JP2014213177A5 - - Google Patents

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JP2014213177A5
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前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
技を行うことが可能な遊技機(例えば、スロットマシン1/パチンコ遊技機1001)であって、
回路基板(例えば、遊技制御基板40/主基板1031)を収納する第1被覆体(例えば、ベース部材201/ベース部材1201)及び第2被覆体(例えば、カバー部材202/カバー部材1202)からなる基板ケース(例えば、基板ケース200/基板ケース1200)と、
前記第1被覆体と前記第2被覆体とを封止状態(例えば、基板ケースが開封されたらその痕跡が残るように閉鎖した第2封止状態)とする封印シール(例えば、封印シール400/封印シール1400)と、
前記基板ケースに貼付された封印シールを被覆可能な封印シール被覆部材(例えば、シール保護カバー228/シール保護カバー1228)と、
を備え、
前記封印シールは、該封印シールの粘着力を低下させるために所定の溶剤が用いられたときに該溶剤が使用された痕跡をす溶剤使用特定部(例えば、所定の剥離液(例えば、溶剤Aや溶剤Bなど)と接触することにより該剥離液に溶解する特殊インクにて印刷形成された第1溶剤使用表示部450A〜450D、第2溶剤使用表示部460A〜460D/第1溶剤使用表示部1450A〜1450D、第2溶剤使用表示部1460A〜1460D)を有し、
前記溶剤使用特定部は、前記封印シールの縁部に設けられている(例えば、図15(a)に示すように、第2溶剤使用表示部460A〜460Dは、長辺L10及び短辺L20に沿って枠状に延設されている/図33(a)に示すように、第2溶剤使用表示部1460A〜1460Dは、長辺L10及び短辺L20に沿って枠状に延設されている)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、溶剤を使用して封印シールの粘着力を低下させようとした場合、該封印シールの溶剤使用特定部に該溶剤が使用された痕跡が残ることで、溶剤を使用して封印シールの粘着力を低下させようとしたことがわかるようになるため、溶剤により剥離した封印シールを再度貼付するといった不正行為を抑制できるとともに、封印シールは封印シール被覆部材により被覆されることで、封印シールを剥離するには封印シール被覆部材を取り外さなければならず手間がかかるようになるため、不正行為を抑制することができる。また、封印シールのうち剥離されやすい縁部に溶剤使用特定部が設けられることで、溶剤が使用された痕跡が残りやすい。
本発明の手段1に記載の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記第1被覆体(例えば、ベース部材201/ベース部材1201)に設けられた第1被覆体側封印シール貼付部(例えば、ベース側封印部229/ベース側封印部1229)と、前記第2被覆体(例えば、カバー部材202/カバー部材1202)に設けられた第2被覆体側封印シール貼付部(例えば、カバー側封印部224/カバー側封印部1224)と、を含む封印シール貼付部を備え、
前記封印シールが前記第1被覆体側封印シール貼付部と前記第2被覆体側封印シール貼付部とに跨るように貼付されたときに該第1被覆体側封印シール貼付部と該第2被覆体側封印シール貼付部との境界部(例えば、境界部Z)に位置しない部分に前記溶剤使用特定部が配置されている(例えば、図15(a)に示すように、封印シール400は、基板ケース200に貼付されたときに境界部Zに掛からない位置に第1溶剤使用表示部450A〜450D、第2溶剤使用表示部460A〜460Dが印刷されている。/図33(a)に示すように、封印シール1400は、基板ケース1200に貼付されたときに境界部Zに掛からない位置に第1溶剤使用表示部1450A〜1450D、第2溶剤使用表示部1460A〜1460Dが印刷されている。)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、封止状態としたときに溶剤使用特定部が境界部に掛かることがないので、例えば、遊技店において回路基板の検査等のために封印シールを破断して基板ケースを開放したことにより溶剤使用特定部が破断してしまうことで、それ以前に溶剤と接触した痕跡が表れていたことが判りにくくなってしまうことが防止される。
本発明の手段2に記載の遊技機は、請求項1または手段1に記載の遊技機であって、
