JP2014035324A - 表示装置 - Google Patents

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Kazunari Hamada
一成 濱田
Sadao Yabe
禎雄 矢部
Yusuke Namigata
雄介 波形
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Abstract

【課題】
文字板の背後から照明されることで光輝する意匠の擬似点灯を防止しつつ、少ない光源で文字板の広範囲の意匠を明るく光輝させる表示装置を提供する。
【解決手段】
導光文字板10の少なくとも入光部111aと第2光透過射出部122bとの間の所定箇所に貫通孔または凹状に形成された第1の挿入部112を設け、第1の遮光壁23は第1の挿入部112に挿入され、この第1の遮光壁23は、第1の光Laを導光文字板方向10へ反射する反射面23pと、第1の光Laを導光文字板10方向へ反射しない非反射面と、を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光源から射出された光を導光文字板にて導光して意匠表示部等を照光する、自動車などに搭載される表示装置に関するものである。
特許文献1に開示された表示装置は、光源から射出された光を導光して、この導光した光を意匠の形に形成された光を透過する光透過射出部から射出する導光機能を有した文字板を有したものである。
特開2011−237692号公報
しかしながら、特許文献1記載の表示装置は、図10に示すように、導光文字板1000内を進行する光Mにより光輝する第1光透過射出部1000aと、導光文字板1000の背面側に配設される第2の光源1100の光により光輝する第2光透過射出部1000bと、を備え、第2の光源1100が光輝していなくても、光Mにより、第2の光透過射出部1000bが光輝して見えてしまう擬似点灯が発生し、視認者に間違った車両情報を認識させてしまうという虞があった。
そこで本発明は、前記問題点を解消し、文字板の背後から照明されることで光輝する意匠の擬似点灯を防止しつつ、少ない光源で文字板の広範囲の意匠を明るく光輝させることができる表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、前述した課題を解決するため、第1の発明は、第1の光源から射出された第1の光を入光部から入光して視認方向の略垂直方向に導光し、前記第1の光により意匠を表示する第1光透過射出部と、背面側に配設された第2の光源から射出された第2の光を透過し、この第2の光により意匠を表示する第2光透過射出部と、少なくとも前記入光部と前記第2光透過射出部との間の所定箇所に貫通孔または凹状に形成された第1の挿入部と、を有する導光文字板と、前記第1の挿入部に挿入される第1の遮光壁と、を備え、前記第1の遮光壁は、前記第1の光を前記導光文字板方向へ反射する反射面と、前記第1の光を前記導光文字板方向へ反射しない非反射面と、を有するものである。
また、第2の発明は、前記非反射面は、前記第1の光を前記導光文字板方向とは異なる方向へ反射させる傾斜面または暗色系に着色された部材により形成されてなるものである。
また、第3の発明は、前記導光文字板の背面側に配設され、前記導光文字板を載置する載置部を有するケース体と、前記導光文字板の前記視認方向から前記反射面を覆う装飾部材と、をさらに備え、前記反射面は、前記ケース体に前記載置部よりも視認者側に突設され、前記非反射面は、前記装飾部材に前記導光文字板方向へ垂設されてなるものである。
文字板の背後から照明されることで光輝する意匠の擬似点灯を防止しつつ、少ない光源で文字板の広範囲の意匠を明るく光輝させることができる表示装置を提供する。
