に近い軸方向一端側に大径部22が位置し、プレート部13から遠い軸方向他端側に小径部23が位置する。小径部23は、軸方向の傾き(なす角θ)を大径部22と異ならせているので、質量体20の重心の位置と、弾性連結部30の弾性中心の位置とを調整する場合に、小径部23と大径部22とを分けて設計できる。具体的には、大径部33により、質量体20の重心が軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動する量を抑えつつ、小径部23により、大径弾性部33より径方向厚さの小さい小径弾性部34を形成することで、弾性連結部30の弾性中心を軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動させることができる。その結果、質量体20の重心と弾性連結部30の弾性中心とを近づける又は一致させる調整を容易にできる。
次に図2を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、質量体20の大径部22及び小径部23が、軸線Oを含む断面において、軸方向の傾きが互いに異なる直線状にそれぞれ形成される場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、質量体50の大径部52及び小径部53が、軸線Oを含む断面において、曲率が互いに異なる曲線状にそれぞれ形成される場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図2は第2実施の形態におけるダイナミックダンパ41の軸方向断面図である。ダイナミックダンパ41は、筒状部材10と、マスとしての質量体50と、質量体50を筒状部材10に対して弾性支持するゴム状弾性体から構成される弾性連結部60とを備えている。
質量体50は、内表面51が、プレート部13に近い軸方向一端側(矢印X2方向)に位置する大径部52と、プレート部13から遠い軸方向他端側(矢印X1方向)に位置する小径部53とを備え、大径部52の軸方向他端側が小径部53の軸方向一端側に連成される。小径部53は、大径部52の内径より小さい内径に設定され、大径部52及び小径部53は、軸線Oを含む断面において、軸線Oへ向かって突出する凸の円弧状に形成される。また、大径部52及び小径部53は、軸線Oを含む断面において、曲率が互いに異なる曲線状にそれぞれ形成されると共に、軸方向一端側からプレート部13へ近づくにつれて漸次拡径する湾曲面状に形成される。なお、質量体50は、軸方向一端側(プレート部13側)から軸方向他端側(矢印X1方向)へ向かうにつれて漸次縮径する小さい勾配(質量体50の成形時の抜き勾配)が外表面55に設けられている。
弾性連結部60は、質量体50の軸方向端面54とプレート部13との間に介在して両者に加硫接着される第1弾性部61と、筒部11の外表面12と質量体50の内表面51との間に介在して両者に加硫接着される第2弾性部62とを備え、これら第2弾性部62及び第1弾性部61が一体に成形される。第2弾性部62は、筒部11の外表面12と質量体50の大径部52との間に介設される大径弾性部63と、筒部11の外表面12と質量体50の小径部53との間に介設される小径弾性部64とを備え、これら小径弾性部64及び大径弾性部63が一体に成形される。大径弾性部63及び小径弾性部64は、軸線Oを含む断面において、外表面(外周面)が、軸線Oに対していずれも凹の円弧状に形成される。
質量体50は、内表面51が、プレート部13に近い軸方向一端側に大径部52が位置し、プレート部13から遠い軸方向他端側に小径部53が位置する。小径部53は、軸線Oを含む断面において、曲率を大径部52と異ならせているので、質量体50の重心の位置と、弾性連結部60の弾性中心の位置とを調整する場合に、小径部53と大径部52とを分けて設計できる。
具体的には、大径部52により、質量体50の重心が軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動する量を抑えつつ、小径部53により、大径弾性部63より径方向厚さの小さい小径弾性部64を形成することで、弾性連結部60の弾性中心を軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動させることができる。その結果、質量体50の重心と弾性連結部60の弾性中心とを近づける又は一致させる調整を容易にできる。このように調整することで、ダイナミックダンパ41の軸直角方向(矢印Y方向)の加振に対する質量体50の揺動を抑制できる。よって、安定した制振性能を確保できる。
