JP7009155B2 - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、イメージセンサ、およびプログラム - Google Patents

画像読取装置、画像読取装置の制御方法、イメージセンサ、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、原稿の画像を読み取る技術に関する。
近年、複合機(MFP:MultiFunction Peripheral)において、原稿の画像を読み取るイメージセンサの駆動源としてDC(Direct Current)モータが採用されている。DCモータは、従来のステッピングモータと比較して、フラットベッドスキャナにおけるイメージセンサの搬送時、および、シートフィードスキャナにおける原稿搬送時の静粛性の面で優位なためである。
一方、DCモータは、コギングトルク等により回転速度が変動する場合があるので、イメージセンサにおける信号の蓄積時間が変動してしまう場合がある。信号の蓄積時間が変動すると、一般的に、イメージセンサの暗電流により黒レベルデータ(ダーク成分のデータ)が変化する。また、センサ光源の点灯幅が信号の蓄積時間の変動の影響を受けて変化する場合、白レベルデータも変化する。
このような黒レベルデータおよび白レベルデータの変化に対処するため、読み取ったデータを画像処理で補正することが行なわれている。例えば、特許文献1に記載の技術では、画素毎に、蓄積時間変動量に対する黒レベルデータおよび白レベルデータの変動量を線形関数演算により算出し、その変動量を補正値としてシェーディング対象のデータを補正している。
特開2009-89248号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、シェーディング対象のデータに加えて蓄積時間変動による補正値が画素毎に必要になるので、メモリに保持するデータ量が増えてしまう。また、画素毎に補正をするので、読取解像度に比例して演算量が増減する。また、蓄積時間と暗電流量との関係は完全な線形ではないので、蓄積時間の変動が大きい高解像度の読み取りにおいては、補正に誤差が生じることがある。
本発明は、回転速度に変動が生じ得るモータを用いたとしても、イメージセンサにおける信号の蓄積時間の変動を抑制することを目的とする。
本発明の一態様に係る画像読取装置は、イメージセンサ及び光源を搭載したキャリッジと原稿との第一の方向における相対的な位置がモータによって制御されることによって前記原稿の画像をラインごとに読み取る画像読取装置であって、前記モータによる前記第一の方向の駆動量を検知する検知手段と、前記検知した駆動量に応じて生成される同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積制御を行うトリガー信号を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された前記トリガー信号を前記イメージセンサに出力する出力手段と、を備え、前記生成手段は、前記検知した駆動量に応じて生成される第一の同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の開始を指示する第一のトリガー信号を生成し、前記第一の同期信号の次に生成される第二の同期信号に依らずに、前記第一の同期信号からの経過時間が所定時間に達したことに基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の終了を指示する第二のトリガー信号を生成し、前記イメージセンサは、前記第一のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を開始し、前記第二のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を終了し、前記イメージセンサは、前記第一のトリガー信号に同期して、蓄積されている電荷をリセットして電荷の蓄積を開始し、かつ、記憶メモリに記憶されている前周期の画像信号を出力し、前記第二のトリガー信号に同期して、前記第一のトリガー信号と前記第二のトリガー信号との間に蓄積した電荷を変換した画像信号を前記記憶メモリに読み出すことを特徴とする。
本発明によれば、回転速度に変動が生じ得るモータを用いたとしても、イメージセンサにおける信号の蓄積時間の変動を抑制することができる。
MFPの概略構成図。 スキャナユニットの構成図。 画像読取装置の電気構成図。 蓄積時間制御のタイミングチャート。 センサ制御部のフローチャート。 イメージセンサのフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、この実施の形態で用いる装置の各構成要素の相対配置、装置形状等は、あくまで例示であり、それらのみに限定するものではない。
<<実施形態1>>
<MFP全体構成>
図1は、本実施形態における画像読取装置の一例となるMFP100の概略構成図である。なお、図1では、読取機能及び印刷機能を有するMFPを例に挙げて説明するが、画像読取装置は、これに限定されない。画像読取機能のみを有する画像読取装置であってもよいし、FAX機能等をさらに有するMFPであってもよい。
図1に示すように、MFP100は、機構制御回路109と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)110と、ROM(Read Only Memory)112とを有する。また、RAM(Random Access Memory)113と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)114とを有する。また、メモリカード115と、操作部116と、I/F(InterFace)117と、I/F119とを有する。これらはシステムバスでそれぞれ接続されている。
