JP6273802B2 - リレー - Google Patents

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Description

本発明はリレーに関する。具体的には、本発明は、発光動作表示機能を有するリレーに関する。
従来のリレーでは、作業者がリレーの動作確認を行いやすくするために動作表示灯を設けることがある。このような動作表示灯は、その点灯状態を視認しやすいように、リレーのハウジング内上部に設けられている。
図1は、動作表示灯を備えた従来例のリレー11を示す概略断面図である。図1では、2個のリレー11を並べた状態を表している。リレー11では、ベース12の上面に、コイルユニット、接点ユニット及びその他の部品からなるリレー本体13を組み立てている。リレー本体13は、ベース12の上に取り付けたハウジング14によって覆われている。ハウジング14は、リレー本体13の接点動作を外部から視認できるよう、透明樹脂によって成形されている。ハウジング14内の上部には、LEDからなる動作表示灯15が位置している。そして、リレー11がオン(閉成)のときには動作表示灯15が点灯し、リレー11がオフ(開成)のときには動作表示灯15が消灯し、動作表示灯15の点灯あるいは消灯によりリレー11の動作状態を外部から確認できるようになっている。
しかし、リレーは、制御盤の内部に縦横に多数個並べて配置される場合がある。このような場合、リレーの位置によっては(たとえば、制御盤の端の方に位置するリレーでは)、図1に示すように、その上面に垂直な方向からかなり傾いた方向(以下、斜め方向という。)から動作状態を確認しなければならないことがある。このような場合、動作表示灯が点灯しているリレーに隣接するリレーでは、動作表示灯が消灯しているにもかかわらず、動作表示灯が点灯しているように見える場合がある。そのため、リレーの動作状態を誤認することがあった。この理由を次に説明する。
図1は、並べて配置された2個のリレー11を観察者が斜め方向から見ている様子を表している。図1では、右のリレー11(11a)の動作表示灯15が点灯し、左のリレー11(11b)の動作表示灯15が消灯している。このとき、リレー11aの動作表示灯15から上方へ向けて出射した光は、リレー11aのハウジング14を透過して観察者に認識され、リレー11aが点灯して見える。一方、リレー11aの動作表示灯15から斜め方向へ出射した光は、リレー11aのハウジング14の側面を透過して隣接するリレー11b内に入り、リレー11bのハウジング14の上面を透過して観察者に視認される。その結果、リレー11bでは、動作表示灯15が消灯しているのに、動作表示灯15が点灯しているように見える。
図2は、並べて配置された2個のリレー11a、11bを斜め方向から観察した様子を撮影した写真である。図2では、観察者から遠い側にあるリレー11aの動作表示灯15が点灯し、観察者に近い側に位置するリレー11bの動作表示灯15が消灯している。このように、観察者に近い側のリレー11bは消灯状態であるにもかかわらず、点灯しているリレー11aの光が透けて見えるためにあたかも点灯しているように見える。その結果、観察者は2個のリレー11a、11bが点灯していると誤認しやすい。
このような現象が起きると、隣合ったリレーのいずれが点灯しているのか、あるいは両方のリレーが点灯しているのか分かりにくくなる。したがって、それを確認するためには、観察者はその都度頭部を各リレーの正面へ移動させて点灯又は消灯を確認しなければならず、煩わしい。
また、図1のような構造のリレー11は、つぎのような問題も有している。リレー11を小型化する必要から、ハウジング14内には、動作表示灯15を納めるための十分な空間を設ける余裕がない。リレー本体13とハウジング14の上面との間に生じた狭い空間に動作表示灯15を配置するため、動作表示灯15は光軸を水平にして配置される。そのため、リレー11を見る方向によっては、図3に破線矢印で示すように、ハウジング14内のリレー本体13(特に、リレー本体のバネ16又はケーブル線17)、あるいは動作表示灯15を保持するためのホルダーで動作表示灯15の光が遮られる。この結果、動作表示灯15が点灯していても、リレー11を見る方向によっては動作表示灯15の光が見えにくく、リレー11の動作状態を確認できない場合がある。
つぎに、特許文献1には、カバー(ハウジング)の側面に、上下方向に延びた棒状の導光部を配設し、導光部の下端の傾斜面に対向させて動作表示灯を配置したリレーが開示されている。このリレーでは、動作表示灯から出射した光がほぼ水平方向から導光部内に入射し、傾斜面で反射することによって光路を上方へ曲げられ、導光部の上端面(表示面)から外部へ出射する。この結果、リレーの上面に位置する表示面が光ってリレーの動作状態が視認可能になる。
特許文献1のリレーでは、カバー側面に飛び出た導光部によって動作表示灯の光を導き、リレーの上面で表示面を点状に光らせているので、動作表示灯の光がリレー本体又はその他の部品で遮られにくい。しかし、リレーどうしの配置によっては、いずれのリレーが光っているのか分かりにくくなる場合がある。たとえば、リレーの側面どうしが近接するようにリレーを並べた場合には、導光部が隣接するリレー間に位置するので、隣接するリレー間で表示面が光ることになる。その結果、リレーまでの距離やリレーを見る方向によっては、どちらのリレーが発光しているのか判別しにくくなる。
特開2006−172731号公報
本発明の目的とするところは、複数個のリレーを並べて配置したとき、いずれのリレーにおいて動作表示灯が点灯しているのか判別しやすいリレーを提供することにある。
本発明に係る第1のリレーは、ケース内に内蔵されたリレー本体と、前記ケース内に内蔵され、前記リレー本体の動作と連動して発光する光源と、前記ケースに設けた、前記ケースを通過する光を拡散させる拡散構造とを有するリレーであって、前記光源の重心を前記リレー本体の重心よりも上方に配置し、前記ケースの側壁において、前記拡散構造を、少なくとも前記光源の下端部よりも上方の側壁上部の全周に設け、前記拡散構造の下端とケース下端の間の側壁全周を透明または半透明としたことを特徴とする。本発明に係る第1のリレーによれば、光源の下端部よりも上方に拡散構造を設けることにより、リレーから斜め方向へ出射する光の強度を小さくできる。よって、消灯状態にある他のリレーを光が通過し、他のリレーが光って見える現象を抑制できる。
