JP6286333B2 - 乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置 - Google Patents

乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6286333B2
JP6286333B2 JP2014199607A JP2014199607A JP6286333B2 JP 6286333 B2 JP6286333 B2 JP 6286333B2 JP 2014199607 A JP2014199607 A JP 2014199607A JP 2014199607 A JP2014199607 A JP 2014199607A JP 6286333 B2 JP6286333 B2 JP 6286333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
car
airtight
mechanism body
pushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014199607A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016069134A (ja
Inventor
康司 伊藤
康司 伊藤
寛 三好
寛 三好
陽右 河村
陽右 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2014199607A priority Critical patent/JP6286333B2/ja
Priority to CN201510479271.4A priority patent/CN105460756B/zh
Publication of JP2016069134A publication Critical patent/JP2016069134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6286333B2 publication Critical patent/JP6286333B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

本発明は、乗りかご内の気圧を制御するエレベーターの乗りかごドアの気密装置及びエレベーター装置に関する。
近年、建物の高層化に伴いエレベーターの昇降速度も増加する傾向にあり、1010m/分程度の高速エレベーターも実用化されている。このような長行程の高速エレベーターでは、乗りかご内の急激な圧力変化によって耳詰まりや不快感を乗客に与えることがある。急激な気圧変動に伴う乗客の耳閉感を低減するものとして、乗りかご室の外部の気圧に応じて乗りかご室内の気圧を制御する気圧制御装置が提案されている。ここで、乗りかご室内の気圧を最適な状態に変化させるためには、乗りかご室の気密性を高める必要がある。
このような乗りかご室の気密性を高める技術として、ドアと天枠との隙間を塞ぐ、WO2012/066587(特許文献1)がある。この乗りかごドア気密装置は、ドア内面と略平行な回転軸を中心に回転可能な気密機構ボディに設置された、気密部材を、乗りかごドアの戸閉時にドアに接触させ、気密化すると記載されている。
WO2012/066587
ところで特許文献1の乗りかごドア気密装置では、気圧制御により乗りかご内の気圧が、乗りかご外の気圧より高くなり、ドアが外側に押し出される傾向となる場合、ドアと天枠の間の距離の変化量よりも、ドアと気密部材との押しつけ量が大きいため、隙間を生じづらいと記載されている。一方で、押しつけ量が大きいと、気密部材の反力が大きくなり、ドアの開閉を妨げる可能性が生じる。そのため押しつけ量に依存せずに、ドアが外側に押し出された際も気密性を維持出来るドア気密装置を開発したいという課題がある。
また特許文献1の第2実施形態の構成では、ドアと天枠の間の距離が大きくなった場合でも、気密部材がドアの変形方向に追従し、隙間が生じづらくなっている。一方で、ドアと天枠との距離が大きくなった場合、完全に隙間を生じさせない、ドア気密装置の開発が必要である。
更に気圧制御では乗りかご内の気圧が、乗りかご外の気圧より低くなり、ドアが内側に押される傾向となる場合がある。この際もドアと天枠の隙間を塞ぐ、ドア気密装置の開発が必要である。
本発明は前述した従来課題における実状からなされたもので、その目的はエレベーター乗りかごのドアに生じる隙間を塞ぎ気密性を向上でき、気圧制御で乗りかご内外に気圧差が生じ、ドアがかご外側、内側どちらに押し出されても、気密性を維持出来る乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明に係る乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置は、乗りかごに備えられたドアと乗りかごとの隙間を塞ぐ乗りかごドア気密装置を備え、前記乗りかごドア気密装置は、前記ドア内面と略平行な回転軸を中心に回転可能な気密機構ボディと、前記ドアに接触して前記ドアと前記乗りかご間の隙間を塞いで気密性を保持する前記気密機構ボディに設けられた押込み気密部材と、前記回転軸を中心に前記押込み気密部材が前記ドアから離れる方向に前記気密機構ボディを付勢する付勢手段と、前記機構ボディと乗りかご隙間を塞ぐための気密板と、前記回転軸に対して垂直な方向に延伸するロッドと、前記ロッドの回転軸から所定の距離を離れた位置に設けられた係合ローラと、前記乗りかごドアの閉扉時に前記係合ローラと乗りかご側で係合する前記乗りかごドアに設けられた傾斜カムと、を備え、前記係合ローラと前記傾斜カムが係合すると、前記気密機構ボディは前記回転軸を中心に回転して前記押込み気密部材を前記ドアに接触させ、前記係合ローラ及び前記押込み気密部材の前記回転軸からの距離は前記係合ローラより前記押込み気密部材のほうが大きくなるように設けられ、前記係合ローラが前記傾斜カムと接触し加えられる力の向きが、前記乗りかご内の圧力が前記乗りかご外の圧力より高くなった際に、かご内気圧により前記ドアを押圧する方向と同一方向であることを特徴とする。
