JP6287738B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に関する。
たとえば、特許文献1(特開2014−075297号公報)に記載されている車両は、充電プラグが接続されるインレットを備え、充電プラグから供給される直流電力で、車両のメインバッテリを充電する。
特開2014−075297号公報 特開2013−247771号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置において、車両または充電器に異常が発生することによって充電リレーの溶着の診断が完了せずに、直流充電が終了してしまう場合がある。このような場合に、充電リレーの溶着の診断を再度実施したときに、1つでも充電リレーが溶着していると、溶着診断中に、外部に露出したインレットにバッテリ電圧が印加されるケースが生じる。したがって、充電リレーの溶着の診断が完了せずに直流充電が終了した場合には、充電リレーの溶着の診断の再実行が困難となる。
また、特許文献1に記載の装置において、片側の充電リレーが溶着と診断された場合に、車両の走行が許可されると、溶着していない方の充電リレーが溶着に変化した場合に、外部に露出したインレットにバッテリが印加されるケースが生じる。このような状態を避けるために、インレットとバッテリの間に設けられた走行用リレー(システムメインリレー)を切断し、インレットにバッテリ電圧が印加されないようにする手法が考えられる。これにより、電圧が印加されたインレットが外部に露出する状態を回避できる。しかしながら、この手法では、走行用リレーが切断しているため、車両を走行させることができず、ユーザにとって不便である。
それゆえに、本発明の目的は、充電リレーの溶着の診断が完了せずに直流充電が終了した場合でも、充電リレーの溶着の診断の再実行が可能であり、かつ片側の充電リレーが溶着と診断された場合にも車両の走行が可能となる車両を提供することである。
本発明の車両は、蓄電装置と、蓄電装置から電力を受けて走行トルクを生成する駆動装置と、充電ケーブルが接続可能であり、直流充電が可能なインレットと、インレットに設けられた蓋と、蓄電装置と駆動装置とを接続するための第1の電力線および第2の電力線と、第1の電力線および第2の電力線上にそれぞれ設けられた第1のシステムメインリレーおよび第2のシステムメインリレーと、第1の電力線上の第1のシステムメインリレーと駆動装置の間のノードとインレットとを接続する第3の電力線と、第2の電力線上の第2のシステムメインリレーと駆動装置の間のノードとインレットとを接続する第4の電力線と、第3の電力線および第4の電力線上にそれぞれ設けられた第1の充電リレーおよび第2の充電リレーと、第1の充電リレーおよび第2の充電リレーの溶着の診断処理を伴う直流充電を制御する制御部とを備える。制御部は、直流充電終了後、溶着の診断処理が完了していない場合には、蓋が閉じられているときに、溶着の診断処理を実施可能とする。制御部は、第1の充電リレーおよび第2の充電リレーのうち一方が溶着していると診断された場合には、蓋が閉じられているときに、第1のシステムメインリレーおよび第2のシステムメインリレーをオンにして車両の走行を許可し、蓋が開いているときには、第1のシステムメインリレーおよび第2のシステムメインリレーをオフにして車両の走行を禁止する。
本発明によれば、充電リレーの溶着の診断が完了せずに直流充電が終了した場合に、蓋が閉じられているときに、充電リレーの溶着の診断を実施可能とするので、ユーザが電圧が印加されたインレットの端子に触るのを防止できる。
また、2つの充電リレーのうちの一方溶着していると診断された場合には、蓋が閉じられているときに、車両の走行を許可し、蓋が開いているときには、車両の走行を禁止するので、電圧が印加されたインレットが外部に露出されていない状態のときにのみ、車両を走行させることができる。
本発明の実施の形態に従う車両を含む充電システムの全体ブロック図である。 車両における充電口の配置を説明するための図である。 充電口の構成を表わす図である。 本発明の実施の形態におけるDC急速充電の手順を表わすフローチャートである。 図4のステップS106の溶着診断処理の詳細な手順を表わすフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるDC急速充電後における、溶着診断結果に基づく制御手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における、DC急速充電後における充電リレーの溶着診断処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に従う車両100を含む充電システムの全体ブロック図である。
図1を参照して、車両100は、蓄電装置110と、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gと、制御装置300と、表示装置350と、ユーザ入力装置360と、駆動装置135と、動力伝達ギア140と、駆動輪150と、電力線PL1,NL1,PL2,NL2と、インレット7と、充電リレーDCR−B、DCR−Gと、電圧センサ6とを備える。駆動装置135は、PCU(Power Control Unit)120と、モータジェネレータ130とを備える。
