JP6282877B2 - ヒータ - Google Patents

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本発明は、ヘアアイロン、流体加熱用ヒータ、気体加熱用ヒータ、半田ゴテ、酸素センサ用ヒータ、空燃比センサ用ヒータまたはグロープラグ等に用いるためのヒータに関するものである。
ヘアアイロン、流体加熱用ヒータ、気体加熱用ヒータ、半田ゴテ、酸素センサ用ヒータ、空燃比センサ用ヒータまたはグロープラグ等に用いられるヒータとして、セラミックヒータが知られている。セラミックヒータとしては、例えば特許文献1に記載のセラミックヒータが挙げられる。
特許文献1に記載のセラミックシーズヒータは、セラミックス体と、セラミックス体に埋設された発熱抵抗体と、セラミックス体が挿入された金属製の有底筒状体とを備えている。セラミックス体は有底筒状体との間に隙間を有するように設けられており、セラミックス体と有底筒状体との間には絶縁性の粉体が充填されている。セラミックシーズヒータは、発熱抵抗体に電流を流すことによって発熱抵抗体が発熱する。この熱がセラミックス体および絶縁性の粉体を介して有底筒状体に伝わる。この状態で、有底筒状体と被加熱物とを接触させることによって、被加熱物を加熱することができる。
特開平10−247584号公報
しかしながら、特許文献1に記載のセラミックシーズヒータは、セラミックス体と有底筒状体とが離れていることから、セラミックス体から有底筒状体への熱の伝達に長い時間を要していた。そのため、有底筒状体の表面を短時間で昇温させることが困難であった。
ここで、有底筒状体の表面を短時間で昇温させる方法として、例えば、セラミックス体の表面の形状と有底筒状体の内周面の形状とを一致させるとともに、セラミックス体を有底筒状体の内部に嵌めこむように配置する方法が考えられる。この場合には、セラミックス体の表面と有底筒状体の内周面とが密着していることによって、セラミックス体から有底筒状体への熱の伝達を短時間で行なうことができる。しかしながら、このような構成のセラミックシーズヒータにおいては、セラミックス体と有底筒状体との熱膨張率の差に起因して、ヒートサイクル下においてセラミックス体および有底筒状体に大きな熱応力が生じるおそれがあった。そのため、セラミックシーズヒータの長期信頼性が低下してしまうことがあるという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、長期信頼性を低下させることなく、短時間で昇温可能なヒータを提供することにある。
本発明の1つの態様に基づくヒータは、柱状のセラミック体(セラミックス体)と、該セラミック体の先端側の内部に設けられた発熱抵抗体と、前記セラミック体の少なくとも先端側が挿入された金属ケース(有底筒状体)と、前記セラミック体の少なくとも先端側の外面と前記金属ケースの内面との間に配置された充填剤とを備えており、前記セラミック体の先端側の外面の一部が前記金属ケースに接しており、前記セラミック体の長さ方向と前記金属ケースの長さ方向とが交差するように前記セラミック体が配置されていることを特徴とする。
本発明の1つの態様に基づくヒータによれば、セラミック体の先端側の外面の一部が金属ケースに接していることによって、セラミック体と金属ケースとの間の熱の伝達を速やかに行なうことができる。さらに、セラミック体の外面の一部のみが金属ケースに接していることから、セラミック体と金属ケースとの熱膨張率の差に起因して生じる熱応力を低減できる。これらの結果、長期信頼性を低下させることなく、短時間で昇温可能なヒータとすることができる。
本発明の実施形態の例のヒータを示す断面図である。 図1に示すヒータをA−A’線断面で示した縦断面図である。 図2に示すヒータのうちセラミック体をB−B’線断面で示した断面図である。 図1に示すヒータのうち金属ケースを示す斜視図である。 本発明の変形例1のヒータを示す断面図である。 本発明の変形例2のヒータを示す断面図である。 本発明の変形例3のヒータを示す断面図である。 本発明の変形例4のヒータを示す断面図である。 図8に示すヒータをC−C’線断面で示した縦断面図である。
