JP6276755B2 - オフセット型水平リブを有する軽量な耐減圧性容器 - Google Patents

オフセット型水平リブを有する軽量な耐減圧性容器 Download PDF

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Description

[0001]本開示は、一般に容器に関する。特に、本開示は耐減圧性能(vacuum resistance capacities)が改善され、かつ審美性が改善された軽量な容器に関する。
[0002]現在、市場には流体を収容可能な、数多くの様々な形状やサイズの容器がある。流体の容器の形状やサイズは、中でも、収容する流体の量、収容する流体の種類、消費者の要求および望まれる審美性に依存しうる。例えば、有毒性の流体はより厚い壁とより剛性のある構造とを有する容器に収容することが要求される場合がある。こうした種類の流体の市場は、しばしば、容器の審美性よりも容器の安全性によって決定される。これに対し、水などの消費流体は全体的により薄い壁とより剛性の低い構造とを有する容器に収容されてもよい。実際に、消費流体の市場は安全要件よりも消費者が望む審美性によって決定される場合がある。
[0003]容器は、その具体的なサイズおよび形状に関わらず、例えば製造中、輸送中および小売店における陳列中または保管中に直面する様々な環境要因に耐えることができなくてはならない。そのような環境要因の1つの例として、容器に収容された製品による酸素の吸収が挙げられる。この点に関して、ある種の液体消費製品は容器の上部空間に存在する酸素および/または外部環境から浸入する酸素を吸収しやすい。この酸素吸収は、容器の内側を減圧する場合があり、それによってボトルが変形し、全体的に審美性が損なわれてしまう。したがって、改善された構造的特徴および望ましい審美的特徴を有する軽量な液体用容器に対するニーズが存在している。
[0004]本開示は、液体製品を収容するための軽量な耐減圧性容器に関する。一実施形態において、本開示は、少なくとも第1および第2の断続的な水平リブを備える本体部を具備する容器を提供する。第1の断続的な水平リブは第2の断続的な水平リブが占める水平面とは異なる水平面に配置されてもよい。また、第1および第2の断続的な水平リブは互いにオフセットされていてもよい。
[0005]一実施形態では、本体部は円筒形、正方形、矩形、卵形、円形またはその組み合わせからなる群から選択される形状を有する。
[0006]一実施形態では、本体部は略矩形である。第1の断続的な水平リブは容器の側面に配置されてもよく、第2の断続的な水平リブは容器の隅部に配置されてもよい。
[0007]一実施形態では、本体部は複数の第1および第2の断続的な水平リブを備え、複数の第1の断続的な水平リブのそれぞれが、容器の異なる水平面において同じ垂直部分を占め、複数の第2の断続的な水平リブのそれぞれが、容器の異なる水平面において同じ垂直部分を占めている。
[0008]一実施形態では、複数の第1の断続的な水平リブのそれぞれが複数の第2の断続的な水平リブのそれぞれと交互に配置されている。
[0009]一実施形態では、本体部は略円形である。第1の断続的な水平リブは容器において第2の断続的な水平リブと対向する側に配置されてもよい。
[0010]一実施形態では、本体部は複数の第1および第2の断続的な水平リブをさらに備える。 複数の第1の断続的な水平リブのそれぞれは、容器の異なる水平面において同じ垂直部分を占めてもよく、複数の第2の断続的な水平リブのそれぞれは、容器の異なる水平面において同じ垂直部分を占めてもよい。
[0011]一実施形態では、複数の第1の断続的な水平リブのそれぞれが複数の第2の断続的な水平リブのそれぞれと交互に配置されている。
[0012]一実施形態では、複数の第1および第2の断続的な水平リブのそれぞれが、約1.5mm〜約2.5mmの範囲の高さを有する。
[0013]一実施形態では、容器が提供され、該容器は略円形の本体部を具備し、本体部が本体部の周囲に沿って延在する第1のセットの断続的な水平凹部と、本体部の周囲に沿って延在する第2のセットの断続的な水平凹部とを備える。第1および第2のセットの断続的な水平凹部は本体部の径方向に対向する側面に配置されてもよく、第1および第2のセットの断続的な水平凹部の第1および第2の断続的な水平凹部のそれぞれが異なる水平面に配置されてもよい。
[0014]一実施形態では、第1のセットの断続的な水平凹部の第1の断続的な水平凹部のそれぞれが、第2のセットの断続的な水平凹部の第2の断続的な水平凹部のそれぞれと交互に配置されている。
[0015]一実施形態では、第1のセットの断続的な水平凹部の第1の断続的な水平凹部のそれぞれが、第2のセットの断続的な水平凹部の第2の断続的な水平凹部のそれぞれと、容器の垂直部分に沿って少なくとも部分的に重なり合う。
[0016]一実施形態では、第1および第2の断続的な水平凹部のそれぞれが、約180°〜約210°の幅を有する。
[0017]一実施形態では、第1および第2の断続的な水平凹部のそれぞれが、約2.5mmの高さを有する。
