JP6279988B2 - 電動機の固定子 - Google Patents

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本発明は、単独の駆動源として又はエンジンとともにハイブリッドの駆動源として産業機器に適用される電動機の固定子に関する。
自動車や、農機、建機、ユーティリティビークル等の産業機器に適用される電動機(各種IPMモータ・ジェネレータを含む。)は、シリーズハイブリッド式又はパラレルハイブリッド式駆動源として機器に搭載されており、例えば、永久磁石埋込型同期電動機が用いられている。
この種の電動機の固定子は、分割ヨークにティースを突出して分割固定子を形成し、これを多数環状に配置した固定子片環状結合型と、環状ヨークの内周に多数のティースを突出したヨーク一体型とがある。
前記固定子片環状結合型には、特許文献1に開示されているように、絶縁処理した分割鉄心の極歯ごとに巻線を巻回した固定子片を環状結合する固定子において、分割鉄心のスロット開口部を絶縁するスロット絶縁板と、弾性を有する絶縁体とを備え、前記スロット絶縁板と巻線との間に前記絶縁体を介在させており(請求項1)、固定子巻線の絶縁性能の経時劣化を少なくしかつ高効率と信頼性を向上させている。
特開2006−141173号公報
前記従来技術は、絶縁体によって経時劣化を少なくすることは期待できるが、絶縁体とティース(分割鉄心)との間及び絶縁体と巻線との間の接触面積が小さくなって伝熱量が小さくなる、空気層が生じて熱抵抗が大きくなる、等の問題が発生する可能性がある。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした電動機の固定子を提供することを目的とする。
本発明は、ティースの面とこれを包囲する絶縁部材の内面とに凹凸を形成して適合嵌合することにより、ティースと絶縁部材との間の伝熱量を増大しかつ熱抵抗を減少できるようにした電動機の固定子を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
本発明の一態様に係る電動機の固定子は、環状のヨーク2の内周側に、前記ヨーク2から径方向の内方に突出するティース3を前記ヨーク2の周方向複数配列し、各ティース3に弾性樹脂製の絶縁部材4を介在して巻線5を巻いた電動機の固定子であって、各ティース3は、前記周方向を向く面である周方向面Aと、前記ヨーク2の軸方向を向く面である軸方向面Bとを有し、各ティース3の前記周方向面Aと前記軸方向面Bの内の少なくとも周方向面Aに凹凸3aを形成し、この周方向面Aに形成された凹凸3aは、前記軸方向に延びる凸条であって前記径方向に間隔をおいて形成された複数本の第1凸条と、前記径方向において隣接する前記第1凸条間の溝である複数本の第1凹状溝とを有し、前記絶縁部材4は、前記巻線5が巻き付けられる外面4bと、前記周方向面A及び前記軸方向面Bに対面し且つ前記ティース3に形成された凹凸3aに適合嵌合する凹凸4aが形成された内面とが一体形成されており、前記絶縁部材4に形成された凹凸4aは、前記軸方向に延びていて前記第1凹状溝に嵌入して面接触する凸条であって前記径方向に間隔をおいて形成された複数本の第2凸条と、前記径方向において隣接する前記第2凸条間の溝であって前記第1凸条が嵌入して面接触する複数本の第2凹状溝とを含むことを特徴とする。
また、前記ティース3は、前記周方向の一方を向く第1の周方向面Aと、他方を向く第2の周方向面Aとを有し、前記第1の周方向面Aと前記第2の周方向面Aとに前記第1凸条と前記第1凹状溝とが形成され、前記軸方向面Bに形成された凹凸3aは、前記第1の周方向面Aと前記第2の周方向面Aに形成された前記第1凸条同士を連結する凸条であって前記径方向に間隔をおいて形成された複数本の第3凸条と、前記第1周方向面Aと前記第2周方向面Aに形成された第1凹状溝同士を連結する凹状溝であって前記径方向において隣接する前記第3凸条間の溝である複数本の第3凹状溝とを有し、前記絶縁部材4に形成された凹凸4aは、前記第3凹状溝に嵌入して面接触する複数本の第4凸条と、前記第3凸条が嵌入して面接触する複数本の第4凹状溝とを含むことを特徴とする。
また、前記絶縁部材4でティース3を包囲し、ティース3の周方向面A及び軸方向面Bの外方に位置する絶縁部材4の外面4bを、巻線5の巻き方向で中高円弧状に形成していることを特徴とする。
また、前記ティース3の周方向面A及び軸方向面Bの外方に位置する絶縁部材4の外面4bに、断面円形の巻線5が嵌入する螺旋凹凸部4cをティース3の径方向に多数配列して形成していることを特徴とする。
