JP6288003B2 - 静電荷像現像用トナー - Google Patents
静電荷像現像用トナー Download PDFInfo
- Publication number
- JP6288003B2 JP6288003B2 JP2015159382A JP2015159382A JP6288003B2 JP 6288003 B2 JP6288003 B2 JP 6288003B2 JP 2015159382 A JP2015159382 A JP 2015159382A JP 2015159382 A JP2015159382 A JP 2015159382A JP 6288003 B2 JP6288003 B2 JP 6288003B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- polyester resin
- toner
- crystalline polyester
- amorphous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/087—Binders for toner particles
- G03G9/08742—Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- G03G9/08755—Polyesters
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/0802—Preparation methods
- G03G9/0804—Preparation methods whereby the components are brought together in a liquid dispersing medium
- G03G9/0806—Preparation methods whereby the components are brought together in a liquid dispersing medium whereby chemical synthesis of at least one of the toner components takes place
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/087—Binders for toner particles
- G03G9/08702—Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- G03G9/08706—Polymers of alkenyl-aromatic compounds
- G03G9/08708—Copolymers of styrene
- G03G9/08711—Copolymers of styrene with esters of acrylic or methacrylic acid
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/087—Binders for toner particles
- G03G9/08702—Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- G03G9/08724—Polyvinylesters
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/087—Binders for toner particles
- G03G9/08702—Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- G03G9/08726—Polymers of unsaturated acids or derivatives thereof
- G03G9/08728—Polymers of esters
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/087—Binders for toner particles
- G03G9/08784—Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775
- G03G9/08797—Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775 characterised by their physical properties, e.g. viscosity, solubility, melting temperature, softening temperature, glass transition temperature
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/093—Encapsulated toner particles
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
すなわち、本発明に係る上記課題は、以下の手段により解決される。
前記結着樹脂として、ビニル樹脂及び結晶性ポリエステル樹脂を含有し、
前記ビニル樹脂として、下記一般式(1)で表される(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体に由来の構造単位を有し、
前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体が、分岐構造を有し、
前記結晶性ポリエステル樹脂は、前記結晶性ポリエステル樹脂を形成するための多価アルコールに由来する構造単位の主鎖の炭素数をCalcohol 、前記結晶性ポリエステル樹脂を形成するための多価カルボン酸に由来する構造単位の主鎖の炭素数をCacidとしたとき、下記関係式(2)及び下記関係式(4)を満たし、
前記トナー粒子はコア・シェル構造を有し、該コア部に前記ビニル樹脂及び前記結晶性ポリエステル樹脂を含有することを特徴とする静電荷像現像用トナー。
一般式(1):H2C=CR1−COOR2
[式中、R1は、水素原子又はメチル基を表す。R2は、炭素数が8〜22の範囲内のア
ルキル基を表す。]
関係式(2):5≦|Cacid−Calcohol|≦12
関係式(4):C alcohol <C acid
関係式(3):6≦|Cacid−Calcohol|≦10
本発明の効果の発現機構又は作用機構については、明確にはなっていないが、以下のように推察している。
したがって、本発明のトナーは、良好な低温定着性を有し、かつ高温環境での保管後においても定着性が低下しにくいものと考えられる。
本発明の静電荷像現像用トナーは、トナー粒子の集合体のことをいう。
トナー粒子は、少なくとも結着樹脂及び離型剤を含有し、結着樹脂には、非晶性樹脂及び結晶性樹脂等を含有する。また、トナー粒子には、更に必要に応じて、着色剤、荷電制御剤等の内添剤や、無機微粒子、有機微粒子、滑剤などの外添剤を含有しても良い。
本発明の静電荷像現像用トナーは、転写効率の向上の観点から、下記式で示される平均円形度が0.920〜1.000の範囲内であることが好ましく、0.940〜0.995の範囲内であることがより好ましい。
平均円形度=粒子の円相当径から求めた円の周囲長/粒子投影像の周囲長
本発明に係るトナー粒子を構成する結着樹脂は、以下で詳説する結晶性樹脂、非晶性樹脂及び着色剤等を含有する。
本発明に係る結晶性樹脂は、トナーの示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱変化ではなく、明確な吸熱ピークを有する樹脂をいう。明確な吸熱ピークとは、具体的には、実施例に記載の示差走査熱量測定(DSC)において、昇温速度10℃/minで測定した際に、吸熱ピークの半値幅が15℃以内であるピークのことを意味する。
このような結晶性樹脂の含有量としては、トナーに対して3〜30質量%の範囲内であることが好ましい。これにより、結着樹脂のシャープメルト性を向上させて、トナーの低温定着性を向上させるという効果を得つつ、結晶性樹脂を含有させることによる耐熱性の低下を抑制することができる。