また、MFP100は、ASIC110に接続される記録ヘッド制御回路102およびスキャナユニット103を有する。また、MFP100は、記録ヘッド制御回路102に接続される記録ヘッド101を有する。また、MFP100は、機構制御回路109に接続されるヘッドキャリッジモータ105、搬送モータ106、およびセンサ類108を有する。
ASIC110は、CPU(Central Processing Unit)111と、読取制御部121と、を含み、MFP100の各部の動作を全体的に制御する。CPU111は、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)形態の中央演算処理部であり、プログラムの実行やハードウェアの起動により、MFP100全体の動作を制御する。読取制御部121は、CIS(Contact Image Sensor)モジュールなどのイメージセンサや、後述するAFE(Analog Front End)の駆動の制御を行う。また、読取制御部121は、イメージセンサにおける信号(電荷)の蓄積時間の制御を行う。詳細については後述する。
ROM112は、ASIC110が実行する処理手順に対応したプログラムを記憶する。RAM113は、CPU111のワークエリアとして用いられたり、ASIC110が処理手順を実行するためのパラメータや画像データを一時保存したりする。EEPROM114は、MFP100の電源オフ時にも記録ヘッド101の状態を保存する。メモリカード115は、デジタルカメラ等で撮影した画像データなどを保存する。
操作部116は、ユーザが種々の操作を行うためのものであり、例えば、ハードキー、および、ユーザに種々の情報を提示(通知)するための表示部などを含む。表示部としては、例えば、タッチパネルからなるものが挙げられる。また、音声発生器等を備え、音響情報に基づく音響(ブザー、音声等)を出力することによってユーザに種々の情報の提示を行うことができるようにしてもよい。
さらに、I/F117およびI/F119は、外部装置とのインタフェースである。I/F117を介して、例えば、PC(Personal Computer)118が接続される。また、I/F119を介して、例えば、デジタルカメラ、光ディスク等の外部装置120が接続される。I/F117およびI/F119を介して、MFP100と外部装置との間で画像データの入出力を行うことができる。
記録ヘッド制御回路102は、記録ヘッド101を電気的に制御し、画像データに基づいてインクを吐出させるための駆動パルスを生成する。スキャナユニット103は、画像を読取るいわゆる読取ユニットである。スキャナユニット103の構成については、詳細は後述する。
機構制御回路109は、各種モータ及びセンサを制御管理する回路である。ヘッドキャリッジモータ105は、ヘッドキャリッジを移動させるモータである。なお、ヘッドキャリッジは、記録ヘッド101と、各色のインクタンクとを搭載し、ヘッドキャリッジを支えるシャフトに沿って搬送方向と直交する方向に移動しながら、インク液滴を記録紙に吐出して記録を行う。なお、本実施形態では、ヘッドキャリッジを搬送方向と交差する方向に搬送させる記録部を例に挙げて説明したが、記録部は、これに限定されるものではなく、例えば、搬送方向に沿って各色のノズル列を有するラインヘッドを有するものであってもよい。搬送モータ106は、記録媒体を搬送するためのモータである。センサ類108は、記録部やスキャナ部の動作状態を監視するためのセンサ類である。
<スキャナユニットの説明>
図2は、スキャナユニット103の構成を説明する図である。CISモジュール300は、コンタクトイメージセンサおよび原稿を照明するためのLED(Light Emitting Diode)光源を搭載したモジュールである。白色基準板200は、シェーディング補正、調光処理などを行うための白色基準板である。DCモータ351は、CISモジュール300の駆動源となるモータである。シャフト204は、CISモジュール300を移動させるためのシャフトである。圧板203は、原稿台ガラス202に置かれた原稿の画像データを読み取る際にLED光源以外の光を遮光するための圧板である。白色基準板200は、原稿台ガラス202に貼着されている。CISモジュール300およびDCモータ351は、フラットケーブル等のケーブル(不図示)により、ASIC110、ROM112、RAM113等が実装される回路基板(不図示)に接続される。CISモジュール300は、DCモータ351の駆動によってシャフト204に沿って第一の方向(副走査方向)に移動制御される。また、CISモジュール300は、第一の方向と交差する第二の方向(主走査方向)に延在して配置されている。CISモジュール300は、第二の方向(主走査方向)における原稿読取領域の一端から他端までの領域を読み取りながら第一の方向(副走査方向)に移動する。このようにしてCISモジュール300は、第一の方向に1ラインごとに原稿読取領域の原稿画像を読み取る。
<画像読取装置の構成の説明>
図3は、MFP100の画像読取装置として機能する構成に関連する電気構成を説明する図である。スキャナユニット103は、CISモジュール300、AFE303、駆動部350、およびモータドライバ353を含む。ASIC110の読取制御部121は、読取信号処理部400、LED制御部401、エンコーダ処理部402、モータ制御部403、水平同期信号(SH)生成部404、およびセンサ制御部405を有する。センサ制御部405は、カウンタ406を有する。
