JP6288334B1 - 床材接着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本願発明の課題は、従来技術が抱える問題を解決することであり、すなわち実に直接接着剤を塗布することなく、フローリング材同士の継ぎ目に生ずる隙間にも接着剤を侵入させることで、継ぎ目部の目隙を従来技術より防止することができる、床材接着方法を提供することである。【解決手段】本願発明の床材接着方法は、隣接する床材同士を突き合わせながら下層材の上面に接着する方法であり、接着剤塗布工程と、床材設置工程を備えた方法である。接着剤塗布工程では、下層材上面のうち接合境界に沿って設定される塗布領域に接着剤を塗布し、床材設置工程では、接着剤が塗布された下層材上に凸形嵌合部の床材と凹形嵌合部の床材を隣接配置し、凸形嵌合部と凹形嵌合部を嵌合することで床材同士を接合する。そして床材設置工程で隣接する床材を接合する際、凸形嵌合部と凹形嵌合部の間に生じた空隙に、下層材上面に塗布された接着剤を侵入させる。【選択図】図7

Description

本願発明は、フローリング材等の床材を設置する方法に関するものであり、より具体的には、接着剤を用いて床材を設置する床材接着方法に関するものである。
従来、建築内装工事は釘打ちが主流とされていたが、建築用接着剤が目覚ましい発達を遂げた結果、現在では建築内装工事でも接着剤が幅広く使用されており、建築内装材の一つであるフローリング材の設置にも、近年ではやはり接着工法が多用されている。接着剤を使用すると、釘跡を残すことがなく、釘打ちが難しいコンクリート材やプラスチック建材なども容易に取り付けることができ、しかも釘打ちより迅速に施工ができることから、接着工法は極めて合理的な工法といえる。
フローリング材には、単一の木材から製作される無垢フローリング材や、複数枚の板材を積層して接着した合板フローリング材などいくつかの種類があり、この中でも、大量生産できる、価格が安い、といった理由から合板フローリング材が好んで使用されている。以前はラワン材を大量に輸入することができたことから、合板フローリング材の製作にはこのラワン材が主に使用されていたが、1980年代から各国で森林減少に歯止めをかける動きが活発になったこともあり、国内でラワン材製の合板フローリング材を製作することは以前に比べ減少している。
ラワン材の供給不安や価格高騰の背景のもと、他の材料で合板フローリング材が製作されるようになり、近年では、再生可能な樹脂といわれる針葉樹を利用した合板フローリング材が注目されているほか、MDF(Medium Density Fiberboard)を素材とするフローリング材の利用も増加している。MDFは、繊維状にほぐした木材と接着剤を配合して成型したいわゆる「繊維板」であり、大量生産に適していることからフローリング材としても利用されるようになった。
ところが、針葉樹製の合板フローリング材(以下、単に「針葉樹製合板」という。)やMDF素材のフローリング材(以下、単に「MDF床材」という。)は、温度変化に伴う伸縮が比較的大きいことから、フローリング材間の目隙や端部の反りが生じやすいという難点がある。特に床暖房が設けられた床に設置する場合、設備のON/OFFによる寒暖の差が激しいため、これに応じて針葉樹製合板やMDF床材も著しく伸縮することとなり、その結果、目隙や反りも顕著に現れることとなる。
これまでも、床暖房設備の上に設置されたフローリング材の目隙や反りといった変形を防ぐため、種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1や特許文献2では、床暖房設備上のフローリング材の変形を防止するため、フローリング材を接着剤で貼り付けることを提案している。
特開2011−069584号公報 特開2005−257186号公報
特許文献1や特許文献2で提案される接着工法は、既述のとおり極めて合理的な工法であるうえ、広い範囲で固定できることから床暖房設備上でもフローリング材の目隙や反りが生じにくくなるという効果が期待できる。
しかしながら実際には、接着工法を採用して床暖房設備上にフローリング材を貼り付けたとしても、目隙や反りが生じるケースがあることが知られている。特に隣接するフローリング材同士の継ぎ目には接着剤が回りにくいことから、この部分には比較的目隙が生じやすい。