本発明によれば、エレベーター乗りかごのドアの隙間を塞ぎ、気密性を向上できる乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置を提供できる。
本発明のエレベーター装置の全体概要を示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る乗りかごを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る乗りかごを示す正面図である。 図3におけるA−A断面を示す側断面図である。 図4におけるB−B断面を示す平断面図である。
以下、本発明に係るエレベーター装置の実施例を図に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベーター装置の全体概要を示す側断面図である。同図に示すエレベーター装置1は、昇降路2内を昇降する乗りかご3及びつり合いおもり4と、乗りかご3及びつり合いおもり4を吊持する主ロープ5と、主ロープ5が巻き掛けられるシーブ6を有する巻上機と、そらせ車7とを有している。本実施形態では巻上機とそらせ車7は昇降路2の上部に配置された機械室8内に設けられている。このように構成されたエレベーター装置1は巻上機のシーブ6が回転することで主ロープ5が駆動され、乗りかご3及びつり合いおもり4が互いに反対に昇降路2内を昇降する。
なお、図1では模式的に最下階9と最上階10のみを示しているが、2階床以上あるものであってもよい。そして各階床には乗場ドア11が設けられている。乗場ドア11は乗りかご3が停止した際に乗りかご3に設けられたドア12と対向する状態となり、ドア12と共に開閉する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る乗りかごを示す斜視図である。同図に示す乗りかご3は、乗場ドア11と対向する乗りかご3正面に設けられたドア12と、乗りかご3の室内内部の気圧を制御する気圧制御装置としての送風機13とを備えている。
乗りかご3は、上下に長い直方体形状をしており、側方の四方向に設けられる側面パネル14と、側面パネル14を下部で支持する床15と、側面パネル14の上部に設けられる天井16とを備え、乗りかご3の前側に設けられた側面パネル14には乗りかご出入り口17が設けられており、乗りかご出入り口17はドア12によって開閉される構造となっている。
乗りかご14は、側面パネル14,床15,天井16,ドア12、およびドア12が閉まる際にドア12と正面の側面パネル14との間の隙間を塞ぐための乗りかごドア気密装置18などにより、気密性が保たれている。
この気密性を有する乗りかご3の室内内部の気圧を制御するため、天井16の上に、乗りかご3の外部の空気をその内部に圧送又は、乗りかご3室内の空気を外部に排出する送風機13が設置され、送風機13により、乗りかご3室内へ出し入れする空気量を調整することで、乗りかご3の内部の気圧を制御している。なお図2では送風機13は1台であるが、複数台設置してもよい。また図2では送風機13の設置位置は乗りかご3の上部に設置されているが、乗りかご3に対して、どの位置に設置してもよい。
図3は、本発明の第1実施形態に係る乗りかごを示す正面図である。同図に示すように乗りかご3は、その正面側に側面パネル14とドア12に重複している部分の長方形型の乗りかご出入り口17と、ドア12の上部に固定されたハンガー19と、ハンガー19に設けられた複数の回転可能なローラ20と、乗りかご3の正面側の側面パネル14の上部に、左右方向に延びるように固定され、ローラ20が摺動するハンガーレール21と、ドア12を開閉駆動するためのドアマシン22と、ドアマシン22の駆動力をローラ20に伝達する伝動ベルト23と、左右方向に開閉できるドア12とを備えている。
図4は、図3における扉が閉じた際のA−A断面を示す側面図である。乗りかご出入り口17の上部は側面パネル14で構成された天枠24となっている。天枠24には、ドア12の内面と平行な軸線である回転軸25を中心に回転可能な気密機構ボディ26が設けられている。気密機構ボディ26のドア12側で回転軸25より下方には、ドア12と乗りかご3間の隙間を塞ぐための、柔らかい押込み気密部材27が設けられている。また気密機構ボディ26と天枠24には、柔軟性があり、気密機構ボディ26や天枠24とほぼ同等の長さを有する気密板28を、気密板とほぼ同等の長さを有する取り付け板29a、取付け板29bにより取付けることで、気密機構ボディ26と天枠24の間から空気が漏えいするのを防止するように気密化されている。気密板28の取付けは、気密機構ボディ26では取付け板29aを用い、天枠24では取付け板29bを用いる。
気密機構ボディ26には回転軸25に対して垂直な方向に延伸するロッド30と、ロッド30の回転軸25から所定の距離を離れた位置に係合ローラ31が設けられている。またドア12には係合ローラ31とかご内側で係合する傾斜カム32が、L字部材33により設置されている。