蓄電装置110は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置110は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池あるいは鉛蓄電装置などの二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電素子を含んで構成される。蓄電装置110は、車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU120に供給する。また、蓄電装置110は、モータジェネレータ130で発電された電力を蓄電する。
PCU120は、いずれも図示しないが、コンバータ、インバータなどが含まれる。コンバータは、制御装置300からの制御信号により制御されて蓄電装置110からの電圧を変換する。インバータは、制御装置300からの制御信号により制御されて、コンバータで変換された電力を用いてモータジェネレータ130を駆動する。
モータジェネレータ130は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。モータジェネレータ130が出力するトルクは、減速機や動力分割機構によって構成される動力伝達ギア140を介して駆動輪150に伝達されて、車両100を走行させる。モータジェネレータ130は、車両100の回生制動動作時には、駆動輪150の回転力によって発電することができる。そして、その発電電力は、PCU120によって蓄電装置110の充電電力に変換される。
充電ケーブル43は、外部電源370に接続される。外部電源370は、DC充電スタンドである。DC充電スタンドは、車両100に搭載される蓄電装置110を高速で充電するために設けられた直流電源である。DC充電スタンドは、商用電源(AC100,AC200等)のコンセントに比べて許容電流値が大きいため、AC充電に比べて大きな充電電流を蓄電装置110に出力できるので、充電時間が短縮される。したがって、外部電源370からの直流電力によって、蓄電装置110を充電することをDC急速充電と呼ぶ。
外部電源370は、充電器9を備える。充電器9は、通常の電力線から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータやAC/DCコンバータから出力される直流電力を昇圧するDC/DCコンバータなどを含む。
インレット7は、充電ケーブル43のコネクタ8と接続する車両側の充電コネクタである。
電力線PL1,NL1は、蓄電装置110とPCU120とを接続する。システムメインリレーSMR−Bは、電力線PL1に設けられ、システムメインリレーSMR−Gは、電力線NL1に設けられる。システムメインリレーSMR−B,SMR−Gは、制御装置300からの制御信号に基づいて、オン/オフが切り替えられる。システムメインリレーSMR−B,SMR−Bがオンの場合には、蓄電装置110とPCU120とが接続され、蓄電装置110からPCU120への電力の伝送、およびPCU120から蓄電装置110への電力の伝送が可能となる。
電力線PL2は、電力線PL1上のシステムメインリレーSMR−BとPCU120の間のノードND1とインレット7とを接続する。電力線NL2は、電力線NL1上のシステムメインリレーSMR−GとPCU120の間のノードND2とインレット7とを接続する。
電力線PL2上には、充電リレーDCR−B(正極側充電リレーに相当する)が設けられ、電力線NL2上に充電リレーDCR−G(負極側充電リレーに相当する)が設けられている。充電リレーDCR−B,DCR−Gは、制御装置300からの制御信号を受けて、オン(接続状態)およびオフ(遮断状態)の間で切り替わる。
充電リレーDCR−B,DCR−Gがオンで、さらに、システムメインリレーSMR−B,SMR−Bがオンの場合には、インレット7から蓄電装置110への電力の伝送、および蓄電装置110からインレット7への電力の伝送が可能となる。
電圧センサ6は、正極側の電力線PL2と負極側の電力線NL2との間に設けられる。電圧センサ6は、インレット7の端子にかかる電圧VDCを検出し、その検出値を制御装置300へ出力する。
制御装置300は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置および入出力バッファを含み、各センサ等からの信号の入力や各機器への制御信号の出力を行なうとともに、車両100および各機器の制御を行なう。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
ユーザ入力装置360は、ユーザからの指示を受け付ける。
表示装置350は、ユーザに通知するための画面などを表示する。
図2には、充電口700が、車体900の車両後方の側面に設けられる構成を一例として示す。なお、充電口700が設けられる位置は特に車両後方の側面の位置に限定されるものではなく、たとえば、車体900の車両前方の側面、車体900の後面もしくは車体900の前面であってもよい。