本発明の一実施形態における表示装置の分解斜視図である。 上記実施形態における表示装置の正面図である。 上記実施形態における導光文字板の説明図であり、(a)は導光文字板の正面図であり、(b)は導光文字板の光透過射出部から光を射出させた際の表示装置の表示例を示す図であり、(c)は表示装置の断面図((a)のA−A’断面図)であり、(d)は表示装置の断面図((a)のB−B’断面図)である。 上記実施形態における表示装置の各領域の説明図である。 上記実施形態におけるケース体の正面図である。 上記実施形態における表示装置の断面図であり、図2のC−C’断面図である。 上記実施形態における導光体の説明図であり、(a)は導光体の斜視図であり、(b)は表示装置に組み込んだ際の導光体の断面図であり、(c)は導光体の文字板方向反射部の形状を説明した図である。 本発明の表示装置の第1変形例を示した図である。 本発明の表示装置の第2変形例を示した図である。 従来の表示装置の断面図である。
以下に、本発明の表示装置1の実施形態を、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態における表示装置1の分解斜視図である。本発明の表示装置1は、導光文字板10と、ケース体20と、導光体30と、指針40と、回路基板50と、光源60と、本体70と、装飾部材80と、表示器90と、から構成され、車両側から出力される車速やエンジン回転数等の車両情報を示す車両信号に基づき、指針40が回動するものであり、光源60の発する光により、導光文字板10と指針40が光輝するものである。
(導光文字板)
まず、本発明の表示装置1における導光文字板10について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施形態における表示装置1の正面図であり、図3(a)は、導光文字板10の正面図であり、図3(b)は、導光文字板10を光源60により光輝させた場合の表示例を示した図であり、図3(c)は、本実施形態における表示装置1の断面図であり、図3(a)のA−A’断面図であり、図3(d)は、本実施形態における表示装置1の断面図であり、図3(a)のB−B’断面図である。
導光文字板10は、図3(c)に示すように、透光性の導光部11と、この導光部11の表面に意匠を表示する意匠表示部12と、光を拡散する光拡散部13と、導光部11の表面を覆う表面低屈折率部14aと、導光部11の背面を覆う背面低屈折率部14bと、を備える。また、導光文字板10は、図3(a),(b),(c)に示すように、導光文字板10内を進行する第1の光源61が射出する第1の光Laにより光輝する第1の光透過射出部122aと、導光文字板10の背面に配設される第2の光源62が射出する第2の光Lbに照明されて光輝する第2の光透過射出部122bと、導光文字板10の背面に配設される第3の光源63が射出する第3の光Lcに照明されて光輝する第3の光透過射出部122cと、を備え、これらの光透過射出部から光を射出することにより、意匠(文字、絵、図形、記号等)を視認者に対して表示する。
また、導光文字板10は、図3(a)に示すように、指針軸挿通孔111を中心とした円弧状の貫通孔で形成され、後述するケース体20の第1の遮光壁23を挿入する第1の挿入部112と、後述するケース体20の第2の遮光壁24を挿入する第2の挿入部113と、備える。
図4は、本発明における表示装置1を説明するにあたり用いる各領域を表した図であり、本明細書においては、第1の挿入部112及び第2の挿入部113により区画される領域を内側表示領域E1とし、この内側表示領域E1のうち第1の光透過射出部122aを有する図4(a)に示すような領域を、第1内側表示領域E1aとし、第3の光透過射出部122cを有する図4(b)に示すような領域を、第2内側表示領域E1bとし、指針軸挿通孔111から、第1の挿入部112及び第2の挿入部113を隔てた第2の光透過射出部122bなどを有する図4(c)に示すような領域を外側表示領域E2と、表現するものとする。第1の挿入部112は、指針軸挿通孔111を中心として全周を区画するのではなく、導光文字板10の内側表示領域E1と外側表示領域E2とを連続した部材で構成できるように、図3(a)に示すように連結部112aを設ける。