CISモジュール300は、ライン状に配置されたイメージセンサ301、および、原稿に光を照射するための光源としてのLED302などを含む構成である。LED302は、光の3原色に対応してR色(Red)LED、G色(Green)LED、B色(Blue)LEDを含むように構成されている。CISモジュール300は、原稿読取動作の際に、LED302を原稿に照射する。イメージセンサ301には、フォトダイオード(受光素子)を含む受光画素がライン状に複数並んで配置されている。イメージセンサ301は、原稿面から反射した光をフォトダイオードで光電変換した電荷を所定時間蓄積し、電圧変換してから画像信号として出力する。本実施形態においてイメージセンサ301は、読取制御部121から入力される、蓄積の開始を指示する制御信号(トリガー信号ともいう)と、蓄積の終了を指示する制御信号と、に基づいて、蓄積時間を制御する。詳細については後述する。
CISモジュール300から出力された画像信号は、AFE(Analog Front End)303に入力される。AFE303は、入力された画像信号をサンプリングし、ゲイン&オフセット調整などしてからアナログ-デジタル変換(A/D変換)を行い、ASIC110の読取信号処理部400へ出力する。読取信号処理部400は、入力された画像信号のパッキング、画像信号のシェーディング補正、および色補正などの画像処理を行う。
駆動部350は、DCモータ351およびエンコーダ352などを含む構成である。DCモータ351は、原稿読取領域において第一の方向(副走査方向)にCISモジュール300を走査する駆動源である。エンコーダ352は、例えば光学式のロータリーエンコーダである。DCモータ351が所定数回転する(すなわち、CISモジュール300が副走査方向に一定距離走査される)と、エンコーダ352からエンコーダパルスが出力される。エンコーダパルスは、DCモータ351の回転数に応じて出力されるものであり、DCモータ351の駆動量、すなわち、CISモジュール300が移動する移動量を検出するためのである。エンコーダパルスは、エンコーダ処理部402に入力される。エンコーダ処理部402は、エンコーダパルスをカウントし、1ラインに相当するカウント数に達したらラインスタートパルスを生成する。このラインスタートパルスの間隔は、1ラインの読取時間(ラインタイム)に相当する。また、CPU111はエンコーダ処理部402で求められる位置情報(エンコーダパルスのカウント数)と速度情報(パルス間隔)とを用いて、目標速度で走査できるようにモータ制御部403にフィードバック制御をかける。モータ制御部403は、モータドライバ353からDCモータ351に供給する電流のPWM(Pulse Width Modulation)制御を行う。
<タイミングチャートの説明>
図4は、本実施形態におけるイメージセンサ301に対する蓄積制御およびイメージセンサ301の動作タイミングを説明するタイミングチャートを示す図である。以下、図3および図4を用いて説明する。エンコーダパルスは、駆動部350のエンコーダ352で生成され、エンコーダ処理部402に入力される。エンコーダ処理部402は、エンコーダパルスの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ、または両エッジのいずれかでカウントアップするカウンタ(エンコーダカウンタ)を有している。エンコーダ処理部402は、エンコーダパルスが、予めレジスタ等で設定した1ラインに相当するカウント数に達したら、ラインスタートパルスを出力する。図4では、立ち上がりエッジを6カウントした場合、ラインスタートパルスを出力する例を示している。ラインスタートパルスは、エンコーダ処理部402からSH生成部404に入力される。エンコーダパルスおよびラインスタートパルスは、DCモータによってCISモジュール300が移動制御される移動量を検知するために用いられる。
ここで、DCモータ351の速度は、コギング等により変動することがある。DCモータ351の速度が変動すると、ラインスタートパルスは、一定間隔で出力されなくなる。本実施形態では、このような一定間隔で出力されないようなラインスタートパルスが生じる場合において、イメージセンサ301に対する蓄積制御を適切に行うことを可能とするものである。
SH生成部404に入力されたラインスタートパルスは、SH生成部404において、水平同期信号(SH)として、所定の数に逓倍される。図4では、3逓倍されている例を示している。本実施形態においてイメージセンサ301は、モノクロのラインセンサが用いられる。このため、カラー読取時においてはG色(Green)→B色(Blue)→R色(Red)の線順次にLED302を点灯させイメージセンサ301の電荷蓄積を行うので、3逓倍としている。なお、逓倍数はこれに限られるものではない。逓倍数は、レジスタ等で設定することができる。
SH生成部404は、先ずラインスタートパルスが入力されたタイミングで水平同期信号(SH)を生成する(図4の”a”の部分の信号に相当)。次にSH生成部404は、水平同期信号(SH)の周期(読取周期)(Th)が経過した後に、水平同期信号(SH)を生成する(図4の”b”の部分の信号に相当)。次にSH生成部404は、水平同期信号(SH)の周期(Th)が経過した後に水平同期信号(SH)を生成する(図4の”c”の部分の信号に相当)。さらに、SH生成部404は、次のラインスタートパルスが入力されるタイミングで水平同期信号(SH)を生成する(図4の”d”の部分の信号に相当)。なお、水平同期信号(SH)の周期(Th)は、レジスタ等で設定することができ、イメージセンサ301の電荷蓄積及び出力に必要な時間を最低限確保できるような周期に設定される。後述するように、この水平同期信号(SH)は、読取制御に用いられる読取同期信号である。生成された水平同期信号(SH)は、読取信号処理部400、LED制御部401、およびセンサ制御部405に入力される。