下記に、結晶性ポリエステル樹脂について詳細に説明する。
結晶性ポリエステル樹脂は、2価以上のカルボン酸(多価カルボン酸)と、2価以上のアルコール(多価アルコール)との重縮合反応によって得られる公知のポリエステル樹脂に由来する部分であって、トナーの示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱変化ではなく、明確な吸熱ピークを有する樹脂をいう。明確な吸熱ピークとは、具体的には、実施例に記載の示差走査熱量測定(DSC)において、昇温速度10℃/minで測定した際に、吸熱ピークの半値幅が15℃以内であるピークのことを意味する。
関係式(2):5≦|Cacid−Calcohol|≦12
関係式(3):6≦|Cacid−Calcohol|≦10
関係式(4):Calcohol<Cacid
融点(Tm)は、DSCにより測定することができる。具体的には、結晶性樹脂の試料をアルミニウム製パンKITNO.B0143013に封入し、熱分析装置Diamond DSC(パーキンエルマー社製)のサンプルホルダーにセットして、加熱、冷却、加熱の順に温度を変動させる。1回目と2回目の加熱時には、10℃/minの昇温速度で室温(25℃)から150℃まで昇温して150℃を5分間保持し、冷却時には、10℃/minの降温速度で150℃から0℃まで降温して0℃の温度を5分間保持する。2回目の加熱時に得られる吸熱曲線における吸熱ピークのピークトップの温度を融点(Tm)として測定する。
ハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂(以下、単に「ハイブリッド樹脂」ともいう。)は、結晶性ポリエステル樹脂セグメントと、ポリエステル樹脂以外の非晶性樹脂セグメントとが化学的に結合した樹脂である。
結晶性ポリエステル樹脂セグメントは、2価以上のカルボン酸(多価カルボン酸)と、2価以上のアルコール(多価アルコール)との重縮合反応によって得られる公知のポリエステル樹脂に由来する部分であって、トナーの示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱変化ではなく、明確な吸熱ピークを有する樹脂セグメントをいう。明確な吸熱ピークとは、具体的には、実施例に記載の示差走査熱量測定(DSC)において、昇温速度10℃/minで測定した際に、吸熱ピークの半値幅が15℃以内であるピークのことを意味する。
ポリエステル樹脂以外の非晶性樹脂セグメント(以下、単に「非晶性樹脂セグメント」ともいう。)は、結着樹脂を構成する非晶性樹脂と、ハイブリッド樹脂との親和性を制御するために必須のセグメントである。非晶性樹脂セグメントが存在することで、ハイブリッド樹脂と非晶性樹脂との親和性が向上し、ハイブリッド樹脂が非晶性樹脂中に取り込まれやすくなり、帯電均一性等を向上させることができる。
酸無水物、ポリカーボネート、ポリジエン、ポリエステル、ポリハロオレフィン、ポリイミド、ポリイミン、ポリケトン、ポリオレフィン、ポリエーテル、ポリフェニレン、ポリホスファゼン、ポリシロキサン、ポリスチレン、ポリスルフィド、ポリスルホン、ポリウレタン、ポリウレア、ポリビニル及びその他のポリマーの計22種によって分類されたポリマーを構成する化学結合を「特徴的な化学結合」という。
本発明に係るハイブリッド樹脂の製造方法は、上記結晶性ポリエステル樹脂セグメントと非晶性樹脂セグメントとを分子結合させた構造の重合体を形成することが可能な方法であれば、特に制限されるものではない。ハイブリッド樹脂の具体的な製造方法としては、例えば、以下に示す(1)〜(3)の製造方法が挙げられる。
この方法では、まず、上述した非晶性樹脂セグメントを構成する単量体(好ましくは、スチレン単量体と(メタ)アクリル酸エステル単量体といったビニル単量体)を付加反応させて非晶性樹脂セグメントを形成する。次に、非晶性樹脂セグメントの存在下で、多価カルボン酸と多価アルコールとを重合反応させて結晶性ポリエステル樹脂セグメントを形成する。このとき、多価カルボン酸と多価アルコールとを縮合反応させるとともに、非晶性樹脂セグメントに対し、多価カルボン酸又は多価アルコールを付加反応させることにより、ハイブリッド樹脂が形成される。
この方法では、まず、多価カルボン酸と多価アルコールとを縮合反応させて結晶性ポリエステル樹脂セグメントを形成する。また、結晶性ポリエステル樹脂セグメントを形成する反応系とは別に、上述した非晶性樹脂セグメントを構成する単量体を付加重合させて非晶性樹脂セグメントを形成する。このとき、結晶性ポリエステル樹脂セグメントと非晶性樹脂セグメントとが互いに反応可能な部位を組み込んでおくと好ましい。なお、このような反応可能な部位を組み込む方法は、上述のとおりであるため、その詳細な説明は省略する。
この方法では、まず、多価カルボン酸と多価アルコールとを縮合反応させて重合を行い、結晶性ポリエステル樹脂セグメントを形成しておく。次に、結晶性ポリエステル樹脂セグメントの存在下で、非晶性樹脂セグメントを構成する単量体を重合反応させて非晶性樹脂セグメントを形成する。このとき、上記(1)の製造方法と同様に、結晶性ポリエステル樹脂セグメント又は非晶性樹脂セグメント中に、これらセグメントが互いに反応可能な部位を組み込んでおくと好ましい。なお、このような反応可能な部位を組み込む方法は、上述のとおりであるため、その詳細な説明は省略する。
本発明の結着樹脂を構成する非晶性樹脂は、少なくともビニル樹脂を含有する。また、更に、スチレン−アクリル変性ポリエステル樹脂等の非晶性ポリエステル樹脂を含有することが好ましい。
非晶性樹脂は、当該非晶性樹脂について示差走査熱量測定(DSC)を行ったときに、融点を有さず、比較的高いガラス転移温度(Tg)を有する樹脂である。なお、DSC測定において1度目の昇温過程におけるガラス転移温度をTg1とし、2度目の昇温過程におけるガラス転移温度をTg2としたとき、上記非晶性樹脂のTg1が、35〜80℃の範囲内であることが好ましく、特に45〜65℃の範囲内であることが好ましい。また、上記非晶性樹脂のTg2は20〜70℃の範囲内であることが好ましく、特に30〜55℃の範囲内であることが好ましい。なお、ガラス転移温度(Tg1及びTg2)は、実施例に記載の方法で測定することができる。
本発明の非晶性樹脂に含有されているビニル樹脂は、下記一般式(1)で表される(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体に由来の構造単位を有することを特徴とする。
一般式(1):H2C=CR1−COOR2
一般式(1)において、R1は、水素原子又はメチル基を表す。
また、R2は、炭素数が8〜22の範囲内のアルキル基を表す。炭素数を8以上とすることにより、本発明の結晶性ポリエステル樹脂と適度な親和性を有することができる。また、炭素数を22以下とすることにより、結着樹脂のガラス転移温度を、上述したような好ましい所定のガラス転移温度に収め、良好な低温定着性を得ることができる。
試料を濃度1mg/mLとなるようにテトラヒドロフラン(THF)中に添加し、室温において超音波分散機を用いて5分間分散処理した後、ポアサイズ0.2μmのメンブランフィルターで処理して、試料液を調製する。GPC装置HLC−8120GPC(東ソー社製)及びカラム「TSKguardcolumn+TSKgelSuperHZ−m3連」(東ソー社製)を用い、カラム温度を40℃に保持しながら、キャリア溶媒としてテトラヒドロフランを流速0.2mL/minで流す。キャリア溶媒とともに、調製した試料液10μLをGPC装置内に注入し、屈折率検出器(RI検出器)を用いて試料を検出し、単分散のポリスチレン標準粒子を用いて測定した検量線を用いて、試料の分子量分布を算出する。検量線測定用のポリスチレンとしては10点用いる。
ガラス転移点(Tg)は、ASTM(米国材料試験協会規格)D3418−82に規定された方法(DSC法)にしたがって測定することができる。測定には、DSC−7示差走査カロリメーター(パーキンエルマー社製)、TAC7/DX熱分析装置コントローラー(パーキンエルマー社製)等を用いることができる。