導光部11は、透明又は半透明の透光性(半透光性を含む)を有する合成樹脂製の部材(例えばポリカーボネート板等)から形成される平板状の部材である。
導光部11は、後述する指針軸71を挿通し、指針40の指針キャップ43より径の小さい貫通孔である指針軸挿通孔111を有し、この指針軸挿通孔111の内壁である内壁入光部(入光部)111aから第1の光源61が射出する第1の光Laを取り込み、この内壁入光部111aを中心として放射状に第1の光Laを伝達するものである。
意匠表示部12は、導光部11の表面または背面に、例えば、インク等を用いて、印刷、塗装等によって形成され、意匠(文字、絵、図形、記号等)を表示する表示層であり、非透光性(遮光性)の不透過部121と、光を透過して射出する透過部122と、により構成される。
不透過部121は、図3(b)において、目盛り形状の第1の光透過射出部122a及びウォーニング意匠を表す第2の光透過射出部122b及び内側表示領域E1に配設される第3の光透過射出部122c以外の塗りつぶされた領域であり、遮光性のインク等を用いて、印刷、塗装等によって形成される。
透過部122は、不透過部121を切り抜いた意匠の部分であり、抜き絵印刷等によって形成される。透過部122は、上述したように、導光文字板10内を進行する第1の光源61が射出する第1の光Laにより光輝する第1の光透過射出部122aと、導光文字板10の背面に配設される第2の光源62が射出する第2の光Lbに照明されて光輝する第2の光透過射出部122bと、導光文字板10の内側表示領域E1内の背面に配設される第3の光源63が射出する第3の光Lcに照明されて光輝する第3の光透過射出部122cと、に分類され、これらの透過部122から光を射出することにより、意匠(文字、絵、図形、記号等)を視認者に対して表示する。
光拡散部13は、光拡散性を有する材料を用いて、印刷、塗装等によって導光部11の前面及び背面上に形成され、導光部11が導光した第1の光Laを拡散する。光拡散部13は、図3(c)のように第1の光透過射出部122aに対応する位置に設けられる。
表面低屈折率部14a及び背面低屈折率部14bは、導光部11を挟んで、導光部11の両面全体に亘って、その両面(適宜、光拡散部13を含む)を覆うように設けられる。表面低屈折率部14a及び背面低屈折率部14bは、透明又は半透明の透光性(半透光性を含む)を有し、導光部11よりも光の屈折率が低い合成樹脂を用いて、印刷、塗装等によって形成される。
表面低屈折率部14aと導光部11との界面、又は背面低屈折率部14bと導光部11との界面で、導光部11によって導光された第1の光Laは全反射する。全反射は、屈折率が大きい媒質(導光部11)から小さい媒質(低屈折率部14a,14b)に光が入射しようとするときに、入射しようとする光が界面を透過せず、その全て(略全てを適宜含む。)が反射する現象をいう。全反射は、光の入射角が、隣り合う媒質(ここでは導光部11と、表面低屈折率部14a及び背面低屈折率部14b)の各屈折率により決まる角度(臨界角)よりも大きい場合に起こる。導光部11の側面から入射される光は、その殆どが、臨界角よりも大きい入射角で表面低屈折率部14a又は背面低屈折率部14bに到達するので、導光部11と低屈折率部14との界面に到達した光は、全反射する。
また、空気は、導光部11よりも屈折率が低いので低屈折率部14を設けなくても導光部11と空気との界面で、導光部11によって導光された光は全反射するが、導光部11の表面にちりなどの屈折率が導光部11よりも高い物質が付着した場合、導光部11が導光する第2の光Lbが全反射せずに外部へ抜けてしまうおそれがあるので、低屈折率部14を設けることが望ましい。
第1の光透過射出部122aは、光拡散部13により拡散された第1の光Laが射出する領域である。また、第1の光透過射出部122aは、図3(c),図3(d)に示すように、第1の遮光壁23の第1の反射面23pまたは第2の遮光壁24の第1の反射面24pが反射した第1の光Laの反射光Ldも射出する。