以下、図4の”a”の部分の水平同期信号が生成される時点から”b”の部分の水平同期信号が生成される時点までの期間を、a-b区間と呼ぶ。同様に、図4の”b”の部分の水平同期信号が生成される時点から”c”の部分の水平同期信号が生成される時点までの期間をb-c区間と呼ぶ。また、図4の”c”の部分の水平同期信号が生成される時点から”d”の部分の水平同期信号が生成される時点までの期間をc-d区間と呼ぶ。
図4のa-b区間は、G色の蓄積区間であり、かつ、前周期(図4では不図示の前ライン)で蓄積されたR色の出力区間である。図4のa-b区間においてLED制御部401は、SH生成部404から出力された水平同期信号(SH)に同期し、G色のLED302を一定時間点灯する。図4のb-c区間は、B色の蓄積区間であり、かつ、前周期(図4のa-b区間に対応する周期)で蓄積されたG色の出力区間である。図4のb-c区間においてLED制御部401は、水平同期信号(SH)に同期し、B色のLED302を一定時間点灯する。図4のc-d区間は、R色の蓄積区間であり、かつ、前周期(図4のb-c区間に対応する周期)で蓄積されたB色の出力区間である。図4のc-d区間においてLED制御部401は、水平同期信号(SH)に同期し、R色のLED302を一定時間点灯する。LED302各色の点灯時間は調光制御により決まる。調光制御は一般的な制御であるため説明は省略する。
読取信号処理部400は、水平同期信号(SH)の入力に応じてライン毎に各種の画像処理を行う。
センサ制御部405はカウンタ406を有する。水平同期信号(SH)が入力されると、センサ制御部405は、カウンタ406をリセットし、不図示の内部クロックと同期してカウンタ406のカウントアップを開始する。カウンタ406がレジスタ等で指定されているカウント値になると、センサ制御部405は、イメージセンサ301の蓄積制御トリガー(TR)となるトリガー信号を生成する。例えば、センサ制御部405は、図4に示すように、蓄積開始パルス及び蓄積終了パルスを生成する。蓄積開始パルス及び蓄積終了パルスは、水平同期信号(SH)の1つの周期(Th)においてそれぞれ生成される。生成された蓄積制御トリガー信号は、イメージセンサ301へ出力される。
図4の蓄積制御トリガー(TR)信号について説明する。センサ制御部405に水平同期信号が入力されると、センサ制御部405は、カウンタ406をリセットする。例えば、カウンタ406のカウント値=0になる。センサ制御部405は、カウント値=0になると、イメージセンサ301の蓄積制御トリガー(TR)をHiにドライブする。そして、カウント値=2にカウントアップされたとき、センサ制御部405は、イメージセンサ301の蓄積制御トリガー(TR)をLoにドライブする。このような制御により、センサ制御部405は、蓄積開始パルス(第一のトリガー信号)を生成する。イメージセンサ301は、蓄積開始パルスに同期して、前周期の受光画素の電荷をリセットし、受光画素の電荷蓄積を開始する。またイメージセンサ301は、この蓄積開始パルスに同期して、前周期においてイメージセンサ301が有する記憶メモリ(不図示)に記憶された画像信号をAFE303へ出力する。
センサ制御部405は、蓄積開始パルスを生成した際に用いた水平同期信号(SH)に基づき、この水平同期信号(SH)のタイミンから所定時間後(一定の時間経過後)に、蓄積終了パルスを生成する。所定時間はカウンタ406のカウント値で設定できる。本実施形態でセンサ制御部405は、カウンタ406のカウント値が3000になった後に、蓄積終了パルスを生成する。具体的には、センサ制御部405は、カウント値=3000にカウントアップされたときイメージセンサ301の蓄積制御トリガー(TR)をHiにドライブする。そして、センサ制御部405は、カウント値=3001にカウントアップされたときイメージセンサ301の蓄積制御トリガー(TR)をLoにドライブする。このような制御により、センサ制御部405は、蓄積終了パルス(第二のトリガー信号)を生成する。イメージセンサ301は、蓄積終了パルスに同期して、蓄積した電荷を電圧変換し、イメージセンサ301が有する記憶メモリ(不図示)に転送する。なお蓄積終了パルスは、イメージセンサ301の電荷蓄積時間を十分確保し、かつ、水平同期信号(SH)の入力と衝突しないタイミングで生成される。蓄積制御トリガー(TR)やイメージセンサ301の動作は、水平同期信号(SH)のa-b区間、b-c区間、c-d区間で同様である。なお、蓄積終了パルス後にイメージセンサ301の受光画素に電荷が蓄積されていたとしても、次周期の蓄積開始パルスに同期して、蓄積されている電荷はリセットされることになる。
これまで、特にc-d区間においては、次周期の水平同期信号(SH)(図4記載のdに相当)の入力が、エンコーダ352から出力された信号に同期したものであるので、モータの速度変動によって蓄積時間が一定とならない場合があった。この結果、読み取りラインごとにイメージセンサ301から出力される画像信号に出力変動が生じてしまう場合があった。本実施形態によれば、蓄積開始パルスと蓄積終了パルスとの間隔を読取ライン毎で固定にすることができる。すなわち、イメージセンサ301の蓄積時間を固定することができる。このため、読取ライン毎のダーク成分の変動を抑制することが可能となり、画質の向上を実現できる。
