JP6291891B2 - 配送伝票 - Google Patents

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Description

本発明は、宅配荷物や配送商品を配送業者が配送する際に、配送物に貼付して使用する配送伝票に関する。
近年、一枚の伝票用紙上に複数種類の伝票を配列させて、各伝票を同時にプリンタ印字したものを組とする1パート形式の配送伝票(以下、1パート配送伝票という)が多く利用されるようになってきている。
その代表的な1パート配送伝票は、剥離紙、粘着剤層、中間基材の順に積層されてなるタックシートの中間基材側の面に接着層を介して配達票と貼付票とを面状に配置して形成する伝票用紙が設けられ、少なくとも配達票はタックシートから剥離可能な構造を有している(特許文献1参照)。
1パート配送伝票は、上記のように一枚の伝票用紙上に配達票と貼付票が設けられているので、コンピュータで管理されている配送情報に基づき、お届け先情報、依頼元情報、その他バーコード等の管理用の情報などを、プリンタで配送伝票上の所定箇所に高速で印字することが可能である。その使用に当たっては、事前に所定事項がプリンタで印字された1パート配送伝票を用意し、当該1パート配送伝票を構成するタックシートの剥離紙を剥がし、粘着剤層を介して所定の配送物に貼付する。
配送業者は、配送物を届けた際、当該配送物を受取人に渡した証しとして、受取人に上記配達票へ受領印あるいはサインを施してもらった後タックシートから剥離し、これを受け取る。通常は受け取った配達票に付されているバーコードを用いて、コンピュータで管理されている配送情報の消し込み処理などを行う。
一方、配送業務には、ある配送元から途中の配送拠点に一旦配送物を集め、そこから個別の配送先に配送物を送るという業態も存在する。例えば、ある業者の各店舗から配送センターに一旦配送物を集め、そこから個人の自宅に配送物を送るような業態である。このような場合に対応すべく、配達票と貼付票の組を2組備えた配送伝票を利用することが行われている。
特開2013−107238号公報
上記の配送業務において、配達票と貼付票の組を2組備えた配送伝票を利用したとしても、配送元から配送拠点に配送物を送る運送業者と、配送拠点から配送先に配送物を送る運送業者が異なる場合、配送拠点に配送物を届けた際に、運送業者の配送人が誤って配達票と貼付票を2組とも廃棄してしまうという問題がある。これは、配送元から配送拠点に配送物を送った運送業者の配送人が、残っている配達票と貼付票を、既に利用した配達票と貼付票の複写であると勘違いしてしまうことにより生じることが多い。
そこで、本発明は、配送の途中において、複数回の配送に利用可能な配送伝票の必要部分が廃棄される恐れを低減することが可能な配送伝票を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の配送伝票は、配達票と貼付票の組からなる伝票部を有する表面基材が中間基材と接着されているとともに、前記中間基材が粘着剤層を介して剥離基材に貼り合わされており、前記配達票と中間基材は擬似接着されており、前記中間基材から前記配達票が剥離可能な配送伝票であって、前記表面基材には、前記伝票部として隠蔽される予定の伝票部と隠蔽されない予定の伝票部が連接されて形成されているとともに、前記隠蔽される予定の伝票部との間に、前記表面基材を貫通するハーフカットを挟んで剥離部が形成されており、前記隠蔽される予定の伝票部を隠蔽するための隠蔽部が、前記粘着剤層より粘着力の弱い弱粘着剤層を介して前記剥離部に重ねて形成されていることを特徴とする。
請求項1の配送伝票によれば、伝票部として隠蔽される予定の伝票部と隠蔽されない予定の伝票部が連接されて形成されているとともに、隠蔽される予定の伝票部との間に、表面基材を貫通するハーフカットを挟んで剥離部が形成されており、隠蔽される予定の伝票部を隠蔽するための隠蔽部が、中間基材と剥離基材を貼り合わせている粘着剤層より粘着力の弱い弱粘着剤層を介して剥離部に重ねて形成されているので、途中から先の配送先への伝票部が隠蔽され、従来の配送伝票を用いた配送と同様、配送伝票の残り部分は、配送物に貼付された状態のままとなる。このため、配送の途中において、複数回の配送に利用可能な配送伝票の必要部分が廃棄される恐れを低減することが可能となる。
また、請求項2の配送伝票は、前記隠蔽部が、前記中間基材および剥離基材を含む複数の層構成で形成され、前記中間基材には、前記表面基材を貫通するハーフカットと重なる位置に切り取り予定線が形成されており、前記剥離基材には、前記表面基材を貫通するハーフカットと重なる位置にハーフカットが形成されていることを特徴とする。
