JP2007014558A - セキュリティキー - Google Patents
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Abstract
【課題】 遊技盤の不正な取り外しを確実に防止する。
【解決手段】 セキュリティキー52の第2軸部60に孔65a,65bを形成しておき、これらが形成されている箇所の肉厚が薄くなるように形成した。このように、セキュリティキー52の先端がキーシリンダ54に挿入されて封印処理されている場合に遊技盤6を本体枠2から取り外そうとすると、セキュリティキー52に応力が発生し、第2軸部60は、孔65a,65bが設けられている一方の箇所で破断する。破断しなかった他方の箇所には、変形や白化等のように、軸部55に応力が生じた痕跡が残るので、その痕跡を確認することで不正行為の有無を容易に確認できる。また、破断した箇所も変形を伴うので、セキュリティキー52の破断後における修復を困難にすることができる。
【選択図】 図9
【解決手段】 セキュリティキー52の第2軸部60に孔65a,65bを形成しておき、これらが形成されている箇所の肉厚が薄くなるように形成した。このように、セキュリティキー52の先端がキーシリンダ54に挿入されて封印処理されている場合に遊技盤6を本体枠2から取り外そうとすると、セキュリティキー52に応力が発生し、第2軸部60は、孔65a,65bが設けられている一方の箇所で破断する。破断しなかった他方の箇所には、変形や白化等のように、軸部55に応力が生じた痕跡が残るので、その痕跡を確認することで不正行為の有無を容易に確認できる。また、破断した箇所も変形を伴うので、セキュリティキー52の破断後における修復を困難にすることができる。
【選択図】 図9
Description
本発明は、遊技店等において使用されるパチンコ機等の遊技機に関し、さらに詳しくは、遊技機の不正改造防止に使用されるセキュリティキーに関する。
パチンコ店等の遊技場において使用される遊技機の代表的なものにパチンコ機がある。パチンコ機には、始動口、センター役物及びアタッカ等の各種装置が配設されている遊技盤が本体基部に保持されている。パチンコ機は、次のように遊技が行われる。すなわち、遊技開始時に遊技者が操作ハンドルを操作して遊技が開始されると、パチンコ球を弾発する発射装置によって、パチンコ球は遊技盤の盤面に打ち出される。パチンコ球は、前述した遊技盤の盤面を流下していきながら始動口に入賞するか、又は遊技盤の下部に設けられたアウト口に流入する。
パチンコ球が始動口に入賞すると、所定数の賞球が払い出されるとともに、大当たり状態に移行するか否かの移行抽選が行われる。この移行抽選の結果は、センター役物に設けられている可変表示装置に表示され、遊技者は可変表示装置の表示を見ることによって移行抽選に当選したか否かを知ることができる。
可変表示装置は、例えば3桁の図柄表示が行われるようになっている。前述した移行抽選に当選した場合には、「7−7−7」等のように予め定められた図柄が表示される。移行抽選に当選して大当たり状態になると、一定の条件の下でアタッカの開閉動作を行い、その奥側に設けられている大入賞口が露呈される。アタッカが開放されている時は、遊技盤の盤面を流下するパチンコ球がアタッカによって案内されて大入賞口に入賞しやすくなっている。このため、大当たり状態になると遊技者は大量の賞球を獲得することができる。
このようなパチンコ機での遊技は、制御装置によって制御されている。制御装置は、遊技盤が取り付けられているユニットの背面側に取り付けられており、遊技盤を取り外したり、遊技場に設置されている固定枠に対して本体基部を回動させない限りは、外部から視認できないようになっている。したがって、従来から、遊技盤を取り外したり、固定枠に対して本体基部を回動させて制御装置を不正に改造することによって遊技者の興趣を不必要に煽ったり、遊技者に与えるべき利益を減少させる等の行為が行われないように種々の防止策が採られている。
このような不正な行為を防止する方法として、セキュリティキーを使用する方法がある。この方法は、本体基部にセキュリティキーと係合する係合部を設けておき、セキュリティキーを遊技盤に設けられた貫通孔の前面側から挿入して、セキュリティキーの先端部に設けられた係止部と係合部とを係合させ、遊技盤を本体基部とセキュリティキーとによって結合させておくものである。この場合には、セキュリティキーを破断させないと遊技盤を取り外すことが出来ないので、セキュリティキーが破断されているか、或いはセキュリティキーが破断された後に復元されているかを確認することによって、上述した不正な行為が行われたか否かを判断することができる。
しかし、セキュリティキーは、ほとんどの部分が遊技盤の貫通孔等に挿入された状態になっており、セキュリティキーが破断しているか否かを目視により確認することは容易でないという問題があった。このような問題を解決するために、例えば特許文献1のような弾球遊技機が考案されている。特許文献1に記載の弾球遊技機は、透光性を有する部材によってセキュリティキーを形成しておき、このセキュリティキーの挿通軸の先端部に光を照射してセキュリティキーの内部を透過させ、後端部における光り具合を確認することによって不正行為が行われたか否かを確認することができる。例えば、セキュリティキーが破断した状態の場合には、透過した光が破断面で乱反射するため、破断していないセキュリティキーとは異なる光り具合をする。この光り具合の違いによって、不正に遊技盤が取り外されているか否かを確認することができる。
