JP7313987B2 - 光輝性トナー - Google Patents
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Description
一方で、省エネルギー化を達成するために、定着工程における消費電力を低下させることを目的として、より低い温度で定着できるトナーが開発されてきた。そこで、低温定着性の優れたトナーとして、結晶性樹脂を使用したトナーが開発されている(例えば、特許文献3、4)。
そこで、光輝性顔料の量を増やすことで、結晶成分の影響を抑えて、光輝性を向上させる提案がなされている。しかしながら、光輝性顔料が増えるに伴い、フィラー効果によりトナーが溶融変形しにくくなり、優れた低温定着性が得られない場合があった。
このような問題に対し、本発明の目的は、低温定着性および光輝性に優れたトナーを提供することである。
即ち、本発明の第一のトナーは、結着樹脂、光輝性顔料を含有するトナー粒子を有する光輝性トナーであって、
該結着樹脂が、
第一の重合性単量体に由来する第一のモノマーユニット、及び、
該第一の重合性単量体とは異なる第二の重合性単量体に由来する第二のモノマーユニット
を有する重合体Aを含有し、
該第一の重合性単量体が、炭素数18以上36以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一つであり、
該第一のモノマーユニットのSP値をSP11(J/cm3)0.5とし、該第二のモノマーユニットのSP値をSP21(J/cm3)0.5としたとき、下記式(1)及び(2)を満足する光輝性トナーである。
3.00≦(SP21-SP11)≦25.00 ・・・(1)
21.00≦SP21 ・・・(2)
また、本発明の第二のトナーは、結着樹脂、光輝性顔料を含有するトナー粒子を有する光輝性トナーであって、
該結着樹脂が、
第一の重合性単量体、及び、
第一の重合性単量体とは異なる第二の重合性単量体
を含有する組成物の重合体である重合体Aを含有し、
該第一の重合性単量体が、炭素数18以上36以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一つであり、
該第一の重合性単量体のSP値をSP12(J/cm3)0.5とし、該第二の重合性単量体のSP値をSP22(J/cm3)0.5としたとき、下記式(3)及び(4)を満足する光輝性トナーである。
0.60≦(SP22-SP12)≦15.00 ・・・(3)
18.30≦SP22 ・・・(4)
該結着樹脂が、
第一の重合性単量体に由来する第一のモノマーユニット、及び、
該第一の重合性単量体とは異なる第二の重合性単量体に由来する第二のモノマーユニット
を有する重合体Aを含有し、
該第一の重合性単量体が、炭素数18以上36以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一つであり、
該第一のモノマーユニットのSP値をSP11(J/cm3)0.5とし、該第二のモノマーユニットのSP値をSP21(J/cm3)0.5としたとき、下記式(1)及び(2)を満足する。
3.00≦(SP21-SP11)≦25.00 ・・・(1)
21.00≦SP21 ・・・(2)
該結着樹脂が、
第一の重合性単量体、及び、
第一の重合性単量体とは異なる第二の重合性単量体
を含有する組成物の重合体である重合体Aを含有し、
該第一の重合性単量体が、炭素数18以上36以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一つであり、
該第一の重合性単量体のSP値をSP12(J/cm3)0.5とし、該第二の重合性単量体のSP値をSP22(J/cm3)0.5としたとき、下記式(3)及び(4)を満足する。
0.60≦(SP22-SP12)≦15.00 ・・・(3)
18.30≦SP22 ・・・(4)
R1は、ニトリル基(-C≡N)、
アミド基(-C(=O)NHR10(R10は水素原子、若しくは炭素数1以上4以下のアルキル基))、
ヒドロキシ基、
-COOR11(R11は炭素数1以上6以下(好ましくは1以上4以下)のアルキル基若しくは炭素数1以上6以下(好ましくは1以上4以下)のヒドロキシアルキル基)、
ウレタン基(-NHCOOR12(R12は炭素数1以上4以下のアルキル基))、