充電口700は、車体900の内側に形成され、受電部を収納する内部空間を含む。内部空間は、車体900の外側に向けて開口して形成される。充電口700は、リッド704を含む。
図3に示すように、充電口700の内部空間には、外部充電時に充電ケーブル43のコネクタ8と接続するインレット(受電部)7が収納される。また、リッド704は、回動可能に設けられている。そのため、リッド704が回動することにより、リッド704が開かれて、インレット7が外部空間に開放された状態になる。リッド704が閉じられることによって、インレットが車両100の外部から遮蔽された状態になる。
充電口700の内部空間にはリッドスイッチ706が設けられる。リッドスイッチ706は、リッド704が開かれた場合に導通状態となり、リッド704が閉じられた場合に非導通状態となるスイッチである。
図4は、本発明の実施の形態におけるDC急速充電の手順を表わすフローチャートである。
ステップS101において、制御装置300は、充電ケーブル43がインレット7に接続されたことを検出すると、処理をステップS102に進ませる。
ステップS102において、制御装置300は、外部電源370の充電器9との接続確認を行うとともに、充電リレーDCR−B,DCR−G、およびシステムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオン状態に設定する。
ステップS103において、制御装置300は、蓄電装置110を充電するために、充電器9に制御信号を出力して直流電力を出力させる。
ステップS104において、制御装置300は、蓄電装置110のSOCが上限SOCに到達すると、処理をステップS105に進ませる。
ステップS105において、制御装置300は、蓄電装置110の充電を終了するために、充電器9に制御信号を出力して直流電力の出力を停止させる。
ステップS106において、制御装置300は、充電リレーDCR−B,DCR−Gが溶着しているか否かを検出する溶着診断処理が実行されるように制御する。DC急速充電時には、充電ケーブル43がインレット7に接続している状態(接続中)となっているので、インレット7が外部に露出されない。それゆえ、ユーザがインレット7に接触することなく、充電リレーDCR−B,DCR−Gの溶着診断処理を行うことができる。
図5は、図4のステップS106の溶着診断処理の詳細な手順を表わすフローチャートである。
ステップS201〜S205において、充電リレーDCR−B,DCR−Gがともに溶着しているか否かを検出する両側溶着診断処理が実行される。充電リレーDCR−B,DCR−Gがともには溶着していないと検出された場合には、ステップS206〜S214において、充電リレーDCR−B,DCR−Gの各々が溶着しているか否かを検出する片側溶着診断処理が実行される。
ステップS201において、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gがオン状態であることを確認し、かつ充電リレーDCR−B,DCR−Gをオフに設定する信号を出力する。
ステップS202において、制御装置300は、電圧センサ6からインレット7に印加されている電圧VDCを取得する。
ステップS203において、電圧センサ6の検出電圧VDCが電圧VL(たとえば、0V)以下の場合、処理がステップS205に進み、電圧センサ6の検出電圧VDCが電圧VLよりも大きい場合、処理がステップS204に進む。
ステップS204において、制御装置300は、充電リレーDCR−B,DCR−Gをオフに設定する信号を出力したにも係らず、インレット7に電圧が印加されているので、充電リレーDCR−B,DCR−Gの両充電リレーが共に溶着していると判定する。
ステップS205において、制御装置300は、充電リレーDCR−B,DCR−Gの両充電リレーが共には溶着していないと判定する。つまり、制御装置300は、充電リレーDCR−B,DCR−Gの両充電リレーのうち1つだけが溶着しているか、どちらも溶着していないと判定する。
ステップS206において、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gがオン状態であることを確認し、かつ充電リレーDCR−Bをオフ、DCR−Gをオンに設定する信号を出力する。
ステップS207において、制御装置300は、電圧センサ6からインレット7に印加されている電圧VDCを取得する。
ステップS208において、電圧センサ6の検出電圧VDCが電圧VH(たとえば、0V)以下の場合、処理がステップS210に進み、電圧センサ6の検出電圧VDCが電圧VHよりも大きい場合、処理がステップS209に進む。
ステップS209において、制御装置300は、充電リレーDCR−Bをオフに設定する信号を出力したにも係らず、インレット7に電圧が印加されているので、充電リレーDCR−Bが溶着していると判定する。
ステップS210において、制御装置300は、充電リレーDCR−Bが溶着していないと判定する。
ステップS211において、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gがオン状態であることを確認し、かつ充電リレーDCR−Bをオン、DCR−Gをオフに設定する信号を出力する。
