JP6275281B2 - 情報取得表示プログラム、情報取得表示装置及び情報取得表示方法 - Google Patents

情報取得表示プログラム、情報取得表示装置及び情報取得表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、機器の情報を取得し、表示する情報取得表示プログラム、情報取得表示装置及び情報取得表示方法に関する。
FA(Factory Automation)分野の設備は、複数の種類の機器を組み合わせて実現されることが一般的である。FA分野の設備を構成するそれぞれの機器は、アナログ入力値及び温度測定値を一例とする固有の情報を保持している。
また、FA分野の設備において、各機器は、制御処理及び情報処理を統合したプログラマブルコントローラに接続される(特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。プログラマブルコントローラには、各機器の情報を取得するコンピュータが接続している。
特開2013−257685号公報 特開2010−97478号公報 特開2010−238232号公報
FA分野の設備は、各機器の固有の情報を監視する場合、機器毎にアドレスのマッピングが異なっているため、機器のマニュアルを見ながらコンピュータで監視対象の機器のアドレスを探す必要がある。また、FA分野の設備は、各アドレスに格納された値を確認するために、各機器の製造会社ごとに異なる専用ツールを使用している。
また、FA分野の設備は、各機器の固有の情報を取得、及び蓄積し、時間の経過にしたがって表示する場合には、各機器の製造会社ごとに異なる専用ツールに規定された形式で表示するか、取得した情報を他の情報表示ツールを用いて加工しなおす必要がある。
このように、FA(Factory Automation)分野の設備は、各機器の固有の情報を取得し、表示するためにかかる工数が増加する傾向である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、機器の情報の取得及び表示にかかる工数を抑制することができる情報取得表示プログラムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の機器に接続したコンピュータで実行される情報取得表示プログラムであって、機器から情報を取得する取得手順を規定した取得手順ファイル要素と、前記取得した情報を前記コンピュータの記憶装置に記憶する記憶手順を規定した記憶手順ファイル要素と、取得手順にしたがって取得した情報を前記コンピュータの表示装置に表示する表示手順を規定した表示手順ファイル要素と、を少なくとも有する情報定義ファイルを、機器に対応して備え、情報定義ファイルの取得手順ファイル要素により規定された取得手順にしたがって情報を取得する情報取得ステップと、前記情報取得ステップで取得した情報を前記記憶手順ファイル要素により規定された前記記憶手順にしたがって前記記憶装置に記憶する記憶ステップと、情報取得ステップで取得した情報を前記記憶装置に記憶した後に、前記情報を表示手順ファイル要素により規定された表示手順にしたがって表示装置に表示する表示ステップと、をコンピュータに実行させる。前記情報定義ファイルは、複数の前記機器の情報が共通フォーマットで記述されたプロファイルである。
本発明に係る情報取得表示プログラムは、機器の情報の取得及び表示にかかる工数を抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態1に係る情報取得表示装置が備えられる制御システムの構成を示す図 実施の形態1に係る制御装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態1に係るコンピュータのハードウェア構成を示す図 実施の形態1に係るエンジニアリングツールの機能ブロックを示す図 図4に示されたエンジニアリングツールがコンピュータの記憶装置に記憶された状態の機能ブロックを示す図 実施の形態1に係る情報定義ファイルの構成を示す図 実施の形態1に係る第1の機器に対応した情報定義ファイルを示す図 実施の形態1に係る第2の機器に対応した情報定義ファイルを示す図 実施の形態1に係る第3の機器に対応した情報定義ファイルを示す図 実施の形態1に係るエンジニアリングツールを実行したコンピュータの表示装置の表示画面の一例を示す図 図10に示された表示画面が操作されることにより表示されるモニタ設定ダイアログの一例を示す図 図10に示された表示画面が操作されることにより表示されるロギング設定ダイアログの一例を示す図 図10に示された表示画面が操作されることにより表示されるロギング設定ダイアログの一例を示す図 実施の形態1に係るエンジニアリングツールの処理の一部を示すフローチャート 実施の形態1に係るエンジニアリングツールの処理の他の一部を示すフローチャート 実施の形態1に係るコンピュータが第1の機器から情報を取得する状態を示す図 図16に示された情報から生成したグラフを表示装置に表示した状態を示す図 実施の形態1に係るコンピュータが第2の機器から情報を取得する状態を示す図 図18に示された情報をデータファイルに記憶した状態を示す図 図19に示されたデータファイルに記憶された情報から生成したグラフを表示装置に表示した状態を示す図 実施の形態1に係るコンピュータが第3の機器から情報を取得する状態を示す図 図21に示された情報から生成したグラフを表示装置に表示した状態を示す図 図21に示された情報をデータファイルに記憶した状態を示す図 図23に示されたデータファイルに記憶された情報から生成したグラフを表示装置に表示した状態を示す図 本発明の実施の形態2に係るエンジニアリングツールの情報定義ファイルのグラフ情報ファイル要素を示す図 本発明の実施の形態2に係るコンピュータにより表示装置に表示されたグラフの一例を示す図 本発明の実施の形態2に係るコンピュータにより表示装置に表示された情報の一覧を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る情報取得表示プログラム、情報取得表示装置及び情報取得表示方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報取得表示装置が備えられる制御システムの構成を示す図である。制御システム1は、FA(Factory Automation)分野の設備を構成するものであり、図1に示すように、設備に設置される複数の機器2,3,4と、複数の機器2,3,4に接続した制御装置5と、制御装置5に接続した情報取得表示装置であるコンピュータ6と、を備える。実施の形態1において、制御システム1は、機器2,3,4を三つ備えるが、機器2,3,4を三つ以外の数備えても良く、機器2,3,4を少なくとも一つ以上備えれば良い。
コンピュータ6は、制御装置5を介して、機器2,3,4に接続している。コンピュータ6は、制御装置5で実行される制御プログラムを生成して、制御装置5に送信する。制御装置5は、制御プログラムを実行することにより、機械2,3,4を制御する。実施の形態1において、制御装置5は、プログラマブルコントローラ(JIS B 3502:2011、programmable controllers(PLC))であるが、PLCに限定されない。
図2は、実施の形態1に係る制御装置のハードウェア構成を示す図である。制御装置5は、図2に示すように、制御プログラムを実行するメイン基板5aと、各機器2,3,4に接続したサブ基板5b,5c,5dとを備える。
メイン基板5aは、制御プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)5a1と、CPU5a1と内部バスB1を介して接続されたRAM(Random Access Memory)であるメモリ5a2と、コンピュータ6と通信を行う通信インタフェース5a3と、サブ基板5b,5c,5dに接続したバスインタフェース5a4と、制御プログラムを記憶する記憶部5a5と、を備える。CPU5a1、メモリ5a2、通信インタフェー5a3、バスインタフェース5a4及び記憶部5a5は、内部バスB1を介して接続されている。実施の形態1において、メイン基板5aは、PLCのCPUユニットを構成する。
バスインタフェース5a4は、内部バスB1と拡張バスB2とを連絡するバスブリッジ回路である。サブ基板5b,5c,5dは、拡張バスB2及びバスインタフェース5a4を介して、メイン基板5aに接続されている。サブ基板5bは、機器2に接続されている。サブ基板5cは、機器3に接続されている。サブ基板5dは、機器4に接続されている。実施の形態1において、サブ基板5b,5c,5dは、PLCのI/O(Input/Output)ユニット、電源ユニット、又は温度調節ユニットを構成する。
記憶部5a5は、コンピュータ6から受信した制御プログラムを記憶する。実施の形態1において、記憶部5a5は、SSD(Solid State Drive)又はHDD(Hard Disk Drive)であるが、SSD又はHDDに限定されない。