次に図3を参照して第3実施の形態について説明する。第1実施の形態では、大径部22が、軸方向一端側(図1矢印X2方向)へ向かうにつれて漸次拡径する円錐台状に形成される場合について説明した。これに対し第3実施の形態では、大径部82が、軸線Oと平行な円筒状に形成される場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図3は第3実施の形態におけるダイナミックダンパ71の軸方向断面図である。ダイナミックダンパ71は、筒状部材10と、マスとしての質量体80と、質量体80を筒状部材10に対して弾性支持するゴム状弾性体から構成される弾性連結部90とを備えている。
質量体80は、内表面81が、プレート部13に近い軸方向一端側(矢印X2方向)に位置する大径部82と、プレート部13から遠い軸方向他端側(矢印X1方向)に位置する小径部83とを備え、大径部82の軸方向他端側が小径部83の軸方向一端側に連成される。小径部83は、大径部82の内径より小さい内径に設定され、大径部82及び小径部83は、軸線Oを含む断面において、いずれも軸線Oと平行に設定される。なお、質量体80は、軸方向一端側(プレート部13側)から軸方向他端側(矢印X1方向)へ向かうにつれて漸次縮径する小さい勾配(質量体80の成形時の抜き勾配)が外表面85に設けられている。
質量体80は、軸線Oを含む断面において、小径部83の軸方向一端側(矢印X2方向)の端部と大径部82の軸方向一端側(矢印X2方向)の端部とを結ぶ直線と軸線Oとのなす角θが、質量体80を成形するときの金型(図示せず)に設けられる抜き勾配より大きい3〜7°に設定される。
弾性連結部90は、質量体80の軸方向端面84とプレート部13との間に介在して両者に加硫接着される第1弾性部91と、筒部11の外表面12と質量体80の内表面81との間に介在して両者に加硫接着される第2弾性部92とを備え、これら第2弾性部92及び第1弾性部91が一体に成形される。第2弾性部92は、筒部11の外表面12と質量体80の大径部82との間に介設される大径弾性部93と、筒部11の外表面12と質量体80の小径部83との間に介設される小径弾性部94とを備え、これら小径弾性部94及び大径弾性部93が一体に成形される。大径弾性部93は小径弾性部94より外径が大きく設定され、大径弾性部93及び小径弾性部94は、軸線Oを含む断面において、外表面(外周面)がいずれも軸線Oと平行に設定される。
質量体80は、内表面81が、プレート部13に近い軸方向一端側に大径部82が位置し、プレート部13から遠い軸方向他端側に小径部83が位置する。小径部83は、内径を大径部82と異ならせているので、質量体80の重心の位置と、弾性連結部90の弾性中心の位置とを調整する場合に、小径部83と大径部82とを分けて設計できる。具体的には、大径部82により、質量体80の重心が軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動する量を抑えつつ、小径部83により、大径弾性部93より径方向厚さの小さい小径弾性部94を形成することで、弾性連結部90の弾性中心を軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動させることができる。その結果、質量体80の重心と弾性連結部90の弾性中心とを近づける又は一致させる調整を容易にできる。このように調整することで、ダイナミックダンパ71の軸直角方向(矢印Y方向)の加振に対する質量体80の揺動を抑制できる。よって、安定した制振性能を確保できる。