特開2005−13545号公報
しかしながら、特許文献1記載の弾球遊技機の場合には、セキュリティキーに光を照射する発光部材等を取り付ける必要があるため、パチンコ機等の製造時におけるコストアップに繋がるおそれがあるという問題がある。また、不正改造されたか否かをチェックする際には、その都度、又は常時LEDを点灯させておかなければならない。このため、遊技店で使用する場合にも、経費が増加するという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、簡便な方法で遊技盤の不正改造の有無を発見することができ、かつそれに必要なコストをも減少させることが可能な遊技機を提供することにある。
上記問題点を解決するにあたり、本発明のセキュリティキーは、軸部と、前記軸部の先端に設けられる係止部と、前記軸部の外周面から突出するように前記軸部の後端に形成される操作ツマミ部とを有し、遊技盤に形成される貫通孔に挿通したときに、前記遊技盤を着脱自在に組み付ける遊技機本体に設けられた係合部と前記係止部とが係合して引き抜き方向への移動が阻止され、前記遊技盤が前記遊技機本体から取り外されることを前記操作ツマミ部によって阻止する遊技機のセキュリティキーにおいて、前記セキュリティキーは、透明な部材によって一体成形され、前記軸部は、前記軸部の軸方向と直交する向きに延びた複数の孔を前記操作ツマミ部と近接する位置に備えたことを特徴とする。ここで、遊技盤には、遊技盤のみならず遊技盤をユニットとして構成しているものも含む。また、遊技機本体には、遊技機の本体基部及び本体基部に支持される支持部材のいずれをも含む。また、操作ツマミ部の近傍には、操作ツマミ部に近接する位置のほか、セキュリティキーを遊技機本体に取り付けたときに、複数の孔の状態を確認することが可能な位置をも含む。また、孔には、軸部を貫通する貫通孔のみならず、有底孔をも含む。
なお、前記複数の孔は、前記軸方向に並んだ同一形状の孔であることが好ましい。
また、前記孔は、前記軸部の軸方向及び前記孔の延びる方向と直交する方向を長手方向とする長孔形状であって、前記孔の長手方向の端部と前記外周面とが近接するように設けられていることが好ましい。
また、前記操作ツマミ部は、前記遊技盤に設けられた回転規制部によって前記軸部の回転が阻止される規制片を備え、前記係止部が前記係合部に係合した状態では前記回転が阻止され、前記規制片を前記操作ツマミ部から破断し、前記規制片が破断された操作ツマミ部を回転操作することによって前記軸部を回転させて、前記係合を解除することが好ましい。
本発明によれば、軸部と、前記軸部の先端に設けられる係止部と、前記軸部の外周面から突出するように前記軸部の後端に形成される操作ツマミ部とを有し、遊技盤に形成される貫通孔に挿通したときに、前記遊技盤を着脱自在に組み付ける遊技機本体に設けられた係合部と前記係止部とが係合して引き抜き方向への移動が阻止され、前記遊技盤が前記遊技機本体から取り外されることを前記操作ツマミ部によって阻止する遊技機のセキュリティキーにおいて、前記セキュリティキーは、透明な部材によって一体成形され、前記軸部は、前記軸部の軸方向と直交する向きに延びた複数の孔を前記操作ツマミ部と近接する位置に備えたから、遊技盤を不正に取り外すような不正行為が行われた場合であって、複数の孔が設けられている箇所のいずれかにおいて軸部が破断したときは、破断しなかった他の箇所に歪みや白化等を発生させることができる。したがって、不正行為を行った後にセキュリティキーを破断させる前の状態に復元し、不正行為が行われていないように見せかける行為を容易に行えなくすることが可能になる。また、複数の孔は操作ツマミ部の近傍に形成されているので、複数の孔が形成された箇所に生じた歪み等を点検時に容易に確認することが可能になる。
また、前記複数の孔は、前記軸方向に並んだ同一形状の孔であるから、複数の孔が設けられている箇所のいずれかにおいて軸部が破断した場合には、破断しなかった他の孔が設けられている箇所に確実に変形や白化等の痕跡を残すことが可能になる。したがって、他の孔に変形その他の痕跡を残す前にセキュリティキーが破断するような不都合を防止することが可能になる。
また、前記孔は、前記軸部の軸方向及び前記孔の延びる方向と直交する方向を長手方向とする長孔形状であって、前記孔の長手方向の端部と前記外周面とが近接するように設けられているから、不正行為が行われてセキュリティキーに力が加えられた時に、孔が設けられている箇所において軸部を破断しやすくすることができる。また、破断しなかった他の孔が設けられている箇所における歪み等を発生しやすくすることができる。したがって、セキュリティキーを破断させる前の状態に復元することをより困難にし、不正行為が行われていないかのように見せかける行為を容易に行えなくすることが可能になる。