また、本発明に係る第1のリレーの実施態様においては、前記拡散構造を前記ケースの天板全面にも設けてもよい。さらには、前記ケースの側壁下部において、前記リレー本体の接点部分と対向する箇所を前記拡散構造のない透明部分にしていることが望ましい。ケースのうち、リレー本体の接点部分と対向する箇所を透明にしてあれば、接点部分が拡散構造のために見えにくくなることがなく、外部から接点部分の状態を確認しやすくなる。
また、本発明に係る第1のリレーの別な実施態様においては、前記拡散構造を前記ケースの天板に設け、前記拡散構造のない領域を、前記光源の真上において前記天板に形成することが望ましい。ケースの天板に拡散構造を設けていると、光源から上方へ出射した光が拡散構造によって拡散され、リレーの上面から出る光の視野角が広げられる。その結果、リレー内の部品によって光の進行が妨げられていた方向にも光を送ることができ、点灯状態にあるリレーの視認性が向上する。しかも、光源から真上に出射した光は拡散構造を通過することなくリレーから出射するので、リレーの上面側からの視認性も維持できる。
また、本発明に係る第1のリレーのさらに別な実施態様においては、前記拡散構造を前記天板に設け、前記天板のうち前記光源の真上に位置する領域で前記拡散構造の拡散度合いを周囲の拡散度合いよりも低くしてもよい。ケースの天板に拡散構造を設けていると、光源から上方へ出射した光が拡散構造によって拡散され、リレーの上面から出る光の視野角が広げられる。その結果、リレー内の部品によって光の進行が妨げられていた方向にも光を送ることができ、点灯状態にあるリレーの視認性が向上する。しかも、光源から真上に出射した光は、わずかに拡散されて上方へ出射するので、リレーの上面側からの視認性も維持できる。
また、本発明に係る第1のリレーのさらに別な実施態様においては、前記ケースの側壁が4つの壁面を有し、前記壁面のうち少なくとも2面以上の壁面に前記拡散構造を設けていてもよい。少なくとも2面以上の壁面に拡散構造を設けてあれば、隣のリレーを透過する光の強度を低下させることができるからである。
本発明に係る第1のリレーのさらに別な実施態様における前記拡散構造は、前記ケースの内面又は外面に設けたシボ加工であってもよく、前記ケースの内面又は外面に付加した拡散材料であってもよく、前記ケースの透明又は半透明である部分の内部に分散させた拡散性を有する粒子であってもよい。
また、本発明に係る第1のリレーのさらに別な実施態様においては、前記拡散構造を前記ケースの内面に設けることが望ましい。ケースの内面に拡散構造を設けてあれば、拡散構造が剥離したり、摩耗したりしにくくなる。
本発明に係る第2のリレーは、ケース内に内蔵されたリレー本体と、前記ケース内に内蔵され、前記リレー本体の動作と連動して発光する光源と、前記ケースに設けた、前記ケースにおける光の通過を遮断する遮光構造とを有するリレーであって、前記ケースの天板全体を透明又は半透明とし、前記ケースの側壁のうち少なくとも2面以上の壁面の全体に、前記遮光構造を設けたことを特徴とする。本発明に係る第2のリレーによれば、複数のリレーが並んでいるとき、点灯しているリレーの光は、遮光構造によって遮られるので、他のリレー内に入り込んだり、他のリレーを透過しにくくなる。その結果、点灯状態のリレーの光によって、消灯状態にある他のリレーが点灯して見える現象を抑制することができる。よって、リレーの動作状態を誤認しにくくなる。
本発明に係る第3のリレーは、ケース内に内蔵されたリレー本体と、前記ケース内に内蔵され、前記リレー本体の動作と連動して発光する光源と、前記ケースに設けた、前記ケースにおける光の通過を遮断する遮光構造とを有するリレーであって、前記光源の重心を前記リレー本体の重心よりも上方に配置し、ケースの側壁において、前記遮光構造を、少なくとも前記光源の下端部よりも上方の側壁上部に設け、前記遮光構造の下端とケース下端の間の側壁全周を透明または半透明とすることを特徴とする。本発明に係る第3のリレーによれば、光源の下端部よりも上方に遮光構造を設けることにより、光源から斜め方向へ出射した光が、他のリレーの天板を透過しにくくなる。
また、本発明に係る第3のリレーの実施態様においては、前記ケースの側壁下部において、前記リレー本体の接点部分と対向する箇所を透明にすることが望ましい。ケースのうち、リレー本体の接点部分と対向する箇所を透明にしてあれば、接点部分が遮光構造で隠されることがなく、外部から接点部分の状態を確認することができる。
また、本発明に係る第3のリレーの別な実施態様においては、前記ケースの天板が透明であることが望ましい。ケースの天板が透明であれば、光源から上方へ出射する光が遮られないので、リレーの上面全体を発光させることができ、視認性がよくなる。
また、本発明に係る第3のリレーのさらに別な実施態様においては、前記遮光構造を前記ケースの天板に設けてもよい。この場合には、前記遮光構造のない領域を、前記光源の真上において前記天板に形成しておく必要がある。この場合には、天板に遮光構造を設けても遮光構造のない領域から上面側へ光を出射させることができる。また、遮光構造のない領域の面積によってリレーの上面の発光面積を調整することができる。
また、本発明に係る第3のリレーのさらに別な実施態様においては、前記ケースの側壁が4つの壁面を有し、前記壁面のうち少なくとも2面以上の壁面に前記遮光構造を設けていてもよい。少なくとも2面以上の壁面に遮光構造を設けてあれば、隣り合ったリレー間を遮光構造によって遮断し、光の通過を防止できる。
本発明に係る第2のリレーの実施態様又は第3のリレーのさらに別な実施態様における前記遮光構造は、前記ケースの内面又は外面に付加した遮光性材料であってもよく、前記ケースの透明又は半透明である部分の内部に分散させた遮光性を有する粒子であってもよい。また、前記遮光構造は、前記ケースの不透明な部分であっても差し支えない。
また、本発明に係る第2又は第3のリレーのさらに別な実施態様における前記遮光構造は、光吸収体であることが好ましい。光吸収体の遮光構造は、黒色樹脂、黒色塗料、黒色インクのように光を吸収する素材からなるものである。遮光構造が光吸収性を有していれば、遮光構造で光が反射されないので、リレーの内部や周囲にノイズ光又は迷光が発生しない。
