JP6277109B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関し、特に、ワイヤハーネスの取出口がロアカバーの周壁部分に設けられた電気接続箱に関するものである。
従来から、自動車の配線には、内部に電気回路を備えたヒューズボックス等の電気接続箱が用いられている。このような電気接続箱では、電気回路への異物の接触や雨水の浸入を防止するために、一般に、電気回路が設けられた箱本体に対してアッパカバーとロアカバーが上下から組み付けられている。そして、電気回路への入出力線を構成する複数本の電線束からなるワイヤハーネスが、ロアカバーに設けられたハーネス取出口を通じてロアカバーの内部から外部に取り出されるように形成されている。
ところで、ワイヤハーネスは、電気接続箱内部の電気回路に設けられた複数の接続端子に対して、コネクタ嵌合やボルト締付等によって接続される。それ故、箱本体にロアカバーを装着した後に、ロアカバーのハーネス取出口に外部から入出力線を挿通して電気回路に接続することは極めて困難である。従って、予め箱本体の電気回路に入出力線を接続した後で、箱本体にロアカバーを装着することとなる。
このロアカバーの装着作業を容易にするために、例えば、特開平8−140241号公報(特許文献1)に記載されているように、ロアカバーの周壁に、下方に設けられたハーネス取出口から周壁の上方開口縁部に至るまで連続して上下方向に延びる開口窓を形成する構成が採用されている。これにより、箱本体から延び出すワイヤハーネスを開口窓から容易に挿し入れてハーネス取出口に導き入れることが可能となり、ロアカバーの装着作業を容易に行うことができる。一方、開口窓を開けたままにしておくと、そこから異物や雨水がロアカバー内に浸入するおそれがあることから、開口窓を覆蓋する蓋体が装着される。この蓋体は、特許文献1に記載のように、一般に、一方の側縁部が開口窓の一方の端縁部側に対して屈曲可能なヒンジ部で一体的に連結され、他方の側縁部に設けたロック部が開口窓の他方の端縁部側に設けた被ロック部に対して係止されて閉状態に保持されるようになっている。
ところが、このような従来構造の蓋体では、ロック部による閉状態への保持力を充分に確保するために、蓋体の側縁部の上下方向に延出するロック部の長さを長くすると、ロック部を係止させたり解除させたりする作業に大きな力が必要となる。その結果、作業者の労力負担が大きく、作業に時間もかかるという問題があった。特に、ロアカバーの深さ寸法が大きい場合には、開口窓が長くなるのに伴って蓋体も大きくなることから、ロック部による閉状態への保持力も大きく必要となって、一層大きな問題となる。
なお、蓋体のロック部の係止作業に際しての労力負担等の問題を軽減するために、蓋体の上下方向でロック部の長さを短くしたり、ロック部を部分的に形成することも考えられる。しかし、それではロック部の係止力が不十分となって蓋体が部分的に開くおそれがあり、防水性が低下するおそれがあった。
特開平8−140241号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、ロアカバーの開口窓を覆蓋する蓋体の、ロック及び解除作業を容易に行うことができると共に、蓋体のロック状態を安定して保持することができる、新規な構造の電気接続箱を提供することにある。
以下、前述の如き課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明の第一の態様は、ワイヤハーネスが装着される箱本体と、前記箱本体を下方から覆蓋するロアカバーと、前記ワイヤハーネスを外部に引き出すために前記ロアカバーの周壁に開口形成されたハーネス取出口と、前記ロアカバーの前記周壁において、前記ハーネス取出口から前記周壁の上方開口縁部に至るまで連続して開口形成された開口窓と、前記開口窓を覆蓋する蓋体とを備えており、前記蓋体の一方の側縁部が前記開口窓の一方の端縁部側に一体的にヒンジ連結されていると共に、前記蓋体の他方の側縁部に設けたロック部が前記開口窓の他方の端縁部側に設けられた被ロック部に対して係止されて閉状態に保持されるようになっている電気接続箱において、前記ロック部は、前記蓋体から突出して前記被ロック部に係止される先端係止部と、前記先端係止部を前記蓋体に連結保持する基端部を含んで構成されており、前記基端部には、前記先端係止部と前記蓋体の連結を部分的に切断する切断部が形成されており、前記切断部が、前記ロック部の前記基端部の長手方向において、前記ハーネス取出口から離隔した一方の端部に開口して切欠状に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、蓋体のロック部の基端部に、先端係止部と蓋体の連結を部分的に切断する切断部が形成されていることから、蓋体のロック部の先端係止部が被ロック部に係止する際に、ロック部が撓み易くなっている。それ故、ロック部を撓み変形させて被ロック部に係止させ或いは係止を解除させる際の作業力の低減を図ることができる。しかも、作業力の低減はロック部の基端部に設けた切断部によって発現されており、蓋体の閉状態を確保するロック部の先端係止部は何ら短くしたり、部分的に欠損させる必要がない。従って、ロック部の全長に亘ってロック部を被ロック部に対して安定して係止させることができ、ロック部の全長に亘って確実なロックが確保できる。その結果、蓋体のロックおよび解除作業の容易性と、蓋体のロック状態の安定保持の二つの相反する課題の両立が有利に達成されるのである。
