JP6433379B2 - 操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載用電子機器や家電用の各種電子機器の操作パネルに設けられる操作装置に関する。
特許文献1には、カーオーディオの操作部などに用いられる装飾パネルが記載されている。この装飾パネルは、LEDからの光を導く導光部材の前方に成形樹脂層が設けられている。成形樹脂層の側面は後方に向かうにしたがって対向距離が短くなる傾斜面となっており、前記傾斜面が金属調光沢を有する加飾フィルムで覆われている。成形樹脂層の前方にリング形状の透光孔を有する遮光層が設けられている。リング形状の透光孔は加飾フィルムの前方に対向するように形成されている。
LEDからの光は導光部材の内部を透過し、成形樹脂層内で拡散され、加飾フィルムで反射されてリング状の透光孔から前方に発せられる。そのため、装飾パネルを前方から見ると、リング状の透光孔の部分が金属調光沢を有し且つ奥行き感を持って視認されるようになる。
特開2014−85456号公報
特許文献1の装飾パネルは、LEDから発せられる光が、加飾フィルムで反射されてリング状の透光孔に与えられる構造であるため、前方から見たときに、透光孔内で視認できる色彩は、加飾フィルムの金属調光沢のみであり、透光孔内を複数の色相を有するように照光できるものではない。また、見る角度や方向に応じて照明される色彩や見え方が変化するものでもない。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、操作部材を目視する角度や方向に応じて照光される色彩を変化させることができる操作装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、操作部材に遮光部を設けた場合に、その遮光部が光の中でが浮かぶように見えたり、遮光部の周囲を奥行き感がある状態に照光することができる操作装置を提供することを目的としている。
本発明は、透光性材料で形成され前側に操作面を有する操作部材と、前記操作部材が押圧されたときに動作するスイッチ機能部とが設けられた操作装置において、
前記操作部材には、前記操作面の後方に対向する後方対向部と、前記操作面と前記後方対向部との間に位置し、前記操作面から離れるにしたがって前記操作部材の押圧方向に延びる中心線に近づく傾斜面と、が設けられており、
前記後方対向部に第1発光部が対向し、前記傾斜面に第2発光部が対向し、前記第1発光部と前記第2発光部が異なる色を発することを特徴とするものである。
本発明の操作装置は、異なる色の光を発する第1発光部と第2発光部が設けられ、第1発光部からの光は後方対向部から操作部材の内部に入射し、第2発光部からの光は傾斜面から操作部材の内部に入射する。第1発光部から発せられる光と第2発光部から発せられる光は、操作部材の内部において傾斜面で異なる向きに反射されて操作面に与えられる。したがって、操作部材を前方から見ると、その視認方向や視認角度によって、一方の発光部の色彩が見えたり、双方の発光部の色彩が混合して見えるなど、発光状態が変化する。また、操作部材の内部において発光色が透明感を有して見えたり、奥行き感を持って見えるようになり、操作部材の照光状態の高級感を高めることができる。
本発明の操作装置では、前記操作部材に、前記操作面または前記操作面よりも後方に遮光部が設けられており、前記遮光部の周囲は、前方から前記透光性材料を透して前記傾斜面を目視可能な光透過部となっているものが好ましい。
上記構成では、前方から操作部材を見たときに、操作表示などを有する遮光部の周囲の光透過部で発光部からの発光色が透明感や奥行き感を持って見えるようになる。その結果、遮光部が照明部材の内部で空間上に浮いているように見えることもあり、さらに照光の高級感を呈することができる。
本発明の操作装置は、例えば、前記操作面は四角形状で、前記傾斜面が4面設けられており、各傾斜面は前記操作面から離れるにしたがって互いに接近するものである。
本発明の操作装置は、前記第発光部は、前記中心線と直交する方向である側方から前記傾斜面に対向するものとして構成できる。
この場合に、前記第1発光部と前記第2発光部との間には、前記傾斜面の後方に対向する光吸収部が設けられていることが好ましい。
上記光吸収部が設けられていると、第1発光部の発光色と、第2発光部の発光色とのコントラストを強めることができ、さらに見栄えを向上させる効果を高めることができる。
本発明の操作装置では、前記第1発光部は、第1光源と前記第1光源からの光が与えられる第1光拡散部材を有し、前記第2発光部は、第2光源と前記第2光源からの光が与えられる第2光拡散部材を有している。