図3は、実施の形態1に係るコンピュータのハードウェア構成を示す図である。実施の形態1に係るコンピュータ6は、OS(Operating System)60上でコンピュータプログラムを実行するものであって、図3に示すように、CPU61と、RAM62と、ROM63と、記憶装置64と、入力装置65と、表示装置66と、通信インタフェース67と、を含む。CPU61、RAM62、ROM63、記憶装置64、入力装置65、表示装置66及び通信インタフェース67は、バスBを介して接続されている。
CPU61は、RAM62を作業領域として使用しながら、ROM63及び記憶装置64に記憶されているプログラムを実行する実行処理装置である。ROM63に記憶されているプログラムは、BIOS(Basic Input Output System)又はUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)であるが、ROM63に記憶されているプログラムは、BIOS又はUEFIに限定されない。実施の形態1において、記憶装置64に記憶されているプログラムは、オペレーティングシステムプログラム及びエンジニアリングツールプログラムであるが、記憶装置64に記憶されているプログラムは、オペレーティングシステムプログラム及びエンジニアリングツールプログラムに限定されない。実施の形態1において、記憶装置64は、SSD又はHDDであるが、記憶装置64は、SSD又はHDDに限定されない。
入力装置65は、ユーザからの操作入力を受け付ける。実施形態1において、入力装置65は、キーボード又はマウスであるが、入力装置65は、キーボード又はマウスに限定されない。表示装置66は、文字及び画像を表示する。実施の形態1において、表示装置66は、液晶表示装置が例示される。通信インタフェース67は、制御装置5と通信を行う。コンピュータ6は、通信インタフェース67が制御装置5に接続されることで、複数の機器2,3,4に接続している。このように、コンピュータ6は、少なくとも一以上の機器2,3,4に接続している。
次に、実施の形態1に係る情報取得表示プログラムであるエンジニアリングツール10を図面に基づいて説明する。図4は、実施の形態1に係るエンジニアリングツールの機能ブロックを示す図である。図5は、図4に示されたエンジニアリングツールがコンピュータの記憶装置に記憶された状態の機能ブロックを示す図である。
エンジニアリングツール10は、コンピュータ6の記憶装置64に記憶されて、コンピュータ6で実行されるコンピュータプログラムである。エンジニアリングツール10は、図4に示すように、機器2,3,4の情報を取得する情報取得プログラム11と、入力装置65から入力されたパラメータを記憶するデータファイル12と、表示装置66に表示する画面の情報であるとともに表示装置66に情報を表示する画面表示プログラム13と、を備える。また、エンジニアリングツール10は、入力装置65から命令が入力されるためのプログラムである入力用プログラム14と、各機器2,3,4に対応して設けられる情報定義ファイル15と、情報定義ファイル15に記録された情報を解析する解析用プログラム9とを備える。
エンジニアリングツール10がコンピュータ6の記憶装置64に記憶されると、図5に示すように、情報定義ファイル15及びデータファイル12は、記憶装置64に形成される。エンジニアリングツール10がコンピュータ6の記憶装置64に記憶されると、情報取得プログラム11、画面表示プログラム13、入力用プログラム14、及び解析用プログラム9は、RAM62を作業領域として使用しながらCPU61により実行される。
情報取得プログラム11は、対応する機器2,3,4との通信処理を行い、対応する機器2,3,4から機器2,3,4の情報を取得し、取得した情報をデータファイル12に保存する。データファイル12は、機器2,3,4から取得した情報を記憶するための記憶装置64に設けられる記憶領域である。
画面表示プログラム13は、対応する機器2,3,4の設定画面、及び情報取得プログラム11が対応する機器2,3,4から取得した機器2,3,4の情報を情報定義ファイル15に規定された手順に従って表示装置66に表示する。
入力用プログラム14は、コンピュータ6への入力処理を行う。一例として、入力用プログラム14は、対応する機器2,3,4を管理するユーザにより各機器2,3,4を管理するための情報が入力装置65から指定されると、ユーザが指定した情報を入力装置65からコンピュータ6に入力する。
解析用プログラム9は、情報定義ファイル15に定義された手順に従いデータファイル12に記憶された対応する機器2,3,4に関する情報を解析する。
情報定義ファイル15は、機器2,3,4と1対1で対応し、かつ記憶装置64に格納される。即ち、情報定義ファイル15は、機器2,3,4に対応して備えられ、記憶装置64に記憶される。情報定義ファイル15は、各機器2,3,4の製造会社が各機器2,3,4を製造したときに、この製造会社によって機器2,3,4に対応して生成されても良いし、コンピュータプログラムの開発会社により生成されても良い。そして、機器2,3,4を購入した設備の製造会社が、機器2,3,4に付属された情報定義ファイル15を入手し、情報定義ファイル15をエンジニアリングツール10に登録して、使用しても良い。また、設備の製造会社は、情報定義ファイル15を機器2,3,4の製造会社のウェブページからダウンロードして入手しても良い。
機器2,3,4に対応する情報定義ファイル15は、同一の構成のデータ構造を有する。情報定義ファイル15は、複数機器2,3,4の情報を共通フォーマットで記述した所謂プロファイルである。情報定義ファイル15は、共通フォーマットを使用することにより、機器2,3,4毎の仕様差を吸収し、異なる製造会社により製造された機器2,3,4でも同一のエンジニアリングツール10により設定や動作をさせることを可能とするものである。
次に、情報定義ファイル15を図面に基づいて説明する。図6は、実施の形態1に係る情報定義ファイルの構成を示す図である。
情報定義ファイル15は、図6に示すように、対応する機器2,3,4の基本情報が規定された機器基本情報ファイル要素16と、表示装置66に表示する手順を規定した表示手順ファイル要素であるグラフ情報ファイル要素21と、を備える。また、情報定義ファイル15は、対応する機器2,3,4から情報を取得する取得手順を規定した取得手順ファイル要素である通信情報ファイル要素28と、通信情報ファイル要素28が取得する情報のデータ形式を規定した入出力情報ファイル要素35と、グラフ情報ファイル要素21に規定された表示手順の一部を切り換える選択肢一覧ファイル要素41と、を備える。機器基本情報ファイル要素16、グラフ情報ファイル要素21、通信情報ファイル要素28、入出力情報ファイル要素35、及び選択肢一覧ファイル要素41は、コンピュータ66の入力装置65から書き込まれたデータにより構成され、入力装置65から書き込まれたデータを記憶装置64内の領域に保持するものである。
機器基本情報ファイル要素16は、対応する機器2,3,4の製造会社、名称、バージョン、及び仕様を規定している。機器基本情報ファイル要素16は、製造会社、名称、バージョン、又は仕様を識別するための識別子17と、製造会社、名称、バージョン、又は仕様の意味を示す名称18と、製造会社、名称、バージョン、又は仕様の内容のデータ型を示すデータ型19と、製造会社、名称、バージョン、又は仕様の内容を示す値20とを備える。機器基本情報ファイル要素16は、識別子17と、名称18と、データ型19と、値20に規定された内容によりエンジニアリングツール10が通信する機器2,3,4を判別したり、機器2,3,4の仕様を表示装置66に表示したりする。
グラフ情報ファイル要素21は、表示装置66に表示するグラフの情報を規定するものである。グラフ情報ファイル要素21は、グラフの種類を識別する識別子22と、グラフが表示する情報の意味を示すグラフ名称23と、グラフの種別を示すグラフ種別24と、を備える。また、グラフ情報ファイル要素21は、グラフの縦軸のパラメータの内容を示す縦軸のパラメータ25と、グラフの横軸のパラメータの内容を示す横軸のパラメータ26と、機器2,3,4の情報の見せ方を規定する表現方法27とを備える。
識別子22は、グラフ情報を識別するためのものである。グラフ名称23は、グラフの意味を示す。グラフ名称23は、対応する機器2,3,4から取得した情報の意味を示す。グラフ種別24は、グラフの種別を示す。グラフ種別24は、グラフが縦棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、横棒グラフ、面グラフ、散布図、バブルチャート、又はタイミングチャートであることを示す。なお、実施の形態1において、グラフが縦棒グラフである場合には、グラフ種別24は「VERTICAL BAR GRAPH」と示し、グラフが折れ線グラフである場合には、グラフ種別24は「LINE_GRAPH」と示し、グラフが円グラフである場合には、グラフ種別24は「PIE CHART」と示し、グラフが横棒グラフである場合には、グラフ種別24は「HORIZONTAL BAR GRAPH」と示す。また、実施の形態1において、グラフが面グラフである場合には、グラフ種別24は「AREA CHART」と示し、グラフが散布図である場合には、グラフ種別24は「SCATTER_PLOT」と示し、グラフがバブルチャートである場合には、グラフ種別24は「BUBBLE CHART」と示し、グラフがタイミングチャートである場合には、グラフ種別24は「TIMING DIAGRAM」と示す。
