JP6277658B2 - 物品輸送用の包装体及び梱包箱 - Google Patents

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Description

本発明は,携帯電話のような精密機器等の物品を輸送するにあたり,輸送時の衝撃を緩衝し,物品を安全に輸送することのできる包装体,及び包装体が収納される梱包箱に関するものである。具体的に説明すると,本発明は,例えば携帯電話を輸送するにあたり,携帯電話の本体と電池とを別々に包装することが可能な包装体などに関するものである。
近年では,携帯電話の普及に伴い,携帯電話の輸送の必要性が増している。例えば,携帯電話の製造メーカから家電量販店や通信事業者の直営店に輸送したり,通信販売を介して携帯電話を購入した消費者の自宅等に直接輸送することもある。また,携帯電話の修理を受け付ける事業者も最近では増えてきており,消費者は修理を依頼する携帯電話を修理事業者に郵送又は宅配し,修理された携帯電話を郵送又は宅配により受け取ることができるようになっている
ところで,携帯電話は衝撃に弱い精密機器であるため,その輸送を行う際には,輸送時に生じる衝撃から携帯電話を十分に保護する必要がある。このため,従来から,例えば特許文献1に示されるような物品運送用の梱包具が提案されている。
特許文献1に記載の梱包具は,ベースボードと,抑えシートとを有し,物品を収納して外箱内に格納する物品運送用梱包具に関する。特許文献1の梱包具では,物品を,ベースボードと抑えシートの間に差込み,両立下り部分の脚部分をベースボードの端縁から下向きに直角に折り曲げた後,底部分を水平に折り返し,さらに立ち上り部分をベースボードの両側縁から上向きに折り返す。これにより,各開口を基端として各折り曲げ線に沿って正確に折曲されて定形に組み上げられ,ベースボードと底部分間には,脚部分の相当する高さの緩衝空間が形成されるようになっている。また,上記の要領で物品を収納した梱包具を外箱に格納したときには,収納物品の両側,すなわち脚部分と外箱内壁間には緩衝空間が形成される。このようにして,立ち上り部分につながる脚部分の両端の三角形の部分には尖端が欠損して平坦面となるため,外箱の内面を損傷させにくくなっている。
再表2008/126199号公報
上記従来の技術のように,携帯電話のような物品をシート部材やフィルム部材により覆って,輸送時に箱体の内部において位置ズレが生じにくくすることは知られている。たしかに,フィルム部材等を利用して物品を厳重に被覆することで,このフィルム等の張力によって,輸送時の衝撃を緩衝することができるため,輸送時における携帯電話の安全を保つことができる。しかしながら,上記のように,例えば携帯電話の修理を依頼する者には梱包作業の経験の乏しい者が多い。このような梱包作業に不慣れな者にとって,引用文献1の技術のようにフィルム等を利用して物品(携帯電話)を梱包する作業は,比較的困難なものとなっていた。また,フィルム等によって物品を厳重に被覆することにより,輸送時における製品の安全性は高まるものの,それを開封する際には,フィルムを引き剥がして物品を取り出す必要があり,物品の開封作業に手間がかかることとなっていた。
また,特にフィルムによって物品を覆う梱包形態の場合,物品を取り出す際には,そのフィルムが破れてしまったり,またフィルムが延びて変形してしまったりする場合が多い。このため,例えば,消費者が,携帯電話を安全性の高い梱包具に詰めて,修理事業者に輸送したとしても,修理事業者が梱包具から携帯電話を取り出す際には,フィルムが破れたり伸びたりすることとなる。従って,修理事業者は,修理後の携帯電話を同じ梱包具を用いて返送することができないという問題が生じていた。
さらに,上記のような従来技術において,例えば携帯電話の本体から電池を取り外した状態で搬送しようとした場合,これらの本体と電池とを同じフィルム内に包装してしまうと,搬送時に互いに接触して傷を付けてしまう恐れがある。このため,携帯電話の本体から電池を取り外した状態で搬送しようとするときには,これらの本体と電池とを別々に包装する作業を行う必要がある。しかしながら,携帯電話の本体と電池とを別々に包装する作業は大変な手間であり,作業の負担が増えるばかりか,包装資材を多く使用する必要があり,コスト的にも負担が大きいものとなっていた。
このため,現在では,衝撃を緩衝して複数の物品を安全に輸送することのできる包装体であって,輸送前に物品を詰め込む作業や,輸送後に物品を取り出す作業が容易である包装体が求められている。また,簡単に複数の物品を別々に包装することができ,包装資材のコストをも抑制することのできる包装体が求められている。
そこで,本発明の発明者は,上記の従来発明の問題点を解決する手段について鋭意検討した結果,物品を収納可能な複数の収納部材を連結して包装体を形成し,この包装体を段ボール箱などの箱体内に梱包して使用するという知見を得た。このように,包装体が複数の収納部材を有していれば,例えば携帯電話の本体や電池といった物品を別々に包装して搬送することが可能となる。そして,本発明者は,上記知見に基づけば,従来技術の課題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。