[0018]また、別の実施形態では、容器が提供され、該容器は略正方形の本体部を具備し、本体部が4つの側面と4つの隅部とを備え、4つの側面の少なくとも1つが第1の長さを有する複数の断続的な水平凹部を含み、4つの隅部の少なくとも1つが第1の長さよりも短い第2の長さを有する複数の断続的な水平凹部を含む。側面の複数の断続的な水平凹部のそれぞれが、隅部の複数の断続的な水平凹部のそれぞれが占める水平面とは異なる水平面に配置されてもよい。
[0019]一実施形態では、第1のセットの断続的な水平凹部の第1の断続的な水平凹部のそれぞれが、第2のセットの断続的な水平凹部の第2の断続的な水平凹部のそれぞれと交互に配置されている。
[0020]一実施形態では、第1のセットの断続的な水平凹部の第1の断続的な水平凹部のそれぞれが、第2のセットの断続的な水平凹部の第2の断続的な水平凹部のそれぞれと、容器の垂直部分に沿って少なくとも部分的に重なり合う。
[0021]一実施形態では、第1および第2の断続的な水平凹部のそれぞれが、約2.5mmの高さを有する。
[0022]本開示の利点は、改善された容器を提供することである。
[0023]本開示の別の利点は、減圧による変形に抵抗する軽量な容器を提供することである。
[0024]本開示のさらに別の利点は、耐減圧性の特徴が改善された容器を提供することである。
[0025]本開示のさらに別の利点は、審美性が改善された容器を提供することである。
[0026]本開示の別の利点は、消費者にとって扱いやすいよう構成され調整された容器を提供することである。
[0027]さらなる特徴および利点は本明細書で説明され、以下の詳細な説明および図から明らかである。
本開示の一実施形態における容器の斜視図である。 本開示の一実施形態における容器の側面図である。
[0030]本開示は、消費製品およびその他の流体を提供するための軽量な耐減圧性のボトルおよび/または容器に関する。ボトルは、改善された構造的特徴だけでなく、改善された審美性をも有する軽量なボトルを提供するために耐減圧性を有するよう構成され調整されている。
[0031]液体消費製品の多くは酸素に敏感であることが知られている。このことは、例えば液体消費製品の保存安定性が高く、小売店の棚にある期間陳列される可能性がある場合にはますます意味を持つようになってくる。製品の貯蔵寿命中、容器の上部空間から、または容器の壁を通して浸透する外部環境から酸素が製品に吸収されることがある。このような酸素の吸収は、ボトルの中を真空ないしは減圧状態にすることができ、ボトルが変形する原因となる。同様に、包装中、流通中および小売店での保管中にも、ボトルは大きく変動する温度変化および圧力変化(例えば、冷蔵庫の中におけるボトルの収縮)に曝され、液体が喪失されあるいはボトルを押したり揺すったりする外力に曝される。ボトルが、例えば炭酸入り流体を含む場合、これらの種類の環境要因は消費者が購入した製品の全体的な品質に影響を及ぼす内部圧力または減圧の一因となりうる。例えば、既存のタイプの真空パネルまたは薄いプラスチックのラベルは、それが取り付けられるボトルの外面の広い範囲を占める場合があり、大きな視覚的効果を持つ傾向がある。ボトルの内部が減圧状態になった場合、熱収縮スリーブラベルは減圧によって作られるボトルのわずかに凹んだ形状に必ずしも沿うとは限らず、それがボトルの審美性を損なわせる原因となる。
[0032]本発明者らは、容器の改良されたリブまたは凹部によって耐減圧性が増大したことにより製品スリーブの外観が改善された軽量なプラスチック容器(例えば、ポリエチレンテレフタレート)を提供する製品が現在市場に存在しているとは考えていない。実際、連続環状水平リブを有する容器は軽量な容器を作るためにリブの寸法を大きくしなくてはならない。これによって、リブは消費者に見えやすくなり、最適ではない審美性をもたらすことになる。また、容器にパネルを設けることによって視覚的により魅力的な容器が提供されるが、プラスチック材料がより多く必要となり、容器が重くなってしまう。
[0033]これに対し、本発明者らは、驚くべきことに、内部の減圧に抵抗する軽量な容器を提供する方法を発見した。この点に関して、本開示の容器は、容器の安定性を失わせ、かつ容器に欠陥があり購入に適していないと消費者に思わせてしまう可能性のある、ボトルの変形を避けるのに役立つ特徴を含む。例えば、本開示の容器は、より大きな寸法を有しより見えやすく、容器に取り付ける薄いフィルム(例えば、容器のスリーブ)の外観により大きな影響を与える水平リブまたは凹部を含んでもよい。水平リブの寸法を大きくすることによって容器の直線面の面積がおよそ二倍に増え、その結果、容器に適用するスリーブを接触させるためにより大きな表面積が提供され、容器内の耐減圧性が向上される。また、本開示のリブは断続的で、異なる水平面に配置され、かつ容器の本体部に沿って延びる垂直線に沿って互いに対してずれていてもよい。
