JP6270987B2 - 電力変換装置の監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置を監視する電力変換装置の監視装置に関する。
一般に、インバータなどの電力変換装置には、故障を検出する故障検出機能を備えている。
例えば、電動機制御装置の制御回路から時系列に入力される故障信号及び履歴データ記録用信号を受信して、表示用トレンドデータを作成する監視装置が開示されている(特許文献1参照)。
また、複数の電力変換装置を関連付けて故障解析を行うプラントドライブの監視システムが開示されている。この監視システムでは、電力変換装置は、それぞれ自らの故障信号で自らのトレンドデータを保存し、プロセスコントローラは、故障信号を受信すると、故障信号を送信した電力変換装置のトレンドデータを受信し、さらに周辺の電力変換装置のトレンドデータを受信して、収集したトレンドデータを編集する(特許文献2参照)。
しかしながら、自身の故障を検出する電力変換装置では、故障検出回路自体の異常又はシステムクロックの上昇などのように電力変換装置自体に異常の原因がある場合、故障を検出できない可能性がある。
特開2004−280699号公報 特開2006−141088号公報
本発明の目的は、電力変換装置に生じる故障の検出率を高めた電力変換装置の監視装置を提供することにある。
本発明の観点に従った電力変換装置の監視装置は、電力変換装置の制御系から独立したハードウェアで構成され、前記電力変換装置を監視する電力変換装置の監視装置であって、前記電力変換装置の出力を検出する出力検出手段と、前記出力検出手段により検出された前記電力変換装置の出力に基づいて、前記電力変換装置の出力を監視する出力監視手段と、前記出力監視手段による監視に基づいて、前記電力変換装置の出力異常を検出する出力異常検出手段と、前記電力変換装置が正常に監視される状態にあるか否かを示す監視信号を受信する監視信号受信手段と、前記出力監視手段による監視結果と前記監視信号受信手段により受信した前記監視信号の内容が一致しない場合、監視異常を検出する監視異常検出手段とを備える。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るドライブシステムの構成を示す構成図である。 図2は、第1の実施形態に係るフィルタ回路の機能を示す概略図である。 図3は、本発明の第2の実施形態に係るドライブシステムの構成を示す構成図である。 図4は、本発明の第3の実施形態に係るドライブシステムの構成を示す構成図である。 図5は、本発明の第4の実施形態に係るドライブシステムの構成を示す構成図である。 図6は、本発明の第5の実施形態に係るドライブシステムの構成を示す構成図である。 図7は、本発明の第6の実施形態に係るドライブシステムの構成を示す構成図である。 図8は、本発明の第7の実施形態に係るドライブシステムの構成を示す構成図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るドライブシステム10の構成を示す構成図である。なお、図面における同一部分には同一符号を付して重複する説明を適宜省略し、異なる部分について主に述べる。
ドライブシステム10は、監視装置1、インバータ装置2、電動機3、及び直流電源4を備える。例えば、ドライブシステム10は、速度センサを取り付けることができない速度センサレスドライブシステムである。
直流電源4は、インバータ装置2に接続されている。直流電源4は、インバータ装置2に直流電力を供給する。直流電源4は、発電機、電池、又は電力変換装置など直流電力を出力するものであれば何でもよい。
インバータ装置2は、直流電源4から供給された直流電力を三相交流電力に変換する電力変換装置である。インバータ装置2の交流側には、電動機3が接続されている。インバータ装置2は、変換した交流電力を電動機3に出力することで、電動機3の駆動を制御する。インバータ装置2は、電動機3のV/F(電圧/周波数)比を一定に維持するVVVF(variable voltage variable frequency)制御をする。V/F比は、電動機3の磁束を一定にするための電圧と周波数の比率である。
監視装置1は、インバータ装置2及び電動機3から独立したハードウェアで構成される装置である。監視装置1は、インバータ装置2から出力される三相交流電圧の相間電圧を取り込む配線で、インバータ装置2から電動機3に交流電力が供給される電気経路に接続されている。監視装置1は、情報を伝送する伝送路で、インバータ装置2の制御装置8と接続されている。監視装置1は、インバータ装置2から出力される相間電圧を検出し、制御装置8と情報の送受信をすることで、インバータ装置2の状態を監視する。