ウレア基(-NH-C(=O)-NH(R13)2(R13はそれぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1以上6以下(好ましくは1以上4以下)のアルキル基))、
-COO(CH2)2NHCOOR14(R14は炭素数1以上4以下のアルキル基)、又は
-COO(CH2)2-NH-C(=O)-NH(R15)2(R15はそれぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1以上6以下(好ましくは1以上4以下)のアルキル基)
であり、
R2は、炭素数1以上4以下のアルキル基であり、
R3は、それぞれ独立して水素原子又はメチル基である。)
炭素数1以上26以下のアルコール(メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、t-ブチルアルコール、ペンタノール、ヘプタノール、オクタノール、2-エチルヘキサノール、ノナノール、デカノール、ウンデシルアルコール、ラウリルアルコール、ドデシルアルコール、ミリスチルアルコール、ペンタデシルアルコール、セタノール、ヘプタデカノール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、エライジルアルコール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、ノナデシルアルコール、ヘンエイコサノール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコール等)と、エチレン性不飽和結合を有する炭素数2以上30以下のイソシアネート[2-イソシアナトエチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸2-(0-[1’-メチルプロピリデンアミノ]カルボキシアミノ)エチル、2-[(3,5-ジメチルピラゾリル)カルボニルアミノ]エチル(メタ)アクリレート及び1,1-(ビス(メタ)アクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネート等]とを公知の方法で反応させた単量体等。
3.00≦(SP21-SP11)≦25.00 ・・・(1)
21.00≦SP21 ・・・(2)
0.60≦(SP22-SP12)≦15.00 ・・・(3)
18.30≦SP22 ・・・(4)
(SP21-SP11)<3.00
である場合、モノマーユニット間の極性差が小さ過ぎることを意味し、トナー中にミクロ相分離状態を形成することができず、光輝性が低下する。また、
25.00<(SP21-SP11)
である場合、ユニット間の極性差が大き過ぎることを意味し、重合体Aはブロック共重合体に類似の構造とならず、トナー粒子間に組成のバラつきが生まれ、低温定着性および光輝性が低下する。
SP21<21.00
である場合、第二のモノマーユニットが低極性であるため、光輝性顔料との相互作用が低下し、低温定着性と光輝性が低下する。
(SP22-SP12)<0.60
である場合、重合性単量体間の極性差が小さ過ぎることを意味し、トナー中にミクロ相分離状態を形成することができず、光輝性が低下する。また、
15.00<(SP22-SP12)
である場合、重合性単量体間の極性差が大き過ぎることを意味し、重合体Aはブロック共重合体に類似の構造とならず、トナー粒子間に組成のバラつきが生まれ、低温定着性および光輝性が低下する。
SP22<18.30
である場合、第二の重合性単量体が低極性であり、光輝性顔料との相互作用が低下し、低温定着性と光輝性が低下する。
SP11=(SP111×A+SP112×(100-A))/100
である。第一のモノマーユニットの要件を満たすモノマーユニットが3以上含まれる場合も同様に計算する。一方、SP12も同様に、それぞれの第一の重合性単量体のモル比率で算出した平均値を表す。
結着樹脂には、必要に応じて、重合体A以外の樹脂を含有することもできる。結着樹脂に用いられる上記重合体A以外の樹脂としては、例えば以下の樹脂が挙げられる。
本発明において、光輝性顔料とは、メタリック(金属光沢)感やパール(真珠光沢)感などの光輝性を呈する顔料である。光輝性顔料の例としては、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、ステンレス、銅、ブロンズ、真鍮等の金属粉顔料、酸化チタンや酸化鉄により被覆されたマイカ、ガラスフレーク等が挙げられる。これらの中でも、アルミニウム金属粉顔料が光輝性に優れ、かつ重合体Aとの相互作用にも優れるため、光輝性と低温定着性の観点で好ましい。前記光輝性顔料は必要に応じて表面処理が施されていてもよい。