また、前記操作ツマミ部は、前記遊技盤に設けられた回転規制部によって前記軸部の回転が阻止される規制片を備え、前記係止部が前記係合部に係合した状態では前記回転が阻止され、前記規制片を前記操作ツマミ部から破断し、前記規制片が破断された操作ツマミ部を回転操作することによって前記軸部を回転させて、前記係合を解除するから、不正行為を行う目的でセキュリティキーを引き抜いた場合には、規制片が切断されていることが不正目的でセキュリティキーを引き抜いた痕跡となるので、不正行為が行われたことを容易に発見することが可能になる。
図1に示すように、パチンコ機1には、その前面にガラス枠2が設けられている。ガラス枠2は、基体となる本体枠(遊技機本体)3に保持されている後述する支持枠に開閉自在に取り付けられている。また、ガラス枠2は、ほぼ中央に開口4を備えている。この開口4は、ガラス枠2の裏面に開閉自在に取り付けられているガラス5によって塞がれており、ガラス枠2の奥側に取り付けられている遊技盤6が視認できるようになっている。また、本体枠3には、遊技開始時等にパチンコ球を貯留する受け皿7、図示しない発射装置の弾発強さを調節する操作ハンドル8、及び賞球等を払い出す払い出し口9が設けられている。なお、符号10は、パチンコ機1を遊技場に設置する際に本体枠3を固定する固定枠である。
図2に示すように、ガラス枠2を開けると、その奥側に配設されている遊技盤6が露呈される。遊技盤6は、弾発されたパチンコ球が流下する遊技領域12を備えている。遊技領域12は、始動口13、図柄可変表示装置14、通過入賞口15、アタッカ16、大入賞口17及びアウト口18等を備えている。遊技領域12を流下するパチンコ球が始動口13に入賞すると、当たり又はハズレの移行抽選が行われる。移行抽選に当選すると当たりの演出抽選が行われ、当たり演出に用いられる演出画像、及び停止図柄が選択される。同様に、ハズレが決定されたときにはハズレの演出抽選が行われ、ハズレ演出に用いられる演出画像、及び停止図柄が選択される。
図柄可変表示装置14は、始動口13にパチンコ球が入賞すると「1〜9」の数字で表される図柄の変動表示を開始する。図柄の変動表示の背景には、前述した演出抽選によって選択された演出画像が同時に表示される。そして、演出画像の表示の終了を待って特別図柄の変動表示が停止し、演出抽選で選ばれた停止図柄が図柄可変表示装置14に表示される。移行抽選の抽選結果がハズレであるときには、次の移行抽選の待機状態になる。また、すでに始動口13にパチンコ球が入賞していることが記憶されて保留状態になっているときには、引き続き移行抽選並びに特別図柄及び演出画像の表示が開始される。
特別図柄の変動表示が停止して「7−7−7」のように予め定められた当たり図柄が停止図柄として表示されると、遊技は大当たり状態に移行する。大当たり状態ではアタッカ16が開放され、その奥側に設けられた大入賞口17が露呈される。これにより、遊技領域12を流下するパチンコ球がアタッカ16によって大入賞口17に案内されて、大量の賞球が払い出し口9から払い出される。アタッカ16が開放して大入賞口17に10個のパチンコ球が入賞するか、又はアタッカ16の開放時間が30秒経過すると、アタッカ16が一旦閉じる。ここで、アタッカ16が開放されているときに、大入賞口17の内部に設けられた継続入賞口(図示せず)にパチンコ球が入賞していた場合には、再びアタッカ16が開放される。大当たり状態の遊技は、アタッカ16が開放してから閉じるまでの遊技を1ラウンドとしており、継続入賞口にパチンコ球が入賞すると、次のラウンドに移行するように制御されている。このラウンドは、最高15ラウンドまで繰り返し行われる。
図3に示すように、本体枠3には支持枠21が着脱自在に取り付けられている。本体枠3には、支持枠固定部材22が設けられている。支持枠固定部材22は、本体枠3を正面から見た場合の右上側及び右下側に設けられている。支持枠固定部材22は、本体枠3から正面側に向けて延びるように設けられている回動軸と、回動軸の先端部に回転自在に取り付けられている係止部材とから構成されている。また、本体枠3には、本体枠3を正面から見た場合の左上側に後述するキーシリンダ54がネジ止めされている。
支持枠21には、ガラス枠2が回動自在に組み付けられているほかに、後述する遊技盤ユニット27が組み付けられている。また、支持枠21は、固定部材取付孔24、遊技盤ユニット取付部25及び遊技盤ユニット固定部材26を備えている。固定部材取付孔24は、支持枠21を正面から見た場合の右上側及び右下側に設けられており、支持枠固定部材22が挿通可能となるように形成されている。支持枠21を本体枠3に取り付ける場合には、固定部材取付孔24の背面側から表面側に向けて支持枠固定部材22を挿通させながら、支持枠21を本体枠3に挿入する。支持枠21が本体枠3に挿入されると、支持枠固定部材22の係止部材が固定部材取付孔24の前方に突出するので、この状態で係止部材を回転させて、支持枠固定部材22が固定部材取付孔24から抜けないようにして、支持枠固定部材22を固定する。
遊技盤ユニット取付部25は、支持枠21の中央部に設けられており、着脱自在な遊技盤ユニット27が支持枠21に取り付けられたときに、遊技盤ユニット27の背面側から取り付けられている各種装置が支持枠21の背面側に突出するように開口している。遊技盤ユニット固定部材26は、支持枠21を正面から見た場合に、遊技盤ユニット取付部25の右上側及び右下側に設けられている。遊技盤ユニット固定部材26は、遊技盤ユニット取付部25から正面側に向けて延びるように設けられている回動軸と、回動軸の先端部に回転自在に取り付けられている係止部材とから構成されている。