第2の光透過射出部122bは、導光文字板10の背面に位置する第2の光源62から射出される第2の光Lbを透過するものであり、第2の光源62から射出された第2の光Lbが拡散や反射等されずに直接射出されるので、高輝度で表示でき、ユーザの目を引くことができる。
第3の光透過射出部122cも第2の光透過射出部122bと同様に、導光文字板10の背面に位置する第3の光源63から射出される第3の光Lcを透過するものであり、第3の光源63から射出された第3の光Lcが拡散や反射等されずに直接射出されるので、高輝度で表示でき、ユーザの目を引くことができる。
以上のように構成された導光文字板10の光の入射から射出までを具体的に述べると、後述する導光体30の文字板方向射出部34から射出された第1の光Laは、導光文字板10の指針軸挿通孔111の内壁入光部(入光部)111aに入射する。内壁入光部111aに入射した第1の光Laは、導光部11と表面低屈折率部14aとの界面、又は導光部11と背面低屈折率部14bとの界面で全反射を繰り返し、導光部11の内部を進む。導光部11の内部を進む光の一部は、光拡散部13に到達する。光拡散部13に到達した第1の光Laは、その光拡散部13で拡散される。光拡散部13によって拡散された第1の光Laのうち、導光部11の表面への入射角が臨界角よりも小さい光は、全反射せず、表面低屈折率部14aを介して意匠表示部12の第1の光透過射出部122aを透過する。これにより、意匠表示部12は、図3(b)に示すように、第1の光透過射出部122a(ここでは、速度計の目盛り部分)から光が射出される。これによって、不透過部121は暗く見え、第1の光透過射出部122aは光って見える。また、第1の遮光壁23の第1の反射面23pまたは第2の遮光壁24の第2の反射面24pに到達した第1の光Laは、第1の反射面23pまたは第2の反射面24pに反射光Ldとして反射され、この反射光Ldが光拡散部13に到達した場合は、上記と同様に第1の光透過射出部122aから反射光Ldが射出される。
(ケース体)
つづいて、図5,図6を用いてケース体20を説明する。図5はケース体の正面図である。図6は、本実施形態における表示装置1の断面図であり、図2のC−C’断面図である。
ケース体20は、例えば白色の合成樹脂材料からなり、導光文字板10と後述する回路基板50との間に配設され、導光文字板10を支持固定するものである。
ケース体20は、図5に示すように、第1の光源61及び導光体30を区画する貫通孔からなる第1の仕切り部21と、導光文字板10を載置する載置部22と、第1の仕切り部21を中心として円弧状に形成され、載置部22より視認者側に突設した第1の遮光壁23と、この第1の遮光壁23同士の間の隙間である切り欠き部23aと、切り欠き部23aの隙間を阻むように配設された第2の遮光壁24と、外側表示領域E2に配設される第2の光源62を区画する貫通孔からなる第2の仕切り部25と、内側表示領域E1に配設される第3の光源63を区画する貫通孔からなる第3の仕切り部26と、液晶パネルなどの表示器90を挿入する表示器装着孔27と、第1の仕切り部21のうち、導光文字板10の第1の光透過射出部122aがない方向に形成され、載置部22より視認者側に突設した第3の遮光壁28と、を有するものである。
第1の仕切り部21は、図6に示すように、貫通孔で形成され、第1の光源61及び導光体30を区画するものであり、第1の光源61から発せられる光L及び導光体30から漏れた光Lを反射するものである。
載置部22は、導光文字板10及び回路基板50と略平行になるように形成され、導光文字板10の背面と接触した状態で導光文字板10を保持するものである。また、載置部22は、導光文字板10背面側から漏れる第1の光Laを反射し、導光文字板10内に第1の光Laとして戻し、導光文字板10内を進行する第1の光Laが第1の光透過射出部122a以外から抜けてしまうのを防止することができる。
第1の遮光壁23は、第1の仕切り部21を中心として円弧状に形成され、載置部22より視認者側に突設し、導光文字板10の第1の挿入部112に挿入されるものである。