具体的に説明すると,本発明は以下の構成を有する。
本発明の第1の側面は,複数の物品を同時に包装するための包装体に関する。
本発明の包装体は,物品を独立して収納可能な第1収納部材10と第2収納部材20と,を備える。
第1収納部材10と第2収納部材20のそれぞれは,上板11,21と,下板12,22と,ヒンジ部13,23と,左右の側縁部14,24と,を有している。
ヒンジ部13,23は,上板11,21と下板12,22の一端を連結する。
左右の側縁部14,24は,上板11,21と下板12,22がヒンジ部13,23において折り曲げられて互いに重なりあった状態において,上板11,21と下板12,22を接着するため,接着剤が塗布される。もしくは,左右の側縁部14,24は,超音波接着や,熱接着によって接着される。
なお,第1収納部材10と第2収納部材20は,上板11,21と下板12,22とが接着されていない空間に,物品を収納することができるようになっている。
そして,第1収納部材10と第2収納部材20は,上板11,21又は下板12,22の側縁部14,24から延出した連結部30によって互いに連結されている。
上記構成のように,独立した収納空間を有する第1収納部材10と第2収納部材20とを,連結部30を介して連結させることで,例えば携帯電話の本体と電池などの複数の物品を互いに干渉し合わないように独立して包装することが可能となる。また,第1収納部材10と第2収納部材20とが連結されていることで,同時に使用されるような複数の物品を,極めてコンパクトに収納することができるため,梱包資材の浪費を防止でき,且つ,輸送コストを低減させることができる。
本発明の包装体において,連結部30は,第1収納部材10と第2収納部材20とを,折り重ねることができるように連結していることが好ましい。
上記構成のように,例えば連結部30に折線を形成し,第1収納部材10と第2収納部材20とを2つ折りにして重ねることができるようにすることで,複数の物品をさらにコンパクトに包装及び搬送することができる。
本発明の包装体において,第1収納部材10及び第2収納部材20のそれぞれは,さらに,連結部30とは反対側の側縁部14,24から延出した係合部15,25を,有することが好ましい。これにより,第1収納部材10と第2収納部材20は,連結部30において折り重ねられた状態において,係合部15,25によって係合可能であることが好ましい。
上記構成のように,第1収納部材10と第2収納部材20とを2つ折りにした状態で,互いに係合させることで,輸送時などに第1収納部材10と第2収納部材20が開いて,輸送しにくくなるというような不具合を解消できる。
本発明の包装体において,第1収納部材10と第2収納部材20のうち少なくともいずれか一方のヒンジ部13は,中折線13aと,2つの円弧状の折線13b,13cを有することが好ましい。
中折線13aは,上板11と下板12を2つ折りにして重ね合わせるための直線状の折線である。
1つ目の円弧状の折線13bは,中折線13aよりも上板11側に位置し,上板11側に向かって膨出した円弧状の折線である。
2つ目の円弧状の折線13cは,中折線13aよりも下板12側に位置し,下板12側に向かって膨出した円弧状の折線である。
上記のように,ヒンジ部13に,中折線13aだけでなく,2つの円弧状の折線13b,13cを形成することで,収納部材の収納空間を膨らませることができる。このため,比較的厚みのある物品であっても,収納部材の収納空間に簡単に収納したり取り出したりすることができるようになる。
本発明の第2の側面は,上述した第1の側面に係る包装体を収納した梱包箱に関する。
本発明の梱包箱は,基本的に,上述した第1の側面に係る包装体100と,包装体100を支持する支持体200と,支持体200が収納される箱体300と,を備える。
ここで,支持体200は,下側開口部211が形成された下面210と,上側開口部221が形成された上面220と,を有する。
下面210は,箱体300の底面310の方向に向かって折り曲げられる少なくとも2つの下脚フラップ212を有している
これにより,下面210と上面220との間で包装体100を挟み込んだ状態で,支持体200を箱体300内に収納したときに,下脚フラップ212が,包装体100と箱体300の底面310間の空間を一定に保つようになる。
また,包装体100に包装された物品が,下面210の下側開口部211及び上面220の上側開口部221が形成された位置において,中吊り状態で保持される。