遊技盤ユニット27は、取付孔29を備えている。取付孔29は、遊技盤ユニット27を正面から見た場合に、遊技盤ユニット27の右上側及び右下側に設けられており、遊技盤ユニット固定部材26が挿通可能となるように形成されている。遊技盤ユニット27を支持枠21に取り付ける場合には、取付孔29の背面側から表面側に向けて遊技盤ユニット固定部材26を挿通させながら、遊技盤ユニット27を遊技盤ユニット取付部25に挿入する。遊技盤ユニット27が遊技盤ユニット固定部材26に挿入されると、遊技盤ユニット固定部材26の係止部材が取付孔29の前方に突出するので、この状態で係止部材を回転させて、遊技盤ユニット固定部材26が取付孔29から抜けないようにして、遊技盤ユニット27を固定する。
図4に示すように、遊技盤ユニット27は、遊技領域規定枠31、遊技盤6及び支持体32から構成されている。遊技領域規定枠31は、枠本体33、外レール34、第1内レール35、第2内レール36から構成されている。これらの部材は、摺動性及び耐磨耗性に優れた部材によって形成されている。外レール34と第1内レール35との間には、発射装置によって弾発されたパチンコ球を遊技領域12に向けてガイドするガイド部37が形成されている。また、枠本体33の中央には、パチンコ球の移動を規制するための開口38が形成されている。また、開口38の下方には、アウト口18の前面装飾が形成されている。第1内レール35及び第2内レール36の側壁面35a,36aは開口38に面しており、遊技領域12を規定している。なお、外レール34、第1内レール35及び第2内レール36は、それぞれ図示しないビス等によって枠本体33に固定される。また、遊技領域規定枠31の背面側の上下左右の4ヶ所には、係止ツマミ39が突出するように設けられている。係止ツマミ39は、後述する支持体32に設けられているボス46の開口46aに挿入できるように形成されている。
遊技盤6は、始動口13等の各種入賞口、並びに開口42、43及び貫通孔44を備えている。開口42は、遊技盤6の中央部に設けられており、その奥側に配設されている図柄可変表示装置14を視認可能とするように形成されている。開口43は、遊技盤6の上下左右の4ヶ所に設けられており、後述するボス46が挿通可能となる大きさに形成されている。貫通孔44は、遊技盤6を正面から見た場合の左上側に設けられている。また、貫通孔44は、遊技盤6を正面から見た場合には、四角形状になるように形成されている。この貫通孔44は、後述するセキュリティキー52の挿通及び引き抜きが行われたときに、セキュリティキー52の軸部55及び係止部62が挿通できる大きさに形成されている。
支持体32は、リブ45、ボス46及び切り欠き47を備えている。リブ45は支持体32の前面に複数設けられており、これらのリブ45によって球通路45aが形成されている。球通路45aは、遊技中に各入賞口及びアウト口18に入ったパチンコ球が予め定められた受け部に案内されるように形成されている。ボス46は、支持体32の上下左右の4ヶ所に設けられている。ボス46は、遊技盤6の開口43に対して背面側から挿入できるように形成されている。ボス46が開口43に挿通されることによって、支持体32は遊技盤6に対する固定位置が決定される。また、各ボス46には、開口46aが設けられている。開口46aは横長の矩形状に形成されており、遊技領域規定枠31の係止ツマミ39が挿通できるようになっている。
切り欠き47は、支持体32を正面から見た場合の左上側に設けられている。この切り欠き47は、後述するセキュリティキー52を後述するキーシリンダ54に挿入するときに、支持体32がセキュリティキー52と干渉しないように設けられている。なお、セキュリティキー52と干渉しないようにするためには、本実施形態のように切り欠き47を形成するほかに、セキュリティキー52を挿通できるように開口を形成してもよい。なお、図示していないが、支持体32の背面側には、遊技を行う際に動作する図柄可変表示装置14等の各種装置を制御する制御装置が配設されている。制御装置は、遊技の進行において各種装置を制御するメインプログラム及び図柄可変表示装置14の可変表示制御を行う演出プログラムが記憶されているプログラムROM、図柄可変表示装置14で表示する画像データ、音声データ等が記憶されているデータROM、及びメモリコントローラ等を備えている。
次に、ロック機構51の構成について説明する。ロック機構51とは、遊技盤ユニット27が本体枠3から取り外されることを防止するための機構である。図5に示すように、ロック機構51は、セキュリティキー52、回転規制部53及びキーシリンダ54から構成されている。セキュリティキー52は、透明な樹脂製の部材で形成されている。また、セキュリティキー52は、軸部55、鍔部57及び操作ツマミ部58から構成されている。