縦軸のパラメータ25、及び横軸のパラメータ26は、グラフの縦軸の情報、及び横軸の情報を示す。縦軸のパラメータ25及び横軸のパラメータ26は、対応する機器2,3,4から取得する情報、機器2,3,4から情報を取得するための通信手順が示された通信情報ファイル要素28への参照、選択肢一覧ファイル要素41への参照、又は、縦軸及び横軸の目盛が示される。縦軸及び横軸の目盛の一例として、年、月、日、時間、分、秒のうち少なくとも一つにより構成される特定の日時を示す識別子が示される。実施の形態1において、年を示す識別子である「Year」が、用いられ、月を示す識別子である「Month」が、用いられる。また、実施の形態1において、日を示す識別子である「Day」が、用いられ、時間を示す識別子である「Hour」が、用いられ、分を示す識別子である「Minute」が、用いられ、秒を示す識別子である「Second」が、用いられる。また、実施の形態1において、時間、分又は秒を示す識別子は、演算子「*」を使用して、乗法を用いて定義されても良い。一例として、1msec毎に機器2,3,4の固有の情報を監視即ちモニタ、又は、取得、及び蓄積即ちロギングしたい場合には、縦軸のパラメータ25、又は横軸のパラメータ26に「Second*0.001」を示すことができる。また、縦軸のパラメータ25及び横軸のパラメータ26は、選択肢一覧ファイル要素41への参照が示された場合には、日又は時間を示す識別子を複数示すことができ、ユーザが機器2,3,4の情報を監視、又は取得、及び蓄積したい時間の間隔を選択することが可能である。
表現方法27は、機器2,3,4の情報を監視して表示すること、取得、及び蓄積して表示すること、又は、選択肢一覧ファイル要素41への参照が示される。機器2,3,4の情報を監視して表示装置66に表示する場合、表現方法27は、「monitoring」が示される。また、取得、及び蓄積した機器2,3,4の情報を表示装置66に表示する場合には、表現方法27は、「Logging」が示される。表現方法27は、選択肢一覧ファイル要素41への参照が示された場合、一例として、ユーザが機器2,3,4固有の情報を監視して表示することと、機器2,3,4の情報を取得、及び蓄積して表示することと、を選択することが可能となる。
グラフ情報ファイル要素21は、縦軸のパラメータ25又は横軸のパラメータ26に、通信情報ファイル要素28への参照が示され、かつ識別子22、グラフ名称23、グラフ種別24、縦軸のパラメータ25、横軸のパラメータ26、及び表現方法27を備えることで、通信情報ファイル要素28が規定した取得手段にしたがって取得した情報を表示装置66に表示する表示手順を規定する。また、グラフ情報ファイル要素21は、表現方法27に「Logging」が示された場合、又は「選択肢一覧ファイル要素41への参照」が示されて、選択肢一覧ファイル要素41において、「Logging」が選択可能な場合、取得した情報をデータファイル12に記憶する記憶手順を規定した記憶手順ファイル要素に相当する。さらに、グラフ情報ファイル要素21が規定した表示手順は、縦軸のパラメータ25又は横軸のパラメータ26に、目盛、又は選択肢一覧ファイル要素41への参照により日時情報が選択可能にされることで、取得した情報を時間の経過にしたがって表示することを規定する。
通信情報ファイル要素28は、通信情報ファイル要素28が通信を行う目的を示す識別子29と、通信情報ファイル要素28が通信を行う目的自体を表示するパラメータ名称30と、通信対象を示す通信対象31と、読出す情報のレジスタを示す読出しレジスタ32と、読出す情報の値を示す読出し値33と、読出し値のデータ型を示す読出し値のデータ型34とを備える。
識別子29は、通信を行う目的である通信情報の種類を示す通信情報識別子である。通信情報は、パラメータ読出し又はパラメータ書込みを示す。パラメータ名称30は、通信情報の名称である。パラメータ名称30は、パラメータ読出し、又は、パラメータ書込みを示す。
通信対象31は、通信対象となる機器2,3,4の名称、及び機器2,3,4の情報が示される。また、通信対象31は、通信対象となる機器2,3,4の情報が規定された入出力情報ファイル要素35への参照が示される。
読出し値33は、対象の機器2,3,4から読出した情報の値が示される。読出し値33には、読出した情報の値を格納する変数が示される。通信対象31において、入出力情報ファイル要素35への参照が示されている場合、読出し値33は、入出力情報ファイル要素35に示された入出力値を読出し値33の変数に格納する。
読出しレジスタ32は、読出す値、即ち取得する情報が格納されているレジスタである。読出しレジスタ32は、読出す値が格納されているアドレスが示される。通信対象31において、入出力情報ファイル要素35への参照が示されている場合、読出しレジスタ32は、入出力情報ファイル要素35に示されたアドレスを示す。読出し値のデータ型34は、読出し値のデータ型を示す。読出し値のデータ型34の一例として、WORD型、又はSTRING型が示される。通信情報ファイル要素28は、グラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25又は横軸のパラメータ26から参照され、かつ、識別子29、パラメータ名称30、通信対象31、読出しレジスタ32、読出し値33、及び読出し値のデータ型34を備えることで、機器2,3,4から情報を取得する取得手順を規定する。
入出力情報ファイル要素35は、読出す情報の種類を示す識別子36と、情報の名称を示す名称37と、読出す情報のデータ型を示すデータ型38と、読出す情報の単位を示す単位39と、割付アドレス40とを備える。
識別子36は、読出す情報である入出力情報の種類を示す入出力情報識別子である。入出力情報は、一例として、アナログ入力値、温度測定値又は加圧力値である。名称37は、機器2,3,4から読出す情報自体の名称である。名称37は、一例として、アナログ入力値、温度測定値又は加圧力値である。
データ型38は、入出力情報のデータ型を示す。データ型38の一例として、WORD型、又はSTRING型が示される。単位39は、入出力情報の単位である。単位39は、一例として、入出力情報がアナログ入力値である場合に「mA」を示す。割付アドレス40は、入出力情報が格納されるアドレスを示す。割付アドレス40は、アドレスの一例として、D100、D150又は、D200が示される。
選択肢一覧ファイル要素41は、グラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25、横軸のパラメータ26又は表現方法27から選択された際に切換える複数の値43と、各値43を識別する識別子42とを備える。
次に、実施の形態1における情報定義ファイル15の例を図面に基づいて説明する。図7は、実施の形態1に係る第1の機器に対応した情報定義ファイルを示す図である。図8は、実施の形態1に係る第2の機器に対応した情報定義ファイルを示す図である。図9は、実施の形態1に係る第3の機器に対応した情報定義ファイルを示す図である。
実施の形態1において、コンピュータ6は、機器2,3,4に接続している。以下、実施の形態1は、機器2を第1の機器、機器3を第2の機器、機器4を第3の機器と記す。また、以下、実施の形態1は、第1の機器2に対応する情報定義ファイルを符号15−1で示し、第2の機器3に対応する情報定義ファイルを符号15−2で示し、第3の機器4に対応する情報定義ファイルを符号15−3で示し、対応する機器2,3,4が定めらない情報定義ファイルを符号15で示す。
第1の機器2に対応する情報定義ファイル15−1の機器基本情報ファイル要素16は、図7に示すように、第1の機器2の製造会社名が「A社」、第1の機器2の名称が「機器A」、「機器Aのバージョン」及び「機器Aの仕様」を示している。情報定義ファイル15−1のグラフ情報ファイル要素21は、「機器A」の「アナログ入力値」を「折れ線グラフ」で表示装置66に表示することを示している。また、情報定義ファイル15−1のグラフ情報ファイル要素21は、縦軸を「機器A」から読出した「アナログ入力値」とし、横軸を「選択肢一覧ファイル要素」で設定される「時間」とし、「機器A」の「アナログ入力値」を監視して表示することを示している。
情報定義ファイル15−1の通信情報ファイル要素28は、通信対象が「機器A」であることを示している。情報定義ファイル15−1の入出力情報ファイル要素35は、「機器A」から読出す「アナログ入力値」の単位が「mA(milliAmpere)」であることを示している。情報定義ファイル15−1の選択肢一覧ファイル要素41は、「横軸のパラメータ」が、「1msecond」と「1second」とを切り換え可能であることを示している。
