JP6276318B2 - 吸着スタンド - Google Patents
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Description
しかし、特許文献1の吸着スタンドは、吸着解除状態の際に定盤上で移動させるときに、通常、この吸着スタンドを持ち上げずに、定盤に接触しながら移動させるため、移動の際に摩擦力や定盤の表面状態の影響を受ける。かかる場合には、吸着スタンドの上下動や振動を生じない円滑な移動に支障をきたすため、吸着スタンドを定盤から所定の高さに高精度に維持しながら移動させて連続測定する、いわゆる倣い測定を高精度に行うことが困難である。
図1及び図2を参照しながら、本発明の一の実施形態に係る吸着スタンド1の概要について説明する。
図1は、一の実施形態に係る吸着スタンド1の使用例を説明するための模式図である。図2は、吸着スタンド1の底面側を示した図である。
図3〜図5を参照しながら、吸着スタンド1の内部構成について説明する。
図3は、吸着スタンド1の内部構成を示す図である。図4は、図3のI−I断面図である。図5は、図3のII−II断面図である。なお、図4及び図5には、載置面501との間に圧縮空気による空気膜が介在している状態の吸着スタンド1が示されている。
図6〜図10を参照しながら、吸着スタンド1の吸着状態、吸着解除状態及び膜厚管理状態について説明する。
図11〜図15を参照しながら、吸着スタンド1の変形例について説明する。
上述した実施形態では、ベース10の底面11に凹部25(図5)が形成されており、負圧発生部45で発生した負圧によって凹部25の空気を吸引することとしたが、これに限定されない。例えば、凹部25に代えて、図11に示すようにベース10の底面11に環状溝80が設けられている。
上述した実施形態に係る吸着スタンド1おいては、ベース10の載置台500への吸着状態及び吸着解除状態と、ベース10と載置台500の間に形成される空気膜の厚さを管理する膜厚管理状態とを切り替える。
かかる場合には、簡易な構成でありながら、吸着状態と吸着解除状態と膜厚管理状態とを簡単な操作で切替え可能な吸着スタンド1を提供できる。また、吸着スタンド1を膜厚管理状態に切り替えることで、吸着スタンド1のベース10と載置台500との間に空気膜が形成されて、吸着スタンド1が載置台500に接触しない。このため、吸着スタンド1を移動させる際に、摩擦力や載置面501の表面状態(凹凸)の影響を受けない。また、膜厚管理状態においては空気膜がプリロードされるので、空気膜の剛性が高くなり、空気膜が安定した状態となる。この結果、吸着スタンド1を載置台500から所定の高さに高精度に維持しながら移動させることが可能となる。
図16は、本発明が適用されるハイトゲージ700を示す斜視図である。ハイトゲージ700のベース部701は、前述した吸着スタンド1の排気口35、36を有する。また、ベース部701の内部構成は、吸着スタンド1の内部構成と同様である。具体的には、ベース部701の内部には、吸着スタンド1の流路部31、32、33及び真空エジェクタ40が設けられている。これにより、ハイトゲージ700を載置台500から所定の高さに高精度に維持しながら移動させることが可能となる。特に、本発明をハイトゲージ700に適用した場合には、ハイトゲージ700を浮上させて移動させることで、けがき作業(例えば、材料の中心や基準を決めるための作業)が非常に効率的に行えるという優れた効果が奏される。
10 ベース
20 対向面
21 給気孔
26 吸引孔
31、32、33 流路部
35、36 排気口
40 真空エジェクタ
45 負圧発生部
80 環状溝
90 開閉弁
500 載置台
Claims (13)
- 載置台に対向する対向面を有するベースと、
前記ベース内の圧縮空気の一部の流速を大きくして、前記載置台と前記対向面の間の空気を吸引する負圧を発生させる負圧発生手段と、
前記負圧によって、前記ベースを前記載置台に対して真空吸着させる吸着手段と、
圧縮空気を前記載置台へ給気して、前記対向面と前記載置台との間に空気膜を形成する空気膜形成手段と、
前記吸着手段による吸着状態及び吸着解除状態と、前記負圧発生手段及び前記空気膜形成手段が協働して前記空気膜の厚さを管理する膜厚管理状態とを切り替える切替手段と、
を備える、吸着スタンド。 - 前記ベースは、外部から供給される圧縮空気が分岐部で分岐されて流される第1流路部及び第2流路部を有し、
前記空気膜形成手段は、前記第1流路部に設けられ、圧縮空気を前記載置台へ給気して前記対向面と前記載置台との間に空気膜を形成する給気孔を有し、
前記負圧発生手段は、前記第2流路部に設けられ、圧縮空気の流速を大きくして、前記載置台と前記対向面の間の空気を吸引する負圧を発生させる負圧発生部を有する、
請求項1に記載の吸着スタンド。 - 前記負圧発生部に連通されると共に、吸引力を発生する吸引領域を前記対向面に有する、
請求項2に記載の吸着スタンド。 - 前記吸引領域は、前記ベースの前記対向面と同一面に形成された凹部領域である、
請求項3に記載の吸着スタンド。 - 前記吸引領域は、前記ベースの前記対向面と同一面に形成された環状溝で囲まれた領域である、
請求項3に記載の吸着スタンド。 - 前記切替手段は、
前記第1流路部の圧縮空気の外部への排出状態及び排出抑制状態と、前記第2流路部の圧縮空気の外部への排出状態及び排出抑制状態とを、それぞれ切り替えることで、
前記吸着状態と前記吸着解除状態と前記膜厚管理状態とを切り替える、
請求項2から5のいずれか1項に記載の吸着スタンド。 - 前記第1流路部には、圧縮空気が前記給気孔から給気されずに排出される第1排気口が設けられ、
前記第2流路部には、前記負圧発生部を通過した圧縮空気が排出される第2排気口が設けられ、
前記切替手段は、
前記第1排気口及び前記第2排気口が開放されると、前記吸着状態に切り替え、
前記第1排気口が開放され、かつ前記第2排気口が閉塞されると、前記吸着解除状態に切り替え、
前記第1排気口が閉塞され、かつ前記第2排気口が開放されると、前記膜厚管理状態に切り替える、
請求項6に記載の吸着スタンド。 - 前記第1流路部には、前記分岐部から流される圧縮空気の流入口の開閉を制御する開閉弁が設けられ、
前記切替手段は、前記開閉弁による前記流入口の開閉を制御することで、前記吸着状態と前記膜厚管理状態とを切り替える、
請求項2から5のいずれか1項に記載の吸着スタンド。 - 前記負圧発生部は、前記第2流路部の流路を狭くして、圧縮空気の流速を大きくするノズル部を有し、
前記第2流路部は、前記ノズル部の先端側に発生された負圧によって、前記載置台と前記対向面の間の空気を吸引する吸引孔を有する、
請求項2から8のいずれか1項に記載の吸着スタンド。 - 前記吸引孔は、前記ベースの前記対向面と同一面に形成された環状溝と繋がっている、
請求項9に記載の吸着スタンド。 - 前記切替手段は、外部から圧縮空気が供給されている状態で、前記吸着状態と前記吸着解除状態と前記膜厚管理状態とを切り替える、
請求項1から10のいずれか1項に記載の吸着スタンド。 - 前記吸引孔は、前記対向面の中央側の吸引領域の空気を吸引し、
前記給気孔は、前記吸引領域よりも外側の給気領域へ圧縮空気を給気する、
請求項9に記載の吸着スタンド。 - 前記給気孔は、前記対向面の中央側の給気領域へ圧縮空気を給気し、
前記吸引孔は、前記給気領域よりも外側の吸引領域の空気を吸引する、
請求項9に記載の吸着スタンド。
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