請求項2の配送伝票によれば、隠蔽部が、中間基材および剥離基材を含む複数の層構成で形成され、中間基材には、表面基材を貫通するハーフカットと重なる位置に切り取り予定線が形成されており、剥離基材には、表面基材を貫通するハーフカットと重なる位置にハーフカットが形成されているので、簡易な作業により、隠蔽される予定の伝票部を隠蔽部により隠蔽することができるとともに、途中地点から最終地点への配送前には、簡易な作業で隠蔽された伝票部を表出させることができる。
また、請求項3の配送伝票は、前記切り取り予定線は、ミシン目であることを特徴とする。請求項3の配送伝票によれば、切り取り予定線をミシン目としたので、簡易なミシン目加工を施すことにより、切り取り予定線を形成することが可能となる。
また、請求項4の配送伝票は、前記隠蔽部は、1枚の基材である隠蔽基材であって、前記隠蔽基材は、前記表面基材において前記表面基材を貫通するハーフカットと前記隠蔽される予定の伝票部との間に形成された支持部と接着剤層を介して接着されていることを特徴とする。
請求項4の配送伝票によれば、隠蔽部が、1枚の基材である隠蔽基材であって、隠蔽基材は、表面基材において表面基材を貫通するハーフカットと隠蔽される予定の伝票部との間に形成された支持部と接着剤層を介して接着されているので、簡易な作業により、隠蔽される予定の伝票部を隠蔽部により隠蔽することができるとともに、途中地点から最終地点への配送前には、簡易な作業で隠蔽された伝票部を表出させることができる。
また、請求項5の配送伝票は、前記隠蔽される予定の伝票部と前記支持部は、切り取り予定線により区分されていることを特徴とする。請求項5の配送伝票によれば、隠蔽される予定の伝票部と支持部が、切り取り予定線により区分されているので、隠蔽部を容易に切り離すことが可能となる。
また、請求項6の配送伝票は、前記切り取り予定線は、ミシン目であることを特徴とする。請求項6の配送伝票によれば、切り取り予定線が、ミシン目であるようにしたので、簡易なミシン目加工を施すことにより、切り取り予定線を形成することが可能となる。
また、請求項7の配送伝票は、前記弱粘着剤層は、前記剥離部を構成する辺のうち、前記表面基材を貫通するハーフカットの側以外の三辺に沿って形成されていることを特徴とする。
請求項7の配送伝票によれば、弱粘着剤層が、剥離部を構成する辺のうち、表面基材を貫通するハーフカットの側以外の三辺に沿って形成されているので、剥離部の剥離後、隠蔽部を三辺で接着して伝票部を隠蔽することができる。このため、隠蔽部と伝票部の間に隙間が少なくなり、配送中に隠蔽部と伝票部の間に異物が挟まること等の原因で隠蔽部が破損する恐れを低減することが可能となる。
また、請求項8の配送伝票は、前記弱粘着剤層が、前記剥離部と重なる全面に形成されていることを特徴とする。
請求項8の配送伝票によれば、弱粘着剤層が、剥離部と重なる全面に形成されているので、剥離部の剥離後、隠蔽部を全面で確実に接着して伝票部を隠蔽することができる。このため、隠蔽部と伝票部の間に隙間が少なくなり、配送中に隠蔽部と伝票部の間に異物が挟まること等の原因で隠蔽部が破損する恐れを低減することが可能となる。
本発明によれば、配送の途中において、複数回の配送に利用可能な配送伝票の必要部分が廃棄される恐れを低減することが可能となる。
本発明第1の実施形態に係る配送伝票を示す図である。 本発明第1の実施形態に係る配送伝票を示す図である。 本発明第1の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第1の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第1の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第1の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第1の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第1の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第2の実施形態に係る配送伝票を示す図である。 本発明第2の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第2の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第2の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第2の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第2の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明第2の実施形態に係る配送伝票の使用例を示す図である。 本発明の実施形態に係る配送伝票の具体的なサイズの一例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<1.第1の実施形態>