また、本発明に係る第2又は第3のリレーのさらに別な実施態様においては、前記遮光構造を前記ケースの内面に設けることが望ましい。ケースの内面に遮光構造を設けてあれば、遮光構造が剥離したり、摩耗したりしにくくなる。
本発明に係る第1、第2又は第3のリレーのさらに別な実施態様は、前記ケースの上面側のコーナー部に沿って面取り部分を設けたことを特徴とする。かかる実施態様によれば、複数個のリレーを並べて配列しているとき、消灯しているリレーのコーナー部から点灯しているリレーの光が漏れて光る現象を抑制できる。
本発明に係る第1、第2又は第3のリレーのさらに別な実施態様は、前記ケースの上面側のコーナー部に沿って曲面部分を設けたことを特徴とする。かかる実施態様によれば、複数個のリレーを並べて配列しているとき、消灯しているリレーのコーナー部から点灯しているリレーの光が漏れて光る現象を抑制できる。
本発明に係る第1、第2又は第3のリレーのさらに別な実施態様は、前記ケースの上面に凹凸部を設けたことを特徴とする。凹凸部すなわち凹部又は凸部としては、たとえばV溝状をした凹部とすることができる。かかる実施態様によれば、複数個のリレーを並べて配列しているとき、消灯しているリレーのコーナー部から点灯しているリレーの光が漏れて光る現象を抑制できる。
なお、本発明における前記課題を解決するための手段は、以上説明した構成要素を適宜組み合せた特徴を有するものであり、本発明はかかる構成要素の組合せによる多くのバリエーションを可能とするものである。
図1は、動作表示灯を内蔵した従来のリレーを示す概略断面図である。 図2は、図1のリレーを2個並べて配置し、それらを斜め方向から観察した様子を撮影した写真である。 図3は、図1のリレーを斜め方向から観察する様子を示す概略断面図である。 図4は、本発明の実施形態1によるリレーの一部分解した斜視図である。 図5は、図4に示したリレーの断面図である。 図6(A)は、ハウジングの内面に設けた遮光構造の一例を示す概略断面図である。図6(B)は、図6(A)のX部拡大図である。 図7は、図4及び図5に示したリレーを2個並べて配置し、斜め方向から観察している様子を示す概略断面図である。 図8は、本発明の実施形態1によるリレーの変形例を示す概略断面図である。 図9は、本発明の実施形態1によるリレーの別な変形例を示す概略断面図である。 図10(A)は、本発明の実施形態1によるリレーのさらに別な変形例に用いるハウジングの概略断面図である。図10(B)は、図10(A)のY部拡大図である。 図11(A)、図11(B)及び図11(C)は、遮光構造を設ける箇所を説明するための概略水平断面図である。 図12は、本発明の実施形態2によるリレーの概略断面図である。 図13は、本発明の実施形態3によるリレーの概略断面図である。 図14は、本発明の実施形態4によるリレーの概略断面図である。 図15(A)、図15(B)及び図15(C)は、それぞれ拡散構造を設けたハウジングの一部を示す拡大断面図である。 図16(A)は、本発明の実施形態5によるリレーの概略断面図である。図16(B)は、本発明の実施形態5によるリレーの平面図である。 図17は、本発明の実施形態6によるリレーの概略断面図である。 図18は、本発明の実施形態7によるリレーの概略断面図である。 図19は、図18のリレーを2個並べて配置し、それらを斜め方向から観察した様子を撮影した写真である。 図20は、上記各実施形態のリレーにおいて起こりうる問題を説明するための概略断面図である。 図21は、図20のリレーを2個並べて配置し、それらを斜め方向から観察した様子を撮影した写真である。 図22は、本発明の実施形態8によるリレーの概略断面図である。 図23は、図22のリレーを2個並べて配置し、それらを斜め方向から観察した様子を撮影した写真である。 図24は、本発明の実施形態8によるリレーの変形例を示す概略断面図である。 図25(A)及び図25(B)は、本発明の実施形態8によるリレーの別な変形例を示す概略断面図及び平面図である。 図26(A)、図26(B)、図26(C)及び図26(D)は、実施形態8の凹凸部の異なる形態を示す概略断面図である。 図27は、本発明の実施形態9によるリレーの概略断面図である。 図28は、本発明の実施形態10によるリレーの斜視図である。 図29は、図28に示したリレーのハウジングを除いた状態の斜視図である。 図30(A)は、実施形態10のリレーに用いるハウジングの平面図である。図30(B)は、実施形態10のリレーに用いるハウジング下面図である。 図31(A)、図31(B)、図31(C)及び図31(D)は、それぞれ実施形態10のリレーに用いるハウジングの正面図、右側面図、背面図及び左側面図である。
31、31a、31b、56、56a、56b、57、57a、57b、61、61a、61b、71、73、73a、73b、81a、81b、91、91a、91b、101、111 リレー
32 リレー本体
33 動作表示灯
34 ケース
34a ベース
34b ハウジング
36 遮光構造
40a 天板
40b 側壁
58、72 窓
62 拡散構造
92 面取り部
93 曲面部
94 凹部
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々設計変更することができる。
(実施形態1)
以下、図4−図7を参照して本発明の実施形態1によるリレーを説明する。実施形態1は、ハウジング34bの側壁40bに遮光構造を設けたものである。図4は、本発明の実施形態1によるリレー31を示す一部分解した斜視図である。図5は、リレー31の断面図である。図6(A)は、ハウジング34bの内周面に設けた遮光構造の一例を示す概略断面図である。図6(B)は、図6(A)のX部拡大図である。図7は、2個のリレー31を並べて配置し、一方のリレー31(31a)だけを点灯させたときの様子を示す概略断面図である。
リレー31は、ケース34の内部にリレー本体32と動作表示灯33(光源)を内蔵している。ケース34は、不透明樹脂からなるベース34aと、透明樹脂からなるハウジング34bによって構成される。