結着樹脂には、ビニル樹脂に加えて、更に非晶性ポリエステル樹脂を含有することが好ましい。これにより、トナーの紙との接着力を向上させ、折り目部分や擦った箇所の画像の劣化を抑える効果を得ることができる。
非晶性ポリエステル樹脂の含有量は、上記効果を得る観点から、非晶性樹脂全量に対して、1〜50%の範囲内であることが好ましい。
これらの中でも、特にトナーの帯電均一性を向上させるという観点から、多価アルコール成分としてはビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物とプロピレンオキサイド付加物を用いることが好ましい。これらの多価アルコール成分は1種単独で用いても良く2種以上併用しても良い。
本発明のトナーに含まれる結着樹脂は、非晶性樹脂を含んでいれば、その形態(樹脂粒子の形態)はいかなるものであっても良い。
本発明に係る着色剤としては、カーボンブラック、磁性体、染料、顔料などを任意に使用することができ、カーボンブラックとしてはチャンネルブラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック、ランプブラックなどが使用される。磁性体としては鉄、ニッケル、コバルトなどの強磁性金属、これらの金属を含む合金、フェライト、マグネタイトなどの強磁性金属の化合物、強磁性金属を含まないが熱処理することにより強磁性を示す合金、例えばマンガン−銅−アルミニウム、マンガン−銅−スズなどのホイスラー合金と呼ばれる種類の合金、二酸化クロムなどを用いることができる。
トナーに含有される離型剤としては、特に限定されるものではなく、公知のものを使用することができる。具体的には、例えば、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスなどのポリオレフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどの分枝鎖状炭化水素ワックス、パラフィンワックス、サゾールワックスなどの長鎖炭化水素系ワックス、ジステアリルケトンなどのジアルキルケトン系ワックス、カルナウバワックス、モンタンワックス、ベヘン酸ベヘネート、トリメチロールプロパントリベヘネート、ペンタエリスリトールテトラベヘネート、ペンタエリスリトールジアセテートジベヘネート、グリセリントリベヘネート、1,18−オクタデカンジオールジステアレート、トリメリット酸トリステアリル、ジステアリルマレエートなどのエステル系ワックス、エチレンジアミンベヘニルアミド、トリメリット酸トリステアリルアミドなどのアミド系ワックスなどが挙げられる。
本発明のトナー中には、上記成分の他、必要に応じて、荷電制御剤などの内添剤や、無機微粒子、有機微粒子、滑剤などの外添剤が含有されていても良い。
荷電制御剤としては、ニグロシン系染料、ナフテン酸又は高級脂肪酸の金属塩、アルコキシル化アミン、第4級アンモニウム塩化合物、アゾ系金属錯体、サリチル酸金属塩など、公知の種々の化合物を用いることができる。
トナーとしての帯電性能や流動性、又はクリーニング性を向上させる観点から、トナー粒子の表面に公知の無機微粒子や有機微粒子などの粒子、滑剤を外添剤として添加することできる。
必要に応じてこれらの無機微粒子は疎水化処理されていても良い。
本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法としては、水系媒体中で作製される湿式の製造方法、例えば乳化凝集法などが挙げられる。以下、静電荷像現像用トナーの製造方法について一例を挙げて説明するが、以下の製造方法に限定されるものではない。
本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法は、少なくとも結着樹脂及び離型剤を含有する静電荷像現像用トナーの製造方法であって、結着樹脂としての非晶性樹脂微粒子を含有する非晶性樹脂微粒子分散液と、着色剤微粒子を含有する着色剤微粒子分散液とを水系媒体中で混合する第1工程と、第1工程で調製した混合液に凝集剤を添加する第2工程と、第2工程で調製した混合液を昇温する第3工程と、第3工程における昇温完了までに結晶性樹脂微粒子を含有する結晶性樹脂微粒子分散液を添加する第4工程と、非晶性樹脂微粒子、結晶性樹脂微粒子及び着色剤微粒子を凝集・融着させて凝集粒子を形成する第5工程と、を有する。
第1工程では、非晶性樹脂微粒子を含有する非晶性樹脂微粒子分散液と、着色剤微粒子を含有する着色剤微粒子分散液とを水系媒体中で混合する。また、トナー粒子中に離型剤を含有させる場合であって、非晶性樹脂微粒子が離型剤を含有していない場合、第1工程で離型剤微粒子分散液を更に混合することが好ましい。
非晶性樹脂微粒子分散液、着色剤微粒子分散液及び離型剤微粒子分散液は、次のように調製する。
非晶性樹脂微粒子分散液の調製は、トナー粒子を構成する非晶性樹脂を合成し、この非晶性樹脂を水系媒体中に微粒子状に分散させて行う。
着色剤微粒子分散液の調製は、着色剤を水系媒体中に微粒子状に分散させて行う。
離型剤微粒子分散液の調製は、離型剤を水系媒体中に微粒子状に分散させて行う。
第2工程では、第1工程で調製した混合液に凝集剤を添加する。
第3工程では、第2工程で調製した混合液を昇温する。
第4工程では、第3工程における昇温完了までに少なくとも1種の結晶性樹脂微粒子を含有する結晶性樹脂微粒子分散液を添加する。
第3工程にて昇温が開始されると、水系媒体中の非晶性樹脂微粒子と着色剤微粒子と凝集し、その凝集体の粒径が徐々に大きくなっていくが、その粒径がある程度小さい適正範囲内、すなわち上記0.2〜2.5μmの範囲内であるときに結晶性樹脂微粒子を添加することで、低温定着性、色特性、帯電性及び耐熱保管性に優れた静電荷像現像用トナーを得ることができる。凝集体の粒径が2.5μm以下のときに結晶性樹脂微粒子を添加することで、凝集が進行して粒径がある程度大きくなった凝集体の外側に結晶性樹脂微粒子が凝集することを抑制し、良好な帯電性及び耐熱保管性を得ることができる。また、凝集体の粒径が0.2μm以上のときに結晶性樹脂微粒子を添加することで、結晶性樹脂微粒子が非晶性樹脂微粒子と着色剤微粒子との凝集を阻害せず、良好な帯電性を得ることができる。
なお、凝集体の体積基準のメジアン径は、UPA−150(マイクロトラック社製)にて体積平均粒径を測定することにより得ることができる。
以下の説明では、結晶性樹脂微粒子分散液として、ハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂微粒子分散液を調製する場合について説明する。
ハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂(ハイブリッド樹脂)微粒子分散液の調製は、ハイブリッド樹脂を合成し、このハイブリッド樹脂を水系媒体中に微粒子状に分散させて行う。
第5工程では、非晶性樹脂微粒子、結晶性樹脂微粒子及び着色剤微粒子を凝集・融着させて凝集粒子を形成する。
コア・シェル構造のトナー樹脂を得る場合には、シェル化工程を行うことが好ましい。
シェル化工程では、上記第5工程においてシェル層を構成するシェル層形成用樹脂(好ましくは上記の非晶性樹脂)の水系分散液を更に添加し、上記で得られた単層構造の粒子(コア粒子)の表面にシェル層形成用樹脂を凝集・融着させる。これにより、コア・シェル構造を有するトナー粒子が得られる。この際、シェル化工程に引き続き、コア粒子表面へのシェル層形成用樹脂の凝集・融着をより強固にし、かつ粒子の形状が所望の形状になるまで、更に反応系の加熱処理を行うと良い。この加熱処理は、コア・シェル構造を有するトナー粒子の平均円形度が、上記平均円形度の範囲内になるまで行えば良い。
冷却工程では、上記のトナー粒子の分散液を冷却処理する。冷却処理における冷却速度は、特に制限されないが、0.2〜20℃/分の範囲内が好ましい。冷却処理方法としては特に限定されるものではなく、反応容器の外部より冷媒を導入して冷却する方法や、冷水を直接反応系に投入して冷却する方法を例示することができる。