第1の遮光壁23のうち、図4(a)に示す第1内側表示領域E1aのような内壁入光部(入光部)111a側に第1の光透過射出部122aを有する領域には、導光文字板10内を進行する第1の光Laを反射光Ldとして反射する第1の反射面23pを有する。第1の反射面23pは、第1の光Laを反射光Ldとして導光文字板10方向へ反射し、この反射光Ldが第1の光透過射出部122aから射出されることにより、第1の光透過射出部122aをより明るく光輝させることができる。この第1の反射面23pは、第1の光透過射出部122aが形成される領域に対応して設けられるが、第1の光透過射出部122aが形成される範囲よりも広い範囲に設けることが望ましく、斯かる構成により、第1の光透過射出部122aの端にも他の領域と同様な反射光Ldを射出させることができ、第1の光透過射出部122a全体として均一な輝度で表示させることができる。
また、第1の遮光壁23のうち、図4(b)に示す第2内側表示領域E1bのような内壁入光部(入光部)111a側に第3の光透過射出部122cを有する領域には、導光文字板10内を進行する第1の光Laを反射光Ldとして反射させない第1の非反射面(図示しない)を有する。第1の非反射面は、第1の遮光壁23を暗色系に着色することにより形成され、第1の光Laを反射光Ldとして導光文字板10方向へ反射させないことにより、第3の光透過射出部122cから反射光Ldが射出されるのを防止し、第3の光透過射出部122cが擬似点灯してしますのを抑制するものである。
また、第1の遮光壁23のうち、図4(c)に示す外側表示領域E2のような内壁入光部(入光部)111aとは反対側の領域には、第1の反射面23pまたは第1の反射面のどちらを設けてもよい。
また、第1の遮光壁23は後述する切り欠き部23aを有する。
切り欠き部23aは、第1の遮光壁23同士の間の隙間であり、この切り欠き部23aを設けることにより、導光文字板10は、連結部112aを設けることができ、内側表示領域E1と外側表示領域E2とを連結部112aにより連結することができる。
切り欠き部23aは、導光文字板10の内壁入光部111aから、第1の光透過射出部122aのうち輝度を特に高くしたい第1の光透過射出部122aに連なる光路の延長線上を避けて配設される。斯かる構成により、切り欠き部23aによって反射光Ldの光度が、第1の遮光壁23による反射光Ldの光度よりも小さくなり、第1の光透過射出部122aの輝度が部分的に低下してしまうのを抑制することができる。
第2の遮光壁24は、導光文字板10の切り欠き部23aの隙間を阻むように配設されたものであり、載置部22より視認者側に突設し、導光文字板10の第2の挿入部113に挿入されるものである。第2の遮光壁24は、第1の遮光壁23と同様に、第2の遮光壁24のうち、図4(a)に示す第1内側表示領域E1aのような内壁入光部(入光部)111a側に第1の光透過射出部122aを有する領域には、導光文字板10内を進行する第1の光Laを反射光Ldとして反射する第2の反射面24pを有する。
また、第2の遮光壁24のうち、図4(b)に示す第2内側表示領域E1bのような内壁入光部(入光部)111a側に第3の光透過射出部122cを有する領域には、導光文字板10内を進行する第1の光Laを反射光Ldとして反射させない第2の非反射面(図示しない)を有する。
また、第2の遮光壁24は、第1の遮光壁23による反射光Ldによる第1の光透過射出部122aを均一にするために、第1の遮光壁23の外側表示領域E2側に配設することが望ましい。
第2の仕切り部25は、導光文字板10の外側表示領域E2に配設された第2の光透過射出部122bを照明する第2の光源62を区画する貫通孔で形成されるものであり、第2の光源62からの第2の光Lbを導光文字板10の方向へ反射するものである。
第3の仕切り部26は、導光文字板10の内側表示領域E1に配設された第3の光透過射出部122cを照明する第3の光源63を区画する貫通孔で形成されるものであり、第3の光源63からの第3の光Lcを導光文字板10の方向へ反射するものである。
表示器装着孔27は、液晶パネルなどの表示器90を挿入する貫通孔で形成されるものである。