[0034]前述のとおり、本開示の容器は炭酸入りの液体を収容するために使用されることがあり、または包装中、輸送中、保管中および/または小売店での陳列中に温度および/または圧力の変化に曝されることがある。上記のいずれの要因(例えば、炭酸化、温度変化、圧力変化など)も、容器が液体を収容している場合、密封された容器の内部減圧の存在に影響を与えることができる。このことは審美的理由から問題がある。密封された容器の中に生じた内部減圧状態は、外部ラベル(例えば、スリーブ)から容器の壁を引き離しうる容器の変形を生じさせる可能性があり、望ましくない審美性を作り出すからだ。しかしながら、発明者らは、驚くべきことに、望ましくない容器の変形を避けるためにいくつかの構造的特徴が容器の耐減圧性を向上させるのに役立つことを発見した。
[0035]本明細書中で用いられるように、および当業者であればただちに認めるであろうとおり、容器の「スリーブ」とは薄いプラスチックフィルムであり、その上に標示を含んでもよく、典型的には、市場において製品の識別および製品情報の表示のために使用される。
[0036]図1に示すように、一実施形態では、本開示は口部12、首部14、肩部16、本体部18およびベース部20を有する容器またはボトル10を提供する。容器10は、例えば、100ml、200ml、300ml、400ml、500ml、600ml、700ml、800ml、900ml、1000ml、1500ml、2000ml、2500ml、3000ml、3500ml、4000ml、4500mlなどを含む、約50ml〜5000mlなど、適当な容量の液体を保つようにサイズを決定されうる。
[0037]上記に開示のとおり、本開示の容器は軽量な容器である。この点に関して、本開示の容器は、本明細書に記載した特徴を有しない近似の容器に比べて、必要とされる材料が約10%〜約25%少なくてもよい。本開示の容器は、約10g〜約40g、約15g〜約35g、約20g〜約30g、または約25gもしくは約27gの範囲の重さを有してもよい。
[0038]本開示の容器は、その中に任意の液体を収容するように構成されてもよい。一実施形態では、容器は、例えば水、栄養ドリンク、炭酸ドリンク、茶、コーヒーなどの消費液体を収容するよう構成されている。一実施形態では、容器は炭酸飲料を収容するようにサイズが決定され、構成されている。
[0039]本開示の容器を製造するための適当な材料は、例えば高分子材料を含むことができる。特に、本開示のボトルを製造するための材料は、ポリエチレン(「PE」)、低密度ポリエチレン(「LDPE」)、高密度ポリエチレン(「HDPE」)、ポリプロピレン(「PP」)またはポリエチレンテレフタレート(「PET」)を含むことができるが、これに限定されない。また、本開示の容器は、例えば従来の押出ブロー成形、延伸ブロー成形、射出延伸ブロー成形など、適当な製造方法によって製造されることができる。
[0040]口部12は、液体を容器10に導入することができ、かつ容器10から注ぐあるいは除去することができれば、当技術分野で公知である任意のサイズおよび形状とすることができる。一実施形態では、口部12は略円形であり、直径が約10mm〜約50mmの範囲、または約15mm、20mm、25mm、30mm、35mm、40mm、45mmなどであってもよい。一実施形態では、口部12は直径が約33mmである。
[0041]首部14も、液体を容器10に導入することができ、かつ容器10から注ぐあるいは除去することができれば、当技術分野で公知である任意のサイズおよび形状とすることができる。一実施形態では、首部14は略円形であり、口部12の直径に対応する直径を有する。あるいは、首部14は、首部14が略円錐形で、口部12へと先細りに上昇するようにテーパ形状を有していてもよい。当業者は、首部14の形状およびサイズが口部12の形状およびサイズに限定されないことを認識している。首部14は、高さ(口部12から肩部16まで)が約5mm〜約45mm、または約10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、35mm、40mmなどであってもよい。一実施形態では、首部14は高さが約25mmである。
[0042]容器10は、図2に示すように、首部14に取り付けられる気密性のキャップ22をさらに含むことができる。キャップ22は、本明細書に記載した容器に近似する容器で使用する、当技術分野で公知である任意の種類のキャップとすることができる。キャップ22は、容器10と同じまたは異なる種類の高分子材料から製造してもよく、再密閉可能なねじ、またはスナップ嵌め、摩擦嵌めなどによって容器10に取り付けられてもよい。よって、一実施形態では、キャップ22は、首部14の雄ねじ24と螺合するように構成され配置された雌ねじ(図示せず)を含んでいる。
[0043]図1の容器10の肩部16は、首部14の底部から本体部18の上部まで下方に延びている。肩部16は、略四角錐台形の形状を有している。本明細書中で用いられるように、「四角錐台形」は、肩部16が4つの三角形の面と底部に1つの仮想上の正方形の面(図示せず)とを有し、かつ四角錐の上部(例えば、頂点)が切り落とされた四角錐に極めて似た形状をしているものを意味する。肩部16は、容器10の機能のために首部14まで先細状となっているため、切り落とされた頂点を有している。また、以下においてさらに詳細に説明するように、「四角錐台形」の形状は、三角形の面26同士の間に丸み縁28を含み、各三角形の面26と仮想上の正方形の底部との間に丸み縁30を含んでいる。