<1.1.配送伝票の形態>
図1、図2は、本発明第1の実施形態に係る配送伝票を示す図である。このうち、図1(a)は表面側の平面図、図1(b)は図1(a)におけるA−Aに対応する断面図、図2(a)は図1(a)におけるB−Bに対応する断面図、図2(b)は図1(a)におけるC−Cに対応する断面図である。図1(b)、図2において表現された、各層の厚みの比率、各部の配置の詳細位置については、説明の便宜上、実際のものとは異なっている。なお、配送伝票の表面とは、配達票および貼付票が形成された面を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係る配送伝票は、2つの伝票部である第1伝票部21、第2伝票部22と剥離部23を備えた表面基材2が最上層(図1(a)において手前側、図1(b)において上端、図2において左端)に設けられている。この表面基材2には、図1(a)に示すように、ハーフカットH1〜H5、が形成されている。なお、「ハーフカット」とは、複数の層で構成される配送伝票の全ての層に形成されず、一部の層に形成されていることを意味する。天地方向(図面上下方向)に形成されたハーフカットH1、H2により第1伝票部21、第2伝票部22、剥離部23を区分している。
さらに、横方向(図面左右方向)に形成されたハーフカットH3により第1伝票部21において配達票21aと貼付票21bを分離可能に区分している。また、横方向(図面左右方向)に形成されたハーフカットH4により第2伝票部22において配達票22aと貼付票22bを分離可能に区分している。また、貼付票21bの角部付近(図面左下方部分)には、斜め方向にハーフカットH5が設けられている。ハーフカットH5は、表面基材2、接着剤層10、目止め層5、中間基材6を貫通して形成されている。
実際には、配達票21a、貼付票21b、配達票22a、貼付票22bには、配送情報記入部が印字されているが、本発明の特徴部分でないため、図1(a)においては、図示を省略している。
図1(b)のA−A断面図に示すように、配達票21a、配達票22aおよび剥離部23(表面基材2)の下層には、剥離層3、接着剤層4を介して、表面に目止め層5、裏面に粘着剤層7が設けられた中間基材6が重ね合わされており、粘着剤層7の下層には、剥離基材8が剥離可能な状態で積層されている。なお、本明細書において「上層」「下層」とは、表面基材を最上層、剥離基材を最下層とした場合における各層の上下関係を示している。本実施形態では、剥離層3と接着剤層4の2つの層により擬似的に接着し、剥離可能な擬似接着層を形成している。
また、中間基材6には、ミシン目M7が形成され、剥離基材8には、ハーフカットH8が形成されている。剥離基材8は、ハーフカットH8により、剥離基材8a、8bに区分されている。中間基材6のミシン目M7と剥離基材8のハーフカットH8は表面基材2のハーフカットH2と重なる位置に形成されている。詳細は後述するが、剥離部23の下層における中間基材6、粘着剤層7、剥離基材8は、ミシン目M7から全体を折り畳むことにより隠蔽部Kとして機能する。すなわち、図1(b)の例では、ミシン目M7、ハーフカットH8から右側の中間基材6および剥離基材8を含む部分が隠蔽部Kとなる。図1(b)の例では、中間基材6に積層されている目止め層5も隠蔽部Kとして機能することになる。
また、図1(b)のA−A断面図、図2(b)のC−C断面図に示すように、剥離部23の下層では、一部の箇所において、接着剤層4に代えて弱粘着剤層11が形成されている。一部の箇所として、具体的には、図1(a)の平面図から見て剥離部23を剥離した場合にコの字状になるように形成されている。すなわち、図1(a)において、剥離部23の上辺、右辺、下辺の三辺に沿って所定幅で弱粘着剤層11が形成されている。
また、図2(a)のB−B断面図に示すように、貼付票21bの下層では、目止め層5、中間基材6、粘着剤層7、剥離基材8の構成は、配達票21a、配達票22aおよび剥離部23の下層と同じであるが、剥離層を有さず、強接着の接剤着層10が設けられている。強接着の接着剤層10により、貼付票21bは、破損せずに中間基材6から剥離することが困難なようになっている。本実施形態では、接着剤層4と接着剤層10に用いられる接着剤として、同一のものを採用しているが、互いに異なるものを採用しても良い。図1(b)のA−A断面図、図2(a)のB−B断面図、図2(b)のC−C断面図においては、図面の簡略化のため、各層の厚みを同一にして示してあるが、現実には、後述するように各層の厚みは異なっている。また、平面方向に対する厚みの比率も現実のものとは異なっている。図示は省略しているが、貼付票22bの下層も貼付票21bの下層と同様の層構成となっている。このため、貼付票22bは、破損せずに中間基材6から剥離することが困難なようになっている。
