JPH02138044A - 板状体の保持装置 - Google Patents

板状体の保持装置

Info

Publication number
JPH02138044A
JPH02138044A JP63287686A JP28768688A JPH02138044A JP H02138044 A JPH02138044 A JP H02138044A JP 63287686 A JP63287686 A JP 63287686A JP 28768688 A JP28768688 A JP 28768688A JP H02138044 A JPH02138044 A JP H02138044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
fluid
pressure
holding
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63287686A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Tokisue
裕充 時末
Ko Inoue
井上 滉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63287686A priority Critical patent/JPH02138044A/ja
Publication of JPH02138044A publication Critical patent/JPH02138044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、板状体の保持装置に係り、特に、例えば半導
体ウェハのような板状体の表面に流体の吸引力と噴出力
とを作用させて、板状体を非接触状態でクリーンに保持
するのに好適な板状体の保持装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、板状体を流体力によって非接触に保持する装置と
して、例えば特開昭62−211236号公報に記載さ
れているように、保持すべき板状体に対向する保持体の
保持面に、加圧気体が供給される絞りを有する流体噴出
部と、保持面の外周部に沿って前記流体噴出部を囲むよ
うに配置され、負圧が供給される環状溝とを備え、気体
の吸引力と噴出力との相互作用により板状体を非接触保
持するものがある。 〔発明が解決しようとする課題〕 近年、半導体製造の微細化に伴い、半導体ウェハのよう
な板状体をクリーンに保って搬送することが要求されて
いる。この要求に対し、上記従来技術は、板状体を非接
触に保持することから、接触に起因する板状体への塵埃
付着は防止できる反面、保持面の外周部に沿って設けら
れた負圧に保たれた環状溝の作用によって外気が保持す
きま内に流入するために、周囲環境に浮遊塵埃が存在す
る場合には外気と共に浮遊塵埃が保持すきま内に侵入し
て保持された板状体に付着するという点について配慮さ
れていたなかった。 本発明は、上記従来技術における課題を解決するために
なされたもので、板状体を非接触に保持することができ
、かつ、装置の周囲に多量の塵埃が存在する場合にも、
保持した板状体をクリーンに保って保持できる板状体の
保持装置を提供することを、その目的とするものである
。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明に係る板状体の保持
装置の構成は、流体力によって板状体を非接触に保持す
る装置において、板状体との間に平面的なすきまを形成
するための保持面を備える保持体と、この保持体の保持
面に設けられ、この保持面に対向する板状体に対して外
気圧以下の圧力を発生する流体吸引部と、前記流体吸引
部の周囲に位置するように前記保持体の保持面に設けら
れ、前記板状体に対して外気圧以上の圧力を発生する絞
りを具備した流体噴出部とを備えたものである。 〔作用〕 流体噴出部の内側に位置する流体吸引部は、流体の吸引
により保持面と板状体との間のすきま内の平均圧力を外
気圧以下にする。この負圧により、板状体の重量を支え
る支持力が発生する。一方、流体噴出部は絞りを通して
加圧流体を保持面と板状体との間のすきまに供給する。 これにより、この部分のすきま内の圧力はすきま間隔が
大きくなれば減少し、すきま間隔が小さくなれば増加す
る。 すなわち、すきま間隔の変化に対して正の支持剛性が生
じる。この支持力と正の支持剛性とにより。 板状体は保持面に対して一定の微小なすきま間隔を保っ
て非接触支持される。また、保持面の外周部に沿って流