濾過工程では、トナー粒子の分散液からトナー粒子を濾別する。濾過処理方法としては、遠心分離法、ヌッチェなどを使用して行う減圧濾過法、フィルタープレスなどを使用して行う濾過法などがあり、特に限定されるものではない。
外添剤処理工程では、乾燥処理したトナー粒子表面へ必要に応じて外添剤を添加、混合してトナーを作製する。外添剤の添加により、トナーの流動性や帯電性が改良され、また、クリーニング性の向上等が実現される。
以上のようなトナーは、例えば磁性体を含有させて一成分磁性トナーとして使用する場合、いわゆるキャリアと混合して二成分現像剤として使用する場合、非磁性トナーを単独で使用する場合などが考えられ、いずれも好適に使用することができる。
キャリアとしては、その体積平均粒径としては15〜100μmの範囲内のものが好ましく、25〜60μmの範囲内のものがより好ましい。
本発明のトナーを使用する好適な定着方法としては、いわゆる接触加熱方式のものを挙げることができる。接触加熱方式としては、特に熱圧定着方式、更には熱ロール定着方式及び固定配置された加熱体を内包した回動する加圧部材により定着する圧接加熱定着方式を挙げることができる。
トナーを構成する各樹脂の融点及びガラス転移温度は、各樹脂について示差走査熱量測定を行うことにより求めた。示差走査熱量測定は、示差走査熱量計「ダイヤモンドDSC」(パーキンエルマー社製)を用いた。測定は、昇降速度10℃/minで室温(25℃)から150℃まで昇温し、5分間150℃で等温保持する1回目の昇温過程、冷却速度10℃/minで150℃から0℃まで冷却し、5分間0℃で等温保持する冷却過程、及び、昇降速度10℃/minで0℃から150℃まで昇温する2回目の昇温過程をこの順に経る測定条件(昇温・冷却条件)によって行った。上記測定は、各樹脂5.0mgをアルミニウム製パンに封入し、示差走査熱量計「ダイヤモンドDSC」のサンプルホルダーにセットして行った。リファレンスとして空のアルミニウム製パンを使用した。
各樹脂の数平均分子量(Mn)及び重量平均分子量(Mw)(ポリスチレン換算)は、GPC装置として、「HLC−8220」(東ソー社製)及びカラムとして「TSKguardcolumn+TSKgelSuperHZM−M3連」(東ソー社製)を用い、カラム温度を40℃に保持しながら、キャリア溶媒としてテトラヒドロフラン(THF)を流速0.2mL/minで流し、測定試料(結晶性樹脂)を室温において超音波分散機を用いて5分間処理を行う溶解条件で濃度1mg/mLになるようにテトラヒドロフランに溶解させ、次いで、ポアサイズ0.2μmのメンブランフィルターで処理して試料溶液を得、この試料溶液10μLを上記のキャリア溶媒とともに装置内に注入し、屈折率検出器(RI検出器)を用いて検出し、測定試料の有する分子量分布を単分散のポリスチレン標準粒子を用いて測定した検量線を用いて算出する。検量線測定用の標準ポリスチレン試料としては、Pressure Chemical社製の分子量が6×102、2.1×103、4×103、1.75×104、5.1×104、1.1×105、3.9×105、8.6×105、2×106、4.48×106のものを用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料を測定し、検量線を作成した。また、検出器には屈折率検出器を用いた。
非晶性樹脂微粒子及び結晶性樹脂微粒子等の体積平均粒径(体積基準のメジアン径)は、「UPA−150」(マイクロトラック社製)で測定した。
ドデカン二酸281質量部及び1,6−ヘキサンジオール283質量部を、撹拌機、温度計、冷却管、窒素ガス導入管を備えた反応容器に入れた。反応容器中を乾燥窒素ガスで置換した後、Ti(OBu)4を0.1質量部添加し、窒素ガス気流下、約180℃で8時間撹拌反応を行った。更に、Ti(OBu)4を0.2質量部添加し、温度を約220℃に上げ6時間撹拌反応を行った後、反応容器内を1333.2Paまで減圧し、減圧下で反応を行い、結晶性ポリエステル樹脂1を得た。結晶性ポリエステル樹脂1の数平均分子量(Mn)は5500、重量平均分子量(Mw)は18000、融点(Tc)は67℃であった。
上記結晶性ポリエステル樹脂1を30質量部溶融させて溶融状態のまま、乳化分散機「キャビトロンCD1010」(株式会社ユーロテック製)に対して毎分100質量部の移送速度で移送した。また、この溶融状態結晶性ポリエステル樹脂1の移送と同時に、当該乳化分散機「キャビトロンCD1010」(株式会社ユーロテック製)に対して、水性溶媒タンクにおいて試薬アンモニア水70質量部をイオン交換水で希釈した、濃度0.37質量%の希アンモニア水を、熱交換機で100℃に加熱しながら毎分0.1リットルの移送速度で移送した。そして、この乳化分散機「キャビトロンCD1010」(株式会社ユーロテック製)を、回転子の回転速度60Hz、圧力5kg/cm2の条件で運転することにより、固形分量が30質量部である結晶性ポリエステル樹脂1の結晶性樹脂微粒子分散液(C1)を調製した。このとき、当該結晶性樹脂微粒子分散液(C1)に含まれる粒子の体積基準のメジアン径は200nmであった。
(1)第1段重合
撹拌装置、温度センサー、冷却管及び窒素導入装置を取り付けた5Lの反応容器に、ドデシル硫酸ナトリウム8質量部及びイオン交換水3000質量部を仕込み、窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温させた。昇温後、過硫酸カリウム10質量部をイオン交換水200質量部に溶解させたものを添加し、再度液温80℃とし、下記組成からなる単量体混合液を1時間かけて滴下後、80℃にて2時間加熱、撹拌することにより重合を行い、樹脂微粒子の分散液(x1)を調製した。
スチレン 480質量部
n−ブチルアクリレート 250質量部
メタクリル酸 68質量部
撹拌装置、温度センサー、冷却管及び窒素導入装置を取り付けた5Lの反応容器に、ポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル硫酸ナトリウム7質量部をイオン交換水3000質量部に溶解させた溶液を仕込み、98℃に加熱後、樹脂微粒子の分散液(x1)80質量部(固形分換算)と、下記組成からなる単量体及び離型剤を90℃にて溶解させた溶液とを添加し、循環経路を有する機械式分散機「CLEARMIX」(エム・テクニック社製)により、1時間混合分散させ、乳化粒子(油滴)を含む分散液を調製した。
スチレン(St) 285質量部
n−ブチルアクリレート(BA) 95質量部
メタクリル酸(MAA) 20質量部
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 8質量部
離型剤:ベヘン酸ベヘネート(融点73℃) 190質量部
更に、樹脂微粒子の分散液(x2)にイオン交換水400質量部を添加し、良く混合した後、過硫酸カリウム11質量部をイオン交換水400質量部に溶解させた溶液を添加し、82℃の温度条件下で、下記組成からなる単量体混合液を1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間にわたり加熱撹拌することにより重合を行った後、28℃まで冷却し、ビニル樹脂(スチレン−アクリル樹脂1)からなる非晶性樹脂微粒子分散液(X1)を調製した。
スチレン(St) 437質量部
n−ブチルアクリレート(BA) 17質量部
n−オクチルアクリレート 143質量部
アクリル酸(AA) 52質量部
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 8質量部
ドデシル硫酸ナトリウム90質量部をイオン交換水1600質量部に撹拌溶解し、この溶液を撹拌しながら、カーボンブラック「リーガル330R」(キャボット社製)420質量部を徐々に添加し、次いで、撹拌装置「クレアミックス」(エム・テクニック社製)を用いて分散処理することにより、着色剤微粒子が分散されてなる着色剤微粒子分散液〔Bk〕を調製した。着色剤微粒子分散液〔Bk〕における着色剤微粒子の体積基準のメジアン径を電気泳動光散乱光度計「ELS−800」(大塚電子社製)を用いて測定したところ、120nmであった。
両反応性モノマーを含む、下記の付加重合系樹脂(スチレン−アクリル樹脂:StAc)の原料モノマー及びラジカル重合開始剤を滴下ロートに入れた。