次に図4を参照して第4実施の形態について説明する。第1実施の形態から第3実施の形態では、質量体20,50,80の内表面21,51,81が、軸線Oを含む断面において、軸線Oとの傾き、曲率または軸線Oとの距離が互いに異なる大径部22,52,82及び小径部23,53,83に分けられる場合について説明した。これに対し第4実施の形態では、質量体110の内表面111が、軸線Oを含む断面において、軸線Oとの傾きが一定の場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図3は第4実施の形態におけるダイナミックダンパ101の軸方向断面図である。ダイナミックダンパ101は、筒状部材10と、マスとしての質量体110と、質量体110を筒状部材10に対して弾性支持するゴム状弾性体から構成される弾性連結部120とを備えている。
質量体110は、内表面111が、プレート部13から遠い軸方向他端側(矢印X1方向)からプレート部13に近い軸方向一端側(矢印X2方向)へ向かうにつれて漸次拡開する円錐台状に形成される。質量体110は、軸線Oを含む断面において、内表面111と軸線Oとのなす角θが、質量体110を成形するときの金型(図示せず)に設けられる抜き勾配より大きい3〜7°に設定される。なお、質量体110は、軸方向一端側(プレート部13側)から軸方向他端側(矢印X1方向)へ向かうにつれて漸次縮径する小さい勾配(質量体110の成形時の抜き勾配)が外表面115に設けられている。
弾性連結部120は、質量体110の軸方向端面114とプレート部13との間に介在して両者に加硫接着される第1弾性部121と、筒部11の外表面12と質量体110の内表面111との間に介在して両者に加硫接着される第2弾性部122とを備え、これら第2弾性部122及び第1弾性部121が一体に成形される。第2弾性部122は、外表面(外周面)が、軸方向他端側(矢印X1方向)へ向かうにつれて漸次縮径する円錐台状に形成される。
ダイナミックダンパ101によれば、第2弾性部122の軸方向他端側(矢印X1方向)の径方向厚さを、第2弾性部122の軸方向一端側(矢印X2方向)の径方向厚さより小さくすることで、弾性連結部120の弾性中心を軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動させることができる。
従って、第2連結部122の径方向厚さ(矢印Y方向寸法)が、第2連結部122の軸方向(矢印X1,X2方向)に亘って同一に設定される場合と比較して、弾性連結部120の弾性中心を、軸方向他端側(プレート部13から遠い側)に移動させることができる。これにより、質量体110の重心と弾性連結部120の弾性中心とを近づける又は一致させることができるので、ダイナミックダンパ101の軸直角方向(矢印Y方向)の加振に対する質量体110の揺動を抑制できる。よって、安定した制振性能を確保できる。
次に図5を参照して第5実施の形態について説明する。第1実施の形態から第4実施の形態では、質量体20,50,80,110の内表面21,51,81,111の形状を軸方向一端側(矢印X2方向)と軸方向他端側(矢印X1方向)との間で異ならせることによって、質量体20,50,80,110の重心と弾性連結部30,60,90,120の弾性中心とを近づける又は一致させる場合について説明した。これに対し第5実施の形態では、筒状部材140の筒部141の外表面の形状を、軸方向一端側(矢印X2方向)と軸方向他端側(矢印X1方向)との間で異ならせることによって、質量体150の重心と弾性連結部160の弾性中心とを近づける又は一致させる場合について説明する。
なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図5は第5実施の形態におけるダイナミックダンパ131の軸方向断面図である。ダイナミックダンパ131は、筒状部材140と、マスとしての質量体150と、質量体150を筒状部材140に対して弾性支持するゴム状弾性体から構成される弾性連結部160とを備えている。
筒状部材140は、円筒状の筒部141と、筒部141の軸方向一端に設けられるフランジ状のプレート部13とを備える金属製の部材である。筒部141は、外表面が、軸方向一端側(プレート部13側)に位置する端部142と、端部142の軸方向他端側に位置する筒部小径部143と、筒部小径部143の軸方向他端側に位置する筒部大径部144とを備え、それらが連成される。端部142は、軸線Oと平行な円筒状に形成され、筒部小径部143は、端部142から軸方向他端側(矢印X1方向)へ向かうにつれて円錐台状に漸次拡径される。筒部大径部144は、筒部小径部143の軸方向他端側(矢印X1方向)と同一の外径の円筒状に形成される。なお、軸線Oを含む断面において、軸線Oと小径部143とのなす角θは3〜7°に設定される。