軸部55は、軸径の異なる第1軸部59及び第2軸部60を備えている。これら第1軸部59と第2軸部60との間にはテーパ部61が形成されており、第1軸部59と第2軸部60との間に段差が形成されないようになっている。第1軸部59は、一端側がテーパ部と連なるように形成されている。また、第1軸部59は、一端側とは反対側となる他端側の先端部に一対の係止部62を備えている。係止部62は、第1軸部59の先端部において、操作ツマミ部58の長手方向と平行になる方向に設けられている。係止部62は楔状に形成され、第1軸部59の他端側から一端側に向けて、第2軸部60の円周面から厚みを持たせるように形成された斜面62a,62bと、第1軸部59の一端側に第2軸部60の軸方向に対してほぼ直角になるように形成された端面62cとを有している。
第2軸部60は、テーパ部61と鍔部57との間に設けられている。第2軸部60は、その軸径が第1軸部59よりも太くなるように形成されている。また、第2軸部60は、鍔部57と近接する位置にV字型の溝64a,64bが軸部55の全周にわたって形成されている。これら溝64a,64bは一定の間隔をあけて設けられている。また、これら溝64a,64bが設けられている箇所には、貫通孔65a,65bがそれぞれ設けられている。これら貫通孔65a,65bは、軸部55の回転軸及び操作ツマミ部58の長手方向と直交する方向に貫通するように設けられている。この軸部55の回転軸及び操作ツマミ部58の長手方向と直交する方向から貫通孔65a,65bを見た場合には、貫通孔65a,65bは、六角形となるように形成されている。溝64a,64b及び貫通孔65a,65bの軸方向に対する位置は、次のようになっている。すなわち、操作ツマミ部58の長手方向と平行な方向における貫通孔65a,65bの端部の位置と、溝64a,64bにおいて軸部55の軸径が最も細くなっている底部の位置とが一致するようにそれぞれ設けられている。図8に示すように、図7中のB−B´地点の軸部55の断面を見ると、貫通孔65a,65bが設けられている箇所の肉厚(図8中の斜線部)が最も薄くなるように形成されている。
鍔部57は、円板状の部材で形成されている。鍔部57は、その一端側に第2軸部60が、他端側に操作ツマミ部58が設けられている。鍔部57は、一端側の面57aの位置と後述する規制片67の先端部67aに形成されている面67bの位置とが面一になるように形成されている。また、鍔部57は、キーシリンダ54にセキュリティキー52が挿入されたときに、後述する回転溝69の径よりも小さく、かつ後述する貫通孔70よりも大きくなるように形成されている。
操作ツマミ部58は、ツマミ本体66及び規制片67から構成されている。ツマミ本体66は縦長の板状の部材によって形成されている。ツマミ本体66は、鍔部の他端側に設けられている。また、ツマミ本体66は、鍔部57より大きく、かつ後述する回転溝69より小さくなるように形成されている。また、ツマミ本体66は、ツマミ本体66の長手方向及び軸部55の軸方向と直交する方向の中心と軸部55の回転軸の中心とが一致するように形成されている。規制片67は、ツマミ本体66の上部に設けられており、セキュリティキー52が挿入される方向に突出した先端部67aを備えている。先端部67aは、鍔部57の一端側に形成された面57aと面一になる面67bを有している。先端部67aは、後述するキーシリンダ54にセキュリティキー52が挿入されたときに、遊技領域規定枠31に設けられた後述するキー溝71に挿入される。また、ツマミ本体66と規制片67との境界部には、軸部55の軸方向及びツマミ本体66の長手方向と直交する方向に溝68が設けられている。この溝68は、ツマミ本体66と規制片67とを切断する際の切断位置となっている。
回転規制部53は、遊技領域規定枠31を正面から見た場合の遊技領域規定枠31の左上側に設けられている(図4参照)。回転規制部53は、回転溝69に貫通孔70及びキー溝71が設けられて構成されている。回転溝69は、円形状に形成されており、セキュリティキー52のツマミ本体66が軸部55の回転軸を中心に回転できる大きさに形成されている。貫通孔70は、回転溝69の中央に設けられており、キーシリンダ54にセキュリティキー52が挿入されるときに、軸部55及び係止部62が挿通できる大きさに開口している。キー溝71は、回転溝69の上部に形成されている。キー溝71は、セキュリティキー52がキーシリンダ54に挿入されているときに、そのセキュリティキー52に設けられている規制片67の先端部が挿入でき、挿入された後は操作ツマミ部58の回転動作を規制するように形成されている。
キーシリンダ54は、支持枠21の背面側からネジ止めされている。キーシリンダ54は、本体部72及び取付鍔部73から構成されている。本体部72は、ほぼ円筒状に形成されている。また、本体部72には、前面側にセキュリティキー52の第1軸部59と係止部62とが挿通される挿通開口74が形成されている。挿通開口74は、略十字形状に形成されている。挿通開口74のうち、略十字形状の上下は第1軸部59と係止部62をキーシリンダ54に挿入する時に、略十字形状の左右はセキュリティキー52のツマミ本体66を90°回転させて係止部62をキーシリンダ54から引き抜く時に使用するように形成されている。本体部72の内部には、セキュリティキー52が挿入された時に、係止部62と係合してセキュリティキー52の引き抜き方向への移動を規制する係合爪75が上下にそれぞれ設けられている。本体枠3に取り付けられたキーシリンダ54にセキュリティキー52が挿入されると、係止部62の端面62cと係合爪75の係合面75aとが係合することにより、遊技盤6が封止される。係合爪75は、弾性変形可能な樹脂によって成形されており、セキュリティキー52が挿入されると、係合爪75の斜面75b,75cと係止部62の斜面62a,62bとがそれぞれ当接された後に係止部62によって係合爪75が弾性変形し、斜面75bと斜面75cとの間隔が拡大するようになっている。