体吸引部を囲むように流体噴出部が配置されているから
、流体噴出部から支持すきま内に流入した流体の一部は
、支持すきま外周端から支持すきま外に流出するので、
周囲の塵埃が支持すきまに侵入して保持した板状体が汚
染されるということがない。 〔実施例〕 以下、本発明の各実施例を第1図ないし第8図を参照し
て説明する。 第1図は、本発明の一実施例に係る板状体保持装置の縦
断面図、第2図は、第1図の底面図、第3図は、第2図
の絞り部の他の例を示す底面図である。 第1図および第2図において、1は、例えば半導体ウェ
ハのような非接触に保持すべき板状体を示す、2は、板
状体1を保持する保持体であり、保持体2の保持面2a
と板状体1の上面1aとの間には、間隔りをへだてすき
ま3が形成されている。保持面2aには、すきま3内の
流体を吸引してすきま3内の平均圧力を外気圧以下に保
つ流体吸引部と、すきま3へ加圧流体を導入する流体噴
出部とが備えられている。前記流体吸引部としては、保
持面2aの中央部に設けられた吸引孔9が穿孔され、こ
の吸引孔9は管路11を通して流体吸引源12に接続し
ている。また、前記流体噴出部としては、保持面2aの
外周部に設けられる環状溝状の開口部4および絞り5を
備えており、この絞り5は保持体2内の流体通路6およ
び管路7を通して加圧流体供給源8に接続している。 第1図、第2図の実施例では、保持体2に対して1個の
絞り5が穿孔されている例であるが、第3図に示すよう
に保持体2に対して複数(第3図では4個)絞り5が穿
孔されていても差支えない。 また、保持体2の周囲には、保持した板状体1の面方向
移動を阻止する阻止部材13が設けられている。 次に、第1図、第2図の実施例について、その動作を説
明する。 第1図において、流体吸引[12を駆動すると、これに
よって管理11を通して吸引孔9から流体が吸引され、
この吸引孔9内の圧力が外気圧以下に減圧され、負の圧
力になる。一方、外気圧の圧力より高い圧力に保たれて
いる加圧流体供給源8により、加圧流体が管路7.流体
通路6から絞り5を経て開口部4.すきま3へ流入して
、この部分の圧力は外気圧以上となる。このとき、板状
体1を非接触に保持するための流体力が発生する原理は
、前述の特開昭62−211236号公報に記載された
従来技術と同様であり、概略を述べると以下のとおりで
ある。 まず負圧に保たれる吸引孔9によって、保持面2aと板
状体1との間のすきま3内の平均圧力が外気圧以下とな
る。したがって、板状体1の上面1aには外気圧以下の
圧力が働き、その下面には外気圧がそのまま働くので、
その差圧により板状体1には板状体1を保持面2a側に
吸引する吸引力が働く、この吸引力によって板状体1の
重量が支持されるが、この板状体1に働く吸引力はすき
ま3の間隔りが「板状体1の重量=吸引力」となる設定
すきまの間隔を越えて増加すれば増加し、また、それよ
り減少すれば減少する。すなわち、いま、すきま3の間
隔りが増加すると、すきま3内の流れが受ける抵抗が減
少し、絞り5を通過する流体流量が増加する。これによ
り、絞り5における圧力降下量が増加し、絞り5の上流
側の流体通路6の圧力は供給圧でほぼ一定であるので、
絞り5の下流側の溝状の開口部4内の圧力が減少する。 それによって、すきま3内の圧力が減少し、すきま3内
の圧力と外気圧との差圧が大きくなり、板状体1に働く
吸引力が増加して、板状体1は設定すきま間隔に整定す
る。 逆に、すきま3の間隔りが減少すると、逆の現象が生じ
て、板状体1にはすきま間隔りが増加する方向に力が働
き、すきま3の間隔りはもとの設定すきま間隔に整定す
る。これにより板状体1は。 流体体2の保体面2aとのすきま3の間隔りをへだでて
非接触に安定浮上することになる。 またこのとき、外気圧以上に保たれる溝状の開口部4は
、吸引孔9を取り囲むように環状に設けられているので
、開口部4からすきま3内に流入した流体の一部はすき
ま3の外周端からすきま外部に噴出し、外気がすきま3
内に流入することがない。 本実施例によれば、板状体1を非接触に保持し得るので
、例えば処理面の汚れ、傷付きを嫌う半導体ウェハのハ
ンドリングなどに使用すれば有効である。 また、外気がすきま内に流入することがないので、装置
の周囲に多量の塵埃が存在する環境でも、板状体をクリ
ーンに保って保持することができる。 次に、第4図は、本発明の他の実施例に係る板状体保持
装置の縦断面図である。図中、第1図と同一符号のもの
は、同等部分を示す。 第4図の実施例は、先の第1図に示した保持体2を板状
体1に対して複数個設けたものである。 第4図の実施例では、2個の保持体2−1.2−2が装
置枠14に装設されている。そして、各保持体2−1.
