JP2019001240A - 車両用照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主に、立体感のある照明を行うことができるようにする。
【解決手段】不透光性のケース3と、ケース3の表面を覆う透光性のカバー部材4とを有して内部を照明可能な車両用照明装置1に関する。
カバー部材4に貫通穴11を設け、
貫通穴11に操作用部品2を挿入配置し、
カバー部材4の裏面側における貫通穴11の周囲にハーフミラー12を設けると共に、
ハーフミラー12の下側に間隔を有してミラー13を設け、
操作用部品2の外周における、ハーフミラー12とミラー13との間の部分に、発光部14を設けるようにしている。
【選択図】図4
【解決手段】不透光性のケース3と、ケース3の表面を覆う透光性のカバー部材4とを有して内部を照明可能な車両用照明装置1に関する。
カバー部材4に貫通穴11を設け、
貫通穴11に操作用部品2を挿入配置し、
カバー部材4の裏面側における貫通穴11の周囲にハーフミラー12を設けると共に、
ハーフミラー12の下側に間隔を有してミラー13を設け、
操作用部品2の外周における、ハーフミラー12とミラー13との間の部分に、発光部14を設けるようにしている。
【選択図】図4
Description
この発明は、車両用照明装置に関するものである。
自動車などの車両は、車室内に各種の照明装置(車両用照明装置)を備えている。車室内に設ける照明装置には、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているようなものが存在している。
上記特許文献1や特許文献2に記載された車両用照明装置には、照明の立体感が乏しいなどの問題があった。
そこで、本発明は、主に、上記した問題点を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
不透光性のケースと、該ケースの表面を覆う透光性のカバー部材とを有して内部を照明可能な車両用照明装置において、
前記カバー部材に貫通穴を設け、
該貫通穴に操作用部品を挿入配置し、
前記カバー部材の裏面側における前記貫通穴の周囲にハーフミラーを設けると共に、
該ハーフミラーの下側に間隔を有してミラーを設け、
前記操作用部品の外周における、前記ハーフミラーと前記ミラーとの間の部分に、発光部を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、不透光性のケースと、該ケースの表面を覆う透光性のカバー部材とを有して内部を照明可能な車両用照明装置において、
前記カバー部材に貫通穴を設け、
該貫通穴に操作用部品を挿入配置し、
該操作用部品の外周にミラーを設け、
該ミラーの外周に間隔を有してハーフミラーを設け、
該ハーフミラーと前記別のミラーとの間の部分に、発光部を設けたことを特徴とする。
このため、車両用照明装置は、操作用部品の外周にハーフミラーとミラーとによる合わせ鏡を有するものとなる。
不透光性のケースと、該ケースの表面を覆う透光性のカバー部材とを有して内部を照明可能な車両用照明装置において、
前記カバー部材に貫通穴を設け、
該貫通穴に操作用部品を挿入配置し、
前記カバー部材の裏面側における前記貫通穴の周囲にハーフミラーを設けると共に、
該ハーフミラーの下側に間隔を有してミラーを設け、
前記操作用部品の外周における、前記ハーフミラーと前記ミラーとの間の部分に、発光部を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、不透光性のケースと、該ケースの表面を覆う透光性のカバー部材とを有して内部を照明可能な車両用照明装置において、
前記カバー部材に貫通穴を設け、
該貫通穴に操作用部品を挿入配置し、
該操作用部品の外周にミラーを設け、
該ミラーの外周に間隔を有してハーフミラーを設け、
該ハーフミラーと前記別のミラーとの間の部分に、発光部を設けたことを特徴とする。
このため、車両用照明装置は、操作用部品の外周にハーフミラーとミラーとによる合わせ鏡を有するものとなる。