第3の遮光壁28は、第1の仕切り部21のうち、導光文字板10の第1の光透過射出部122aが配設されない領域(第2内側表示領域E1b)に載置部22より視認者側に突設されるものであり、導光体30の文字板方向射出部34から導光文字板10の内壁入光部111aへ射出する第1の光Laを遮断するものである。第3の遮光壁28は、第1の光Laを導光体30側へ反射するように反射部材で形成されることが望ましい。
第3の遮光壁28は、表示装置1の組み付けにより同様の位置に配設されるものであれば、ケース体20とは異なる部材である、例えば、指針40照明した際に発生するハレーションを防止するカラー部材(図示しない)により形成されてもよい。
(導光体)
つづいて、図7を用いて、導光体30を説明する。
図7(a)は、本実施形態における導光体30の斜視図であり、図7(b)は、本実施形態における表示装置1の断面図である。
導光体30は、後述する第1の光源61を収納する収納部31と、第1の光源61の光Lを、導光文字板10の内壁入光部111aの方向へ反射する文字板方向反射部32、指針40の方向へ第4の光Leを射出する指針方向射出部33と、導光文字板10の内壁入光部111aに第1の光Laを射出する文字板方向射出部34と、後述する指針軸71が挿通する指針軸挿通部35と、を備えるものであり、第1の光源61の光Lを、導光文字板10と、指針40とに導くものである。また、本明細書及び図面において、第1の光源61から射出される光を光L、この光Lのうち、導光体30によって導光文字板10の方向へ導光される光を第1の光La、同じく導光体30によって指針40の方向へ導光される光を第4の光Leと表現している。
収納部31は、第1の光源61を覆う(所望の位置に収納する)ものであり、第1の光源61から発せられる光Lを逃すことなく、より多くの光を導光体30内に取り込む。
文字板方向反射部32は、図7(b)に示すように、導光体30の中心Oを中心とする曲面状で形成され、収納部31から入射した光Lを、第1の光Laとして文字板方向射出部34の方向へ反射する。本実施例においては、文字板方向反射部32は、導光体30の中心Oを中心とし、略全方向に設けられているが、光を反射させたい領域によって、適宜、文字板方向反射部32を設ける領域を限定してもよい。
また、文字板方向反射部32は、図7(c)に示すように、円錐状や角錐面状(六角錐面,八角錐面等)に形成してもよい。
指針方向射出部33は、文字板方向反射部32のうち、導光体30内を導光する光Lの文字板方向反射部32に入射した際の角度が、臨界角以下であり、指針40方向へ第4の光Leが射出される箇所である。指針方向射出部33から指針40方向へ射出される第4の光Leの量は、文字板方向反射部32の形状により、適宜調節される。
文字板方向射出部34は、導光文字板10の指針軸挿通孔111の内壁に設けられた内壁入光部111aの面に対し、略平行に配設され、文字板方向反射部32の反射した第1の光Laを内壁入光部111aに向け、射出する箇所である。導光体30の高さ方向である文字板方向射出部34の厚さは、内壁入光部111aの厚さと略同一となるように形成される。斯かる構成により、導光体から導光文字板への光の伝達の際の光漏れを抑制し、効率よく意匠を照明することができる。
指針軸挿通部35は、後述する指針軸71が挿通する部分であり、導光体10の中心Oに貫通孔として設けられる。斯かる構成により、文字板方向射出部34を略全方向へ設けることができ、光源からの光を、指針軸挿通孔35を中心に導光文字板10の略全方向に対し射出することができ、より広範囲の意匠を効率よく照明することができる。
また、指針軸挿通部35は、導光体10の中心Oを中心とするものではなく、導光体10の中心Oからオフセットした位置に設けられてもいい。
指針40は、図6に示すように、指示部41と、指針基部42と、指針キャップ43とから構成されている。指示部41は、導光文字板10の指標を指示し、第1の光源61からの第4の光Leを受けて光輝する。指針基部42は、駆動本体70に設けられた指針軸71に固定される。この指針基部42は指示部21と透明な樹脂で一体に形成されている。指針キャップ43は、遮光性の合成樹脂からなり、指針基部42を覆うように具備されている。