図14は、従来工法によってフローリング材を床下地材に接着する状況を示す部分断面図である。この図に示すように従来工法では、潰れたときの広がりを勘案しフローリング材FL端部から10mm程度の離隔を確保したうえで接着剤SD1を塗布するのが主流であった。したがって、隣接するフローリング材の継ぎ目に生ずる隙間(図15)には、接着剤SD1が十分に行き渡らず、継ぎ目部分のフローリング材は自由な挙動が可能となり、この結果、目隙が生じやすくなるわけである。そこで、図15に示す隙間内にも接着力を導入すべく、実の下面にも接着剤SD2を塗布することがあったが、この塗布作業は極めて高度かつ煩雑な作業であり、接着工法の合理性という効果が半減するうえ、適切に塗布しなければ接着効果も期待できないという危うさもあった。
本願発明の課題は、従来技術が抱える問題を解決することであり、すなわち実に直接接着剤を塗布することなく、フローリング材同士の継ぎ目に生ずる隙間にも接着剤を侵入させることで、継ぎ目部の目隙を従来技術より防止することができる、床材接着方法を提供することである。
本願発明は、フローリング材等の床材の端部際に接着剤を塗布し、この接着剤を継ぎ目に生ずる隙間に侵入させる、という点に着目してなされたものであり、これまでにない発想に基づいて行われたものである。
本願発明の床材接着方法は、隣接する床材同士を突き合わせながらこの床材を下層材の上面に接着する方法であり、塗布領域設定工程と、接着剤塗布工程、床材設置工程を備えた方法である。なお床材は、本体部を有するものであって、本体部の端面に凸形嵌合部又は凹形嵌合部が設けられたものである。塗布領域設定工程では、下層材の上面に塗布領域を設定する。この塗布領域は、接合境界(隣接する床材が設置されたときに形成される境界)に沿って設定される細幅の領域であって、接合境界から左方に配置される床材側に拡げた領域と、接合境界から右方に配置される床材側に拡げた領域を含む領域である。接着剤塗布工程では、下層材の上面のうち、接合境界(隣接する床材が設置されたときに形成される境界線)に沿って設定される塗布領域に接着剤を塗布する。このとき、接合境界から左方に配置される床材側に拡げた領域と、接合境界から右方に配置される床材側に拡げた領域それぞれに、接着剤を塗布する。また床材設置工程では、接着剤が塗布された下層材上に、まずは凸形嵌合部の床材を配置し、次にその隣接位置に凹形嵌合部の床材を隣接配置し、この凸形嵌合部と凹形嵌合部を嵌合することで床材同士を接合する。そして床材設置工程で隣接する床材を接合する際、凸形嵌合部と凹形嵌合部の間に生じた空隙に、下層材上面に塗布された接着剤を侵入させる。
本願発明の床材接着方法は、接着剤塗布工程が「本体部への接着剤塗布工程」と「凹形嵌合部への接着剤塗布工程」で構成される方法とすることもできる。本体部への接着剤塗布工程では、下層材に設定される塗布領域のうち、本体部(凸形嵌合部を有する床材)に相当する範囲内にビード状に接着剤を塗布する。一方の凹形嵌合部への接着剤塗布工程では、下層材に設定される塗布領域のうち、凹形嵌合部に相当する範囲内にビード状に接着剤を塗布する。この場合、複数の筒口を具備する接着剤塗布器を使用して、複数の接着部分(本体部への接着剤塗布工程で接着する部分と凹形嵌合部への接着剤塗布工程で接着する部分を含む)にビード状に接着剤を同時に塗布することもできる。
本願発明の床材接着方法は、添え具を利用して床材を接合する方法とすることもできる。この添え具は、胴部と脚部(胴部の下面の一部に設けられる)を有するもので、胴部下方の一部には接着剤収容部が形成される。この場合の床材設置工程では、一方の床材の端部(接合境界側とは反対側の端部)に当接するように、添え具を下層材200上に載置し、この添え具に対して木ハンマ等で打撃を加えることで隣接する床材を接合する。なお、床材の端部に当接するように添え具を載置しても、既に塗布された下層材200上の接着剤は接着剤収容部内に収容されることから、この接着剤と添え具は接触しない。
本願発明の床材接着方法は、床材側に接着剤を塗布する方法とすることもできる。
この場合の塗布領域設定工程では、床材の下面に塗布領域を設定する。この塗布領域は、接合境界(隣接する床材同士によって形成される境界)に沿って設定される細幅の領域であって、接合境界から左方に配置される床材側に拡げた領域と、接合境界から右方に配置される床材側に拡げた領域を含む領域である。また接着剤塗布工程では、床材の下面のうち、接合境界から左方に配置される床材側に拡げた領域と、接合境界から右方に配置される床材側に拡げた領域それぞれに、接着剤を塗布する。また床材設置工程では、接着剤が塗布された凸形嵌合部の床材と接着剤が塗布された凹形嵌合部の床材を下層材上に隣接配置し、この凸形嵌合部と凹形嵌合部を嵌合することで床材同士を接合する。そして、床材設置工程で隣接する床材を接合する際、凸形嵌合部と凹形嵌合部の間に生じた空隙に、床材下面に塗布された接着剤を侵入させる。凸形嵌合部の床材を配置し、