トナー粒子は、離型剤としてワックスを含んでいてもよい。かかるワックスとしては、例えば以下のものが挙げられる。
トナー粒子は、必要に応じて荷電制御剤を含有してもよい。荷電制御剤を配合することにより、荷電特性を安定化、現像システムに応じた最適の摩擦帯電量のコントロールが可能となる。
トナーは、必要に応じて無機微粒子を含有してもよい。
トナーは、一成分系現像剤としても使用できるが、ドット再現性をより向上させるために、また、長期にわたり安定した画像を供給するために、磁性キャリアと混合して二成分系現像剤として用いることが好ましい。
本発明のトナーについては、その製造方法は特に制限されず、粉砕法、懸濁重合法、溶解懸濁法、乳化凝集法、分散重合法などの公知の方法を用いることができる。
重合体A中の各種重合性単量体に由来するモノマーユニットの含有割合の測定は、1H-NMRにより以下の条件にて行う。
測定装置 :FT NMR装置 JNM-EX400(日本電子社製)
測定周波数:400MHz
パルス条件:5.0μs
周波数範囲:10500Hz
積算回数 :64回
測定温度 :30℃
試料 :測定試料50mgを内径5mmのサンプルチューブに入れ、溶媒として重クロロホルム(CDCl3)を添加し、これを40℃の恒温槽内で溶解させて調製する。
{(S1/n1)/((S1/n1)+(S2/n2)+(S3/n3))}×100
{(S2/n2)/((S1/n1)+(S2/n2)+(S3/n3))}×100
{(S3/n3)/((S1/n1)+(S2/n2)+(S3/n3))}×100
重合性単量体のSP値及び重合性単量体に由来するユニットのSP値は、Fedorsによって提案された算出方法に従い、以下のようにして求める。
SP3={4.184×(Σj×ΣΔei)/(Σj×ΣΔvi)}0.5
重合体A及び重合体A以外の樹脂のTHF可溶分の分子量(Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により、以下のようにして測定する。
装置:HLC8120 GPC(検出器:RI)(東ソー社製)
カラム:Shodex KF-801、802、803、804、805、806、807の7連(昭和電工社製)
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
流速:1.0ml/min
オーブン温度:40.0℃
試料注入量:0.10mL
トナーに外添剤が含まれる場合は、先ずトナー粒子から外添剤を分離する。
上述の方法で得たトナー粒子に対し、含まれる各材料の溶剤への溶解度の差を利用して、トナー粒子から各材料を分離することができる。
・溶媒:トルエン 100.0部
・単量体組成物 100.0部
(単量体組成物は以下のアクリル酸ベヘニル・酢酸ビニル・スチレンを以下に示す割合で混合したものとする)
・アクリル酸ベヘニル(第一の重合性単量体) 60.0部(26.2モル%)
・酢酸ビニル(第二の重合性単量体) 30.0部(57.9モル%)
・スチレン(第三の重合性単量体) 10.0部(15.9モル%)
還流冷却管、撹拌機、温度計、窒素導入管を備えた反応容器に、窒素雰囲気下、上記材料を投入した。反応容器内を200rpmで撹拌しながら、70℃に加熱して12時間重合反応を行い、単量体組成物の重合体がトルエンに溶解した溶解液を得た。続いて、上記溶解液を25℃まで降温した後、1000.0部のメタノール中に上記溶解液を撹拌しながら投入し、メタノール不溶分を沈殿させた。得られたメタノール不溶分をろ別し、さらにメタノールで洗浄後、40℃で24時間真空乾燥して重合体A1を得た。重合体A1の重量平均分子量は64600、融点は56℃、酸価は0.0mgKOH/gであった。
重合体A1の製造例において、それぞれの重合性単量体及び部数を表1となるように変更した以外は同様にして反応を行い、重合体A2~A17を得た。重合体A2~A17の物性を表2~4に示す。
BEA:ベヘニルアクリレート
SA:ステアリルアクリレート
MYA:ミリシルアクリレート
HA:ヘキサデシルアクリレート
MN:メタクリロニトリル
HPMA:メタクリル酸2‐ヒドロキシプロピル
AM:アクリルアミド
AA:アクリル酸
VA:酢酸ビニル
