JP6271355B2 - 回転移動検出装置 - Google Patents
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Description
実施の形態に係る回転移動検出装置は、回転軸の周りを回転し、回転軸を含む平面に対して面対称な磁場を生成する回転部材と、基材の配置面に配置され、回転部材の回転角を検出する回転角検出部と、回転部材と配置面との相対移動による接近及び離脱を検出し、回転軸と配置面との交点を通る直線と配置面に回転部材を投影して得られる写像の外周との交点に配置された移動検出部と、を備えて概略構成されている。
(レバースイッチ装置1の全体構成)
図1は、実施の形態に係るレバースイッチ装置が搭載された車両内部の概略図である。図2は、実施の形態に係るレバースイッチ装置の外観を示す斜視図である。図3は、実施の形態に係るレバースイッチ装置の分解斜視図である。図4は、実施の形態に係るレバースイッチ装置の図2のA−A断面図である。図5(a)は、実施の形態に係るマグネットの斜視図であり、図5(b)は、図5(a)のD−D断面図であり、図5(c)は、マグネットを図5(a)の矢印F方向から見た概略図である。図6(a)は、実施の形態に係るマグネットを配置面に投影した写像とターン検出センサ及びディマ検出センサとの位置関係を説明するための上面図であり、図6(b)は、マグネットの側面図であり、図6(c)は、レバースイッチ装置のブロック図である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図6(c)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
操作レバー10は、ブラケット30に収容され、ターン操作によりブラケット30と一体となって第1の回転軸L1の回りに回転移動可能で、第1の回転軸L1と交差する第2の回転軸L2の回りのディマ操作の方向にブラケット30と独立に回転移動可能に構成、配置されている。
筐体20は、図2及び図3に示すように、上部筐体21と下部筐体22とから構成されている。上部筐体21には、節度ブロック25が節度ピース16に対応して装着される。また、下部筐体22には、マグネットホルダ70、基板100が下側から固定される。上部筐体21と下部筐体22は、係止部21aと係止突起部22aとが係合することにより互いに係止されて固定される。
ブラケット30は、第1の回転軸L1に、回転軸部31が突出して形成され、また、図4に示すように、環状壁部32が形成されている。これにより、ブラケット30は、第1の回転軸L1の回りに所定角度(ターン操作に必要な角度)だけ回転移動可能な状態で筐体20の中に収容される。
ホルダ40は、操作レバー10のターン操作によりブラケット30と一体となって第1の回転軸L1の回りに回転移動可能で、操作レバー10のディマ操作によりブラケット30に対してスライド移動可能な状態で、ブラケット30の中に収容されている。
マグネット50は、例えば、フェライト系、ネオジム系、サマコバ系、サマリウム鉄窒素系等の磁性体材料と、ポリスチレン系、ポリエチレン系、ポリアミド系、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)等の合成樹脂材料と、を混合して所望の形状に成形したプラスチックマグネットである。なお、変形例として、回転部材は、例えば、マグネット50と似た磁場を形成する電磁石等であっても良い。
マグネットホルダ70は、基板100に固定された状態で、下部筐体22に位置決めされて固定される。マグネットホルダ70は、底部71、底部71からマグネット50の方向に向かって突設して形成されたマグネット支持軸72、底部71からマグネット50の方向に向かって突設してマグネット支持軸72と同心円状に形成された壁部73等を有している。このマグネットホルダ70は、樹脂(非磁性材料)により一体に形成されている。
ターン検出センサ80は、例えば、マグネット50の回転に伴う磁場500の変化を検出するホール素子及び磁気抵抗素子等の磁気検出素子を用いて構成されている。本実施の形態では、ホール素子を用いている。
ディマ検出センサ90は、例えば、操作レバー10になされたディマ操作に伴うマグネット50と配置面101との接近及び離脱、つまり、図6(b)の紙面上下方向のマグネット50の移動に伴う磁場500の変化を検出するホール素子及び磁気抵抗素子等の磁気検出素子を用いて構成されている。本実施の形態では、ホール素子を用いている。
制御部150は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工等を行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等から構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部150が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果等を格納する記憶領域として用いられる。
図7(a)は、厚さT1と厚さT2の比率が1:2となる傾斜が形成されたマグネットの斜視図であり、図7(b)は、ディマ検出センサで検出された当該マグネットの磁束密度とマグネットの回転角θとのグラフであり、図7(c)は、厚さT1と厚さT2の比率が3:4となる傾斜が形成されたマグネットの斜視図であり、図7(d)は、ディマ検出センサで検出された当該マグネットの磁束密度とマグネットの回転角θとのグラフである。図8(a)は、厚さT1と厚さT2の比率が3.5:4となる傾斜が形成されたマグネットの斜視図であり、図8(b)は、ディマ検出センサで検出された当該マグネットの磁束密度とマグネットの回転角θとのグラフであり、図8(c)は、傾斜が形成されていないマグネットの斜視図であり、図8(d)は、ディマ検出センサで検出された当該マグネットの磁束密度とマグネットの回転角θとのグラフである。図7(b)、図7(d)、図8(b)及び図8(d)は、縦軸が磁束密度(mT)であり、横軸がマグネット50の回転角θ(deg)である。図7(b)、図7(d)、図8(b)及び図8(d)は、図7(a)、図7(c)、図8(a)及び図8(c)に示すマグネットの形状に基づいてANSYS Emagを用いてシミュレーションした結果を図示したものである。なお、マグネットの形状は、円柱形状を基礎としている。