インバータ装置2は、インバータ回路7及び制御装置8を備える。
インバータ回路7は、直流電源4から供給された直流電力を三相交流電力に変換する電気回路である。インバータ回路7は、半導体素子であるスイッチング素子などにより構成されている。インバータ回路7は、PWM(pulse width modulation)制御されることにより、電力変換を行う。
制御装置8は、インバータ装置2に内蔵された装置である。制御装置8は、各種情報を受信して、ドライブシステム10を制御する。主に、制御装置8は、インバータ回路7から出力される交流電力を制御することで、電動機3を駆動する。具体的には、制御装置8は、ゲート信号を出力して、インバータ回路7のスイッチング素子を駆動することで、インバータ回路7から出力される交流電力を制御する。これにより、電動機3を駆動する。
制御装置8は、運転シーケンス実行部31、電動機制御部32、監視指令部33、及びゲートブロック指令部34を備える。
運転シーケンス実行部31は、電動機制御部32から電動機3及びインバータ回路7の状態などを把握する情報、及び監視装置1により検出された故障信号NGを受信する。運転シーケンス実行部31は、これらの受信した情報に基づいて、予め決められた運転シーケンスに従って、インバータ回路7及び電動機3に対して行う制御を決定する。運転シーケンス実行部31は、運転シーケンスにより決定された制御を実行するために、電動機制御部32又は監視指令部33に各種の情報を出力する。運転シーケンス実行部31は、監視装置1から故障信号NGを受信すると、運転シーケンスに従って、インバータ回路7及び電動機3の動作を制限又は停止するような制御を行う。
電動機制御部32は、インバータ回路7又は電動機3などに設けられた各種センサから電圧又は電流などの情報を受信し、インバータ回路7又は電動機3の状態を判断する。電動機制御部32は、運転シーケンス実行部31により決定された制御を実行するために、判断した状態に基づいて、インバータ回路7の出力電力を制御して、電動機3を駆動する。電動機制御部32は、運転シーケンス実行部31の運転シーケンスで必要な情報を運転シーケンス実行部31に出力する。
監視指令部33は、運転シーケンス実行部31から入力された情報に基づいて、監視条件が成立しているか否かを判断する。監視条件が成立するか否かは、インバータ装置2が監視される状態にあるか否かで決定される。監視装置1による監視が正常に行えないような要因がインバータ装置2側に無ければ、監視条件は成立する。例えば、インバータ回路7が正常に動作していない場合(インバータ回路7の出力が正常でない場合)は、監視条件は不成立となる。監視条件が成立している場合は、監視指令部33は、監視装置1に監視指令を出力する。監視条件が成立していない場合は、監視指令部33は、監視装置1に監視指令を出力しない。例えば、監視指令は、インバータ装置2が自己診断により動作が正常の場合に出力するようにしてもよい。監視指令部33は、監視指令を出力する場合は、監視指令信号C1を‘1’にして送信し、監視指令を出力しない場合は、監視指令信号C1を‘0’にして送信する。
ゲートブロック指令部34は、監視装置1により検出された故障信号NGを受信すると、インバータ回路7のスイッチング素子をゲートブロックする。これにより、インバータ回路7の変換動作は停止する。
監視装置1は、電圧検出器5及び監視回路6を備える。
電圧検出器5は、インバータ装置2から出力される交流電圧の3相のうち2つの相の間の電圧(相間電圧)を検出して、監視回路6に出力する。電圧検出器5は、フィルタ回路11及び絶縁回路12を備える。
図2は、フィルタ回路11の機能を示す概略図である。フィルタ回路11は、矩形波の電圧を正弦波の電圧に成形する。PWM制御されるインバータ回路7から出力される電圧波形は、1パルス又はマルチパルスの矩形波である。フィルタ回路11にインバータ回路7の出力電圧を通すことで、フィルタ回路11に入力された波形は、矩形波から正弦波に成形される。フィルタ回路11から出力される正弦波の電圧は、絶縁回路12を介して監視回路6に出力される。絶縁回路12を用いることにより、監視回路6は、ドライブシステム10の主回路と絶縁される。
監視回路6は、電圧検出器5により検出された出力電圧及びインバータ装置2から受信する信号に基づいて、ドライブシステム10を監視する。
監視回路6は、周波数検出部13、電圧検出部14、電圧低下検出設定部15、周波数低下検出設定部16、過周波数検出設定部17、電圧比較部18、周波数比較部19、周波数比較部20、NOT演算回路21、NOT演算回路22、AND演算回路23、XOR演算回路24、及び故障検出部25を備える。