以下、本発明のいくつかの実施形態の例について図面を参照して説明する。
図1および図2に示すように、本発明の実施形態の例のヒータ10は、柱状のセラミック体1と、セラミック体1が挿入された金属ケース2と、セラミック体1の先端側の外面と金属ケース2の内面との間に配置された充填剤3とを備えている。さらに、図3に示すように、ヒータ10は、セラミック体1の内部に発熱抵抗体4を備えている。ヒータ10は、例えば、ヘアアイロン、流体加熱用ヒータ、気体加熱用ヒータ、半田ゴテ、酸素センサ用ヒータ、空燃比センサ用ヒータまたはグロープラグ等に用いることができる。
<セラミック体の構成>
セラミック体1は、内部に発熱抵抗体4が埋設された部材である。セラミック体1の内部に発熱抵抗体4を設けることによって、発熱抵抗体4の耐環境性を向上させることができる。セラミック体11は、例えば四角柱状あるいは円柱状等の柱状の部材である。
セラミック体1は、例えば酸化物セラミックス、窒化物セラミックスまたは炭化物セラミックス等の電気的な絶縁性を有するセラミックスから成る。具体的には、セラミック体1は、アルミナ質セラミックス、窒化珪素質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックスまたは炭化珪素質セラミックス等から成る。
セラミック体1の形状が四角柱状である場合は、セラミック体1の長さは、例えば10〜200mmに設定され、幅は1〜10mm、厚みは0.1〜3mmに設定される。
<発熱抵抗体の構成>
発熱抵抗体4は、電流が流れることによって発熱する部材である。発熱抵抗体4は、セラミック体1に埋設されている。発熱抵抗体4に電圧が加えられることによって電流が流れ、発熱抵抗体4が発熱する。この発熱によって生じた熱がセラミック体1の内部を伝わって、セラミック体1の表面が高温になる。そして、セラミック体1の表面から金属ケー
ス2に熱が伝わり、金属ケース2から被加熱物に対して熱が伝わることによって、ヒータ10が機能する。金属ケース2の表面から熱を伝えられることになる被加熱物としては、例えば水もしくはオイル等の液体または空気もしくは窒素等の気体が挙げられる。
発熱抵抗体4は、セラミック体1の先端側に設けられている。発熱抵抗体4は、縦断面(発熱抵抗体4の長さ方向に沿った断面)の形状が、例えば折返し形状になっている。詳しくは、発熱抵抗体4はセラミック体1の先端付近で折返し部を有している。発熱抵抗体4の全長は、例えば5〜1000mmに設定される。なお、発熱抵抗体4の横断面(発熱抵抗体4の長さ方向に直交する断面)の形状は、円形状、楕円形状または矩形状等に設定することができる。発熱抵抗体4は、金属材料から成る。本実施形態のヒータ10においては、発熱抵抗体4がMoおよびWを主成分としている。
<電極の構成>
ヒータ10は、さらに2つの電極5を有している。電極5は、発熱抵抗体4の両端を外部電源(図示せず)にそれぞれ電気的に接続するための部材である。電極5は、発熱抵抗体4に電気的に接続されている。電極5は、セラミック体1の後端側の外面(表面)に設けられている。電極5は、AgまたはCu等の金属材料から成る。電極5は、例えば、スクリーン印刷等によって形成される。セラミック体1の外面における電極5の形状は、例えば四角形状である。電極5の寸法は、例えばセラミック体1の長さ方向の長さを5mm、幅を1mm、厚みを20μmに設定することができる。
<リード端子の構成>