St:スチレン
MM:メタクリル酸メチル
・トルエン(和光純薬製) 300部
・重合体A1 100部
上記材料を秤量・混合し、90℃で溶解させた。
重合体微粒子1分散液の製造例において、それぞれの重合体Aを表5の通りとなるように変更した以外は同様にして乳化を行い、重合体微粒子2~17分散液を得た。重合体微粒子2~17分散液の物性を表5に示す。
・テトラヒドロフラン(和光純薬製) 300部
・非晶性ポリエステル樹脂 100部
[組成(モル%)〔ポリオキシプロピレン(2.2)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン:ポリオキシエチレン(2.2)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン:テレフタル酸:ドデシルコハク酸:トリメリット酸=80:20:75:10:15〕、Mw=152,000、酸価=12mgKOH/g]
・アニオン界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬製) 0.5部
上記材料を秤量・混合し、溶解させた。
・トルエン(和光純薬製) 300部
・結晶性ポリエステル 100部
[1,9-ノナンジオール:セバシン酸=100:100〕、重量平均分子量(Mw)=15,500、ピーク分子量(Mp)=11,400、融点=72℃、酸価=13mgKOH/g]
上記材料を秤量・混合し、90℃で溶解させた。
・脂肪族炭化水素化合物HNP-51(日本精蝋製) 100部
・アニオン界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬製) 5部
・イオン交換水 395部
上記材料を秤量し、撹拌装置付きの混合容器に投入した後、90℃に加熱し、クレアミックスWモーション(エム・テクニック製)へ循環させて分散処理を60分間行った。分散処理の条件は、以下のようにした。
・ローター外径:3cm
・クリアランス:0.3mm
・ローター回転数:19000r/min
・スクリーン回転数:19000r/min
・光輝性顔料1 5部
[金属粉顔料(アルミニウム金属粉顔料、PCS900、Eckart社製)]
・アニオン界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬製) 0.25部
・イオン交換水 95部
上記材料を混合し、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて5000r/minで10分間分散した。イオン交換水で濃度調整を行い、濃度が5質量%の光輝性顔料分散液1を得た。光輝性顔料分散液1中の光輝性顔料の体積平均粒径は10.0μmであった。
・光輝性顔料2 5部
[金属粉顔料(ゴールドブロンズ顔料、XA4‐206、Eckart社製)]
・アニオン界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬製) 0.25部
・イオン交換水 95部
上記材料を混合し、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて5000r/minで10分間分散した。イオン交換水で濃度調整を行い、濃度が5質量%の光輝性顔料分散液2を得た。光輝性顔料分散液2中の光輝性顔料の体積平均粒径は15.0μmであった。
・重合体微粒子1分散液 13部
・離型剤(脂肪族炭化水素化合物微粒子分散液) 8部
・光輝性顔料1分散液 134部
・イオン交換水 65部
前記の各材料をトールビーカーに投入し、混合した後、pHが7.0になるよう0.1M塩酸で調整し、2%硫酸マグネシウム水溶液13部を添加した。続いて、ホモジナイザー ウルトラタラックスT50(IKA社製)を用いて5000r/minで10分間分散した。その後、加熱用ウォーターバス中で撹拌翼を用いて、混合液が撹拌されるような回転数を適宜調節しながら、重合体微粒子1分散液113部を60分間かけて徐々に添加し、ウォーターバスを58℃まで加熱した。その後、随時、液を少量抽出し、2μmのマイクロフィルターに通し、ろ液が透明になるまで(重合体微粒子の凝集が完了するまで)58℃で撹拌を継続した。ろ液が透明になったのを確認後、ノニオン界面活性剤(ノイゲンTDS-200D、第一工業製薬製)の2%水溶液300部を添加し、さらにpHが7.0になるよう0.1M塩酸で調整し、撹拌を継続しながら、75℃まで加熱した。そして、75℃で1時間保持することで凝集粒子を融合させた。その後、50℃まで冷却し、3時間保持することで重合体の結晶化を促進させた。その後、25℃まで冷却し、ろ過・固液分離した後、イオン交換水で洗浄を行った。洗浄終了後に真空乾燥機を用いて乾燥することでトナー粒子1を得た。次いで、