上記構成のように,本発明の梱包箱では,支持体200の下面210と上面220の間で,物品を包装する包装体100を挟み込んで保持するものである。このため,梱包箱内に物品を詰め込む際には,物品を包装体100内に収納し,この包装体100を,支持体200の下面210の上に載せ,その上に支持体200の上面220を重ね合わせた後,支持体200を箱体300内に収納する。このようにして,簡単に物品を梱包できる。反対に,梱包箱内から物品を取り出す際には,支持体200の上面220を取り外して包装体100を取り上げ,この包装体100内から物品を取り出せばよい。しかも,物品は,梱包箱内においては,支持体200によって中吊り状態で保持されているため,輸送時の衝撃が加わりにくくなっている。また,支持体200の下面210と箱体300の底面310の間に生じた空間には,適宜,携帯電話の取扱説明書やその付属品を収納することも可能である。さらには,例えば,包装体100を,硬質なプラスチック製のスリーブパックとして構成することにより,物品の輸送や返送の際に,本発明の梱包箱を繰り返し使用することが可能になる。
本発明の梱包箱において,支持体200の下面210には,下側開口部211の内方に向かって延出する舌片213が形成されていることが好ましい。
これにより,包装体100を下面210に載置したときに,包装体100の第1収納部材10と第2収納部材20との間に,舌片213を挟み込むことが可能であることが好ましい。
上記構成のように,包装体100の第1収納部材10と第2収納部材20との間に,支持体200の舌片213を挟み込むようにすることで,包装体100と支持体200が連結して,包装体100の支持状態が安定する。これにより,包装体100に収納された物品をより安全に搬送することができるようになる。
上述したとおり,本発明によれば,衝撃を緩衝して複数の物品を安全に輸送することのできる包装体であって,輸送前に物品を詰め込む作業や,輸送後に物品を取り出す作業が容易である包装体を提供することができる。また,本発明によれば,簡単に複数の物品を別々に包装することができ,包装資材のコストをも抑制することのできる包装体を提供することができる
図1は,本発明に係る包装体の一実施形態を示す展開図である。 図2は,包装体の例を示す斜視図である。 図3は,包装体に物品を収納した状態の例を示す斜視図である。 図4は,本発明に係る包装体の他の実施形態を示す展開図である。 図5は,本発明に係る梱包箱を構成する支持体の実施形態を示す展開図である。 図6は,梱包体の全体を示した斜視図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正したものも含む。
なお,本願明細書において,「A〜B」とは,「A以上B以下」であることを意味する。
また,「長さ方向」と「幅方向」とは,平面的に互いに直交する方向である。
まず,本発明の第1の側面に係る包装体について説明する
図1は,本発明に係る包装体100の一実施形態を示す平面展開図である。また,図2は,包装体の一実施形態を示す斜視図である。また,図3は,包装体の中に物品を収納した状態を示す斜視図である。これらの図においては,包装体100がプラスチック製のスリーブパックとして構成された例を示している。
図1から図3に示されるように,包装体100は,第1収納部材10と第2収納部材20とが,連結部30を介して,一体的に連結されることで構成されている。
まず,図1に示されるように,第1収納部材10は,第1上板11と,第1下板12とが,第1ヒンジ部13を介して,一体的に連結されていることにより形成されている。同様に,第2収納部材20は,第2上板21と,第2下板22とが,第2ヒンジ部23を介して,一体的に連結されることにより,形成されている。
すなわち,第1収納部材10及び第2収納部材20は,それぞれ,平面状の上板11,21,及び平面状の下板12,22を有する。これらの上板11,21と下板12,22は,一辺が,ヒンジ部13,23を介して連結されている。例えば,図1に示した実施形態において,上板11,21と下板12,22は,その長さ方向の一端が,ヒンジ部13,23を介して連結されたものとなっている。
また,図1に示されるように,上板11,21と下板12,22は,それぞれ,ヒンジ部13,23によって連結された一辺の左右両側に,左右一対の側縁部14,24が形成されている。符号14は,第1収納部材10の第1上板11と第1下板12に形成された第1側縁部14である。また,符号24は,第2収納部材20の第2上板21と第2下板22に形成された第2側縁部24である。また,各側縁部14,24の間には,領域(中央領域)が設けられている。本実施形態において,一対の側縁部14,24は,上板11,21及び下板12,22の長さ方向に沿って延びる領域として形成されている。
また,図1に示されるように,各ヒンジ部13,23には,直線状の中折線13a,23aが形成されている。本実施形態において,中折線13a,23aは,上板11,21及び下板12,22の幅方向に沿って延びる折線となっている。このため,ヒンジ部13,23の中折線13a,23aに従って折り曲げることで,上板11,21と下板12,22が,2つ折りとなって,互いに重ね合わされるようになっている。