この場合に、前記第1拡散部材と前記第2拡散部材は、前記操作部材に固定されて、前記操作部材と共に動作することが好ましい。
上記構成では、操作部材が押圧操作されるときに、後方対向部と第1発光部との位置関係および傾斜面と第2発光部との位置関係が変動することがなく、操作部材が操作されていないときも、押圧操作されているときも、常に同じ照光効果を発揮することができる。
本発明の操作装置では、前記第1発光部から発せられる色は白色であり、前記第2発光部から発せられる色は有彩色であることが好ましい。
上記構成では、操作部材の内部に映し出される第1発光部の発光色と第2の発光部の発光色とのコントラストが良好になる。
本発明の操作装置は、操作部材の後方に傾斜面と後方対向部が設けられ、第1発光部の照明光が後方対向部から操作部材の内部に入射し、第2の発光部の照明光が傾斜面から操作体の内部に入射する。そして、第1発光部と第2発光部では発光色が相違している。これにより、操作部材を前方から見たときに、見る角度や方向に応じて操作部材の内部の色彩が変化して見えるようになり、操作部材が透明感を有し、あるいは奥行き感を有して見えるようになり、照光効果の高級感を高め、見栄えを向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る操作装置の外観斜視図である。 図1に示す操作装置の分解斜視図である。 図1に示す操作装置をIII−III線で切断した縦断面図である。 図2に示す操作部材の分解斜視図である。 第1発光部からの光と第2発光部からの光の、操作部材内での反射状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る操作装置において、操作部材が光る様子を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る操作装置において、操作部材が光る様子を示す写真である。
図1は本発明の実施の形態に係る操作装置10の構成を示す外観斜視図であり、図2は操作装置10の分解斜視図であり、図3は操作装置10のIII−III線の縦断面図である。図4は、図2に示す操作部材20の分解斜視図である。
図1に示す操作装置10は、各種車両の車室内に装備される各種操作装置、車載用電子機器の操作装置、家庭用電子機器の操作装置、さらには産業用機器の操作装置などとして使用される。操作装置10はZ1側が表側(前方)であり、Z2側が裏側(後方)である。
図1と図2に示すように、操作装置10は、ケース11を有している。ケース11は光を透過しない合成樹脂材料で形成されている。
ケース11に操作部材20が収納されている。図4に示すように、操作部材20は、操作ノブ24と、その後方(Z2方向)に位置する導光体22とが組み合わされて構成されている。操作ノブ24と導光体22は、共にアクリル樹脂などの透光性材料(透明な樹脂材料)で形成されている。透光性材料は全光線透過率が80%以上である。
図3に示すように、操作ノブ24と導光体22とから成る操作部材20の後方(Z2方向)に第1光拡散部材26が設けられ、操作部材20の側方(X方向)に第2光拡散部材28が設けられている。第1光拡散部材26と第2光拡散部材28は操作部材20に固定されており、押圧操作により、ケース11内で操作部材20がZ2−Z1方向に進退動作するときに、第1光拡散部材26と第2光拡散部材28も一緒に進退動作する。よって、操作ノブ24および導光体22と第1光拡散部材26および第2光拡散部材28との相対位置関係は、操作ノブ24を押圧操作していないときも押圧操作しているときも、常に変わることがない。
透明な操作ノブ24は、前側(Z1)が操作面24aであり、後方側(Z2側)に角筒形状の筒状部24bが形成されている。導光体22は筒状部24bの内部空間に嵌めこまれている。筒状部24bの内部の天井面、すなわち操作面24aと対向する裏面に凹部24cが形成されている。操作ノブ24と導光体22との間に遮光部21が挟まれており、遮光部21は凹部24cに嵌め込まれている。
遮光部21は、透明な樹脂フィルムの表側(Z1側)の面に、白色の中間印刷層が印刷され、さらにその表側(Z1側)に黒色や濃緑色などの表面印刷層が重ねて形成されている。表面印刷層の一部が除去されて図形や文字または記号が表現されている。図の実施の形態では、遮光部21に音符の図形が表現されている。操作部材20の導光体22の光が与えられると、表面印刷層で覆われている部分は光が透過せず、音符の図形の領域が白色などで明るく照明される。