本発明によれば、上記構成によって、立体感のある照明を行うことなどができる。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図9は、この実施の形態を説明するためのものである。
図1〜図9は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両の車室内に、例えば、図1に示すような照明装置(車両用照明装置1)を設置する。この車両用照明装置1に、スイッチなどの操作用部品2を設ける。この車両用照明装置1を、図2に示すように、不透光性のケース3と、ケース3の表面を覆う透光性のカバー部材4とを備えたものとする。
ここで、車両用照明装置1は、例えば、センターコンソール5(図1参照)やインストルメントパネルなどに取付けることができる。操作用部品2は、図では縦長の筒状のものとなっているが、これに限るものではない。この場合、操作用部品2は、上端部に押ボタンスイッチや回転式スイッチなどを有している。操作用部品2は、車両用照明装置1の内外に、単数または複数設けることができる。
ケース3は、例えば、ABSなどの樹脂製とすることができる。ケース3は、不透光性を有していれば何色としても良い。例えば、ケース3は、内部における光の反射率を上げるために白色などとしても良い。または、ケース3は、内部における光の反射率を下げるために黒色や暗色などとしても良い。ケース3の形状については、任意とすることができる。
カバー部材4は、例えば、アクリルなどの樹脂製とすることができる。カバー部材4は、ケース3を覆う平坦な部分を有するものとする。カバー部材4は、無色透明や有色透明の板などとすることができる。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
(1)図3に示すように、カバー部材4に貫通穴11を設ける。
そして、貫通穴11に操作用部品2を挿入配置する。
また、図4に示すように、カバー部材4の裏面側における貫通穴11の周囲にハーフミラー12を設ける。
ハーフミラー12の下側に間隔を有してミラー13を設ける。
操作用部品2の外周における、ハーフミラー12とミラー13との間の部分に、発光部14を設ける。
そして、貫通穴11に操作用部品2を挿入配置する。
また、図4に示すように、カバー部材4の裏面側における貫通穴11の周囲にハーフミラー12を設ける。
ハーフミラー12の下側に間隔を有してミラー13を設ける。
操作用部品2の外周における、ハーフミラー12とミラー13との間の部分に、発光部14を設ける。
ここで、貫通穴11は、操作用部品2が通る大きさまたはそれよりも大きいものとする。この貫通穴11に対して、操作用部品2はカバー部材4の側から挿入配置するようにしても良い。操作用部品2の上部には、貫通穴11を隠すためのフランジ部2a(図3)を設けることができる。なお、必要な場合には、ケース3に対しても、カバー部材4の貫通穴11と同様の貫通穴15を設けることができる。ケース3の貫通穴15は、操作用部品2の大きさや形状に応じたものとする。
ハーフミラー12は、貫通穴11の周囲にのみ設けても良いが、カバー部材4の図中下面全面に貼着したハーフミラーフィルムなどとしても良い。ハーフミラー12は、塗装や表面処理などによって構成することもできる。
ミラー13は、操作用部品2の挿入方向(または軸線方向)に間隔を有してハーフミラー12やカバー部材4と平行に設置する。ミラー13は、少なくとも貫通穴11の周囲に設ける。ミラー13は、粘着性を有するミラーフィルムや塗装や表面処理などによって構成することができる。
この場合、ハーフミラー12とミラー13は、図5に示すように、カバー部材4と平行な面を有する合わせ鏡となる。
発光部14は、ハーフミラー12とミラー13による合わせ鏡の間で発光するものであれば何でも良い。発光部14は、合わせ鏡に、繰り返し映されることで、合わせ鏡の合わせ方向(操作用部品2の貫通穴11への挿入方向)へ無限に続く像16となり、発光部14を発光することで、無限に続く像16は無限ミラー照明となる。発光部14の詳細については後述する。
(2)発光部14は、面発光が可能なものとしても良い。
ここで、面発光は、面状の光を発するもののことである。そのために、発光部14は、ハーフミラー12とミラー13との間隔の全域に及ぶ面状の出光部(面発光部)としている。発光部14は、操作用部品2の外周を覆う筒状の面などとすることができる。