周波数検出部13は、電圧検出器5により検出された電圧波形に基づいて、周波数fを演算する。具体的には、図2に示すように、正弦波のゼロクロス点間の時間Tを計測する。周波数検出部13は、次式を用いて、計測した時間Tから周波数fを求める。周波数検出部13は、演算した周波数fを周波数比較部19及び周波数比較部20に出力する。
f=1/2T [Hz]
電圧検出部14は、電圧検出器5により検出された電圧の瞬時値(サンプリング値)に基づいて、次式により、電圧Vを演算する。電圧検出部14は、演算した電圧Vを電圧比較部18に出力する。
Figure 0006270987
ここで、mはサンプリング数、iはサンプリング回数、Viはサンプリングした電圧の瞬時値を示している。
電圧低下検出設定部15には、インバータ装置2の出力電圧Vの低下が大きいことを検出する閾値となる電圧低下設定値Vsが設定されている。電圧低下検出設定部15は、電圧低下設定値Vsを電圧比較部18に出力する。
周波数低下検出設定部16には、インバータ装置2の出力周波数fの低下が大きいことを検出する閾値となる周波数低下設定値fs1が設定されている。周波数低下検出設定部16は、周波数低下設定値fs1を周波数比較部19に出力する。
過周波数検出設定部17には、インバータ装置2の出力周波数fの過度な上昇を検出する閾値となる過周波数設定値fs2が設定されている。過周波数検出設定部17は、過周波数設定値fs2を周波数比較部20に出力する。
電圧比較部18は、電圧検出部14により検出された電圧Vと電圧低下検出設定部15に設定されている電圧低下設定値Vsを比較し、電圧Vが電圧低下設定値Vsよりも低いか否かを判断する。電圧比較部18は、判断結果に基づいて、NOT演算回路21及びAND演算回路23に信号を出力する。電圧Vが電圧低下設定値Vsよりも低い場合、電圧比較部18は、電圧低下異常として‘0’を示す信号を出力する。電圧Vが電圧低下設定値Vs以上の場合、電圧比較部18は、正常として‘1’を示す信号を出力する。
NOT演算回路21は、入力された信号を反転(論理否定)して、故障検出部25に出力する。従って、故障検出部25には、電圧低下異常の場合は‘1’が入力され、正常の場合は‘0’が入力される。
周波数比較部19は、周波数検出部13により検出された周波数fと周波数低下検出設定部16に設定されている周波数低下設定値fs1を比較し、周波数fが周波数低下設定値fs1よりも低いか否かを判断する。周波数比較部19は、判断結果に基づいて、NOT演算回路22及びAND演算回路23に信号を出力する。周波数fが周波数低下設定値fs1よりも低い場合、周波数比較部19は、周波数低下異常として‘0’を示す信号を出力する。周波数fが周波数低下設定値fs1以上の場合、周波数比較部19は、正常として‘1’を示す信号を出力する。
NOT演算回路22は、入力された信号を反転(論理否定)して、故障検出部25に出力する。従って、故障検出部25には、周波数低下異常の場合は‘1’が入力され、正常の場合は‘0’が入力される。
周波数比較部20は、周波数検出部13により検出された周波数fと過周波数検出設定部17に設定されている過周波数設定値fs2を比較し、周波数fが過周波数設定値fs2よりも高いか否かを判断する。周波数比較部20は、判断結果に基づいて、故障検出部25に信号を出力する。周波数fが過周波数設定値fs2よりも高い場合、周波数比較部20は、過周波数異常として‘1’を示す信号を出力する。周波数fが過周波数設定値fs2以下の場合、周波数比較部20は、正常として‘0’を示す信号を出力する。
AND演算回路23には、電圧比較部18及び周波数比較部19からそれぞれ信号が入力される。AND演算回路23は、入力された2つの信号の論理積をXOR演算回路24に出力する。従って、入力された2つの信号がいずれも‘1’の場合(入力された2つの信号がいずれも‘正常’を示す場合)、AND演算回路23は、‘1’を示す信号を出力する。そうでない場合(入力された2つの信号のうち少なくとも1つが‘異常’を示す場合)、‘0’を示す信号を出力する。
XOR演算回路24には、AND演算回路23から出力された信号及びインバータ装置2の監視指令部33から送信された信号が入力される。XOR演算回路24は、2つの信号の排他的論理和を故障検出部25に出力する。XOR演算回路24は、入力された2つの信号が一致しない場合、監視異常として‘1’を示す信号を出力し、一致する場合、正常として‘0’を示す信号を出力する。
