JP6292651B2 - 物品収納容器、封印部材 - Google Patents
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Description
そこでなされた本発明の目的は、封印としての機能を十分に果たしつつ、再利用を容易に行うことを可能とする物品収納容器、封印部材を提供することである。
すなわち、本発明は、第一の筺体と第二の筺体とを互いに対向させて連結することによって、前記第一の筺体と前記第二の筺体との間に収容空間を形成する物品収納容器であって、前記第一の筺体側に設けられた第一の係止部と、前記第二の筺体に形成された貫通孔を通して該第二の筺体の外部から挿入され、前記第一の係止部に係合される封印部材と、を備え、前記封印部材は、前記第一の係止部に係合可能な第二の係止部と、前記第二の係止部を前記第一の係止部に係合させた状態で、前記第二の筺体の外部に露出し、前記封印部材を取り外すときに外部から操作される操作部と、前記操作部と前記第二の係止部とを連結し、前記操作部および前記第二の係止部よりも低強度に形成された連結部と、を備えていることを特徴とする。
図1は、本実施形態による封印部材の最小構成を示す図である。
この図が示すように、封印部材120は、第一の筺体20と第二の筺体30とを互いに対向させて連結することによって、第一の筺体20と第二の筺体30との間に収容空間13を形成する物品収納容器10に装着されるものであって、第二の筺体30を貫通して第一の筺体20側に設けられた第一の係止部113に係止可能な第二の係止部122と、第二の筺体30の外部に露出する操作部123と、第二の係止部122と操作部123とを連結し、操作部123および第二の係止部122よりも低強度に形成された連結部125と、を少なくとも備えていればよい。
図2は、本実施形態による物品収納容器の最小構成を示す図である。
この図が示すように、物品収納容器10は、第一の筺体20と第二の筺体30とを互いに対向させて連結することによって、第一の筺体20と第二の筺体30との間に収容空間13を形成するものであって、第一の筺体20側に設けられた第一の係止部113と、第二の筺体30に形成された貫通孔を通して第二の筺体30の外部から挿入され、第一の係止部113に係合される封印部材120と、を備え、封印部材120は、第一の係止部113に係合可能な第二の係止部122と、第二の係止部122を第一の係止部113に係合させた状態で、第二の筺体30の外部に露出し、封印部材120を取り外すときに外部から操作される操作部123と、操作部123と第二の係止部122とを連結し、操作部123および第二の係止部122よりも低強度に形成された連結部125と、を少なくとも備えていればよい。
図3は本実施形態に係る基板ケースの構成を示す斜視展開図であり、図4は、本実施形態に係る基板ケースの側断面図、図5は、図4に示した基板ケースの右側断面図、図6は、本実施形態に係る封印具による封印を解除した状態を示す斜視図である。さらに、図7は、本実施形態に係る封印具の構成を示す斜視図、図8は、本実施形態に係る封印具による封印状態を示す斜視図である。なお、以下の説明においては、本実施形態においては、説明の便宜のために基板ケースに上下方向を設定しているが、実際の基板ケースの使用方向や使用姿勢を限定するものではない。
下部ケース20は、例えば平面視矩形の底板21と、底板21の外周部から底板21の上面21aに直交する上方に立ち上がる側壁部22と、を備えた有底状をなしている。
上部ケース30は、底板21に対向する天板31と、天板31の外周部から天板31の下面31aに直交する方向である下方に垂下する側壁部32と、を備えた形状をなしている。
これら下部ケース20と上部ケース30とは、側壁部22の上端面22aと側壁部32の下端面32aとを全周で突き合わせた状態で対向配置され、これによって、その内部に回路基板を収容する収容空間13が形成される。そして、下部ケース20と上部ケース30とは、例えばその四隅において、ビス11等によって締結されることによって、一体化されている。
また、プレート部23bには、開口部の一例としてのスロット25が形成されている。スロット25は、長方形状で、例えば、その長辺方向を、底板21の短辺21cと平行にして形成されている。
また、プレート部33bには、貫通孔35が形成されている。貫通孔35は、例えば円形で、上部ケース30を下部ケース20に対向させて装着したときに、下部封印取付部23に対向するよう形成されている。
平面部122aには、係合孔113に係合可能な係合爪124が一体に形成されている。係合爪124は、係合片122においてベース部121から離間した側の先端部122bからベース部121に接近する方向に向けて、平面部122aからの突出寸法が漸次拡大するクサビ状の断面形状を有している。
上記の挿入動作の過程で、係合片122が、第一係合部材110の挿入片112に沿って、挿入方向にスライドしていく。そして、係合片122の係合爪124が挿入片112に干渉し、係合片122が弾性変形することによって、係合爪124が側面113aを乗り越え、係合孔113に係合される。
なお、第二係合部材120を第一係合部材110に係合した状態で、摘み部123とベース部121は、基板ケース10の外表面に露出している。