本願発明の床材接着方法は、床材側に接着剤を塗布し、さらに接着剤塗布工程が「本体部への接着剤塗布工程」と「凹形嵌合部への接着剤塗布工程」で構成される方法とすることもできる。本体部への接着剤塗布工程では、本体部(凸形嵌合部を有する床材)に塗布領域が設定され、この塗布領域内にビード状に接着剤を塗布する。一方の凹形嵌合部への接着剤塗布工程では、凹形嵌合部に塗布領域が設定され、この塗布領域内にビード状に接着剤を塗布する。
本願発明の床材接着方法には、次のような効果がある。
(1)継ぎ目に生ずる隙間に接着剤を侵入させることから、従来よりも目隙の発生を抑制することができる。
(2)実など狭い領域や複雑な部分に接着剤を塗布する必要がないことから、塗布作業が容易となり、すなわち塗布作業の熟練者に頼ることなく作業することができ、しかも従来よりも短時間で作業できる。
(3)複数の筒口を具備する接着剤塗布器を使用すれば、さらに塗布作業が容易となり、ひいては床面にかかる内装工事の期間を短縮することができる。
(4)接着剤収容部を具備する添え具を利用すれば、既に塗布された接着剤に接触することなく添え具を下層材上に載置することができる。したがって、接合のため一方の床材に打撃を加える際、接着剤を気にすることなく添え具を利用することができる。
床材を示す平面図。 (a)は凸形嵌合部を見た床材の斜視図、(b)は凹形嵌合部を見た床材の斜視図。 (a)は凸形嵌合部を模式的に示す部分断面図、(b)は凹形嵌合部を模式的に示す部分断面図。 (a)は床下地材の上面に床材を直貼りした断面図、(b)は根太の上に床材を貼り付けた断面図、(c)は床暖房設備の上に床材を貼り付けた断面図。 (a)は床材に形成される接合境界と塗布領域を示す説明図、(b)は下層材に形成される接合境界と塗布領域を示す説明図。 床面に複数の床材が敷き並べられた状態を示す部分斜視図。 第1の実施形態の主な工程の流れを示すフロー図。 (a)は第1の実施形態における接着領域の設定を説明するステップ図、(b)は第1の実施形態における接着剤の塗布工程を説明するステップ図、(c)は第1の実施形態における左側床材(凸形嵌合部を有する床材)の配置工程を説明するステップ図、(d)は第1の実施形態における右側床材(凹形嵌合部を有する床材)の配置工程を説明するステップ図。 固定釘を打付けて、凸形嵌合部を有する床材を固定した状態を示す断面図。 (a)は添え具を下面側から見た平面図、(b)は添え具を側方から見た側面図。 添え具を利用して床材に間接打撃を加える手順を説明する断面図。 第2の実施形態の主な工程の流れを示すフロー図。 (a)は第2の実施形態における接着領域の設定を説明するステップ図、(b)は第2の実施形態における接着剤の塗布工程を説明するステップ図、(c)は第2の実施形態における接着剤の塗布工程で接着剤が塗布された床材を示す断面図、(d)は第2の実施形態における左側床材(凸形嵌合部を有する床材)の配置工程を説明するステップ図、(e)は第2の実施形態における右側床材(凹形嵌合部を有する床材)の配置工程を説明するステップ図。 従来工法によってフローリング材を床下地材に接着する状況を示す部分断面図。 隣接するフローリング材の継ぎ目に生ずる隙間を示す部分断面図。 凸形嵌合部を収容部内に十分に挿入させるため、木ハンマで添え木に打撃を加える状況を示す断面図。 (a)は右側床材の後方側の下層材塗布領域に既に塗布された接着剤を示す平面図、(b)は塗布された接着剤上に置かれる添え木を示す断面図。
本願発明の床材接着方法の実施形態の一例を、図に基づいて説明する。
1.定義
本願発明の実施形態の例を説明するにあたって、はじめにここで用いる用語の定義を示しておく。
(床材)
無垢フローリング材や、合板フローリング材、MDF素材のフローリング材といったフローリング材を含む、床面に使用される種々の部材を、ここでは総称して「床材」ということとする。床材100は、図1に示すように主体となる本体部110と、凸形嵌合部120や凹形嵌合部130を備えたものであり、図2の斜視図からも分かるように概ね板状の形状を呈している。
