JP6062821B2 - ヒータ - Google Patents
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Description
セラミック体1は、発熱抵抗体2を保護するために設けられる部材である。セラミック体1は、筒部11および蓋部12を備えている。筒部11は、例えば円筒状または角筒状である。図1に示すヒータ10においては、筒部11は円筒状である。蓋部12は、筒部11の一端側14の開口13を覆うように設けられている。蓋部12の形状は、例えば、筒部11の開口13の形状に対応している。具体的には、筒部11が円筒状であって、筒部11の開口13の形状が円形状の場合には、蓋部12の形状は円板状である。この例においては、筒部11および蓋部12は一体的に形成されている。
発熱抵抗体2は、発熱するための抵抗体であって、電流が流れることによって発熱する。発熱抵抗体2はセラミック体1の内部に設けられている。すなわち、発熱抵抗体2はセラミック体1に埋設されている。より具体的には、発熱抵抗体2は、筒部11に埋設されている。また、発熱抵抗体2の形状は線状である。本例のヒータ10における発熱抵抗体2は、セラミック体1の一端側14と他端側15との間で繰り返し折り返した折返し形状を有しており、それぞれの端部がリード5に接続されている。リード5は、筒部11の他端側15の内周面に設けられており、外部に引き出されている。リード5のうち金属筒3と接触する可能性がある部分は、絶縁性のチューブによって覆われている。これにより、リード5と金属筒3との間の絶縁性を確保できる。
ンまたはレニウムが挙げられる。発熱抵抗体2の寸法は、例えば幅を1mmに、全長を3000mmに、厚みを0.02mmに設定することができる。
金属筒3は、外周面を被加熱物に接触させて用いられる部材である。すなわち、金属筒3の外周面は、セラミック体1の一端側14から他端側15に向かって流れる被加熱物に接触する加熱領域30を有している。金属筒3の外周面を用いて被加熱物を加熱する具体例としては、図1に示すように、ヒータ10のうち金属筒3の外周面を外部の流路6の内部に露出するように設けるとともに、流路に水等の液体を被加熱物として流して、この被加熱物をヒータ10によって加熱する場合等が挙げられる。
金属筒3のうち一端側の端面には、金属蓋4が設けられている。金属蓋4は、蓋部12に対向するように設けられている。金属蓋4は、板状の部材である。板状としては、例えば円板状または角板状が挙げられる。金属蓋4の形状は、金属筒3の一端側の端面の形状に対応していることが好ましい。具体的には、金属筒3が円筒状である場合には、金属蓋4が円板状であることが好ましい。
金属筒3の内周面と筒部11の外周面との間には、充填剤7が充填されている。充填剤7は、セラミック体1と金属筒3との間の熱伝導を良好に行なうための部材である。充填剤7としては、例えば酸化マグネシウム等の酸化物あるいは銅またはアルミニウム等の金属粉を用いることができる。これらのうち絶縁性および熱伝導性の点から、酸化マグネシウムを用いることが好ましい。
流路6は、被加熱物を流すための部材である。流路6に被加熱物を流すことによって、被加熱物は加熱領域30によって加熱される。流路6は、金属ケース3を囲むように設けられている。言い換えると、金属ケース3の外周面のほぼ全面が流路6の内部に位置している。そして、金属ケース3の外周面のうち流路6の内部に面している領域が、前述した加熱領域30である。
部11の外周面との間の厚みに対して15%程度ずらしておくことが好ましい。これにより、共振の発生を良好に抑制できる。
次に、本実施形態のヒータ10の製造方法について説明する。
て、上述した製造方法の通りに、充填剤7の充填を行なった。そして、このスペーサーによって確保されたセラミック体1と金属筒3との間の隙間に充填剤7を充填した。充填剤7としては、例えば、酸化マグネシウムを用いた。
1:セラミック体
11:筒部
12:蓋部
13:開口
2:発熱抵抗体
3:金属筒
30:加熱領域
31:凸部
4:金属蓋
5:リード
6:流路
7:充填剤
Claims (4)
- 柱状または筒状のセラミック体と、該セラミック体の内部に設けられた発熱抵抗体と、前記セラミック体の全体が挿入された金属筒と、前記セラミック体の外周面および前記金属筒の内周面の間に充填された充填剤とを備え、前記金属筒の外周面は、前記セラミック体の一端側から他端側に向って流れる被加熱物に接触する加熱領域を有しており、前記充填剤は、前記セラミック体の一端側における空隙率が他端側における空隙率よりも大きいことを特徴とするヒータ。
- 前記金属筒の一端側の開口を塞ぐ金属蓋をさらに備え、前記充填剤が前記セラミック体の一端側の端面と前記金属蓋の内面との間にも充填されており、前記充填剤は、前記セラミック体と前記金属蓋との間における空隙率が前記セラミック体の一端側における空隙率よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
- 前記充填剤は、前記金属蓋と前記セラミック体との間において前記セラミック体の長さ方向に垂直な断面で見たときに、空隙率が中央部において周縁部よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載のヒータ。
- 前記セラミック体が円筒状または円柱状であるとともに前記金属筒が円筒状であり、前記セラミック体の中心軸と前記金属筒の中心軸とがずれていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のヒータ。
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JP2013158675A JP6062821B2 (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | ヒータ |
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JP2013158675A JP6062821B2 (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | ヒータ |
Publications (2)
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JP6062821B2 true JP6062821B2 (ja) | 2017-01-18 |
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Family Applications (1)
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JP2013158675A Active JP6062821B2 (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | ヒータ |
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-
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- 2013-07-31 JP JP2013158675A patent/JP6062821B2/ja active Active
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