具体的には、電圧低下異常及び周波数低下異常のいずれも発生しておらず、かつインバータ装置2から監視指令を受信していない場合、XOR演算回路24は、監視異常と判断して、‘1’を示す信号を出力する。この異常は、監視装置1では正常に監視できている状態なのに、インバータ装置2側では監視条件が成立していないことを意味する。また、電圧低下異常又は周波数低下異常のいずれかが発生しており、かつインバータ装置2から監視指令を受信している場合、XOR演算回路24は、異常と判断して、‘1’を示す信号を出力する。この異常は、インバータ装置2側では監視条件が成立しており、監視装置1では異常を検出している状態であることを意味する。
故障検出部25は、周波数比較部20、NOT演算回路21、NOT演算回路22、及びXOR演算回路24のそれぞれから受信する信号に基づいて、故障を検出する。故障検出部25は、受信した信号のうちいずれかが‘1’を示す信号(即ち、異常を示す信号)であれば故障と判断する。故障検出部25は、故障を検出すると、故障信号NGをインバータ装置2に出力する。
本実施形態によれば、ドライブシステム10において、インバータ装置2の制御系から独立したハードウェアで監視装置1を構成することで、インバータ装置2の内部で異常が生じた場合でも、インバータ装置2の異常による影響を受けずに、監視装置1は、インバータ装置2を監視することができる。例えば、インバータ装置2の内部で故障検出をする場合、故障検出回路自体の故障又はシステムクロックの上昇などの故障を検出するのは困難であるが、インバータ装置2から独立した監視装置1であれば容易に検出することができる。従って、ドライブシステム10を信頼性の高いシステムにすることができる。
また、インバータ装置2に監視指令部33を設け、監視条件が成立すると、監視指令を監視装置1に送信するようにすることで、監視装置1は、より信頼性の高い監視をすることができる。例えば、インバータ装置2から送信された監視指令と監視装置1で検出している監視状況を比較することで、インバータ装置2の外部からでは検出することができない異常でも検出することができる。例えば、監視装置1は、インバータ装置2の出力電圧Vに変化が現れないような異常でも検出することができる。
さらに、インバータ装置2の出力電圧及び出力周波数を監視することで、ドライブシステム10の運転に直接的に影響を及ぼすインバータ装置2の出力異常を検出することができる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係るドライブシステム10Aの構成を示す構成図である。
ドライブシステム10Aは、図1に示す第1の実施形態に係るドライブシステム10において、監視装置1を監視装置1Aに代えたものである。監視装置1Aは、第1の実施形態に係る監視装置1の監視回路6を、故障検出部25から故障検出部25Aに代え、周波数変化分設定部26、周波数変化分比較部27、前回値メモリ28、及び減算器29を追加した監視回路6Aに代えたものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
周波数変化分設定部26には、インバータ装置2の出力周波数の大幅な変化を検出する閾値となる周波数変化分設定値fs3が設定されている。周波数変化分設定部26は、周波数変化分設定値fs3を周波数変化分比較部27に出力する。
前回値メモリ28には、周波数検出部13により検出された周波数fが入力される。前回値メモリ28は、周波数fが入力されると、前回記憶された前回周波数fpを減算器29に出力し、入力された周波数fを新たに前回周波数fpとして記憶する。
減算器29には、周波数検出部13により検出された周波数f及び前回値メモリ28に記憶された前回周波数fpが入力される。減算器29は、前回周波数fpから周波数fを引いた周波数変化分fdを周波数変化分比較部27に出力する。
周波数変化分比較部27は、減算器29により演算された周波数変化分fdの絶対値を演算する。周波数変化分比較部27は、演算した周波数変化分fdの絶対値と周波数変化分設定部26に設定されている周波数変化分設定値fs3を比較し、周波数変化分fdの絶対値が周波数変化分設定値fs3よりも大きいか否かを判断する。周波数変化分比較部27は、判断結果に基づいて、故障検出部25Aに信号を出力する。周波数変化分fdの絶対値が周波数変化分設定値fs3よりも大きい場合、周波数変化分比較部27は、周波数変化異常として、‘1’を示す信号を出力する。周波数変化分fdの絶対値が周波数変化分設定値fs3以下の場合、周波数変化分比較部27は、正常として‘0’を示す信号を出力する。
故障検出部25Aは、周波数比較部20、NOT演算回路21、NOT演算回路22、XOR演算回路24、及び周波数変化分比較部27のそれぞれから受信する信号に基づいて、故障を検出する。故障検出部25Aは、受信した信号のうちいずれかが‘1’を示す信号(即ち、異常を示す信号)であれば故障と判断する。故障検出部25Aは、故障を検出すると、故障信号NGをインバータ装置2に出力する。