[0044]肩部16は、高さ(首部14の底部から本体部18の上部まで)が、約15mm〜約50mmの範囲、または約20mm、25mm、30mm、35mm、40mm、45mmなどであってもよい。一実施形態では、肩部16は高さが約35mmである。底部(例えば、本体部18の上方)において、肩部16は幅および長さが約40mm〜約80mmの範囲、または約45mm、50mm、55mm、60mm、65mm、70mm、75mmなどであってもよい。一実施形態では、肩部16の底部の幅および長さは同じであり、約60mmである。あるいは、肩部16の底部の幅および長さは異なっていてもよい。
[0045]肩部16の直下には容器10の本体部18がある。本体部18は、当技術分野で公知である任意のサイズおよび形状とすることができ、肩部16の四角錐台形状に関わらず、略正方形状または略矩形状に限定されない。例えば、本体部18は円形、円筒形、正方形、矩形、卵形などからなる群から選ばれる形状であってもよい。しかし、一実施形態では、本体部18は略正方形または略矩形の形状を有している。別の実施形態では、本体部18は、図2に示されるように、かつ以下においてさらに詳細に説明するように、略円形の形状を有している。
[0046]図1において明示されるように、本体部18が略正方形または略矩形の形状である場合、肩部16同様、図1の本体部18は丸み縁32を有してもよい。これらの丸み縁32は、天井荷重または圧縮力に曝されるとき、本容器の性能を向上させるのに役立つ。
[0047]本体部18は、当技術分野で公知である任意の長さ、幅または高さとすることができる。この点に関して、本体部18は高さが約50mm〜約110mmの範囲、または約55mm、60mm、65mm、70mm、75mm、80mm、85mm、90mm、95mm、100mm、105mmなどであってもよい。一実施形態では、本体部18は高さが約80mmである。本体部18が特定の長さおよび幅を有する略正方形または略矩形である場合、長さおよび幅は同じであってもよい。あるいは、本体部18の幅は本体部18の長さと異なっていてもよい。さらに、本体部18の長さおよび幅は、本体部18の高さとの関係において変化させることができる。例えば、図1に示されるように、本体部18は、容器10の垂直中心軸線に対して測定された鏡像状かつ内向きの傾斜を有する少なくとも第1の部分34と第2の部分36を含んでもよい。内向きの傾斜は、角度が約5°〜約45°の範囲、または約10°、15°、20°、25°、30°、35°などであってもよい。一実施形態では、内向きの傾斜は角度が約15°である。したがって、また、容器10の高さが増加したり、減少したりすることによって、本体部18の長さおよび幅の一方または両方が変化してもよい。このような構成は、扱いやすさという追加の利益を消費者にもたらす。この点に関して、本体部18の2つの鏡像状かつ内向きの傾斜部34,36は、本体部18のテーパ部分でつながり、扱いやすくなるよう消費者が容器10をつかむのに役立つ。しかしながら、本開示の容器はこのような第1および第2の部分34,36に限定されず、本体部18は実質的に直線的な壁部および/または他の適切な構成を有してもよい。
[0048]図1に示されるように、2つの鏡像状かつ内向きの傾斜部34,36がつながる本体部18のテーパ部は、連続環状水平リブ38を有していてもよく、これもまた扱いやすくなるよう消費者が容器10をつかむのに役立つ。「環状リブ」は、リブ(例えば、凹んだまたは突き出た細長い形状)が略水平面において容器10を完全に囲むように延在していることを意味する。容器10は任意の数の環状リブ38を有してもよく、1つのみに限定されない。また、環状リブ38は本体部18の高さに沿った任意の場所に配置されてもよい。
[0049]環状リブ38は、高さが約0.5mm〜約5mmの範囲、または1mm、1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、3.5mm、4mm、4.5mmなどであってもよい。また、環状リブ38は、容器10の内部にある程度突出してもよい。例えば、リブ38は容器10の本体部18に沿った垂直方向において高さが約0.5mm〜約5mm、または1mm、1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、3.5mm、4mm、4.5mmなどであってもよい。一実施形態では、リブ38は高さが約1.5mmである。発明者らは、リブ38が容器10の意図された形状を維持するのに役立つことができることを発見した。例えば、容器10が略正方形または略矩形である場合、リブ38は容器10が使用中に略楕円形になることを制限するのに役立つことができる。また、リブ38は容器10の垂直方向における均一な収縮を可能にし、それにより内側に内部圧力が蓄積できるようにし、より大きな天井荷重を可能にする。