リード端子6は、外部電源から電極5を介して発熱抵抗体4に電流を流すための部材である。リード端子6は、それぞれの電極5に別々に設けられている。リード端子6は、一端が電極5に接続されており、他端が金属ケース2の外部に引き出されている。金属ケース2の外部に引き出されたリード端子6は、外部電源に接続される。リード端子6と電極5とはろう材によって接合されている。ろう材としては、例えば銀ろう、金−銅ろうまたは銀−銅ろうを用いることができる。リード端子6は、例えばNiから成る。リード端子6のうち電極5と接合される部分または外部電源に接続される部分以外の領域は、絶縁性のチューブによって覆われている。チューブは、例えば樹脂材料から成る。特に、耐熱性に優れるフッ素樹脂から成ることが好ましい。
<金属ケースの構成>
金属ケース2は、セラミック体1を保護するための部材である。具体的には、セラミック体1が被加熱物に接することを防止するための部材である。発熱抵抗体4が発熱している状態でセラミック体1が被加熱物に接してしまうと、セラミック体1のうち被加熱物と接触した部分の温度が急激に低下する。この場合には、セラミック体1の内部に大きな熱応力が生じてしまうおそれがある。その結果、セラミック体1にクラック等が生じるおそれがある。これに対して、本実施形態のヒータ10のように、セラミック体1が金属ケース2に挿入されている場合には、被加熱物がセラミック体1ではなく金属ケース2に接触することになる。そのため、セラミック体1に大きな温度変化が生じることを抑制できる。その結果、セラミック体1の内部に生じる熱応力を低減できる。
図4に示すように、金属ケース2は筒状の部材である。より具体的には、金属ケース2は、例えば円筒状または四角筒状等の筒状の部材と、筒状の部材のうち先端側の開口を塞ぐ蓋状の部材とから成る。金属ケース2には、セラミック体1の先端側が、金属ケース2の後端側から挿入されている。金属ケース2は、セラミック体1の後端を電極5およびリード端子6ごと囲んでいる。金属ケース2は、例えばステンレス、アルミニウム、銅またはチタン等の金属材料から成る。金属ケース2が円筒状の場合には、筒状の部材の寸法は、例えば長さを20mm、内径を10mm、外径を11mmに設定することができる。そ
して、蓋状の部材の寸法は、外径は筒状の部材と等しく、厚みを0.5mmに設定することができる。なお、本実施形態のヒータ10においては、蓋状の部材が筒状の部材の端面を塞ぐように設けられているが、これに限られない。具体的には、筒状の部材の先端側の開口を塞ぐことができれば、蓋状の部材の形状および取付位置は適宜変更することができる。例えば、蓋状の部材の外周面と筒状の部材の内周面とが接するように、蓋状の部材が筒状の部材に嵌めこまれていてもよい。また、蓋状の部材が、キャップ状であるとともに、筒状の部材の側面に接しながら筒状の部材の端面を塞ぐように取り付けられていてもよい。
本実施形態においては、セラミック体1の全体が金属ケース2に挿入されているが、これに限られない。具体的には、セラミック体1の後端側が金属ケース2の外部に位置していてもよい。
<充填剤の構成>
充填剤3は、セラミック体1から金属ケース2への熱の伝達を良好に行なうための部材である。充填剤3は、セラミック体1の少なくとも先端側の外面と金属ケース2の内面との間に配置されている。本実施形態のヒータ10においては、充填剤3は、金属ケース2のうちセラミック体1の長さ方向の中央部よりも先端側に充填されている。充填剤3は、例えばマグネシア、アルミナまたは窒化アルミニウム等のセラミックス等の絶縁材料から成る。
本実施形態のヒータ10は、セラミック体1の先端側の外面の一部が金属ケース2に接している。これにより、セラミック体1と金属ケース2との間の熱の伝達を速やかに行なうことができる。さらに、セラミック体1の外面の一部のみが金属ケース2に接していることから、セラミック体1と金属ケース2との熱膨張率の差に起因して生じる熱応力を低減できる。これらの結果、長期信頼性を低下させることなく、短時間で昇温可能なヒータ10とすることができる。本実施形態のヒータ10においては、セラミック体1が四角柱状であるとともに、セラミック体1の長さ方向に平行な4辺のうち2辺が金属ケース2の内周面に接している。