図8に示すように、これら第一係合部材110と第二係合部材120との係合を解除するには、第二係合部材120の摘み部123を指で掴み、凹部34のプレート部33bの表面に沿った面内でこれをひねる。すると、挿入片112と係合片122とは、面接触しているため、摘み部123をひねっても係合片122は回転せず、断面積の小さなシャフト部125に応力が集中し、シャフト部125がねじ切られるようになっている。摘み部123を摘み、上部ケース30の天板31に直交する方向に引っ張った場合も、係合爪124と係合孔113との係合は解除されず、シャフト部125が破断するようになっている。
しかも、回路基板のメンテナンスや、基板ケース10をリサイクルする場合等に、封印を解除するときには、工具等を用いる必要もなく、第一係合部材110をひねれば良いだけなので、封印解除作業を容易に行うことができ、基板ケース10に傷等がつくのも防止できる。しかも、封印を解除した後には、封印シールを用いた場合のように、その痕跡が基板ケース10に残ることもない。
その結果、封印具100は、封印としての機能を十分に果たしつつ、基板ケース10の再利用を容易に行うことを可能とすることができる。
なお、本発明の物品収納容器、封印部材は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、封印具100を構成する第一係合部材110および第二係合部材120についても、同様の機能を果たすことができるのであれば、各部の形状や構造、材質を適宜変更しても構わない。
さらに、基板ケース10に収容する回路基板の用途等についても、何ら限るものではない。例えば、内部に収容する物品は、回路基板に限らず、例えば、ユーザ側での開封を望まない物品であれば、いかなるものであってもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
11 ビス
13 収容空間
20 第一の筺体
23 下部封印取付部
25 開口部
30 第二の筺体
33 上部封印取付部
34 凹部
35 貫通孔
100 封印具
110 相手側封印部材
111 ベース部
112 挿入片
113 第一の係止部
120 封印部材
121 ベース部
122 第二の係止部
123 操作部
124 係合爪
125 連結部
142 係合片
Claims (3)
- 第一の筺体と第二の筺体とを互いに対向させて連結することによって、前記第一の筺体と前記第二の筺体との間に収容空間を形成する物品収納容器であって、
前記第一の筺体側に設けられた第一の係止部と、
前記第二の筺体に形成された貫通孔を通して該第二の筺体の外部から挿入され、前記第一の係止部に係合される封印部材と、を備え、
前記封印部材は、
前記第一の係止部に係合可能な第二の係止部と、
前記第二の係止部を前記第一の係止部に係合させた状態で、前記第二の筺体の外部に露出し、前記封印部材を取り外すときに外部から操作される操作部と、
前記操作部と前記第二の係止部とを連結し、前記操作部および前記第二の係止部よりも低強度に形成された連結部と、を備え、
前記第一の筺体の外部から、前記第一の係止部を有した相手側封印部材を前記第一の筐体の開口部に挿入することによって、前記第一の筺体内に前記第一の係止部が設けられ、
前記相手側封印部材は、前記封印部材の挿入方向から見て長方形状をなし、
前記第一の筐体には、前記相手側封印部材がなす長方形に対応する形状をなしていて、前記相手側封印部材が収容される凹部が形成され、
前記封印部材は、挿入方向から見て円形をなし、
前記第二の筐体には、前記封印部材がなす円形に対応する形状を有していて、前記封印部材を回転可能に支持する凹部が形成されている
ことを特徴とする物品収納容器。 - 封印部材は、前記操作部を操作することによって前記封印部材を取り外す時に、前記第一の係止部と前記第二の係止部との係止状態を維持したまま、前記連結部が破断することを特徴とする請求項1に記載の物品収納容器。
- 第一の筺体と第二の筺体とを互いに対向させて連結することによって、前記第一の筺体と前記第二の筺体との間に収容空間を形成する物品収納容器に装着される封印部材であって、
前記第二の筺体を貫通して前記第一の筺体側に設けられた第一の係止部に係止可能な第二の係止部と、
前記第二の筺体の外部に露出する操作部と、
前記第二の係止部と前記操作部とを連結し、前記操作部および前記第二の係止部よりも低強度に形成された連結部と、を備え、
前記第一の筺体の外部から、前記第一の係止部を有した相手側封印部材を前記第一の筐体の開口部に挿入することによって、前記第一の筺体内に前記第一の係止部が設けられ、
前記相手側封印部材は、前記封印部材の挿入方向から見て長方形状に形成されるものであって、
前記相手側封印部材がなす長方形に対応する形状をなして前記第一の筐体に形成された凹部へ収容され、
前記封印部材は、挿入方向から見て円形に形成されるものであって、
前記封印部材がなす円形に対応する形状をなして前記第二の筐体に形成された凹部に回転可能に支持される
ことを特徴とする封印部材。
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