ベース34aの上面には、図4及び図5に示すような構造のリレー本体32を有する。ベース34aの上面にはコイルユニット41が固定されている。コイルユニット41の鉄心の端面にはアーマチュア42の下部が対向しており、アーマチュア42の上部はヨーク43によって揺動自在に支持されている。また、ヨーク43の上面に設けられたバネ掛け45にはバネ44(引張バネ)の一端を引っ掛けてあり、バネ44の他端はアーマチュア42の上端に引っ掛けてある。したがって、アーマチュア42は前後に揺動するようになっており、コイルユニット41が励磁されるとアーマチュア42の下部は鉄心に吸着されて後方へ動く。また、アーマチュア42の支点よりも上方がバネ44によって後方へ弾性的に引っ張られているので、コイルユニット41が消磁されるとアーマチュア42の下部は鉄心から離間して前方へ動く。
アーマチュア42の前面には、支持部47によって複数本の可動接点バネ46を平行に取り付けている。ベース34aには、ベース34aを上下に貫通するようにして複数本の共通端子49と複数本の常閉端子50と複数本の常開端子52とがインサートされている。各可動接点バネ46の上端は、ケーブル線54によってそれぞれの共通端子49に電気的に接続されている。可動接点バネ46の下端部は、常閉端子50の上端部と常開端子52の上端部の間に位置しており、その下端部両面にはそれぞれ可動接点48を設けている。各常閉端子50の上端部には、可動接点48よりも前方において可動接点48と対向するようにして常閉接点51を設けている。各常開端子52の上端部には、可動接点48よりも後方において可動接点48と対向するようにして常開接点53を設けている。
このような構造を有するリレー本体32では、コイルユニット41が励磁されていない状態では、アーマチュア42の下部は鉄心から離れて前方に位置しているので、可動接点バネ46の下部も前方へ移動している。よって、この状態では、可動接点48が常閉接点51に接触していて共通端子49と常閉端子50の間が閉じており、可動接点48が常開接点53から離れていて共通端子49と常開端子52の間が開成されている。
コイルユニット41が励磁されると、アーマチュア42の下部が鉄心に吸着されて後方へ動き、可動接点バネ46の下部も後方へ移動する。そのため、可動接点48が常開接点53に接触して共通端子49と常開端子52の間が閉成され、可動接点48が常閉接点51から離れて共通端子49と常閉端子50の間が開成される。
動作表示灯33は、ホルダー35の端部に設けられた凹部35aに嵌め込んでホルダー35により保持される。ホルダー35は、ヨーク43の上面に固定される。よって、動作表示灯33は、ケース34内の空間の上端部に位置する。動作表示灯33は、図示しない配線部分に接続される。動作表示灯33は、リレー31の動作状態に応じて点灯又は消灯し、リレー31の動作状態を視覚的に認識可能にする。たとえば、リレーの非動作時、すなわち共通端子49と常開端子52の間が開いており、共通端子49と常閉端子50の間が閉じているときには、動作表示灯33は消灯している。これに対し、リレーの動作時、すなわち共通端子49と常開端子52の間が閉じ、共通端子49と常閉端子50の間が開いたときには、動作表示灯33が点灯する。
ハウジング34bは、ポリカーボネイト樹脂のように屈折率の高い透明樹脂の成形品である。ただし、ハウジング34bは、半透明樹脂や着色透明樹脂の成形品であってもよい。その場合には、リレー31の内部を確認できるよう、半透明樹脂でも透明度の高いものが好ましく、着色透明樹脂の場合でも薄い色のものが望ましい。
ベース34aの上にハウジング34bを被せてケース34内にリレー本体32、動作表示灯33及びその他の部品を納めた状態では、動作表示灯33は、リレー本体32の上面とベース34aの天板40aとの間の空間に位置している。動作表示灯33は、その光軸がほぼ水平方向を向いている。
ハウジング34bは、側壁40bの内周面全体を遮光構造36によって覆われている。遮光構造36としては、光を遮ることのできるものであればよく、たとえば遮光フィルム、遮光シート、遮光塗料、遮光インク又はその他の遮光材料を用いることができる。また、図6(A)及び図6(B)に示すように、側壁40bの内周面に遮光性を有する粒子(ビーズ)37を密に付着させてもよい。これらの遮光構造36は、黒色樹脂、黒色塗料、黒色インク又は黒色粒子など光を吸収する素材を用いていることが望ましい。当該実施形態では、天板40aには遮光構造を設けていない。
上記のような構造のリレー31によれば、複数個のリレー31を並べて配置している場合でも、動作表示灯33の点灯しているリレー31がどのリレーであるのか判別しやすくなる。図7を参照して、この理由を説明する(図7は概略図であり、リレー本体32の向きが図5とは異なっているが、実際の配置は図5と同じである。以下、同様)。図7では、2個のリレー31を並べて配置してあり、右側のリレー31aの動作表示灯33だけが点灯し、左側のリレー31bの動作表示灯33は消灯している。リレー31の天板40aには遮光構造36を設けていないので、リレー31aの動作表示灯33から上方へ出射した光は、その天板40aを透過し、リレー31aの天板40aを光らせる。リレー31aの動作表示灯33から斜め方向へ出射された光は、リレー31aの遮光構造36によって遮られるので、リレー31bに入射しにくい。さらに、リレー31aの遮光構造36を通過した光があったとしても、その光は、リレー31bの遮光構造36によって遮られ、リレー31b内へ入射しにくくなる(よって、遮光構造36の遮光性は、必ずしも完全なものである必要はない。)。この結果、リレー31aの動作表示灯33から出射し、リレー31bのハウジング34bを通過して観察者の目に入る光が少なくなり、消灯状態のリレー31bが光っているように見える現象が解消される。よって、リレー31aは点灯状態であると認識でき、リレー31bは消灯状態であると正しく認識することができ、各リレー31の点灯又は消灯状態を判別しやすくなる。
(実施形態1の変形例)
上記実施形態1では、ハウジング34bの側壁40bの内周面を遮光構造36によって覆っていたが、これ以外にも種々の変形例が考えられる。