さらに、本態様では、切断部が、ハーネス取出口から離隔したロック部の長手方向一方の端部、すなわち、上方側端部に開口して切欠状に設けられている。それ故、挿通配置されるワイヤハーネスから伝達される外力により比較的大きな撓み変形が生じるおそれがあるハーネス取出口近傍においては、切断部を設けずロック部の剛性を確保して、蓋体のロック状態を安定して保持することができる。また、ワイヤハーネスから伝達される外力の影響を受けないロック部の上方側端部に切欠状の切断部を設け、ロック部の剛性を低減することで、必要なロック状態の保持力を確保しつつロックおよび解除作業の作業力の低減を図ることができる。
また、ロック部の基端部の長手方向一方の端部に切欠状の切断部を設けることで、成形金型の構造を簡素化しつつロック部の基端部に切断部を形成することができ、製造コストの削減を図ることも可能となる。
本発明によれば、蓋体のロック部の基端部に切断部が形成されていることから、蓋体のロック部が被ロック部に係止する際に、ロック部が撓み易くなっている。それ故、ロック部を被ロック部に係止させ或いは係止を解除させる際の作業力の低減を図ることができる。しかも、作業力の低減はロック部の基端部に設けた切断部によって発現されており、蓋体の閉状態を確保するロック部の先端係止部は何ら変える必要がない。従って、ロック部の全長に亘って確実なロックが確保できる。それ故、蓋体のロックおよび解除作業の容易性と、蓋体のロック状態の安定保持の二つの相反する課題を有利に両立できる。
本発明の第一の実施形態としての電気接続箱を示す斜視図(蓋体閉蓋時)。 本発明の第一の実施形態としての電気接続箱を示す斜視図(蓋体開蓋時)。 図2に示すロアカバーの要部拡大図。 図2に示すロアカバーの平面図。 本発明の電気接続箱を構成する蓋体のロック部の他の態様を示す要部拡大図であって、図3に対応する図。 本発明の電気接続箱を構成する蓋体のロック部の別の態様を示す要部拡大図であって、図3に対応する図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1〜4に、本発明の第一の実施形態としての電気接続箱10を示す。電気接続箱10は、箱本体12と、箱本体12を下方から覆蓋するロアカバー14と、箱本体12を上方から覆蓋する図示しないアッパカバー、とを含んで構成されている。以下の説明において、上方とは、図1中の上方、下方とは、図1中の下方を言うものとする。
箱本体12は、全体として長手矩形ブロック形状を呈しており、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の絶縁性の合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。図1及び図2に示されているように、箱本体12の上面16には、複数のリレー装着部18a,18bやヒューズ装着部が、上方に向かって開口形成されている。なお、図示は省略するが、箱本体12の下面には、複数の端子収容孔やバスバー収容溝等が下方に向かって開口形成されている。すなわち、図示しないワイヤハーネスを構成する電線の端末に圧着された圧着端子等が端子収容孔に装着支持されるようになっていると共に、内部回路を構成するバスバー等がバスバー収容溝等に収容配置されるようになっているのである。
そして、箱本体12の上面16側から、各リレー装着部18a,18bや各ヒューズ装着部に対して、図示しないリレーやヒューズが装着される。これにより、かかるリレーやヒューズから突出する図示しないタブ端子が上述の電線の端末の圧着端子やバスバー等に接続されて導通されるようになっている。
箱本体12の周縁部には、全周に亘って鉛直方向に延出することで略矩形筒状とされた周壁部22が設けられている。図1及び図2に示されているように、周壁部22の上方開口部近傍にはロック部24が突設されている。かかるロック部24は、図示しないアッパカバーの被ロック部と嵌合することにより、箱本体12の上面16を覆蓋状態でロックできるようになっている。一方、周壁部22の下方開口部近傍には複数のロック部26が突設されている。かかるロック部26は、後述するロアカバー14の被ロック部たる係合枠70と嵌合することにより、箱本体12の下面を覆蓋状態でロックできるようになっている。さらに、周壁部22の下方開口部近傍には固定用ロック部27が突設されている。かかる固定用ロック部27は、図示しない固定ブラケットに嵌合されることにより、電気接続箱10を固定ブラケットに対して固定できるようになっている。