スチレン 80質量部
n−ブチルアクリレート 20質量部
アクリル酸 10質量部
重合開始剤(ジ−t−ブチルパーオキサイド) 16質量部
ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物 285.7質量部
テレフタル酸 66.9質量部
フマル酸 47.4質量部
撹拌装置、温度センサー、冷却管を取り付けた反応容器に、非晶性樹脂微粒子分散液(X1)288質量部(固形分換算)、イオン交換水2000質量部を投入した後、5モル/リットルの水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを10(測定温度25℃)に調整した。
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の代わりに、結晶性樹脂微粒子分散液(C2)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー2を製造した。
結晶性樹脂微粒子分散液(C2)は以下のように調製した。
上記結晶性ポリエステル樹脂1の調製において、ドデカン二酸の代わりにテトラデカン二酸を、また1,6−ヘキサンジオールの代わりに1,9−ノナンジオールを用いた以外は同様にして、結晶性ポリエステル樹脂2を調製した。
上記結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の調製において、結晶性ポリエステル樹脂1の代わりに結晶性ポリエステル樹脂2を用いた以外は同様にして、結晶性樹脂微粒子分散液(C2)を調製した。このとき、当該結晶性樹脂微粒子分散液(C2)に含まれる粒子の体積基準のメジアン径は220nmであった。
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の代わりに、結晶性樹脂微粒子分散液(C3)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー3を製造した。
結晶性樹脂微粒子分散液(C3)は以下のように調製した。
上記結晶性ポリエステル樹脂1の調製において、ドデカン二酸の代わりにテトラデカン二酸を、また1,6−ヘキサンジオールの代わりに1,3−プロパンジオールを用いた以外は同様にして、結晶性ポリエステル樹脂3を調製した。
上記結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の調製において、結晶性ポリエステル樹脂1の代わりに結晶性ポリエステル樹脂3を用いた以外は同様にして、結晶性樹脂微粒子分散液(C3)を調製した。このとき、当該結晶性樹脂微粒子分散液(C3)に含まれる粒子の体積基準のメジアン径は180nmであった。
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の代わりに、結晶性樹脂微粒子分散液(C4)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー4を製造した。
結晶性樹脂微粒子分散液(C4)は以下のように調製した。
上記結晶性ポリエステル樹脂1の調製において、ドデカン二酸の代わりにテトラデカン二酸を用いた以外は同様にして、結晶性ポリエステル樹脂4を調製した。
上記結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の調製において、結晶性ポリエステル樹脂1の代わりに結晶性ポリエステル樹脂4を用いた以外は同様にして、結晶性樹脂微粒子分散液(C4)を調製した。このとき、当該結晶性樹脂微粒子分散液(C4)に含まれる粒子の体積基準のメジアン径は220nmであった。
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の代わりに、結晶性樹脂微粒子分散液(C5)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー5を製造した。
結晶性樹脂微粒子分散液(C5)は以下のように調製した。
上記結晶性ポリエステル樹脂1の調製において、ドデカン二酸の代わりにテトラデカン二酸を、また1,6−ヘキサンジオールの代わりに1,4−ブタンジオールを用いた以外は同様にして、結晶性ポリエステル樹脂5を調製した。
上記結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の調製において、結晶性ポリエステル樹脂1の代わりに結晶性ポリエステル樹脂5を用いた以外は同様にして、結晶性樹脂微粒子分散液(C5)を調製した。このとき、当該結晶性樹脂微粒子分散液(C5)に含まれる粒子の体積基準のメジアン径は210nmであった。
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の代わりに、非晶性樹脂微粒子分散液(X2)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー6を製造した。
非晶性樹脂微粒子分散液(X2)は以下のように調製した。
上記非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の調製において、第3段重合の単量体混合液の組成を下記のように変更した以外は同様にして、非晶性樹脂微粒子分散液(X2)を調製した。
スチレン(St) 455質量部
n−ブチルアクリレート(BA) 0質量部
2−エチルヘキシルアクリレート 143質量部
アクリル酸(AA) 52質量部
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 8質量部
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の代わりに、結晶性樹脂微粒子分散液(C6)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー7を製造した。
結晶性樹脂微粒子分散液(C6)は以下のように調製した。
上記結晶性ポリエステル樹脂1の調製において、ドデカン二酸の代わりにアジピン酸を、また1,6−ヘキサンジオールの代わりに1,12−ドデカンジオールを用いた以外は同様にして、結晶性ポリエステル樹脂6を調製した。
上記結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の調製において、結晶性ポリエステル樹脂1の代わりに結晶性ポリエステル樹脂6を用いた以外は同様にして、結晶性樹脂微粒子分散液(C6)を調製した。このとき、当該結晶性樹脂微粒子分散液(C6)に含まれる粒子の体積基準のメジアン径は200nmであった。
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の代わりに、結晶性樹脂微粒子分散液(C7)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー8を製造した。
結晶性樹脂微粒子分散液(C7)は以下のように調製した。
両反応性モノマーを含む、下記の付加重合系樹脂(スチレン−アクリル樹脂:StAc)の原料モノマー及びラジカル重合開始剤を滴下ロートに入れた。
スチレン 34質量部
n−ブチルアクリレート 12質量部
アクリル酸 2質量部
重合開始剤(ジ−t−ブチルパーオキサイド) 7質量部
ドデカン二酸 281質量部
1,6−ヘキサンジオール 283質量部
上記結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の調製において、結晶性ポリエステル樹脂1の代わりに結晶性ポリエステル樹脂7を用いた以外は同様にして、結晶性樹脂微粒子分散液(C7)を調製した。このとき、当該結晶性樹脂微粒子分散液(C7)に含まれる粒子の体積基準のメジアン径は230nmであった。
撹拌装置、温度センサー、冷却管を取り付けた反応容器に、非晶性樹脂微粒子分散液(X1)325質量部(固形分換算)、イオン交換水2000質量部を投入した後、5モル/リットルの水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを10(測定温度25℃)に調整した。