取付鍔部73には、ビス締め用のビス締め孔76が上下二箇所に設けられている。キーシリンダ54の本体部72を本体枠3に設けられているキーシリンダ取付用の孔に挿入し、ネジ孔にネジ77をネジ止めさせることにより、キーシリンダ54が本体枠3に固定される。
次に、セキュリティキー52の作用について説明する。図9及び図10に示すように、セキュリティキー52の第1軸部59をキーシリンダ54に挿入すると、第1軸部59に設けられている係止部62の端面62cと係合爪75の係合面75aとがそれぞれ係合する。また、操作ツマミ部58は、規制片67の先端部67aがキー溝71に挿入される。このため、セキュリティキー52は、キーシリンダ54からの引き抜き動作と、端面62c及び係合面75aの係合を解除させる回転動作とが規制されている。したがって、遊技盤6は、セキュリティキー52によって封止された状態となる。
図11に示すように、遊技盤6がセキュリティキー52によって封止されているときに遊技盤6を図11中のC方向に移動させて取り外そうとすると、セキュリティキー52の規制片67及び軸部55が遊技盤ユニット27によって図11中のC方向に押される。一方、セキュリティキー52の係止部62の端面62cとキーシリンダ54の係合爪75の係合面75aとがそれぞれ係合しているため、セキュリティキー52は引き抜き方向への移動が規制されている。このため、セキュリティキー52には、遊技盤6によって引張力が加えられるので、セキュリティキー52には引張力と同じ大きさの内力が生じる。このとき、軸部55に貫通孔65a,65bが形成されている箇所には、軸部55の外周面に溝64a,64bが形成されているので、貫通孔65a,65bが形成されている箇所における軸部55の断面積は、貫通孔65a,65bが形成されていない他の箇所の断面積よりも小さくなっている。このため、セキュリティキー52に引張力が加えられた時に、貫通孔65a,65bが形成されている箇所で生じる応力の大きさは、貫通孔65a,65bが形成されていない他の箇所より大きくなる。したがって、セキュリティキー52は、引張力が加えられると、貫通孔65a,65bが設けられている箇所において容易に破断しやすくなる。なお、以下においては、貫通孔65aが形成されている箇所で軸部55が分離して破断したものとして説明する。
貫通孔65aが形成されている箇所で軸部55が破断すると、貫通孔65aと同一形状の貫通孔65bが形成されている箇所には、セキュリティキー52に引張力が加えられた痕跡が生じる。ここで、痕跡とは、例えば貫通孔65bが形成されている箇所が変形して軸方向の寸法が長くなったり、あるいは、図12に示すように、他の孔が形成されている箇所において白化が生じ、孔の端部から軸部55の外周面との間に幾筋もの白い筋(符号60c)が見受けられる状態になること等を意味する。この場合に、破断した箇所には変形が生じているから、破断した面に接着剤等をつけて復元し、あたかも遊技盤6を取り外すような不正な行為を行っていないかのようにすることを困難にすることができる。
さらに、このようにセキュリティキー52を復元したとしても、軸部55には、破断しなかった他の孔が形成されている箇所において白化等の痕跡が残っているから、その痕跡を確認することによって不正行為が行われたか否かを判断することができる。また、セキュリティキー52を復元した場合に、貫通孔65a,65bは操作ツマミ部58に近接するように形成されているから、白化等の痕跡の有無を容易に確認することができる。
また、貫通孔65a,65bは、貫通孔65a,65bの端部と溝64a,64bの底部とが近接するように形成されており、貫通孔65a,65bが形成されている箇所における第2軸部60の肉厚を薄くすることによって、セキュリティキー52に引張力が加えられたときに、第2軸部60に生じる内力に耐えられる限界値を低くしている。このため、セキュリティキー52が破断したり、変形する等の痕跡を確実に残すことが可能になる。なお、この痕跡は、遊技盤6を取り外そうとしてセキュリティキー52に引張力が加えられたことを示せばよいので、上述した方法以外の方法によってその痕跡を残すこととしてもよい。
次に、操作ツマミ部58の規制片67を切断してセキュリティキー52を取り外す場合について説明する。図13に示すように、規制片67の先端部67aはキー溝71に挿入されており、回転溝69に挿入されたツマミ本体66の回転動作が規制されている。例えばニッパー等によって規制片67を切断すると、図14に示すように規制片67をキー溝71から取り外すことができる。この状態では、回転溝69に挿入されたツマミ本体66を操作することによって、回転溝69でセキュリティキー52を回転させることが可能になる。この場合における係止部62と係合爪75との関係を図15及び図16に基づいて説明する。前述したように、セキュリティキー52は、通常は係止部62の端面62cと係合爪75の係合面75aとが係合する状態で維持されており、セキュリティキー52の回転動作や、セキュリティキー52をキーシリンダ54から引き抜く動作が規制されている。