なお、遮光部21は、操作ノブ24の前面である操作面24aに接着されていてもよいし、操作面24aに形成された凹部内に嵌め込まれていてもよい。
筒状部24bの内部空間に嵌め込まれている導光体22は、操作面24aおよび遮光部21から後方(Z2方向)に向かうにしたがって断面積が徐々に小さくなる形状であり、実施の形態では裁頭四角錐形状である。
透明な導光体22は、遮光部21よりも大きな面積の前面部22aを有しており、後方(Z2側)の端部に、前面部22aに対向する後方対向部22bが形成されている。前面部22aと後方対向部22bとの間には、傾斜面22cが形成されている。傾斜面22cは4面設けられており、それぞれの傾斜面22cは、操作面24aおよび前面部22aから後方へ遠ざかるにしたがって、操作部材20の進退方向または押圧方向(Z1−Z2方向)に延びる中心線Oに徐々に接近する向きに傾斜している。中心線Oと直交する水平面(XY平面)に対する各傾斜面22cの角度θは15度〜60度程度である。
導光体22の前面部22aは、操作ノブ24の操作面24aと対向する裏面に密着している。導光体22の前面部22aの中央に遮光部21が配置され、前面部22aは、遮光部21よりも広い面積を有しているため、操作部材20は、遮光部21の周囲全周(4方向の全領域)に透光性材料の光透過部Saが形成される。操作ノブ24を前方から見たときに、光透過部Saから各傾斜面22cを透視することができる。
図3と図4に示すように、導光体22の後方対向部22bは四角形状であり、その縁部には後方へ突出する突出部22dが一体に形成されている。後方対向部22bは、突出部22dで囲まれた領域が光入射面Sbとなっている。光入射面Sbには細かな凸凹が形成されている。
第1光拡散部材26は、照光対向部26aの外周に嵌合壁面26bが形成されており、その周囲が平板部26cとなっている。図3に示すように、導光体22の後方対向部22bに設けられた突出部22dが嵌合壁面26bの内部に嵌め込まれ、必要に応じて嵌合部を接着することで、導光体22と第1光拡散部材26とが一体に固定されている。導光体22と第1光拡散部材26とが固定されると、第1光拡散部材26の照光対向部26aが、導光体22の光入射面Sbに対向する。
第1光拡散部材26はアクリル系などの透光性樹脂材料(透明樹脂材料)の内部に光拡散剤が混入されたものであり、光が与えられていない状態では白色である。なお、第1光拡散部材26は、導光体22の光入射面Sbに対向する照光対向部26aのみが光拡散機能を有していればよい。光拡散機能としては光拡散剤を含むもの以外に、第1光拡散部材26の光入射面Sbに対向する表面を粗面に形成してもよい。
第1光拡散部材26の平板部26cの表面には、後方対向部22bの外周を囲むように光吸収部27が設けられている。光吸収部27は、黒色や濃緑色などの樹脂シートであり、平板部26cの表面に接着されて固定されている。光吸収部27には開口27aが形成されており、導光体22の後方対向部22bが開口27aに挿入されている。
図3に示すように、第1光拡散部材26の照光対向部26aの背部には押圧突起26eが一体に形成されている。
第2光拡散部材28は角筒形状であり、図3に示すように、操作ノブ24の筒状部24bの外周面に嵌着されて固定されている。第2光拡散部材28も、アクリル系などの透光性樹脂材料(透明樹脂材料)の内部に光拡散剤が混入されたものであり、光が与えられていない状態では白色である。なお、第2光拡散部材28は、導光体22と対向する内面に粗面が形成されることで光拡散機能を備えたものであってもよい。
図2と図3に示すように、ケース11の裏側(Z2側)に、基板40が固定されている。基板40には、スイッチ機能部41と、第1の光を出射する複数の第1光源42と、第1の光とは異なる色の第2の光を出射する複数の第2光源43が固定されている。スイッチ機能部41は、基板40の略中央に配置され、第1光拡散部材26の押圧突起26eに対向している。
図2に示すように、第1光源42と第2光源43はそれぞれ4箇所ずつ設けられている。第1光源42は、第1光拡散部材26の照光対向部26aの下側に対向し、第1光源42と第1光拡散部材26とで第1発光部が構成されている。第2光源43は、第2光拡散部材28の下端面に対向し、第2光源43と第2光拡散部材28とで第2発光部が構成されている。
基板40に設けられたスイッチ機能部41は、電気接点および反力手段を内蔵する機構式のスイッチ素子である。あるいは、操作反力の小さい薄型メンブレンスイッチなどであり、スイッチ機能部41とは別に反力手段が設けられている。