このように、蓄積開始パルス(第一のトリガー信号)は、水平同期信号に同期してカウンタ406のカウンタ値が0になった場合に生成されている。すなわち、蓄積開始パルス(第一のトリガー信号)は、水平同期信号に同期して生成される。つまり、本実施形態では、水平同期信号に同期してイメージセンサ301での蓄積が開始されるものの、その蓄積を終了する制御が蓄積終了パルスに応じてイメージセンサ301で行われる。このため、DCモータ351の速度に変動が生じたとしても、イメージセンサ301で電荷が蓄積される期間は一定に制御されるので、暗電流によるダーク成分の変動を抑制することができる。
なお、図4に示すように、図4の各周期(Th)に対応する蓄積開始パルスと蓄積終了パルスとの間の期間は、第一の読取周期の始点に対応する水平同期信号と第一の読取周期の次の第二の読取周期の始点に対応する水平同期信号との間の期間よりも短い。このため、ラインスタートパルスのモータ速度変動による水平同期信号の周期変動が生じても、イメージセンサ301の電荷の蓄積時間を十分に確保することができるので、電荷の蓄積期間を一定に制御することができる。また、本実施形態では、センサ制御部405からイメージセンサ301に対して蓄積制御トリガー(TR)信号が出力される信号線(出力線)は、1つの信号線である。そして、蓄積開始パルスと蓄積終了パルスとのパルス幅を異ならせることで、イメージセンサ301において蓄積開始パルスと蓄積終了パルスとを識別可能にしている。すなわち、本実施形態では、第一のパルス幅の蓄積開始パルス(第一のトリガー信号)と、第一の幅と異なる第二のパルス幅の蓄積終了パルス(第二のトリガー信号)とが、蓄積制御トリガー(TR)信号が出力される信号線で順次出力される。図4に示すように、蓄積開始パルスと蓄積終了パルスとは、交互に出力される。センサ制御部405から順次出力された蓄積開始パルスと蓄積終了パルスとは、信号線を通じて、イメージセンサ301に順次入力される。このような構成によれば、新たな制御用の信号線を増やすことなく、イメージセンサ301で電荷が蓄積される期間を一定に制御することが可能となる。
<フローチャートの説明>
図5は、本実施形態におけるセンサ制御部405の処理の流れを説明するフローチャートである。ステップS501においてセンサ制御部405は、SH生成部404で生成された水平同期信号(SH)を入力する。そして、センサ制御部405は、水平同期信号(SH)に同期して、蓄積開始パルスを生成してイメージセンサ301に出力する。具体的には、センサ制御部405は、水平同期信号(SH)が入力されると、カウンタ406をリセットする。そして、カウンタ406の値に応じたパルスをイメージセンサ301に出力する。ステップS502においてセンサ制御部405は、所定期間待機する。すなわち、カウンタ406の値が所定の値になるまで待機する。ステップS503においてセンサ制御部405は、カウンタ406の値が所定の値になった場合、蓄積終了パルスを生成してイメージセンサ301に出力する。この処理を、処理が終了(S504でYES)するまで、繰り返し行う。
図6は、本実施形態におけるイメージセンサ301の処理の流れを説明するフローチャートである。ステップS601においてイメージセンサ301は、蓄積開始パルスが入力されるまで待機する。蓄積開始パルスが入力されない場合(S601でNO)において、処理の終了が指示された場合(S607でYES)には、処理を終了する。
蓄積開始パルスの入力を検知すると、イメージセンサ301は、ステップS602に進む。ステップS602においてイメージセンサ301は、前周期で受光した電荷をリセットする。そして、ステップS603においてイメージセンサ301は、記憶メモリに記憶されている前周期の電荷(画像信号)をAFE303に出力する。そして、ステップS604においてイメージセンサ301は、現周期の電荷の蓄積を開始する。現周期の電荷の蓄積は、蓄積終了パルスが入力されるまで行われる。
ステップS605においてイメージセンサ301は、蓄積終了パルスの入力を検知すると(ステップS605のYES)、ステップS606に進む。ステップS606においてイメージセンサ301は、現周期で蓄積された電荷を記憶メモリに記憶する。そして、ステップS601に戻り、処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態によれば、回転速度に変動が生じ得るDCモータを用いたとしても、イメージセンサにおける信号の蓄積時間を一定に保つことができる。すなわち、イメージセンサにおける信号の蓄積時間の変動を抑制することができる。このため、読取ライン毎のダーク成分(暗電流)の変動を抑制することが可能となる。また、本実施形態によれば、センサから出力されるデータは、ダーク成分の変動が抑制されたデータであるので、後段の読取信号処理部400において、蓄積時間の変動に応じたシェーディング補正用の補正データを保持する必要がなくなる。また、本実施形態によれば、蓄積制御トリガー信号を1つの信号出力線を通じてイメージセンサ301に出力している。このため、イメージセンサの制御信号数を増やさずに、モータの回転速度の変動に起因するイメージセンサにおける信号の蓄積時間の変動を抑制することができる。
<<実施形態2>>
上述した実施形態1においては、CISモジュール300が、DCモータ351による駆動によって第一の方向に移動しながら原稿を読み取る形態を例に挙げて説明した。しかしながら、この形態に限られるものではない。イメージセンサ及び光源を搭載したキャリッジと原稿との第一の方向の相対的な位置をモータによって移動制御することによって原稿の画像をラインごとに読み取る画像読取装置であればよい。例えば、オートドキュメントフィーダー(ADF)によって原稿を読み取る形態に本発明を適用してもよい。ADFでは、CISモジュール300を所定位置に固定し、DCモータを駆動源とする搬送機構によって第一の方向に搬送された原稿をCISモジュール300が走査する。