[0050]また、環状リブ38に加えて、本体部18は容器10の側面42に配置される、任意の数の断続的な側面リブ40を有してもよい。側面リブ40が「断続的な」と説明されているのは、それが容器10を完全に囲むように延在しているわけではなく、容器10の周りにおいて中断されているためだ。本体部18は、例えば約1〜約10の範囲、または2、3、4、5、6、7、8、9などの任意の数の断続的な側面リブ40を有していてもよい。各側面リブ40は、その両端が本体部18の隅部32によって支持され、本体部18を横切ってブリッジを形成する。本体部18の隅部32において側面リブ40を中断することによって、いかなる適用ラベルまたは熱収縮スリーブにおいても視覚的影響を限定されたものとすることができる。
[0051]また、容器10は、容器10の隅部32に配置される任意の数の断続的な隅リブ44を有してもよい。隅リブ44が同様に「断続的な」と説明されているのは、それが容器10を完全に囲むように延在しているわけではなく、容器10の周りにおいて中断されているためである。本体部18は、例えば約1〜約10の範囲、または2、3、4、5、6、7、8、9などの任意の数の断続的な隅リブ44を有していてもよい。各隅リブ44は、その両端が本体部18の側面42によって支持され、本体部18を横切ってブリッジを形成する。本体部18の側面42で隅リブ44を中断することによって、いかなる適用ラベルまたは熱収縮スリーブにおいても視覚的影響を限定されたものとすることができる。
[0052]一実施形態では、断続的な側面リブ40および断続的な隅リブ44は、例えば公知のリブまたは環状リブ38と比較して、高さが大きい。断続的な側面リブ40および断続的な隅リブ44は、本体部18に沿った垂直方向の高さが約0.5mm〜約5mm、または1mm、1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、3.5mm、4mm、4.5mmなどであってもよい。一実施形態では、断続的な側面リブ40および断続的な隅リブ44は高さが約2.5mmである。この点に関して、断続的な側面リブ40および断続的な隅リブ44は、公知のリブまたは環状リブ38に比べて約0.25mm〜約2mm大きいリブの高さを有してもよい。あるいは、断続的な側面リブ40および断続的な隅リブ44は、公知のリブまたは環状リブ38に比べて約0.5mm〜約1.75mm、約0.75mm〜約1.5mm、または約1.0mm〜約1.25mm大きいリブの高さを有してもよい。リブの増加した長さおよび/または半径は、減圧による変形を防止するのに役立つことができる。実際、発明者らは、驚くべきことに、完全なリブ(すなわち、環状リブ)は、減圧による変形の防止に役立つために必要ではないこと、および容器10に適用されるラベルまたは熱収縮包装に関して審美性を損なわせる原因にもなりうることを発見した。
[0053]また、図1に明示されているように、発明者らは、驚くべきことに、リブ40,44の寸法(例えば、高さ)を大きくすることで、上記のように容器10の全周に亘って延在しない、断続的なオフセット型の水平リブを発明者らが提供できることを発見した。代わりに、断続的な側面リブ40は、容器10の1つの側面42に対して異なる水平面にそれぞれ配置されている。この点に関して、容器10の第1の側面42は異なる水平面に任意の数の断続的な側面リブ40を有してもよい。しかし、容器10の第2の側面42もまた、異なる水平面に任意の数の断続的な側面リブ40を有してもよく、ただし、これらの水平面は容器10の第1の側面42の断続的な側面リブ40が占める水平面と対応してもよいし、対応しなくてもよい。
[0054]同様に、断続的な隅リブ44は、容器10の1つの隅部32に対して異なる水平面にそれぞれ配置されている。この点に関して、容器10の第1の隅部32は異なる水平面に任意の数の断続的な隅リブ44を有してもよい。しかし、容器10の第2の隅部32もまた、異なる水平面に任意の数の断続的な隅リブ44を有してもよく、ただし、これらの水平面は容器10の第1の隅部32の断続的な隅リブ44が占める水平面と対応してもよいし、対応しなくてもよい。
[0055]本明細書中で用いられるように、「オフセット型」リブとは、異なる水平面にあり、かつ本体部18の垂直部分に沿って実質的に重なり合わない断続的なリブである。例えば、図1に示されるように、断続的な側面リブ40は断続的な隅リブ44とは異なる水平面にあり、本体部18に沿って延びる垂直線46に沿ってわずかに重なり合うのみである。したがって、断続的な側面リブ40と断続的な隅リブ44とは異なる水平面にあり、かつ本体部18の垂直部分に沿って実質的に重なり合わないため、断続的な側面リブ40と断続的な隅リブ44とは互いにオフセットされている。あるいは、断続的な側面リブ40は異なる水平面にあるが本体部18の垂直部分に沿って実質的に重なり合う(例えば、断続的な側面リブ40が容器の同じ側面における他のすべての断続的な側面リブ40と並列するように、垂直方向において100%重なり合う)。したがって、断続的な側面リブ40は互いにオフセットされていない。オフセット型リブは、容器10の周囲の長さ(例えば、円周、外表面測定値など)の約50%以上、約40%以上、約30%以上、約20%以上、約10%以上、または約5%以上垂直方向に重なり合ってはならない。一実施形態では、オフセット型リブは、本体部18の垂直部分に沿って一切重なり合わない。