前記溶剤使用特定部は、前記封印シール(例えば、封印シール400)が前記基板ケース(例えば、基板ケース200)に貼付されたときに前記回路基板(例えば、遊技制御基板40)において制御用マイクロコンピュータ{例えば、メイン制御部41(メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポート41d)}が実装される実装面(例えば、実装面40a)と同方向を向く部分に配置されている(例えば、図15(a)に示すように、封印シール400は、基板ケース200に貼付されたときに実装面40aと同方向(上方)を向く部分である上部領域R1に第1溶剤使用表示部450Aが配置されている)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、溶剤使用特定部及び制御用マイクロコンピュータの実装面の双方を一緒に視認することができることで、溶剤使用特定部及び制御用マイクロコンピュータに対する不正行為の確認作業を容易に行うことが可能となるため、作業負担を軽減できる。
本発明の手段3に記載の遊技機は、請求項1、手段1、手段2のいずれかに記載の遊技機であって、
前記封印シール(例えば、封印シール400/封印シール1400)は、各々を識別可能な識別情報(例えば、シリアル番号や2次元バーコードなど)が表示された識別情報表示部(例えば、第1識別情報表示部451/第1識別情報表示部1451、第2識別情報表示部452/第2識別情報表示部1452)を有し、
前記基板ケースに貼付されたときに互いに同方向を向く部分に前記溶剤使用特定部と前記識別情報表示部とが配置されている(例えば、図15(a)に示すように、封印シール400は、基板ケース200に貼付されたときに互いに同方向(上方)を向く部分である上部領域R1に第1溶剤使用表示部450Aと第1識別情報表示部451及び第2識別情報表示部452とが配置されている。/図33(a)に示すように、封印シール1400は、基板ケース1200に貼付されたときに互いに同方向(右側方)を向く部分である右側方領域R10に第1溶剤使用表示部1450A,1450Bと第1識別情報表示部1451及び第2識別情報表示部1452とが配置されている)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、溶剤使用特定部及び識別情報表示部の双方を一緒に視認することができることで、溶剤使用特定部及び識別情報表示部の確認作業を容易に行うことが可能となるため、作業負担を軽減できる。
本発明の手段6に記載の遊技機は、請求項1、手段1〜手段5のいずれかに記載の遊技機であって、
前記基板ケース(例えば、基板ケース200/基板ケース1200)は、前記封印シール(例えば、封印シール400/封印シール1400)が貼付される封印シール貼付部(例えば、ベース側封印部229、カバー側封印部224/ベース側封印部1229、カバー側封印部1224)を有し、
前記封印シール貼付部の周囲には、貼付された封印シールの周囲を囲むように周壁部(例えば、位置決め凸条411,421/位置決め凸条1411,1421)が形成されている
ことを特徴としている。
この特徴によれば、封印シールを剥離する際に周囲の周壁部が邪魔になって剥離しにくくなるため、溶剤により剥離した封印シールを再度貼付するといった不正行為を抑制できる。
このようにスタートスイッチ7を除く各種電気部品と遊技制御基板40とを、スロットマシン1の本体(本実施例では、筐体1a)所定箇所に取り付けた電源基板101及び各中継基板110、120、80を経由して配線接続することで、遊技制御基板40からスロットマシン1の本体所定箇所に個々に配設される複数の電気部品との配線の取りまとめが容易になるとともに、コネクタ接続部が常に中継基板または遊技制御基板40に設けられることになり、これにより各電気部品それぞれのコネクタ接続部が固定されるため、配線接続作業時においてコネクタ接続部を探したり、接続する配線の種類を間違うこと等が防止される。
また、本実施例では、ゲームの進行に応じて遊技制御基板40に対して信号を入力する第1の電気部品5、6、7、8、31、33L,33C,33R、35及びゲームの進行に応じて遊技制御基板40から信号が出力される第2の電気部品32L,32C,32R、34のうち、スタートスイッチ7と遊技制御基板40との間のコネクタ接続のみコネクタ規制部材650を設けてコネクタ同士の接続の解除を規制している。すなわちその信号がなければ遊技を進行させることができない電気部品の一つであるスタートスイッチ7(スタートスイッチ7からの信号が入力されなければゲームを開始することが不可能となる)と遊技制御基板40との間のコネクタ接続のみコネクタ規制部材650を設けてコネクタ同士の接続の解除を規制しており、他の電気部品と遊技制御基板40との間でコネクタ同士の接続を解除して打ち込み器具のコネクタに差し替えた場合でも、実質的に遊技を自動的に進行させることができなくなるため、最小限の規制で不正行為を防止することが可能となり、これらコネクタ同士の接続を解除するための部品点数を減らすことができる。
そして、サブCPU91aは、その起動時においてRAM91cの全ての領域に格納されたデータに基づいてRAMパリティを計算し、RAMパリティが0であることを条件に、RAM91cに記憶されているデータに基づいてサブCPU91aの処理状態を電断前の状態に復帰させるが、RAMパリティが0でない場合(1の場合)には、RAM異常と判定し、RAM91cを初期化するようになっている。この場合、サブCPU91aと異なり、RAM91cが初期化されるのみで演出の実行が不能化されることはない。