質量体150は、筒状部材140と離隔されて筒部141を同軸状に取り囲む金属製の部材であり、軸線Oと平行な円筒状に内表面151が形成されると共に、筒部141と内表面151とが所定の間隔をあけて対向する。本実施の形態では、質量体150は鋳造により厚肉円筒状に形成され、軸方向一端側(プレート部13側)から軸方向他端側(矢印X1方向)へ向かうにつれて漸次縮径する小さい勾配(質量体150の成形時の抜き勾配)が外表面155に設けられる。質量体150は、軸方向の寸法が、筒部141の軸方向の寸法より小さく設定されることで、軸方向端面154がプレート部13と所定の間隔をあけて対向する。
弾性連結部160は、筒状部材140と質量体150との間に充填されて筒状部材140と質量体150とを弾性的に連結する部材である。弾性連結部160は、筒状部材140と質量体150とを成形型(図示せず)にセットして加硫成形を行うことにより成形される。弾性連結部160は、質量体150の軸方向端面154とプレート部13との間に介在して両者に加硫接着される第1弾性部161と、筒部141の外表面と質量体150の内表面151との間に介在して両者に加硫接着される第2弾性部162とを備え、これら第2弾性部162及び第1弾性部161が一体に成形される。
第2弾性部162は、筒部小径部143と質量体150の内表面151との間に介設される厚肉弾性部163と、筒部大径部144と質量体150の内表面151との間に介設される薄肉弾性部164とを備え、これら薄肉弾性部164と厚肉弾性部163とが一体に形成される。薄肉弾性部164は、厚肉弾性部163より径方向厚さが小さく設定される。
ダイナミックダンパ1は、上述のとおり、筒部141の軸方向一端側(プレート部13側)の筒部小径部143と質量体150の内表面151との離間距離が、筒部141の軸方向他端側の筒部大径部144と質量体150の内表面151との離間距離より広くなるように形成されている。その結果、第2連結部162の内、軸方向他端側(プレート部13から遠い側、薄肉弾性部144)の径方向厚さを、軸方向一端側(プレート部13に近い側、厚肉弾性部163)の径方向厚さより小さくできる。第1弾性部161から離れた薄肉弾性部164の径方向厚さを、第1弾性部161に近い厚肉弾性部163の径方向厚さより小さくすることで、弾性連結部160の弾性中心を軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動させることができる。
従って、第2連結部162の径方向厚さ(矢印Y方向寸法)が、第2連結部162の軸方向(矢印X1,X2方向)に亘って同一に設定される場合と比較して、弾性連結部160の弾性中心を、軸方向他端側(プレート部13から遠い側)に移動させることができる。これにより、質量体150の重心と弾性連結部160の弾性中心とを近づける又は一致させることができるので、ダイナミックダンパ131の軸直角方向(矢印Y方向)の加振に対する質量体150の揺動を抑制できる。よって、安定した制振性能を確保できる。
また、筒部141は、プレート部13に近い軸方向一端側に筒部小径部143が位置し、プレート部13から遠い軸方向他端側に筒部大径部144が位置する。筒部小径部143は、軸方向の傾き(なす角θ)を筒部大径部143と異ならせているので、質量体150の重心の位置と、弾性連結部160の弾性中心の位置とを調整する場合に、筒部小径部143と筒部大径部144とを分けて設計できる。具体的には、筒部大径部144により、厚肉弾性部163より径方向厚さの小さい薄肉弾性部164を形成することで、弾性連結部160の弾性中心を軸方向他端側(矢印X1方向)へ移動させることができる。その結果、質量体150の重心および弾性連結部160の弾性中心の調整を容易にできる。
なお、軸線Oを含む断面において、質量体150の内表面151は軸線Oと平行にされるので、質量体150の重心は、質量体150の軸方向略中央に位置する。筒部小径部143及び筒部大径部144の軸方向長さ及び径方向寸法(外径)を設定することで、質量体150の重心の位置を変えることなく、弾性連結部160の弾性中心の位置を調整できる。その結果、質量体150の重心と弾性連結部160の弾性中心とを近づける又は一致させることを容易にできる。