本実施形態によれば、第1の実施形態による作用効果に加え、インバータ装置2の出力周波数の変化を監視することで、出力周波数の大幅な変化などの異常を検出することができる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態に係るドライブシステム10Bの構成を示す構成図である。
ドライブシステム10Bは、図1に示す第1の実施形態に係るドライブシステム10において、監視装置1を監視装置1Bに代え、インバータ装置2をインバータ装置2Bに代えたものである。監視装置1Bは、第1の実施形態に係る監視装置1の監視回路6を、故障検出部25から故障検出部25Bに代え、電圧基準差設定部41、周波数基準差設定部42、電圧基準比較部43、電圧基準演算部44、周波数基準比較部45、及び2つの減算器46,47を追加した監視回路6Bに代えたものである。インバータ装置2Bは、第1の実施形態に係るインバータ装置2の制御装置8を、周波数基準出力部35を加えた制御装置8Bに代えたものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
周波数基準出力部35には、インバータ回路7を制御している現在の周波数基準frが運転シーケンス実行部31から入力される。周波数基準frは、制御装置8Bによる制御で用いられ、インバータ回路7の出力周波数を制御する基準である。周波数基準出力部35は、周波数基準frを監視装置1Bに出力する。
電圧基準演算部44には、インバータ装置2Bの周波数基準出力部35から周波数基準frが入力される。電圧基準演算部44は、入力された周波数基準frに、予め設定されているV/F比を掛けて、電圧基準Vrを演算する。電圧基準演算部44は、演算した電圧基準Vrを減算器46に出力する。
電圧基準差設定部41には、インバータ装置2Bの出力電圧Vと電圧基準演算部44により演算された電圧基準Vrとの差が大きいことを検出する閾値となる電圧基準差設定値Vsrが設定されている。電圧基準差設定部41は、電圧基準差設定値Vsrを電圧基準比較部43に出力する。
周波数基準差設定部42には、インバータ装置2Bの出力周波数fとインバータ装置2Bから入力された周波数基準frとの差が大きいことを検出する閾値となる周波数基準差設定値fsrが設定されている。周波数基準差設定部42は、周波数基準差設定値fsrを周波数基準比較部45に出力する。
減算器46には、電圧検出部14により検出された電圧V及び電圧基準演算部44により演算された電圧基準Vrが入力される。減算器46は、電圧基準Vrから電圧Vを引いた電圧誤差Veを演算する。減算器46は、演算した電圧誤差Veを電圧基準比較部43に出力する。
減算器47には、インバータ装置2Bから出力された周波数基準fr及び周波数検出部13により検出された周波数fが入力される。減算器47は、周波数基準frから周波数fを引いた周波数誤差feを演算する。減算器47は、演算した周波数誤差feを周波数基準比較部45に出力する。
電圧基準比較部43は、減算器46により演算された電圧誤差Veの絶対値を演算する。電圧基準比較部43は、演算した電圧誤差Veの絶対値と電圧基準差設定部41に設定されている電圧基準差設定値Vsrを比較し、電圧誤差Veの絶対値が電圧基準差設定値Vsrよりも大きいか否かを判断する。電圧基準比較部43は、判断結果に基づいて、故障検出部25Bに信号を出力する。電圧誤差Veの絶対値が電圧基準差設定値Vsrよりも大きい場合、電圧基準比較部43は、電圧基準異常として、‘1’を示す信号を出力する。電圧誤差Veの絶対値が電圧基準差設定値Vsr以下の場合、電圧基準比較部43は、正常として‘0’を示す信号を出力する。
周波数基準比較部45は、減算器47により演算された周波数誤差feの絶対値を演算する。周波数基準比較部45は、演算した周波数誤差feの絶対値と周波数基準差設定部42に設定されている周波数基準差設定値fsrを比較し、周波数誤差feの絶対値が周波数基準差設定値fsrよりも大きいか否かを判断する。周波数基準比較部45は、判断結果に基づいて、故障検出部25Bに信号を出力する。周波数誤差feの絶対値が周波数基準差設定値fsrよりも大きい場合、周波数基準比較部45は、周波数基準異常として、‘1’を示す信号を出力する。周波数誤差feの絶対値が周波数基準差設定値fsr以下の場合、周波数基準比較部45は、正常として‘0’を示す信号を出力する。
故障検出部25Bは、周波数比較部20、NOT演算回路21、NOT演算回路22、XOR演算回路24、電圧基準比較部43、及び周波数基準比較部45のそれぞれから受信する信号に基づいて、故障を検出する。故障検出部25Bは、受信した信号のうちいずれかが‘1’を示す信号(即ち、異常を示す信号)であれば故障と判断する。故障検出部25Bは、故障を検出すると、故障信号NGをインバータ装置2Bに出力する。