凸形嵌合部120や凹形嵌合部130は、本体部110の端面(床面に配置したときの本体部110の側面)に設けられ、長手方向(図1)に対向する両端面にはそれぞれ凸形嵌合部120と凹形嵌合部130の組み合わせが配置され、同じく短手方向(図1)に対向する両端面には凸形嵌合部120と凹形嵌合部130の組み合わせが配置される。なお、図1や図2に示す床材100は、本体部110の4つの端面すべてに凸形嵌合部120もしくは凹形嵌合部130が形成されているが、長手方向に対向する端面にのみ凸形嵌合部120と凹形嵌合部130を形成したもの、あるいは短手方向に対向する端面にのみ凸形嵌合部120と凹形嵌合部130を形成したものを、床材100として利用することもできる。
図3(a)は、凸形嵌合部120を模式的に示す部分断面図であり、図3(b)は、凹形嵌合部130を模式的に示す部分断面図である。この図に示すように、凸形嵌合部120は、本体部110よりも肉薄の板状材が本体部110の端面から突出して形成されるものであり、いわゆる実(さね)のことである。一方の凹形嵌合部130は、肉厚方向の略中央部が一部刳り貫かれるようにして形成されるもので、上下の薄肉の部材(以下、「上下薄肉部131」という。)に挟まれた空間(以下、「収容部132」という。)は凸形嵌合部12を収容することができる程度の大きさとなっている。なお、凸形嵌合部120と凹形嵌合部130は、図1や図2に示すように本体部110の端面の略全長(全幅)にわたって形成することもできるし、その一部にのみ形成することもできる。
(下層材)
床材100の下方に置かれる部材、つまり床材100を載置するための部材を、ここでは総称して「下層材」ということとする。例えば、図4(a)は床下地材の上面に床材100を直接貼り付けた(直貼りした)断面図であり、この場合は床下地材が下層材200となる。また図4(b)は根太の上に床材100を貼り付けた断面図であり、この場合は根太が下層材200となる。さらに図4(c)は床暖房設備の上に床材100を貼り付けた断面図であり、この場合はヒーターパネル(加温手段をもつパネル材)が下層材200となる。
(接合境界と塗布領域)
隣接配置された床材100同士が接合されると、2つの床材100間には境界線が形成される。この境界線をここでは「接合境界」ということとする。そして、この接合境界に沿って設定される細幅の領域を、ここでは「塗布領域」ということとする。図5(a)は、床材100に形成される接合境界(以下、「床材接合境界100L」という。)と、この床材接合境界100Lに沿って床材100に設定される塗布領域(以下、「床材塗布領域100S」という。)を示す説明図であり、図5(b)は、下層材200に形成される接合境界(以下、「下層材接合境界200L」という。)と、この下層材接合境界200Lに沿って下層材200に設定される塗布領域(以下、「下層材塗布領域200S」という。)を示す説明図である。
図5(a)(b)の断面図に示すように、凸形嵌合部120が凹形嵌合部130の収容部132内に収容される(嵌合する)ことで、隣接配置された床材100は接合される。つまり、隣接する2つの床材100のうち、一方は凸形嵌合部120を有する床材100であり、他方は凹形嵌合部130を有する床材100である。ここでは便宜上、凸形嵌合部120を有する床材100を左側に配置し、凹形嵌合部130を有する床材100を右側に配置した例で説明することとし、以下、凸形嵌合部120を有する床材100を「左側床材100a」、凹形嵌合部130を有する床材100を「右側床材100b」ということとする。また、左側床材100aと右側床材100bを接合したとしても、凸形嵌合部120と収容部132の間には若干の隙間が生じる。ここでは、この隙間を「接合隙間」ということとする。
左側床材100aと右側床材100bを接合すると、左側床材100aの本体部110と、右側床材100bの上下薄肉部131の端面が、略当接することで床材接合境界100Lが形成される。そして、隣接する床材100を下層材200上に配置したときに、下層材200のうちこの床材接合境界100Lに相当する部分が下層材接合境界200Lとなる。
床材塗布領域100Sは、床材接合境界100Lに沿って床材100下面に設定される。具体的には、図5(a)の平面図に示すように、床材接合境界100Lから所定幅だけ拡げた(セットバックした)領域を床材100に設定したのが床材塗布領域100Sであり、左側床材100aでは本体部110に設定され、右側床材100bでは凹形嵌合部130を含む(あるいは凹形嵌合部130内の)範囲に設定される。