スイッチ機能部41に内容された反力手段、またはスイッチとは別に設けられた反力手段により、操作部材20がZ1方向へ付勢されており、押圧力Fが作用していないときには、操作部材20の操作面24aがケース11の開口11aから表側(上側)へ突出している。操作部材20に図3に示す押圧力Fが与えられると、操作部材20はケース11内でZ2方向にスライド動作し、押圧突起26eでスイッチ機能部41が押圧されて、スイッチ機能部41が動作させられる。
操作部材20がZ1−Z2方向へ移動するときに、第1光拡散部材26と第2光拡散部材28は操作部材20と一緒に移動する。
第1発光部では、第1光源42から第1光拡散部材26に第1の光が与えられる。第1光源42はLEDであり、白色に生成された第1の光が発せられる。よって第1光拡散部材26は白色に発光する。第2発光部では、第2光源43から第2光拡散部材28に第2の光が発せられる。第2光源43はLEDであり、このLEDから発せられる第2の光は有彩色であり、例えば赤、ピンク、オレンジ、青色、緑色などである。
なお、第1光源42と第2光源43がLEDまたはランプであって、第1の光と第2の光が自然光または白色光であり、第1光拡散部材26が白色に着色され、第2の光拡散部材28が有彩色に着色されていてもよい。この構成でも第1発光部で白色の照明光を生成でき、第2発光部で有彩色の照明光を生成できる。
なお、第1発光部を構成する第1光拡散部材26から白色以外の有彩色の照明光が発せられてもよい。
図5に、導光体22の内部を透過する光路が示されている。図5では、説明を分かり易くするため、第1光源42と第1光拡散部材42とから成る第1発光部と、第2光源43と第2光拡散部材28とから成る第2発光部がブロックで示されている。
第1光源22が点灯すると、第1発光部を構成する第1光拡散部材26が白色に光り、第2光源23が点灯すると、第2発光部を構成する第2光拡散部材28が有彩色に光る。
図5では第1発光部からの白色光が光路(A)で示され、第2発光部からの有彩色の光が光路(B)で示している。導光体22の内部の屈折率は、導光体22の外側の空気の屈折率よりも大きい。また導光体22と操作ノブ24は屈折率が同じである。
図5に示すように、第1発光部からの白色光は、導光体22の後方対向部22bの光入射面Sbから導光体22の内部に入射し、一部の光は導光体22の内部をZ1方向へ進むが、他の光の一部は光路(A)で示すように導光体22の傾斜面22cで内部に向けて全反射する。なお、導光体22の傾斜面22cで全反射される光の量は、傾斜面22cの傾斜角度θを選択することで、容易に設計することができる。
第2発光部からの有彩色の光は、光路(B)で示すように、導光体22の傾斜面22cから導光体22の内部に入射し、導光体22の内部を伝搬する。第2光拡散部材28は、中心線Oと直交する方向である横方向(X1−X2方向)から傾斜面22cに対向しているため、傾斜面22cの傾斜角度θが大きいほど、第2発光部から発せられる有彩色の光が導光体22の内部に入りやすくなる。
導光体22と操作ノブ24との間に遮光部21が設けられ、遮光部21で光が遮られるため、導光体22の内部を伝搬する光は、遮光部21に形成されている音符の図形の領域と、遮光部21の周囲に形成されている光透過部Saを透過して前方に発せられる。
操作ノブ24の操作面24aを前方(Z1方向)から目視すると、遮光部21に形成された音符の図形の領域が照明される。遮光部21では音符の領域が白色に形成されているため、この領域は主に白色に見え、また見る角度によっては第2発光部からの有彩色の光で照らされているように見える。
前方から見ると、遮光部21を囲む光透過部Saが明るく照らされる。このとき、見る方向や角度によって光透過部Saを照光する光の色が異なって見える。図5に示すように、光透過部Saの下に傾斜面22cが対向しているため、前方からは光透過部Saを透過して傾斜面22cが見えることになり、傾斜面22cで全反射された光が鏡面からの反射光のように見え、また傾斜面22cを透過した光も見ることができる。そのため、光透過部Saは立体感と奥行き感を持つ照光状態となり、遮光部21は空間に浮かんでいるか、あるいは水に浮かんでいるような外観を呈するようになって、照光状態に高級感が生じる。またその照光状態も見る方向や角度によって相違するようになる。
例えば、図5に示すように、操作部材20を図示右斜め上方から見ると、遮光部21の周囲の光透過部Saのうちの操作者の目に近い右側の部分では、光路(B)の有彩色光よりも光路(A)の白色光が強く見える。操作者の目から遠い左側の部分では、光路(A)の白色光よりも光路(B)の有彩色光が強く見える。よって光透過部Saでは、第1発光部から発せられる白色の光と第2発光部から発せられる有彩色の光とが混じり合って見えるものの、操作者の目に近い領域では白色の照明光が強調されて見え、操作者の目から遠い領域では有彩色の照明光が強調されて見える。