さらに、本実施形態のヒータ10は、セラミック体1の後端側の外面および電極5の一部と金属ケース2との間に空隙が確保されている。これにより、発熱抵抗体4から発せられた熱が金属ケース2に伝わった場合に、この熱が金属ケース2から電極5に逃げてしまうことを抑制できる。その結果、被加熱物の加熱に寄与せずに放熱等によって熱が逃げてしまうことを抑制できる。セラミック体1の後端側の外面および電極5の一部と金属ケース2との間の空隙の大きさは、例えば0.1〜10mm程度に設定することができる。
<変形例1>
上述の実施形態のヒータ10においては、充填剤3が金属ケース2の内側のうち先端側にのみ設けられていたが、これに限られない。例えば、充填剤3が金属ケース2の内側のほぼ全面に設けられていてもよい。図5に示すように、本発明の変形例1のヒータ10は、セラミック体1の全体が電極5の一部とともに金属ケース2に挿入されており、充填剤3が電極5を覆うように配置されている。これにより、電極5を封止することができるので、周囲の空気と反応して電極5が酸化してしまうことを抑制できる。
<変形例2および変形例3>
変形例1のヒータ10および変形例2のヒータ10においては、セラミック体1の長さ方向と金属ケース2の長さ方向とが揃うように、セラミック体1を金属ケース2に挿入していたが、これに限られない。具体的には、金属ケース2にセラミック体1を斜めに挿入してもよい。図6および図7に示すように、変形例2のヒータ10および変形例3のヒー
タ10においては、セラミック体1の長さ方向と金属ケース2の長さ方向とが交差するようにセラミック体1が配置されている。このようにセラミック体1を斜めに配置することによって、金属ケース2の周方向における熱の分布の偏りを低減することができる。セラミック体1を傾ける角度としては、例えば、セラミック体1の長さ方向と金属ケース2の長さ方向との成す角が5〜50°程度になるように設定できる。
<変形例4>
上述の実施形態のヒータ10においては、四角柱状のセラミック体1における長さ方向に平行な4辺のいずれかは、金属ケース2の内面に接触しないように配置されていたが、これに限られない。具体的には、図8および図9に示すように、セラミック体1の長さ方向と金属ケース2の長さ方向が揃うようにセラミック体1が金属ケース2に挿入されているとともに、セラミック体1における長さ方向に平行な4辺の全てが金属ケース2の内面に接していてもよい。これにより、セラミック体1を金属ケース2に嵌めこませることができる。そのため、ヒータ10を振動環境下で使用したときに、ヒータ10に位置ずれが生じてしまうことによって電極5とリード端子6との接合に不具合を生じさせてしまうという事態の発生を低減できる。
なお、変形例4では、四角柱状のセラミック体1の4辺の全てを金属ケース2の内面に接触させる場合を説明したが、これに限られない。具体的には、セラミック体1が五角柱状の場合には、セラミック体1の長さ方向に沿った5辺の全てを金属ケース2の内面に接触させればよい。つまり、セラミック体1が多角柱状の場合には、セラミック体1の長さ方向に沿った全ての辺を金属ケース2の内面に接触させればよい。
本発明の実施例のヒータ10を以下のようにして作製した。
まず、Alを主成分とし、SiO、CaO、MgOおよびZrOが合計で10質量%以内になるように調整したセラミックグリーンシートを作製した。また、MoおよびWを主成分とする導電性ペーストを作製した。そして、このセラミックグリーンシートの表面に、発熱抵抗体4となる導電性ペーストを、スクリーン印刷法にて印刷した。また、別のセラミックグリーンシートの表面に、電極5なる導電性ペーストを、スクリーン印刷法にて印刷した。これらのセラミックグリーンシートを、同一の組成のセラミックスを分散させた積層液を塗布して積層して、棒状の積層体を得た。