(3)図4に示すように、ケース3とカバー部材4との内側に、光源31から入射した光32(図7)をカバー部材4側へ反射可能な反射部33を有する導光板34を収容設置しても良い。
導光板34に操作用部品2を挿入可能な貫通穴35を設けても良い。
ミラー13を、導光板34における貫通穴35の周囲に設けても良い。
導光板34に操作用部品2を挿入可能な貫通穴35を設けても良い。
ミラー13を、導光板34における貫通穴35の周囲に設けても良い。
ここで、光源31には、LEDなどを用いることができる。光源31は、例えば、透明な樹脂製の棒状体の端部にLEDを配設した発光棒31aなどとすることができる。この発光棒31aは、例えば、ケース3の内部に、ケース3の辺部に沿って設置することができる。
導光板34は、光源31からの光32を内部へ導くようにした透明部材である。導光板34は、例えば、アクリルなどの樹脂製とすることができる。導光板34は、カバー部材4(の底面)と平行な面を有する平坦なものとしても良い。導光板34は、カバー部材4の底面上に設置しても良い。導光板34は、光源31と対向する端部が入光部になる。
反射部33は、導光板34の内部へ導かれた光源31からの光32を反射し、カバー部材4を通して導光板34の外部へ出光するためのものである。反射部33を設けた位置が導光板34の出光部となる。
そして、上記した光源31と導光板34とによって、カバー部材4を全体的に照明する全体照明装置が構成される。
貫通穴35は、図3に示すように、操作用部品2の外周よりも大きくても良いし、図4に示すように、操作用部品2の外周とほぼ同じ大きさにしても良い。
(4)導光板34の反射部33は、光拡散部33aとしても良い。
ここで、光拡散部33aは、光を拡散するためのものである。光拡散部33aは、光を拡散状態で反射できるようにするために、例えば、細かい凹凸部などとすることができる。凹凸部は、規則的なパターンのものや、不規則なパターンのものなどとすることができる。光拡散部33aは、全体的に均一に設けても良いし、または、不均一に設けても良い。光拡散部33aは、例えば、サンドブラストやショットブラストなどの表面加工によって作ることができる。
(5)導光板34の上側に、別の導光板36を配置しても良い。
ここで、別の導光板36は、下側の導光板34と同様に構成することができる。即ち、別の導光板36に、光源31から入射した光32をカバー部材4側へ反射可能な反射部37を設ける。この反射部37は、光拡散部37aとしても良い。別の導光板36は、導光板34の上に設置しても良い。また、別の導光板36には、操作用部品2を挿入可能な貫通穴38を設けるようにしても良い。これらの詳細については、下側の導光板34と同様にすることができる。
なお、光源31については、導光板34と導光板36とで別々にすること(個別光源)や、共用すること(共用光源)ができる。
上側の導光板36の反射部37は、下側の導光板34の反射部33よりも、光源31に近い位置に設けるのが照明の遠近感や立体感を高める上で好ましい。また、上側の導光板36の反射部37は、下側の導光板34の反射部33よりも、反射率を大きくするのが照明の遠近感や立体感を高める上で好ましい。そして、各反射部33,37は、光源31から離れるほど反射率が小さくなるようにするのが照明の遠近感や立体感を高める上で好ましい。更に、上側の導光板36の反射部37は、導光板36の上面側に設けるのが照明の立体感を高める上で好ましい。また、下側の導光板34の反射部33は、導光板34の下面側に設けるのが照明の立体感を高める上で好ましい。
上側の導光板36の貫通穴38と下側の導光板34の貫通穴35は、操作用部品2の側面とほぼ等しい大きさとしても良いし、操作用部品2の側面よりも大きなものとしても良い。貫通穴35,38は、操作用部品2が通れば、それぞれ同じ大きさとしても良いし、または異なる大きさとしても良い。貫通穴35,38の端面は、遮光部としても良い。遮光部は、貫通穴35,38の端面に不透光性を有する黒色などの印刷部や塗装部などを設けることで得ることができる。但し、最も下側の貫通穴35については、遮光部としても出光部としても良い。最も下側の貫通穴35を出光部とした場合には、出光部を後述する導光体53に当接することで、出光部から出た光によって発光部14を発光させることが可能になる。