回路基板50は、光源60や本体70を実装し、表示装置の電気的な制御を行うものである。
光源60は、回路基板50に実装され、回路基板50に対して垂直方向に光を照射するトップビュー型からなる。光源60は、導光体30に光Lを射出する第1の光源61と、外側表示領域E2に配設され、導光文字板10の背面から第2の光透過射出部122bを照明する第2の光源62、内側表示領域E1に配設され、導光文字板10の背面から第3の光透過射出部122cを照明する第3の光源63と、から構成される。
本体70は、回路基板50に実装され、指針40が装着される指針軸71を備えている。指針軸71は、導光文字板10の指針軸挿通孔111の略中心に位置して貫通するとともに、その先端部分が導光文字板10の表示面より上方に突出している。
装飾部材80は、導光文字板10の視認者側に配設され、図4(c)、(d)に示すように、導光文字板10の第1の挿入部112及び第2の挿入部113を覆う遮光性のリング形状の部材であり、導光文字板10内を進行する第1の光Laが、第1の挿入部112及び第2の挿入部113から漏れ出てしまった際に、視認者にその漏れ出た光を視認させないようにするものであり、照明の商品性を高めることができる。
以上が、本実施形態における表示装置1の構成であり、このように、導光文字板10の第1(第2)の挿入部112(113)に挿入される第1(第2)の遮光壁23(24)が、第1の光透過射出部122aが形成される範囲に、第1の光Laを導光文字板10(第1の光透過射出部122a)方向へ反射する第1(第2)の反射面23p(24p)を有しているので、第1の光Laが反射光Ldとして反射され、第1の光透過射出部122aから反射光Ldが射出されることで、第1の光透過射出部122aを明るく光輝させることができる。さらに、第1(第2)の遮光壁23(24)が、第3の光透過射出部122cが形成される範囲に、第1の光Laを導光文字板10(第3の光透過射出部122c)方向へ反射させない第1(第2)の非反射面を有しているので、第1の光Laが導光文字板10方向へ反射されず、第3の光透過射出部122cが第1の光Laの反射光Ldにより擬似点灯することを抑制することができる。
また、第1の遮光壁23を第1の仕切り部21を中心に略円弧状に配設することにより、第1の遮光壁23による反射光Ldの光度が、第1の遮光壁23のどの位置でも略均等になり、第1の遮光壁23近傍の第1の光透過射出部122aをより均一な輝度で光輝させることができる。
また、第1の遮光壁23同士の隙間である切り欠き部23aを設けることにより、導光文字板10に連結部112aを設けることができ、第1の遮光壁23の内側表示領域E1と外側表示領域E2とを連結部112aにより連結することができ、部品点数を削減し、組立て工数を削減することができる。
以下、本実施形態の表示装置1の変形例について、図8乃至10を参照して説明する。
なお、上記の技術的事項や下記の変形例における技術的事項は、適宜組み合わされても良い。
(第1変形例)
上記実施形態では、第1(第2)の非反射面を、ケース体20の第1(第2)の遮光壁23(24)に暗色系の着色をすることで設けていたが、図8(a),(b)のように、装飾部材80から導光文字板10側へ装飾部材非反射壁81として垂設してもよい。斯かる構成により、ケース体20を着色する必要がなく、装飾部材80の遮光性の部材から遮光部材非反射壁81を一体に形成することができ、組立て工数や部材費を削減することが出来る。
また、図8(b)のように、1つの挿入部112(113)に、ケース体20による第1(第2)の遮光壁23(24)と、装飾部材80の装飾部材非反射壁81と、を挿入することで一方は第1の光Laを反射させ、もう一方は反射させない構成とすることができる。