気密機構ボディ26の回転位置調整のため、回転軸25を中心に、気密機構ボディ26が回転可能な範囲内では押込み気密部材27がドア12から離れる方向に向かって力が加わるようにする。そのため気密機構ボディ26、押込み気密部材27、ロッド30、ローラ31を合わせた重心は、気密機構ボディ26が回転可能な範囲において、常に回転軸25よりドア12側に位置するよう設計する。このとき重心位置を調整するため、気密機構ボディ26やロッド30に重り34を取り付けても良い。また回転軸25を中心に、気密機構ボディ26が回転可能な範囲内で、押込み気密部材27がドア12から離れる方向に向かって力が加わるようにするため、バネや別途駆動力を発生させる機械を用いても良い。
このように本実施形態における乗りかごドア気密装置18は、気密機構ボディ26と、押込み気密部材27と、ロッド30と、係合ローラ31と、付勢手段で必要があれば重り34と、傾斜カム32と、L字部材33を備えている。
図5は、図4におけるB−B断面を示す平断面図である。本実施形態における気密機構ボディ26、押込み気密部材27及び気密板28はドア12の幅方向の長さとほぼ同じ長さで設けられている。またドア12に固定されるL字部材33と、L字部材33に固定される傾斜カム32はドア12の開扉方向端に取付ける。また係合ローラ31は、ドア12が完全に閉まる寸前に、傾斜カム32に当るように設けられている。なお図5ではL字部材33、傾斜カム32、係合ローラ31は1つであるが、複数取付けてもよい。
ドア12が閉じる際、ドアマシン22の動力が伝動ベルト23を介してローラ20に伝達され、ハンガーレール21上を戸閉する方向にハンガー19を移動させ、それに伴いドア12は戸閉状態となり、ドア12に取付けられる傾斜カム32と係合ローラ31は係合し、係合ローラ31は、回転軸25を中心として、ドア12と近づく方向に押付けられる。係合ローラ31が傾斜カム32により押されることで気密機構ボディ26は、回転軸25を中心として、ドア12に押込み気密部材27を押し付ける方向に回転される。気密機構ボディ26に取付けられている押込み気密部材27は、前記傾斜カム32が係合ローラ31を押すにつれて、ドア12に近づき、ドア12が完全に戸閉する数ミリメートル前に、押込み気密部材27はドア12と接触する。その後、ドア12が完全に戸閉する数ミリメートルの間は、押込み気密部材27に接触し、滑りながらドア12は完全に戸閉する。ドア12が完全に戸閉した際、気密機構ボディ26の回転角度が最大となり、このようにして押込み気密部材27によって、ドア12と天枠24の間の隙間が塞がれる。
またドア12が開く際、ドアマシン22の動力が伝動ベルト23を介してローラ20に伝達され、ハンガーレール21上を戸開する方向にハンガー19を移動させ、それに伴いドア12は戸開状態となり、ドア12に取付けられる傾斜カム32と係合ローラ31は離れる。このとき回転軸25を中心に気密機構ボディ26が回転可能な範囲で、押込み気密部材27がドア12から離れる方向に向かって力が付勢するようになっているため、傾斜カム32と係合ローラ31が離れると、ドア12と押込み気密部材27は離れていく。
この際、気密機構ボディ26と天枠24に取付けてある気密板によって、気密機構ボディ26が押込み気密部材27をドア12から離す方向に回転しすぎ、気密機構ボディ26とドア12や、重り34とドア12などが接触することを防いでいる。
前記ドア12が戸閉状態となると、乗りかご3が昇降可能の状態となり、送風機13が動作することにより、乗りかご3室内へ空気の出し入れが行われる。送風機13が乗りかご3室内へ空気を排出する場合、ドア1と天枠24の間の隙間が、乗りかごドア気密装置18により塞がれているため、乗りかご3室外の気圧よりも乗りかご3室内の気圧の方が高くなる。この気圧差によって、ドア1は乗りかご3外側に押し出され、ドア12と天枠24の隙間量が増加する。
一方、ドア12が押し出されると、同時にL字部材33と傾斜カム32、傾斜カム32と接触している係合ローラ31も、乗りかご3外側に押し出され、気密機構ボディ26が回転軸25を中心に、押込み気密部材27がドア12に近づくように回転する。回転軸25を支点、ローラ31を力点、押込み気密部材27を作用点と考えると、支点と力点の距離よりも、支点と作用点の距離が離れているため、力点が移動する距離より、作動点が移動する距離が多くなる。このためドア12が外側に押し出された移動量よりも多く、押込み気密部材27はドア12に押し付けられるため、ドア12と天枠24の間に隙間が生じない。
また逆に送風機13が動作することにより、乗りかご3室内から空気を室外へ排出した場合、乗りかご3室内の気圧は、乗りかご3室外の気圧より低くなる。この気圧差によって、ドア12は乗りかご3内側に押し出され、同時にL字部材33と傾斜カム32と、傾斜カム32と接触している係合ローラ31も、乗りかご3内側に押し出され、気密機構ボディ26が回転軸25を中心に、押込み気密材27をドア12から離すように回転する。しかしドア12も内側に押し出されているため、ドア12と押込み気密部材27の隙間は増加しない。
1 エレベーター装置
2 昇降路
3 乗りかご
4 つり合いおもり
5 主ロープ
6 シーブ
7 そらせ車
8 機械室
9 最下階
10 最上階
11 乗場ドア
12 ドア
13 送風機
14 側面パネル
15 床
16 天井
17 乗りかご出入口
18 乗りかごドア気密装置
19 ハンガー
20 ローラ
21 ハンガーレール
22 ドアマシン
23 伝動ベルト
24 天枠
25 回転軸
26 気密機構ボディ
27 押込み気密部材
28 気密板
29a取付け板
29b取付け板
30 ロッド
31 係合ローラ
32 傾斜カム
33 L字部材
34 重り