第2の機器3に対応する情報定義ファイル15−2の機器基本情報ファイル要素16は、図8に示すように、第2の機器3の製造会社名が「B社」、第2の機器3の名称が「機器B」、「機器Bのバージョン」及び「機器Bの仕様」を示している。情報定義ファイル15−2のグラフ情報ファイル要素21は、「機器B」の「温度測定値」を「散布図」で表示装置66に表示することを示している。また、情報定義ファイル15−2のグラフ情報ファイル要素21は、縦軸を「機器B」から読出した「温度測定値」とし、横軸を「選択肢一覧ファイル要素」で設定される「時間」とし、「機器B」の「温度測定値」を取得し、蓄積して表示することを示している。
情報定義ファイル15−2の通信情報ファイル要素28は、通信対象が「機器B」であることを示している。情報定義ファイル15−2の入出力情報ファイル要素35は、「機器B」から読出す「温度測定値」の単位が「℃」であることを示している。情報定義ファイル15−2の選択肢一覧ファイル要素41は、「横軸のパラメータ」が、「1second」と「1Minute」と「1Hour」を切り換え可能であることを示している。
第3の機器4に対応する情報定義ファイル15−3の機器基本情報ファイル要素16は、図9に示すように、第3の機器4の製造会社名が「C社」、第3の機器4の名称が「機器C」、「機器Cのバージョン」及び「機器Cの仕様」を示している。情報定義ファイル15−3のグラフ情報ファイル要素21は、「機器C」の「加圧力値」を「折れ線グラフ」で表示装置66に表示することを示している。また、情報定義ファイル15−3のグラフ情報ファイル要素21は、縦軸を「機器C」から読出した「加圧力値」とし、横軸を「1msecond」とし、「機器C」の「加圧力値」を「選択肢一覧ファイル要素」で設定される「表現方法」とすることを示している。
情報定義ファイル15−3の通信情報ファイル要素28は、通信対象が「機器C」であることを示している。情報定義ファイル15−3の入出力情報ファイル要素35は、「機器C」から読出す「加圧力値」の単位が「Pa」であることを示している。情報定義ファイル15−3の選択肢一覧ファイル要素41は、「表現方法」を「監視」と「取得、及び蓄積」とを切り換え可能であることを示している。
次に、実施の形態1に係るエンジニアリングツールを実行したコンピュータの表示装置66の表示画面の一例を図面に基づいて説明する。図10は、実施の形態1に係るエンジニアリングツールを実行したコンピュータの表示装置の表示画面の一例を示す図である。図11は、図10に示された表示画面が操作されることにより表示されるモニタ設定ダイアログの一例を示す図である。図12は、図10に示された表示画面が操作されることにより表示されるロギング設定ダイアログの一例を示す図である。図13は、図10に示された表示画面が操作されることにより表示されるロギング設定ダイアログの一例を示す図である。
エンジニアリングツール10は、コンピュータ6で実行されると、画面表示プログラム13が、図10に示すように、選択肢一覧ファイル要素41の選択を切り換える設定表100と、第1の機器2、第2の機器3及び第3の機器4の構成を示す構成図101と、グラフ情報ファイル要素21にしたがって生成されるグラフを表示する出力ウィンドウ102と、を備える表示画面200を表示装置66に表示する。表示画面200は、情報定義ファイル15に示された内容にしたがって、機器2,3,4の情報を監視して表示すること、機器2,3,4の情報を取得、及び蓄積して表示するものである。
設定表100は、機器基本情報ファイル要素16に示された機器2,3,4の名称を示す名称表示エリア130、機器2,3,4のバージョンを示すバージョン表示エリア131、及び機器2,3,4の仕様を示す仕様表示エリア132を備える表形式のエリアである。名称表示エリア130は、機器基本情報ファイル要素16の機器2,3,4の名称の値20を示し、バージョン表示エリア131は、機器基本情報ファイル要素16の機器2,3,4のバージョンの値20を示し、仕様表示エリア132は、機器基本情報ファイル要素16の機器2,3,4の仕様の値20を示す。設定表100は、同一の機器2,3,4を示す欄が水平方向又は上下方向に並べられる。実施の形態1において、設定表100は、同一の機器2,3,4を示す欄が水平方向に並べられる。実施の形態1において、設定表100は、上から機器2を示す欄、機器3を示す欄、機器4を示す欄を設けている。実施の形態1において、名称表示エリア130は、「機器A」、「機器B」及び「機器C」を示し、バージョン表示エリア131は、「機器A」のバージョンである「1.0」、「機器B」のバージョンである「2.0」及び「機器C」のバージョンである「1.0」を示す。仕様表示エリア132は、「機器A」の仕様である「アナログ入力」、「機器B」の仕様である「温度計測」及び「機器C」の仕様である「リモートデバイス」を示す。
また、設定表100は、横軸のパラメータを示す横軸のパラメータ表示エリア133を備える。横軸のパラメータ表示エリア133は、グラフ情報ファイル要素21の横軸のパラメータ26に示された値に紐付く文字列を示す。一例として、グラフ情報ファイル要素21の横軸のパラメータ26に「Second*0.001」が示されている場合、横軸のパラメータ表示エリア133は、「msecond」を示す。また、グラフ情報ファイル要素21の横軸のパラメータ26に選択肢一覧41への参照が示されている場合、横軸のパラメータ表示エリア133は、入力装置65からの操作により選択肢一覧41に示された値43のうちいずれか一つに紐付く文字列を示す。
実施の形態1において、「機器A」に対応する横軸のパラメータ表示エリア133は、「msecond」と「second」とが切り換え可能であり、「機器B」に対応する横軸のパラメータ表示エリア133は、「second」と「minute」と「Hour」のうちいずれか一つを選択可能である。「機器C」に対応する横軸のパラメータ表示エリア133には、「msecond」が示される。
また、設定表100は、表現方法を示す表現方法表示エリア134を表示する。表現方法表示エリア134は、グラフ情報ファイル要素21の表現方法27に示された値に紐付く文字列を示す。グラフ情報ファイル要素21の表現方法27に「Monitoring」が示されている場合、表現方法表示エリア134は、「モニタリング」を示し、グラフ情報ファイル要素21の表現方法27に「Logging」が示されている場合、表現方法表示エリア134は、「ロギング」を示す。表現方法表示エリア134に「モニタリング」が示されている場合は、機器2,3,4の情報を監視して表示することを意味する。また、表現方法表示エリア134に「ロギング」が示されている場合は、機器2,3,4の情報を取得、及び蓄積し、表示することを意味する。また、グラフ情報ファイル要素21の表現方法表示エリア134は、選択肢一覧41への参照を示している場合、入力装置65からの操作により「モニタリング」と「ロギング」とを選択することができる。
実施の形態1において、「機器A」に対応する表現方法表示エリア134は、「モニタリング」を示し、「機器B」に対応する表現方法表示エリア134は、「ロギング」を示す。「機器C」に対応する表現方法表示エリア134は、「ロギング」と「モニタリング」とが切り換え可能である。
構成図101は、実際の機器2,3,4の外観をアイコン又はビットマップにより構成される画像データを使用してモデル化した画像を表示するエリアである。出力ウィンドウ102は、機器2,3,4の情報を表示するエリアである。出力ウィンドウ102は、各対象機器2,3,4の情報のグラフウィンドウ120が表示されるエリアを備える。出力ウィンドウ102は、設定表100に表示されているいずれかの欄を選択する、又は、構成図101に表示されている画像データを選択することにより、選択された機器2,3,4の情報を表示する準備を受け付ける。
グラフウィンドウ120は、設定表100の表現方法表示エリア134に「モニタリング」と示されている場合、監視画面121を表示する。グラフウィンドウ120は、表現方法表示エリア134に「ロギング」と記述されている場合、取得、及び蓄積画面122を表示する。実施の形態1において、グラフウィンドウ120は、「機器A」に対応した「監視画面121」と、「機器B」に対応した「取得、及び蓄積画面122」と、「機器C」に対応した「取得、及び蓄積画面122」を表示する。
監視画面121は、タイトル103と、グラフ104と、モニタ開始ボタン105と、モニタ停止ボタン106とを備える。タイトル103は、グラフのタイトルを表示するエリアである。タイトル103に表示する文字列は、情報定義ファイル15から取得する。実施の形態1において、タイトル103に表示する文字列は、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21のグラフ名称23に示されている情報である。