本実施形態の構成は、実施形態1で説明したものと同様である。例えば、図3の駆動部350をADF用の駆動部として用いればよい。あるいは、図3の駆動部350と同等の駆動部を別個に設けてもよい。例えば、図3の駆動部350を第一の駆動部とした場合、画像読取装置は、第一の駆動部と別のADF用の第二の駆動部をさらに備えてよい。そして、不図示のセレクタによって、エンコーダ処理部402に入力される信号を、使用する読取モードに応じて第一の駆動部と第二の駆動部との間で切り替えればよい。このようにADFを用いる場合においても、実施形態1と同様の処理を行うことで、イメージセンサにおける信号の蓄積時間の変動を抑制することができる。
<<その他の実施形態>>
以上説明した実施形態においては、フルカラー(RGB)で原稿の画像を読み取る場合を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。モノクロで画像を読み取る場合でも、多色で画像を読み取る場合であっても、同様の形態を採用することができる。この場合においても、上述した実施形態と同等の効果を得ることができる。
また、以上説明した実施形態においては、イメージセンサの記憶メモリには1色分の1ラインのデータが記憶される構成を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。複数色分のデータが記憶される構成でもよい。
また、以上説明した実施形態においては、回転速度が変動するモータとしてDCモータを例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。回転速度が変動し得るモータを用いる場合には、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、以上説明した実施形態では、センサ制御部405とカウンタ406とを1つ備えている形態を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。蓄積開始パルス生成ようのセンサ制御部と、蓄積終了パルス生成用のセンサ制御部とをそれぞれ備えていてもよい。また、カウンタもそれぞれの制御部に備えられていてもよい。また、カウント値をカウントアップするためのクロックは、外部のクロックを用いてもよい。また、センサ制御部から出力される蓄積開始パルスを出力する信号線と、蓄積終了パルスを出力する信号線とを別個に備える構成でもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
110 ASIC
300 CISモジュール
301 イメージセンサ
404 SH生成部
405 センサ制御部

Claims (16)

  1. イメージセンサ及び光源を搭載したキャリッジと原稿との第一の方向における相対的な位置がモータによって制御されることによって前記原稿の画像をラインごとに読み取る画像読取装置であって、
    前記モータによる前記第一の方向の駆動量を検知する検知手段と、
    前記検知した駆動量に応じて生成される同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積制御を行うトリガー信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された前記トリガー信号を前記イメージセンサに出力する出力手段と、
    を備え、
    前記生成手段は、
    前記検知した駆動量に応じて生成される第一の同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の開始を指示する第一のトリガー信号を生成し、
    前記第一の同期信号の次に生成される第二の同期信号に依らずに、前記第一の同期信号からの経過時間が所定時間に達したことに基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の終了を指示する第二のトリガー信号を生成し、
    前記イメージセンサは、前記第一のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を開始し、前記第二のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を終了し、
    前記イメージセンサは、
    前記第一のトリガー信号に同期して、蓄積されている電荷をリセットして電荷の蓄積を開始し、かつ、記憶メモリに記憶されている前周期の画像信号を出力し、
    前記第二のトリガー信号に同期して、前記第一のトリガー信号と前記第二のトリガー信号との間に蓄積した電荷を変換した画像信号を前記記憶メモリに読み出すことを特徴とする画像読取装置。
  2. イメージセンサ及び光源を搭載したキャリッジと原稿との第一の方向における相対的な位置がモータによって制御されることによって前記原稿の画像をラインごとに読み取る画像読取装置であって、
    前記モータによる前記第一の方向の駆動量を検知する検知手段と、
    前記検知した駆動量に応じて生成される同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積制御を行うトリガー信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された前記トリガー信号を前記イメージセンサに出力する出力手段と、
    を備え、
    前記生成手段は、
    前記検知した駆動量に応じて生成される第一の同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の開始を指示する第一のトリガー信号を生成し、