一方、下層材塗布領域200Sは、下層材接合境界200Lに沿って下層材200上に設定される。具体的には、図5(b)の平面図に示すように、下層材接合境界200Lから左右に所定幅だけ拡げた(セットバックした)領域を下層材200に設定したのが下層材塗布領域200Sである。この下層材塗布領域200Sのうち下層材接合境界200Lの左側の領域は、左側床材100aを下層材200上に配置したときの左側床材100aの本体部110に相当し、下層材接合境界200Lの右側の領域は、右側床材100bを下層材200上に配置したときの右側床材100bの凹形嵌合部130を含む(あるいは凹形嵌合部130内の)部分に相当する。
2.第1の実施形態
以下、本願発明の実施形態の例について詳しく説明する。なお本願発明は、下層材200の上面に接着剤を塗布する形態と、床材100の下面に接着剤を塗布する形態に大別されることから、それぞれ「第1の実施形態」、「第2の実施形態」として順に説明することとする。
図6は、床面に複数の床材100が敷き並べられた状態を示す部分斜視図である。通常、隣接する床材100を順次接合しながら貼り付けていくことで、図6のような床面が形成される。以下、隣接する1組の床材100(左側床材100aと右側床材100b)に着目して説明する。図7は、第1の実施形態の主な工程の流れを示すフロー図であり、図8は、このフロー図に示す各工程を説明するステップ図である。
はじめに、床材100を配置する範囲に対して、油分やほこりなどの不要物を除去するための清掃を行い、その上で床材100の配置計画にしたがって下層材200上に隅出しを行う(Step110)。このとき、下層材接合境界200Lも合わせて示しておくとよい。
次に、図8(a)に示すように下層材200の上面に下層材接合境界200Lに沿って下層材塗布領域200Sを設定する(Step120)。なお、この下層材塗布領域200Sは、下層材200上に実際にマーキングしてもよいし、定規など寸法が把握できるものを周辺に置くだけでもよい。
下層材塗布領域200Sが設定できると、図8(b)に示すように下層材塗布領域200S内に接着剤300を塗布する(Step130)。図8(b)では、上方に平面図、下方に断面図を示している。このとき、面状に接着剤300を塗布してもよいし、図に示すようにビード状に接着剤300を塗布してもよい。ビード状に接着剤300を塗布する場合の径は、例えば6〜8mmとすることができる。なお、使用する接着剤は、後述するように凸形嵌合部120と凹形嵌合部130の間に形成される接合隙間に侵入させることから、狭いスペースにも比較的侵入しやすい物性(粘性や流動性、等)を持ち、しかも塗布後の形状が容易に崩れにくい(いわゆる、ダレない)物性を持つ接着剤を採用するとよい。
また、下層材塗布領域200Sのうち接着剤300を塗布する位置は、やはり接着剤300が接合隙間に侵入しやすいよう、下層材接合境界200Lの近傍とするとよい。例えば、凸形嵌合部120がある床材100(つまり、左側床材100a)を接着するための接着剤300は、本体部110に相当する範囲のうち下層材接合境界200Lに近い領域(例えば、端部から10mm未満)に、下層材接合境界200Lに沿ってビード状に塗布し(本体部への接着剤塗布工程)、凹形嵌合部130がある床材100(つまり、右側床材100b)を接着するための接着剤300は、凹形嵌合部130に相当する領域(例えば、端部から10mm未満)に、下層材接合境界200Lに沿ってビード状に塗布するとよい(凹形嵌合部への接着剤塗布工程)。また、複数(例えば4つ)の筒口(ノズル)を持つ接着剤塗布用の器具を使用して接着剤300を塗布すると、一度に複数のビード状の接着部が形成されて塗布作業が効率的となる。このとき、本体部110(左側床材100a)に相当する領域に塗布するビード状の接着剤300と、凹形嵌合部130(右側床材100b)に相当する領域に塗布するビード状の接着剤300も含めて、同時に複数のビード状の接着部を形成するとよい。
接着剤300を塗布すると、図8(c)に示すように隅出し(Step110)に合わせて、まずは凸形嵌合部120がある左側床材100aを配置する(Step140)。図8(c)にも示すように左側床材100aを配置すると、左側床材100aの下方に塗布された接着剤300が押し潰されるとともに、その一部が本体部110の外側(凸形嵌合部120の下方)にはみ出す。なお図9に示すように、配置された左側床材100aは、略45°に傾けた固定釘を凸形嵌合部120部分にタッカー等で打付けることによって、下層材200に固定することもできる。