ロアカバー14は、上方に開口する箱体形状を有している一方、平面視において箱本体12の下面と略同一の略矩形状に形成されており、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の絶縁性の合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。
ロアカバー14の底壁28は、左斜め下方に向って傾斜する第1の傾斜壁30(図4中、略右半分)と、手前側斜め下方に向って傾斜する第2の傾斜壁32(図4中、略左半分)、から構成されている。この結果、外部からロアカバー14内に浸入した水は、第1の傾斜壁30や第2の傾斜壁32を伝って、底壁28の左下に貫設された排水口34に向って集められることになる。それ故、かかる排水口34を介してロアカバー14の外に速やかに水を排出することができる。
ロアカバー14の底壁28の周縁部には、鉛直方向上方に向って突出する周壁部36が全周に亘って設けられている。図1〜4に示されているように、周壁部36の手前側の周壁36aには、底壁28の周縁部近傍において、ワイヤハーネスを外部に引き出すためのハーネス取出口38が略矩形状に開口形成されている。ハーネス取出口38の下方周縁部には、略半円断面形状で外方に向かって突出する半割体40が設けられている。そして、ハーネス取出口38から周壁36aの上方開口縁部42に至るまで連続して開口するように周壁36aを略短冊状に切り欠くことによって、開口窓44が形成されている。
また、周壁36aには、開口窓44を覆蓋する蓋体46が形成されている。蓋体46は、開口窓44の上下方向の長さ寸法と略等しい長さ寸法を有すると共に開口窓44よりもやや幅広とされた略矩形平板状とされている。そして、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の絶縁性の合成樹脂により射出成形等によってロアカバー14と一体的に形成されている。また、蓋体46は、その幅方向一方の側縁部が、開口窓44の幅方向一方の端縁部側に対して略薄板形状の連結部48を介して一体的にヒンジ連結されている。一方、蓋体46の幅方向他方の側縁部には、内方(図4中、右方)に向かって突出する略矩形平板状のロック部50が設けられている。そして、開口窓44を蓋体46で覆蓋する際の、ロック部50に対応する周壁36aの部分すなわち開口窓44の他方の端縁部側には、略矩形断面形状でロック部50よりもやや長めに形成された係止孔52が貫設されている。さらに、開口窓44の両端縁部には、周壁36aの内方に向かって底壁28から上方開口縁部42近傍に亘り略縦長矩形状で突出する一対の補強リブ54,54が設けられている。
ロック部50は、先端係止部56と、先端係止部56を蓋体46に連結保持する基端部58を含んで構成されている。先端係止部56には、長手方向の全長に亘って内方(図4中、奥方)に向かって突出する略三角断面形状のロック爪60が設けられている。一方、基端部58には、先端係止部56と蓋体46の連結を部分的に切断する切断部62が形成されている。かかる切断部62は、基端部58の長手方向において、ハーネス取出口38から離隔した一方の端部に開口して略矩形断面の切欠状に設けられている。
また、蓋体46の下端部には、下方に向かって開口する半円状の切欠部64が形成されている一方、かかる切欠部64の周縁部から外方に向かって突出する半割体66が設けられている。そして、開口窓44が蓋体46によって覆蓋された際には、蓋体46の半割体66と周壁36aの半割体40が組み合わされることにより、内部にワイヤハーネスを保持する筒状部が形成されるようになっている。それ故、ワイヤハーネスを安定してロアカバー14に対して保持することができるのである。さらに、蓋体46の内面には、長手方向の略全長に亘って平行に延びる一対の補強リブ68,68が突設されている。
そして、このような構成とされたロック部50を被ロック部たる係止孔52に挿入することにより、ロック部50の先端係止部56に突設されたロック爪60が係止孔52の周縁部に係止されることから、蓋体46が開口窓44に対して覆蓋状態に保持されるようになっている。
加えて、ロアカバー14の周壁36a,36b,36c,36dの上方開口部近傍において複数の係合枠70が突設されている。かかる係合枠70は、箱本体12のロック部26と嵌合することにより、箱本体12の上面16を覆蓋状態でロックできるようになっている。また、ロアカバー14の周壁36c,36dが交差する角部にも、ハーネス取出口72が形成されていると共に、ハーネス取出口72から周壁36c,36dの上方開口縁部42に至るまで連続して開口形成された開口窓74を有している。なお、開口窓74は、箱本体12の周壁部22から下方に向かって延び出す図示しないカバー部によって覆蓋されるようになっている。
このような構造とされた本実施形態の電気接続箱10によれば、蓋体46のロック部50の基端部58に切断部62が形成されていることから、ロック爪60が設けられているロック部50の先端係止部56が撓み易くなっている。それ故、ロック部50の先端係止部56を係止孔52に挿入して係止する際あるいは係止を解除する際の作業に必要な力の低減を図ることができる。しかも切断部62は基端部58に設けられ、蓋体46を覆蓋状態に保持するために必要とされるロック部50の先端係止部56の形成領域を何ら削減することはないことから、蓋体46を覆蓋状態に安定して保持することができる。このように、蓋体46の係止および解除作業の容易性と、蓋体46の覆蓋状態の安定保持の二つの相反する課題の両立が有利に達成されるのである。
加えて、切断部62が、ハーネス取出口38から離隔した長手方向一方の端部に開口して切欠状に設けられている。このように、ワイヤハーネスから伝達される外力により比較的大きな撓み変形が生じるおそれがあるハーネス取出口38近傍において切断部62を設けないことにより、上記撓み変形の発生を抑えて、蓋体46の覆蓋状態を安定して保持することができる。また、上記撓み変形の発生のおそれがない一方の端部に切欠状の切断部62を設けることにより、必要な蓋体46の覆蓋状態の保持力を確保しつつ係止および解除する際の作業に必要な力の低減を図ることができる。
また、切断部62が一方の端部に開口する切欠状とされていることから、成形金型の構造を簡素化しつつロック部50の基端部58に切断部62を形成することができるので、製造コストの削減を図ることも可能となる。
次に、図5を用いて、上記実施形態のロック部76の他の態様について詳述するが、上記実施形態と同様な構造とされた部材および部位については、図中に、上記実施形態と同一の符号を付することにより、それらの詳細な説明を省略する。本実施形態では、切断部78が、ロック部76の基端部80の長手方向における中央部分に貫通孔状に設けられている点に関して、上記実施形態と異なる実施形態を示すものである。
より詳細には、ワイヤハーネスから伝達される外力により比較的大きな撓み変形が生じるおそれがあるハーネス取出口38近傍や、異物や雨水がロアカバー14内に浸入するおそれがある箱本体12との嵌合部近傍において切断部78を設けないようにした。これにより、上記撓み変形の発生を抑えて、蓋体46の覆蓋状態を一層安定して保持することができる。また、上記撓み変形の発生やロアカバー14内への浸水等のおそれが少ないロック部76の中央部分に貫通孔状の切断部78を設けることにより、必要な蓋体46の覆蓋状態の保持力を確保しつつ係止および解除する際の作業に必要な力の低減を有利に図ることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、上記第一の実施形態では、切断部62はロック部50の基端部58の長手方向においてハーネス取出口38から離隔した一方の端部に開口して切欠状に設けられていたが、図6に示されているように、切断部84はロック部82の基端部86の長手方向においてハーネス取出口38に隣接した他方の端部に開口して切欠状に設けられていてもよい。また、両端部に開口して切欠状に設けられていてもよい。さらに、上記第一の実施形態の他の態様では、切断部78はロック部76の基端部80の長手方向における中央部分に貫通孔状に設けられていたが、長手方向の中間部分の任意の場所に貫通孔状に任意の個数設けられていてもよい。
10:電気接続箱、12:箱本体、14:ロアカバー、36a〜d:周壁、38:ハーネス取出口、42:上方開口縁部、44:開口窓、46:蓋体、50,76,82:ロック部、52:係止孔(被ロック部)、56:先端係止部、58,80,86:基端部、62,78,84:切断部

Claims (1)

  1. ワイヤハーネスが装着される箱本体と、
    前記箱本体を下方から覆蓋するロアカバーと、
    前記ワイヤハーネスを外部に引き出すために前記ロアカバーの周壁に開口形成されたハーネス取出口と、
    前記ロアカバーの前記周壁において、前記ハーネス取出口から前記周壁の上方開口縁部に至るまで連続して開口形成された開口窓と、
    前記開口窓を覆蓋する蓋体とを備えており、
    前記蓋体の一方の側縁部が前記開口窓の一方の端縁部側に一体的にヒンジ連結されていると共に、前記蓋体の他方の側縁部に設けたロック部が前記開口窓の他方の端縁部側に設けられた被ロック部に対して係止されて閉状態に保持されるようになっている電気接続箱において、
    前記ロック部は、前記蓋体から突出して前記被ロック部に係止される先端係止部と、前記先端係止部を前記蓋体に連結保持する基端部を含んで構成されており、前記基端部には、前記先端係止部と前記蓋体の連結を部分的に切断する切断部が形成されており、
    前記切断部が、前記ロック部の前記基端部の長手方向において、前記ハーネス取出口から離隔した一方の端部に開口して切欠状に設けられている
    ことを特徴とする電気接続箱。
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