[0056]一実施形態では、図1に示されるように、複数の断続的な側面リブ40は複数の断続的な隅リブ44と水平方向に交互に配置されている。あるいは、断続的な隅リブ44が1つ配置される前に、連続した水平面に任意の数の断続的な側面リブ40を配置してもよく、またはその逆も可能である。例えば、隣接する水平面に断続的な側面リブ40を2つ配置してもよく、その2つの断続的な側面リブ40の上方または下方に断続的な隅リブ44を1つ配置してもよい。したがって、本開示の容器10は、少なくとも1組のオフセット型リブが存在すれば、断続的な側面リブ40と断続的な隅リブ44との規則的または任意のいかなるパターンを有してもよいことを当業者は理解するであろう。1組のオフセット型リブには、本体部18の垂直部分に沿って実質的に重なり合わない、異なる水平面に配置される2つのリブが含まれる。例えば、図1では、第1の断続的な側面リブ40と隣接する断続的な隅リブ44とが1組のオフセット型リブを構成することができる。
[0057]容器10は、容器が完全に充填されるとき、部分的に充填されるとき、または空のときに立て置きにできるよう幅広のベース部20を有しうる。ベース部20は、当技術分野で公知である任意のサイズおよび形状とすることができる。しかし、一実施形態では、ベース部20は本体部18のサイズおよび形状に対応するサイズおよび形状を含む。この点に関して、本体部18が特定の長さおよび幅を有する略正方形の場合、ベース部20も同じ長さおよび幅を有する略正方形であってもよい。あるいは、ベース部20は本体部18のサイズおよび形状に限定されず、本体部18とは異なるサイズおよび形状を有してもよいことを当業者は理解するであろう。ベース部20は、高さが約5mm〜約45mmの範囲、または約10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、35mm、40mmなどであってもよい。ベース部20は、実質的に垂直な配置であるか、何らかの形を取る(例えば、半円形)か、または容器10の底面48から上方向に向かって内側に先細となってもよい。ベース部20は、垂直荷重の下で収縮するよう形作られ、構成されており、より広範な領域において荷重を吸収し、分配する。
[0058]本体部18と同様、ベース部20も、本体部18に設けられた側面リブおよび隅リブと同じサイズおよび形状を有しても、有していなくもよい1つまたは複数の断続的な側面リブ40、または1つまたは複数の断続的な隅リブ44を含んでもよい。さらに、容器10の底面48にはくぼみ(punt)50が形成されてもよい。くぼみ50は、容器10に追加の構造的完全性をもたらす場合があり、容器10を互いの上に積み重ねるために役に立つ場合がある。
[0059]図1の正方形の容器に関して本明細書に記載の特徴(例えば、容積、材料、材料の量、耐減圧性、リブの高さなど)は他の任意の形状の容器にも適用可能であることを当業者は理解するであろう。例えば、図2に示されているように、円形の容器10が提供され、該容器は口部12、首部14、肩部16、本体部18、ベース部20および第2の部分36に向かって先細となる第1の部分34を含んでいる。図1の容器10同様、図2の容器10も複数のオフセット型リブを含んでいる。例えば、図2では、第1のセットの断続的な水平リブ52が容器10の右側の周りに、容器10の周囲の約50%〜約60%に亘って延びている。また、図2では、第2のセットの断続的な水平リブ54が容器10の左側の周りに、容器10の周囲の約50%〜約60%に亘って延びている。この点に関して、第1のセットのリブ52と第2のセットのリブ54は互いにオフセットされており、かつ互いに容器10の(径方向に)対向する側面に配置されている。
[0060]当業者は、リブ52,54が容器10の周囲に亘って様々な範囲で延びてもよいことを理解するだろう。例えば、リブ52,54は、容器10の周囲の約30%〜約75%、約35%〜約70%、約40%〜約65%、約45%〜約60%、または約50%〜約55%を覆ってもよい。別の実施形態では、リブ52,54は、幅が約90°〜約270°、約135°〜約225°、または約180°〜210°の範囲であってもよい。また、リブ52,54は互いに径方向に対向する側面(例えば、互いに約180°離れている)に配置されてもよい。
[0061]本明細書に記載の本容器の構造的特徴(例えば、リブのより大きな寸法、オフセット型の水平リブなど)は、より質量の少ないプリフォームを使用できるようにすることが有効である。容器において樹脂の使用が減少することは、1個あたりのコストが下がり、このような構造的特徴を有しないボトルに比べて持続可能性が高まるという利点がある。この点に関して、本開示の容器は原材料を少なくとも約10%〜約25%減少して製造することができる。また、本開示の容器をより少ない量の原材料を使用して製造することによって、ボトルは環境負荷および廃棄負荷の低減をもたらしうる。同様に、ボトルは近似した使用のために設計された他のプラスチックボトルに比べ、少ない廃棄量を有するように構成されうる。