・トナー粒子1 100部
・平均粒径130nmのヘキサメチルジシラザンで表面処理した大粒径シリカ微粒子3部
・平均粒径20nmのヘキサメチルジシラザンで表面処理した小粒径シリカ微粒子 1部
上記の各材料をヘンシェルミキサーFM-10C型(三井三池化工機製)で回転数30s-1、回転時間10minで混合して、トナー1を得た。トナー1の重量平均粒径(D4)は11.0μmであった。トナー1の構成材料、物性を表6、7に示す。
トナー1の製造例において、重合体微粒子分散液の種類、光輝性顔料分散液の種類を上記表6の通りとなるように変更した以外はトナー1の製造例と同様の操作を行い、トナー2~14、19~20、23~24を得た。物性を表7に示す。
・重合体微粒子2分散液 5部
・離型剤(脂肪族炭化水素化合物微粒子分散液) 8部
・光輝性顔料1分散液 20部
・イオン交換水 150部
前記の各材料をトールビーカーに投入し、混合した後、pHが7.0になるよう0.1M塩酸で調整し、2%硫酸マグネシウム水溶液13部を添加した。続いて、ホモジナイザー ウルトラタラックスT50(IKA社製)を用いて5000r/minで10分間分散した。その後、加熱用ウォーターバス中で撹拌翼を用いて、混合液が撹拌されるような回転数を適宜調節しながら、重合体微粒子2分散液150部を60分間かけて徐々に添加し、ウォーターバスを58℃まで加熱した。
・重合体微粒子2分散液 28部
・離型剤(脂肪族炭化水素化合物微粒子分散液) 8部
・光輝性顔料1分散液 289部
前記の各材料をトールビーカーに投入し、混合した後、pHが7.0になるよう0.1M塩酸で調整し、2%硫酸マグネシウム水溶液13部を添加した。続いて、ホモジナイザー ウルトラタラックスT50(IKA社製)を用いて5000r/minで10分間分散した。その後、加熱用ウォーターバス中で撹拌翼を用いて、混合液が撹拌されるような回転数を適宜調節しながら、重合体微粒子2分散液60部を60分間かけて徐々に添加し、ウォーターバスを58℃まで加熱した。
・重合体微粒子2分散液 9部
・離型剤(脂肪族炭化水素化合物微粒子分散液) 8部
・光輝性顔料1分散液 54部
・イオン交換水 125部
前記の各材料をトールビーカーに投入し、混合した後、pHが7.0になるよう0.1M塩酸で調整し、2%硫酸マグネシウム水溶液13部を添加した。続いて、ホモジナイザー ウルトラタラックスT50(IKA社製)を用いて5000r/minで10分間分散した。その後、加熱用ウォーターバス中で撹拌翼を用いて、混合液が撹拌されるような回転数を適宜調節しながら、重合体微粒子2分散液138部を60分間かけて徐々に添加し、ウォーターバスを58℃まで加熱した。
・重合体微粒子2分散液 24部
・離型剤(脂肪族炭化水素化合物微粒子分散液) 8部
・光輝性顔料1分散液 248部
前記の各材料をトールビーカーに投入し、混合した後、pHが7.0になるよう0.1M塩酸で調整し、2%硫酸マグネシウム水溶液13部を添加した。続いて、ホモジナイザー ウルトラタラックスT50(IKA社製)を用いて5000r/minで10分間分散した。その後、加熱用ウォーターバス中で撹拌翼を用いて、混合液が撹拌されるような回転数を適宜調節しながら、重合体微粒子2分散液74部を60分間かけて徐々に添加し、ウォーターバスを58℃まで加熱した。
・重合体微粒子2分散液 7.2部
・樹脂微粒子分散液A 5.8部
・離型剤(脂肪族炭化水素化合物微粒子分散液) 8部
・光輝性顔料1分散液 248部
前記の各材料をトールビーカーに投入し、混合した後、pHが7.0になるよう0.1M塩酸で調整し、2%硫酸マグネシウム水溶液13部を添加した。続いて、ホモジナイザー ウルトラタラックスT50(IKA社製)を用いて5000r/minで10分間分散した。その後、加熱用ウォーターバス中で撹拌翼を用いて、混合液が撹拌されるような回転数を適宜調節しながら、重合体微粒子2分散液61.8部と樹脂微粒子分散液A51.2部の混合液を60分間かけて徐々に添加し、ウォーターバスを58℃まで加熱した。
・重合体微粒子2分散液 5.8部