こうして得られた棒状の積層体を1500〜1600℃の窒素雰囲気中で焼成して、長さ30mm、幅3mm、厚み1mmのセラミック体1を得た。次に、セラミック体1の主面の電極5上に電解メッキにて厚みが2〜4μmのNiメッキ膜を設けた。さらに、ろう材として銀ろうを用いて、電極5にNiから成るリード6を接合した。
そして、長さ40mm、内径5mmの金属ケース2を準備し、セラミック体1の先端の一部が、図7に示すように、金属ケース2に接するように挿入した。さらに、金属ケース2の内部に充填剤3としてアルミナを主成分とする無機接着剤ペーストを流し込んだ。この状態で2時間乾燥機に入れて150℃で加熱することによって無機接着剤を硬化させた。以上のようにして、本発明の実施例のヒータ10(試料1)を作成した。
また、比較例として、セラミック体1と金属ケース2とが接触しないように、セラミック体1を金属ケース2に挿入して、この状態で充填剤3を硬化させてヒータ(試料2)を作成した。
試料1および試料2に対して、昇温に要する時間の比較を行なった。具体的には、試料
1および試料2の金属ケース2の表面に熱電対を取り付けた状態で、発熱抵抗体4に電圧(100V)を印加して発熱抵抗体4を発熱させた。そして、金属ケース2の表面の温度が300℃になるまで要する時間を測定した。その結果、昇温に要した時間は、試料1が10秒であったのに対して、試料2が20秒であった。この結果から、本発明のヒータ10の構成を採用することで、昇温に要する時間が少なくなることが確認できた。
また、試料1に対して、耐久試験を行なった。具体的には、試料1に対して100Vの電圧を印加することによって金属ケース2の表面の温度を300℃まで上昇させた後に、電圧を印加することをやめることによって金属ケース2の表面の温度を50℃まで下降させることを1サイクルとして、サイクル試験を行なった。100サイクル毎に発熱抵抗体4の抵抗変化率を測定して、抵抗変化率が10%以内の場合を問題なしと判断した。
その結果、10000サイクル後の発熱抵抗体4の抵抗変化率が3.5%以内であった。また、10000サイクル後の試料1に対して、セラミック体1を取り出して外観を確認したところ、外観の変化は見つからなかった。
これらの結果から、本発明のヒータ10の構成を採用したことによる長期信頼性の低下は生じないことが確認できた。
1:セラミック体
2:金属ケース
3:充填剤
4:発熱抵抗体
5:電極
6:リード端子
10: ヒータ

Claims (3)

  1. 柱状のセラミック体と、該セラミック体の先端側の内部に設けられた発熱抵抗体と、前記セラミック体の少なくとも先端側が挿入された金属ケースと、前記セラミック体の少なくとも先端側の外面と前記金属ケースの内面との間に配置された充填剤とを備えており、前記セラミック体の先端側の外面の一部が前記金属ケースに接しており、前記セラミック体の長さ方向と前記金属ケースの長さ方向とが交差するように前記セラミック体が配置されていることを特徴とするヒータ。
  2. 前記セラミック体の後端側の外面に設けられて前記発熱抵抗体に電気的に接続された電極をさらに備えるとともに、前記セラミック体の全体が前記電極の一部とともに前記金属ケースに挿入されており、前記セラミック体の後端側の外面および前記電極の一部と前記金属ケースの内面との間に空隙が確保されていることを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
  3. 前記セラミック体の後端側の外面に設けられて前記発熱抵抗体に電気的に接続された電極をさらに備えるとともに、前記セラミック体の全体が前記電極の一部とともに前記金属ケースに挿入されており、充填剤が前記電極を覆うように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
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