これとは逆に、図5に示すとは反対側の左斜め上から見ると、遮光部21の外周の光透過部Saでは、図示左側の領域で白色の照明光が強調されて見え、右側の領域で有彩色の光が強調されて見えるようになる。
上記のような光透過部Saの照光状態を模式的に図示すると図6のようになり、照光状態を撮影した実際の写真は図7に示す通りになる。
図7に示すように、光透過部Saでは、白色の照明光と有彩色の照明光が奥行き感を呈して見えるようになり、操作部材20の照光状態に高級感を与えることができる。
また、第1光拡散部材26と第2光拡散部材28が、操作部材20と一緒に移動するため、操作部材20が押圧されていないときも、押圧動作中も、光透過部Saの照明状態は常に同じであり、常に高級感のある照光状態となる。
ただし、本発明では、第1光拡散部材26と第2光拡散部財28とが固定されていてもよい。この場合には、操作部材20が動くと、傾斜面22cと第2光拡散部材28との相対位置が変化するため、操作部材20が操作されていないときと、押圧操作されているときとで、光透過部Saの照明状態が変化することになる。
図3に示すように、第1光拡散部材26の平板部26cには光吸収部27が設けられているため、導光体22に対しては、第1発光部から発せられる白色の光が後方対向部22bのみから入射し、第2発光部から発せられる有彩色の光が傾斜面22cのみから入射することになるため、図5に示すように、異なる色の光の光路(A)と光路(B)を分けることができ、光透過部Saの照光状態のコントラストを強調することができる。
ただし、本発明では光吸収部27を設けることなく、光吸収部27の部分に第1光拡散部材26を露出させてもよいし、光吸収部27の部分に、第2光拡散部材28を延長させて配置してもよい。
10 操作装置
11 ケース
11a 開口
20 操作部材
21 遮光部
22 導光体
22a 前面部
22b 後方対向部
22c 傾斜面
22d 突出部
24 操作ノブ
24a 操作面
24b 筒状部
24c 凹部
26 第1光拡散部材(第1発光部)
26a 照光対向部
26b 嵌合壁面
26c 平板部
26e 押圧突起
27 光吸収部
27a 開口
28 第2光拡散部材(第2発光部)
40 基板
41 スイッチ機能部
42 第1光源(第1発光部)
43 第2光源(第2発光部)
F 押圧力
O 中心線
Sa 光透過部
Sb 光入射面
(A)(B)光路

Claims (8)

  1. 透光性材料で形成され前側に操作面を有する操作部材と、前記操作部材が押圧されたときに動作するスイッチ機能部とが設けられた操作装置において、
    前記操作部材には、前記操作面の後方に対向する後方対向部と、前記操作面と前記後方対向部との間に位置し、前記操作面から離れるにしたがって前記操作部材の押圧方向に延びる中心線に近づく傾斜面と、が設けられており、
    前記後方対向部に第1発光部が対向し、前記傾斜面に第2発光部が対向し、前記第1発光部と前記第2発光部が異なる色を発することを特徴とする操作装置。
  2. 前記操作部材には、前記操作面または前記操作面よりも後方に遮光部が設けられており、前記遮光部の周囲は、前方から前記透光性材料を透して前記傾斜面を目視可能な光透過部となっている請求項1記載の操作装置。
  3. 前記操作面は四角形状で、前記傾斜面が4面設けられており、各傾斜面は前記操作面から離れるにしたがって互いに接近する請求項1または2記載の操作装置。
  4. 前記第発光部は、前記中心線と直交する方向である側方から前記傾斜面に対向する請求項1ないし3のいずれかに記載の操作装置。
  5. 前記第1発光部と前記第2発光部との間には、前記傾斜面の後方に対向する光吸収部が設けられている請求項4記載の操作装置。
  6. 前記第1発光部は、第1光源と前記第1光源からの光が与えられる第1光拡散部材を有し、前記第2発光部は、第2光源と前記第2光源からの光が与えられる第2光拡散部材を有している請求項1ないし5のいずれかに記載の操作装置。
  7. 前記第1拡散部材と前記第2拡散部材は、前記操作部材に固定されて、前記操作部材と共に動作する請求項6記載の操作装置。
  8. 前記第1発光部から発せられる色は白色であり、前記第2発光部から発せられる色は有彩色である請求項1ないし6のいずれかに記載の操作装置。
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