[0062]また、本開示の容器は耐減圧性と、製造業者、小売業者および消費者にとっての使いやすさおよび取り扱いやすさとを改善することができる。この点に関して、本明細書に記載の構造的特徴は、消費者にとって望ましく予め設定された容器の形状を実現するために役立つ、減圧による変形の低減をもたらす。
[0063]さらに、このようなリブの構成は、完全な水平リブを有するボトルに比べ、2倍の(リブの無い)直線面を有することにも言及すべきである。
[0064]以上のことは、以下の実施例を参照することによって、より良く理解することができるが、これらの実施例は例示の目的で記載され、本開示の範囲を限定しようとするものではない。
[0066]発明者らは、高さが増加したオフセット型の水平リブが連続環状リブと同じ耐減圧性を提供できることを示すために、正方形および円形の両方において異なる重さを有するいくつかの種類のボトルを製造し、同じ形状および重さを有する参照ボトルと比較して耐減圧性を測定した。
実施例1 正方形のボトル
[0068]重さ27.5g、容量900mlを有し、上部に連続環状水平リブを4つ有する正方形の参照ボトルを用意した。参照ボトルの耐減圧性は、65mbarと測定された。
[0069]また、本開示による正方形のボトルも試験された。正方形のボトルは、重さ27.5g、容量900mlを有し、上部に断続的なオフセット型の水平リブを4つ有するものとして用意された。参照ボトルの耐減圧性は、60mbarと測定された。
[0070]耐減圧性の測定値が極めて近く、かつリブの寸法の増加は耐減圧性を増加させることが示されているので、発明者らは、連続環状リブを有する参照ボトルに比べたとき、断続的なオフセット型の水平リブを有するボトルは同じまたは近似した耐減圧性測定を得られることを証明した。
実施例2 円形のボトル
[0072]重さ15g、容量330mlを有し、ボトルの本体部に沿って連続環状水平リブを5つ有する円形の参照ボトルを用意した。参照ボトルの耐減圧性は、90mbarと測定された。
[0073]また、本開示による円形のボトルも試験された。円形のボトルは、重さ15g、容量330mlを有し、ボトルの本体部に沿って断続的なオフセット型の水平リブを6つ有するものとして用意された。参照ボトルの耐減圧性は、100mbarと測定された。
[0074]耐減圧性の測定値が極めて近く、かつリブの寸法の増加は耐減圧性を増加させることが示されているので、発明者らは、連続環状リブを有する参照ボトルに比べたとき、断続的なオフセット型の水平リブを有するボトルは同じまたは近似した耐減圧性測定を得られることを証明した。
[0075]したがって、発明者らは、驚くべきことに、断続的なオフセット型の水平リブを設けることおよび/またはリブの寸法を増加することによって、ボトルの耐減圧性と審美性とを改善できることを証明した。この点に関して、本開示の容器は、薄いプラスチックのフィルムまたはスリーブが容器の外部に取り付けられるとき、外観が改善される場合がある。
[0076]本明細書に記載の好ましい実施形態に対する様々な変更および修正は当業者には明らかである。そのような変更および修正は、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、かつ本開示の意図する利点を減少させることなく行うことができる。すなわち、そのような変更および修正は添付の特許請求の範囲に含まれるものとする。

Claims (22)

  1. 本体部を具備する容器であって、
    前記本体部が少なくとも第1の断続的な水平リブおよび第2の断続的な水平リブを備え、前記第1の断続的な水平リブは前記第2の断続的な水平リブが占める水平面とは異なる水平面に配置され、前記第1の断続的な水平リブおよび前記第2の断続的な水平リブは互いにオフセットされ、
    前記本体部は、該本体部の上部に位置する第1の部分と該第1の部分の下方に位置する第2の部分とを含み、前記第1の部分および前記第2の部分は、互いに近づくにつれて本体部の内側に位置するように傾斜しており、
    前記第1の部分および前記第2の部分には、前記第1の断続的な水平リブおよび前記第2の断続的な水平リブが形成されている、容器。
  2. 前記本体部が、円筒形、正方形、矩形、卵形、円形およびその組み合わせからなる群から選択される形状を有する、請求項1に記載の容器。
  3. 前記本体部が略矩形である、請求項2に記載の容器。
  4. 前記第1の断続的な水平リブは前記容器の側面に配置され、前記第2の断続的な水平リブは前記容器の隅部に配置されている、請求項3に記載の容器。
  5. 複数の第1の断続的な水平リブおよび複数の第2の断続的な水平リブをさらに備え、
    前記複数の第1の断続的な水平リブのそれぞれが、前記容器の異なる水平面において同じ垂直部分を占め、前記複数の第2の断続的な水平リブのそれぞれが、前記容器の異なる水平面において同じ垂直部分を占めている、請求項3に記載の容器。
  6. 前記複数の第1の断続的な水平リブのそれぞれが前記複数の第2の断続的な水平リブのそれぞれと交互に配置されている、請求項5に記載の容器。
  7. 前記本体部が略円形である、請求項2に記載の容器。
  8. 前記第1の断続的な水平リブが前記容器において前記第2の断続的な水平リブと対向する側に配置されている、請求項7に記載の容器。
  9. 複数の第1の断続的な水平リブおよび複数の第2の断続的な水平リブをさらに備え、
    前記複数の第1の断続的な水平リブのそれぞれが、前記容器の異なる水平面において同じ垂直部分を占め、前記複数の第2の断続的な水平リブのそれぞれが、前記容器の異なる水平面において同じ垂直部分を占めている、請求項7に記載の容器。
  10. 前記複数の第1の断続的な水平リブのそれぞれが前記複数の第2の断続的な水平リブのそれぞれと交互に配置されている、請求項9に記載の容器。
  11. 前記複数の第1の断続的な水平リブおよび前記複数の第2の断続的な水平リブのそれぞれが、約1.5mm〜約2.5mmの範囲の高さを有する、請求項1に記載の容器。
  12. 略円形の本体部を具備する容器であって、
    前記本体部が前記本体部の周囲に沿って延在する第1のセットの断続的な水平凹部と、前記本体部の周囲に沿って延在する第2のセットの断続的な水平凹部とを備え、
    前記第1のセットの断続的な水平凹部および前記第2のセットの断続的な水平凹部が前記本体部の径方向に対向する側面に配置され、前記第1のセットの断続的な水平凹部および前記第2のセットの断続的な水平凹部のうちの第1の断続的な水平凹部および第2の断続的な水平凹部のそれぞれが異なる水平面に配置され、
    前記本体部は、該本体部の上部に位置する第1の部分と該第1の部分の下方に位置する第2の部分とを含み、前記第1の部分は、前記第2の部分に向かって先細となっており、
    前記第1の部分および前記第2の部分には、前記第1のセットの断続的な水平凹部および前記第2のセットの断続的な水平凹部が形成されている、容器。
  13. 前記第1のセットの断続的な水平凹部のうちの前記第1の断続的な水平凹部のそれぞれが、前記第2のセットの断続的な水平凹部のうちの前記第2の断続的な水平凹部のそれぞれと交互に配置されている、請求項12に記載の容器。
  14. 前記第1のセットの断続的な水平凹部のうちの前記第1の断続的な水平凹部のそれぞれが、前記第2のセットの断続的な水平凹部のうちの前記第2の断続的な水平凹部のそれぞれと、前記容器の垂直部分に沿って少なくとも部分的に重なり合う、請求項12に記載の容器。
  15. 前記第1の断続的な水平凹部および前記第2の断続的な水平凹部のそれぞれが、約180°〜約210°の幅を有する、請求項12に記載の容器。
  16. 前記第1の断続的な水平凹部および前記第2の断続的な水平凹部のそれぞれが、約2.5mmの高さを有する、請求項12に記載の容器。
  17. 略正方形の本体部を具備する容器であって、
    前記本体部が4つの側面と4つの隅部とを備え、前記4つの側面の少なくとも1つが第1の長さを有する複数の断続的な水平凹部を含み、前記4つの隅部の少なくとも1つが前記第1の長さよりも短い第2の長さを有する複数の断続的な水平凹部を含み、
    前記側面の前記複数の断続的な水平凹部のそれぞれが、前記隅部の前記複数の断続的な水平凹部のそれぞれが占める水平面とは異なる水平面に配置され、
    前記本体部は、該本体部の上部に位置する第1の部分と該第1の部分の下方に位置する第2の部分とを含み、前記第1の部分の前記4つの側面および前記4つの隅部は、該第1の部分の下部に向かうにつれて前記本体部の内側に位置するように傾斜しており、前記第2の部分の前記4つの側面および前記4つの隅部は、該第2の部分の上部に向かうにつれて前記本体部の内側に位置するように傾斜しており、
    前記第1の部分および前記第2の部分には、前記側面の前記複数の断続的な水平凹部および前記隅部の前記複数の断続的な水平凹部が形成されている、容器。
  18. 第1のセットの断続的な水平凹部のうちの第1の断続的な水平凹部のそれぞれが、第2のセットの断続的な水平凹部のうちの第2の断続的な水平凹部のそれぞれと交互に配置されている、請求項17に記載の容器。
  19. 第1のセットの断続的な水平凹部のうちの第1の断続的な水平凹部のそれぞれが、第2のセットの断続的な水平凹部のうちの第2の断続的な水平凹部のそれぞれと、前記容器の垂直部分に沿って少なくとも部分的に重なり合う、請求項17に記載の容器。
  20. 第1の断続的な水平凹部および第2の断続的な水平凹部のそれぞれが、約2.5mmの高さを有する、請求項17に記載の容器。
  21. 前記本体部は、前記本体部の全周に亘って延在する環状リブを更に有し、
    前記第1の断続的な水平リブおよび前記第2の断続的な水平リブの前記本体部の高さ方向に沿った幅は、前記環状リブの前記本体部の高さ方向に沿った幅よりも大きい、
    請求項1〜11の何れか一項に記載の容器。
  22. 前記本体部は、前記本体部の全周に亘って延在する環状リブを更に有し、
    前記複数の断続的な水平凹部の前記本体部の高さ方向に沿った幅は、前記環状リブの前記本体部の高さ方向に沿った幅よりも大きい、
    請求項17〜20の何れか一項に記載の容器。
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