ここで,上板11,21と下板12,22の側縁部14,24とに接着剤を塗布して,上板11,21と下板12,22とを重ね合わせることで,上板11,21と下板12,22が,側縁部14,24において結着する。また,側縁部14,24は,超音波接着や,熱接着により結着させることとしてもよい。ただし,側縁部14,24の間の領域には,接着剤が塗布されていない。これにより,図2及び図3に示されるように,上板11,21と下板12,22の間に,例えば携帯電話の本体や電池を収納するための収納空間が形成される。また,上板11,21と下板12,22は,互いに結着されることにより,ヒンジ部13,23が形成されている端部とは反対側の端部に,物品を収納するための開口が形成される。
さらに,図1に示されるように,各上板11,21と各下板12,22のそれぞれには,ヒンジ部13,23によってされた端部とは反対側の端部に,開閉部16,26が形成されている。開閉部16,26は蓋的な役割を担うものであり,各収納部材10,20内に物品を収納するための開口を,自由に開閉することができる。
また,図1に示されるように,第1収納部材10の第1ヒンジ部13と,第2収納部材20の第2ヒンジ部23のうち,少なくとも第1収納部材10の第1ヒンジ部13には,2つの円弧状の折線13b,13cが形成されている。1つ目の円弧状の折線13bは,中折線13aよりも上板11側に位置しており,上板11側に向かって膨出するように湾曲している。他方,2つ目の円弧状の折線13cは,中折線13aよりも下板12側に位置しており,下板12側に向かって膨出するように湾曲している。このように,第1ヒンジ部13は,中折線11aの両脇に2つの円弧状の折線13b,13cを有する。
また,図1に示されるように,少なくとも第1収納部材10において,第1上板11と開閉部16との境界位置には,第1上板11側に向かって膨出する円弧状の折線16aが形成されている。同様に,第1下板12と開閉部16との境界位置には,第1下板12側に向かって膨出する円弧状の折線16bが形成されている。
このように,少なくとも第1収納部材10では,第1上板11と第1下板12のそれぞれについて,互いに対向した位置に,対となる円弧状の折線13b,13c,16a,16bが形成されている。これにより,例えば図2及び図3に示されるように,第1上板11と第1下板12とを重ね合わせて,第1側縁部14において結着させた際に,この左右の第1側縁部14の間の領域が立体的に湾曲して膨らむようになる。このため,第1収納部材10内には,比較的厚みのある物品を収納することができる。
なお,図1〜図3に示した実施形態では,第1収納部材10の第1ヒンジ部13についてのみ円弧状の折線を形成することとしているが,第2収納部材20の第2ヒンジ部23にも,円弧状の折線を形成することも可能である。
図2及び図3に示されるように,第1収納部材10及び第2収納部材20のそれぞれについて,上板11,21と下板12,22を重ね合わせて結着させることで,左右の側縁部14,24の間が膨らんだ状態となる。図2及び図3に示されるように,上板11,21と下板12,22が膨らむことにより,第1収納部材10と第2収納部材20のそれぞれに,立体的な収納空間(ポケット)が形成される。そして,第1収納部材10と第2収納部材20の収納空間内には,例えば携帯電話の本体や電池等の物品Pを,別々に収納することができる。また,第1収納部材10と第2収納部材20について,各開閉部16,26は開閉可能である。このため,各開閉部16,26を開閉することで,物品Pを収納空間内に収納したり,収納空間から物品Pを取り出したりすることができる。
さらに,本発明に係る包装体100は,上述した第1収納部材10と第2収納部材20とを連結する連結部30を有している。例えば,本実施形態において,連結部30は,第1収納部材10の第1上板11の側縁部14と,第2収納部材20の第2上板21の側縁部14とを,連結している。このように,連結部30は,上板11,21又は下板12,22の側縁部14,24から延出するように形成されている。本実施形態において,連結部30は,側縁部14,25から幅方向外側に向かって延出している。このようにして,第1収納部材10と第2収納部材20は,連結部30を介して,一体に連結されている。
さらに,連結部30には,側縁部14,24の長さ方向と一致する方向に沿って延びる直線的な折線31が形成されている。この折線31は,少なくとも1本以上形成されていることが好ましい。図1に示されるように,折線31は,平行した2本の折線であってもよい。
このように,連結部30に1又は複数本の折線31を形成することで,図2及び図3に示されるように,第1収納部材10と第2収納部材20を2つ折りにして,重ね合わせることができる。第1収納部材10と第2収納部材20とが折り畳まれることで,これらによって構成される包装体100をコンパクトにすることができる。
また,図1に示されるように,第1収納部材10及び第2収納部材20のそれぞれは,連結部30とは反対側の側縁部14,24から延出した係合部15,25を,有していることが好ましい。図1に示した実施形態において,第1収納部材10の第1上板11の側縁部14から延出するように,第1係合部15が形成されている。また,第2収納部材20の第2上板21の側縁部24から延出するように,第2係合部25が形成されている。図1に示された実施形態において,第1係合部15は,差込片15aを有し,第2係合部25は,差込孔25aを有している。このため,第1収納部材10と第2収納部材20とを,連結部30に形成された折線31に従って2つ折りにした後,第1係合部15の差込片15aを,第2係合部25の差込孔25aに差し込むことで,第1係合部15と第2係合部25とが互いに係合する。これにより,第1収納部材10と第2収納部材20を重ね合わせた状態が安定する。