(基板ケース)
基板ケース200は、図6に示すように、回路基板の一例である遊技制御基板40の裏面(他面)40b側を覆う第1被覆体としてのベース部材201と、遊技制御基板40の実装面(一面)40a側を覆う第2被覆体としてのカバー部材202と、から構成され、遊技制御基板40を挟持するように組み付けられるものである。尚、遊技制御基板40の実装面40aには、特に詳細な図示はしないが、メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポート41dを備えたマイクロコンピュータ(制御用マイクロコンピュータ)からなるメイン制御部41や、他の基板からのケーブルの一端に設けられたケーブル側コネクタ等が接続される基板側コネクタ620a〜620d等が多数実装されている。
取付封止片230、予備用取付封止片231、予備用封止片232の筒状部は、上面が開口する有底四角筒状に形成され、内部にワンウェイネジ240a〜240cを収納可能な大きさを有し、ワンウェイネジ240a〜240cの上部を収納可能な大きさに形成されているとともに、底部には、ワンウェイネジ240a〜240cの頭部の直径よりも小径の取付孔234、235が形成されている。取付孔234は、封止状態において、ネジ孔210の対向位置に配置される。取付235,235は、後述する取付状態において、ネジ穴316a,316bの対向位置に配置される。
そして、各係合片220が各係合溝250の端部に当接するとともに、カバー側溶着部223の右端部が規制片(図示略)に当接してスライド移動が規制されると、左側の短辺では、ベース部材201の係止片203,203が挿通穴222,222内に挿通される。このように、各係合片220が各係合溝250に係合され、カバー側溶着部223の右端部が規制片(図示略)に係止され、係止片203,203が挿通穴222,222内に挿通されることによりベース部材201にカバー部材202が組み付けられ、ベース部材201に対するカバー部材202の組付位置が決定し、ベース部材201とカバー部材202とが位置合わせ(合体)されてベース部材201の開口が閉鎖された閉鎖状態(係止状態)となり、後述する封止が可能な状態となる(図9及び図10参照)。
封印シール400は、図15(a)に示す封印シール400の正面視において左右幅方向を向く長辺L10と上下方向を向く短辺L20とを有する略長方形状に形成されており、図15(b)に示すように、封印シール400は、封印シール400を貼付可能とするための粘着剤層402と、該粘着剤層402が形成されるシール基材401と、から構成されており、粘着剤層402の表面には剥離紙404が貼付されている。この剥離紙404は封印シール400を基板ケース200に貼り付ける際に剥離される。尚、粘着剤層402は、シール基材401の全域にわたり設けられている。
底板310aにおける右側の短辺部近傍には、基板ケース200の取付封止片230及び予備用取付封止片231に挿通されるワンウェイネジ240a,240bが取り付けられるネジ穴316a,316bが形成された取付台座315が装着される台座装着穴317が形成されている。取付台座315は、底板310aの裏面側から台座装着穴317内に嵌合により装着されるようになっている。装着時においては、図13(a)に示すように、ネジ穴316a,316bは底板310aの前面よりも前方に突出した状態で取付封止片230及び予備用取付封止片231の取付235,235に対向配置されるようになっている。
また、仮止め状態としたときに、カバー部材202における取付封止片230及び予備用取付封止片231が取付台座315に対向配置され、取付封止片230及び予備用取付封止片231の取付235,235が取付台座315のネジ穴316a,316bに合致する。ここで、図13(a)に示すように、取付封止片230内に収容されていたワンウェイネジ240aをドライバーによりネジ316aに螺入すると、可動ベース302に対して基板ケース200が離脱不能に取り付けられる。
すなわち、ワンウェイネジ240aは、一度ネジ316aに取り付けられると、ドライバー等の工具を操作溝に差し込んでも、ワンウェイネジ240aを逆回転させることができない、つまり二度とネジ316aから取り外すことはできない取付部材であるため、基板ケース200は、該基板ケース200または可動ベース302等の所定部位(例えば取付封止片230の切断片233等)を切断(破壊)しない限り可動ベース302から取り外すことができない取付状態で取り付けられる。
また、遊技制御基板40の検査等のために基板ケース200を可動ベース302から取り外す場合、取付封止片230の切断片233を切断する必要があるばかりか、ネジ316aにねじ込まれたワンウェイネジ240a及び基板ケース200から切断された取付封止片230を取付台座315から取り外すことができず、可動ベース302に保持されて残存するため、当該取付封止片230にワンウェイネジ240aを取り付け、同じように可動ベース302に取り付けることはできない。すなわち、一度可動ベース302に対する基板ケース200の取付状態を解除した後は、一度取付に使用した取付封止片230とは別の予備用取付封止片231に予備のワンウェイネジ240bを取り付け、別のネジ316bに取り付けることになる。