<1.2.配送伝票の製造>
本実施形態に係る配送伝票は、表面基材2、剥離層3、接着剤層4、接着剤層10により構成される1枚目シートと、目止め層5、中間基材6、粘着剤層7、剥離基材8により構成される2枚目シートを貼り合わせた構成となっている。2枚目シートは、タック構造を有するタックシートである。製造工程においては、1枚目シート、2枚目シートともに、複数の配送伝票を連続させたものとなっている。
製造工程においては、1枚目シートには、表面基材2を貫通するハーフカット加工を行ってハーフカットH1〜H4を形成する。一方、2枚目シートには、中間基材6に対して、ミシン目加工を行ってミシン目M7を形成する。そして、剥離基材8を貫通するハーフカット加工を行ってハーフカットH8を形成する。さらに、中間基材6の表面に絵柄等の印刷を行った後、印刷等により目止め層5を形成する。その後、1枚目シートと2枚目シートの4つの角を合わせて貼り合わせる。そして、1枚目シート側からハーフカットH5を形成する。さらに、不要部分を切除する。その後、必要な部分を切断することにより各配送伝票は分離される。
<1.3.各層の組成>
表面基材2としては、充分な強度とプリンタによる印字適性及び搬送適性を有するものであれば使用でき、例えば、上質紙、クラフト紙、複写用紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙が好適に用いられるが、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムであっても良い。表面基材2の厚さは20〜200μm程度が好ましい。さらに、控票などを配送伝票の上に重ねた場合に、複写特性をもたせるために、ロイコ系染料などからなる感熱発色層を設けても良い。中間基材6としては、表面基材2と同様の紙や樹脂フィルムが用いられる。
上記剥離層3、接着剤層4、目止め層5、粘着剤層7、接着剤層10、弱粘着剤層11は、本発明に係る配送伝票に適したものであれば、その組成については特に限定されるものではないが、好ましい例を以下に列挙する。
剥離層3としては、配達票21a、配達票22aが中間基材6から容易に剥離できるような接着性の低いものを使用することが好ましい。剥離層の形成には、例えば、オフセット印刷用の紫外線硬化型インキにシリコーンゴムを添加したものや、シリコーンアクリレートを添加したものを使用する。通常の熱硬化型剥離インキを使用することもできる。また、剥離ニスを使用することも可能である。さらに、必要に応じて、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、スリップ剤、帯電防止剤、防曇剤、着色剤、フィラー等が添加されていても良い。剥離層を形成するための塗布量・塗布厚は特に限定されないが、好ましくは、塗布厚は0.1〜10μmである。
接着剤層4は、例えば、ウレタン系、アクリル系、酢酸ビニル系、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロース樹脂等の熱可塑性樹脂、またはこれらの混合物からなる樹脂を使用することができる。接着剤の塗布は、フレキソ法、グラビア法などの公知の印刷法又はコーティング法によって、厚み0.1〜50μm程度に塗布し、貼り合わせ後に、必要に応じて乾燥させる。接着剤層10の組成についても、接着剤層4と同様である。ただし、接着剤層10は、剥離層3の厚み分だけ、接着剤層4より厚く形成される。表面基材2と中間基材6は、接着剤(又は樹脂)が乾燥していない状態で貼り合わせるウェット又はセミウェットラミネート方式、熱圧着方式や感圧方式によって貼り合わせる。
目止め層5としては、中間基材6への接着剤の浸透を防止し、接着力を安定させるためのものであれば、公知の様々なものを用いることができる。例えば、公知の塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、セルロース誘導体等の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂やこれらの混合物が使用できる。必要に応じて添加剤を加え、公知の印刷法又はコーティング法によって塗布する。目止め層5は、必須の構成ではなく、表面基材2と中間基材6の接着性が好ましい状態であれば、設けないようにしてもよい。