更に、図6(図7)に示すように、カバー部材4を暗色に着色するために、カバー部材4の上面などに、スモークフィルム41などを貼着しても良い。
また、各導光板34,36の上面側には、調光を行うための調光層42,43(調光フィルム)を設けても良い。調光層42,43は、光源31から離れるに従い光透過度が徐々に小さくなる光透過部42a,43a(グラデーション部)を有するものとすることができる。
光透過部42a,43aのグラデーションは、それぞれ同じものにしても良いが、異なるものにしても良い。
光透過部42a,43aのグラデーションを異なるものにする場合、下側の導光板34の反射部33が光源31から遠くに位置し、上側の導光板36の反射部37が光源31から近くに位置していれば、光源31から遠い反射部33に対する光透過部42aを、光源31から近い反射部37に対する光透過部43aよりも、全体としての光透過度が小さくなるようにするのが好ましい。
光透過部42a,43aは、それぞれ反射部33,37の位置にのみ設けるようにしても良い。反射部33,37以外の部分については、透明部42b,43bなどを設けることができる。また、調光層42,43における、光源31からの光32が直接カバー部材4を透過して見えないようにしたい部分(例えば、光源31の近傍や、光源5から最も離れた位置など)については、不透光部42c,43cを設けることができる。
(6)他の実施例として、不透光性のケース3と、ケース3の表面を覆う透光性のカバー部材4とを有して内部を照明可能な車両用照明装置1において、カバー部材4に貫通穴11を設け、貫通穴11に操作用部品2を挿入配置し、更に、図8、図9に示すように、操作用部品2の外周に別のミラー55を設け、別のミラー55の外周に(径方向の)間隔を有して別のハーフミラー56を設け、別のハーフミラー56と別のミラー55との間の部分に、別の発光部50を設けるようにしても良い。
ここで、別の発光部50は、光源51と、光源51からの光52を操作用部品2の外周に沿って導く導光体53とを有する発光装置54の出光部としても良い。そして、発光装置54の導光体53の内周面に別のミラー55を設け、導光体53の外周面に別のハーフミラー56を設けるようにしても良い。
光源51には、LEDなどを用いることができる。導光体53は、操作用部品2の側面に外嵌可能な筒状またはリング状のものとしても良い(図2参照)。この場合、筒状の導光体53の上端部(のハーフミラー12とミラー13との間の部分)の外周面が円筒面状の発光部14(出光部)となる。また、筒状の導光体53の上端部(のミラー13の位置)における別のハーフミラー56と別のミラー55との間の(断面)部分がドーナツ円盤状の別の発光部50となる。
発光装置54は、操作用部品2の外周に設けることで、操作用部品2の周辺を部分的に照明する周辺照明装置を構成する。周辺照明装置を構成する光源51と導光体53は、ケース58(図3参照)に取付けてユニット化しておき、カバー部材4の貫通穴11に(上側から)操作用部品2を取付けた後に、ケース3の貫通穴15に(下側から)ケース58ごと設置して取付部材59などを用いて一度に取付けできるようにしても良い。
別のミラー55および別のハーフミラー56は、それぞれリング状の導光体53の内周面と外周面に設ける。別のミラー55および別のハーフミラー56は、粘着性を有するフィルムや塗装や表面処理などによって構成することができる。外周側の別のハーフミラー56は、ミラー13よりも下側の位置にも設けても良いし、または、設けなくても良い。また、導光体53の外周側の発光部14よりも下側の位置については別のハーフミラー56に替えてミラーなどとしても良い。図9に示すように、別のミラー55および別のハーフミラー56は、カバー部材4とほぼ垂直な面を有する別の合わせ鏡となる。
発光部14は、この別の合わせ鏡に、繰り返し映されることで、合わせ鏡の合わせ方向(導光体53の厚み方向、または、カバー部材4と平行な方向)へ無限に続く像57となり、光源51を発光させることで、無限に続く像57は無限ミラー照明となる。発光部14の詳細については後述する。