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の代わりに、非晶性樹脂微粒子分散液(X3)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー10を製造した。
非晶性樹脂微粒子分散液(X3)は以下のように調製した。
上記非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の調製において、第3段重合の単量体混合液の組成を下記のように変更した以外は同様にして、非晶性樹脂微粒子分散液(X3)を調製した。
スチレン(St) 304質量部
n−ブチルアクリレート(BA) 8質量部
2−エチルヘキシルメタクリレート 286質量部
アクリル酸(AA) 52質量部
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 8質量部
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の代わりに、非晶性樹脂微粒子分散液(X4)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー11を製造した。
非晶性樹脂微粒子分散液(X4)は以下のように調製した。
上記非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の調製において、第3段重合の単量体混合液の組成を下記のように変更した以外は同様にして、非晶性樹脂微粒子分散液(X4)を調製した。
スチレン(St) 357質量部
n−ブチルアクリレート(BA) 97質量部
ラウリルアクリレート 143質量部
アクリル酸(AA) 52質量部
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 8質量部
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の代わりに、非晶性樹脂微粒子分散液(X5)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー12を製造した。
非晶性樹脂微粒子分散液(X5)は以下のように調製した。
上記非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の調製において、第3段重合の単量体混合液の組成を下記のように変更した以外は同様にして、非晶性樹脂微粒子分散液(X5)を調製した。
スチレン(St) 323質量部
n−ブチルアクリレート(BA) 132質量部
ステアリルアクリレート 143質量部
アクリル酸(AA) 52質量部
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 8質量部
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の代わりに、非晶性樹脂微粒子分散液(X6)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー13を製造した。
非晶性樹脂微粒子分散液(X6)は以下のように調製した。
上記非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の調製において、第3段重合の単量体混合液の組成を下記のように変更した以外は同様にして、非晶性樹脂微粒子分散液(X6)を調製した。
スチレン(St) 308質量部
n−ブチルアクリレート(BA) 147質量部
ベヘニルアクリレート 143質量部
アクリル酸(AA) 52質量部
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 8質量部
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の代わりに、結晶性樹脂微粒子分散液(C8)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー14を製造した。
結晶性樹脂微粒子分散液(C8)は以下のように調製した。
上記結晶性ポリエステル樹脂1の調製において、1,6−ヘキサンジオールの代わりに1,9−ノナンジオールを用いた以外は同様にして、結晶性ポリエステル樹脂8を調製した。
上記結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の調製において、結晶性ポリエステル樹脂1の代わりに結晶性ポリエステル樹脂8を用いた以外は同様にして、結晶性樹脂微粒子分散液(C8)を調製した。このとき、当該結晶性樹脂微粒子分散液(C8)に含まれる粒子の体積基準のメジアン径は225nmであった。
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の代わりに、結晶性樹脂微粒子分散液(C9)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー15を製造した。
結晶性樹脂微粒子分散液(C9)は以下のように調製した。
上記結晶性ポリエステル樹脂1の調製において、ドデカン二酸の代わりにオクタデカン二酸を、また1,6−ヘキサンジオールの代わりに1,4−ブタンジオールを用いた以外は同様にして、結晶性ポリエステル樹脂9を調製した。
上記結晶性樹脂微粒子分散液(C1)の調製において、結晶性ポリエステル樹脂1の代わりに結晶性ポリエステル樹脂9を用いた以外は同様にして、結晶性樹脂微粒子分散液(C9)を調製した。このとき、当該結晶性樹脂微粒子分散液(C9)に含まれる粒子の体積基準のメジアン径は240nmであった。
上記静電荷像現像用トナー1の製造において、非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の代わりに、非晶性樹脂微粒子分散液(X7)を用いた以外は同様にして、静電荷像現像用トナー16を製造した。
非晶性樹脂微粒子分散液(X7)は以下のように調製した。
上記非晶性樹脂微粒子分散液(X1)の調製において、第3段重合の単量体混合液の組成を下記のように変更した以外は同様にして、非晶性樹脂微粒子分散液(X7)を調製した。
スチレン(St) 420質量部
n−ブチルアクリレート(BA) 178質量部
アクリル酸(AA) 52質量部
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 8質量部
<現像剤の準備>
得られた静電荷像現像用トナー1〜16のそれぞれについて、(1)20℃・50%RHの環境下で24時間保管したトナーと、(2)50℃・40%RHの環境下で24時間保管したトナーを準備した。そしてこれらの各トナーを、シリコーン樹脂を被覆した体積基準のメジアン径(d50)60μmのフェライトキャリアをトナー濃度が6.50質量%となるように添加して混合することにより、現像剤を製造した。
アンダーオフセットとは、定着装置を通過する際に与えられた熱によるトナー層の溶融が不十分であるために記録紙等の転写材から剥離してしまう画像欠陥をいう。
低温定着性の評価は、画像形成装置に上記で作製した現像剤を順次装填し、常温・常湿(20℃・50%RH)環境下で、画像形成装置でNPI128g/m2(日本製紙製)に未定着ベタ画像(付着量11.3g/m2)を形成した。次に、定着装置の加圧ローラーの表面温度を100℃に設定し、加熱ローラーの表面温度を2℃刻みで140〜180℃の範囲で変更して、定着をした。このとき、アンダーオフセットが発生しない定着上ベルトの定着下限温度を計測した。また、定着下限温度の計測は、上記した保管条件の異なるトナー双方に対して行い、下記評価基準によって、低温定着性の評価及び高温保管環境での保管後における定着性の評価を行った。
20℃・50%RHの環境下で24時間保管したトナーで製造した現像剤の定着下限温度が160℃以下を合格とした。定着下限温度が低ければ低い程、低温定着性が優れていることを意味する。
◎:下限定着温度が156℃未満