粘着剤層7は、配送物に配送伝票を貼付可能とする層であり、アクリル系粘着剤が最も好ましいが、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーンゴム系粘着剤等でも良い。粘着剤層7を形成するための粘着剤の塗布量・塗布厚は特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜50g/m2であり、塗布厚は0.1〜50μmである。配送物等の被着体に対する粘着剤層7の接着力は、剥離層3と接着剤層4との接着力よりも大きくする必要があり、配送物等の被着体に応じて、適宜、調整が必要である。
弱粘着剤層11は、中間基材6の一部と剥離部23を接着しており、剥離部23を剥離した後、中間基材6の一部を第2伝票部22に接着し、さらに、配送後、中間基材6の一部を第2伝票部22から剥離することができる層である。すなわち、弱粘着剤層11は、再接着、再剥離可能とする層であり、粘着剤層7として用いられる素材や、その他の粘着剤を用いることができる。ただし、粘着剤層7より粘着力の弱い層とすることが必要である。
<1.4.配送伝票の使用方法>
次に、本実施形態に係る配送伝票の使用方法について説明する。例として、店舗Aから拠点Bに集め、そこから個人宅Cについて配送する場合について説明する。この場合、第1伝票部21の配達票21aおよび貼付票21bには、店舗Aから拠点Bへ配送するための情報が記載または印字され、第2伝票部22の配達票22aおよび貼付票22bには、拠点Bから個人宅Cへ配送するための情報が記載または印字される。
そして、図3に示すように、貼付票21bに形成されたハーフカットH5、剥離基材8に形成されたハーフカットH8を利用して、剥離基材8aを配送伝票本体から剥離する。この結果、図3(b)に示すように、第1伝票部21、第2伝票部22の下層の粘着剤層7が露出する。そして、露出した粘着剤層7の全面を配送物に貼付する。
配送伝票を配送物に貼付した後、図4に示すように、表面基材2に形成されたハーフカットH2を利用して、剥離部23を配送伝票本体から剥離する。これにより、剥離部23の下層の弱粘着剤層11が露出する。そして、ミシン目M7を利用して図4(a)の状態で谷折りとなる方向に、隠蔽部Kを折り曲げる。続いて、剥離部23の下層において露出した弱粘着剤層11を、第2伝票部22に貼着する。この結果、図5に示すように、隠蔽部Kが第2伝票部22全体を覆って隠蔽する状態となる。図5〜図8の断面図においては、図面が煩雑になるのを防ぐため、図1〜図4のように全ての層を記載せず、表面基材2、中間基材6、剥離基材8、弱粘着剤層11のみにより記載する。
図4(a)に示したように、弱粘着剤層11は、配送伝票の平面方向から見て略コの字状に形成されている。すなわち、剥離部23のハーフカットH2側以外の三辺に沿って形成されている。したがって、図5に示したように、隠蔽部Kを折り畳んで、第2伝票部22を隠蔽した際、隠蔽部Kは、全ての辺で表面基材2と接することになる。図5(a)の状態では、隠蔽部Kは、上辺、左辺、下辺の三辺で表面基材2と接着され、右辺では、ミシン目M7を介して隠蔽部Kである中間基材6が表面基材2の下層と連結している。このため、隠蔽部Kと第2伝票部22の間に隙間が少なくなり、配送中に隠蔽部Kと第2伝票部22の間に異物が挟まること等が原因で隠蔽部Kが破損する恐れを低減することができる。
配送伝票が配送物に貼付され、第2伝票部22が隠蔽部Kにより隠蔽された状態で、配送物は、運送業者により拠点Bに配送される。図5(a)の例では、表面側に隠蔽部Kの一部である剥離基材8bが位置している。拠点Bでは、配達確認として受領印あるいはサインを施してもらった後、図6に示すように、配達票21aはハーフカットH3を利用して中間基材6から剥離される。
次に、拠点Bでは、中間基材6に形成されたミシン目M7を利用して、図7に示すように、隠蔽部Kを配送伝票本体から切り取る。切り取られて、隠蔽部Kが配送伝票本体から分離されることにより、図8(a)に示すように、隠蔽されていた第2伝票部22が表出する。
第2伝票部22は、拠点Bから個人宅Cへの配送情報が記載されているので、運送業者は、間違うことなく、配送物を個人宅Cへ届けることができる。個人宅Cでは、配達確認として受領印あるいはサインを施してもらった後、図8(b)に示すように、配達票22aはハーフカットH4を利用して中間基材6から剥離される。
<1.5.具体的なサイズ>
本実施形態における配送伝票のサイズは目的に応じて適宜設定することができるが、好ましい一例について具体的に説明する。図16(a)は、本実施形態における配送伝票の具体的なサイズを示す図である。図16(a)においては、配送伝票の表面基材2の各部のサイズを示したものとなっている。図16(a)の例では、表面基材2がA4サイズであり、横方向(図面左右方向)が297mm、天地方向(図面上下方向)が210mmとなっている。第1伝票部21の横方向の幅(表面基材2左端とハーフカットH1間の距離)、第2伝票部22の横方向の幅(ハーフカットH1とH2間の距離)は、ともに99.5mmである。剥離部23の横方向の幅(ハーフカットH2と表面基材2右端の距離)は、98mmである。天地方向(図面上下方向)における配達票と貼付票の長さは、目的に応じて適宜設定することができる。