また、本実施例では、基板ケース200は、図2に示すように、筐体1aの背板上部に取り付けられている。また、各種ケーブル600a〜600c、600kが接続される基板側コネクタ620a〜620c等が臨むコネクタ用開口236a〜236gは、基板ケース200の下辺部沿って配設されている。そして、遊技制御基板40に接続されるこれらケーブル600a〜600c、600kのうち、ケーブル600a〜600cは、図14に示すように、基板ケース200の下方位置において筐体1aの左側板内面に設けられた配線フックHFによりまとめて配線されている。また、他のケーブル600kは下方に延設され、筐体1aにおける基板ケース200よりも下方位置に配設されたリール中継基板120等に接続されている。
また、封印シール400は、回路基板の一例である遊技制御基板40において制御用マイクロコンピュータ(メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポート41dを備えたマイクロコンピュータ)が実装される実装面40aと同方向(上方)を向く部分である上部領域R1に第1溶剤使用表示部450A及びシール基材401の左方側に配置された第2溶剤使用表示部460A〜460Cが配置されているため、第1溶剤使用表示部450A、シール基材401の左方側に配置された第2溶剤使用表示部460A〜460C及び制御用マイクロコンピュータの実装面40aの双方を一緒に視認することができることで(図14(a)及び図20(a)参照)、溶剤使用表示部450A及び制御用マイクロコンピュータ(メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポート41dを備えたマイクロコンピュータ)に対する不正行為の確認作業を容易に行うことが可能となるため、作業負担を軽減できる。
尚、制御用マイクロコンピュータ(メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポート41dを備えたマイクロコンピュータ)に対する不正行為の確認作業とは、例えば、メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポート41dに不正な回路基板が接続されていたり、メインCPU41a、ROM41b等が不正なCPU、ROM等に交換されたりしていないかを確認する作業であるため、これらが搭載される実装面40aと溶剤使用表示部450Aとが上方に向けて配置されていれば、基板ケース200の前面側から双方の状況を一度に確認することが可能となる。
また、本実施例では、封印シール400は、これら第1溶剤使用表示部450A、シール基材401の左方側に配置された第2溶剤使用表示部460A〜460C、第1識別情報表示部451及び第2識別情報表示部452とが互いに同方向(上方)を向く部分である上部領域R1に配置されていることで、制御用マイクロコンピュータ(メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポート41dを備えたマイクロコンピュータ)が実装される実装面40aと同方向(上方)を向くことになることで、第1溶剤使用表示部450A、シール基材401の左方側に配置された第2溶剤使用表示部460A〜460C、第1識別情報表示部451及び第2識別情報表示部452の確認作業と一緒に、制御用マイクロコンピュータに対する不正行為の確認作業を容易に行うことが可能となるため、作業負担を軽減できる。
また、本実施例1では、ベース側封印部229及びカバー側封印部224からなる封印部の周囲には、貼付された封印シール400の周囲を囲むように周壁部である位置決め凸条411,421が形成されていることで、封印シール400を剥離する際に周囲の位置決め凸条411,421が邪魔になって剥離しにくくなるため、溶剤により剥離した封印シール400を再度貼付するといった不正行為を抑制できる。
尚、本実施例では、基板ケース200の被取付部としての取付封止片230、予備用取付封止片231が取り付けられる可動ベース302の取付部としてのネジ穴316a,316bを有する取付台座315は、可動ベース302に対して取り付け、取り外し可能に設けられているため、基板ケース200を2回取り外した場合でも、取付台座315のみを交換すれば、可動ベース302を交換せずに使いまわすことが可能であるが、これらネジ穴316a,316bは可動ベース302に直接形成されていてもよい。