以下では、本実施の形態に係るレバースイッチ装置1の動作を、ターン操作とディマ操作とに分けて説明する。
図10(a)は、図2のB方向から見た右折操作(矢印TR方向の操作)時の操作レバー、マグネットの移動状態を示す平面図であり、図10(b)は、図2のB方向から見た中立時の操作レバー、マグネットの移動状態を示す平面図であり、図10(c)は、図2のB方向から見た左折操作(矢印TL方向の操作)時の操作レバー、マグネットの移動状態を示す平面図である。なお、図10は、上部筐体21を取り除いて見た上平面図である。
図11(a)は、図2のA−A断面で、矢印D方向のディマ操作時の操作レバー、マグネットの移動状態を示す部分断面図であり、図11(b)は、図2のA−A断面で、中立時の操作レバー、マグネットの移動状態を示す部分断面図であり、図11(c)は、図2のA−A断面で、矢印P方向のディマ操作時の操作レバー、マグネットの移動状態を示す部分断面図である。
本実施の形態に係るレバースイッチ装置1は、1つの磁石で2方向の動きを非接触で検出できる。具体的には、レバースイッチ装置1は、操作レバー10のターン操作によりマグネット50が第3の回転軸L3の周りを回転すると共に、操作レバー10のディマ操作によりマグネット50が第3の回転軸L3に沿って移動するように構成されている。また、レバースイッチ装置1は、マグネット50の回転をターン検出センサ80で検出し、マグネット50の上下移動をディマ検出センサ90で検出する。従って、レバースイッチ装置1は、1つの磁石で、ターン操作及びディマ操作の2方向の動きを非接触で検出できる。
Claims (2)
- 回転軸の周りを回転し、前記回転軸を含む平面に対して面対称な磁場を生成する回転部材と、
基材の配置面に配置され、前記回転部材の回転角を検出する回転角検出部と、
前記回転部材と前記配置面との相対移動による接近及び離脱を検出し、前記回転軸と前記配置面との交点を通る直線と前記配置面に前記回転部材を投影して得られる写像の外周との交点に配置された移動検出部と、
を備え、
前記回転部材は、予め定められた回転角の範囲において、前記移動検出部と対向する部分の厚みが、前記平面に直交する平面に対して前記移動検出部と面対称となる前記配置面上の位置に対向する部分の厚みよりも薄い、
回転移動検出装置。 - 第1の回転軸を軸とする第1の回転操作、及び前記第1の回転軸と交差する第2の回転軸を軸とする第2の回転操作が可能な操作部と、
前記操作部になされた前記第1の回転操作を前記回転部材の前記回転軸の周りの回転に変換する第1の変換部と、
前記操作部になされた前記第2の回転操作を前記回転部材と前記配置面との相対移動に変換する第2の変換部と、
を備えた請求項1に記載の回転移動検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014135198A JP6271355B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 回転移動検出装置 |
PCT/JP2015/066722 WO2016002450A1 (ja) | 2014-06-30 | 2015-06-10 | 回転移動検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014135198A JP6271355B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 回転移動検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016015203A JP2016015203A (ja) | 2016-01-28 |
JP6271355B2 true JP6271355B2 (ja) | 2018-01-31 |
Family
ID=55018999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014135198A Active JP6271355B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 回転移動検出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6271355B2 (ja) |
WO (1) | WO2016002450A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
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Family Cites Families (4)
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2014
- 2014-06-30 JP JP2014135198A patent/JP6271355B2/ja active Active
-
2015
- 2015-06-10 WO PCT/JP2015/066722 patent/WO2016002450A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2016002450A1 (ja) | 2016-01-07 |
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