図15に示すように、規制片67が切断されてツマミ本体66から取り外されると、セキュリティキー52が回転可能な状態になる。ここで、ツマミ本体66を操作してセキュリティキー52を90°回転させた状態にすると、係止部62の位置をキーシリンダ54の本体部72の挿通開口74における略十字形状の左右方向に向けさせることができる。したがって、セキュリティキー52を回転させることによって、端面62cと係合爪75の係合面75aとが係合した状態から端面62cと係合面75aとの係合を解除した状態にすることができる。図17に示すように、セキュリティキー52を引き抜き方向へ移動させてセキュリティキー52を取り外すと、取り外し時にはセキュリティキー52には力が加えられないので、貫通孔65a,65bが形成されている箇所において破断したり、変形や白化等の痕跡を残すことなくセキュリティキー52が取り外される。
しかし、規制片67を切断してセキュリティキー52をキーシリンダ54から引き抜いて制御装置を改造する等の不正行為を行い、規制片67が切断された状態のセキュリティキー52をキーシリンダ54に挿入している場合には、規制片67が切断されていることによって、不正行為が行われたか否かを確認することができる。したがって、点検時等においては、点検者はセキュリティキー52の規制片67が切断されているか否かを確認すればよいことになるので、点検者の作業効率を上げることができる。また、規制片67を切断してセキュリティキー52をキーシリンダ54から引き抜いて制御装置を改造する等の不正行為を行い、接着剤等で規制片67をツマミ本体66に接着してセキュリティキー52をキーシリンダ54に挿入して、あたかも不正行為が行われていないかのように見せかけられている場合でも、セキュリティキー52は透明な部材で形成されているので、規制片67を切断した箇所が白化したり、規制片を接着した箇所に接着剤を塗った痕跡が残る。操作ツマミ部58は、点検者が視認しやすい箇所に設けられているので、点検者は、規制片67が後付けされたか否かを容易に確認することができる。
なお、本実施形態では、セキュリティキーの軸部に貫通孔を貫通させているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図18に示すように、セキュリティキー81の軸部82において、孔83が形成されている箇所の肉厚がH型になるようにしてもよい。このように形成することによっても、本実施形態のセキュリティキー52と同様の効果を奏することが可能である。なお、孔が形成されている箇所の肉厚の形状はこれ以外であってもよく、セキュリティキー52に力が加えられたときに、確実に孔が形成された箇所において破断又は変形するように形成されていればよい。
また、本実施形態では、軸部の軸方向及び操作ツマミ部の長手方向と直交する方向から見た場合の貫通孔の形状が六角形になるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、セキュリティキーの軸部に設ける貫通孔の形状を円形としてもよいし、貫通孔を軸方向と直交する方向に並べて配列させてもよい。例えば、図19に示すように、本実施形態の変形例のセキュリティキー84は、軸部85にV字型の溝86a,86bが軸部85の全周にわたって形成されている。溝86a,86bが形成されている箇所には、複数の貫通孔87,88,89,90が形成されている。これらの貫通孔87,88,89,90の形状は、軸部85の軸方向及び操作ツマミ部58の長手方向と直交する方向から見た場合には円形になるように形成されている。貫通孔87,88は、溝86aが形成されている箇所において、軸部85の軸方向と直交する方向(図19においては上下方向)にそれぞれ形成されている。同様に、貫通孔89,90は、溝86bが形成されている箇所において、軸部85の軸方向と直交する方向(図19においては上下方向)にそれぞれ形成されている。
図20に示すように、図19中のE−E´地点における軸部85の断面を見ると、軸部85の軸方向及び操作ツマミ部58の長手方向と直交する方向に貫通孔87,88が貫通している。また、図示はしていないが、貫通孔89,90が形成されている箇所の断面も図20と同一の形状になる。このため、貫通孔87,88,89,90が形成されている箇所における軸部55の断面積は、貫通孔87,88,89,90が設けられていない他の箇所の軸部55の断面積よりも小さくなっている。遊技盤6を取り外そうとしてセキュリティキー84に引張力が加わり、セキュリティキー84に内力が発生すると、貫通孔87,88,89,90が設けられている箇所で軸部55に生じる応力は、貫通孔87,88,89,90が設けられていない軸部55の他の箇所に生じる応力より大きくなる。したがって、セキュリティキー84は、引張力が加わると、貫通孔87,88又は貫通孔89,90が設けられている箇所のいずれかにおいて破断し、破断しなかった孔が設けられている他方の箇所には、セキュリティキー84に引張力が加えられた痕跡が生じる。このように、孔部の形状を変えて形成しても、本実施形態のセキュリティキー52と同様の効果を奏することが可能である。