本実施形態によれば、第1の実施形態に係る作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
インバータ装置2Bから受信する周波数基準frと、監視装置1Bで検出するインバータ装置2Bの出力周波数fを比較することで、インバータ装置2Bの出力周波数の制御の異常を検出することができる。
また、周波数基準frにV/F比を掛けて電圧基準Vrを求め、電圧基準Vrとインバータ装置2Bの出力電圧Vを比較することで、VVVF制御によるインバータ装置2Bの出力異常を検出することができる。
(第4の実施形態)
図5は、本発明の第4の実施形態に係るドライブシステム10Cの構成を示す構成図である。
ドライブシステム10Cは、図1に示す第1の実施形態に係るドライブシステム10において、監視装置1を監視装置1Cに代えたものである。監視装置1Cは、電圧検出器5C及び監視回路6Cを備える。監視回路6Cは、第1の実施形態に係る監視回路6において、電圧比較部18、周波数比較部19、周波数比較部20、及び故障検出部25を、電圧比較部18C、周波数比較部19C、周波数比較部20C、及び故障検出部25Cにそれぞれ代え、相順設定部51、相順比較部52、及び3つの多数決判定回路53,54,55を追加したものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
電圧検出器5Cは、インバータ装置2から出力される3つの相間電圧を検出する点以外は、第1の実施形態に係る電圧検出器5と同様である。なお、ここでは、電圧検出器5Cは、相間電圧を検出する構成について説明するが、相電圧を検出する構成でもよい。電圧検出器5Cは、フィルタ回路11C及び絶縁回路12Cを備える。フィルタ回路11Cは、3つの相間電圧について、矩形波から正弦波に成形する。その他の点は、第1の実施形態に係るフィルタ回路11と同様である。絶縁回路12は、3つの相間電圧について、監視回路6Cをドライブシステム10Cの主回路から絶縁する。その他の点は、第1の実施形態に係る絶縁回路12と同様である。
周波数検出部13Cは、第1の実施形態に係る周波数検出部13と同様に、電圧検出器5Cにより検出された各相間電圧の波形に基づいて、各周波数fuv,fvw,fwuを検出する。ここで、周波数fuvは、U相とV相の間の電圧の周波数を、周波数fvwは、V相とW相の間の電圧の周波数を、周波数fwuは、W相とU相の間の電圧の周波数をそれぞれ表しているものとする。周波数検出部13Cは、演算した各相間電圧の周波数fuv,fvw,fwuを周波数比較部19C及び周波数比較部20Cに出力し、周波数fuv,fvw,fwuを演算するために検出した各相間電圧のゼロクロス点に関する情報を相順比較部52に出力する。
電圧検出部14Cは、第1の実施形態に係る電圧検出部14と同様に、電圧検出器5Cにより検出された電圧の瞬時値に基づいて、各相間電圧Vuv,Vvw,Vwuを演算する。ここで、相間電圧Vuvは、U相とV相の間の電圧を、相間電圧Vvwは、V相とW相の間の電圧を、相間電圧Vwuは、W相とU相の間の電圧をそれぞれ表しているものとする。電圧検出部14Cは、演算した相間電圧Vuv,Vvw,Vwuを電圧比較部18Cに出力する。
相順設定部51には、相順設定値Sqsが設定されている。相順とは、インバータ装置2の出力電圧Vでゼロクロス点が発生する相の順番である。相順設定部51は、相順を相順比較部52に出力する。ここでは、相順は、U相、V相、W相の順番とし、相順設定値Sqsも同じ順番で設定されているものとする。
相順比較部52には、周波数検出部13Cから出力された各相間電圧のゼロクロス点に関する情報及び相順設定部51に設定されている相順設定値Sqsが入力される。相順比較部52は、各相間電圧のゼロクロス点に基づいて決定された相順Sqが相順設定値Sqsと一致しているか否かを判断する。一致している場合は、相順比較部52は、故障検出部25Cに正常として‘0’を示す信号を出力する。一致していない場合は、相順比較部52は、故障検出部25Cに相順異常として‘1’を示す信号を出力する。なお、各相間電圧のゼロクロス点から相順Sqを決定する演算は、周波数検出部13Cで行ってもよい。
電圧比較部18Cは、電圧検出部14Cにより検出された各相間電圧Vuv,Vvw,Vwuと電圧低下検出設定部15に設定されている電圧低下設定値Vsを、それぞれ第1の実施形態と同様に比較する。電圧比較部18Cは、各相間電圧Vuv,Vvw,Vwuについての比較結果を多数決判定回路53に出力する。