○:下限定着温度が156〜160℃の範囲内
×:下限定着温度が160℃を超える
20℃・50%RHの環境下で24時間保管したトナーで製造した現像剤の定着下限温度と、50℃・40%RHの環境下で24時間保管したトナーで製造した現像剤の定着下限温度の温度差が4℃以下であるものを合格とした。定着下限温度の温度差が小さいほど、高温環境での保管後においても定着性が低下しにくいことを意味する。
◎:定着下限温度の温度差が0℃
○:定着下限温度の温度差が2℃又は4℃
×:定着下限温度の温度差が4℃を超える
Claims (8)
- 少なくとも結着樹脂及び離型剤を含むトナー粒子を含有する静電荷像現像用トナーであって、
前記結着樹脂として、ビニル樹脂及び結晶性ポリエステル樹脂を含有し、
前記ビニル樹脂として、下記一般式(1)で表される(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体に由来の構造単位を有し、
前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体が、分岐構造を有し、
前記結晶性ポリエステル樹脂は、前記結晶性ポリエステル樹脂を形成するための多価アルコールに由来する構造単位の主鎖の炭素数をCalcohol 、前記結晶性ポリエステル樹脂を形成するための多価カルボン酸に由来する構造単位の主鎖の炭素数をCacidとしたとき、下記関係式(2)及び下記関係式(4)を満たし、
前記トナー粒子は、コア粒子表面にシェル層が被覆されてなるコア・シェル構造を有し、当該コア粒子部に前記ビニル樹脂及び前記結晶性ポリエステル樹脂を含有することを特徴とする静電荷像現像用トナー。
一般式(1):H2C=CR1−COOR2
[式中、R1は、水素原子又はメチル基を表す。R2は、炭素数が8〜22の範囲内のア
ルキル基を表す。]
関係式(2):5≦|Cacid−Calcohol|≦12
関係式(4):C alcohol <C acid - 前記結晶性ポリエステル樹脂が、下記関係式(3)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
関係式(3):6≦|Cacid−Calcohol|≦10 - 前記結晶性ポリエステル樹脂が、結晶性ポリエステル樹脂セグメントと、非晶性樹脂セグメントとが結合してなるハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂を含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記結着樹脂が、非晶性ポリエステル樹脂を含有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記非晶性ポリエステル樹脂は、スチレン−アクリル変性ポリエステル樹脂を含有することを特徴とする請求項4に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記ビニル樹脂は、前記一般式(1)において、R2が、炭素数が8のアルキル基であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記結晶性ポリエステル樹脂を形成するための多価アルコールに由来する構造単位の主鎖の炭素数Calcoholが、2〜12の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記結晶性ポリエステル樹脂を形成するための多価カルボン酸に由来する構造単位の主鎖の炭素数Cacidが、6〜16の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナー。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015159382A JP6288003B2 (ja) | 2015-08-12 | 2015-08-12 | 静電荷像現像用トナー |
US15/209,876 US10078283B2 (en) | 2015-08-12 | 2016-07-14 | Toner for developing electrostatic images |
CN201610656854.4A CN106444312B (zh) | 2015-08-12 | 2016-08-11 | 静电图像显影用调色剂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015159382A JP6288003B2 (ja) | 2015-08-12 | 2015-08-12 | 静電荷像現像用トナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017037245A JP2017037245A (ja) | 2017-02-16 |
JP6288003B2 true JP6288003B2 (ja) | 2018-03-07 |
Family
ID=57995714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015159382A Active JP6288003B2 (ja) | 2015-08-12 | 2015-08-12 | 静電荷像現像用トナー |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10078283B2 (ja) |
JP (1) | JP6288003B2 (ja) |
CN (1) | CN106444312B (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019015924A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成方法および静電潜像現像用トナーセット |
JP7062919B2 (ja) * | 2017-11-06 | 2022-05-09 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
US10754287B2 (en) | 2017-12-04 | 2020-08-25 | Konica Minolta, Inc. | Image post-processing method, image post-processing apparatus and image forming apparatus |
CN110597030B (zh) | 2018-06-13 | 2023-10-24 | 佳能株式会社 | 调色剂和双组分显影剂 |
US10732530B2 (en) | 2018-06-13 | 2020-08-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner and method for producing toner |
US11112709B2 (en) | 2018-06-13 | 2021-09-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner and toner manufacturing method |
CN110597034B (zh) | 2018-06-13 | 2024-03-19 | 佳能株式会社 | 双组分显影剂 |
CN110597035B (zh) | 2018-06-13 | 2023-09-29 | 佳能株式会社 | 正带电性调色剂 |
JP7237705B2 (ja) * | 2018-06-13 | 2023-03-13 | キヤノン株式会社 | 磁性トナー及び該磁性トナーの製造方法 |
US10969704B2 (en) | 2018-06-13 | 2021-04-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner and method for manufacturing magnetic toner |