また、前記絶縁部材4は、対向する2つで前記ティース3の前記周方向面Aと前記軸方向面Bとを包囲する二つ割り形状であることを特徴とする。
本発明によれば、ティースと絶縁部材との間の伝熱量を増大しかつ熱抵抗を減少できるようにする。
即ち、各ティース3の周方向面Aと軸方向面Bの内の少なくとも周方向面Aに凹凸3aを形成し、この凹凸3aに適合嵌合する凹凸4aを絶縁部材4の内面に形成しているので、絶縁部材4の内面はティース3の周方向面Aと大面積で密着でき、空気層が減少し、両者の間の伝熱量を増大するとともに熱抵抗を減少できる。
また、絶縁部材4の外面4bを巻線5の巻き方向で中高円弧状に形成しているので、絶縁部材4の外面4bと巻線5との間の空気層が減少し、両者の間の伝熱量を増大するとともに熱抵抗を減少できる。
また、絶縁部材4の外面4bに断面円形の巻線5が嵌入する螺旋凹凸部4cをティース3の径方向に多数配列して形成しているので、絶縁部材4の外面4bと巻線5とが大面積で密着でき、空気層が減少し、両者の間の伝熱量を増大するとともに熱抵抗を減少できる。
また、絶縁部材4は対向する2つでティース3の周方向面Aと軸方向面Bとを包囲する二つ割り形状であるので、絶縁部材4の製作及び装着がきわめて容易にできる。
本発明の第1実施形態を示す正面図である。 図1のX−X線断面図である。 図1のY−Y線断面図である。 分解斜視図である。 本発明の第2実施形態を示す正面図である。 図5のZ−Z線断面図である。 本発明の第3実施形態を示す正面図である。 同平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜4に示す第1実施形態において、永久磁石埋込型同期電動機に適用される固定子1は、環状のヨーク2の内周側にティース3が周方向複数配列され、ティース3には絶縁部材4を介在して巻線5が巻かれている。
第1実施形態の固定子1は、固定子片環状結合型の固定子片であって、周方向に多数個の固定子片を配列して1個の環状の固定子を構成するものであり、各固定子1(固定子片、分割鉄心)がヨーク2(分割ヨーク)とそれに一体となった1つのティース3(極歯部)とを有する。
固定子1は多数枚の珪素鋼板を積層して形成しており、ティース3は周方向の2面A(スロット側の面)と軸方向(固定子の軸心方向)の2面Bとを有し、断面矩形状になっており、前記周方向面Aと軸方向面Bの両面に凹凸3aが形成されている。
ティース3の周方向面Aの凹凸3aは、固定子1を珪素鋼板からプレス加工して製作する際に形成され、軸方向面Bの凹凸3aは、表面側の珪素鋼板に表面加工を施すことにより形成されたものであり、面に凸条の帯を径方向(環状固定子の径方向)に複数本間隔をおいて形成している。周方向面Aの凹凸3aと軸方向面Bの凹凸3aとは、連続であっても断続であってもよい。
絶縁部材4は、シリコンゴム、PPT樹脂等の弾性樹脂で形成されており、断面矩形状のティース3の全周を包囲する四角筒形状であり、ティース3の周方向面Aと軸方向面Bとに対面する内面には、ティース3の凹凸3aに適合嵌合する凹凸4aが形成されている。
即ち、絶縁部材4の内周面には、ティース3の周方向面Aの凸条(第1凸条)と軸方向面Bの凸条(第3凸条)とが嵌入する凹条溝(第2凹状溝、第4凹状溝)が形成され、同時に、凹条溝の間に、ティース3の周方向面Aの凹条溝(第1凹条溝)と軸方向面Bの凹条溝(第3凹条溝)とに嵌入する凸条(第2凸条、第4凸条)が形成されている。
ティース3の凸条が絶縁部材4の凹条溝に嵌入することにより、凸条及び凹条溝が面接触するとともにそれら以外の面も面接触する状態となり、ティース3の周方向面Aの凹凸3aと絶縁部材4の凹凸4aとは適合嵌合することになり、凹凸のない場合に比べて接触面積が大きくなり、空気層も形成され難くなり、また、ティース3に対して絶縁部材4の
嵌合位置が不動になる。
絶縁部材4において、ティース3の周方向面A及び軸方向面Bの外方に位置する絶縁部材4の外面4bは、巻線5の巻き方向で中高円弧状(蒲鉾形)に形成されており、内周面が四角形であるのに対して外面4bは円形に近づけられており、巻線5を巻きやすくし、また外面4bと巻線5との間に空隙が形成されないようになっている。
この絶縁部材4はティース3の全周を2個一対で包囲する二つ割り形状であって、二つ割り絶縁部材4は対称形状で、対向する2つでティース3の周方向面Aと軸方向面Bとを包囲する。絶縁部材4の割り面Pはティース3の軸方向面Bに対向する位置にあり、図1、2に仮想線で示す如く、二つ割り絶縁部材4はそれぞれスロット側からティース3に嵌合する。
この割り面Pはティース3の周方向面Aに対向する位置にあってもよく、その場合は、二つ割り絶縁部材4を軸方向からティース3に嵌合する。
前記巻線5は集中巻きで巻かれており、ティース3に絶縁部材4を嵌合して、その絶縁部材4の外周に巻線5を締めながら集中巻きして周方向所要角度の分割固定子1を構成し、この分割固定子1を周方向に多数配列して環状の固定子を構成する。
分割状の固定子1は、1つのティース3に対して二つ割り形状の絶縁部材4を嵌合して、ティース3の周方向面A及び軸方向面Bの凹凸3aに絶縁部材4の内面の凹凸4aを適合嵌合すると、ティース3の外面と絶縁部材4の内面とは、凹凸分だけ接触面積が増えた状態、空気層のない状態、絶縁部材4の位置ズレのない状態で密着する。
ティース3に嵌合した絶縁部材4に巻線5を螺旋状に集中巻きしていくと、絶縁部材4の外面4bが巻き方向で中高円弧状であるので、断面四角形のティース3に対して円形に近づけて巻くことができ、外面4bでの巻線5の密着性が良好になり、また、ティース3のエッジ部に対向する位置での巻線5の屈曲が穏やかになることにより、絶縁部材4とも広い面積で接触する。
絶縁部材4の外面4bに断面円形の巻線5が嵌入する螺旋凹凸部4cを形成していると、螺旋凹凸部4cの凹部に巻線5が入り、螺旋凹凸部4cの凸部が巻線5間の間隙を占有するので、絶縁部材4と巻線5とは、凹凸分だけ接触面積が増えた状態、空気層を排除した状態、巻線5の位置ズレのない状態で密着するとともに、螺旋状に巻く工程が容易になる。
このように、固定子1は、ティース3に凹凸3aを形成して絶縁部材4の内面の凹凸4aを適合嵌合することにより、ティース3と絶縁部材4とは大面積で空気層のない密着嵌合ができ、伝熱量が大きくかつ熱抵抗が小さくなり、モータの冷却効率を向上でき、組立て作業性及び信頼性も向上でき、それらによって、フィン等の冷却構造物の削減や、強制冷却システムの低出力化、低コスト化が可能になり、また、絶縁部材4の外面4bを中高円弧状に形成したり、螺旋凹凸部4cを形成したりすることにより、絶縁部材4の外面4bと巻線5をより大面積で空気層の少ない密着巻きができ、ティース3のエッジ部に対向する位置でも、巻線5が絶縁部材4と接触することにより絶縁破壊を抑制して、モータ寿命を長くすることが可能になる。
図5、6に示す第2実施形態において、固定子1の絶縁部材4は、ティース3の周方向面A及び軸方向面Bの外方に位置する絶縁部材4の外面4bに、断面円形の巻線5が嵌入する螺旋凹凸部4cをティース3の径方向に多数配列して形成され、ヨーク2の内周面に沿うスロット絶縁部4dが形成され、また、絶縁部材4の割り面Pはティース3の一角のエッジ部に対向する位置に配置されている。
絶縁部材4の外面4bは中高円弧状でありながら螺旋凹凸部4cが形成され、この螺旋凹凸部4cの凹部が巻線5の巻きを案内するとともに絶縁部材4の外面4bと巻線5との密着を大面積とし、凹部間の凸部が隣接する巻線5の間の空間を埋め、空気層を減少させて両者の間の伝熱量を増大する。
絶縁部材4は低硬度の弾性樹脂で形成すると、巻線5を締め付けながら巻き付けたときに自然に螺旋凹凸部4cを形成することができるが、予め深い螺旋凹部を形成しておく方が、密着面積の拡大、空気層の減少は顕著となる。
この第2実施形態の絶縁部材4は、1つの割り面Pを大きく開いてティース3に外方から嵌合することになるが、ティース3の対角位置に割り面Pを形成して、対角線で二つ割りにしてもよい。また、絶縁部材4はティース3に嵌合した状態で、巻線5とティース3との間だけでなく、スロット絶縁部4dによって巻線5とヨーク2との間の絶縁もできる。
なお、第2実施形態では、ティース3は周方向面Aにのみ凹凸3aが形成され、軸方向面Bには凹凸3aが形成されていなく、従って、絶縁部材4も周方向面Aにのみ、凹凸3aと適合嵌合する凹凸4aが形成されている。
図7、8に示す第3実施形態において、固定子1は非分割の環状形状であり、環状のヨーク2の内周側に周方向複数のティース3が一体成形されており、絶縁部材4は軸方向二つ割り形状であり、巻線5は集中巻き又は分散巻きになっている。
ティース3は周方向面A及び軸方向面Bの全周に凹凸3aが形成され、絶縁部材4にも内周面の全周に凹凸4aが形成されている。
絶縁部材4は、ティース3に嵌合する部分からヨーク2の内周面に沿うスロット絶縁部4dが一体形成され、周方向に隣り合うスロット絶縁部4d同士が一体に形成されており、環状でかつ軸方向対称形状の二つ割り絶縁部材4を対向させて、全ティース3に同時に嵌合する構成になっている。