左側床材100aが配置できると、次に凹形嵌合部130がある右側床材100bを配置する(Step150)。このとき、図8(d)に示すように、右側床材100bの凹形嵌合部130の収容部132内に左側床材100aの凸形嵌合部120を挿入するように、つまり両者が嵌合するように右側床材100bを配置し、左側床材100aと右側床材100bを接合する。
凸形嵌合部120を収容部132内に十分に挿入させるため、図16に示すように木ハンマ等で床材100に対して間接的に打撃を加えることがある。具体的には、左側床材100aの隣接位置に右側床材100bを配置すると、右側床材100bの端部(接合境界側とは異なる側の端部)に添え木を置き、この添え木に対して木ハンマ等で打撃を加えて凸形嵌合部120を収容部132内に押し込むわけである。なおここでは便宜上、図16にも示すように、打撃を加えられる床材100(図16では右側床材100b)において、接合境界側(つまり左側床材100a側)を「前方」とし、その反対側を「後方」として説明する。
ところで接着剤300の塗布工程(Step130)では、隣接する床材100を配置するたびに必要な分だけ接着剤300を塗布することもできるし、対象となる全ての(あるいは部分的な)下層材塗布領域200Sを先行して塗布することもできる。このようにまとまった範囲を先行塗布するケース(以下、「先行塗布ケース」という。)では、図17(a)に示すように、右側床材100bの後方側の下層材塗布領域200Sには既に接着剤300が塗布されることとなる。添え木を木ハンマ等で力強く叩くためには、その添え木は下層材200上に置かれるが、図17(b)に示すように、その位置に接着剤300が塗布されているとこれが障害となって添え木を下層材200上に置くことができない。
そこで、先行塗布ケースにおいて床材100に間接打撃を加えるためには、図10に示す「添え具400」を利用するとよい。図10は添え具400を示す図であり、(a)は下面側から見た平面図、(b)は側方から見た側面図である。この図に示すように添え具400は、胴部410と脚部420を有し、胴部410下面の一部に脚部420を固定することで形成される。なお図10(b)では、2つの脚部420をもつ添え具400を示しているが、載置時に安定すれば、1つの脚部420をもつ添え具400とすることもできるし、3以上の脚部420をもつ添え具400とすることもできる。また、胴部410は木ハンマ等の打撃を床材100に伝達するものであり、換言すると床材100に接触して衝撃を与えるものであるから、木製や合成樹脂製(ゴム等)とするなど床材100に損傷を与えない材質で形成することが望ましい。金属製など床材100に損傷を与えやすい材質で形成する場合は、その接触面(図10(b))に緩衝材を設置するとよい。
図10(b)から分かるように、脚部420を下にした状態で添え具400を下層材200上に載置すると、脚部420によって胴部410が一段高い位置に配置される。この結果、胴部410下面のうち脚部420が設けられていない部分では、胴部410の下方に空間(以下、この空間を「接着剤収容部430」という。)が形成される。この接着剤収容部430は、塗布された接着剤300を収容することができる程度の大きさであり、これにより接着剤300に触れることなく添え具400を下層材200上に載置することができるわけである。
図11を参照しながら、添え具400を利用して床材100に間接打撃を加える手順を説明する。なお、この図に示す右側床材100bは図16に示す右側床材100bと同じ状況であり、すなわちその先方にある収容部132内に凸形嵌合部120を十分挿入しようとする直前の状態であって、後方側の下層材塗布領域200Sには既に接着剤300が塗布されている。
図11に示すように、まず右側床材100bの後方側端部に当接するように、添え具400を下層材200上に載置する。このとき、胴部410の下方に形成された接着剤収容部430内に接着剤300が収容されるため、接着剤300と添え具400は接触しない。そして、木ハンマ等を利用して添え具400に打撃(前方方向)を加え、すなわち右側床材100bに対して間接的に前方方向の打撃力を与える。この結果、右側床材100bの収容部132内に、左側床材100aの凸形嵌合部120が十分挿入されるわけである。