ステップS212において、制御装置300は、電圧センサ6からインレット7に印加されている電圧VDCを取得する。
ステップS213において、電圧センサ6の検出電圧VDCが電圧VH(たとえば、0V)以下の場合、処理がステップS215に進み、電圧センサ6の検出電圧VDCが電圧VHよりも大きい場合、処理がステップS214に進む。
ステップS214において、制御装置300は、充電リレーDCR−Gをオフに設定する信号を出力したにも係らず、インレット7に電圧が印加されているので、充電リレーDCR−Gが溶着していると判定する。
ステップS214において、制御装置300は、充電リレーDCR−Gが溶着していないと判定する。
図6は、本発明の実施の形態におけるDC急速充電後における、溶着診断結果に基づく制御手順を示すフローチャートである。
ステップS401において、両側溶着診断処理の判定結果が、充電リレーDCR−B,DCR−Gが共に溶着の場合には、処理がステップS402に進む。
ステップS402において、制御装置300は、車両100の走行を禁止する。具体的には、ユーザによってイグニッションスイッチがオンに設定されても、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオフ状態に維持して、蓄電装置110が充放電しないようにして、蓄電装置110の電力がモータジェネレータ130に供給されないように制御する。このように制御する理由は、DC急速充電後、第1のユーザが充電ケーブル43を片付ける作業を実施中に、第2のユーザが車両のシステムをイグニッションスイッチがオンにした場合に、車両100の走行が許可されると、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gがオン状態になり、第1のユーザが、蓄電装置110の電圧が印加されたインレット7に触る可能性があるからである。また、リッド704が閉じていても、リッド704が不意に開く可能性があるため、リッド704の開閉に係らず、車両100の走行が禁止される。
ステップS403において、制御装置300は、車両100の走行が禁止されるため、車両のDC急速充電をしても無駄なので、次回の車両のDC急速充電を禁止するように制御する。
ステップS404において、両側溶着診断処理の判定結果が、充電リレーDCR−B,DCR−Gが共には溶着していない場合には、処理がステップS405に進む。
ステップS405において、片側溶着診断処理の判定結果が、充電リレーDCR−B,DCR−Gのうち1つだけが溶着している場合には、処理がステップS406に進む。
ステップS406において、リッド704が閉じている場合には、処理がステップS407に進み、リッド704が開いている場合には、処理がステップS408に進む。
ステップS407において、制御装置300は、車両100の走行を許可する。具体的には、ユーザによってイグニッションスイッチがオンに設定されると、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオン状態にして、蓄電装置110が充放電するようにして、蓄電装置110の電力がモータジェネレータ130に供給されるように制御する。このように制御する理由は、リッド704が閉じられており、ユーザが、蓄電装置110の電圧が印加されたインレット7に触る可能性がないためである。また、リッド704が不意に開いても、一方の充電リレーが溶着していないので、インレット7に電圧が印加されないためである。溶着していない方の充電リレーが溶着に変化する可能性もあるが、リッド704が不意に開き、かつ溶着していない方の充電リレーが溶着に変化することは、可能性として少ないため、本実施の形態では、このような場合を考慮しない。
ステップS408において、制御装置300は、車両100の走行を禁止する。具体的には、ユーザによってイグニッションスイッチがオンに設定されても、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオフ状態に維持して、蓄電装置110が充放電しないようにして、蓄電装置110の電力がモータジェネレータ130に供給されないように制御する。このように制御する理由は、溶着していない方の充電リレーが溶着に変化した場合に、リッド704が開いていると、前述のような充電ケーブル43を片付ける作業を実施中の第1のユーザが、蓄電装置110の電圧が印加されたインレット7に触る可能性があるためである。
ステップS409において、制御装置300は、次回の車両のDC急速充電を禁止するように制御する。このように制御する理由は、DC急速充電することによって、溶着していない方の充電リレーが溶着に変化する可能性があるからである。
ステップS410において、片側溶着診断処理の判定結果が、充電リレーDCR−B,DCR−Gの両方が非溶着の場合には、処理がステップS411に進む。
ステップS411において、制御装置300は、車両100の走行を許可する。具体的には、ユーザによってイグニッションスイッチがオンに設定されると、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオン状態にして、蓄電装置110が充放電するようにして、蓄電装置110の電力がモータジェネレータ130に供給されるように制御する。