次に図6を参照して、第1実施の形態(実施例)におけるダイナミックダンパ1及び比較例におけるダイナミックダンパ201の振動の周波数特性を説明する。図6は実施例および比較例におけるダイナミックダンパの振動の周波数特性であり、実線はダイナミックダンパ1(実施例)、破線はダイナミックダンパ201(比較例)の周波数特性を示す。図6に示すように、実施例におけるダイナミックダンパ1は、比較例におけるダイナミックダンパ201と比較して、目的とする約900Hzの振動において共振倍率を大きくできる。よって、本実施の形態におけるダイナミックダンパによれば、目的の周波数帯の振動に対して、大きな振動抑制効果を発揮できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、筒状部材10,140や質量体20,50,80,110,150の形状は一例であり、種々の形状を採用できることは当然可能である。
上記実施の形態では、ボルト242(図7参照)を筒部211側から挿入して固定する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば、相手側部材240にボルトを固設し、筒状部材210のプレート部213側からボルトを挿入して、筒部211側でナットにより締結することは当然可能である。
1,41,71,101,131 ダイナミックダンパ
10,140 筒状部材
11,141 筒部
12 外表面
13 プレート部
20,50,80,110,150 質量体
21,51,81,111,151 内表面
30,60,90,120,160 弾性連結部
31,61,91,121,161 第1弾性部
32,62,92,122,162 第2弾性部
O 軸線

Claims (2)

  1. 筒状に形成される筒部と、前記筒部の軸方向一端に設けられると共に前記筒部の軸直角方向外側へ向かって延設されるプレート部とを備える筒状部材と、
    前記筒状部材と離隔されると共に前記筒部を同軸状に取り囲む質量体と、
    前記質量体と前記筒状部材とを連結するゴム状弾性体から構成される弾性連結部とを備え、
    前記弾性連結部は、前記質量体の軸方向端面と前記プレート部とを連結する第1弾性部と、前記第1弾性部に連成されると共に前記筒部の外表面と前記質量体の内表面とを連結する第2弾性部とを備え、
    前記筒部は、軸方向に亘って前記外表面が同一径に形成され、
    前記質量体は、前記内表面が、前記プレート部に近い軸方向一端側に位置する大径部と、前記プレート部から遠い軸方向他端側に位置する小径部とを備え、
    前記筒部および前記質量体は、前記筒部の軸方向一端側の外表面と前記大径部との離間距離が、前記筒部の軸方向他端側の外表面と前記小径部との離間距離より広くなるように形成され
    前記小径部は、軸線を含む断面において、曲率または軸方向の傾きの少なくとも一方が前記大径部と異なることを特徴とするダイナミックダンパ。
  2. 筒状に形成される筒部と、前記筒部の軸方向一端に設けられると共に前記筒部の軸直角方向外側へ向かって延設されるプレート部とを備える筒状部材と、
    前記筒状部材と離隔されると共に前記筒部を同軸状に取り囲む質量体と、
    前記質量体と前記筒状部材とを連結するゴム状弾性体から構成される弾性連結部とを備え、
    前記弾性連結部は、前記質量体の軸方向端面と前記プレート部とを連結する第1弾性部と、前記第1弾性部に連成されると共に前記筒部の外表面と前記質量体の内表面とを連結する第2弾性部とを備え、
    前記筒部は、軸方向に亘って前記外表面が同一径に形成され、
    前記質量体は、前記内表面が、前記プレート部に近い軸方向一端側に位置する大径部と、前記プレート部から遠い軸方向他端側に位置する小径部とを備え、
    前記筒部および前記質量体は、前記筒部の軸方向一端側の外表面と前記大径部との離間距離が、前記筒部の軸方向他端側の外表面と前記小径部との離間距離より広くなるように形成され、
    前記小径部は、内径が大径部の内径に対して段差状に縮径するように大径部の軸方向他端側に連成されることを特徴とするダイナミックダンパ。
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