図8は、本発明の実施形態1の変形例を示す概略断面図である。この変形例では、ハウジング34bの側壁40bの外周面全体を遮光構造36によって覆っている。この場合も、遮光構造36としては、たとえば遮光フィルム、遮光シート、遮光塗料、遮光インク、遮光性を有する粒子(ビーズ)又はその他の遮光材料を用いることができる。
図9は、本発明の実施形態1の別な変形例を示す概略断面図である。この変形例では、ハウジング34bの側壁40bそのものを遮光構造36としている。すなわち、ハウジング34bは、天板40aを透明又は半透明の樹脂によって成形され、側壁40bを不透明な樹脂によって成形されている。
図10は、本発明の実施形態1のさらに別な変形例を示す概略断面図である。この変形例でも、ハウジング34bの側壁40bそのものを遮光構造36としている。この変形例では、ハウジング34bを透明又は不透明の樹脂によって成形するとともに、その側壁40bに不透明な骨材(ビーズ)38を密に分散させ、側壁40bに遮光性を持たせている。
上記のような各変形例でも、複数のリレーを並べて設置したとき、隣り合うリレーへ光が漏れて隣のリレーが光って見える現象を防止することができるので、どのリレーの動作表示灯が点灯しているのか判別しやすくなる。
図11(A)に示すように、遮光構造36は、側壁40bの全周に設けることが望ましいが、図11(B)のように側壁40bの3面だけに遮光構造36を設けてもよく、図11(C)のように側壁40bの2面だけに遮光構造36を設けてもよい。図11(B)、図11(C)のように側壁40bの2面又は3面だけに遮光構造36を設ける場合であっても、リレーを縦横に並べて配置したとき、隣り合うリレーどうしが遮光構造36で仕切られ、隣のリレーに光が漏れるのを防ぐことができる。しかし、動作表示灯33が光軸方向を水平にして配置されている場合でも、図11に破線矢印で示すように、光は動作表示灯33の背面側へも出射される。特に、図11のように動作表示灯33の前面と側面がホルダー35で囲まれている場合には、端子の出ている背面側へ光が漏れやすい。したがって、側壁40bの2面又は3面だけに遮光構造36を設ける場合には、動作表示灯33を囲むように遮光構造36を設けることが望ましい。また、側壁40bのうち遮光構造36を設けていない面から、リレー本体32の接点部分が見えるようにしておけば、外部からリレー本体32の接点動作を確認することができる。
(実施形態2)
図12は、本発明の実施形態2によるリレー56を示す概略断面図である。図12では、2個のリレー56(56a、56b)を並べて配置している。このリレー56では、側壁40bの上部においてのみ、その全周に遮光構造36を設けている。遮光構造36の下端は、動作表示灯33の下端よりも十分下方に位置している。なお、図12では、遮光構造36を側壁40bの内面に設けているが、側壁40bの外面あるいは内部に設けていてもよい。
この実施形態のように側壁40bの上部にのみ遮光構造36を設けている場合であっても、リレー56aの動作表示灯33から斜め方向へ出射した光が、隣り合うリレー56bの天板40aを透過するのを防ぐことができる。よって、点灯しているリレー56aの光によって、消灯状態のリレー56bの天板40aが光って見えるのを防ぐことができ、リレー56bの点灯又は消灯状態の誤認を防止できる。しかも、このリレー56では、側壁40bの下部に遮光構造36を設けていないので、側壁40bの下部からリレー56の内部(接点部分)を見ることができ、リレー56の接点動作を外部から確認することができる。
(実施形態3)
図13は、本発明の実施形態3によるリレー57を示す概略断面図である。図13でも、2個のリレー57(57a、57b)を並べて配置している。このリレー57では、側壁40bの上部もしくは全体に遮光構造36を設けている。さらに、天板40aにも遮光構造36を設けてあり、動作表示灯33の真上においては遮光構造36を部分的に除去して遮光構造36に窓58を開口している。なお、図13では、遮光構造36は、天板40a及び側壁40bの内面に設けているが、天板40a及び側壁40bの外面あるいは内部に設けてもよい。
この実施形態では、動作表示灯33が点灯しているとき、上面の発光面積が小さくなるので、点灯しているリレー57aの視認性が低下するが、隣りどうしで互いに発光しているリレー57の発光領域が分離して見える。
(実施形態4)
図14は、本発明の実施形態4によるリレー61を示す概略断面図である。図14では、2個のリレー61(61a、61b)を並べて配置している。リレー61では、ハウジング34bの天板40aに拡散構造62を設けている。拡散構造62としては、光を拡散させることのできるものであればよい。たとえば図15(A)に示すように天板40aの表面に形成したシボ(ランダムに形成された微細な凹凸、あるいは梨地)63を拡散構造62としてもよい。また、図15(B)に示すように、光を散乱させるための粒子(ビーズ)64を天板40aの表面に付着させたものを拡散構造62としてもよい。あるいは、天板40aの内面に拡散シートを貼って拡散構造62としてもよい。
拡散構造62は、天板40aの内面(下面)に設けてもよく、天板40aの外面(上面)に設けてもよく、天板40aの内部に設けてもよい。天板40aの内部に拡散構造62を設けるには、図15(C)に示すように、透明な樹脂で成形されたハウジング34bの天板40a内に光を拡散させることのできる骨材(拡散材)65を分散させておけばよい。拡散構造62は、実施形態1の遮光構造36と同様、少なくとも隣接する2面以上の壁面に設けてあればよい(図11参照)。
ケース内部のリレー本体32、ホルダー35及び動作表示灯33の構造については、実施形態1の場合と同様であるので、説明は省略する。