右側床材100bを配置する際(左側床材100aと右側床材100bを接合する際)、右側床材100bの下方に塗布された接着剤300が押し潰されるとともに、その一部が上下薄肉部131の外側(左側床材100a側)にはみ出す。そして、この上下薄肉部131の外側にはみ出した接着剤300と、左側床材100aの本体部110の外側にはみ出した接着剤300が、その行き場を求めて接合隙間に侵入していく。すなわち、接着剤300を押し潰すと、その一部が本体部110や上下薄肉部131の外側にはみ出し、このはみ出した接着剤300が接合隙間に圧入されるわけである。なお、接着剤300を押し潰してはみ出させ、さらに接合隙間に圧入させるにあたっては、床材100の自重に頼ることもできるし、床材100の接合部付近を上方から積極的に押し付けてもよい。
以上説明した一連の工程を、床材100が床面全体に設置されるまで繰り返し行って、作業を終了する。
3.第2の実施形態
続いて、本願発明の第2の実施形態の例について詳しく説明する。図12は、第2の実施形態の主な工程の流れを示すフロー図であり、図13は、このフロー図に示す各工程を説明するステップ図である。第1の実施形態と同様、はじめに床材100を配置する範囲の清掃を行い、床材100の配置計画にしたがって下層材200上に隅出しを行う(Step210)。このとき、下層材接合境界200Lも合わせて示しておくとよい。
次に、図13(a)に示すように隣接する1組の床材100の下面に、床材接合境界100Lに沿って床材塗布領域100Sを設定する(Step221、Step222)。左側床材100aは、床材接合境界100L(この場合、本体部110と凸形嵌合部120の境界)から所定幅を取って本体部110に床材塗布領域100Sを設定し、右側床材100bは、床材接合境界100L(この場合、上下薄肉部131の端部)から所定幅を取って床材100の凹形嵌合部130を含む(あるいは凹形嵌合部130内の)範囲に床材塗布領域100Sを設定する。
左側床材100a、右側床材100bそれぞれに床材塗布領域100Sが設定できると、図13(b)に示すように床材塗布領域100S内に接着剤300を塗布する(Step231、Step232)。図13(c)では、接着剤300が塗布された左側床材100aと右側床材100bの断面図を示している。なお、塗布形状(面状又はビード状)や使用する接着剤、あるいは塗布方法(接着剤塗布用の器具の使用)に関しては第1の実施形態と同様であり、ここでは詳しい説明を省略する。
床材塗布領域100Sのうち接着剤300を塗布する位置は、接着剤300が凸形嵌合部120と収容部132の間にできる接合隙間に侵入しやすいよう、床材接合境界100Lの近傍とするとよい。例えば、左側床材100aに塗布する接着剤300は、本体部110のうち床材接合境界100Lに近い領域(例えば、端部から10mm未満)に、床材接合境界100Lに沿ってビード状に塗布し(本体部への接着剤塗布工程)、右側床材100bに塗布する接着剤300は、凹形嵌合部130領域(例えば、端部から10mm未満)に、床材接合境界100Lに沿ってビード状に塗布するとよい(凹形嵌合部への接着剤塗布工程)。
接着剤300を塗布すると、図13(d)に示すように隅出し(Step210)に合わせて、まずは凸形嵌合部120がある左側床材100aを配置する(Step240)。
図13(d)にも示すように左側床材100aを配置すると、左側床材100aに塗布された接着剤300が押し潰されるとともに、その一部が本体部110の外側(凸形嵌合部120の下方)にはみ出す。なお、第1の実施形態と同様、配置された左側床材100aを固定釘で下層材200に固定することもできる(図9)。
左側床材100aが配置できると、次に凹形嵌合部130がある右側床材100bを配置する(Step250)。このとき、図13(e)に示すように、右側床材100bの凹形嵌合部130の収容部132内に左側床材100aの凸形嵌合部120を挿入するように、つまり両者が嵌合するように右側床材100bを配置し、左側床材100aと右側床材100bを接合する。
右側床材100bを配置する際(左側床材100aと右側床材100bを接合する際)、右側床材100bに塗布された接着剤300が押し潰されるとともに、その一部が上下薄肉部131の外側(左側床材100a側)にはみ出す。そして、この上下薄肉部131の外側にはみ出した接着剤300と、左側床材100aの本体部110の外側にはみ出した接着剤300が、その行き場を求めて接合隙間に侵入していく。すなわち、接着剤300を押し潰すと、その一部が本体部110や上下薄肉部131の外側にはみ出し、このはみ出した接着剤300が接合隙間に圧入されるわけである。なお、接着剤300を押し潰してはみ出させ、さらに接合隙間に圧入させるにあたっては、床材100の自重に頼ることもできるし、床材100の接合部付近を上方から積極的に押し付けてもよい。