多数決判定回路53〜55は、入力された複数の情報のうち過半数以上の情報を出力する回路である。例えば、多数決判定回路53〜55は、‘0’か‘1’をとる二値変数を示す3つの信号が入力される場合、2つ以上の信号が‘1’を示していれば、‘1’を出力し、そうでない場合、‘0’を出力する。
多数決判定回路53は、電圧比較部18Cから入力された比較結果に基づいて、電圧低下異常か否かについて判断する。多数決判定回路53は、3つの相間電圧Vuv,Vvw,Vwuのうち少なくとも2以上が電圧低下設定値Vsよりも低ければ、電圧低下異常と判断する。即ち、下記の3つの不等式のうち2つ以上が成り立てば、電圧低下異常と判断し、そうでなければ、正常と判断する。多数決判定回路53は、電圧低下異常と判断した場合は、‘0’を示す信号を、正常と判断した場合は、‘1’を示す信号を、NOT演算回路21及びAND演算回路23に出力する。
Vuv < Vs、 Vvw < Vs、 Vwu < Vs
周波数比較部19Cは、周波数検出部13Cにより検出された各相間電圧の周波数fuv,fvw,fwuと周波数低下検出設定部16に設定されている周波数低下設定値fs1を、それぞれ第1の実施形態と同様に比較する。周波数比較部19Cは、各周波数fuv,fvw,fwuについての比較結果を多数決判定回路54に出力する。
多数決判定回路54は、周波数比較部19Cから入力された比較結果に基づいて、周波数低下異常であるか否かについて判断する。多数決判定回路54は、3つの周波数fuv,fvw,fwuのうち少なくとも2以上が周波数低下設定値fs1よりも低ければ、周波数低下異常と判断し、そうでなければ、正常と判断する。即ち、下記の3つの不等式のうち2つ以上が成り立てば、周波数低下異常と判断し、そうでなければ、正常と判断する。多数決判定回路54は、周波数低下異常と判断した場合は、‘0’を示す信号を、正常と判断した場合は、‘1’を示す信号を、NOT演算回路22及びAND演算回路23に出力する。
fuv < fs1、 fvw < fs1、 fwu < fs1
周波数比較部20Cは、周波数検出部13Cにより検出された各相間電圧の周波数fuv,fvw,fwuと過周波数検出設定部17に設定されている過周波数設定値fs2を、それぞれ第1の実施形態と同様に比較する。周波数比較部20Cは、各周波数fuv,fvw,fwuについての比較結果を多数決判定回路55に出力する。
多数決判定回路55は、周波数比較部20Cから入力された比較結果に基づいて、過周波数異常であるか否かについて判断する。多数決判定回路55は、3つの周波数fuv,fvw,fwuのうち少なくとも2以上が過周波数設定値fs2よりも高ければ、過周波数異常と判断し、そうでなければ、正常と判断する。即ち、下記の3つの不等式のうち2つ以上が成り立てば、過周波数異常と判断し、そうでなければ、正常と判断する。多数決判定回路55は、過周波数異常と判断した場合は、‘1’を示す信号を、正常と判断した場合は、‘0’を示す信号を、故障検出部25に出力する。
fuv > fs2、 fvw > fs2、 fwu > fs2
故障検出部25Cは、NOT演算回路21、NOT演算回路22、XOR演算回路24、相順比較部52、及び多数決判定回路55のそれぞれから受信する信号に基づいて、故障を検出する。故障検出部25Cは、受信した信号のうちいずれかが‘1’を示す信号(即ち、異常を示す信号)であれば故障と判断する。故障検出部25Cは、故障を検出すると、故障信号NGをインバータ装置2に出力する。
本実施形態によれば、第1の実施形態に係る作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
検出した各相のゼロクロス点に基づいて決定される相順Sqが予め設定されている相順設定値Sqsと一致しているか否かを監視することで、インバータ装置2の異常を検出することができる。また、多数決判定回路53〜55を用いて、異常を判断することで、異常の誤検出を抑えることができる。これらにより、監視装置1Cによる異常検出の信頼性を高めることができる。
(第5の実施形態)
図6は、本発明の第5の実施形態に係るドライブシステム10Dの構成を示す構成図である。
ドライブシステム10Dは、図1に示す第1の実施形態に係るドライブシステム10において、監視装置1を監視装置1Dに代えたものである。監視装置1Dは、3台の監視装置1,101,102を配置し、多数決回路56を追加したものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。監視装置101,102は監視装置1と同じ装置である。多数決回路56は、第4の実施形態に係る多数決回路53〜55と同じものである。