遊技領域1007の中央付近には、液晶表示装置(LCD)で構成された演出表示装置1009が設けられている。演出表示装置1009では、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示に同期した演出図柄(飾り図柄)の可変表示(変動)が行われる。よって、演出表示装置1009は、識別情報としての演出図柄(飾り図柄)の可変表示を行う可変表示装置に相当する。演出表示装置1009は、演出制御基板1080に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータによって制御される。演出制御用マイクロコンピュータが、第1特別図柄表示器1008aで第1特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置1009で演出表示を実行させ、第2特別図柄表示器1008bで第2特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置1009で演出表示を実行させるので、遊技の進行状況を把握しやすくすることができる。
演出制御用CPU1120は、受信した演出制御コマンドに従ってキャラクタROM(図示略)から必要なデータを読み出す。キャラクタROMは、演出表示装置1009に表示されるキャラクタ画像データ、具体的には、人物、文字、図形または記号等(演出図柄を含む)をあらかじめ格納しておくためのものである。演出制御用CPUは、キャラクタROMから読み出したデータをVDP(図示略)に出力する。VDPは、演出制御用CPU1120から入力されたデータに基づいて表示制御を実行する。
さらに、演出制御用CPU1120は、出力ポート(図示略)を介してランプドライバ基板1035に対してLEDを駆動する信号を出力する。また、演出制御用CPUは、出力ポート(図示略)を介して音声制御基板1070に対して音番号データを出力する。
このようにシール保護カバー1228は、カバー部材1202の前面側から後面側に向けて押し込むことでカバー部材1202に係止することができるようになっている。そして係止された装着状態において、第1被覆片1620及び第2被覆片1621の内面周縁が位置決め凸条1411,1421及び位置決め部1412,1422それぞれの当接規制面1413,1423に当接することで、第1被覆片1620及び第2被覆片1621の内面側辺部と封印シール1400の表面1400aとの対向面が互いに離間配置されて非接触状態に維持される。よって、シール保護カバー1228を当接規制面1413,1423に当接した状態で前後にスライドさせて封印部1224,1229に対して着脱する際においても、封印シール1400に接触することがないとともに、装着した状態において、シール保護カバー1228に何らかの外力が付与されても、封印シール1400に直接伝わることがないので、封印シール1400の破損が防止される。
また、封印シール1400は、該封印シール1400の粘着力を低下させるために所定の溶剤(例えば、溶剤Aや溶剤Bなど)が用いられたときに該溶剤が使用された痕跡を示す第1溶剤使用表示部1450A〜1450Dや第2溶剤使用表示部1460A〜1460Dを有することで、溶剤を使用して封印シール1400の粘着力を低下させようとした場合、該封印シール1400の第1溶剤使用表示部1450A〜1450Dや第2溶剤使用表示部1460A〜1460Dに該溶剤が使用された痕跡(例えば、第1溶剤使用表示部1450A〜1450Dや第2溶剤使用表示部1460A〜1460Dが薄くなる)が残ることで、溶剤を使用して封印シール1400の粘着力を低下させようとしたことがわかるようになるため、例えば、第3者が溶剤により封印シール1400を剥離して基板ケース1200を開封した後、不正な主基板1031を収納した基板ケース1200に、剥離した封印シール1400を再度貼付されても、基板ケース1200が開封されたことを容易に判別することが可能となる。
また、図24に示すように、本実施例2では、基板ケース1200は、パチンコ遊技機1001の背面略中央位置に取り付けられている。また、各種ケーブル1700が接続される基板側コネクタ(図示略)が臨むコネクタ用開口1236は、基板ケース1200の上辺部沿って配設されている。そして、主基板1031に接続されるこれらケーブル1700は、例えば右側方の配線挿通部1750にまとめて挿通されている。
また、本実施例2では、ベース側封印部1229及びカバー側封印部1224からなる封印部の周囲には、貼付された封印シール1400の周囲を囲むように周壁部である位置決め凸条1411,1421が形成されていることで、封印シール400を剥離する際に周囲の位置決め凸条1411,1421が邪魔になって剥離しにくくなるため、溶剤により剥離した封印シール400を再度貼付するといった不正行為を抑制できる。

Claims (1)

  1. 技を行うことが可能な遊技機であって、
    回路基板を収納する第1被覆体及び第2被覆体からなる基板ケースと、
    前記第1被覆体と前記第2被覆体とを封止状態とする封印シールと、
    前記基板ケースに貼付された封印シールを被覆可能な封印シール被覆部材と、
    を備え、
    前記封印シールは、該封印シールの粘着力を低下させるために所定の溶剤が用いられたときに該溶剤が使用された痕跡をす溶剤使用特定部を有し、
    前記溶剤使用特定部は、前記封印シールの縁部に設けられている
    ことを特徴とする遊技機。
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