    前記第一の同期信号の次に生成される第二の同期信号に依らずに、前記第一の同期信号からの経過時間が所定時間に達したことに基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の終了を指示する第二のトリガー信号を生成し、
    前記イメージセンサは、前記第一のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を開始し、前記第二のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を終了し、
    前記検知手段は、前記第一の方向に一定距離の駆動が行われた場合に検知される第一のパルスをカウントすることで前記駆動量を検知し、
    前記第一のトリガー信号は、前記第一のパルスが1ラインに相当するカウント数に達するごとに生成される第二のパルスを逓倍した読取同期信号に同期して生成されることを特徴とする画像読取装置。
  3. イメージセンサ及び光源を搭載したキャリッジと原稿との第一の方向における相対的な位置がモータによって制御されることによって前記原稿の画像をラインごとに読み取る画像読取装置であって、
    前記モータによる前記第一の方向の駆動量を検知する検知手段と、
    前記検知した駆動量に応じて生成される同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積を制御するトリガー信号を出力する出力線と、を備え、
    前記出力線において、前記同期信号に基づく第一のパルス幅の第一のトリガー信号が出力され、前記第一のトリガー信号の出力に用いられた前記同期信号に基づいて、前記同期信号から所定時間後に前記第一のパルス幅とは異なる第二のパルス幅の第二のトリガー信号が出力され、
    前記イメージセンサは、前記第一のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を開始し、前記第二のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を終了することを特徴とする画像読取装置。
  4. 前記イメージセンサは、
    前記第一のトリガー信号に同期して、蓄積されている電荷をリセットして電荷の蓄積を開始し、かつ、記憶メモリに記憶されている前周期の画像信号を出力し、
    前記第二のトリガー信号に同期して、前記第一のトリガー信号と前記第二のトリガー信号との間に蓄積した電荷を変換した画像信号を前記記憶メモリに読み出すことを特徴とする請求項またはに記載の画像読取装置。
  5. 前記検知手段は、前記第一の方向に一定距離の駆動が行われた場合に検知される第一のパルスをカウントすることで前記駆動量を検知することを特徴とする請求項1又は4に記載の画像読取装置。
  6. 前記第一のトリガー信号は、前記第一のパルスが1ラインに相当するカウント数に達するごとに生成される第二のパルスを逓倍した読取同期信号に同期して生成されることを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  7. 第一の読取周期における前記第一のトリガー信号と前記第二のトリガー信号との間の期間は、前記第一の読取周期の始点に対応する読取同期信号と前記第一の読取周期の次の第二の読取周期の始点に対応する読取同期信号との間の期間よりも短いことを特徴とする請求項2又は6に記載の画像読取装置。
  8. 前記第一のトリガー信号と前記第二のトリガー信号との間隔が、ラインごとに一定であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取装置。
  9. 前記モータはDCモータであり、前記モータの駆動に伴いエンコーダから出力される信号を基に、前記第一の方向の駆動量が検知されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取装置。
  10. 前記画像読取装置は、前記モータによって前記キャリッジを前記第一の方向に駆動制御することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取装置。
  11. 前記画像読取装置は、前記モータによって前記原稿を前記第一の方向に駆動制御することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像読取装置。
  12. イメージセンサ及び光源を搭載したキャリッジと原稿との第一の方向における相対的な位置がモータによって制御されることによって前記原稿の画像をラインごとに読み取る画像読取装置に用いられる前記イメージセンサであって、
    前記モータによる前記第一の方向の駆動量に応じて生成される同期信号に基づいて生成されるトリガー信号を入力する入力手段であって、前記駆動量に応じて生成される第一の同期信号に基づいて生成される第一のトリガー信号を入力し、前記第一の同期信号の次に生成される第二の同期信号に依らずに、前記第一の同期信号からの経過時間が所定時間に達したことに基づいて生成される第二のトリガー信号を入力する、入力手段と、
    第一のトリガー信号に同期して、蓄積されている電荷をリセットして電荷の蓄積を開始し、かつ、記憶メモリに記憶されている前周期の画像信号を出力し、
    前記第二のトリガー信号に同期して、前記第一のトリガー信号と前記第二のトリガー信号との間に蓄積した電荷を変換した画像信号を前記記憶メモリに読み出す制御手段と、を備えることを特徴とするイメージセンサ。