また、本実施形態では、軸部85の軸方向に2つの孔を並べて配列することとしているが、孔の数は2つに限定されるものではなく、適宜複数個配列させることとしてもよい。
また、本実施形態では、本発明のセキュリティキーをパチンコ機に適用した例について説明をしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スロットマシンや、パチンコ球を使用してスロットマシンと同様の遊技を行うパチンコスロット機に適用することも可能である。
1 パチンコ機(遊技機)
3 本体枠
6 遊技盤
21 支持枠
27 遊技盤ユニット
44 貫通孔
52,81,84 セキュリティキー
54 キーシリンダ(係合部)
55,82,85 軸部
58 操作ツマミ部
62 係止部
65a,65b,87,88,89,90 貫通孔
66 ツマミ本体
67 規制片
71 キー溝
75 係合爪
83 孔
3 本体枠
6 遊技盤
21 支持枠
27 遊技盤ユニット
44 貫通孔
52,81,84 セキュリティキー
54 キーシリンダ(係合部)
55,82,85 軸部
58 操作ツマミ部
62 係止部
65a,65b,87,88,89,90 貫通孔
66 ツマミ本体
67 規制片
71 キー溝
75 係合爪
83 孔
Claims (4)
- 軸部と、前記軸部の先端に設けられる係止部と、前記軸部の外周面から突出するように前記軸部の後端に形成される操作ツマミ部とを有し、遊技盤に形成される貫通孔に挿通したときに、前記遊技盤を着脱自在に組み付ける遊技機本体に設けられた係合部と前記係止部とが係合して引き抜き方向への移動が阻止され、前記遊技盤が前記遊技機本体から取り外されることを前記操作ツマミ部によって阻止する遊技機のセキュリティキーにおいて、
前記セキュリティキーは、透明な部材によって一体成形され、前記軸部は、前記軸部の軸方向と直交する向きに延びた複数の孔を前記操作ツマミ部と近接する位置に備えたことを特徴とするセキュリティキー。 - 前記複数の孔は、前記軸方向に並んだ同一形状の孔であることを特徴とする請求項1記載のセキュリティキー。
- 前記孔は、前記軸部の軸方向及び前記孔の延びる方向と直交する方向を長手方向とする長孔形状であって、前記孔の長手方向の端部と前記外周面とが近接するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のセキュリティキー。
- 前記操作ツマミ部は、前記遊技盤に設けられた回転規制部によって前記軸部の回転が阻止される規制片を備え、前記係止部が前記係合部に係合した状態では前記回転が阻止され、前記規制片を前記操作ツマミ部から破断し、前記規制片が破断された操作ツマミ部を回転操作することによって前記軸部を回転させて、前記係合を解除することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載のセキュリティキー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005199225A JP2007014558A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | セキュリティキー |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012077865A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Kitagawa Ind Co Ltd | 固定具 |
JP2014188312A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Nec Embedded Products Ltd | 物品収納容器、封印部材 |
JP2015516589A (ja) * | 2012-03-14 | 2015-06-11 | アエスキュラップ アーゲー | 安全封緘具 |
JP2022094491A (ja) * | 2020-12-15 | 2022-06-27 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
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-
2005
- 2005-07-07 JP JP2005199225A patent/JP2007014558A/ja active Pending
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JP7254363B2 (ja) | 2020-12-15 | 2023-04-10 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
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