ステップS412において、制御装置300は、次回の車両のDC急速充電を許可するように制御する。
ステップS413において、充電器9または車両100の故障のため、片側溶着診断処理が未完了の場合には、処理がステップS414に進む。
ステップS414において、リッド704が閉じている場合には、処理がステップS415に進み、リッド704が開いている場合には、処理がステップS416に進む。
ステップS415において、制御装置300は、車両100の走行を許可する。具体的には、ユーザによってイグニッションスイッチがオンに設定されると、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオン状態にして、蓄電装置110が充放電するようにして、蓄電装置110の電力がモータジェネレータ130に供給されるように制御する。このように制御する理由は、リッド704が閉じられているので、ユーザが、蓄電装置110の電圧が印加されたインレット7に触る可能性がないためである。
リッド704が不意に開き、かつ両方の充電リレーが溶着していることは可能性として少ないため、本実施の形態では、このような場合を考慮しない。
ステップS416において、制御装置300は、車両100の走行を禁止する。具体的には、ユーザによってイグニッションスイッチがオンに設定されても、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオフ状態に維持して、蓄電装置110が充放電しないようにして、蓄電装置110の電力がモータジェネレータ130に供給されないように制御する。このように制御する理由は、いずれかの充電リレーが溶着している可能性があるので、さらに溶着していない方の充電リレーが溶着に変化した場合には、リッド704が開いていると、前述のような充電ケーブル43を片付ける作業を実施中の第1のユーザが、蓄電装置110の電圧が印加されたインレット7に触る可能性があるためである。
ステップS417において、制御装置300は、次回の車両のDC急速充電を禁止するように制御する。この理由は、DC急速充電することによって、溶着していない方の充電リレーが溶着に変化する可能性があるからである。
ステップS418において、充電器9または車両100の故障のため、両側溶着診断処理が未完了の場合には、処理がステップS419に進む。
ステップS419において、リッド704が閉じている場合には、処理がステップS420に進み、リッド704が開いている場合には、処理がステップS421に進む。
ステップS420において、制御装置300は、車両100の走行を許可する。具体的には、ユーザによってイグニッションスイッチがオンに設定されると、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオン状態にして、蓄電装置110が充放電するようにして、蓄電装置110の電力がモータジェネレータ130に供給されるように制御する。このように制御する理由は、リッド704が閉じられているので、ユーザが、蓄電装置110の電圧が印加されたインレット7に触る可能性がないためである。
リッド704が不意に開き、かつ両方の充電リレーが溶着していることは可能性として少ないため、本実施の形態では、このような場合を考慮しない。
ステップS421において、制御装置300は、車両100の走行を禁止する。具体的には、ユーザによってイグニッションスイッチがオンに設定されても、制御装置300は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオフ状態に維持して、蓄電装置110が充放電しないようにして、蓄電装置110の電力がモータジェネレータ130に供給されないように制御する。このように制御する理由は、充電リレーDCR−B、DCR−Gの両方が溶着している可能性があるので、リッド704が開いていると、前述のような充電ケーブル43を片付ける作業を実施中の第1のユーザが、蓄電装置110の電圧が印加されたインレット7に触る可能性があるためである。
ステップS422において、制御装置300は、次回の車両のDC急速充電を禁止するように制御する。この理由は、DC急速充電することによって、溶着していない充電リレーが溶着に変化する可能性があるからである。
次に、DC急速充電後における、充電リレーの溶着診断処理について説明する。
充電器9または車両100の故障のためDC急速充電シーケンス中での充電リレーの溶着診断処理(図4のステップS106の処理)が未完了の場合、DC急速充電後に、充電器9または車両100が正常に回復したときに、ユーザは、充電リレーの溶着診断処理を再度実行したい場合がある。また、DC急速充電シーケンス中での溶着診断処理が完了された場合でも、ユーザは、再度溶着診断処理を実行したい場合がある。
しかしながら、DC急速充電後には、DC急速充電シーケンス中と異なり、充電ケーブル43がインレット7に接続していない状態となっている可能性がある。その場合に、インレット7が外部に露出され、ユーザが電圧が印加されたインレット7に接触する可能性がある。したがって、DC急速充電後は、リッド04が閉じているときのみ、充電リレーの溶着診断処理が実行されるものとする。