上述のように、各部位のサイズは適宜設定することが可能であるが、特に、ミシン目M7で折り畳んで隠蔽部Kにより第2伝票部22を隠蔽した際に、重ねられた隠蔽部Kの横方向の幅が、第2伝票部22の横方向の幅に収まるようにすることが好ましい。隠蔽部Kにより第2伝票部22を隠蔽した状態で、第2伝票部21の配達票21aを剥離できるようにするためである。図16(a)の例では、ハーフカットH1とハーフカットH2間の距離が99.5mm、ハーフカットH2と表面基材2右端の距離が98mmであるため、図5(a)に示したように、ミシン目M7で折り畳んだ際に、隠蔽部Kの先端(図5においては左端)の位置が、第2伝票部22に重なった位置(図5においてH1より右)に確実に収まる。
<2.第2の実施形態>
<2.1.配送伝票の形態>
図9は、本発明第2の実施形態に係る配送伝票を示す図である。このうち、図9(a)は表面側の平面図、図9(b)は図9(a)におけるD−Dに対応する断面図である。図9(a)におけるB−Bに対応する断面図、C−Cに対応する断面図は、第1の実施形態と同様、それぞれ図2(a)(b)のようになる。図9(b)において表現された、各層の厚みの比率、各部の配置の詳細位置については、説明の便宜上、実際のものとは異なっている。第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の機能を果たす部分については、同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態においては、第1の実施形態におけるハーフカットH2と同じ位置にハーフカットH2に代えてミシン目M2が形成されており、ミシン目M2の右方に、ミシン目M2と平行にハーフカットH7が形成されている。ミシン目M2とハーフカットH7に挟まれた矩形状の部分は支持部24となる。剥離部23の下層には、図9(a)の方向から見てコの字状に弱粘着剤層11が形成されており、隠蔽基材12を剥離部23と剥離可能に接着している。支持部24の下層には、図9(a)の図面上下方向に所定幅の線状に接着剤層13が形成されており、隠蔽基材12を支持部24と剥離困難なように強接着している。隠蔽基材12は、伝票部下層との段差をなくすため、その厚みは、剥離層3、接着剤層4、目止め層5、中間基材6、粘着剤層7、剥離基材8を重ねた厚みと略等しいものとしている。したがって、層構成を中心に説明する図示の都合上、図9〜図11において、隠蔽基材12は厚く見えるが、実際には、最大でも500μm程度の厚みとなっている。
また、配達票21a、配達票22aの下層は、第1の実施形態と同様、剥離層3、接着剤層4、目止め層5、中間基材6、粘着剤層7、剥離基材8が積層された構造となっている。ただし、配達票22aのミシン目M2と接する部分の下層には、何も存在しない構成となっている。また、貼付票21b、貼付票22bの下層は、第1の実施形態と同様、図2(a)に示したように、接着剤層10、目止め層5、中間基材6、粘着剤層7、剥離基材8が積層された構造となっている。ただし、貼付票22bのミシン目M2と接する部分の下層には、何も存在しない構成となっている。すなわち、第2の実施形態では、第1伝票部21、第2伝票部22の下層においては、表面基材2よりも図面左右方向の長さが短いタックシートを、接着剤層10および疑似接着構造(剥離層3および接着剤層4)により表面基材2と貼り合せた構造となっている。
<2.2.配送伝票の製造>
本実施形態に係る配送伝票は、表面基材2、剥離層3、接着剤層4、接着剤層10により構成される1枚目シートと、目止め層5、中間基材6、粘着剤層7、剥離基材8により構成され、1枚目シートより面積の小さい2枚目シートを貼り合わせ、2枚目シートと重ならない位置において、さらに隠蔽基材12を1枚目シートと貼り合せた構成となっている。2枚目シートは、タック構造を有するタックシートである。
製造工程においては、1枚目シートには、表面基材2を貫通するハーフカット加工を行ってハーフカットH1、H3、H4、H7を形成する。そして、表面基材2に対してミシン目加工を行ってミシン目M2を形成する。一方、2枚目シートには、中間基材6の表面に絵柄等の印刷を行った後、印刷等により目止め層5を形成する。その後、1枚目シートと2枚目シートの2つの角を合わせて貼り合わせる。そして、1枚目シート側からハーフカットH5を形成する。さらに、1枚目シートの下層側に、粘着剤をコの字状に塗布して弱粘着剤層11を形成するとともに、接着剤をライン状に塗布して接着剤層13を形成し、弱粘着剤層11および接着剤層13により、1枚目シートと隠蔽基材12を貼り合せる。