上記のような構造のリレー61によれば、複数個のリレー61を並べて配置している場合でも、動作表示灯33の点灯しているリレー61がどのリレーであるのか判別しやすくなる。図14を参照して、この理由を説明する。図14では、2個のリレー61を並べて配置してあり、右側のリレー61aの動作表示灯33だけが点灯し、左側のリレー61bの動作表示灯33が消灯している。リレー61の天板40aには拡散構造62を設けているので、リレー61aの動作表示灯33から上方へ出射した光は、その拡散構造62を透過する際に拡散する。その結果、点灯しているリレー61aの天板40aが光って見えるとともにその視野角が広くなり、広い方向(特に斜め方向)から点灯しているリレー61aの光を視認できるようになる。また、リレー61aの動作表示灯33から斜め方向へ出射された光は、リレー61bの側面からリレー61bの内部に入り、リレー61bの天板40aに設けた拡散構造62に入射する。拡散構造62に入射した光は、拡散構造62によって拡散されて散らばるので、斜め方向から見ている観察者の目に入る光の強度が弱くなり、リレー61bが光っているように見えなくなる。よって、リレー61aは点灯状態であると認識でき、リレー61bは消灯状態であると認識でき、各リレー61の点灯又は消灯状態を正しく判別できるようになる。
また、このリレー61では、天板40aに拡散構造62を設けているので、天板40aの透明度が低下する。そのため、天板40aの上面に製品の型番、メーカー名又はその他の表示を印刷している場合には、それらの表示が読み取りやすくなる。
(実施形態5)
図16(A)は、本発明の実施形態5によるリレー71を示す概略断面図である。図16(B)は、リレー71の平面図である。この実施形態では、天板40aの上面、下面あるいはその内部に拡散構造62を設けてあり、さらに動作表示灯33の真上において拡散構造62を除去して拡散構造62に窓72を開口している。
この実施形態では、動作表示灯33の真上に窓72を開口しているので、点灯している動作表示灯33から真上に出射した光は、拡散構造62によって拡散されることなく天板40aを透過する。そのため、動作表示灯33の真上では、拡散構造62を設けたことによるリレー71の上面における発光輝度の低下を避けることができ、リレー71の点灯状態を上面側から確認しやすくなる。
なお、動作表示灯33の上方において拡散構造62に窓72を設ける代わりに、動作表示灯33の上方では、その拡散構造62の拡散度合いをその周囲に設けられた拡散構造62の拡散度合いよりも低くしておいてもよい。
(実施形態6)
図17は、本発明の実施形態6によるリレー73を示す概略断面図である。この実施形態では、ハウジング34bにおいて側壁40bの上部のみに拡散構造62を設けている。この実施形態の場合には、点灯しているリレー73内の動作表示灯33から斜め方向へ出射した光は、その側壁40bを透過する際に拡散構造62によって拡散され、光強度が弱くなる。さらに、リレー73から出た光が隣り合ったリレー73にその側壁40bから入光する際にも拡散構造62によって拡散され、さらに光強度が弱くなる。その結果、観察者の目に入る光の輝度が弱くなり、消灯状態にある隣のリレー73が光って見えることがなくなる。
(実施形態7)
図18は、本発明の実施形態7によるリレー74を示す概略断面図である。この実施形態では、ハウジング34bにおいて側壁40bの上部と天板40aに拡散構造62を設けている。この実施形態の場合には、実施形態4の場合よりも高い効果が得られる。すなわち、点灯しているリレー74内の動作表示灯33から斜め方向へ出射した光が、隣り合った他のリレー74を透過する場合には、他のリレー74の側壁40bに設けた拡散構造62と天板40aに設けられた拡散構造62とで2回拡散される。その結果、観察者の目に入る光の輝度が弱くなり、消灯状態にある隣のリレー74が光って見えることがなくなる。
図19は、並べて配置した2個のリレー74を斜め方向から見た様子を撮影した写真である。遠くのリレー74aが点灯しており、手前のリレー74bは消灯状態となっている。このリレー74a、74bでは、点灯状態のリレー74aだけが光っており、消灯状態のリレー74bは光って見えないことが分かる。
(実施形態8)
これまで説明した各実施形態では、ハウジング34bに設けた遮光構造36又は拡散構造62により、点灯状態にあるリレーの隣にあるリレーが光って見えるのを防止している。しかし、ハウジング34bの内面に遮光構造36又は拡散構造62が設けられている場合でも、図20に示すように、リレー81aの動作表示灯33から出射した光の一部が、隣り合ったリレー81bの側面上端部から天板40a内に入光する場合がある。リレー81bの天板40aに入光した光は、天板40aの上面と下面で反射することで天板40a内を導光し、ハウジング34bのコーナー付近から出射する。そのため、消灯状態にあるリレー81bのコーナー部分が光って見える。図21は、遠い側にあるリレー81aの光により、手前にある消灯状態のリレー81bのコーナー部が光っている様子を示す。
実施形態8のリレー91は、図20及び図21に示したようなコーナー部の発光を除去するものである。この実施形態では、図22に示すように、ハウジング34bにおける側壁40bの上端部と天板40aの外周部との間のコーナー部を全周にわたって斜めに面取りして面取り部92を形成している。
図22は、2個のリレー91を並べて配置した様子を示す概略断面図である。右側のリレー91aが点灯しており、左側のリレー91bが消灯状態である。図21では、リレー91aの動作表示灯33から出射した光が、リレー91bの天板40a内に入光し、天板40a内を導光している。天板40aを導光して反対側の面取り部92に入射した光は、面取り部92で反射して側壁40bへ導光されるので、ハウジング34bのコーナー部から光が出射しにくくなり、コーナー部の発光輝度が小さくなって目立ちにくくなる。また、コーナー部に面取り部92を形成することで、側壁40bの上端部から天板40aに光が入光しにくくなるので、反対側の面取り部92から漏れる光の強度がより小さくなる。
図23は、並べて配置した2個のリレー91を斜め方向から見た様子を撮影した写真である。遠い側のリレー91aが点灯しており、手前のリレー91bは消灯状態となっている。図21と比較すると、手前のリレー91bのコーナー部における発光が目立たなくなっていることが分かる。
(実施形態8の変形例)
図24は、本発明の実施形態8の変形例を示す概略断面図である。この変形例では、ハウジング34bにおける側壁40bの上端部と天板40aの外周部との間のコーナー部に全周にわたってアールを施して曲面部93を形成している。このような変形例でも、実施形態8のリレー91と同様な作用効果を得ることができる。