Claims (4)

  1. 乗りかご内の気圧を制御するかご内気圧制御エレベーター装置の乗りかごに備えられた
    ドアと乗りかごとの隙間を塞ぐ乗りかごドア気密装置において、
    前記乗りかごドア気密装置は、前記ドア内面と略平行な回転軸を中心に回転可能な気密
    機構ボディと、前記ドアに接触して前記ドアと前記乗りかご間の隙間を塞いで気密性を保
    持する前記気密機構ボディに設けられた押込み気密部材と、前記回転軸を中心に前記押込
    み気密部材が前記ドアから離れる方向に前記気密機構ボディを付勢する付勢手段と、前記
    機構ボディと乗りかご隙間を塞ぐための気密板と、前記回転軸に対して垂直な方向に延伸
    するロッドと、前記ロッドの回転軸から所定の距離を離れた位置に設けられた係合ローラ
    と、前記乗りかごドアの閉扉時に前記係合ローラと乗りかご側で係合する前記乗りかごド
    アに設けられた傾斜カムと、を備え、
    前記係合ローラと前記傾斜カムが係合すると、前記気密機構ボディは前記回転軸を中心
    に回転して前記押込み気密部材を前記ドアに接触させ、
    前記係合ローラ及び前記押込み気密部材の前記回転軸からの距離は前記係合ローラより
    前記押込み気密部材のほうが大きくなるように設けられ、
    前記係合ローラが前記傾斜カムと接触し加えられる力の向きが、前記乗りかご内の圧力
    が前記乗りかご外の圧力より高くなった際に、かご内気圧により前記ドアを押圧する方向
    と同一方向であり、
    前記気密機構ボディ、前記押込み気密部材、前記ロッド、前記係合ローラを合わせた重心は、前記気密機構ボディが回転可能な範囲において、常に前記回転軸より前記ドア側に位置することを特徴とする乗りかごドア気密装置。
  2. 前記傾斜カムと前記係合ローラがそれぞれ対となって複数設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の乗りかごドア気密装置。
  3. 前記乗りかごに前記ドアが複数備えられており、前記複数枚のドアそれぞれに前記乗り
    かごドア気密装置を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の乗りかごドア気密装置。
  4. 昇降路内を昇降する乗りかごと、前記乗りかごの出入り口を開閉自在に閉塞するドアと
    、前記乗りかご内の気圧を制御するかご内気圧制御装置とを備えたエレベーター装置にお
    いて、前記乗りかごには前記ドアと前記乗りかごとの隙間を塞ぐ乗りかごドア気密装置を有しており、
    前記乗りかごドア気密装置は、前記ドア内面と略平行な回転軸を中心に回転可能な気密
    機構ボディと、前記ドアに接触して前記ドアと前記乗りかご間の隙間を塞いで気密性を保
    持する前記気密機構ボディに設けられた押込み気密部材と、前記回転軸を中心に前記押込
    み気密部材が前記ドアから離れる方向に前記気密機構ボディを付勢する付勢手段と、前記
    機構ボディと乗りかご隙間を塞ぐための気密板と、前記回転軸に対して垂直な方向に延伸
    するロッドと、前記ロッドの回転軸から所定の距離を離れた位置に設けられた係合ローラ
    と、前記乗りかごドアの閉扉時に前記係合ローラと乗りかご側で係合する前記乗りかごド
    アに設けられた傾斜カムと、を備え、
    前記係合ローラと前記傾斜カムが係合すると、前記気密機構ボディは前記回転軸を中心
    に回転して前記押込み気密部材を前記ドアに接触させ、
    前記係合ローラ及び前記押込み気密部材の前記回転軸からの距離は前記係合ローラより
    前記押込み気密部材のほうが大きくなるように設けられ、
    前記係合ローラが前記傾斜カムと接触し加えられる力の向きが、前記乗りかご内の圧力
    が前記乗りかご外の圧力より高くなった際に、かご内気圧により前記ドアを押圧する方向
    と同一方向であり、
    前記気密機構ボディ、前記押込み気密部材、前記ロッド、前記係合ローラを合わせた重心は、前記気密機構ボディが回転可能な範囲において、常に前記回転軸より前記ドア側に位置することを特徴とするエレベーター装置。
JP2014199607A 2014-09-30 2014-09-30 乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置 Expired - Fee Related JP6286333B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014199607A JP6286333B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置
CN201510479271.4A CN105460756B (zh) 2014-09-30 2015-08-03 电梯轿厢门气密装置以及电梯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014199607A JP6286333B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016069134A JP2016069134A (ja) 2016-05-09
JP6286333B2 true JP6286333B2 (ja) 2018-02-28