<2.3.各層の組成>
表面基材2、剥離層3、接着剤層4、目止め層5、中間基材6、粘着剤層7、剥離基材8、接着剤層10、弱粘着剤層11の各層の組成は、第1の実施形態と同様である。隠蔽基材12としては、表面基材2、中間基材6、剥離基材8等と同様のものを用いることができるが、本実施形態では、上質紙を用いている。
<2.4.配送伝票の使用方法>
次に、本実施形態に係る配送伝票の使用方法について説明する。第1の実施形態と同様、店舗Aから拠点Bに集め、そこから個人宅Cについて配送する場合について説明する。この場合、第1伝票部21の配達票21aおよび貼付票21bには、店舗Aから拠点Bへ配送するための情報が記載または印字され、第2伝票部22の配達票22aおよび貼付票22bには、拠点Bから個人宅Cへ配送するための情報が記載または印字される。
そして、図10に示すように、貼付票21bに形成されたハーフカットH5を利用して、剥離基材8を配送伝票本体から剥離する。この結果、図10(b)に示すように、第1伝票部21、第2伝票部22の下層の粘着剤層7全体が露出する。そして、露出した粘着剤層7の全面を配送物に貼付する。
配送伝票を配送物に貼付した後、図11に示すように、表面基材2に形成されたハーフカットH7を利用して、剥離部23を配送伝票本体から剥離する。これにより、剥離部23の下層の弱粘着剤層11が露出する。そして、ミシン目M2を利用して図11(a)の状態で谷折りとなる方向に、隠蔽基材12を含む部分を折り曲げる。そして、剥離部23の下層において露出した弱粘着剤層11を、第2伝票部22に貼着する。この結果、図12に示すように、隠蔽基材12が第2伝票部22の略全体を覆って隠蔽する状態となる。図12から図14の断面図においては、図面が煩雑になるのを防ぐため、図9から図11のように全ての層を記載せず、表面基材2、中間基材6、弱粘着剤層11、隠蔽基材12のみにより記載する。
図11(a)に示したように、弱粘着剤層11は、配送伝票の平面方向から見て略コの字状に形成されている。すなわち、剥離部23のハーフカットH2側以外の三辺に沿って形成されている。したがって、図11に示したように、隠蔽基材12を折り畳んで、第2伝票部22を隠蔽した際、隠蔽基材12は、全ての辺で表面基材2と接することになる。図12(a)の状態では、隠蔽基材12は、上辺、左辺、下辺の三辺で表面基材2と接着され、右辺では、支持部24と接着されている。このため、隠蔽基材12と第2伝票部22の間に隙間が少なくなり、配送中に隠蔽基材12と第2伝票部22の間に異物が挟まること等が原因で隠蔽基材12が破損する恐れを低減することができる。
配送伝票が配送物に貼付され、第2伝票部22が隠蔽基材12により隠蔽された状態で、配送物は、運送業者により拠点Bに配送される。拠点Bでは、配達確認として受領印あるいはサインを施してもらった後、図6に示すように、配達票21aはハーフカットH3を利用して中間基材6から剥離される。
次に、拠点Bでは、表面基材2に形成されたミシン目M2を利用して、図14に示すように、支持部24および隠蔽基材12を配送伝票本体から切り取る。支持部24および隠蔽基材12が配送伝票本体から分離されることにより、図15(a)に示すように、隠蔽されていた第2伝票部22が表出する。
第2伝票部22には、拠点Bから個人宅Cへの配送情報が記載されているので、運送業者は、間違うことなく、配送物を個人宅Cへ届けることができる。個人宅Cでは、配達確認として受領印あるいはサインを施してもらった後、図15(b)に示すように、配達票22aがハーフカットH4を利用して中間基材6から剥離される。
<2.5.具体的なサイズ>
本実施形態における配送伝票のサイズは目的に応じて適宜設定することができるが、好ましい一例について具体的に説明する。図16(b)は、本実施形態における配送伝票の具体的なサイズを示す図である。図16(b)においては、配送伝票の表面基材2の各部のサイズを示したものとなっている。図16(b)の例では、表面基材2がA4サイズであり、横方向(図面左右方向)が297mm、天地方向(図面上下方向)が210mmとなっている。第1伝票部21の横方向の幅(表面基材2左端とハーフカットH1間の距離)、第2伝票部22の横方向の幅(ハーフカットH1とH2間の距離)は、ともに99.5mmである。ここまでは、第1の実施形態と同様である。剥離部23と支持部24を合わせた横方向の幅(ミシン目M2と表面基材2右端の距離)は、98mmである。支持部24の横方向の幅(ミシン目M2とハーフカットH7間の距離)は、7mmである。天地方向(図面上下方向)における配達票と貼付票の長さは、第1の実施形態と同様、目的に応じて適宜設定することができる。