また,図4では,上記した図1とは別の実施形態に係る包装体100の展開図を示している。図4では,特に,第1係合部15と第2係合部25の別の実施形態を示している。図4に示された実施形態において,第1係合部15と第2係合部25は,共にスリット(切り込み)15b,25bが形成されている。このため,第1収納部材10と第2収納部材20とを,連結部30に形成された折線31に従って2つ折りにした後,第1係合部15と第2係合部15のスリット15b,25bを互いに噛み合わせることで,第1係合部15と第2係合部25とが係合する。このような実施形態によっても,第1収納部材10及び第2収納部材20を係合させて,第1収納部材10と第2収納部材20を重ね合わせた状態を安定させることができる。
上述した包装体100は,公知の材料で形成することができるが,特にプラスチック製であることが好ましい。例えば,包装体100を形成するプラスチック材料としては,ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂,ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系樹脂,ポリアミド系樹脂,及びポリ塩化ビニル(PVC)系樹脂が挙げられる。また,包装体100は,物品Pをしっかりと保持することができ,且つ,繰り返しの使用にも耐えられる程度の剛性を有していることが好ましい。例えば,包装体100を形成するプラスチック製のシートは,その厚さが,0.1mm〜1mmであることが好ましく,0.2mm〜1mm又は0.3mm〜1mmであることがより好ましく,0.4mm〜1m又は0.5mm〜1mmであることが特に好ましい。また,包装体100を形成するプラスチック材料は,包装体100の内部を視認できるように,透明又は半透明であることが好ましい。
続いて,本発明の第2の側面に係る梱包箱について説明する。
図5は,本発明に係る梱包箱に含まれる支持体200の一実施形態を示す平面展開図である。また,図6は,本発明に係る梱包箱400全体を示す斜視図である。
図6に示されるように,梱包箱400は,包装体100と,支持体200と,箱体300とを含むものである。
図5に示されるように,支持体200は,下面210と上面220とを有している。本実施形態において,下面210と上面220は,共に四角形(長方形)であり,同一の形状及び大きさとなっている。また,下面210の一辺と上面220の一辺は,中央折線230を介して連結されている。中央折線230は,一本の直線状の折線であってもよいし,図5に示すように二本の平行な直線状の折線により形成されていてもよい。また,下面210は,その中央部分に,下側開口部211が形成されている。同様に,上面220は,その中央部分に,上側開口部221が形成されている。これらの下側開口部211と上側開口部221とは,下面210と上面220とを中央折線230において折り畳んで二つ折りにしたときに,一の連通した開口部を形成するように,互いに対応した形状や大きさとなっている。また,下側開口部211と上側開口部221は,例えば,下面210と上面220のそれぞれの面積に対して,30%〜90%,又は50%〜80%程度の開口面積を有していることが好ましい。この下側開口部211と上側開口部221には,それぞれ,図6に示されるように,包装体100の物品を収納する膨らみ部分が嵌り込むようになっている。
また,図5に示されるように,四角形状の下面210には,4辺のうちの2辺以上に,折線を介して,下脚フラップ212が形成されている。図5に示した実施形態において,四角形状の下面210には,中央折線230が形成された1辺を除く他の3辺に,それぞれ,下脚フラップ212が形成されている。各下脚フラップ212は,例えば図5に示されるように略台形状とすればよい。また,図6に示されるように,各下脚フラップ212は,下方に向かって折り曲げることが可能になっている。また,各下脚フラップ212を,下面210に対して垂直に折り曲げたときの高さは,すべて一致していることが好ましい。
また,図5に示されるように,上面220にも,上脚フラップ222が形成されていることが好ましい。すなわち,四角形状の上面220には,4辺のうちの2辺以上に,折線を介して,上脚フラップ222が形成されていることが好ましい。図5に示した実施形態において,四角形状の上面220には,中央折線230が形成された1辺を除く他の3辺に,それぞれ,上脚フラップ222が形成されている。各上脚フラップ222は,例えば図5に示されるように略台形状とすればよい。また,図6に示されるように,各上脚フラップ222は,上方に向かって折り曲げることが可能になっている。また,各上脚フラップ222を,上面220に対して垂直に折り曲げたときの高さは,すべて一致していることが好ましい。
また,図5に示されるように,下脚フラップ212の高さHと,上脚フラップ222の高さHを比較した場合に,下脚フラップ212の高さHの方が,上脚フラップ222の高さHよりも高いものであることが好ましい(H>H)。このように,下脚フラップ212の高さを上脚フラップ222の高さよりも高くすることで,支持体200の下面210の下方の空間が広がり,その空間に,物品の説明書や付属品等を入れやすくなる。また,支持体200の上面220に形成された上脚フラップ222の高さを低くすることで,物品を取り出す際に,上面220を開きやすくなる。例えば,下脚フラップ212の高さHは,上脚フラップ222の高さHに対し,120%〜600%であることが好ましく,150%〜500%,又は200%〜400%であることが特に好ましい。
また,図5に示されるように,支持体200の下面210には,下側開口部211の内方に向かって延出する舌片213が形成されている。図6に示されるように,舌片213は,包装体100を下面210の上に載置したときに,包装体100を構成する第1収納部材10と第2収納部材20との間に挟み込まれる。これにより,包装体100を支持体200の下面210に載置したときの安定性が向上する。舌片213は,例えば,図5に示されるように,支持体200の下面に形成された略コの字型(又は略逆コの字型)の切り込みと,直線状の折線とによって周囲を画定された領域である。このような舌片213は,下側開口部211の内方に向かって延出するように形成することができる。
また,図5に示されるように,上面220には,中央折線230に隣接する2辺に形成された上脚フラップ222と,この中央折線230との間に,当該上脚フラップ222が形成されていない間隙223が設けられている。すなわち,上面220のうち,中央折線230と直交する2辺には,中央折線230から一定の間隙223をおいて,上脚フラップ222が形成されている。この間隙223の長さLは,上脚フラップ222の高さH以上であることが好ましい(L≧H)。例えば,長さLは,上脚フラップ222の高さHに対し,100%〜200%,105%〜150%,又は110%〜130%とすればよい。このように,中央折線230の近傍に上脚フラップ222を形成しない間隙223を設けることで,箱体300内に支持体200を収納した状態であっても,支持体200の上面220のみを,中央折線230を軸として簡単に開くことできる。また,上面220と下面210を繋げたままの状態としておくことができる。
図6は,立体的に組み立てた支持体200の下面210に,包装体100を載置した状態を示している。図6に示されるように,支持体200の下面210に形成された下脚フラップ212は,下方に向かって折り曲げられる。これにより,各下脚フラップ212により下面210が支持され,下面210と地面の間には空間が生じるようになっている。また,支持体200の上面220に形成された上脚フラップ222は,上方に向かって折り曲げられる。また,図6に示されるように,下面210に形成されている下側開口部211には,包装体100が嵌り込む。このとき,包装体100の側縁部14,24が,下面210に直接当接するようになっており,包装体100の側縁部14,24の間の領域が下面210の下側開口部211内に位置している。また,図6に示されるように,下面210と上面220は中央折線230において連結しているため,この中央折線230において上面220を折り曲げることにより,下面210と上面220の間に,包装体100を挟み込むことができる。具体的に説明すると,下面210と上面220の間には,包装体100の側縁部14,24が挟み込まれる。包装体100のうち側縁部14,24の間の領域は,下面210の下側開口部211と上面220の上側開口部221に位置することとなる。これにより,包装体100によって包装されている物品Pは,中吊り状態で保持される。
また,図6は,包装体100が載置された支持体200を,箱体300内に収納する状態を示している。図6に示されるように,箱体300は,基本的に,底面310と,底面310に対面する天面320と,底面310と天面320を繋ぐ側面330を有する。図6に示されるように,箱体300の底面310(天面320)の形状は,支持体200の下面210(上面220)の形状に合わせて,四角形(矩形)であることが好ましい。特に,箱体300内に支持体200を収納したときに,支持体200の下面210及び上面220が,箱体300の側面330に内接するように,箱体300の大きさが設計されていることが好ましい。
また,箱体300としては,例えば図6に示されるように,一般的なJIS規格によるA式箱を利用すればよい。A式箱とは,図6に示されるように,少なくとも天面320が,一対の内フラップ321と,一対の外フラップ322とを重ね合わせることにより形成されるタイプの箱である。なお,底面310については,天面320と同様に,一対の内フラップと一対の外フラップを重ね合わせることにより構成されるものであってもよいし,いわゆるワンタッチ底や地獄底タイプとすることも可能である。また,その他,箱体300としては,JIS規格によるB式や,C式箱,E式箱,N式箱を適宜利用することも可能である。
また,箱体300は一定の高さを有する。すなわち,箱体300の高さは,図6に示されるように,箱体300の側面330の高さHある。このとき,支持体200における下脚フラップ212の高さHと上脚フラップ222の高さHの和は,箱体300における側面330の高さHに対し,80%〜100%,90%〜100%,又は95%〜100%であることが好ましい。すなわち,支持体200における下脚フラップ212の高さHと上脚フラップ222の高さHの和は,箱体300における側面330の高さHと,略等しい(誤差±5%以内である)ことが好ましい。このように,支持体200における下脚フラップ212と上脚フラップ222の高さを,箱体300の高さと一致させることで,支持体200を箱体300内に収納したときに,支持体200が上下に揺れることを防止できる。
また,図6に示されるように,支持体200は,その下面210及び上面220が,箱体300の側面330に内接する状態で収納される。このとき,支持体200の下脚フラップ212と上脚フラップ222は,箱体300の側面330に対し面接触するものであることが好ましい。ここで,面接触とは,フラップの一点のみが接触する点接触や,フラップの先端のみが接触する線接触ではなく,平面と平面とが互いにある程度の面積をもって接触する接触形態をいう。このように,支持体200の下脚フラップ212及び上脚フラップ222が,箱体300における側面330の内面に面接触することで,梱包物の輸送時において箱体300の中で支持体200の位置がずれたり,支持体200が揺れ動いたりすることを防止できる。また,図6に示されるように,支持体200によって包装体100を支持することにより,包装体100内の物品Pが中吊り状態で,箱体300内に梱包されるようになる。被梱包体Pの周囲においては,支持体200がクッションの役割を果たすため,輸送時などにおいて箱体300に外部からの衝撃が加わった場合であっても,その衝撃は物品Pには直接伝わりにくくなっている。従って,本発明の梱包箱10を利用することにより,物品Pを安全に輸送することができる。
以上,本願明細書では,本発明の内容を表現するために,図面を参照しながら本発明の実施形態の説明を行った。ただし,本発明は,上記実施形態に限定されるものではなく,本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
本発明は,携帯電話のような物品を安全に輸送するための包装体や梱包箱に関するものである。このため,本発明は,物品の輸送業や,包装体及び梱包箱の製造業などにおいて好適に利用し得る。
10…第1収納部材 11…第1上板 12…第1下板
13…第1ヒンジ部 13a…中折線 13b…円弧状の折線(上板側)
13c…円弧状の折線(下板側)14…第1側縁部 15…第1係合部
16…第1開閉部
20…第2収納部材 21…第2上板 22…第2下板
23…第2ヒンジ部 23a…中折線 24…第2側縁部
25…第2係合部 26…第2開閉部
30…連結部 31…折線 100…包装体
200…支持体 210…下面 211…下側開口部
212…下脚フラップ 213…舌片 220…上面
221…上側開口部 222…上脚フラップ 223…間隙
230…中央折線
300…箱体 310…底面 320…天面
321…内フラップ 322…外フラップ 30…側面
400…梱包箱

Claims (6)

  1. 物品を収納可能な第1収納部材(10)と第2収納部材(20)と,を備える包装体(100)であって,
    前記第1収納部材(10)及び前記第2収納部材(20)のそれぞれは,
    上板(11,21)と,
    下板(12,22)と,
    前記上板(11,21)と前記下板(12,22)の一端を連結するヒンジ部(13,23)と,
    前記上板(11,21)と前記下板(12,22)が前記ヒンジ部(13,23)において折り曲げられて互いに重なりあった状態において,前記上板(11,21)と前記下板(12,22)が接着される左右の側縁部(14,24)と,を有し,
    前記上板(11,21)と前記下板(12,22)とが接着されていない空間が前記物品の収納空間となり,
    前記ヒンジ部(13,23)とは反対側の端部に前記物品の収納空間に収納するための開口が形成されたものであり,
    前記第1収納部材(10)と前記第2収納部材(20)は,前記上板(11,21)又は前記下板(12,22)の前記側縁部(14,24)から延出した連結部(30)によって互いに連結されており,
    前記連結部(30)は,前記側縁部(14,24)の長さ方向と一致する方向に沿って延びる直線的な平行した2本の折線(31)を有し,前記第1収納部材(10)と前記第2収納部材(20)とを2つ折りに折り重ねることができるように連結している
    包装体。
  2. 前記第1収納部材(10)と前記第2収納部材(20)を2つ折りに折り重ねたときに,前記第1収納部材(10)と前記第2収納部材(20)のそれぞれの前記収納空間が重なる
    請求項1に記載の包装体。
  3. 前記第1収納部材(10)及び前記第2収納部材(20)のそれぞれは,さらに,
    前記連結部(30)とは反対側の側縁部(14,24)から延出した係合部(15,25)を,有し,
    前記第1収納部材(10)と前記第2収納部材(20)は,前記連結部(30)において折り重ねられた状態において,前記係合部(15,25)によって係合可能である
    請求項1又は請求項2に記載の包装体。
  4. 前記第1収納部材(10)の前記ヒンジ部(13)は,
    前記上板(11)と前記下板(12)を2つ折りにして重ね合わせるための直線状の中折線(13a)と,
    前記上板(11)側に向かって膨出した円弧状の折線(13b)と,
    前記下板(12)側に向かって膨出した円弧状の折線(13c)と,を有し,
    前記第2収納部材(20)の前記ヒンジ部(23)は,
    前記上板(21)と前記下板(22)を2つ折りにして重ね合わせるための直線状の中折線(23a)のみから形成されている
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の包装体。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の包装体(100)と,
    前記包装体(100)を支持する支持体(200)と,
    前記支持体(200)が収納される箱体(300)と,を備え,
    前記支持体(200)は,
    下側開口部(211)が形成された下面(210)と,
    上側開口部(221)が形成された上面(220)と,を有し,
    前記下面(210)は,
    前記箱体(300)の底面(310)の方向に向かって折り曲げられる少なくとも2つの下脚フラップ(212)を有し,
    これにより,
    前記下面(210)と前記上面(220)との間で前記包装体(100)を挟み込んだ状態で,前記支持体(200)を前記箱体(300)内に収納したときに,
    前記下脚フラップ(212)が,前記包装体(100)と前記箱体(300)の底面(310)間の空間を一定に保ち,
    前記包装体(100)に包装された物品が,前記下面(210)の下側開口部(211)及び前記上面(220)の上側開口部(221)が形成された位置において,中吊り状態で保持される
    梱包箱。
  6. 包装体(100)と,
    前記包装体(100)を支持する支持体(200)と,
    前記支持体(200)が収納される箱体(300)と,
    を備える梱包箱であって,
    前記包装体(100)は,
    物品を収納可能な第1収納部材(10)と第2収納部材(20)を備え,
    前記第1収納部材(10)及び前記第2収納部材(20)のそれぞれは,
    上板(11,21)と,
    下板(12,22)と,
    前記上板(11,21)と前記下板(12,22)の一端を連結するヒンジ部(13,23)と,
    前記上板(11,21)と前記下板(12,22)が前記ヒンジ部(13,23)において折り曲げられて互いに重なりあった状態において,前記上板(11,21)と前記下板(12,22)が接着される左右の側縁部(14,24)と,を有し,
    前記第1収納部材(10)と前記第2収納部材(20)は,前記上板(11,21)又は前記下板(12,22)の前記側縁部(14,24)から延出した連結部(30)によって互いに連結されており,
    前記連結部(30)は,前記第1収納部材(10)と前記第2収納部材(20)とを,折り重ねることができるように連結しており,
    前記支持体(200)は,
    下側開口部(211)が形成された下面(210)と,
    上側開口部(221)が形成された上面(220)と,を有し,
    前記下面(210)は,前記箱体(300)の底面(310)の方向に向かって折り曲げられる少なくとも2つの下脚フラップ(212)を有し,
    これにより,前記下面(210)と前記上面(220)との間で前記包装体(100)を挟み込んだ状態で,前記支持体(200)を前記箱体(300)内に収納したときに,前記下脚フラップ(212)が,前記包装体(100)と前記箱体(300)の底面(310)間の空間を一定に保ち,前記包装体(100)に包装された物品が,前記下面(210)の下側開口部(211)及び前記上面(220)の上側開口部(221)が形成された位置において,中吊り状態で保持され,
    前記支持体(200)の前記下面(210)には,前記下側開口部(211)の内方に向かって延出する舌片(213)が形成されており,
    前記包装体(100)を前記下面(210)に載置したときに,前記包装体(100)の前記第1収納部材(10)と前記第2収納部材(20)との間には,前記舌片(213)を挟み込むことが可能である
    梱包箱。
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