・樹脂微粒子分散液A 7.2部
・離型剤(脂肪族炭化水素化合物微粒子分散液) 8部
・光輝性顔料1分散液 248部
前記の各材料をトールビーカーに投入し、混合した後、pHが7.0になるよう0.1M塩酸で調整し、2%硫酸マグネシウム水溶液13部を添加した。続いて、ホモジナイザー ウルトラタラックスT50(IKA社製)を用いて5000r/minで10分間分散した。その後、加熱用ウォーターバス中で撹拌翼を用いて、混合液が撹拌されるような回転数を適宜調節しながら、重合体微粒子2分散液51.2部と樹脂微粒子分散液A61.8部の混合液を60分間かけて徐々に添加し、ウォーターバスを58℃まで加熱した。
・樹脂微粒子分散液B 13部
・離型剤(脂肪族炭化水素化合物微粒子分散液) 8部
・光輝性顔料1分散液 134部
前記の各材料をトールビーカーに投入し、混合した後、pHが7.0になるよう0.1M塩酸で調整し、2%硫酸マグネシウム水溶液13部を添加した。続いて、ホモジナイザー ウルトラタラックスT50(IKA社製)を用いて5000r/minで10分間分散した。その後、加熱用ウォーターバス中で撹拌翼を用いて、混合液が撹拌されるような回転数を適宜調節しながら、樹脂微粒子分散液B113部を60分間かけて徐々に添加し、ウォーターバスを58℃まで加熱した。
・個数平均粒径0.30μm、(1000/4π(kA/m)の磁界下における磁化の強さ65Am2/kg)のマグネタイト1
・個数平均粒径0.50μm、(1000/4π(kA/m)の磁界下における磁化の強さ65Am2/kg)のマグネタイト2
上記の材料それぞれ100部に対し、4.0部のシラン化合物(3-(2-アミノエチルアミノプロピル)トリメトキシシラン)を加え、容器内にて100℃以上で高速混合撹拌し、それぞれの微粒子を処理した。
・ホルムアルデヒド溶液:6質量%
(ホルムアルデヒド40質量%、メタノール10質量%、水50質量%)
・上記シラン化合物で処理したマグネタイト1:58質量%
・上記シラン化合物で処理したマグネタイト2:26質量%
上記材料100部と、28質量%アンモニア水溶液5部、及び水20部をフラスコに入れ、撹拌、混合しながら30分間で85℃まで昇温し、3時間保持して重合反応させて、生成するフェノール樹脂を硬化させた。
92.0部の磁性キャリア1と8.0部のトナー1をV型混合機(V-20、セイシン企業製)により混合し、二成分系現像剤1を得た。
二成分系現像剤1の製造例において、表8のように変更する以外は同様の操作を行い、二成分系現像剤2~25を得た。
上記二成分系現像剤1を用いて、評価を行った。
紙:GFC-081(81.0g/m2)(キヤノンマーケティングジャパン株式会社より販売)
紙上のトナーの載り量:0.50mg/cm2
(現像剤担持体の直流電圧VDC、静電潜像担持体の帯電電圧VD、及びレーザーパワーにより調整)
評価画像:上記A4用紙の中心に2cm×5cmの画像を配置
試験環境:低温低湿環境:温度15℃/湿度10%RH(以下「L/L」)
定着温度:150℃
プロセススピード:377mm/sec
上記評価画像を出力し、低温定着性を評価した。以下で定義する剥がれ率の値を低温定着性の評価指標とした。
画像濃度低下率=(摩擦後の白地部面積-摩擦前の白地部面積)/摩擦前の白地部面積×100
剥がれ率=(摩擦前の画像濃度-摩擦後の画像濃度)/摩擦前の画像濃度×100
A:剥がれ率 3.0%未満
B:剥がれ率 3.0%以上5.0%未満
C:剥がれ率 5.0%以上8.0%未満
D:剥がれ率 8.0%以上12.0%未満
E:剥がれ率 12.0%以上
紙:コート紙(OKトップコート+、王子製紙製、127g/m2)
紙上のトナーの載り量:0.70mg/cm2
(現像剤担持体の直流電圧VDC、静電潜像担持体の帯電電圧VD、及びレーザーパワーにより調整)
評価画像:上記A4用紙の中心に2cm×5cmの画像を配置
試験環境:低温低湿環境:温度15℃/湿度10%RH(以下「L/L」)
プロセススピード:377mm/sec
A:正反射率が1.20%以上
B:正反射率が1.00%以上1.20%未満
C:正反射率が0.80%以上1.00%未満
D:正反射率が0.60%以上0.80%未満
E:正反射率が0.60%未満
二成分系現像剤として、表8に記載の二成分系現像剤2~25を用いるほかは、実施例1と同様に評価を行った。その結果を表9に示す。
Claims (10)
- 結着樹脂、光輝性顔料を含有するトナー粒子を有する光輝性トナーであって、
