JP6929051B2 - 梱包容器 - Google Patents

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Description

本発明は、梱包容器に関する。
通信販売などにおいて注文された物品を配送する場合、破損や外傷を防止するため、その物品を段ボール箱などの梱包容器に収納して梱包するのが一般的である。物品を梱包するに際して、梱包効率や配送効率を向上させるため、複数の物品をまとめて梱包容器に収納して梱包するケースが増えている。また、梱包材料費の削減が求められている。
例えば、特許文献1は、平板状のトレイおよびこのトレイ上に載置された精密部品が合成樹脂フィルムで包装されてなる複数の包装体を、緩衝プレートを介在させて合成樹脂製の袋内に順次積載して収納し、この合成樹脂製の袋を段ボール箱に収納して梱包する梱包方法を開示している。また、特許文献2は、箱状の内枠内において、両端が内枠の対向する側面の上部においてそれぞれ固定され、内枠の底部から離間させた宙吊りの状態で波形状に配置された収納シートによって形成された複数のU字形の収納スペースに、複数の物品をそれぞれ収納することができる集合包装箱を開示している。
特開2000−355391号公報 特開2008−87805号公報
ここで、梱包される物品である梱包対象物が、例えば、各種電子部品が実装された回路基板などの精密部品である場合、共に梱包される他の精密部品やその他の収納部材を含む他の収容物との接触が精密部品の破損に繋がるおそれがある。このため、精密部品と他の収容物との接触を未然に防止する必要がある。
しかし、特許文献1が開示する技術では、合成樹脂製の袋内に収納された包装体の精密部品の上部が上積みされた緩衝プレートの下面に接触する可能性が高く、精密部品の破損が懸念されるため、精密部品の梱包方法として適さない。また、特許文献2が開示する技術では、精密部品を縦向きに収納することができるものの、精密部品の表面の大部分が収納スペースを形成する収納シートの内面と直接接触するため、精密部品の外傷などが懸念される。また、運搬中における運搬車両の振動などにより、収納シート内に収納された隣り合う精密部品同士がぶつかり合う可能性が高く、精密部品の破損などが懸念される。このため、特許文献2が開示する技術も精密部品の梱包方法として適さない。さらに、特許文献1および特許文献2が開示する技術では、梱包対象物を梱包するための部材の点数が多く、梱包材料費を削減することが困難である。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、梱包対象物と他の収容物との接触を防止するとともに、梱包材料費を削減することができる梱包容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る梱包容器の一様態は、箱体の容器本体と、平板状で、前記容器本体の一側面に沿って且つ前記一側面から離間して立設して前記容器本体内に配置され、上辺から下辺に向かって、前記下辺から離間した位置まで延在する複数の第1のスリットを有する第1の支持部材と、平板状で、前記容器本体の前記一側面に対向する側面に沿って且つ前記対向する側面から離間して立設して前記容器本体内に配置され、上辺から下辺に向かって、前記下辺から離間した位置まで延在する複数の第2のスリットを有する第2の支持部材と、平板状で、前記容器本体内に立設して配置され、一主面に梱包対象物が固定され、両側辺から離間した位置に下辺から上辺に向かって、前記上辺から離間した位置まで延在する第3のスリットと第4のスリットを有し、前記第3のスリットに前記第1の支持部材の前記第1のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第1のスリットに前記第3のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第4のスリットに前記第2の支持部材の前記第2のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第2のスリットに前記第4のスリットから延在する部分が嵌合して配置された保持部材と、平板状で、前記容器本体内に立設して配置され、両側辺から離間した位置に下辺から上辺に向かって、前記上辺から離間した位置まで延在する第5のスリットと第6のスリットを有し、前記第5のスリットに前記第1の支持部材の前記第1のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第1のスリットに前記第5のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第6のスリットに前記第2の支持部材の前記第2のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第2のスリットに前記第6のスリットから延在する部分が嵌合して配置された、第1の間隔規制部材及び第2の間隔規制部材と、前記第1の間隔規制部材と前記第2の間隔規制部材の間に渡されて、前記第1の間隔規制部材と前記第2の間隔規制部材に係合して前記第1の間隔規制部材と前記第2の間隔規制部材の間隔を保持する固定部材と、を備え、前記保持部材の下辺に、前記保持部材と前記固定部材との干渉を避ける切り欠き形状部が設けられている
本発明によれば、保持部材相互の間隔が第1のスリットの間隔と第2のスリットの間隔で規定される。よって、梱包対象物と他の収容物との接触を防止することができる。また、その構成部材が少ないため、梱包材料費を削減することができる。
本発明の実施形態1に係る梱包容器の斜視図 (A)は保持部材の斜視図、(B)は保持部材に回路基板が固定された状態を示す図 保持部材の斜視図 間隔規制部材および回路基板が固定された複数の保持部材が支持部材に嵌合された状態を示す図 実施形態2に係る回路基板の保持部材への固定手法を説明するための図であり、(A)は回路基板を帯電防止袋に封入する様子を示す図、(B)は回路基板が封入された帯電防止袋が保持部材に固定された状態を示す図 実施形態3に係る支持部材の斜視図 (A)は容器本体に収納する前または容器本体から取り出された後の収容部材の状態を示す図、(B)は収容部材が容器本体に収納された状態を示す図 実施形態4に係る容器本体が縦置きされた状態を示す図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る梱包容器について説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る梱包容器1は、複数の梱包対象物を梱包するための容器である。梱包対象物としては、例えば、他の収容物との接触を防止する必要がある板状の物品が挙げられる。本実施形態では、梱包対象物は、CPU(Central Processing Unit)、ヒートシンク、電解コンデンサなどの各種電子部品が実装された回路基板であるものとして説明する。なお、以下では、各種電子部品が実装された回路基板を、単に「回路基板」と称する。梱包容器1は、図1に示すように、容器本体100と、保持部材200と、間隔規制部材310,320と、支持部材410,420と、固定部材500と、を備える。
容器本体100は、梱包対象物である回路基板CBをはじめ、保持部材200、間隔規制部材310,320、支持部材410,420、固定部材500の収容部材を収容する横長の直方体状の箱体である。容器本体100は、側面部101〜104、蓋部111〜114、底部120、収容空間130を有する。側面部101〜104、蓋部111〜114、底部120は、一枚の段ボールから一体に形成されている。
側面部101〜104は、底部120の四辺からそれぞれ立ち上がる部位であり、容器本体100の側面を構成する。
蓋部111〜114は、側面部101〜104の上端部から連続して設けられた開閉可能な部材である。蓋部111〜114は、開けられた状態において収容空間130に収容部材を収容するための開口を形成し、閉じられた状態において容器本体100の上面を構成する。
底部120は、容器本体100の底面を構成する。底部120は、側面部101〜104の各下端部から連続して設けられた図示しない4つの底蓋が閉じられた状態で接着テープで封止されることにより形成される。
収容空間130は、蓋部111〜114が閉じられた状態において、側面部101〜104および底部120によって画定される内部空間である。収納部材は、収容空間130に収納された後、蓋部111〜114が閉じられ、粘着テープATで封止されて梱包される。
保持部材200は、回路基板CBを保持する平板状の部材である。保持部材200には、両側辺から離間した位置に下辺から上辺に向かって、予め規定された長さの一対のスリット201a,201bが形成されている。これらのスリット201a,201bが、それぞれ、後述する支持部材410,420に嵌合することにより、保持部材200は支持部材410,420に支持される。
また、保持部材200は、図2(A)に示すように、スリット201a,201bに挟まれた領域の下部に、折り曲げ部210を有する。折り曲げ部210の左右両端には、保持部材200の下辺から上辺に向かって、予め規定された長さの切り込み211a,211bが形成され、折り曲げ部210の上端には、切り込み211a,211bの各上端を結ぶ折り曲げ線212が形成されている。折り曲げ線212は、例えば、プレスにより薄肉に形成されたり、ミシン目状の切り込みが施されている。これにより、折り曲げ部210は、折り曲げ線212に沿って保持部材200の主面に対して略直角に折り曲げることができる。
回路基板CBは、例えば、保持部材200の一主面に載置され、折り曲げ部210が回路基板CBの一側面と当接させた状態で、シュリンクフィルムSFを回路基板CBおよび折り曲げ部210を通る保持部材200の外周にわたって巻き付けた後に熱収縮させることにより、保持部材200に密着状態で固定される。これにより、図2(B)に示すように、保持部材200を縦置きにした場合であっても、折り曲げ部210が、シュリンクフィルムSFによる固定の緩みなどに起因して回路基板CBが下方にずれ落ちることを防止するストッパとして機能し、回路基板CBは保持部材200に保持される。
間隔規制部材310,320は、支持部材410,420の立設間隔を規制する平板状の部材である。間隔規制部材310には、図1に示すように、両側辺から離間した位置に下辺から上辺に向かって、予め規定された長さの一対のスリット311a,311bが形成されている。同様に、間隔規制部材320には、両側辺から離間した位置に下辺から上辺に向かって、予め規定された長さの一対のスリット321a,321bが形成されている。間隔規制部材310のスリット311aと間隔規制部材320のスリット321aとが支持部材410に嵌め込まれ、間隔規制部材310のスリット311bと間隔規制部材320のスリット321bとが支持部材420に嵌め込まれることにより、支持部材410,420は、間隔規制部材310,320に支持されて倒れることなく立設した状態が保たれる。
また、間隔規制部材310の下辺中央部には、下辺から上辺に向かって、スリット311a,311bよりも短い長さのスリット312が形成されている。このスリット312が、後述する固定部材500に嵌合することにより、間隔規制部材310は固定部材500によって固定される。また、間隔規制部材320も同様に、その下辺中央部には、下辺から上辺に向かって、スリット321a,321bよりも短い長さのスリット322が形成されている。このスリット322が、後述する固定部材500に嵌合することにより、間隔規制部材320は固定部材500によって固定される。
支持部材410,420は、保持部材200および間隔規制部材310,320を支持するための部材である。支持部材410には、図3に示すように、両側辺から離間した位置に上辺から下辺に向けて、予め規定された長さの複数のスリット411a〜411kが形成されている。これらのスリット411a〜411kを介して保持部材200または間隔規制部材310,320が嵌め込まれることにより、支持部材410は、保持部材200または間隔規制部材310,320を支持する。同様に、支持部材420には、上辺から下辺に向けて、予め規定された長さの複数のスリット421a〜421kが形成されている。これらのスリット421a〜421kを介して保持部材200または間隔規制部材310,320が嵌め込まれることにより、支持部材420は、保持部材200または間隔規制部材310,320を支持する。なお、以下、スリット411a〜411kを総称してスリット411と、スリット421a〜421kを総称してスリット421ということがある。
固定部材500は、間隔規制部材310,320間の間隔を保持するための部材である。固定部材500には、図1に示すように、両側辺から離間した位置に上辺から下辺に向かって、スリット312,322と同程度の長さの一対のスリット501a,501bが形成されている。間隔規制部材310,320が支持部材410,420に嵌め込まれつつ、固定部材500に嵌め込まれることにより、固定部材500は間隔規制部材310,320を固定する。
次に、梱包容器1を用いて回路基板CBを梱包する工程について説明する。
まず、蓋部111〜114が開かれた状態の容器本体100の底部120に、支持部材410を側面部101の内面に沿って、支持部材420を側面部103の内面に沿って、それぞれ、スリット411,421が形成された面を上にして立設して配置する。このとき、図3に示すように、容器本体100内において、支持部材410と支持部材420とが対向する。また、スリット411とスリット421とは、同一のアルファベットが付されたスリット同士が互いに対向する。例えば、支持部材410のスリット411aと支持部材420のスリット421aとが対向するスリット同士である。
また、固定部材500を容器本体100の底部120に、容器本体100の長手方向と平行になるように、スリット501が形成された面を上にして立設して配置する。
支持部材410,420および固定部材500を容器本体100内に配置した後、間隔規制部材310、320を支持部材410,420および固定部材500に嵌め込む。このとき、間隔規制部材310のスリット311aは、最左端のスリット411a(図3参照)を介して支持部材410に嵌め込まれ、スリット411aから延在する部分に嵌合する。また、間隔規制部材310のスリット311bは、最左端のスリット421aを介して支持部材420に嵌め込まれ、スリット421aから延在する部分に嵌合する。同様に、間隔規制部材320のスリット321aは、最右端のスリット411kを介して支持部材410に嵌め込まれ、スリット411kから延在する部分に嵌合する。間隔規制部材320のスリット321bは、最右端のスリット421kを介して支持部材420に嵌め込まれ、スリット421kから延在する部分に嵌合する。さらに、間隔規制部材310のスリット312は、スリット501aを介して固定部材500に嵌め込まれ、スリット501aから延在する部分に嵌合する。また、間隔規制部材320のスリット322は、スリット501bを介して固定部材500に嵌め込まれ、スリット501bから延在する部分に嵌合する。
図4は、理解を容易にするため、支持部材420に間隔規制部材310および回路基板CBが固定された複数の保持部材200が嵌合された状態を示している。
このようにして、容器本体100内において、回路基板CBを保持する保持部材200を収納するための土台が完成する。
土台の完成後、複数の回路基板CBが固定された保持部材200を順次支持部材410,420に嵌め込む。この際、保持部材200のスリット201a,201bを支持部材410,420の対向するスリットを介して嵌め込む。例えば、複数の保持部材200を容器本体100の左側から順次収納する場合、保持部材200のスリット201aを支持部材410のスリット411bを介して支持部材410に嵌め込むとともに、保持部材200のスリット201bを支持部材420のスリット421bを介して支持部材420に嵌め込む。これにより、複数の保持部材200は、支持部材410,420の各主面と直交する方向に平行に収納される。
保持部材200を容器本体100内に収納した後、蓋部111〜114を閉じて粘着テープATなどで封止して梱包が完了する。
以上に述べたように、本実施の形態によれば、梱包容器1は、容器本体100と、回路基板CBを保持する保持部材200と、保持部材200を支持する一対の支持部材410,420を備え、保持部材200には、支持部材410,420と嵌合するためのスリット201a,201bが形成され、支持部材410,420には、保持部材200のスリット201a,201bによる嵌合を案内する複数のスリット411,421が形成されている。これにより、少ない収納部材点数で、容器本体100内に、回路基板CBを保持する複数の保持部材200を、支持部材410,420の各主面と直交する方向に平行に収納することができる。また、容器本体100内に収納される複数の保持部材200相互の間隔は、支持部材410,420にそれぞれ形成された複数のスリット411,421の間隔により規定される。このように、梱包容器1によれば、梱包対象物と他の収容物との接触を防止するとともに、梱包材料費を削減することができる。
(実施形態2)
上記の実施形態1では、回路基板CBを保持部材200に固定する際、回路基板CBを保持部材200の一主面に載置し、折り曲げ部210を回路基板CBの一側面と当接させた状態で、シュリンクフィルムを回路基板CBおよび折り曲げ部210を通る保持部材200の外周にわたって巻き付けた後に熱収縮させた。しかし、回路基板CBを保持部材200に固定する手法は、これに限られない。本実施形態では、回路基板CBを保持部材200に固定する他の手法について説明する。
本実施形態では、図5(A)に示すように、回路基板CBを帯電防止袋AB内に入れて真空封止し、図5(B)に示すように、回路基板CBが封入された帯電防止袋ABを保持部材200に載置した後、帯電防止袋ABの余白部分に粘着テープATを貼るなどして保持部材200に固定する。帯電防止袋ABは、例えば、ポリエチレンに帯電防止剤を添加して作成されたポリエチレン製の袋である。回路基板CBを帯電防止袋AB内に真空封止することにより、塵埃の付着などを防止することができる。このとき、保持部材200の折り曲げ部210を主面に対して略直角に折り曲げておくことにより、保持部材200を縦置きにした場合であっても、折り曲げ部210が、粘着テープATによる固定の緩みなどに起因する回路基板CBの落下を防止することができる。
回路基板CBを保持部材200に固定した後の梱包工程などは、実施形態1と同様である。
(実施形態3)
上記の実施形態1,2では、回路基板CBを容器本体100内に収納する工程として、一旦、容器本体100内で保持部材200を収納するための土台を形成した後、回路基板CBが固定された保持部材200を支持部材410,420に嵌め込むという例を説明した。しかし、梱包作業者や購入者などにとっては、収容部材全体を一度に出し入れできる方が効率的に作業を進めることができる場合がある。本実施形態では、容器本体100から収容部材全体を一度に出し入れできる好適な取り出し手段について説明する。
実施形態3に係る梱包容器2は、実施形態1,2に係る梱包容器1の支持部材410,420に替えて、支持部材610,620を備える。支持部材610は、図6に示すように、支持部材610の上辺両側から連続するコの字形の把手部612が設けられている。スリット611は、実施形態1,2の支持部材410のスリット411と同様である。また、支持部材620にも、図7(A)に示すように、保持部材610と同様、支持部材420の上辺両側から連続するコの字形の把手部622が設けられるとともに、支持部材420のスリット421と同様のスリット621が形成されている。
図7(A)は、容器本体100の収容部材全体を容器本体100に収納する前、または、容器本体100から取り出した後の状態を示す。また、図7(B)は、容器本体100の収容部材全体を容器本体100に収納した状態を示す。把手部612,622は、図7(B)に示すように、容器本体100の内部に折りたたむことができる。このため、容器本体100の蓋部111〜114を閉じる際には、容器本体100内に納めることができる。また、把手部612,622を用いて、容器本体100から収容部材全体を一度に取り出したり、容器本体100から収容部材全体を一度に収納したりすることができる。なお、図7(A),(B)において、実施形態1と同一の部材には、同一の符号が付されている。また、把手部612,622の形状は、コの字形に限られず、支持部材610,620から連続して形成され、且つ、容器本体100の内部に折りたたむことができるものであれば任意である。
(実施形態4)
上記の実施形態1〜3では、運送時などに他の収容部材との接触を防止し得る梱包容器1,2について説明した。本実施形態では、配送後の保管に好適な梱包容器3について説明する。
実施形態4に係る梱包容器3は、実施形態1〜3の容器本体100に替えて、容器本体700を備える。容器本体700は、実施形態1〜3の容器本体100と同様の側面部、底部、収容空間を備えるとともに、蓋部711〜714を備える。なお、図8は、収納部材が収納された容器本体700が縦置きされた状態を示している。蓋部712,714のそれぞれには、側面部との接続辺から対向する端辺に向かって延びる細幅の係止穴712a,714aが形成されている。また、蓋部713には、側面部との接続辺に対向する端辺の両側から連続して設けられた係止片713a,713bが設けられている。容器本体700の開口を閉塞する際、蓋部712,714が容器本体700内部側に閉じられ、蓋部711が容器本体700内部側に閉じられた後、最後に蓋部713が閉じられる。このとき、蓋部713の係止片713aが蓋部714の係止穴714aに挿入されることにより互いに係止する。また、蓋部713の係止片713bが蓋部712の係止穴712aに挿入されることにより互いに係止する。これにより、蓋部711〜714は、容易には開くことはなく、収容物を収納した状態で保管することができる。特に、実施形態4に係る梱包容器3は、内部に収容された回路基板CBが横向きになるように、容器本体700を縦置きで保管する場合に好適である。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明は、例えば、実施の形態及び変形例を適宜組み合わせた形態、それに種々の変更を加えた形態を含む。
1,2,3…梱包容器、100…容器本体、101〜104…側面部、111〜114…蓋部、120…底部、130…収容空間、200…保持部材、201a,201b…スリット、210…折り曲げ部、211a,211b…切り込み、212…折り曲げ線、310,320…間隔規制部材、311a,311b,321a,321b,312,322…スリット、410,420…支持部材、411a〜411k,421a〜421k…スリット、500…固定部材、501a,501b…スリット、610,620…支持部材、611,621…スリット、612,622…把手部、700…容器本体、711〜714…蓋部、712a,714a…係止穴、713a,713b…係止片、AB…帯電防止袋、AT…粘着テープ、CB…回路基板、SF…シュリンクフィルム

Claims (6)

  1. 箱体の容器本体と、
    平板状で、前記容器本体の一側面に沿って且つ前記一側面から離間して立設して前記容器本体内に配置され、上辺から下辺に向かって、前記下辺から離間した位置まで延在する複数の第1のスリットを有する第1の支持部材と、
    平板状で、前記容器本体の前記一側面に対向する側面に沿って且つ前記対向する側面から離間して立設して前記容器本体内に配置され、上辺から下辺に向かって、前記下辺から離間した位置まで延在する複数の第2のスリットを有する第2の支持部材と、
    平板状で、前記容器本体内に立設して配置され、一主面に梱包対象物が固定され、両側辺から離間した位置に下辺から上辺に向かって、前記上辺から離間した位置まで延在する第3のスリットと第4のスリットを有し、前記第3のスリットに前記第1の支持部材の前記第1のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第1のスリットに前記第3のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第4のスリットに前記第2の支持部材の前記第2のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第2のスリットに前記第4のスリットから延在する部分が嵌合して配置された保持部材と、
    平板状で、前記容器本体内に立設して配置され、両側辺から離間した位置に下辺から上辺に向かって、前記上辺から離間した位置まで延在する第5のスリットと第6のスリットを有し、前記第5のスリットに前記第1の支持部材の前記第1のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第1のスリットに前記第5のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第6のスリットに前記第2の支持部材の前記第2のスリットから延在する部分が嵌合し、前記第2のスリットに前記第6のスリットから延在する部分が嵌合して配置された、第1の間隔規制部材及び第2の間隔規制部材と、
    前記第1の間隔規制部材と前記第2の間隔規制部材の間に渡されて、前記第1の間隔規制部材と前記第2の間隔規制部材に係合して前記第1の間隔規制部材と前記第2の間隔規制部材の間隔を保持する固定部材と、を備え
    前記保持部材の下辺に、前記保持部材と前記固定部材との干渉を避ける切り欠き形状部が設けられている、
    梱包容器。
  2. 前記複数の第1のスリットと前記複数の第2のスリットとは、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材の対向する位置に形成されており、
    複数の前記保持部材それぞれの第3のスリットに前記第1の保持部材の一の第1のスリットから延在する部分が嵌合し、前記一の第1のスリットに対向する第2のスリットに前記第4のスリットから延在する部分が嵌合し、
    前記第4のスリットに前記第2の支持部材の前記一の第1のスリットに対向する前記第2のスリットから延在する部分が嵌合し、前記一の第1のスリットに対向する第2のスリットに前記第4のスリットから延在する部分が嵌合する、
    請求項1に記載の梱包容器。
  3. 前記保持部材の前記一主面には、シュリンクフィルムにより前記梱包対象物が固定されている、
    請求項1又は2に記載の梱包容器。
  4. 前記保持部材の前記一主面には、梱包対象物が収容された導電性の袋が固定されている、
    請求項1又は2に記載の梱包容器。
  5. 前記第1と第2の支持部材は、それぞれ、その上辺部に接続され、折り曲げ可能に形成された把手部を備える、
    請求項1からのいずれか1項に記載の梱包容器。
  6. 前記容器本体は、上面を組み合わされて開閉可能に塞ぐ複数の蓋部を備え、
    前記蓋部は、閉状態で互いに係止する係止部を備える、
    請求項1からのいずれか1項に記載の梱包容器。
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