図7は、本発明の実施の形態における、DC急速充電後における充電リレーの溶着診断処理の手順を示すフローチャートである。
図7を参照して、ステップS501において、DC急速充電に伴う溶着診断処理が未完了の場合などのように、DC急速充電に伴う溶着診断処理以外に、ユーザが、ユーザ入力装置360を通じて、溶着診断処理を指示した場合には、処理がステップS502に進む。
ステップS502において、リッド704が閉じている場合には、処理がステップS503に進み、リッド704が開いている場合には、処理がステップS504に進む。
ステップS503において、制御装置300は、充電リレーDCR−B,DCR−Gが溶着しているか否かを検出する溶着診断処理が実行されるように制御する。この溶着診断処理の手順は、前述した図5のフローチャートの手順と同様である。
ステップS504において、制御装置300は、リッド704を閉じるように指示する画面を表示装置350に表示する。
ステップS505において、リッド704が閉じている場合には、処理がステップS506に進む。
ステップS506において、制御装置300は、充電リレーDCR−B,DCR−Gが溶着しているか否かを検出する溶着診断処理が実行されるように制御する。この溶着診断処理の手順は、前述した図5のフローチャートの手順と同様である。
以上のように、本実施の形態によれば、充電リレーの溶着の診断が完了せずに直流充電が終了した場合には、インレットに設けられた蓋(リッド)が閉じられているときに、充電リレーの溶着の診断を実施可能とする。これにより、充電リレーの溶着の診断が完了せずに直流充電が終了した場合でも充電リレーの溶着の診断の再実行が可能となる。
また、充電リレーが片側溶着していると診断された場合には、蓋が閉じられているときに、システムメインリレーをオンにして車両の走行を許可し、蓋が開いているときに、システムメインリレーをオフにして車両の走行を禁止する。これにより、蓋が閉じられて、電圧が印加されたインレットが外部に露出されていない状態にして、車両を走行させることができる。
なお、本実施の形態においては、車両100として電気自動車を例として説明したが、車両100はこれに限定されない。すなわち、車両100は車両駆動力発生用の電動機を搭載する車両を示すものであり、電気自動車のほかに、燃料電池自動車や、エンジンおよび電動機により車両駆動力を発生するハイブリッド自動車などを含む。
今回開示された各実施の形態は、適宜組合わせて実施することも予定されている。そして、今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
6 電圧センサ、7 インレット、8 コネクタ、9 充電器、43 充電器、100 車両、110 蓄電装置、120 PCU、135 駆動装置、140 動力伝達ギア、150 駆動輪、300 制御装置、350 表示装置、360 ユーザ入力装置、370 外部電源、700 充電口、704 リッド、706 リッドスイッチ、900 車体、SMR−B,SMR−G システムメインリレー、DCR−B,DCR−G 充電リレー、PL1,NL1,PL2,NL2 電力線。

Claims (1)

  1. 車両であって、
    蓄電装置と、
    前記蓄電装置から電力を受けて走行トルクを生成する駆動装置と、
    充電ケーブルが接続可能であり、直流充電が可能なインレットと、
    前記インレットに設けられた蓋と、
    前記蓄電装置と前記駆動装置とを接続するための第1の電力線および第2の電力線と、
    前記第1の電力線および前記第2の電力線上にそれぞれ設けられた第1のシステムメインリレーおよび第2のシステムメインリレーと、
    前記第1の電力線上の前記第1のシステムメインリレーと前記駆動装置の間のノードと前記インレットとを接続する第3の電力線と、
    前記第2の電力線上の前記第2のシステムメインリレーと前記駆動装置の間のノードと前記インレットとを接続する第4の電力線と、
    前記第3の電力線および前記第4の電力線上にそれぞれ設けられた第1の充電リレーおよび第2の充電リレーと、
    前記第1の充電リレーおよび前記第2の充電リレーの溶着の診断処理を伴う直流充電を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記直流充電に伴う前記溶着の診断処理以外に、ユーザが溶着診断処理を指示した場合には、前記蓋が閉じられているときに、前記溶着の診断処理を実行し、
    前記制御部は、前記直流充電に伴う前記溶着の診断処理によって前記第1の充電リレーおよび前記第2の充電リレーのうち一方が溶着していると診断された場合には、前記蓋が閉じられているときに、前記第1のシステムメインリレーおよび前記第2のシステムメインリレーをオンにして前記車両の走行を許可し、前記蓋が開いているときには、前記第1のシステムメインリレーおよび前記第2のシステムメインリレーをオフにして前記車両の走行を禁止する、車両。
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