Family

ID=55598994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014199607A Expired - Fee Related JP6286333B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6286333B2 (ja)
CN (1) CN105460756B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6578248B2 (ja) * 2016-06-15 2019-09-18 株式会社日立製作所 乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置
CN113597404A (zh) * 2019-04-25 2021-11-02 三菱电机大楼技术服务株式会社 设置于电梯层站侧的气密部件的点检系统
CN111153311B (zh) * 2020-03-02 2021-12-31 日立电梯(中国)有限公司 泄压装置及电梯

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4416435B2 (ja) * 2003-05-14 2010-02-17 東芝エレベータ株式会社 エレベータドアの密閉装置
JP2007176667A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Mitsubishi Electric Corp エレベータの乗場ドア装置
JP5564575B2 (ja) * 2010-11-15 2014-07-30 株式会社日立製作所 乗りかごドア気密装置及びエレベータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN105460756A (zh) 2016-04-06
CN105460756B (zh) 2017-12-12
JP2016069134A (ja) 2016-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5564575B2 (ja) 乗りかごドア気密装置及びエレベータ装置
JP5755033B2 (ja) ドア装置及びエレベーター装置
JP6286333B2 (ja) 乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置
JPWO2016059685A1 (ja) エレベータのかごドア装置
JP6022005B1 (ja) エレベータ
JP2015037995A (ja) エレベータの係合装置
JP6578248B2 (ja) 乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置
JP6410598B2 (ja) エレベーター乗りかご
JP6335595B2 (ja) エレベータ
WO2013153637A1 (ja) エレベータ装置
JP6502864B2 (ja) 乗りかごドア気密装置及びエレベーター装置
JP6874880B1 (ja) ドア装置を具えるエレベーター
JP6546668B2 (ja) エレベーター装置
JP6026578B2 (ja) エレベータ乗場ドア装置
JP6438903B2 (ja) 乗りかごドア気密装置及びエレベーター
JP2017171488A (ja) エレベータ装置
KR20170109869A (ko) 엘리베이터 카의 밀폐를 위한 카도어 구조
JP6341454B2 (ja) エレベータの気密部材
JP6022689B2 (ja) エレベーターのかご室
JP6958734B2 (ja) エレベーターのかご
KR200472877Y1 (ko) 엘리베이터의 하부구동형 도어개폐장치
KR20120010297A (ko) 엘리베이터 카의 밀폐를 위한 카도어 구조
JP6440920B1 (ja) エレベータのかごドア装置
JP6293006B2 (ja) エレベータ用ドア敷居、それを用いたドア装置、並びにエレベータ装置
JP2016016923A (ja) 戸開走行防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161117

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170110

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6286333

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees