JP6277724B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置に関する。
従来、読取ユニットと原稿との相対位置を変化させながら、読取ユニットに読取動作を実行させることによって、原稿を読み取る画像読取装置が知られている。例えば、読取ユニット又は原稿を一定速度で搬送しつつ、一定時間毎に読取ユニットに読取動作を実行させることにより、原稿を読み取る画像読取装置が知られている。
この他、読取ユニットと原稿との相対位置を変化させるモータが所定量回転する度に、読取ユニットに読取動作を実行させることにより、原稿を読み取る画像読取装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この画像読取装置では、モータが所定量回転する度に、シフトパルスを読取ユニットに入力する。読取ユニットは、シフトパルスが入力される度に、光電変換素子に蓄積された電荷をシフトレジスタに転送する。
転送される電荷は、シフトパルスの前回入力時から今回入力時までの期間の光電効果により発生した電荷である。この電荷の情報は、1ライン分の画像データに変換される。上記転送は、光電変換素子における蓄積電荷の初期化をもたらし、読取ユニットでは、新たな読取動作(電荷蓄積動作)が開始される。
特開2011−44783号公報
ところで、近年では、画像読取装置の小型化や読取の高速化のために、搬送対象を一定速度で搬送する定速区間だけでなく、加速区間及び減速区間でも原稿を読み取ることが行われている。
しかしながら、モータの回転に応じてシフトパルスを発生させる上記技術では、加速区間及び減速区間においてシフトパルスの発生時間間隔が長くなり、ノイズ電荷が光電変換素子において蓄積される期間が長くなる。そして、期間が長くなることによって増加する電荷蓄積量は、画像読取装置の動作を不安定にさせる。
特に、原稿を先頭ラインから最終ラインまでライン毎に読み取る一連の処理の実行過程で中断要因が発生し、これによって上記一連の処理を中断し、モータを一旦停止する場合には、上記中断要因がなくなって上記一連の処理が再開されるまでに、光電変換素子における電荷蓄積量が非常に大きくなる。この場合には、シフトパルスを数回入力しなければ光電変換素子が適切に初期化されず、読取ユニットによる読取動作が安定しない可能性がある。
このように、単にモータの回転に応じてシフトパルスを入力する従来技術では、加速区間及び減速区間における原稿の読取動作を適切に行うことが難しい。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、原稿と読取ユニットとの相対位置を変化させるように原稿及び読取ユニットの少なくとも一方を搬送し、読取ユニットに原稿の読取動作を実行させる装置において、加速区間及び減速区間における原稿読取を適切に行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、制御ユニットと、指令ユニットと、読取ユニットと、搬送ユニットと、信号発生ユニットとを備える。制御ユニットは、指令ユニットを制御する。指令ユニットは、指令信号を読取ユニットに入力する。読取ユニットは、指令信号の入力毎に、読取対象の原稿を主走査方向に読み取る。
搬送ユニットは、読取ユニット及び原稿の少なくとも一方を搬送することによって、原稿と読取ユニットとの相対位置を副走査方向に変化させる。搬送ユニットによる搬送過程は、原稿と読取ユニットとの相対速度が所定速度まで上昇する加速区間、相対速度が所定速度に制御される定速区間、及び、相対速度が所定速度から低下する減速区間を含む。信号発生ユニットは、上記相対位置が所定量変化する度に、変位信号を発生させる。
この画像読取装置において、指令ユニットは、指令信号を所定時間毎に読取ユニットに入力する第一の機能と、指令信号を変位信号に同期したタイミングで読取ユニットに入力する第二の機能とを有する。制御ユニットは、加速区間及び減速区間では、第一の機能によって指令信号が読取ユニットに入力され、定速区間では、第二の機能によって指令信号が読取ユニットに入力されるように、指令ユニットを制御する。
この画像読取装置によれば、定速区間では、変位信号に同期したタイミングで指令信号が読取ユニットに入力されて、読取ユニットによる読取動作が実行される。一方、加速区間及び減速区間では基本的に、周期的な指令信号が読取ユニットに入力される。
従って、本発明によれば、加速区間及び減速区間における電荷蓄積期間の長期化によって、読取ユニットの動作が不安定になるのを抑えることができる。更に、定速区間では、変位に応じた適切なタイミングで、読取ユニットに原稿の読取動作を実行させることができる。
ところで、制御ユニットは、変位信号の発生時間間隔に基づき、第一及び第二の機能の内、有効にする機能を選択する構成にされ得る。この構成によれば、指令ユニットによる指令信号の入力動作を適切なタイミングで切り替えることができる。
更に言えば、制御ユニットは、上記発生時間間隔が、加速区間の相対速度に対応する予め定められた第一の基準値を下回ったことを条件に、第二の機能を有効にする構成にされ得る。この構成によれば、定速区間に移行する前の適切なタイミングで、指令信号の入力動作を、変位信号に基づいた入力動作(第二の機能)に切り替えることができる。
具体的に、制御ユニットは、発生時間間隔が第一の基準値を下回り、第一の機能により指令信号が読取ユニットに入力されたことを条件に、第二の機能を有効にする構成にされ得る。
この他、制御ユニットは、上記発生時間間隔が、減速区間の相対速度に対応する予め定められた第二の基準値を上回ったことを条件に、第一の機能を有効にする構成にされ得る。この構成によれば、定速区間から減速区間へ移行した後の適切なタイミングで、指令信号の入力動作を、周期的な入力動作(第一の機能)に切り替えることができる。
更に言えば、制御ユニットは、上記発生時間間隔が第二の基準値を上回り、第二の機能により指令信号が読取ユニットに入力されたことを条件に、この指令信号の入力時点を始点として所定時間毎に指令信号が読取ユニットに入力されるように、第一の機能を有効にする構成にされ得る。この構成によれば、入力動作を滑らかに切り替えることができる。
この他、第一の基準値は上記発生時間間隔が短くなる時期に用いられる基準値である一方、第二の基準値は上記発生時間間隔が長くなる時期に用いられる基準値であることから、第一の基準値は、第二の基準値より大きい値として設定され得る。
これら第一及び第二の基準値は、上記切替によって指令信号の入力時間間隔が大きく変化するのを抑えることができるように設定されると好ましい。例えば、第一の基準値は、第一の機能によって読取ユニットに入力される指令信号の入力周期の2.5倍に対応するように設定され得る。指令信号の入力動作の切替は、上記発生時間間隔が第一の基準値を下回った後、指令信号の入力周期に対応する時間遅れて行われる可能性がある。
従って、第一の基準値として上記指令信号の入力周期の2.5倍に対応する値を採用すれば、上記切替によって、指令信号の入力時間間隔が過度に長くなったり短くなったりするのを抑え、切替を適切に行うことができる。第二の基準値は、第一の機能によって読取ユニットに入力される指令信号の入力周期の1.5倍に対応するように設定され得る。
画像読取装置の概略構成を表すブロック図である。 ラインセンサ及び原稿の搬送機構を表す画像読取装置の断面図である。 ASICの内部構成を表すブロック図である。 モータ制御部が実行する処理を表すフローチャートである。 タイミング制御部の構成を表すブロック図である。 位置周期の変化を示したグラフである。 加速区間におけるTG信号波形を表すタイムチャートである。 減速区間におけるTG信号波形を表すタイムチャートである。
以下に本発明の実施例について、図面と共に説明する。図1に示す本実施例の画像読取装置1は、CPU11と、ROM13と、RAM15と、インタフェース17と、FB(フラットベッド)読取装置20と、ADF装置(オートドキュメントフィーダ)30と、ASIC40とを備える。
CPU11は、ROM13が記憶するプログラムに従う処理を実行することにより、画像読取装置1を統括制御する。RAM15は、CPU11によるプログラム実行時に作業領域として使用される。インタフェース17は、外部のパーソナルコンピュータ5と通信可能な構成にされる。
CPU11は、FB読取装置20を用いて生成された原稿Qの読取画像データを、インタフェース17を介して外部のパーソナルコンピュータ5に提供する。FB読取装置20は、ラインセンサ21を搬送して読取対象の原稿Qを読み取る構成にされる。ADF装置30は、読取対象の原稿Qをラインセンサ21による読取位置に搬送する構成にされる。ASIC40は、CPU11からの指示に従ってFB読取装置20及びADF装置30を制御する。
この画像読取装置1では、CPU11がASIC40に動作パラメータを設定してASIC40を起動する。動作パラメータとしては、読取モードや読取領域を表す動作パラメータを一例に挙げることができる。読取モードとしては、ラインセンサ21を固定配置し原稿Qを搬送することでラインセンサ21と原稿Qとの相対位置を変化させて原稿Qを読み取るADF読取モード、及び、ラインセンサ21を搬送することでプラテンガラス103A上に載置された原稿Qを読み取るFB読取モードを挙げることができる。
ASIC40は、動作パラメータに従ってFB読取装置20及びADF装置30を制御し、原稿Qとラインセンサ21との相対位置を変化させながらラインセンサ21にライン毎の読取動作を実行させる。ラインセンサ21は、読取動作毎に原稿1ライン分の読取結果を表すライン画像データを生成する。ASIC40は、このようにして生成される各ライン画像データをシェーディング補正等する。ASIC40により生成された補正後の各ライン画像データは、RAM15に記憶される。
CPU11は、RAM15に記憶された各ライン画像データを、インタフェース17を通じて、パーソナルコンピュータ5に送信する。これにより、CPU11は、ライン画像データの一群により構成される原稿Qの読取結果を表す読取画像データを、パーソナルコンピュータ5に提供する。別例として、画像読取装置1がコピー機能を有するディジタル複合機である場合、RAM15に記憶された読取画像データは、印刷処理に供される。これによって、原稿Qのコピー画像が用紙に形成される。
続いて、FB読取装置20の詳細構成を説明する。FB読取装置20は、ラインセンサ21と、ラインセンサ搬送機構23と、FBモータ25と、駆動回路27と、FBエンコーダ29とを備える。
ラインセンサ21は、例えばコンタクトイメージセンサ(CIS)として構成される。このラインセンサ21は、主走査方向に長尺な構成にされ、原稿Qを主走査方向に読み取る。ラインセンサ搬送機構23は、直流モータで構成されるFBモータ25からの動力を受けて、ラインセンサ21を主走査方向とは直交する副走査方向に搬送する。
図2に示すように、ラインセンサ搬送機構23は、画像読取装置1の下部ケース101内に設けられる。画像読取装置1が備える下部ケース101は、上面に透明なプラテンガラス103A,103Bが設けられた構成にされる。プラテンガラス103Aの上面には、FB読取モード時にユーザの手動によって読取対象の原稿Qが載置される。一方、プラテンガラス103Bは、ADF読取モード時に使用される。ADF読取モード時には、プラテンガラス103Bの下方領域にラインセンサ21が固定配置される。
ラインセンサ搬送機構23は、このプラテンガラス103A,103Bの下方領域において、ラインセンサ21を副走査方向に搬送可能に構成される。このラインセンサ搬送機構23では、ラインセンサ21を搭載するキャリッジ231が、駆動プーリ233及び従動プーリ234に掛けられたベルト235に連結されている。駆動プーリ233にはギヤを介してFBモータ25が接続されている。
即ち、ラインセンサ搬送機構23では、FBモータ25の動力を受けて駆動プーリ233が回転し、駆動プーリ233の回転に応じてベルト235及び従動プーリ234が回転することによって、ベルト235に連結されたキャリッジ231に動力が伝達する。この動力を受けるキャリッジ231は、ガイド軸237によって移動を規制されながら、副走査方向に移動する。ラインセンサ搬送機構23は、この動作によって、ラインセンサ21を副走査方向に搬送する。
駆動回路27は、ASIC40からの制御信号に従って、FBモータ25を駆動する。この他、FBエンコーダ29は、FBモータ25からラインセンサ21への動力伝達経路に取り付けられて、ラインセンサ21の副走査方向への移動に応じたパルス信号(ENC1a,ENC1b)を発生させる。パルス信号(ENC1a,ENC1b)の夫々は、ラインセンサ21が副走査方向に所定距離搬送される度に生成される。
例えば、FBエンコーダ29は、FBモータ25の回転軸に設けられたロータリエンコーダによって構成される。パルス信号(ENC1a,ENC1b)は、位相がπ/2異なるA相信号(ENC1a)及びB相信号(ENC1b)に対応する。以下では、パルス信号(ENC1a,ENC1b)のことをエンコーダ信号(ENC1a,ENC1b)とも表現する。
一方、ADF装置30は、原稿搬送機構31と、ADFモータ35と、駆動回路37と、ADFエンコーダ39とを備える。原稿搬送機構31は、図2に示すように、上部ケース111に設けられる。上部ケース111は、画像読取装置1の下部ケース101に回動可能に設けられる。この上部ケース111は、プラテンガラス103A,103Bを含む下部ケース101の上面を被覆するカバー体として機能する。
原稿搬送機構31は、この上部ケース111に、分離ローラ311と、分離パッド312と、吸入ローラ313と、メインローラ315と、ピンチローラ316と、原稿押さえ317と、排紙ローラ318とを備える。
分離パッド312は、分離ローラ311に対向配置されて、原稿Qに所定の搬送抵抗を付与する。吸入ローラ313は、上部ケース111に設けられた原稿トレイ113に積層された原稿Qを分離ローラ311に送り出す。分離ローラ311は、この原稿Qをメインローラ315側に搬送する。
メインローラ315は、分離ローラ311から搬送されてきた原稿Qの搬送方向をプラテンガラス103B側に向けて転向させながら原稿Qを下流に搬送する。この際、ピンチローラ316は、原稿Qをメインローラ315に押し付ける。原稿押さえ317は、メインローラ315側から搬送されてきた原稿Qをプラテンガラス103B側に押さえつける。排紙ローラ318は、原稿押さえ317の下方を通過して搬送されてくる原稿Qを、排紙トレイ115へと搬送する。
ADFモータ35は、直流モータで構成され、原稿搬送機構31に動力を付与する。駆動回路37は、ASIC40からの制御信号に従って、ADFモータ35を駆動する。原稿搬送機構31を構成するローラ311,313,315,318は、ADFモータ35からの動力を受けて、互いに連動するように回転する。
この回転によって、原稿搬送機構31は、原稿Qをローラ311,313,315,318の回転量に応じた量、原稿トレイ113から原稿押さえ317を介して排紙トレイ115へと副走査方向に搬送する。ラインセンサ21は、ADF読取モード時、原稿押さえ317の下方に配置されて、この地点を通過する原稿Qを読み取る。
ADFエンコーダ39は、原稿搬送機構31による原稿Qの搬送量に応じたパルス信号(ENC2a,ENC2b)を発生させる。ADFエンコーダ39は、例えば、ロータリエンコーダで構成される。このADFエンコーダ39は、例えばADFモータ35の回転軸に取り付けられて、ADFモータ35の回転に応じたパルス信号(ENC2a,ENC2b)を発生させる。これらパルス信号(ENC2a,ENC2b)の夫々は、ADFモータ35が所定量回転する度に、換言すれば原稿Qが所定量搬送される度に生成される。パルス信号(ENC2a,ENC2b)は、位相がπ/2異なるA相信号(ENC2a)及びB相信号(ENC2b)に対応する。以下では、パルス信号(ENC2a,ENC2b)のことをエンコーダ信号(ENC2a,ENC2b)とも表現する。
続いて、ASIC40の詳細構成を説明する。ASIC40は、図3に示すように、モータ制御部41と、エンコーダ処理部42と、タイミング制御部43と、読取制御部45と、読取データ処理部47と、バッファ49とを備える。
エンコーダ処理部42は、FBエンコーダ29から入力されるエンコーダ信号(ENC1a,ENC1b)に基づき、ラインセンサ21の位置及び速度を検出し、これらの検出値をモータ制御部41に入力する。更に、ADFエンコーダ39から入力されるエンコーダ信号(ENC2a,ENC2b)に基づき、原稿Qの位置及び速度に対応するADFモータ35の回転位置及び速度を検出し、これらの検出値をモータ制御部41に入力する。
加えて、エンコーダ処理部42は、読取モードに対応する変位信号(EN)をタイミング制御部43に入力する。FB読取モードにおいて、エンコーダ処理部42は、FBエンコーダ29から入力されるエンコーダ信号(ENC1a,ENC1b)に基づき、ラインセンサ21の位置が副走査方向に所定量変化する度に、パルス信号を上記変位信号(EN)としてタイミング制御部43に入力する。例えば、エンコーダ処理部42は、FBエンコーダ29から入力されるA相信号(ENC1a)及びB相信号(ENC1b)のいずれか一方を、FB読取モードにおける上記変位信号(EN)としてタイミング制御部43に入力することができる。
一方、ADF読取モードにおいて、エンコーダ処理部42は、ADFエンコーダ39から入力されるエンコーダ信号(ENC2a,ENC2b)に基づき、原稿Qが所定量搬送される度に、パルス信号を上記変位信号(EN)としてタイミング制御部43に入力する。例えば、エンコーダ処理部42は、ADFエンコーダ39から入力されるA相信号(ENC2a)及びB相信号(ENC2b)のいずれか一方を、ADF読取モードにおける上記変位信号(EN)としてタイミング制御部43に入力することができる。
モータ制御部41は、CPU11からの指示に従って、FBモータ25及びADFモータ35の駆動制御を行う。具体的に、モータ制御部41は、FB読取モードにおいて、FBモータ25に印加すべき駆動電流に対応するPWM信号を駆動回路27に入力することにより、FBモータ25の駆動制御を行う。モータ制御部41は、エンコーダ処理部42から入力されるラインセンサ21の位置及び速度についての上記検出値に基づくフィードバック制御により、ラインセンサ21の副走査方向への搬送速度を制御する。
また、モータ制御部41は、ADF読取モードにおいて、ADFモータ35に印加すべき駆動電流に対応するPWM信号を駆動回路37に入力することにより、ADFモータ35の駆動制御を行う。モータ制御部41は、エンコーダ処理部42から入力されるADFモータ35の回転位置及び速度についての上記検出値に基づくフィードバック制御により、原稿Qの搬送速度を制御する。
一方、タイミング制御部43は、FB読取モード及びADF読取モードにおいて、ラインセンサ21による原稿Qの読取タイミングを制御する。具体的に、タイミング制御部43は、エンコーダ処理部42から入力される上記変位信号(EN)に基づき、ラインセンサ21に対する読取タイミングを指定するパルス信号であるTG信号を生成し、このTG信号を読取制御部45に入力する。
読取制御部45は、タイミング制御部43から入力されるTG信号に基づき、ラインセンサ21に対する制御信号を生成し、これをラインセンサ21に入力する。制御信号には、ラインスタート信号(SG1)、点灯制御信号(SG2)、及び、転送制御信号(SG3)が含まれる。
読取制御部45は、TG信号の立上りエッジを検出する度に、ラインスタート信号(SG1)をラインセンサ21に入力する。ラインスタート信号(SG1)が入力されると、ラインセンサ21が有する受光素子群211に蓄積された電荷は、アナログシフトレジスタ213に転送される。これによってアナログシフトレジスタ213には、ラインスタート信号(SG1)の前回入力時から今回入力時までの期間の光電効果により生成された電荷が転送される。
図3に示されるように、ラインセンサ21は、画素毎の受光素子(受光素子群211)及び受光素子数に対応したサイズのアナログシフトレジスタ213、及び、光源215を備える。ラインスタート信号(SG1)の入力によってアナログシフトレジスタ213に転送される受光素子毎の電荷の情報は、画素データに対応する。即ち、アナログシフトレジスタ213に記憶される電荷情報の一群は、原稿1ライン分の読取結果を表す画素データ群に対応し、ライン画像データに対応する。
受光素子群211の蓄積電荷が上記アナログシフトレジスタ213に転送されることに起因して、受光素子夫々の蓄積電荷は初期化され、受光素子群211では、光電効果を利用した新たな読取動作が開始される。
点灯制御信号(SG2)は、光源215の点灯及び消灯を制御するための信号である。読取制御部45は、ラインスタート信号(SG1)の入力に合わせて光源215を点灯させるための点灯制御信号(SG2)をラインセンサ21に入力する。具体的には、ラインスタート信号(SG1)の入力時点から一定時間、光源215を点灯させるように、点灯制御信号(SG2)をラインセンサ21に入力する。光源215は、この点灯制御信号(SG2)に従って点灯し、原稿Qに向けて光を照射する。
転送制御信号(SG3)は、アナログシフトレジスタ213が記憶する電荷情報をラインセンサ21から読取データ処理部47に転送する動作を制御する信号である。読取制御部45は、TG信号が入力されると、このTG信号に対応するラインスタート信号(SG1)の入力時点でアナログシフトレジスタ213に転送された電荷情報(ライン画像データ)が、次のラインスタート信号(SG1)の入力時点までに、読取データ処理部47に転送されるように、転送制御信号(SG3)をラインセンサ21に入力する。
読取データ処理部47は、ラインセンサ21から入力される電荷情報をディジタルのライン画像データに変換する。そして、このライン画像データに対し、シェーディング補正及びガンマ補正等の画像処理を施して、これらの画像処理による補正後のライン画像データをRAM15に記憶させる。ラインセンサ21から読取データ処理部47に入力されるライン画像データの内、補正前のライン画像データ、及び、RAM15に格納される前の補正後のライン画像データは、バッファ49に一時記憶される。
このバッファ49の空き容量は、ライン画像データが読取データ処理部47で補正されてRAM15に格納されるまでの処理遅れによって、少なくなる場合がある。読取データ処理部47は、バッファ49の空き容量が閾値未満となると、メモリフル信号をモータ制御部41に入力して、モータ制御部41によるラインセンサ21又は原稿Qの搬送動作を一時中断させる。
モータ制御部41による処理動作は、図4に示すフローチャートに従って実行される。モータ制御部41は、FB読取モードにおいてラインセンサ21を搬送対象に設定し、ADF読取モードにおいては原稿Qを搬送対象に設定して、図4に示す処理を実行する。この処理は、例えば図示しない操作部に対するユーザの押下操作を契機に、CPU11からの指示に従って開始される。
この処理が開始されると、モータ制御部41は、搬送対象の速度Vが予め定められた定速の目標速度Vcに到達するまで、搬送対象を加速させるためのモータ制御を行う(S110)。即ち、FB読取モードにおいては、エンコーダ処理部42において検出されたラインセンサ21の速度Vに基づき、駆動対象モータとしてのFBモータ25に印加する駆動電流を決定し、対応するPWM信号を駆動回路27に入力する。
一方、ADF読取モードにおいては、エンコーダ処理部42において検出された原稿Qの速度Vに対応するADFモータ35の回転速度に基づき、駆動対象モータとしてのADFモータ35に対する駆動電流を決定し、対応するPWM信号を駆動回路37に入力する。これによって、搬送開始後の加速区間では、搬送対象が目標速度Vcまで加速される。本実施例で言う加速区間は、搬送対象の速度Vが目標速度Vcに到達するまでの搬送区間のことを言う。
その後、モータ制御部41は、搬送対象の速度Vを目標速度Vcに制御する定速搬送処理を開始する(S120)。定速搬送処理では、搬送対象が目標速度Vcで定速搬送されるように、駆動対象モータに対する駆動電流を決定し、対応するPWM信号を、対応する駆動回路27又は駆動回路37に入力する。これによって、加速区間に続く定速区間では、搬送対象が目標速度Vcで搬送される。本実施例で言う定速区間は、搬送対象の速度Vが一定速度(目標速度Vc)で搬送される区間のことを言う。
その後、モータ制御部41は、搬送対象が減速開始地点に到達したか否かを判断する(S130)。減速開始地点は、原稿Qの最終ラインに対する読取動作が完了する時点での搬送対象の位置である読取完了地点を基準に、その読取完了地点と同一地点、又は、その前後の地点に定められる。
搬送対象が減速開始地点に到達したと判断すると(S130でYes)、モータ制御部41は、S190に移行し、搬送対象を減速及び停止させるためのモータ制御を行う。このモータ制御によって、定速区間に続く減速区間では、搬送対象が減速及び停止される。本実施例で言う減速区間は、搬送対象が定速の目標速度Vcから減速して停止するまでの搬送区間のことを言う。
読取完了地点より上流側の地点に減速開始地点が定められる場合、ラインセンサ21は、減速区間においても、読取完了地点を通過するまでは、各ラインの読取動作を、読取制御部45からの制御信号に従って実行する。
付言すると、ADF読取モードでは、最終ラインまでの読取動作が終了すると、S130で肯定判断し、S190では、搬送対象としての原稿Qを減速させることなく、原稿Qが排紙トレイ115に排出されるまで、これを搬送することが考えられる。その後、モータ制御部41は、図4に示す処理を終了する。
一方、モータ制御部41は、搬送対象が減速開始地点に到達していないと判断すると(S130でNo)、モータ制御の中断要因が発生したか否かを判断する。具体的に、モータ制御部41は、上記メモリフル信号が読取データ処理部47から入力されると中断要因が発生したと判断する(S140)。
そして、中断要因が発生していないと判断すると(S140でNo)、S130に移行し、中断要因が発生したと判断すると(S140でYes)、S150に移行する。S150に移行すると、モータ制御部41は、搬送対象を減速及び停止させるためのモータ制御を行う。TG信号は、このモータ制御による搬送対象の減速中及び停止中においても、タイミング制御部43から読取制御部45に入力され、ラインセンサ21による読取動作は、継続的に繰返し行われる。
モータ制御部41は、その後、中断要因が解消されるまで待機する(S160)。例えば、バッファ49の空き容量が閾値以上となることで中断要因が解消されるまで待機する。
そして、中断要因が解消されたと判断すると(S160でYes)、モータ制御部41は、S110での処理と同様に、駆動対象モータを制御し、搬送対象を目標速度Vcまで加速させる(S170)。その後、S120に移行し、搬送対象が目標速度Vcで定速搬送されるように駆動対象モータを制御する。
このようにモータ制御部41は、FB読取モード及びADF読取モードにおいて、搬送対象の速度Vを制御し、中断要因の発生に応じて、搬送対象の減速及び停止、並びに加速を伴うモータ制御を繰返し実行する。
続いて、タイミング制御部43の詳細構成を、図5〜図8を用いて説明する。本実施例のタイミング制御部43は、TG信号を所定時間毎に読取制御部45に入力する第一の機能と、TG信号を変位信号(EN)に同期したタイミングで、読取制御部45に入力する第二の機能とを有する。
第一の機能が働いているときには、読取制御部45からラインセンサ21に対し、一定周期でラインスタート信号(SG1)が入力されて、ラインセンサ21では、周期的な読取動作が実行される。一方、第二の機能が働いているときには、読取制御部45からラインセンサ21に対し、搬送対象が所定量変位する度にラインスタート信号(SG1)が入力されて、ラインセンサ21では、搬送対象の変位に同期した読取動作が実行される。
上述したようにモータ制御によって実現される搬送対象の搬送過程は、搬送対象の速度Vが目標速度Vcまで上昇する加速区間、搬送対象の速度Vが目標速度Vcに制御される定速区間、及び、搬送対象の速度Vcが目標速度Vcから低下する減速区間を含む。加速区間及び減速区間では、基本的に上記第一の機能によってTG信号が読取制御部45に入力され、定速区間では上記第二の機能によってTG信号が読取制御部45に入力される。
このような機能を有するタイミング制御部43は、図5に示すように、第一TG信号生成部430、第二TG信号生成部431、TG選択部432、分周器433、カウンタ434、第一切替判定部435、第二切替判定部436、第一信号制御部437、第二信号制御部438、及び有効データ判定部439を備える。
第一TG信号生成部430は、第二信号制御部438からの生成開始指示及び停止指示を受けて、第一TG信号(TG1)としての周期的なパルス信号の生成動作を開始及び停止する構成にされる。第一TG信号生成部430は、生成開始指示を受けた時点を基準に、その時点から一定時間T0が経過する毎に、第一TG信号としてのパルス信号を、TG選択部432に入力する。
一方、第二TG信号生成部431は、第一信号制御部437からの生成開始指示及び停止指示を受けて、分周器433から入力される分周後の変位信号(EN_D)に同期した第二TG信号としてのパルス信号の生成動作を開始及び停止する構成にされる。第二TG信号生成部431は、分周器433から入力される変位信号(EN_D)の立上りエッジを検出する度にパルス信号を生成し、これを第二TG信号(TG2)としてTG選択部432に入力する。
TG選択部432は、第一信号制御部437及び第二信号制御部438から入力される選択指示に基づき、第一TG信号生成部430から入力される第一TG信号(TG1)及び第二TG信号生成部431から入力される第二TG信号(TG2)のいずれか一方を選択的に、TG信号として読取制御部45に入力する構成にされる。
分周器433は、エンコーダ処理部42から入力される変位信号(EN)を分周して、分周後の変位信号(EN_D)を、第二TG信号生成部431、カウンタ434、第二信号制御部438、及び有効データ判定部439に入力する。分周比は、分周後の変位信号(EN_D)における立上りエッジの発生間隔に対応する搬送対象の変位量が、原稿1ライン分の副走査方向の幅に対応する距離となるように定められる。
一方、カウンタ434は、分周後の変位信号(EN_D)における立上りエッジを検出し、立上りエッジの発生毎に、この発生時点からの経過時間をカウントすることにより、立上りエッジの発生時間間隔TEを計測する。カウンタ434により計測された発生時間間隔TE(以下「位置周期」と表現する)は、第一切替判定部435、及び、第二切替判定部436に入力される。
第一切替判定部435は、この位置周期TEが、予め定められた第一基準値TH1以上から第一基準値TH1未満に変化すると(TE<TH1)、この時点で第一信号制御部437に対して切替指示を入力する構成にされる。
図6には、第一切替判定部435から第一信号制御部437に切替指示が入力される時点P1を黒丸により示す。図6は、横軸において搬送対象の搬送量を表し、縦軸において位置周期TEを表すグラフであり、搬送対象の搬送過程における位置周期TEの変化を太線で示したものである。
この切替指示は、搬送対象の加速区間において、第一切替判定部435から第一信号制御部437に入力される。本実施例において、第一基準値TH1は、第一TG信号生成部430によって生成される第一TG信号の周期T0の2.5倍に設定される。第一TG信号の周期T0は、図6からも理解できるように、定速区間での位置周期TEに対応する。
一方、第二切替判定部436は、位置周期TEが、予め定められた第二基準値TH2未満から第二基準値TH2以上に変化すると(TE≧TH2)、第二信号制御部438に対してTG信号の切替指示を入力する構成にされる。第二切替判定部436から第二信号制御部438に切替指示が入力される時点P2は、図6において白丸により示される。本実施例において、第二基準値TH2は、第一TG信号の周期T0の1.5倍に設定される。
第一信号制御部437は、第一切替判定部435から切替指示が入力されると、その時点以降において最初に、第一TG信号生成部430からTG選択部432に対して第一TG信号(TG1)が入力された時点P3(図7参照)で、第一TG信号生成部430に対して停止指示を入力し、この第一TG信号の入力が完了した時点で第一TG信号生成部430の動作を停止させる。同時に、第一信号制御部437は、第二TG信号生成部431に対して生成開始指示を入力して、第二TG信号生成部431に、変位信号(EN_D)の立上りエッジに基づく第二TG信号(TG2)の生成動作を開始させる。
更に、第一信号制御部437は、この生成開始指示の入力に合わせて、TG選択部432に対し、第一TG信号(TG1)に代えて第二TG信号(TG2)を読取制御部45に入力するように指示する選択指示を入力する。TG選択部432は、この選択指示が入力された時点から、第二TG信号(TG2)を選択的に読取制御部45に入力する。
一方、第二信号制御部438は、第二切替判定部436から切替指示が入力されると、切替指示が入力される契機となった変位信号(EN_D)の立上りエッジに基づく第二TG信号(TG2)がTG選択部432を介して読取制御部45に入力された時点P4(図8参照)で、第二TG信号生成部431に対して停止指示を入力し、この第二TG信号の入力が完了した時点で第二TG信号生成部431の動作を停止させる一方、第一TG信号生成部430に対して第一TG信号(TG1)の生成開始指示を入力する。
尚、第二切替判定部436からの切替指示は、変位信号(EN_D)の立上りエッジが発生してカウンタ434で計測される位置周期TEが更新されるタイミングで発生する。上記切替指示が入力される契機となった変位信号の立上りエッジとは、位置周期TEが第二基準値TH2以上に変化する契機となった立上りエッジのことである。
第二信号制御部438は、この生成開始指示の入力に合わせて、TG選択部432に対し、第二TG信号(TG2)に代えて第一TG信号(TG1)を読取制御部45に入力するように指示する選択指示を入力する。TG選択部432は、この選択指示が入力されると、その後、最初に第一TG信号生成部430から第一TG信号(TG1)が入力される時点から、第一TG信号(TG1)を選択的に読取制御部45に入力する。第一TG信号(TG1)は、上記時点P4を基準とした周期T0のパルス信号としてTG選択部432に入力される。
但し、第一TG信号生成部430が生成開始指示を受けた時点でパルスを立ち上げて第一TG信号(TG1)をTG選択部432に入力する構成にされる場合、第二信号制御部438は、上記切替指示が入力され、対応する第二TG信号(TG2)が読取制御部45に入力された時点P4から所定時間T0後に、第一TG信号生成部430に対して生成開始指示を入力する構成にされ得る。
このように構成されるタイミング制御部43によれば、TG信号が図7及び図8に示すようなパターンで読取制御部45に入力され、対応する読取動作がラインセンサ21で実行される。
有効データ判定部439は、このようにして読取制御部45に入力されるTG信号及び分周器433から入力される変位信号(EN_D)に基づき、変位信号(EN_D)における立上りエッジの発生毎に、この発生時点以降、二回目に発生したTG信号によってアナログシフトレジスタ213に転送される電荷情報に対応するライン画像データを有効なデータとして判定する。そして、この判定結果を読取データ処理部47に入力する。
有効データとして判定される上記ライン画像データは、変位信号(EN_D)の立上りエッジが発生した後、1回目のTG信号の発生時点から2回目のTG信号の発生時点までの期間に受光素子群211にて蓄積された電荷に基づくライン画像データである。
このような有効データ判定部439の判定結果に従って、読取データ処理部47は、ラインセンサ21の読取動作毎に生成されるライン画像データを、変位信号(EN_D)の立上りエッジ毎(換言すれば、搬送対象の原稿1ライン分の搬送毎)に、一つ選択してRAM15に転送し、残りのライン画像データを破棄する。
図7は、一段目に分周後の変位信号(EN_D)の波形を示し、二段目に、TG信号の波形を示し、三段目に、光源215のオン/オフを示したタイムチャートである。三段目において、斜め線で描かれるハッチング領域は、この光源215の点灯期間において受光素子群211にて蓄積された電荷に対応するライン画像データが無効なデータとして判定されることを示す。一方、メッシュ状のハッチング領域は、この光源215の点灯期間において受光素子群211にて蓄積された電荷に対応するライン画像データが有効なデータとして判定されることを示す。
図7から理解できるように、搬送対象が加速される区間では、位置周期TEが次第に短くなるが、位置周期TEが第一基準値TH1未満になるまでは、周期的な第一TG信号(TG1)が時間T0間隔で読取制御部45に入力されて、ラインセンサ21では周期T0で規則的に読取動作が実行される。
そして、位置周期TEが第一基準値TH1未満になっても、この時点P1以降、最初に第一TG信号(TG1)が読取制御部45に入力される時点P3までは、ラインセンサ21における周期的な読取動作が実行される。
一方、TG選択部432は、第一信号制御部437からの選択指示に基づき、この時点P3より後の変位信号(EN_D)の立上りエッジ発生以降では、第一TG信号(TG1)に代えて第二TG信号(TG2)を読取制御部45に入力する。これによって、時点P3より後の加速区間及び定速区間では、変位信号(EN_D)における立上りエッジの発生毎に、第二TG信号(TG2)が読取制御部45に入力されて、ラインセンサ21では、搬送対象が原稿1ライン分搬送される度に、読取動作が実行される。
図8に示すタイムチャートは、図7に示す時点P1以降における変位信号(EN_D)及びTG信号の波形を夫々、一段目及び二段目に示し、光源215のオン/オフを三段目に示したタイムチャートである。
図8から理解できるように、定速区間が終了し搬送対象が減速される区間では、位置周期TEが次第に長くなるが、位置周期TEが第二基準値TH2以上になるまでは、変位信号(EN_D)の立上りエッジに対応した第二TG信号(TG2)が読取制御部45に入力される。
そして、変位信号(EN_D)の立上りエッジの発生により定まる位置周期TEが第二基準値TH2以上になり(時点P2)、この立上りエッジに基づく第二TG信号(TG2)がTG選択部432を介して読取制御部45に入力された時点P4より後では、この時点P4から時間T0の経過毎に第一TG信号(TG1)がTG選択部432を介して読取制御部45に入力される。これによって時点P4を経過した後の減速区間では、ラインセンサ21において周期的な読取動作が実行される。
以上、本実施例の画像読取装置1について説明したが、本実施例では、第一信号制御部437及び第二信号制御部438が、加速区間及び減速区間では上記第一の機能によってラインスタート信号(SG1)が周期的にラインセンサ21に入力されるように、TG選択部432を制御する。
一方、定速区間において第一信号制御部437及び第二信号制御部438は、上記第二の機能によって搬送対象が1ライン分搬送される度にラインスタート信号(SG1)がラインセンサ21に入力されるように、TG選択部432を制御する。
従って、本実施例の画像読取装置1によれば、加速区間及び減速区間における電荷蓄積期間の長期化によってラインセンサ21の動作が不安定になるのを抑えることができる。一方、定速区間では、搬送対象の変位に応じた適切なタイミングで、ラインセンサ21に原稿Qの読取動作を実行させることができる。
本実施例によれば、バッファ49の空き容量が不足すること等に起因して、原稿Qの最終ラインまでの読取動作が終了するまでに搬送対象の搬送が一時中断されて、変位信号のパルスエッジが長期間発生しない場合がある。
この場合に、定速区間と同様に変位信号に基づいたTG信号の生成動作を仮に行うと、TG信号が発生しない期間が長期化することによって、受光素子群211における蓄積電荷が飽和し、この蓄積電荷が原因で、その後、ラインスタート信号(SG1)を数回入力しなければ、ラインセンサ21の動作が安定しなくなる可能性がある。
これに対し、本実施例によれば、搬送対象の搬送が一時中断されてもTG信号は、一定時間T0毎に繰返し生成されて、受光素子群211の蓄積電荷は初期化される。このことから、受光素子群211には過剰な電荷が蓄積されることがない。従って、本実施例によれば、上記中断した搬送を再開したときに、その中断地点からラインセンサ21による原稿Qの読取動作を適切に実行することができる。
従って、本実施例によれば、加減速を伴う原稿読取時にも、適切に各ラインの読取動作を行うことができ、高品質な読取画像データを生成することができる。ここでは、搬送対象が完全に停止してしまう場合の蓄積電荷の異常を説明したが、蓄積電荷の異常は、低速で搬送対象が搬送される場合にも生じ得る。本実施例によれば、少なくとも位置周期TEが定速時の読取周期T0の2.5倍より大きい場合には、一定周期T0でTG信号が生成されることから、搬送対象が低速で搬送される期間においても、ラインセンサ21を安定的に動作させることができ、適切な読取画像データを生成することができる。
また、本実施例によれば、周期的な第一TG信号及び変位信号に基づいた第二TG信号を切り替えて読取制御部45に入力するが、その切替を滑らかに行うために、位置周期TEが第一基準値TH1未満となっても(即ち、位置周期TEが第一基準値を下回っても)、その後、第一TG信号が入力されるまでは、読取制御部45に対して入力するTG信号の切替を行わないようにした。
また、位置周期TEが第二基準値TH2以上になった場合には(即ち、位置周期TEが第二基準値を上回った場合には)、そのことを契機に第二TG信号が読取制御部45に入力された時点P4を基準に、第一TG信号生成部430に周期的な第一TG信号を生成させて、これを読取制御部45に入力するようにした。
従って、本実施例によれば、切替を滑らかに行うことができ、加速区間、定速区間、及び、減速区間において、適切に原稿Qの読取動作をラインセンサ21に実行させることができる。
この他、本実施例によれば、第一基準値TH1を第二基準値TH2より大きい値に定めた。第一基準値TH1に基づくTG信号の切替は、位置周期TEが次第に短くなる環境で行われる一方、第二基準値TH2に基づくTG信号の切替は、位置周期TEが次第に長くなる環境で行われる。従って、本実施例によれば、第一基準値TH1と第二基準値TH2とを同一値に設定する場合よりも、適切なタイミングでTG信号の切替を行うことができる。
また、本実施例によれば、位置周期TEが第一基準値TH1を下回っても、その後、第一TG信号が発生するまでは、TG信号の切替が行われない。換言すると、TG信号の切替は、位置周期TEが第一基準値TH1を下回る時点P1から最大で周期T0分遅れる可能性がある。この場合、第一基準値TH1として周期T0の2.0倍未満が仮に設定されていると、切替時点におけるTG信号の発生時間間隔が周期T0よりも短くなる可能性がある。即ち、切替時点におけるTG信号の発生時間間隔が、ラインセンサ21において電荷の転送が終了するまでの期間よりも短くなる可能性がある。
一方、第一基準値TH1として周期T0の3倍以上が設定されると、TG信号の切替前後におけるTG信号の入力時間間隔が3倍以上に変化する可能性がある。本実施例によれば、上述したように第一基準値TH1として周期T0の2.5倍を設定するので、このような変化を抑えて、適切なタイミングでTG信号の切替を行うことができる。
同様に、本実施例によれば、第二基準値TH2として周期T0の1.5倍を設定したので、減速区間におけるTG信号の切替に伴うTG信号の入力時間間隔の変化を1.5倍に抑えることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。例えば、ラインセンサ21は、モノクロイメージセンサ及びカラーイメージセンサのいずれであってもよい。ラインセンサ21がカラーイメージセンサである場合、読取制御部45は、TG信号に基づき、ラインセンサ21に三色(赤、緑、青)のライン画像データを生成させるように、ラインセンサ21に制御信号を入力する構成にされ得る。
この他、上記実施例では、原稿Qを固定した状態でラインセンサ21を搬送することにより、原稿Qとラインセンサ21との相対位置を副走査方向に変化させる例、及び、ラインセンサ21を固定した状態で原稿Qを搬送することにより、原稿Qとラインセンサ21との相対位置を副走査方向に変化させる例について説明したが、本実施例の技術思想は、ラインセンサ及び原稿Qの両者を搬送することによって、原稿Qとラインセンサとの相対位置を副走査方向に変化させる画像読取装置にも適用することができる。
また、TG信号の切替のための処理やモータ制御等は、ハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアによって実現されてもよいし、これらの組み合わせによって実現されてもよい。
最後に対応関係について説明する。ラインセンサ21は、読取ユニットの一例に対応する。また、ラインセンサ搬送機構23、原稿搬送機構31、FBモータ25、ADFモータ35、駆動回路27,37及びモータ制御部41は、搬送ユニットの一例に対応する。
この他、FBエンコーダ29、ADFエンコーダ39及びエンコーダ処理部42は、信号発生ユニットの一例に対応し、第一TG信号生成部430、第二TG信号生成部431及びTG選択部432(及び読取制御部45)は、指令ユニットの一例に対応する。TG信号及びラインスタート信号(SG1)は、指令信号の一例に対応する。この他、第一及び第二信号制御部437,438並びに第一及び第二切替判定部435,436は、制御ユニットの一例に対応する。
1…画像読取装置、11…CPU、13…ROM、15…RAM、17…インタフェース、20…FB読取装置、21…ラインセンサ、23…ラインセンサ搬送機構、25…FBモータ、27…駆動回路、29…FBエンコーダ、30…ADF装置、31…原稿搬送機構、35…ADFモータ、37…駆動回路、39…ADFエンコーダ、40…ASIC、41…モータ制御部、42…エンコーダ処理部、43…タイミング制御部、45…読取制御部、47…読取データ処理部、49…バッファ、103A,103B…プラテンガラス、211…受光素子群、213…アナログシフトレジスタ、215…光源、430…第一TG信号生成部、431…第二TG信号生成部、432…TG選択部、433…分周器、434…カウンタ、435…第一切替判定部、436…第二切替判定部、437…第一信号制御部、438…第二信号制御部、439…有効データ判定部、Q…原稿。

Claims (7)

  1. 指令信号の入力毎に、読取対象の原稿を主走査方向に読み取る読取ユニットと、
    前記指令信号を前記読取ユニットに入力する指令ユニットと、
    前記読取ユニット及び原稿の少なくとも一方を搬送することによって、原稿と前記読取ユニットとの相対位置を副走査方向に変化させる搬送ユニットと、
    前記相対位置が所定量変化する度に、変位信号を発生させる信号発生ユニットと、
    前記指令ユニットを制御する制御ユニットと、
    を備え、
    前記指令ユニットは、前記指令信号を所定時間毎に前記読取ユニットに入力する第一の機能と、前記指令信号を前記変位信号に同期したタイミングで前記読取ユニットに入力する第二の機能と、を有し、
    前記搬送ユニットによる搬送過程は、原稿と前記読取ユニットとの相対速度が所定速度まで上昇する加速区間、前記相対速度が前記所定速度に制御される定速区間、及び、前記相対速度が前記所定速度から低下する減速区間を含み、
    前記制御ユニットは、前記加速区間の内の前記相対速度が前記所定速度より小さくゼロより大きい第一基準速度以下の区間では、前記第一の機能によって前記指令信号が前記読取ユニットに入力され、前記加速区間の内の前記相対速度が前記第一基準速度より大きい区間、前記定速区間、及び、前記減速区間の内の前記相対速度が前記所定速度より小さくゼロより大きい第二基準速度より大きい区間では、前記第二の機能によって前記指令信号が前記読取ユニットに入力され、前記減速区間の内の前記相対速度が前記第二基準速度以下の区間では、前記第一の機能によって前記指令信号が前記読取ユニットに入力されるように、前記指令ユニットを制御すること
    を特徴とする画像読取装置。
  2. 前記制御ユニットは、前記変位信号の発生時間間隔が、前第一基準速度の逆数に対応する予め定められた第一の基準値を下回ったことを条件に、前記第二の機能を有効にし、前記発生時間間隔が、前第二基準速度の逆数に対応する予め定められた第二の基準値を上回ったことを条件に、前記第一の機能を有効にすること
    を特徴とする請求項記載の画像読取装置。
  3. 前記制御ユニットは、前記発生時間間隔が前記第一の基準値を下回り、前記第一の機能により前記指令信号が前記読取ユニットに入力されたことを条件に、前記第二の機能を有効にすること
    を特徴とする請求項記載の画像読取装置。
  4. 前記制御ユニットは、前記発生時間間隔が前記第二の基準値を上回り、前記第二の機能により前記指令信号が前記読取ユニットに入力されたことを条件に、この指令信号の入力時点を始点として所定時間毎に前記指令信号が前記読取ユニットに入力されるように、前記第一の機能を有効にすること
    を特徴とする請求項又は請求項記載の画像読取装置。
  5. 前記第一の基準値は、前記第二の基準値より大きいこと
    を特徴とする請求項〜請求項のいずれか一項記載の画像読取装置。
  6. 前記第一の基準値は、前記第一の機能によって前記読取ユニットに入力される前記指令信号の入力周期の2.5倍に対応すること
    を特徴とする請求項記載の画像読取装置。
  7. 前記第二の基準値は、前記第一の機能によって前記読取ユニットに入力される前記指令信号の入力周期の1.5倍に対応すること
    を特徴とする請求項記載の画像読取装置。
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