  13. イメージセンサ及び光源を搭載したキャリッジと原稿との第一の方向における相対的な位置がモータによって制御されることによって前記原稿の画像をラインごとに読み取る画像読取装置の制御方法であって、
    前記モータによる前記第一の方向の駆動量を検知するステップと、
    前記検知した駆動量に応じて生成される同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積制御を行うトリガー信号を生成するステップと、
    前記生成されたトリガー信号を前記イメージセンサに出力するステップと、
    を備え、
    前記生成するステップにおいて、
    前記検知した駆動量に応じて生成される第一の同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の開始を指示する第一のトリガー信号を生成し、
    前記第一の同期信号の次に生成される第二の同期信号に依らずに、前記第一の同期信号からの経過時間が所定時間に達したことに基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の終了を指示する第二のトリガー信号を生成し、
    前記イメージセンサは、前記第一のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を開始し、前記第二のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を終了し、
    前記イメージセンサは、
    前記第一のトリガー信号に同期して、蓄積されている電荷をリセットして電荷の蓄積を開始し、かつ、記憶メモリに記憶されている前周期の画像信号を出力し、
    前記第二のトリガー信号に同期して、前記第一のトリガー信号と前記第二のトリガー信号との間に蓄積した電荷を変換した画像信号を前記記憶メモリに読み出すことを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  14. イメージセンサ及び光源を搭載したキャリッジと原稿との第一の方向における相対的な位置がモータによって制御されることによって前記原稿の画像をラインごとに読み取る画像読取装置の制御方法であって、
    前記モータによる前記第一の方向の駆動量を検知するステップと、
    前記検知した駆動量に応じて生成される同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積制御を行うトリガー信号を生成するステップと、
    前記生成されたトリガー信号を前記イメージセンサに出力するステップと、
    を備え、
    前記生成するステップにおいて、
    前記検知した駆動量に応じて生成される第一の同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の開始を指示する第一のトリガー信号を生成し、
    前記第一の同期信号の次に生成される第二の同期信号に依らずに、前記第一の同期信号からの経過時間が所定時間に達したことに基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積の終了を指示する第二のトリガー信号を生成し、
    前記イメージセンサは、前記第一のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を開始し、前記第二のトリガー信号に応じて電荷の蓄積を終了し、
    前記検知するステップでは、前記第一の方向に一定距離の駆動が行われた場合に検知される第一のパルスをカウントすることで前記駆動量を検知し、
    前記第一のトリガー信号は、前記第一のパルスが1ラインに相当するカウント数に達するごとに生成される第二のパルスを逓倍した読取同期信号に同期して生成されることを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  15. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像読取装置の各手段としてコンピュータを動作させるためのプログラム。
  16. イメージセンサ及び光源を搭載したキャリッジと原稿との第一の方向における相対的な位置がモータによって制御されることによって前記原稿の画像をラインごとに読み取る画像読取装置の制御方法であって、
    前記モータによる前記第一の方向の駆動量を検知するステップと、
    前記検知した駆動量に応じて生成される第一の同期信号に基づいて、前記イメージセンサにおける電荷の蓄積開始を指示する第一のトリガー信号を生成して前記イメージセンサに出力するステップと、
    前記第一のトリガー信号に同期して、前記イメージセンサにおいて蓄積されている電荷をリセットして前記イメージセンサにおいて電荷の蓄積を開始し、かつ、前記イメージセンサの記憶メモリに記憶されている前周期の画像信号を取り出すステップと、
    前記第一の同期信号の次に生成される第二の同期信号に依らずに、前記第一の同期信号からの経過時間が所定時間に達したことに基づいて、前記イメージセンサにおいて蓄積されている前記電荷の蓄積終了を指示する第二のトリガー信号を生成して前記イメージセンサに出力するステップと、
    前記第二のトリガー信号に同期して、前記第一のトリガー信号と前記第二のトリガー信号との間に前記イメージセンサにおいて蓄積された電荷を変換した画像信号を前記イメージセンサの記憶メモリに読み出すステップと、
    を備えることを特徴とする画像読取装置の制御方法。
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