グラフ104は、機器2,3,4の情報を表示するエリアである。グラフ104は、情報定義ファイル15の通信情報ファイル要素28及び入出力情報ファイル要素35に規定された取得手順にしたがって取得した情報をグラフ情報ファイル要素21に規定された表示手順にしたがってグラフを生成して表示する。
モニタ開始ボタン105は、押下されることで、表示画面200に図11に示すモニタ設定ダイアログ110を表示する。実施の形態1において、図11に示すモニタ設定ダイアログ110は、縦軸のパラメータ111と、横軸のパラメータ112と、開始ボタン113と、キャンセルボタン114とを備える。縦軸のパラメータ111及び横軸のパラメータ112は、監視する機器2,3,4の情報及び日時情報を表示する。縦軸のパラメータ111及び横軸のパラメータ112に表示される情報は、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25及び横軸のパラメータ26に示された情報を取得して、表示される。グラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25、又は、横軸のパラメータ26に選択肢一覧ファイル要素41への参照が示されている場合、入力装置65からの操作により複数の選択肢から設定したい値を選択することが可能である。開始ボタン113を押下することで、対象機器の機器2,3,4の情報を監視して表示することが可能である。また、モニタ停止ボタン106を押下することで、監視動作を停止する。
取得、及び蓄積画面122は、タイトル103と、グラフ104と、ロギング開始ボタン107と、ロギング停止ボタン108と、図示ボタン109を備える。タイトル103及びグラフ104は、監視画面121のタイトル103及びグラフ104と同一である。
ロギング開始ボタン107が押下されることで、図12及び図13に示すロギング設定ダイアログ115が表示画面200に表示される。ロギング設定ダイアログ115は、縦軸のパラメータ116と、横軸のパラメータ117と、開始ボタン118と、キャンセルボタン119を備える。縦軸のパラメータ116、横軸のパラメータ117、開始ボタン118、及びキャンセルボタン119は、モニタ画面ダイアログ110の物と同一である。実施の形態1において、図12に示されたロギング設定ダイアログ115は、「機器B」に対応し、図13に示されたロギング設定ダイアログ115は、「機器C」に対応する。
開始ボタン118を押下することで、対象機器の機器2,3,4固有の情報を取得、及び蓄積することが可能である。また、ロギング停止ボタン108を押下することで、取得、及び蓄積を停止する。図示ボタン109を押下することで、取得、及び蓄積した機器2,3,4固有の情報を表示することが可能である。
次に、実施の形態1に係るエンジニアリングツール10の動作を図面に基づいて説明する。エンジニアリングツール10の動作は、機器2,3,4に接続したコンピュータ6が機器2,3,4から情報を取得して、取得した情報を表示装置66に表示する情報取得表示方法である。図14は、実施の形態1に係るエンジニアリングツールの処理の一部を示すフローチャートである。図15は、実施の形態1に係るエンジニアリングツールの処理の他の一部を示すフローチャートである。図16は、実施の形態1に係るコンピュータが第1の機器から情報を取得する状態を示す図である。図17は、図16に示された情報から生成したグラフを表示装置に表示した状態を示す図である。図18は、実施の形態1に係るコンピュータが第2の機器から情報を取得する状態を示す図である。図19は、図18に示された情報をデータファイルに記憶した状態を示す図である。図20は、図19に示されたデータファイルに記憶された情報から生成したグラフを表示装置に表示した状態を示す図である。図21は、実施の形態1に係るコンピュータが第3の機器から情報を取得する状態を示す図である。図22は、図21に示された情報から生成したグラフを表示装置に表示した状態を示す図である。図23は、図21に示された情報をデータファイルに記憶した状態を示す図である。図24は、図23に示されたデータファイルに記憶された情報から生成したグラフを表示装置に表示した状態を示す図である。
コンピュータ6のCPU61は、入力用プログラム14を実行し入力装置65から機器2,3,4を示す識別子を受け付ける(ステップS1)。ステップS1において受け付けられる識別子は、機器基本情報ファイル要素16に示された製造会社名、機器の名称又は機器のバージョンの値20である。コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、ステップS1において入力された機器2,3,4の識別子に基づいて、入力された機器2,3,4に対応した情報定義ファイル15を取得する(ステップS2)。
コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25が取得する情報自体を示しているか否かを判定する(ステップS3L)。コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、取得する情報自体を示していると判定する(ステップS3L:Yes)と、情報取得プログラム11を実行して、機器2,3,4から通信情報ファイル要素28により規定された取得手順にしたがって機器2,3,4の情報を取得する(ステップS4L)。即ち、情報取得プログラム11は、通信情報ファイル要素28により規定された取得手順にしたがって機器2,3,4の情報を取得するコンピュータプログラムを構成するプログラムモジュールである。コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、取得する情報自体を示していないと判定する(ステップS3L:No)と、情報取得プログラム11を実行して、日時情報をエンジニアリングツール10が動作するコンピュータ6のOS60から取得する(ステップS5L)。
実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25に、取得する情報、又は情報を取得するための通信手段が示された通信情報ファイル要素28への参照が示されていると、取得する情報自体を示していると判定する(ステップS3L:Yes)。実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25に、選択肢一覧ファイル要素41への参照、又は縦軸の目盛が示されていると、取得する情報自体を示していないと判定する(ステップS3L:No)。実施の形態1のステップS4Lにおいて、コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行してグラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25に情報を取得するための通信手段が示された通信情報ファイル要素28への参照が示されていると、通信情報ファイル要素28に規定された取得手順にしたがって情報を取得する。
コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の横軸のパラメータ26が取得する情報自体を示しているか否かを判定する(ステップS3S)。コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、取得する情報自体を示していると判定する(ステップS3S:Yes)と、情報取得プログラム11を実行して、機器2,3,4から通信情報ファイル要素28により規定された取得手順にしたがって機器2,3,4の情報を取得する(ステップS4S)。コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、取得する情報自体を示していないと判定する(ステップS3S:No)と、情報取得プログラム11を実行して、日時情報をエンジニアリングツール10が動作するコンピュータ6のOS60から取得する(ステップS5S)。
実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の横軸のパラメータ26に、取得する情報、又は情報を取得するための通信手段が示された通信情報ファイル要素28への参照が示されていると、取得する情報自体を示していると判定する(ステップS3S:Yes)。実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の横軸のパラメータ26に、選択肢一覧ファイル要素41への参照、又は横軸の目盛が示されていると、取得する情報自体を示していないと判定する(ステップS3S:No)。実施の形態1のステップS4Sにおいて、コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、グラフ情報ファイル要素21の横軸のパラメータ26に情報を取得するための通信手段が示された通信情報ファイル要素28への参照が示されていると、通信情報ファイル要素28に規定された取得手順にしたがって情報を取得する。