なお、ハーフミラー12とミラー13とによる合わせ鏡と、別のミラー55および別のハーフミラー56による別の合わせ鏡とは、組み合わせることができる。また、その他の構成については、上記実施例と同様にすることができる。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
車両用照明装置1は、ケース3に光源31と導光板34,36とを収容して、カバー部材4を取付け、(カバー部材4の側から)貫通穴11に操作用部品2を挿入すると共に、ケース3の貫通穴15や導光板34,36の貫通穴35,38の部分に光源51や導光体53を有する発光装置54を設置することで組み立てられる。
照明を行わない時は、車両用照明装置1は、スモークフィルム41によって暗色のものとなる。操作用部品2は、暗色のカバー部材4から突出したものとなる。
そして、全体照明装置の光源31を点灯すると、図7に示すように、光源31からの光32は導光板34,36の内部へ導かれ、導光板34,36内で反射部33,37によってカバー部材4側へ反射されて、カバー部材4から出光される。これにより、カバー部材4の面に対し、反射部33,37の形状などに応じた全体的な照明を行うことができる。
そして、発光装置54(周辺照明装置)の光源51を点灯し、導光体53を介して発光部14を発光させることで、図4(図5、図9)に示すように、操作用部品2の周囲を照明することができる。
そのため、操作用部品2は、カバー部材4の面に対する照明と、操作用部品2の周囲に対する照明との二種類の照明の中に置がれることになり、操作用部品2は照明によって多彩に装飾されたものとなる。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)ハーフミラー12とミラー13とで合わせ鏡を作り、合わせ鏡の間に発光部14を設けることで、操作用部品2の周囲にハーフミラー12とミラー13との合わせ方向(車両用照明装置1の奥行き方向)に沿って無限に繰り返される無限ミラー照明による発光部14の像16を作り出すことができる。そして、この無限ミラー照明によって無限の奥行き感のある立体的な照明効果を得ることができる。
以上により、非照明時と照明時とで意匠の変化を大きくすることができると共に、立体感のある照明を行うことができる。
(効果2)発光部14を面発光するものとしても良い。これにより、面発光による光32の帯が無限に繰り返される無限ミラー照明を作り出して、質感の高い照明効果を得ることができる。
(効果3)ケース3とカバー部材4との内側に導光板34を設けるようにしても良い。これにより、無限ミラー照明とは別に、導光板34を用いたカバー部材4の全体的な照明を行うことができる。
そして、導光板34によるカバー部材4の全体的な照明と、合わせ鏡による操作用部品2の周囲の無限ミラー照明とを合わせることで、これまでになかったような複雑で立体感のある照明効果を演出することができる。
この際、導光板34に設けた貫通穴35に操作用部品2を挿入することで、導光板34による全体的な照明と、無限ミラー照明とを両立させる構造を無理なく並設することができる。また、ミラー13を導光板34に設けることで、導光板34を利用して無限ミラー照明のためのミラー13を容易に設置することができる。
(効果4)導光板34の反射部33を光拡散部33aとしても良い。これにより、カバー部材4の全体的な照明を、ソフトで自然な感じの照明にすることができる。特に、反射部33の表面側に光源31から離れるに従い(または、光源31から操作用部品2へ向かって)光透過度が徐々に小さくなる光透過部42aを設けることで、グラデーションが滑らかに変化する自然な感じの照明を行うことができる。
(効果5)導光板34の上側に別の導光板36を配置しても良い。これにより、カバー部材4の全体的な照明に導光板34,36の重なりによる奥行感や、光源31から反射部33,37までの距離感を出すことができ、全体として立体感のある照明を行うことができる。例えば、複数枚の導光板34,36に、上側のものほど光源31から近くなるように位置をズラして反射部33,37を設けることで、階段状の照明を得ることができる。