2−2にはそれぞれ溝状の開口部4−1.4−2、絞5
.流体通路6−1.6−2゜および吸引孔9−1.9−
2が設けられており、それぞれ管路7−1.7−2.お
よび管路11−1.11−2によって共通の加圧流体供
給′g8および流体吸引源12に接続している。 第4図の実施例によれば、板状体1は2個の保持体2−
1.2−2によって非接触に保持されるので、板状体1
が保持面2aに対して傾くように変位した場合にも、板
状体1に大きな復元力を与えることができるほか、先の
第1図、第2図の実施例と同様の効果がもたらされる。 次に第5図は、本発明のさらに他の実施例に係る板状体
保持装置の縦断面図、第6図は、第5図の底面図である
0図中、第1図、第2図と同一符号のものは同等部分で
あるから、その説明を省略する。 第5図、第6図の実施例では、保持体2Aの保持面2a
に形成される溝状の開口部4Aが、複数(第6図では4
個)の不連続な溝となっている。 そして、これらの複数個の溝状の開口部4Aにはそれぞ
れ絞り5.流体通路6が設けられている。 第5図、第6図の実施例によれば、先の第1図。 第2図の実施例と同様の効果が期待されるほか、それぞ
れの溝状の関口部4Aにおいて、その位置でのすきま3
の間隔を一定に保とうとする作用が働くので、−個の保
持体2Aによって、板状体1が保持体2Aの保持面2a
に対して傾くように変位した場合にも、板状体1に大き
な復元力を与えるという実施例特有の効果がある。 次に、第7図は1本発明のさらに他の実施例に係る板状
体保持装置の縦断面図、第8図は、第7図の底面図であ
る0図中、第1図、第2図と同一符号のものは同等部分
であるから、その説明を省略する。 第7図、第8図の実施例では、保持体2Bの保持面2a
に形成される開口部の溝が、二重の環状溝4a、4bと
、これらの環状溝4a、4bに連通する連通溝4Cとか
らなり、この連通溝40部に絞り5.流体通路6が設け
られている。 第7図、第8図の実施例によれば、先の第1図。 第2図の実施例と同様の効果が期待されるほか、絞り5
の下流側にあ連通溝4Cの容積が小さいので、流体が気
体の場合にも、気体の圧縮性に起因して板状体1に生じ
る自動振動の発生を押さえることができるという本実施
例の効果がある。 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、板状体を非接触に
保持することができ、かつ、装置の周囲に多重の塵埃が
存在する場合でも、保持した板状体をクリーンに保って
保持しうる板状体の保持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る板状体保持装置の縦
断面図、第2図は、第1図の底面図、第3図は、第2図
の絞り部の他の例を示す底面図、第4図は1本発明の他
の実施例に係る板状体保持装置の縦断面図、第5図は、
本発明のさらに他の実施例に係る板状体保持装置の縦断
面図、第6図は、第5図の底面図、第7図は、本発明の
さらに他の実施例に係る板状体保持装置の縦断面図、第
8図は、第7図の底面図である。 1・・・板状体、2.2−1.2−2,2A、2B・・
・保持体、2a・・・保持面、3・・・すきま、4.4
−1゜4−2,4A−・・開口部、4a、4b−i状溝
、4c・・・連通溝、5・・・絞り、6.6−1.6−
2=・・・流体通路、7.7−1.7−2.11.11
−1.11−2・・・管路、8・・・加圧流体供給源、
9・・・吸引孔、12・・・流体吸引源。 革5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、流体力によって板状体を非接触に保持する装置にお
    いて、板状体との間に平面的なすきまを形成するための
    保持面を備える保持体と、この保持体の保持面に設けら
    れ、この保持面に対向する板状体に対して外気圧以下の
    圧力を発生する流体吸引部と、前記流体吸引部の周囲に
    位置するように前記保持体の保持面に設けられ、前記板
    状体に対して外気圧以上の圧力を発生する絞りを具備し
    た流体噴出部とを備えたことを特徴とする板状体の保持
    装置。
JP63287686A 1988-11-16 1988-11-16 板状体の保持装置 Pending JPH02138044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63287686A JPH02138044A (ja) 1988-11-16 1988-11-16 板状体の保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63287686A JPH02138044A (ja) 1988-11-16 1988-11-16 板状体の保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02138044A true JPH02138044A (ja) 1990-05-28

Family

ID=17720418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63287686A Pending JPH02138044A (ja) 1988-11-16 1988-11-16 板状体の保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02138044A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329447A (ja) * 2006-05-09 2007-12-20 Tokyo Electron Ltd 基板搬送装置及び縦型熱処理装置
JP2010247304A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Chugai Ro Co Ltd ワークの吸着パッド装置
JP2010258292A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Murata Machinery Ltd 物品保持装置
CH706362A1 (de) * 2012-04-04 2013-10-15 Mueller Martini Holding Ag Saugelement, Saugvorrichtung und Verfahren zum Handhaben eines Gegenstands.

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329447A (ja) * 2006-05-09 2007-12-20 Tokyo Electron Ltd 基板搬送装置及び縦型熱処理装置
JP4642787B2 (ja) * 2006-05-09 2011-03-02 東京エレクトロン株式会社 基板搬送装置及び縦型熱処理装置
US8167521B2 (en) 2006-05-09 2012-05-01 Tokyo Electron Limited Substrate transfer apparatus and vertical heat processing apparatus
JP2010247304A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Chugai Ro Co Ltd ワークの吸着パッド装置
JP2010258292A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Murata Machinery Ltd 物品保持装置
CH706362A1 (de) * 2012-04-04 2013-10-15 Mueller Martini Holding Ag Saugelement, Saugvorrichtung und Verfahren zum Handhaben eines Gegenstands.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1715514B1 (en) Non-contact carrier device
US5192070A (en) Suction pad
JP5110480B2 (ja) 非接触搬送装置
EP0201240B1 (en) Apparatus for supporting and/or conveying a plate with fluid without physical contact
TWI665146B (zh) 非接觸搬送裝置及非接觸吸著盤
JP2000511354A (ja) ウェーハ状物品のための非接触保持器
JP4183525B2 (ja) 薄板の搬送用支持装置
US10643881B2 (en) Baffle plate
JPH10181879A (ja) 搬送装置
JPH02138044A (ja) 板状体の保持装置
KR102605684B1 (ko) 기판 부상 반송 장치
JP2000191137A (ja) 板状物の非接触搬送装置
JPS62211236A (ja) 板状体の保持装置
JP4877690B2 (ja) 静圧スライダ
JPH11254369A (ja) 無接触搬送装置
JPH11268830A (ja) 気流搬送セル
JPH0512113B2 (ja)
WO1999033725A1 (en) Contactless wafer pick-up chuck
JP2001105369A (ja) 搬送装置
JPH05335404A (ja) 無接触保持装置
JP2006049493A (ja) 基板搬送モジュールならびにそれを用いた基板搬送装置および基板搬送方法
JPH0215461B2 (ja)
JP2006278831A (ja) 非接触保持装置
JP2002280439A (ja) 搬送装置
JPH0151413B2 (ja)