また、上記実施形態の第1(第2)の非反射面は、第1の光Laを導光文字板10方向へ反射させなければよいので、図8(c)に示すように第1(第2)の遮光壁23(24)に傾斜部(23Z)を設け、装飾部材80方向へ反射させることで第1の光Laを導光文字板10方向へ反射させないようにしてもよい。
(第2変形例)
上記実施形態では、導光文字板10に設けられ、ケース体20の第1,第2の遮光壁23,24を挿入する第1,第2の挿入部112,113は、貫通孔であったが、導光文字板10内を進行する第1の光Laを、第2の光透過射出部122bが擬似点灯しない程度に遮断できればよいので、図9(a),(b)に示す第1の挿入部(第2変形)112xのような貫通孔でなくてもよい。斯かる構成により、導光文字板10に貫通孔を設ける必要がなく、遮光壁が導光文字板10の視認者側から視認されることがなく、美観を損なわない表示装置とすることができる。
(第3変形例)
上記実施形態においては、導光文字板10の表面及び裏面の略全面に、表面低屈折率部14a,裏面低屈折率部14bを設けていたが、第三変形例における表示装置1は、図4に示す第1内側表示領域E1a以外の第2内側表示領域E1b及び外側表示領域E2に、表面低屈折率部14a,裏面低屈折率部14bを設けない。斯かる構成により、第2内側表示領域E1bの導光文字板10内を進行する第1の光Laは、導光部11と意匠表示部12との間で全反射されずに減衰していくため、第1の光Laが第3の光透過射出部122cまで導光されず、第3の光透過射出部122cが第1の光Laにより擬似点灯してしまうのを防止することができる。
1 表示装置
10 導光文字板
11 導光部
12 意匠表示部
13 光拡散部
14a 表面低屈折率部
14b 背面低屈折率部
20 ケース体
21 第1の仕切り部
22 載置部
23 第1の遮光壁
23a 切り欠き部
24 第2の遮光壁
25 第2の仕切り部
26 第3の仕切り部
27 表示器装着孔
28 第3の遮光壁
30 導光体
31 収納部
32 文字板方向反射部
33 指針方向射出部
34 文字板方向射出部
35 指針軸挿通部
40 指針
41 指示部
42 指針基部
43 指針キャップ
50 回路基板
60 光源
61 第1の光源
62 第2の光源
63 第3の光源
70 本体
71 指針軸
80 表示器
111 指針軸挿通孔
111a 内壁入光部(入光部)
112 第1の挿入部
112a 連結部
113 第2の挿入部
121 不透過部
122 透過部
122a 第1の光透過射出部
122b 第2の光透過射出部
122c 第3の光透過射出部

Claims (3)

  1. 第1の光源から射出された第1の光を入光部から入光して視認方向の略垂直方向に導光し、前記第1の光により意匠を表示する第1光透過射出部と、背面側に配設された第2の光源から射出された第2の光を透過し、この第2の光により意匠を表示する第2光透過射出部と、少なくとも前記入光部と前記第2光透過射出部との間の所定箇所に貫通孔または凹状に形成された第1の挿入部と、を有する導光文字板と、
    前記第1の挿入部に挿入される第1の遮光壁と、を備え、
    前記第1の遮光壁は、前記第1の光を前記導光文字板方向へ反射する反射面と、前記第1の光を前記導光文字板方向へ反射しない非反射面と、を有すること、を特徴とする表示装置。
  2. 前記非反射面は、前記第1の光を前記導光文字板方向とは異なる方向へ反射させる傾斜面または暗色系に着色された部材により形成されてなること、を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記導光文字板の背面側に配設され、前記導光文字板を載置する載置部を有するケース体と、前記導光文字板の前記視認方向から前記反射面を覆う装飾部材と、をさらに備え、
    前記反射面は、前記ケース体に前記載置部よりも視認者側に突設され、前記非反射面は、前記装飾部材に前記導光文字板方向へ垂設されてなること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
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