このように、ステップS4L及びステップS4Sは、情報定義ファイル15の通信情報ファイル要素28に規定された取得手順にしたがって機器2,3,4から情報を取得する情報取得ステップである。
コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の表現方法27が「Monitoring」であるか否かを判定する(ステップS6)。コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、「Monitoring」であると判定する(ステップS6:Yes)と、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21、通信情報ファイル要素28、入出力情報ファイル要素35、及び選択肢一覧ファイル要素41に示されている内容に基づき、機器2,3,4の情報を監視して、グラフ104を生成して、生成したグラフ104を表示装置66に表示する(ステップS7)。ステップS7では、コンピュータ6のCPU61は、画面表示プログラム13を実行して、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の「グラフ種別」に基づき、取得した機器2,3,4の情報を表示装置66に表示する。このために、画面表示プログラム13は、通信情報ファイル要素28に規定された取得手順にしたがって取得した情報をグラフ情報ファイル要素21に規定された表示手順にしたがって表示装置66に表示するコンピュータプログラムを構成するプログラムモジュールである。ステップS7により、エンジニアリングツール10が情報定義ファイル15の記述内容に基づき、機器2,3,4の情報を監視して表示する処理フローが終了する。
このように、ステップS7は、ステップS4L及びステップS4Sで取得した情報をグラフ情報ファイル要素21により規定された表示手順にしたがって表示装置66に表示する表示ステップである。また、コンピュータ6のCPU61は、ステップS7において、ステップS4L及びステップS4Sで取得した情報をデータファイル12に記憶することなく、表示装置66に直接表示する。
コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、「Monitoring」ではないと判定する(ステップS6:No)と、解析用プログラム9を実行して情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21の表現方法27が「Logging」であるか否かを判定する(ステップS8)。コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、「Logging」ではないと判定する(ステップS8:No)と、処理フローを終了する。
コンピュータ6のCPU61が、解析用プログラム9を実行して、「Logging」であると判定する(ステップS8:Yes)ことは、情報取得プログラム11を実行して、情報定義ファイル15の通信情報ファイル要素28に規定された取得手順にしたがって機器2,3,4の情報を取得し、取得した情報をグラフ情報ファイル要素21に規定された記憶手順にしたがってデータファイル12即ち記憶装置64に記憶し、表示手順にしたがって表示装置66に表示することを示す。コンピュータ6のCPU61は、入力用プログラム14を実行し入力装置65から機器2,3,4のロギング開始ボタン107の押下を受け付ける(ステップS9)。
コンピュータ6のCPU61は、情報取得プログラム11を実行して、機器2,3,4から機器固有の情報を取得するとともに、OS60から日時情報を取得し、取得した情報と日時情報とを1対1で対応付けてグラフ情報ファイル要素21に規定された記憶手順にしたがってデータファイル12に記憶する(ステップS10)。このように、ステップS10は、情報定義ファイル15の通信情報ファイル要素28に規定された取得手順にしたがって機器2,3,4の情報を取得する情報取得ステップであるとともに、グラフ情報ファイル要素21に規定された記憶手順にしたがって情報取得ステップで取得した情報をデータファイル12即ち記憶装置64に記憶する記憶ステップでもある。
コンピュータ6のCPU61は、入力用プログラム14を実行し入力装置65から機器2,3,4の図示ボタン109の押下を受け付ける(ステップS11)。コンピュータ6のCPU61は、情報解析プログラム16を実行して、データファイル12に記憶され、かつ1対1で対応付けられた情報と日時情報とをデータファイル12から取得する。(ステップS12)。
コンピュータ6のCPU61は、解析用プログラム9を実行して、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21、通信情報ファイル要素28、入出力情報ファイル要素35、及び選択肢一覧ファイル要素41に規定されている手順にしたがって、取得した機器2,3,4の情報からグラフ104を生成して、生成したグラフ104を表示装置66に表示する(ステップS13)。ステップS13により、コンピュータ6のCPU61は、情報定義ファイル15の記述内容に基づき、機器2,3,4の情報を取得、及び蓄積して表示する処理フローが終了する。このように、ステップS13は、ステップS12において取得した情報をデータファイル12に記憶した後に、表示装置66に情報を表示する表示ステップである。また、コンピュータ6のCPU61は、ステップS7及びステップS13において、グラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25又は横軸のパラメータ26に規定された表示手順通りに、取得した情報を時間の経過にしたがって表示する。
こうして、エンジニアリングツール10は、情報取得ステップであるS4L、ステップS4S及びステップS10と、表示ステップであるステップS7及びステップS13と、記憶ステップであるステップS10と、をコンピュータ6に実行させる。また、コンピュータ6のCPU61は、RAM62を作業領域として使用しながら、記憶装置64に記憶されているエンジニアリングツール10を実行する。このように、CPU61は、情報取得プログラム11を実行して、記憶装置64に記憶された情報定義ファイル15の通信情報ファイル要素28により規定された取得手順にしたがって情報を取得し、画面表示プログラム13を実行して、グラフ情報ファイル要素21により規定された表示手順にしたがって情報を表示装置66に表示する。
実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、エンジニアリングツール10を実行して、第1の機器2の情報を監視して表示する場合、情報定義ファイル15−1のグラフ情報ファイル要素21の横軸のパラメータ26には「$(Enum_Time_Info)」が示されて、選択肢一覧ファイル要素(Enum_Time_Info)41を参照することが示されている。コンピュータ6のCPU61は、エンジニアリングツール10を実行して、第1の機器2の情報を監視して表示する場合、横軸のパラメータ26を取得するために、選択肢一覧ファイル要素(Enum_Time_Info)41を参照する。情報定義ファイル15−1の選択肢一覧ファイル要素(Enum_Time_Info)41には、「Second*0.001」と「Second」が示されているので、コンピュータ6のCPU61は、OS60から1mSecond毎に日時情報を取得する、又はOS60から1Second毎に日時情報を取得することが選択される。実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、1mSecond毎に日時情報を取得することが選択される。
また、情報定義ファイル15−1のグラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25には「$(MachineA_Method.ReadPrm)」が示されて、取得手順が規定された通信情報ファイル要素28(MachineA_Method)を参照することが示されている。情報定義ファイル15−1の通信情報ファイル要素28(MachineA_Method)の通信対象31には「$(MachineA_I/O.Device_Data)」が示されて、入出力情報ファイル要素35(MachineA_I/O)を参照することが示されている。コンピュータ6のCPU61は、エンジニアリングツール10を実行して、入出力情報ファイル要素35(MachineA_I/O)に示された情報を第1の機器2より読出す。また、コンピュータ6のCPU61は、通信情報ファイル要素28の読出しレジスタ32に「$(ASSIGN)」が示されているので、入出力情報ファイル要素35(MachineA_I/O)の割付アドレス40に示された割付アドレス「D100」の値を読出す。コンピュータ6のCPU61は、割付アドレス40に示された割付アドレス「D100」から読出した値を日時情報と1対1で対応付けて読出し値33に示された変数「VALUE」に格納する。コンピュータ6のCPU61は、図16に示すように、「VALUE」に格納された値を1mSecond毎に取得し、グラフ情報ファイル要素35の表現方法27に規定された内容にしたがって、グラフ種別24のグラフを表示する。