該結着樹脂が、
第一の重合性単量体に由来する第一のモノマーユニット、及び、
該第一の重合性単量体とは異なる第二の重合性単量体に由来する第二のモノマーユニット
を有する重合体Aを含有し、
該第一の重合性単量体が、炭素数18以上36以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一つであり、
該第一のモノマーユニットのSP値をSP11(J/cm3)0.5とし、該第二のモノマーユニットのSP値をSP21(J/cm3)0.5としたとき、下記式(1)及び(2)を満足する光輝性トナー。
3.00≦(SP21-SP11)≦25.00 ・・・(1)
21.00≦SP21 ・・・(2) - 前記第一のモノマーユニットの含有割合が、前記重合体A中の全モノマーユニットの総モル数を基準として、5.0モル%以上60.0モル%以下であり、
前記重合体A中の該第二のモノマーユニットの含有割合が、前記重合体A中の全モノマーユニットの総モル数を基準として、20.0モル%以上95.0モル%以下である請求項1に記載の光輝性トナー。 - 結着樹脂、光輝性顔料を含有するトナー粒子を有する光輝性トナーであって、
該結着樹脂が、
第一の重合性単量体、及び、
第一の重合性単量体とは異なる第二の重合性単量体
を含有する組成物の重合体である重合体Aを含有し、
該第一の重合性単量体が、炭素数18以上36以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一つであり、
該第一の重合性単量体のSP値をSP12(J/cm3)0.5とし、該第二の重合性単量体のSP値をSP22(J/cm3)0.5としたとき、下記式(3)及び(4)を満足する光輝性トナー。
0.60≦(SP22-SP12)≦15.00 ・・・(3)
18.30≦SP22 ・・・(4) - 前記組成物中の前記第一の重合性単量体の含有割合が、前記組成物中の全重合性単量体の総モル数を基準として、5.0モル%以上60.0モル%以下であり、
前記組成物中の前記第二の重合性単量体の含有割合が、前記組成物中の全重合性単量体の総モル数を基準として、20.0モル%以上95.0モル%以下である請求項3に記載の光輝性トナー。 - 前記トナー粒子中に含まれる光輝性顔料が5.0質量%以上40.0質量%以下である請求項1~4のいずれか一項に記載の光輝性トナー。
- 前記第二の重合性単量体が、下記式(A)及び(B)からなる群から選ばれる少なくとも一つである請求項1~5のいずれか一項に記載の光輝性トナー。
R1は、ニトリル基(-C≡N)、
アミド基(-C(=O)NHR10,該R10は水素原子、若しくは炭素数1以上4以下のアルキル基)、
ヒドロキシ基、
-COOR11(該R11は炭素数1以上6以下のアルキル基若しくは炭素数1以上6以下のヒドロキシアルキル基)、
ウレタン基(-NHCOOR12(該R12は炭素数1以上4以下のアルキル基))、
ウレア基(-NH-C(=O)-NH(R13)2(該R13はそれぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1以上6以下のアルキル基))、
-COO(CH2)2NHCOOR14(該R14は炭素数1以上4以下のアルキル基)、又は
-COO(CH2)2-NH-C(=O)-NH(R15)2(該R15はそれぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1以上6以下のアルキル基)
を示し、R2は、炭素数1以上4以下のアルキル基を示し、R3は、それぞれ独立して水素原子又はメチル基を示す。) - 前記結着樹脂中の前記重合体Aの含有量が、50.0質量%以上である請求項1~6のいずれか一項に記載の光輝性トナー。
- 前記光輝性顔料がアルミニウム金属粉顔料である請求項1~7のいずれか一項に記載の光輝性トナー。
- 前記第二の重合性単量体が酢酸ビニルである請求項1~8のいずれか一項に記載の光輝性トナー。
- 前記結着樹脂が、前記第一の重合性単量体、及び第二の重合性単量体とは異なる第三の重合性単量体を有する重合体Aを含有し、該第三の重合性単量体が、スチレン、メタクリル酸メチル及びアクリル酸メチルからなる群から選ばれる少なくとも一つである請求項1~9のいずれか一項に記載の光輝性トナー。
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