また、実施形態8の変形例としては、天板40aの上面に複数の凹凸部、すなわち凹部又は凸部を設けたものでもよい。図25(A)及び図25(B)は、本発明の実施形態8の別な変形例を示す概略断面図及び平面図である。この変形例では、天板40aの上面に、複数本のV溝状をした凹部94を設けている。凹部94は、図25(B)に示すように中央部で交差させていてもよく、放射状に設けていてもよく、ランダムに配置していてもよい。この変形例では、天板40a内を導光する光は、図25(A)に示すように、凹部94に入射すると凹部94で反射して天板40aの下面から漏れ出る。その結果、天板40a内における光の導光が凹部94によって妨げられてハウジング34bのコーナー部から出射する光の強度が小さくなり、コーナー部が光りにくくなる。
また、凹部94としては、図26(A)に示すように、断面U字状をした凹部94であってもよく、図26(B)に示すように、断面半円状をした凹部94であってもよく、図26(C)に示すように、断面矩形状をした凹部94であってもよい。また、図26(D)に示すように、凹凸部としては、天板40aの上面に突出した凸部95であってもよい。凸部95も、光を天板40aの外部へ向けて反射させ、光がコーナー部へ導光するのを妨げることができるので、コーナー部の発光を抑えることができる。あるいは、凹凸部すなわち凹部又は凸部は、天板40aの下面に設けていてもよい。
(実施形態9)
図27は、本発明の実施形態9によるリレー101を示す概略断面図である。このリレー101では、ハウジング34bのコーナー部に面取り部92(又は曲面部93)を形成している。さらに、ハウジング34bの外面において、側壁40bの上部と天板40aの上面に拡散構造62を設けている。かかる実施形態では、側壁40bのコーナー部に面取り部92(又は曲面部93)を形成しているので、コーナー部から光が漏れて光にくくなる。しかも、面取り部92(又は曲面部93)から漏れた光は、拡散構造62によって拡散させられるので、コーナー部の発光を一層低減することができる。また、動作表示灯33から出射した光は、拡散構造62で拡散されて外部へ出射されるので、リレー101の上面を広視野角で発光させることができ、広い範囲からリレー101の動作状態を確認できて視認性が向上する。さらに、破線矢印で示すように、外光がリレー101に入っても、リレー101を通過する外光は拡散構造62で拡散されて光強度が弱くなるので、外光によってリレー101が光って見えるのも防ぐことができる。また、側壁40bの下部には、拡散構造62を設けていないので、拡散構造62のない部分からリレー101の内部を見ることができ、外部から接点動作を確認することができる。
(実施形態10)
つぎに、図28−31を参照して、本発明の実施形態10によるリレー111を説明する。図28は、リレー111の斜視図である。図29は、リレー111のハウジング34bを除いた状態の斜視図である。図30(A)及び図30(B)は、実施形態10のリレー111におけるハウジング34bの平面図及び下面図である。図31(A)、図31(B)、図31(C)及び図31(D)は、それぞれ実施形態10のリレー111におけるハウジング34bの正面図、右側面図、背面図及び左側面図である。
図29は、リレー111の内部構造(リレー本体32)を表している。図29のリレー111は、図4のリレー31とは見る方向が異なっているが、実施形態10のリレー111も、実質的には図4及び図5に示したリレー31と同じ内部構造を有している。したがって、図29には、図4及び図5と同じ部分については同じ符号を付与することによって説明を省略する。ただし、符号117は、コイルユニット41に通電してコイルユニット41を励磁するための端子である。
ハウジング34bは、下面開口した箱状の透明樹脂からなる成形品であり、周囲を囲む側壁40bとその上面を覆う天板40aによって構成されている。図31(A)−図31(D)に示すように、側壁40bは、正面114a、右側面114b、背面114c、左側面114dを有している。
左右両側面114d、114bの下部には係止部112が設けられている。ハウジング34bをリレー本体32に被せた状態で、ハウジング34bの係止部112をベース34aの被係止部115に引っ掛けることにより、ハウジング34bはベース34aと係合してベース34aに着脱可能に取り付けられる。
図30(A)及び図30(B)に示すように、天板40aの下面においては、ほぼ全体にシボ状の拡散構造62を設けている。天板40aのほぼ中央部の上面及び下面には円形の凹部116を設けている。また、図30(B)に示すように、天板40aの下面のうち後部には、プリズムパターン113を設けている。そして、動作表示灯33から発した光を拡散構造62で拡散させることにより、天板40aの上面から出射する光の指向性を広くし、広い方向から認識可能にしている。
また、天板40aの下面の後部には、拡散構造62もプリズムパターン113もない窓118を設けている。窓118からリレー111の内部を覗き見ることにより、リレー111の可動接点バネ46の動作状態を確認することができる。
天板40aの外周部には、実施形態8の変形例と同様に曲面部93を設けてあり、天板40aの周囲(コーナー部)が光りにくくしている。ただし、曲面部93に代えて面取り部92でもよく、面取り部92も曲面部93も設けていなくてもよい。
図31(A)に示すように、側壁40bの正面114aの内面には、その下部(ベース34aの正面に対向する部分)を除いてほぼ全体に拡散構造62を設けている。動作表示灯33は、正面近くに位置しているので、ハウジング34bの正面114aからは光が漏れやすいので、拡散構造62の面積を広くしている。よって、リレー111の正面から指向性の強い光が出射しにくくなっており、正面に対向して他のリレー111が位置していても他のリレー111が光にくくなる。また、拡散構造62の面積を広くすることにより、正面114aに記載された型番その他の表示を見やすくしている。