上述のように、各部位のサイズは適宜設定することが可能であるが、特に、ミシン目M2で折り畳んで隠蔽基材12により第2伝票部22を隠蔽した際に、重ねられた隠蔽基材12の横方向の幅が、第2伝票部22の横方向の幅に収まるようにすることが好ましい。隠蔽基材12により第2伝票部22を隠蔽した状態で、第2伝票部21の配達票21aを剥離できるようにするためである。図16(b)の例では、ハーフカットH1とミシン目M2間の距離が99.5mm、ミシン目M2と表面基材2右端の距離が98mmであり、隠蔽基材12の横方向の幅は、ミシン目M2と表面基材2右端の距離よりも短いため、図12(a)に示したように、ミシン目M2で折り畳んだ際に、隠蔽基材12の先端(図12においては左端)の位置が、第2伝票部22に重なった位置(図12においてH1より右)に確実に収まる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、伝票部を2つ備えた形態としたが、伝票部を3つ以上備えた形態としてもよい。
また、上記実施形態では、第1伝票部を店舗Aから拠点Bへの配送用、第2伝票部を拠点Bから個人宅Cへの配送用とし、異なる3地点における配送に用いる場合について説明したが、例えば、第1伝票部を店舗Aから拠点Bへの配送用、第2伝票部を拠点Bから店舗Aへの配送用とし、2地点間を往復する際に用いてもよい。
また、上記実施形態では、弱粘着剤層11を剥離部23の3片に沿って(上層側から見てコの字状)形成したが(図4、図11参照)、カールや弱粘着剤の糊残りが問題にならない状況であれば、弱粘着剤層11を剥離部23と重なる部分全面に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、切り取り予定線をミシン目により形成したが、必ずしもミシン目で形成する必要はなく、他の形態で切り取り予定の位置を示しておいてもよい。
2・・・表面基材
3・・・剥離層
4・・・接着剤層
5・・・目止め層
6・・・中間基材
7・・・粘着剤層
8・・・剥離基材
10・・・接着剤層
11・・・弱粘着剤層
12・・・隠蔽基材
13・・・接着剤層
21・・・第1伝票部(隠蔽されない予定の伝票部)
22・・・第2伝票部(隠蔽される予定の伝票部)
21a、22a・・・配達票
21b、22b・・・貼付票
23・・・剥離部
24・・・支持部
H1〜H5、H7、H8・・・ハーフカット
K・・・隠蔽部
M2、M7・・・ミシン目(切り取り予定線)

Claims (8)

  1. 配達票と貼付票の組からなる伝票部を有する表面基材が中間基材と接着されているとともに、前記中間基材が粘着剤層を介して剥離基材に貼り合わされており、前記配達票と中間基材は擬似接着されており、前記中間基材から前記配達票が剥離可能な配送伝票であって、
    前記表面基材には、前記伝票部として隠蔽される予定の伝票部と隠蔽されない予定の伝票部が連接されて形成されているとともに、前記隠蔽される予定の伝票部との間に、前記表面基材を貫通するハーフカットを挟んで剥離部が形成されており、
    前記隠蔽される予定の伝票部を隠蔽するための隠蔽部が、前記粘着剤層より粘着力の弱い弱粘着剤層を介して前記剥離部に重ねて形成されていることを特徴とする配送伝票。
  2. 前記隠蔽部は、前記中間基材および剥離基材を含む複数の層構成で形成され、
    前記中間基材には、前記表面基材を貫通するハーフカットと重なる位置に切り取り予定線が形成されており、
    前記剥離基材には、前記表面基材を貫通するハーフカットと重なる位置にハーフカットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配送伝票。
  3. 前記切り取り予定線は、ミシン目であることを特徴とする請求項2に記載の配送伝票。
  4. 前記隠蔽部は、1枚の基材である隠蔽基材であって、
    前記隠蔽基材は、前記表面基材において前記表面基材を貫通するハーフカットと前記隠蔽される予定の伝票部との間に形成された支持部と接着剤層を介して接着されていることを特徴とする請求項1に記載の配送伝票。
  5. 前記隠蔽される予定の伝票部と前記支持部は、切り取り予定線により区分されていることを特徴とする請求項4に記載の配送伝票。
  6. 前記切り取り予定線は、ミシン目であることを特徴とする請求項5に記載の配送伝票。
  7. 前記弱粘着剤層は、前記剥離部を構成する辺のうち、前記表面基材を貫通するハーフカットの側以外の三辺に沿って形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の配送伝票。
  8. 前記弱粘着剤層は、前記剥離部と重なる全面に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の配送伝票。
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