この第3実施形態の絶縁部材4は、環状ヨーク2に沿って複数に分割してもよく、1個の絶縁部材4で複数のティース3に同時に嵌合すればよい。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜8に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、第1及び第2実施形態において、複数の分割の固定子1を環状に配列して、全ヨーク2に絶縁部材4を嵌合してから巻線5を分散巻きしてもよい。
ティース3の凹凸3a及び絶縁部材4の凹凸4aの断面形状は、四角形であるが、台形、円弧形(波形)、鋸歯形等でもよい。
1 固定子
2 ヨーク
3 ティース
3a 凹凸
4 絶縁部材
4a 凹凸
4b 外面
4c 螺旋凹凸部
4d スロット絶縁部
5 巻線
A 周方向面
B 軸方向面
P 面位置

Claims (5)

  1. 環状のヨーク(2)の内周側に、前記ヨーク(2)から径方向の内方に突出するティース(3)を前記ヨーク(2)の周方向複数配列し、各ティース(3)に弾性樹脂製の絶縁部材(4)を介在して巻線(5)を巻いた電動機の固定子であって、
    各ティース(3)は、前記周方向を向く面である周方向面(A)と、前記ヨーク(2)の軸方向を向く面である軸方向面(B)とを有し、
    各ティース(3)の前記周方向面(A)と前記軸方向面(B)の内の少なくとも周方向面(A)に凹凸(3a)を形成し、この周方向面(A)に形成された凹凸(3a)は、前記軸方向に延びる凸条であって前記径方向に間隔をおいて形成された複数本の第1凸条と、前記径方向において隣接する前記第1凸条間の溝である複数本の第1凹状溝とを有し、
    前記絶縁部材(4)は、前記巻線(5)が巻き付けられる外面(4b)と、前記周方向面(A)及び前記軸方向面(B)に対面し且つ前記ティース(3)に形成された凹凸(3a)に適合嵌合する凹凸(4a)が形成された内面とが一体形成されており、
    前記絶縁部材(4)に形成された凹凸(4a)は、前記軸方向に延びていて前記第1凹状溝に嵌入して面接触する凸条であって前記径方向に間隔をおいて形成された複数本の第2凸条と、前記径方向において隣接する前記第2凸条間の溝であって前記第1凸条が嵌入して面接触する複数本の第2凹状溝とを含むことを特徴とする電動機の固定子。
  2. 前記ティース(3)は、前記周方向の一方を向く第1の周方向面(A)と、他方を向く第2の周方向面(A)とを有し、前記第1の周方向面(A)と前記第2の周方向面(A)とに前記第1凸条と前記第1凹状溝とが形成され、
    前記軸方向面(B)に形成された凹凸(3a)は、前記第1の周方向面(A)と前記第2の周方向面(A)に形成された前記第1凸条同士を連結する凸条であって前記径方向に間隔をおいて形成された複数本の第3凸条と、前記第1周方向面(A)と前記第2周方向面(A)に形成された第1凹状溝同士を連結する凹状溝であって前記径方向において隣接する前記第3凸条間の溝である複数本の第3凹状溝とを有し、
    前記絶縁部材(4)に形成された凹凸(4a)は、前記第3凹状溝に嵌入して面接触する複数本の第4凸条と、前記第3凸条が嵌入して面接触する複数本の第4凹状溝とを含むことを特徴とする請求項1に記載の電動機の固定子。
  3. 前記絶縁部材(4)でティース(3)を包囲し、ティース(3)の周方向面(A)及び軸方向面(B)の外方に位置する絶縁部材(4)の外面(4b)を、巻線(5)の巻き方向で中高円弧状に形成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動機の固定子。
  4. 前記ティース(3)の周方向面(A)及び軸方向面(B)の外方に位置する絶縁部材(4)の外面(4b)に、断面円形の巻線(5)が嵌入する螺旋凹凸部(4c)をティース(3)の径方向に多数配列して形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動機の固定子。
  5. 前記絶縁部材(4)は、対向する2つで前記ティース(3)の前記周方向面(A)と前記軸方向面(B)とを包囲する二つ割り形状であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の電動機の固定子。
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