図31(B)及び図31(D)に示すように、側壁40bの左右両側面114d、114bの内面においては、その上部(側面の上端から動作表示灯33の下端よりも下までの領域)に拡散構造62を設けてあり、その下方は透明な領域となっている。したがって、動作表示灯33から側面方向へ出射された光は拡散構造62で拡散されることによって指向性が広くなり、強い光が側面に対向して配置された他のリレー111に入射しにくくなっている。よって、側面に対向して他のリレー111が位置していても他のリレー111が光にくくなる。一方、左右両側面114d、114bの下方は透明になっているので、リレー本体32の動作状態を確認することができる。
図31(C)に示すように、ハウジング34bの背面114cには拡散構造62を設けていない。背面114cは動作表示灯33からの距離が遠いので、強い光が出にくいので、拡散構造62を設けていなくても、他のリレー111を光らせにくいためである。また、リレー111内の背面には、可動部分(アーマチュア42、可動接点バネ46)が位置しているので、背面114cの内面に拡散構造を設けると可動部分が拡散構造にあたって樹脂くずが発生しやすくなるためである。さらに、リレー111の背面は、可動接点48、常閉接点51及び常開接点53が位置しているので、背面114cを透明にしておくことで、接点部分の動作確認及び故障診断を行いやすくなる。
なお、上記各実施形態においては、遮光構造と拡散構造のうちいずれか一方だけを設けているが、1つのハウジングに遮光構造と拡散構造の双方を設けていてもよい。

Claims (25)

  1. ケース内に内蔵されたリレー本体と、
    前記ケース内に内蔵され、前記リレー本体の動作と連動して発光する光源と、
    前記ケースに設けた、前記ケースを通過する光を拡散させる拡散構造とを有するリレーであって、
    前記光源の重心を前記リレー本体の重心よりも上方に配置し、
    前記ケースの側壁において、前記拡散構造を、少なくとも前記光源の下端部よりも上方の側壁上部の全周に設け
    前記拡散構造の下端とケース下端の間の側壁全周を透明または半透明としたことを特徴とするリレー。
  2. 前記拡散構造を前記ケースの天板全面にも設けたことを特徴とする、請求項1に記載のリレー。
  3. 前記ケースの側壁下部において、前記リレー本体の接点部分と対向する箇所を前記拡散構造のない透明部分にしたことを特徴とする、請求項に記載のリレー。
  4. 前記拡散構造を前記ケースの天板に設け、前記拡散構造のない領域を、前記光源の真上において前記天板に形成したことを特徴とする、請求項に記載のリレー。
  5. 前記拡散構造を前記ケースの天板に設け、前記天板のうち前記光源の真上に位置する領域で前記拡散構造の拡散度合いを周囲の拡散度合いよりも低くしたことを特徴とする、請求項に記載のリレー。
  6. 前記ケースの側壁は4つの壁面を有し、前記壁面のうち少なくとも2面以上の壁面に前記拡散構造を設けたことを特徴とする、請求項に記載のリレー。
  7. 前記拡散構造は、前記ケースの内面又は外面に設けたシボ加工であることを特徴とする、請求項に記載のリレー。
  8. 前記拡散構造は、前記ケースの内面又は外面に付加した拡散材料であることを特徴とする、請求項に記載のリレー。
  9. 前記拡散構造は、前記ケースの透明又は半透明である部分の内部に分散させた拡散性を有する粒子であることを特徴とする、請求項に記載のリレー。
  10. 前記拡散構造を前記ケースの内面に設けたことを特徴とする、請求項に記載のリレー。
  11. ケース内に内蔵されたリレー本体と、
    前記ケース内に内蔵され、前記リレー本体の動作と連動して発光する光源と、
    前記ケースに設けた、前記ケースにおける光の通過を遮断する遮光構造とを有するリレーであって、
    前記ケースの天板全体を透明又は半透明とし、
    前記ケースの側壁のうち少なくとも2面以上の壁面の全体に、前記遮光構造を設けたことを特徴とするリレー。
  12. ケース内に内蔵されたリレー本体と、
    前記ケース内に内蔵され、前記リレー本体の動作と連動して発光する光源と、
    前記ケースに設けた、前記ケースにおける光の通過を遮断する遮光構造とを有するリレーであって、
    前記光源の重心を前記リレー本体の重心よりも上方に配置し、
    ケースの側壁において、前記遮光構造を、少なくとも前記光源の下端部よりも上方の側壁上部に設け
    前記遮光構造の下端とケース下端の間の側壁全周を透明または半透明としたことを特徴とするリレー。
  13. 前記ケースの側壁下部において、前記リレー本体の接点部分と対向する箇所を透明にしたことを特徴とする、請求項12に記載のリレー。
  14. 前記ケースの天板が透明であることを特徴とする、請求項12に記載のリレー。
  15. 前記遮光構造を前記ケースの天板に設け、前記遮光構造のない領域を、前記光源の真上において前記天板に形成したことを特徴とする、請求項12に記載のリレー。
  16. 前記ケースの側壁は4つの壁面を有し、前記壁面のうち少なくとも2面以上の壁面に前記遮光構造を設けたことを特徴とする、請求項12に記載のリレー。
  17. 前記遮光構造は、前記ケースの内面又は外面に付加した遮光性材料であることを特徴とする、請求項11又は12に記載のリレー。
  18. 前記遮光構造は、前記ケースの透明又は半透明である部分の内部に分散させた遮光性を有する粒子であることを特徴とする、請求項11又は12に記載のリレー。
  19. 前記遮光構造は、前記ケースの不透明な部分であることを特徴とする、請求項11又は12に記載のリレー。
  20. 前記遮光構造は、光吸収体であることを特徴とする、請求項11又は12に記載のリレー。
  21. 前記遮光構造を前記ケースの内面に設けたことを特徴とする、請求項11又は12に記載のリレー。
  22. 前記ケースの上面側のコーナー部に沿って面取り部分を設けたことを特徴とする、請求項1、11又は12のうちいずれか1項に記載のリレー。
  23. 前記ケースの上面側のコーナー部に沿って曲面部分を設けたことを特徴とする、請求項1、11又は12のうちいずれか1項に記載のリレー。
  24. 前記ケースの上面に凹凸部を設けたことを特徴とする、請求項1、11又は12のうちいずれか1項に記載のリレー。
  25. 前記凹凸部がV溝状をした凹部であることを特徴とする、請求項24に記載のリレー。
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