情報定義ファイル15−1の表現方法27には、「Monitoring」と記述されており、グラフ種別24には、「LINE_GRAPH」が示されているので、コンピュータ6のCPU61は、図17に示すように、第1の機器2から取得した情報を折れ線グラフであるグラフ104として表示装置66に表示する。
実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、第2の機器3の情報を取得、及び蓄積して表示する場合、情報定義ファイル15−2のグラフ情報ファイル要素21の横軸のパラメータ26には、「$(Enum_Time_Info)」が示されて、選択肢一覧ファイル要素(Enum_Time_Info)41を参照することが示されている。コンピュータ6のCPU61は、第2の機器3の情報を取得、及び蓄積して表示する場合、横軸のパラメータ26を取得するために、選択肢一覧ファイル要素(Enum_Time_Info)41を参照する。情報定義ファイル15−2の選択肢一覧ファイル要素(Enum_Time_Info)41には、「Hour」、「Minute」、及び「Second」が示されているため、コンピュータ6のCPU61は、OS60から1Hour毎に日時情報を取得する、1Minute毎に日時情報を取得する、又は1Second毎に日時情報を取得することが選択される。実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、1Minute毎に日時情報を取得することが選択される。
また、情報定義ファイル15−2のグラフ情報ファイル要素21の縦軸のパラメータ25には「$(MachineB_Method.ReadPrm)」が示されて、取得手順が規定された通信情報ファイル要素28(MachineB_Method)を参照することが示されている。情報定義ファイル15−2の通信情報ファイル要素28(MachineB_Method)の通信対象31には「$(MachineB_I/O.Temperature_Data)」が示されて、入出力情報ファイル要素35(MachineB_I/O)を参照することが示されている。コンピュータ6のCPU61は、入出力情報ファイル要素35(MachineB_I/O)に示された情報を、図18に示すように、第2の機器3から読出す。また、コンピュータ6のCPU61は、通信情報ファイル要素28の読出しレジスタ32に「$(ASSIGN)」が示されているので、入出力情報ファイル要素35(MachineB_I/O)の割付アドレス40に示された割付アドレス「D150」の値を読出す。コンピュータ6のCPU61は、割付アドレス40に示された割付アドレス「D150」から読出した値を日時情報と1対1で対応付けて読出し値33に示された変数「VALUE」に格納する。
コンピュータ6のCPU61は、グラフ情報ファイル要素21の表現方法27に、「Logging」が示されているので、変数「VALUE」に格納された日時情報と1対1で対応付けられた値を、図19に示すように、データファイル12に記憶する。第2の機器3の情報、及び情報を取得した日時情報の取得、及び蓄積が開始されるタイミングは、ユーザがエンジニアリングツール10にて、ロギング開始ボタン107を押下した時である。第2の機器3の情報の取得を終了後、コンピュータ6のCPU61は、図示ボタン109を押下されることにより、蓄積されていた第2の機器3の情報を、図20に示すように、時間の経過にしたがって表示する。
情報定義ファイル15−2のグラフ種別24には、「SCATTER_PLOT」が示されているので、コンピュータ6のCPU61は、図20に示すように、第2の機器3から取得した情報を散布図であるグラフ104として表示装置66に表示する。
実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、第3の機器4の情報を監視して表示する場合、情報定義ファイル15−3の規定に基づき、図21に示すように、第3の機器4の情報、及びOS60から日時情報を取得する。コンピュータ6のCPU61は、第3の機器4の情報を監視して表示する場合、第1の機器2の情報を監視する図16及び図17に示す処理と同一の処理を実行する。コンピュータ6のCPU61は、図22に示すように、第3の機器4の情報を監視して折れ線グラフであるグラフ104として表示装置66に表示する。
また、実施の形態1において、コンピュータ6のCPU61は、第3の機器4の情報を取得、及び蓄積して表示する場合、情報定義ファイル15−3の規定に基づき、図23に示すように、第3の機器4の情報を取得、及び蓄積し、図24に示すように、折れ線グラフであるグラフ104として表示装置66に表示する。図23及び図24の処理は、図19及び図20に示す処理と同一である。
情報定義ファイル15−3のグラフ情報ファイル要素21の表現方法27には、選択肢一覧41(Enum_Time_Info)41を参照することが示され、情報定義ファイル15−3の選択肢一覧ファイル要素(Enum_Time_Info)41には、「Monitoring」、「Logging」が示されているため、コンピュータ6のCPU61は、第3の機器4から取得した情報を監視して表示すること、又は、取得、及び蓄積して表示することが選択される。コンピュータ6のCPU61は、「Monitoring」が選択された場合、図22に示すように、第3の機器4の情報を監視して表示する。また、コンピュータ6のCPU61は、「Logging」が選択された場合、図24に示すように、第3の機器4の情報を取得、及び蓄積して表示する。
実施の形態1に係るエンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法によれば、機器2,3,4に対応する情報定義ファイル15が同一の構成のデータ構造を有するので、機器2,3,4の情報を監視して表示装置66に表示すること、及び機器2,3,4の情報を取得、及び蓄積して表示装置66に表示することが可能になる。このため、エンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法は、専用ツールに規定された形式で表示すること、及び取得した情報を他の情報表示ツールで加工しなおす必要がなくなる。その結果、エンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法は、各機器2,3,4の情報を取得及び表示にかかる工数を抑制することができる。
また、実施の形態1に係るエンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法によれば、情報定義ファイル15の通信情報ファイル要素28に規定された取得手順にしたがって情報を取得し、グラフ情報ファイル要素21に規定された表示手順にしたがって情報を表示する。このため、エンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法は、情報を取得及び表示するために、専用ツールに規定された形式で表示すること、及び取得した情報を他の情報表示ツールで加工しなおす必要がなくなる。
さらに、実施の形態1に係るエンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法によれば、取得した情報を直接表示することができるので、表示までにかかる所要時間を抑制でき、機器2,3,4の状況を速やかに把握することができる。
また、実施の形態1に係るエンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法によれば、取得した情報をデータファイル12に記憶してから表示することができるので、取得した情報を表示した後に、解析することができる。
また、実施の形態1に係るエンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法によれば、情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21に規定された記憶手順にしたがって情報をデータファイル12に記憶することができる。その結果、エンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法によれば、取得した情報を表示した後に確実に解析することができる。