US10656545B2 (en) | 2018-06-13 | 2020-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner and method for producing toner |
JP7341706B2 (ja) * | 2018-06-13 | 2023-09-11 | キヤノン株式会社 | トナー及びトナーの製造方法 |
JP7297503B2 (ja) * | 2018-06-13 | 2023-06-26 | キヤノン株式会社 | トナー |
US10877389B2 (en) | 2018-06-13 | 2020-12-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner |
CN110597031A (zh) | 2018-06-13 | 2019-12-20 | 佳能株式会社 | 调色剂 |
JP2020020904A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP7313987B2 (ja) | 2019-09-06 | 2023-07-25 | キヤノン株式会社 | 光輝性トナー |
JP2022179069A (ja) * | 2021-05-21 | 2022-12-02 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用トナーの製造方法、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3310253B2 (ja) | 2000-02-10 | 2002-08-05 | 花王株式会社 | 電子写真用トナー |
JP2007147927A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷現像用トナー及びその製造方法 |
JP5214564B2 (ja) * | 2008-09-02 | 2013-06-19 | 三洋化成工業株式会社 | 樹脂粒子およびその製造方法 |
EP2410381B1 (en) * | 2010-07-22 | 2019-05-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner |
JP5582956B2 (ja) * | 2010-10-15 | 2014-09-03 | キヤノン株式会社 | トナー |
JP2013011642A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 静電荷像現像用トナーおよび製造方法 |
JP2014035506A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Konica Minolta Inc | 静電荷像現像用トナー |
JP6323015B2 (ja) * | 2013-03-15 | 2018-05-16 | 株式会社リコー | 静電荷像現像用トナー |
JP6036451B2 (ja) * | 2013-03-25 | 2016-11-30 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法 |
JP6082659B2 (ja) * | 2013-06-05 | 2017-02-15 | 花王株式会社 | 静電荷像現像用トナーの製造方法 |
-
2015
- 2015-08-12 JP JP2015159382A patent/JP6288003B2/ja active Active
-
2016
- 2016-07-14 US US15/209,876 patent/US10078283B2/en active Active
- 2016-08-11 CN CN201610656854.4A patent/CN106444312B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN106444312B (zh) | 2019-11-22 |
CN106444312A (zh) | 2017-02-22 |
US10078283B2 (en) | 2018-09-18 |
JP2017037245A (ja) | 2017-02-16 |
US20170045834A1 (en) | 2017-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6288003B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP6135696B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP6720609B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP2007003840A (ja) | 静電荷像現像用トナー及びその製造方法、静電荷像現像剤ならびに画像形成方法 | |
JP2016157013A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2016206387A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP6233332B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2019144368A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP6119786B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP2020106685A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2017181743A (ja) | 静電荷像現像用トナーおよび画像形成方法 | |
JP6528464B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2017156542A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP6241457B2 (ja) | 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法 | |
JP6477023B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2016218198A (ja) | 静電荷像現像用トナーの製造方法及び静電荷像現像用トナー | |
JP6699337B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP6740640B2 (ja) | 静電荷像現像用トナーの製造方法 | |
JP6547493B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2018180188A (ja) | 静電荷像現像用コアシェル型トナー | |
JP6973094B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP7404764B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2019138934A (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP2016180912A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP6812756B2 (ja) | トナーの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170627 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6288003 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |