JP2008030841A - 梱包箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】緩衝部材の緩衝能力を下げることなく、外箱の大きさを最小限にできる梱包箱100を提供することを課題とする。
【解決手段】外箱6と、1又は複数の被梱包物を梱包し、外箱6の内部に並べて配置される複数の梱包部材1a、1b、1cとを備える梱包箱100において、複数の梱包部材1a、1bは、梱包箱100に加わった衝撃を吸収して被梱包物を保護するための緩衝部56、65がそれぞれ設けられており、複数の梱包部材1a、1bは、外箱6内部でそれぞれの緩衝部56、65が対向する方向で並べて配置され、それぞれの緩衝部56、65は、端面56a、65aどうしが当たらないように、ずらされて設けられていることとした。これにより、緩衝部56、65の厚み分、外箱6の寸法を小さくできる。
【選択図】図1
【解決手段】外箱6と、1又は複数の被梱包物を梱包し、外箱6の内部に並べて配置される複数の梱包部材1a、1b、1cとを備える梱包箱100において、複数の梱包部材1a、1bは、梱包箱100に加わった衝撃を吸収して被梱包物を保護するための緩衝部56、65がそれぞれ設けられており、複数の梱包部材1a、1bは、外箱6内部でそれぞれの緩衝部56、65が対向する方向で並べて配置され、それぞれの緩衝部56、65は、端面56a、65aどうしが当たらないように、ずらされて設けられていることとした。これにより、緩衝部56、65の厚み分、外箱6の寸法を小さくできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の被梱包物を梱包可能な梱包箱に関する。
一般に、製品又は商品に傷が付くこと等による価値低下防止や安全性等の目的のため、製品又は商品の出荷時や搬送時に、その製品又は商品について梱包されることが行われている。例えば、画像形成装置、電気製品、機械器具、飲食物、雑貨など分野を問わず幅広く行われている。
更に、効率よく製品又は商品を輸送するため複数の被梱包物を1つの単位として、1つの梱包箱としてまとめてしまうことが行われている。例えば、画像形成装置や電気製品の出荷時においては、装置本体だけでなく、同時に使用される説明書や部材を1つの梱包でまとめたり、又、機器のメンテナンスに必要となる消耗品等の複数の部材を1つの梱包でまとめたりすること等、枚挙に暇がなく様々な分野でこのような梱包が行われている。
そこで、このような複数の被梱包物を1つの単位として梱包するものとして、特許文献1に記載の梱包用トレイが提案されている。特許文献1記載の梱包用トレイは、両側部に直立するツマ面と、該ツマ面から側面への折り返し部を設け、折り返し部のそれぞれの端部からツマ面にかけて1箇所又は複数箇所に切り込みを設け、前記ツマ面及び折り返し部を任意高さで折り曲げるようにしている。この構成により、ツマ面を折り返して荷崩れを防止するとともに、包装物の入数が少なくなった高さでツマ面を折り曲げて、再梱包し易いようにしている。
実公昭61−14955号(図4、図5)
特許文献1記載の梱包用トレイでは、上記のような利点を有するものの、緩衝用の部材は一切含まれていないから、外部からの衝撃に弱いという問題がある。尚、特許文献1記載の梱包用トレイは、主として感光紙の梱包を想定しているが、たとえ感光紙であっても、特許文献1記載の梱包トレイを用いれば、感光紙が外部からの衝撃で傷つけられるという問題がある。即ち、緩衝部材で保護したいような被梱包物に対応できない。
更に、一般に、個々の被梱包物を衝撃から守るため、被梱包物を緩衝部材で包み、保護した上で梱包すると、外箱や梱包トレイの寸法が、大きくなる傾向がある。なぜなら、重量物も同梱すると、その重量物は緩衝距離を多くとる必要があり、その重量物の緩衝距離を基準として外箱の寸法が定められるからである。特に、重量物を複数個同梱する場合にその傾向は顕著となる。
そうすると、資材や輸送に要するコストが増大し、効率が悪いという問題がある。一方で、外箱や梱包トレイの寸法を小さくしようとして、緩衝部材の緩衝部を小さくすれば、緩衝能力が減少してしまい、重量物自体の破損の他、同梱されている被梱包物に損傷を与えてしまう可能性があるという問題がある。尚、この事情に対しては、特許文献1記載の梱包用トレイは全く対応できない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、緩衝部材の緩衝能力を下げることなく、外箱の大きさを最小限にできる梱包箱を提供することを課題とする。即ち、衝撃に強く小型化された梱包箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、外箱と、1又は複数の被梱包物を梱包し、前記外箱の内部に並べて配置される複数の梱包部材とを備える梱包箱において、
複数の前記梱包部材は、梱包箱に加わった衝撃を吸収して被梱包物を保護するための緩衝部がそれぞれ設けられており、複数の前記梱包部材は、外箱内部でそれぞれの緩衝部が対向する方向で並べて配置され、それぞれの前記緩衝部は、端面どうしが当たらないように、ずらされて設けられていることとした。
複数の前記梱包部材は、梱包箱に加わった衝撃を吸収して被梱包物を保護するための緩衝部がそれぞれ設けられており、複数の前記梱包部材は、外箱内部でそれぞれの緩衝部が対向する方向で並べて配置され、それぞれの前記緩衝部は、端面どうしが当たらないように、ずらされて設けられていることとした。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上面が開口されていて箱形状をなす梱包トレイと、被梱包物を収納し、前記梱包トレイ上に複数並列配置できるようになっている複数の緩衝部材と、並列配置された複数の前記緩衝部材を、一体とし、その状態で前記梱包トレイに載置可能とし、かつ、前記緩衝部が設けられている結合部材とで、 梱包部材が構成されていることとした。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、前記梱包部材を複数段積み重ね、積み重ねられた複数の前記梱包部材のそれぞれの前記緩衝部が、並べて配置された前記梱包部材の前記緩衝部と、対向するように配置され、それぞれの前記緩衝部は、端面どうしが当たらないように、ずらされて設けられていることとした。
請求項1記載の発明によれば、複数の梱包部材は、それぞれ緩衝部が設けられ、それぞれの緩衝部の端面が当たらないようにずらされているから、緩衝部の厚み分、外箱の寸法を小さくすることができ、梱包箱が最小限の寸法で構成されうる。又、外箱の寸法を小さくするために、緩衝部を設けないようにしたり、小さくしたりすることもなく、緩衝能力を損なわれないから、衝撃に強い梱包箱が提供される。
請求項2記載の発明によれば、被梱包物は緩衝部材により保護され、更に、緩衝能力を有する結合部材で複数の緩衝部材を一体とするから緩衝能力が高くなり、確実に衝撃から被梱包物を保護する梱包箱が提供される。又、一体としたことにより、梱包部材自体の強度を高めることができる。更に、一体としただけであるから、外箱の外寸は、ほとんど大きくせずにすむ。又、複数の被梱包物が一体として梱包箱されているから、梱包作業が容易かつ効率的に行われ、又、開梱時の被梱包物取り出し時もまとめて被梱包物を取り出せるから、効率がよくなる。
請求項3記載の発明によれば、複数段積み重ねた梱包部材の緩衝部とその梱包部材と並べて配置された梱包部材の緩衝部どうしは、端面が当たらないように、ずらされているから、複数の緩衝部材を積み重ねた場合でも、梱包箱の外寸が最小限で構成されうる。しかも、緩衝能力が損なわれることがなく、十分な緩衝能力を有しているから、梱包箱全体の重量が大きくなっても、転倒等による梱包箱の自重による被梱包物の破損は生じない。
以下、本発明に係る梱包部材1a、1b、1cを用いて梱包する場合の実施形態について図1〜11を参照しつつ説明する。但し、本実施形態に記載されている構成、配置、被梱包物等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎず、本発明の範囲はこれに限定されない。
まず、図1を用いて、本発明の実施形態に係る梱包箱100の概略について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る梱包を説明するための概略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態における梱包箱100は、2つの梱包部材1aと1つの梱包部材1b、1つの梱包部材1cと外箱6からなる。ここで、本実施形態では、梱包部材1aはトレイ状であって、複数の被梱包物を収納できる。被梱包物1bは、1又は複数の比較的重量のある被梱包物を収納するためのものである。梱包部材1cは、1本の棒状や円筒形状等の被梱包物を収納する。又、各梱包部材1a〜1cの詳細については、後述する。尚、図1における各部材に設けられた三角形5は、後の組立や梱包のためのものである。設けられた三角形5の方向を目印として一致させることで、容易に梱包部材1を組立てることや梱包が可能となっている。他の図面においても同様にこの三角形5を記している。
梱包箱100には、例えば、段ボールが用いられる。又、外箱6は、各梱包部材1a〜cを収納する前は、上面が開口状態とされている。外箱6の形状は、立方体状のものを用いることができる。梱包箱100は、開口状態の外箱6の内部に、梱包部材1aを2段積み重ねたものと、梱包部材1bと梱包部材1cを積み重ねたものとが、並べて配される。外箱6の開口面の大きさは、梱包部材1aの水平面における大きさと、梱包部材1b、1cを積み重ねた場合における水平面の大きさとを加えたものとほぼ等しい。これは、各梱包部材1a〜cを収容した場合、各梱包部材1a〜cが内部で移動しないようにするためである。
次に、図2〜7を用いて、梱包部材1aについて説明する。
まず、図2を用いて、本発明の実施形態に係る梱包部材1aの概略について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る梱包部材1aの斜視図である。尚、本実施形態における梱包トレイ2は、組み立てられると、前後左右の側壁部21を形成するため、説明の便宜上図2、図3、図4において、側壁の前後左右方向を図示し、梱包トレイ2を以下説明する。
図2に示すように、本実施形態における梱包部材1は、梱包トレイ2、3つの緩衝部材3、及び2つの結合部材4からなる。参考のため、図2では、中央と最も下側に載置された緩衝部材3に、被梱包物を収納した状態を示しており、他の緩衝部材3も同様に、被梱包物を収納できる。このように、梱包トレイ2上に、複数の被梱包物を載置できるようにすれば、同時に複数の被梱包物を運搬でき、梱包時又は開梱時の被梱包物の取り出しが容易となる。
次に、図3及び4を用いて、本発明の実施形態における梱包部材1aに用いられる梱包トレイ2について説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る組立完了後の梱包トレイ2を示す斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係る梱包トレイ2の表面方向からからみた展開図である。
図3に示すように、本実施形態における梱包トレイ2は、組立が完了すれば、上面が開放された状態であって、その底面20は、矩形状である。又、側壁部21が前後左右の4辺に形成されており、側壁部21は、把持部22aを有する前側壁210及び、把持部22bを有する後側壁211と、この前側壁210又は後側壁211とつながるように形成されている左側壁212a、212bと右側壁213a、213bからなる。これらの側壁部21は、後に詳述する緩衝部材3を支持する役割を果たす(図2参照)。
そして、図4に示すように、梱包トレイ2は、組立前では平面上であって、例えば、段ボールの打ち抜き加工によって形成される。そして、図4の破線で示すように、梱包トレイ2を形成するため、複数の折曲部23が形成されている。ここで、各折曲部23について定義する。前後側壁方向と垂直な方向に、折曲部23が形成されており、前側壁210から後側壁211に向けて順に、第1折曲部231、第2折曲部232´、232、第3折曲部233、第4折曲部234、第5折曲部235、235´、第6折曲部236とする。一方、前後側壁方向と平行な方向に、計4本の折曲部23が形成されており、図3における左下の折曲部23を第7折曲部237、左上の折曲部23を第8折曲部238、右下の折曲部23を第9折曲部239、右上の折曲部23を第10折曲部230とする。尚、第2折曲部232と232´は、前後側壁方向と垂直な方向においてずらされて形成されているものの、平行でかつ近傍に形成されているから、これらを併せて第2折曲部と定義し、符号を232と232´と異ならせて区別する。又、第5折曲部235、235´も同様とする。
以下、梱包トレイ2における各部位について説明する。まず、第3折曲部233、第4折曲部234、第7折曲部237、第8折曲部238、第9折曲部239、第10折曲部230に囲まれた領域が、梱包トレイ2が組み立てられた際に、梱包トレイ2の底面20を形成する。
次に、梱包トレイ2には、第3折曲部233よりも後側壁方向であって、第7折曲部237よりも左側壁方向に位置する領域に左側壁形成部24aが備えられている。又、左側壁折返面25aが左側壁形成部24aと第3折曲部233の一部を境として連結されている。
同様に、第4折曲部234よりも前側壁方向であって第8折曲部238よりも左側壁方向に位置する領域に左側壁形成部24bが備えられている。又、左側壁折返面25bが左側壁形成部24bと第4折曲部234の一部を境として連結されている。
又、梱包トレイ2には、第3折曲部233よりも後側壁方向であって第9折曲部239よりも右側壁方向に位置する領域に右側壁形成部26aが備えられている。又、右側壁折返面27aが右側壁形成部26aと第3折曲部233の一部を境として連結されている。
同様に、第4折曲部234よりも前側壁方向であって第10折曲部230よりも右側壁方向に位置する領域に右側壁形成部26bが備えられている。又、右側壁折返面27bが右側壁形成部26bと第4折曲部234の一部を境として連結されている。
そして、第2折曲部232と第3折曲部233と左側壁折返面25aと右側壁折返面27aに囲まれた領域に前側壁形成部28が備えられている。第2折曲部232´から梱包トレイ2の前側壁方向端部までの領域が、前側壁折返面29となっている。そして、前側壁折返面29には、把持部22aを切り起こしにより形成するための切り込み30が入れられている。図4に示すように、この切り込み30は、第2折曲部232の途中から途中までを結ぶようにU字状に入れられている。
同様に、第4折曲部234と第5折曲部235と左側壁折返面25bと右側壁折返面27bに囲まれた領域に後側壁形成部31が備えられている。第5折曲部235´から梱包トレイ2の後側壁方向端部までの領域が、後側壁折返面32となっている。そして、後側壁折返面32には、切り起こしにより把持部22bを形成するための切り込み33が入れられている。図4に示すように、この切り込み33は、第5折曲部235の途中から途中までを結ぶように逆U字状に入れられている。
第1折曲部231及び第6折曲部236は、梱包トレイ2の把持部22a、22bを形成するためのものである。本実施形態では、第1折曲部231又は第6折曲部236から梱包トレイ2における中心方向にある把持部形成折返部34、35は、図3における紙面から見て手前側に折り返される。
尚、図4の矢印で示す間隔Aは、ほぼ同じ長さとなっている。これは正確に梱包トレイ2を組み立てるために必要であるためである。即ち、この間隔Aが同じでないと、各折曲部23に沿って折り曲げることや、梱包トレイ2がきれいに組立てることができない。
次に、梱包トレイ2の組立について説明する。まず、前側壁210部分の組立から説明する。
梱包トレイ2の前側壁210部分の組立においては、まず、第7折曲部237に沿って、左側壁形成部24aと、第9折曲部239に沿って右側壁形成部26aとが、直立状態となるように折り曲げられる。左側壁形成部24a及び右側壁形成部26aが折り曲げられることで、これらに併せて、左側壁折返面25a及び右側壁折返面27aが直立状態とされる。
次に、左側壁折返面25aと左側壁形成部24aと連結している部分における第3折曲部233に沿って、左側壁折返面25aが、折り曲げていない状態の第3折曲部233上にくるように折り曲げられる。同様に、右側壁折返面27aが、折り曲げていない状態の第3折曲部233上にくるように折り曲げられる。これにより、左側壁形成部24aは、梱包トレイ2における左側壁212aを形成し、右側壁形成部26aは、梱包トレイ2における右側壁213aを形成する。
次に、前側壁形成部28及び前側壁折返面29が第3折曲部233に沿って直立するように折り曲げられる。これにより、前側壁形成部28は、梱包トレイ2における前側壁210を形成する。そして、左側壁折返面25aと右側壁折返面27aとは、前側壁形成部28と接している状態である。
次に、前側壁折返面29が、把持部22aを折り曲げないようにして、第2折曲部232´に沿って約180度折り曲げられる。ここで、図5(a)から明らかなように、第2折曲部232、232´の間隔は、右側壁折返面27aと左側壁折返面25aを、前側壁形成部28と折り曲げられた状態の前側壁折返面29との間に挟むために必要である。いわば、この第2折曲部232、232´の間隔が、前側壁210の厚みとなる。段ボール等の梱包用の資材には、一般に折り曲げ前の状態に戻ろうとする弾性があるが、このように挟むことで、左側壁212a及び右側壁213aは、直立するような状態が維持される。尚、把持部形成折返部34を第1折曲部231に沿って折り曲げることは、いずれの段階でなされても組立に特段支障はないが、図5(a)の段階でなされるようにしてもよい。これにより、運搬者は、容易に梱包トレイ2を持ち運ぶことができる(図2参照)。
そして、把持部22aも、第2折曲部232に沿って少なくとも把持部22aが水平となる程度までは、折り曲げ可能となっている。このように把持部22aを折り曲げることで、同じ梱包トレイ2を積み重ねる場合、把持部22aが邪魔になることがなくなる。従って、輸送、運搬等の際に要する空間を最小限のものとすることができる。
尚、ここで後側壁211部分における組立は、前側壁210部分と同様であるが、念のため言及しておく。まず、後側壁211部分の組立は、まず、第8折曲部238に沿って、左側壁形成部24bと、第10折曲部230に沿って右側壁形成部26bとが、直立状態となるように折り曲げられる。次に、左側壁折返面25bと左側壁形成部24bと連結している部分における第4折曲部234に沿って、左側壁折返面25bが、折り曲げていない状態の第4折曲部234上にくるように折り曲げられる。同様に、右側壁折返面27bが、折り曲げていない状態の第4折曲部234上にくるように折り曲げられる。
次に、後側壁形成部31及び後側壁折返面32が第4折曲部234に沿って直立するように折り曲げられる。次に、後側壁折返面32が、把持部22bを折り曲げないようにして、第5折曲部235、235´に沿って約180度折り曲げられる。尚、把持部形成折返部35を第6折曲部236に沿って折り曲げることは、いずれの段階でなされても組立に特段支障はない。更には、把持部22bも、第5折曲部235に沿って折り曲げ可能となっているから、必要に応じて把持部22bを折り曲げることで、同じ梱包トレイ2を積み重ねる場合、把持部22bが邪魔になることがなくなる。
次に、図5に基づき、本発明の本実施形態に用いられる緩衝部材3について説明する。図5(a)及び(b)は、本発明の実施形態に係る緩衝部材3の組立を説明するための斜視図である。
緩衝部材3は、組立前では平面状であって、例えば、段ボールの打ち抜き加工によって形成される。そして、図5(a)及び(b)において破線で示すように、左右方向に2本の緩衝部材折曲部40a、40bが、上下方向に緩衝部材折曲部41a、41bが、それぞれ平行となるように平行に2本ずつ設けられている。そして、緩衝部材3は、紙面からみて手前側に折り曲げられる。即ち、4つの緩衝部材折返面42、43、44、45を折り曲げることで、上面が開口された緩衝部材3が組み立てられる。
そして、図5(b)において、組み立てられた緩衝部材3における緩衝部材折返面42、43、44、45における高さは、それぞれ同等としている。これは、梱包部材1aどうしを積み重ねた場合に、水平を保つようにするためである。
又、本実施形態において、緩衝部材3は、図5(a)に示すように、2箇所において略H字状に切り抜かれている。この2箇所の切り抜き46は、緩衝部材折曲部40a、40bと平行となるように設けられている。更に、切り抜き46は、緩衝部材折曲部41a、41bの間隔よりもやや長くされている。この切り抜き46をすることで、緩衝部材3には4箇所の突部47が形成される。この突部は、緩衝部材折返面42、43、44、45が折り曲げられた際に、足部47´を形成する。そして、この足部47´の左右両端には、後に詳述する結合部材4と嵌め合わせるための嵌合部48が形成されている。尚、略H字状の切り抜き46は、2つとは限られず、1つでもよいし更に複数設けることができる。
次に、緩衝部材3の組立について、説明する。図5(a)に示すように、4つの緩衝部材折返面42、43、44、45が、緩衝部材折曲部40a、40b、41a、41bに沿って折り曲げられる。この場合、その折り曲げに順番はなく、緩衝部材折返面42、43、44、45を順次折り曲げていけばよい。そして、図5(b)に示すように、緩衝部材折返面42、43、44、45が直立するように折り曲げられることで、緩衝部材3が組み立てられる。ここで、4つの緩衝部材折返面42、43、44、45の内、2つの緩衝部材折返面43、45では折曲片49が各2つずつ設けられており、この折曲片49も緩衝機能を果たす。又、上述したように、1つの緩衝部材3につき、足部47´が、本実施形態では4つ形成される。このようにして緩衝部材3の組立が完了する。
次に、図6に基づき、本実施形態に用いられる結合部材4について説明する。図6(a)は、本発明の実施形態に係る結合部材4の表面方向からみた展開図である。図6(b)は、結合部材4の組立完了状態を示す斜視図である。
図6(a)に示すように結合部材4は、組立前では平面上であって、例えば、段ボールの打ち抜き加工によって形成される。そして、図6(a)において破線で示すように、結合部材折曲部50a、50bが、平行に2本設けられている。そして、結合部材4は、2つの結合部材折返面51、52を、結合部材折曲部50a、50bに沿って、紙面からみて手前側に折り曲げられる。このようにして、結合部材4が組み立てられる。
2つの結合部材折返面51、52は、上下方向に対称な形状とされている。又、結合部材折返面51、52には複数の突部53及び凹部54や、段形状部55が設けられる。これは、複数の緩衝部材3を結合部材4により一体とする際に、凹部54と緩衝部材3の嵌合部48が嵌め合わされるためである。又、突部53が、緩衝部材3の緩衝部材折返面42、44を挟むようにして緩衝部材3を支持し、複数の緩衝部材3を一体とする。更に、段形状部55は、被梱包物と接するようになっている。このように、図6に示すように複数の突部53及び凹部54を設けることで、様々な大きさの緩衝部材3を結合し一体化できるようにしている。又、緩衝部材3と結合部材4の大きさを適宜変更すれば、様々な大きさの被梱包物に対応できる。
そして、図6(b)に示すように、本実施形態における結合部材4は、2つの結合部材折返面51、52が、結合部材折曲部50a、50bにそって折り曲げられることで、断面略U字状に組み立てられる。尚、結合部材4は、図6(a)及び(b)に示す形状に限られるものではなく、緩衝部材3や被梱包物により、適宜設計可能である。
次に、図7(a)及び(b)に基づき、本発明の実施形態に係る梱包部材1aの組立について説明する。図7(a)は、複数の緩衝部材3と結合部材4を一体とし、それを上面方向から見た平面図である。図7(b)は、複数の緩衝部材3と結合部材4を一体とした場合の斜視図である。
図7(a)及び(b)に示すように、結合部材4は、隣り合うように並行して載置される複数の緩衝部材3を一体のものとする。本実施形態にあっては、3つの緩衝部材3が上方に配置され、2つの結合部材4が、緩衝部材3と下方から嵌め合わされる。それぞれの緩衝部材3は、図7(a)における左右方向で、略同じ長さとなっている。これは、この後、梱包トレイ2に載置されるから、その大きさを梱包トレイ2と合わせるためである(図2参照)。
そして、結合部材4に設けられた凹部54(図6参照)の幅は、並べて配置されるそれぞれの緩衝部材3の緩衝部材折返面42、44を一緒に嵌め込めるようになっている。このようにして、複数の緩衝部材3を一体化するとともに、設けるべき凹部54の数を少なくできるようにしている。また、各緩衝部材3の足部47´はそれぞれ、結合部材折返面51、52の間に挟まれるようになっている。そのため、本実施形態にあっては、各緩衝部材3の足部47´及び嵌合部48(図5参照)の位置は、結合部材折返面51、52に足部47´が、挟まれるように一致して設けられる。尚、各緩衝部材3と結合部材4を嵌め合わせる作業時に三角形5の方向が一致するようにすれば、誤って嵌め合わせることがなくなり、効率よく作業がなされる。
図7(b)に示すように、結合部材4と緩衝部材3が一体とされた状態では、緩衝部材3は、浮いた状態で保持されているから、被梱包物に対する上下方向の衝撃を緩衝する。又、結合部材4の水平方向における4つの端部は、緩衝部56として、上面方向に伸び上がるように形成されている(図2参照)。この緩衝部56は、並列配置された緩衝部材3を挟み込むようにしていて、確実に緩衝部材3を保持するとともに、主として被梱包物に対する水平方向の衝撃を緩衝する働きを有する。
複数の緩衝部材3と結合部材4を一体とし、この一体とされた状態の緩衝部材3を上述の梱包トレイ2に載置することで、梱包部材1の組立が完了する(図2参照)。梱包トレイ2の前後左右の側壁部21が、複数の緩衝部材3を取り囲むようになっている。即ち、並列配置された緩衝部材3が、梱包トレイ2の前後左右の側壁部21により支持される(図2参照)。
次に、図8を用いて、梱包部材1b及び梱包部材1cについて説明する。図8(a)は本発明の実施形態に係る梱包部材1bの斜視図である。図8(b)は、本発明の実施形態に係る梱包部材1cの斜視図である。
梱包部材1bは、例えば、段ボールからなる。図8(a)に示すように、梱包部材1bは、断面略U字状のフレーム板60と、このフレーム板60を挟み込む2つの緩衝部材61とから構成される。フレーム板60における側板部62a、62bの一方の側板部62bの上縁の一部には蓋部63がつながっている。この蓋部63と側板部62a、62bに囲まれた空間Tに被梱包物が収納されるようになっている。
緩衝部材61は、その底面部64の四隅から緩衝部65が、上方に向けて突設されている。そして、フレーム板60の側板部62a、62bを外側から緩衝部65で挟み込むようにして、フレーム板60と緩衝部材61が一体とされる。本実施形態では、フレーム板60の側板部62a、62bの図8(a)における左右方向の両端付近にそれぞれ緩衝部材61を配しているが、緩衝部材61は、1つだけでもよく、更に、緩衝部材61を追加しても良く、被梱包物の重量や要求される緩衝能力により適宜定められる。
そして、緩衝部材61は図8における奥行き方向に対する衝撃を緩衝する。又、緩衝部材61は、フレーム板60を浮くようにして支持するから、緩衝部材61は上下方向の衝撃も緩衝する。又、フレーム板60の図8における左右両端部は、左右方向の衝撃を緩衝する。即ち、梱包部材1bは、全ての方向からの衝撃を緩衝できるようになっている。
一方、図8(b)に示すように、梱包部材1cは、被梱包物の1つとして棒状又は円筒状等の被収納部材73を梱包するためのものである。梱包部材1cは、例えば、段ボールからなる。梱包部材1cは、1枚の板状の段ボールをその両端において複数回折返して緩衝部71を形成する。又、形成された緩衝部71は、被収納部材73を嵌め込んで収納できるように切り抜かれて嵌込部72が形成されている。尚、図8(b)に示す被収納部材73は、梱包部材1cに収納しやすいように箱に収められている。
次に、図9を用いて、梱包部材1aと梱包部材1bとの組み合わせにおける梱包箱100内での配置について説明する。図9は、本発明の実施形態に係る梱包部材1aと梱包部材1bを並べて配置した場合の平面図である。
図9に示すように、梱包部材1aと梱包部材1bは、梱包部材1aの緩衝部56と梱包部材1bの緩衝部65とが対向するように配置される。そして、図9における左右方向において、梱包部材1aと梱包部材1bのそれぞれの長さは、等しくなっている。これは、この方向における外箱6の寸法を最小化するためであり、又、梱包部材1a又は梱包部材1bが、梱包箱100内部で移動しないようにするためである。
そして、梱包部材1aと梱包部材1bとが並べて配置された場合、梱包部材1aの緩衝部56の端面56aと、梱包部材1bの緩衝部65の端面65aどうしが当たらないようにずらされて設けられている。尚この際、端面56aは、梱包部材1bの側板部62aと接触し、端面65aは梱包部材1aの梱包トレイの右側壁213や、緩衝部材折返面44と当接する。
このように端面56a、65aどうしがずらされているから、緩衝部56、65の厚さ分、図9における上下方向の外箱の寸法も最小化できる。重量物を梱包する場合、即ち、緩衝距離を大きくとるため、緩衝部56、65を大きくしなければならない場合、特に有効である。更に、外箱6の寸法を小さくするために緩衝部56、65を少なくしたり、設けないようにしたりすることがないから、緩衝能力を損なわれない。即ち、本実施形態では、梱包部材1aと梱包部材1bが対向する面で、緩衝部56と緩衝部65が併せて8つも設けられているから、衝撃に強い梱包となっている。
尚、図10に基づき、緩衝部材1aどうしを並べて配置した場合についても述べる。図10は、本発明の実施形態に係る梱包部材1aどうしを並べて配置した場合の平面図である。
基本的な態様は、図9に示した場合と同様である。この場合は、それぞれの緩衝部56が対向する方向で並べて配置され、それぞれの緩衝部56の端面56aどうしが当たらないようになっていて、外箱6の寸法最小化がはかられ、かつ、緩衝能力が高いものとなっている。
次に、図11を用いて、外箱6に梱包部材1a、1b、1cを収納する方法について説明する。図11(a)は、本発明の実施形態に係る収納の最初の段階を示す斜視図、図11(b)は、本発明の実施形態に係る収納の次の段階を示す斜視図である。
まず、最初の段階においては、図11(a)に示すように、梱包箱100における外箱6の内部に梱包部材1aと梱包部材1bが並べて配置される。外箱6の寸法は、梱包部材1aと梱包部材1bがちょうど収まるように最小化されている。又、上述したように、梱包部材1aの緩衝部56と梱包部材1bの緩衝部65が対向する方向で、かつ、その端面56a、65aが当たらないようにずらされて、梱包部材1aと梱包部材が配置される(図9参照)。
次の段階では、図11(b)に示すように、梱包部材1aの上に梱包部材1aを積み重ねる。又、梱包部材1bの上に、梱包部材1cを積み重ねる。この場合、上方に位置する梱包部材1aの緩衝部56は、梱包部材1bの緩衝部65と対向するように、かつ、各々の端面56a、65aがずらされている。又、上方の梱包部材1aの緩衝部56の一部は、梱包部材1cと当接するようにされている。そして、外箱の蓋をしめ、テープ等により封止すれば、梱包が完了する。
ここで、梱包部材1に梱包される部材について、より具体的な例を示す。ここでは、一例として画像形成装置の消耗品等の部材を集合させて梱包する場合について述べる。いわゆるメンテナンスキットと呼ばれるものである。本実施形態では、梱包部材1aは、1つ当たり3つの緩衝部材3を用いている。従って、梱包部材1aは、積み重ねて2つ用いられるから、緩衝部材3に包まれる被梱包物は、少なくとも6つである。又、梱包部材1bには、1つの重量のあるものを、梱包部材1cには、比較的軽量なものを梱包する例を挙げる。
まず、梱包部材1aに梱包される部材としては、図1及び図11において梱包部材1aには蓋80がされているため、不可視であるが、本実施形態では、クリーニングユニットを4つと、現像ローラ等の現像ユニット1つと、転写ローラ等の転写ユニット1つの計6つとしている。
ここで、いずれの部材がいずれの緩衝部材3に収納されるかは、各部材の仕様、大きさ、形状等の要因と、緩衝部材3の大きさ等との兼ね合いで定まるものであり、一定ではない。又、メンテナンスキットとして含むべき被梱包物はこれらに限られず、上記した部材以外のものを梱包しても構わない。
次に、梱包部材1bに梱包される部材としては、例えば、熱源や定着ローラ等からなる定着ユニットのような重量のあるものが挙げられる。定着ユニットは、用紙上に形成されたトナー像を、加圧加熱し定着させるためのものである。通常、画像形成装置では、ユニット化されているから、重量がある。尚、図11(a)では、この重量物を収納した状態を示している。
又、梱包部材1cに梱包される部材としては、画像形成装置に用いられる感光体ドラムや、上記梱包部材1aの梱包において述べた現像ユニット又は転写ユニットなどでもよく適宜選択可能である。
このように、重量物と、比較的軽量の物を集合させて梱包しても、本発明によれば、緩衝能力が高いから、梱包部材1a等に収納された被梱包物が重量物により傷つけられることがない。尚、梱包部材1aには、複数の被梱包物が収納されるから、梱包時における外箱6への収納及び開梱時における被梱包物の取り出しが容易で効率よく行える。
本実施形態では、2つの梱包部材1a、1b、1cを積み重ねているが、外箱6を上下方向に大きくすれば、更に、1又は複数の梱包部材1a、1b、1cを積み重ねることが可能である。又、外箱6を前後左右方向に大きくすれば、梱包部材1a、1b、1cは、更に並列に配置され得る。これらのようにすれば、より多くの被梱包物を集合して梱包することができる。しかも、本実施形態にかかる梱包箱100は、梱包部材11a、1b、1cを複数積み重ねたり、並列に配置したりして全重量が増し、被梱包物に傷、破損が生じやすくなっても、緩衝する能力が高いから、被梱包物を十分に保護することができる。
このように、外箱6と、1又は複数の被梱包物を梱包し、外箱6の内部に並べて配置される複数の梱包部材1a、1b、1cとを備える梱包箱100において、複数の梱包部材1a、1bは、梱包箱100に加わった衝撃を吸収して被梱包物を保護するための緩衝部56、65がそれぞれ設けられており、複数の梱包部材1a、1bは、外箱6内部でそれぞれの緩衝部56、65が対向する方向で並べて配置され、それぞれの緩衝部56、65は、端面56a、65aどうしが当たらないように、ずらされて設けられているようにすれば、緩衝部56、65の厚み分、外箱6の寸法を小さくすることができ、梱包箱100が最小限の寸法で構成されうる。又、外箱6の寸法を小さくするために、緩衝部56、65を設けないようにしたり、小さくしたりすることもなく、緩衝能力を損なわれないから、衝撃に強い梱包箱100が提供される。
又、上面が開口されていて箱形状をなす梱包トレイ2と、被梱包物を収納し、梱包トレイ上に複数並列配置できるようになっている複数の緩衝部材3と、並列配置された複数の緩衝部材3を、一体とし、その状態で梱包トレイ2に載置可能とし、かつ、緩衝部56が設けられている結合部材4とで、梱包部材1aが構成されるようにすれば、被梱包物は緩衝部材3により保護され、更に、緩衝能力を有する結合部材4で複数の緩衝部材3を一体とするから緩衝能力が高くなり、確実に衝撃から被梱包物を保護する梱包箱100が提供される。又、一体としたことにより、複数の梱包部材1a自体の強度を高めることができる。更に、一体としただけであるから、外箱6の外寸は、ほとんど大きくせずにすむ。又、複数の被梱包物が一体として梱包されているから、梱包作業が容易かつ効率的に行われ、又、開梱時の被梱包物取り出し時もまとめて被梱包物を取り出せるから、効率がよくなる。
又、梱包部材1aを複数段積み重ね、積み重ねられた複数の梱包部材1aのそれぞれの緩衝部56を、並べて配置された梱包部材1bの緩衝部65と、対向するように配置し、それぞれの緩衝部56、65は、端面56a、65aどうしが当たらないように、ずらされて設けられているようにすれば、複数の緩衝部材1aを積み重ねた場合でも、外箱6の寸法が最小限で構成されうる。しかも、緩衝能力が損なわれることがなく、十分な緩衝能力を有しているから、梱包箱100全体の重量が大きくなっても、転倒等による梱包箱100の自重による被梱包物の破損は生じない。
本発明は、梱包箱において利用可能である。
100 梱包箱
1 梱包部材(1a、1b、1c)
2 梱包トレイ
3 緩衝部材
4 結合部材
6 外箱
56 緩衝部(梱包部材1a)
56a 端面(梱包部材1a)
65 緩衝部(梱包部材1b)
65a 端面(梱包部材1b)
1 梱包部材(1a、1b、1c)
2 梱包トレイ
3 緩衝部材
4 結合部材
6 外箱
56 緩衝部(梱包部材1a)
56a 端面(梱包部材1a)
65 緩衝部(梱包部材1b)
65a 端面(梱包部材1b)
Claims (3)
- 外箱と、1又は複数の被梱包物を梱包し、前記外箱の内部に並べて配置される複数の梱包部材とを備える梱包箱において、
複数の前記梱包部材は、梱包箱に加わった衝撃を吸収して被梱包物を保護するための緩衝部がそれぞれ設けられており、
複数の前記梱包部材は、外箱内部でそれぞれの緩衝部が対向する方向で並べて配置され、それぞれの前記緩衝部は、端面どうしが当たらないように、ずらされて設けられていることを特徴とする梱包箱。 - 上面が開口されていて箱形状をなす梱包トレイと、
被梱包物を収納し、前記梱包トレイ上に複数並列配置できるようになっている複数の緩衝部材と、
並列配置された複数の前記緩衝部材を、一体とし、その状態で前記梱包トレイに載置可能とし、かつ、前記緩衝部が設けられている結合部材とで、
梱包部材が構成されていることを特徴とする請求項1記載の梱包箱。 - 前記梱包部材を複数段積み重ね、積み重ねられた複数の前記梱包部材のそれぞれの前記緩衝部が、並べて配置された前記梱包部材の前記緩衝部と、対向するように配置され、それぞれの前記緩衝部は、端面どうしが当たらないように、ずらされて設けられていることを特徴とする特徴とする請求項1又は2記載の梱包箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006208882A JP2008030841A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 梱包箱 |
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Family Applications (1)
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JP2006208882A Pending JP2008030841A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 梱包箱 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010247881A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Daikin Ind Ltd | 包装材セット |
CN103287680A (zh) * | 2013-05-17 | 2013-09-11 | 杭州中亚机械股份有限公司 | 一种瓦楞纸支撑架及使用该瓦楞纸支撑架的装箱方法 |
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2006
- 2006-07-31 JP JP2006208882A patent/JP2008030841A/ja active Pending
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