また、実施の形態1に係るエンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法によれば、取得した情報を時間の経過にしたがって表示することができる。その結果、エンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法によれば、取得した情報の変化を把握することができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係るエンジニアリングツール10を図面に基づいて説明する。図25は、本発明の実施の形態2に係るエンジニアリングツールの情報定義ファイルのグラフ情報ファイル要素を示す図である。図26は、本発明の実施の形態2に係るコンピュータにより表示装置に表示されたグラフの一例を示す図である。図27は、本発明の実施の形態2に係るコンピュータにより表示装置に表示された情報の一覧を示す図である。図25、図26及び図27において、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。実施の形態2において、エンジニアリングツール10及びコンピュータ6は、グラフ情報ファイル要素21−2以外の構成が実施の形態1の構成と同一である。
実施の形態2において、エンジニアリングツール10の情報定義ファイル15のグラフ情報ファイル要素21−2は、図26に示すグラフ104−2に一点鎖線で示す平均値AVを示すことが選択できること、及び図27に示す取得した情報の一覧Liを表示することが選択できることが規定される。グラフ情報ファイル要素21−2は、識別子22に平均値Avを表示するための「Average」が設けられ、名称23に「平均値」が設けられ、表現方法27に平均値Avを表示するしないを選択可能にする表示が示される。グラフ情報ファイル要素21−2は、識別子22に一覧Liを表示するための「List」が設けられ、名称23に「一覧」が設けられ、表現方法27に一覧Liを表示するしないを選択可能にする表示が示される。実施の形態2において、表現方法27には、平均値Av及び一覧Liを表示する場合には、入力装置65から「1」が入力され、平均値Av及び一覧Liを表示しない場合には、入力装置65から「0」が入力される。
実施の形態2に係るエンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法によれば、実施の形態1と同様に、各機器2,3,4の情報を取得及び表示にかかる工数を抑制することができる。また、実施の形態2に係るエンジニアリングツール10、コンピュータ6及び情報取得表示方法は、機器2,3,4から取得した情報をグラフ104で表示することに加え、平均値Av及び一覧Liを表示することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
2,3,4 機器、6 コンピュータ(情報取得表示装置)、10 エンジニアリングツール(情報取得表示プログラム)、12 データファイル(記憶領域)、15 情報定義ファイル、21 グラフ情報ファイル要素(表示手順ファイル要素、記憶手順ファイル要素)、28 通信情報ファイル要素(取得手順ファイル要素)、S4L,S4S,S10 情報取得ステップ、S7,S13 表示ステップ、S10 記憶ステップ、61 CPU(実行処理装置)、64 記憶装置。

Claims (7)

  1. 複数の機器に接続したコンピュータで実行される情報取得表示プログラムであって、
    前記機器から情報を取得する取得手順を規定した取得手順ファイル要素と、前記取得した情報を前記コンピュータの記憶装置に記憶する記憶手順を規定した記憶手順ファイル要素と、前記取得手順にしたがって取得した情報を前記コンピュータの表示装置に表示する表示手順を規定した表示手順ファイル要素と、を少なくとも有する情報定義ファイルを、前記機器に対応して備え、
    前記情報定義ファイルは、複数の前記機器の情報が共通フォーマットで記述されたプロファイルであり、
    前記情報定義ファイルの前記取得手順ファイル要素により規定された前記取得手順にしたがって情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップで取得した情報を前記記憶手順ファイル要素により規定された前記記憶手順にしたがって前記記憶装置に記憶する記憶ステップと、
    前記情報取得ステップで取得した情報を前記記憶装置に記憶した後に、前記情報を前記表示手順ファイル要素により規定された前記表示手順にしたがって前記表示装置に表示する表示ステップと、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とする情報取得表示プログラム。
  2. 前記表示ステップは、前記情報取得ステップで取得した情報を前記表示装置に直接表示することを特徴とする請求項1に記載の情報取得表示プログラム。
  3. 前記表示手順ファイル要素が規定した前記表示手順は、前記取得した情報を時間の経過にしたがって表示することを規定し、
    前記表示ステップは、前記取得した情報を前記表示手順通りに時間の経過にしたがって前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報取得表示プログラム。
  4. 複数の機器に接続した情報取得表示装置であって、
    前記機器から情報を取得する取得手順を規定した取得手順ファイル要素と、前記取得した情報を前記情報取得表示装置の記憶装置の記憶領域に記憶する記憶手順を規定した記憶手順ファイル要素と、前記取得手順にしたがって取得した情報を前記情報取得表示装置の表示装置に表示する表示手順を規定した表示手順ファイル要素と、を少なくとも有し、かつ前記機器に対応する情報定義ファイルと、
    前記取得手順ファイル要素により規定された前記取得手順にしたがって情報を取得する情報取得プログラムと、
    前記取得手順にしたがって取得した情報を前記表示手順ファイル要素により規定された前記表示手順にしたがって前記表示装置に表示する画面表示プログラムと、を備える情報取得表示プログラムを記憶した前記記憶装置と、
    前記情報取得プログラムを実行して前記取得手順にしたがって前記情報を取得し、前記記憶手順ファイル要素により規定された前記記憶手順にしたがって前記取得した情報を前記記憶装置の記憶領域に記憶した後に、前記画面表示プログラムを実行して前記表示手順にしたがって前記取得した情報を前記表示装置に表示する実行処理装置と、
    を備え
    前記情報定義ファイルは、複数の前記機器の情報が共通フォーマットで記述されたプロファイルであることを特徴とする情報取得表示装置。
  5. 前記実行処理装置は、前記取得した情報を前記表示装置に直接表示することを特徴とする請求項4に記載の情報取得表示装置。
  6. 前記表示手順ファイル要素が規定した前記表示手順は、前記取得した情報を時間の経過にしたがって表示することを規定し、
    前記実行処理装置は、前記取得した情報を前記表示手順通りに時間の経過にしたがって前記表示装置に表示することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の情報取得表示装置。
  7. 複数の機器に接続した情報取得表示装置が前記機器から情報を取得して、取得した情報を前記情報取得表示装置の表示装置に表示する情報取得表示方法であって、
    前記情報取得表示装置は、
    前記機器から情報を取得する取得手順を規定した取得手順ファイル要素と前記取得した情報を前記情報取得表示装置の記憶装置の記憶領域に記憶する記憶手順を規定した記憶手順ファイル要素と前記取得手順にしたがって取得した情報を前記情報取得表示装置の表示装置に表示する表示手順を規定した表示手順ファイル要素とを少なくとも有しかつ前記機器に対応する情報定義ファイルと、前記取得手順ファイル要素により規定された前記取得手順にしたがって情報を取得する情報取得プログラムと、前記取得手順にしたがって取得した情報を前記表示手順ファイル要素により規定された前記表示手順にしたがって前記表示装置に表示する画面表示プログラムと、を備える情報取得表示プログラムを記憶した記憶装置と、
    前記情報取得プログラムを実行して前記取得手順にしたがって前記情報を取得し、前記画面表示プログラムを実行して前記表示手順にしたがって前記情報を前記表示装置に表示する実行処理装置と、を備え、
    前記実行処理装置が、前記情報取得プログラムを実行して、前記取得手順ファイル要素に規定された前記取得手順にしたがって前記情報を取得する情報取得ステップと、
    前記実行処理装置が、前記情報取得ステップで取得した情報を前記記憶手順ファイル要素により規定された前記記憶手順にしたがって前記記憶装置の記憶領域に記憶する記憶ステップと、
    前記実行処理装置が、前記情報取得ステップで取得した情報を前記記憶装置に記憶した後に、前記画面表示プログラムを実行して、前記表示手順ファイル要素に規定された前記表示手順にしたがって、前記取得した情報を表示する表示ステップと、
    を含み、
    前記情報定義ファイルは、複数の前記機器の情報が共通フォーマットで記述されたプロファイルであることを特徴とする情報取得表示方法。
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