なお、別の導光板36は、導光板34と同様の構成にすることができる。特に、導光板34,36の各反射部33,37を、光源31から離れるほど反射率が小さくなるようにしたり、調光層42,43の各光透過部42a,43aを、光源31から離れるに従い光透過度が徐々に小さくなるようにしたりすることで、明度が高いと近くに見え、明度が低いと遠くに見えるという消失遠近法による視覚効果を利用して、上記した奥行感などを強調することができる。
(効果6)他の実施例として、発光装置54における、操作用部品2の外周(を取り囲む導光体53の両面など)に対して別のミラー55および別のハーフミラー56を設けても良い。これにより、上記とは向きの異なる別の合わせ鏡を設けることができる。そして、この別の合わせ鏡によって、導光体53の厚み方向(カバー部材4の面と平行な方向)に沿って無限に繰り返される別の無限ミラー照明を作り出すことができる。そして、二種類の無限ミラー照明によって無限の拡がり感のある立体的な照明効果を得ることができる。
以上により、非照明時と照明時とで意匠の変化を更に大きくすることができると共に、より立体感のある照明を行うことができる。
1 車両用照明装置
2 操作用部品
3 ケース
4 カバー部材
11 貫通穴
12 ハーフミラー
13 ミラー
14 発光部
31 光源
33 反射部
33a 光拡散部
35 貫通穴
36 別の導光板
51 光源
52 光
53 導光体
54 発光装置
55 別のミラー
56 別のハーフミラー
2 操作用部品
3 ケース
4 カバー部材
11 貫通穴
12 ハーフミラー
13 ミラー
14 発光部
31 光源
33 反射部
33a 光拡散部
35 貫通穴
36 別の導光板
51 光源
52 光
53 導光体
54 発光装置
55 別のミラー
56 別のハーフミラー
Claims (6)
- 不透光性のケースと、該ケースの表面を覆う透光性のカバー部材とを有して内部を照明可能な車両用照明装置において、
前記カバー部材に貫通穴を設け、
該貫通穴に操作用部品を挿入配置し、
前記カバー部材の裏面側における前記貫通穴の周囲にハーフミラーを設けると共に、
該ハーフミラーの下側に間隔を有してミラーを設け、
前記操作用部品の外周における、前記ハーフミラーと前記ミラーとの間の部分に、発光部を設けたことを特徴とする車両用照明装置。 - 請求項1に記載の車両用照明装置であって、
前記発光部は、面発光が可能であることを特徴とする車両用照明装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用照明装置であって、
前記ケースと前記カバー部材との内側に、光源から入射した光を前記カバー部材側へ反射可能な反射部を有する導光板を収容設置し、
該導光板に前記操作用部品を挿入可能な前記貫通穴を設けると共に、
前記ミラーを、前記導光板における前記貫通穴の周囲に設けたことを特徴とする車両用照明装置。 - 請求項3に記載の車両用照明装置であって、
前記導光板の前記反射部を光拡散部としたことを特徴とする車両用照明装置。 - 請求項3または請求項4に記載の車両用照明装置であって、
前記導光板の上側に、別の導光板を配置したことを特徴とする車両用照明装置。 - 不透光性のケースと、該ケースの表面を覆う透光性のカバー部材とを有して内部を照明可能な車両用照明装置において、
前記カバー部材に貫通穴を設け、
該貫通穴に操作用部品を挿入配置し、
該操作用部品の外周にミラーを設け、
該ミラーの外周に間隔を有してハーフミラーを設け、
該ハーフミラーと前記別のミラーとの間の部分に、発光部を設けたことを特徴とする車両用照明装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017115981A JP2019001240A (ja) | 2017-06-13 | 2017-06-13 | 車両用照明装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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