以上説明した一連の工程を、床材100が床面全体に設置されるまで繰り返し行って、作業を終了する。
本願発明の床材接着方法は、マンションなどの集合住宅や戸建住宅といった居住用建築物や、オフィスビルあるいは店舗といった商用建築物で利用できるほか、校舎や倉庫など様々な建築物で利用することができる。特に、床暖房設備が設置されるなど床面の温度が変化しやすい建築物に有効である。
100 床材
100a 左側床材
100b 右側床材
100L 床材接合境界
100S 床材塗布領域
110 (床材の)本体部
120 (床材の)凸形嵌合部
130 (床材の)凹形嵌合部
131 (凹形嵌合部の)上下薄肉部
132 (凹形嵌合部の)収容部
200 下層材
200L 下層材接合境界
200S 下層材塗布領域
300 接着剤
400 添え具
410 (添え具の)胴部
420 (添え具の)脚部
430 (添え具の)接着剤収容部
FL フローリング材
SD 接着剤

Claims (3)

  1. 隣接する床材同士を突き合わせながら、該床材を下層材の上面に接着する方法において、
    前記床材は本体部を有するとともに、該本体部の端面には凸形嵌合部又は凹形嵌合部が設けられ、
    前記下層材の上面に、塗布領域を設定する工程と、
    前記塗布領域に、接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
    接着剤が塗布された前記下層材上に、まずは前記凸形嵌合部を有する前記床材を配置し、次に前記凸形嵌合部を有する前記床材の隣接位置に前記凹形嵌合部を有する前記床材を配置し、該凸形嵌合部と該凹形嵌合部を嵌合することで隣接する前記床材を接合する床材設置工程と、を備え、
    前記塗布領域は、隣接する前記床材が設置されたときに形成される接合境界に沿って設定される細幅の領域であって、該接合境界から前記凸形嵌合部を有する前記床材側に拡げた領域と、該接合境界から前記凹形嵌合部を有する前記床材側に拡げた領域と、を含み、
    前記接着剤塗布工程では、前記接合境界から前記凸形嵌合部を有する前記床材側に拡げた領域に接着剤を塗布するとともに、前記接合境界から前記凹形嵌合部を有する前記床材側に拡げた領域に接着剤を塗布し、
    前記床材設置工程では、一方の前記床材の端部であって前記接合境界側とは異なる側の端部に当接するように、添え具を前記下層材上に載置し、該添え具に対して打撃を加えることで、隣接する前記床材を接合し、
    前記添え具は、胴部と、該胴部の下面の一部に設けられる脚部を有するとともに、該胴部下方の一部には接着剤収容部が形成され、
    前記床材の端部に当接するように前記添え具を前記下層材上に載置すると、該下層材上に先行して前記塗布領域に塗布された接着剤が前記接着剤収容部内に収容されることで、当該接着剤と前記添え具が接触せず、
    前記床材設置工程で隣接する前記床材を接合する際、前記凸形嵌合部と前記凹形嵌合部の間に生じた空隙に、前記下層材上面に塗布された接着剤を侵入させる、
    ことを特徴とする床材接着方法。
  2. 前記接着剤塗布工程は、さらに本体部への接着剤塗布工程と凹形嵌合部への接着剤塗布工程を有し、
    前記本体部への接着剤塗布工程では、前記下層材に設定される前記塗布領域のうち、前記凸形嵌合部を有する前記床材の前記本体部に相当する範囲内にビード状に接着剤を塗布し、
    前記凹形嵌合部への接着剤塗布工程では、前記下層材に設定される前記塗布領域のうち、前記凹形嵌合部に相当する範囲内にビード状に接着剤を塗布する、
    ことを特徴とする請求項1記載の床材接着方法。
  3. 前記接着剤塗布工程では、複数の筒口を具備する接着剤塗布器を使用し、前記本体部への接着剤塗布工程で塗布される接着剤と前記凹形嵌合部への接着剤塗布工程で塗布される接着剤を含む複数のビード状接着剤を同時に塗布する、
    ことを特徴とする請求項2記載の床材接着方法。
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