3台の監視装置1,101,102は、電圧検出器5に、異なる線間電圧を入力し、別々に監視を行う。各監視装置1,101,102の故障検出部25の故障出力信号NG1〜NG3を多数決判定回路56に入力する。多数決判定回路56は、3つの故障検出部25の出力のうち少なくとも2以上が‘1’を示す信号(即ち、異常を示す信号)であれば故障と判断する。多数決判定回路26は故障信号NGをインバータ装置2に出力する。
本実施形態によれば、第1の実施形態に係る作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
検出した相間電圧ごとに監視装置1,101,102を別々に配置し、多数決判定回路56を用いて、異常を判断することで、異常の誤検出を抑えることができる。これらにより、監視装置1Dによる異常検出の信頼性を高めることができる。
(第6の実施形態)
図7は、本発明の第6の実施形態に係るドライブシステム10Eの構成を示す構成図である。
ドライブシステム10Eは、図1に示す第1の実施形態に係るドライブシステム10において、監視装置1を監視装置1Eに代えたものである。監視装置1Eは、第4の実施形態に係る電圧検出器5C、及び監視回路6Eを備える。監視回路6Eは、第1の実施形態に係る監視回路6において、故障検出部25を故障検出部25Eに代え、周波数検出部13及び電圧検出部14を第4の実施形態に係る周波数検出部13C及び電圧検出部14Cにそれぞれ代え、電圧比較部18、周波数比較部19、及び周波数比較部20を、電圧比較部18E、周波数比較部19E、及び周波数比較部20Eにそれぞれ代え、第4の実施形態に係る相順設定部51及び相順比較部52、電圧変動検出設定部61、周波数変動検出設定部62、電圧差比較部63、及び周波数差比較部64を追加したものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
電圧比較部18Eは、電圧検出部14Cにより検出された各相間電圧Vuv,Vvw,Vwuと電圧低下検出設定部15に設定されている電圧低下設定値Vsをそれぞれ比較して、少なくとも1つの相間電圧Vuv,Vvw,Vwuが電圧低下設定値Vsよりも低ければ、電圧低下異常と判断する。その他の点は、第1の実施形態に係る電圧比較部18と同様である。
周波数比較部19Eは、周波数検出部13Cにより検出された各周波数fuv,fvw,fwuと周波数低下検出設定部16に設定されている周波数低下設定値fs1をそれぞれ比較して、少なくとも1つの周波数fuv,fvw,fwuが周波数低下設定値fs1よりも低ければ、周波数低下異常と判断する。その他の点は、第1の実施形態に係る周波数比較部19と同様である。
周波数比較部20Eは、周波数検出部13Cにより検出された各周波数fuv,fvw,fwuと過周波数検出設定部17に設定されている過周波数設定値fs2をそれぞれ比較して、少なくとも1つの周波数fuv,fvw,fwuが過周波数設定値fs2よりも高ければ、過周波数異常と判断する。その他の点は、第1の実施形態に係る周波数比較部20と同様である。
相順設定部51及び相順比較部52による相順異常の検出方法は、第4の実施形態と同様である。
電圧変動検出設定部61には、インバータ装置2の出力相間電圧Vuv,Vvw,Vwuの相互間の大きな変動を検出する閾値となる電圧変動設定値Vsvが設定されている。電圧変動検出設定部61は、電圧変動設定値Vsvを電圧差比較部63に出力する。
周波数変動検出設定部62には、インバータ装置2の出力相間電圧の周波数fuv,fvw,fwuの相互間の大きな変動を検出する閾値となる周波数変動設定値fsvが設定されている。周波数変動検出設定部62は、周波数変動設定値fsvを周波数差比較部64に出力する。
電圧差比較部63は、電圧検出部14Cにより検出された相間電圧Vuv,Vvw,Vwuの相互間の電圧差の絶対値を演算する。電圧差比較部63は、演算した3つの電圧差の絶対値と電圧変動検出設定部61に設定されている電圧変動設定値Vsvを比較して、電圧変動異常か否かについて判断する。これらの電圧差の絶対値のうち少なくとも1つが電圧変動設定値Vsvよりも大きければ、電圧変動異常と判断する。即ち、下記の3つの不等式のうち少なくとも1つが成り立てば、電圧変動異常と判断し、そうでなければ、正常と判断する。電圧変動異常と判断した場合、電圧差比較部63は、‘1’を示す信号を故障検出部25Eに出力する。正常と判断した場合、電圧差比較部63は、‘0’を示す信号を故障検出部25Eに出力する。
|Vuv−Vvw| > Vsv、 |Vvw−Vwu| > Vsv、 |Vwu−Vuv| > Vsv
周波数差比較部64は、周波数検出部13Cにより検出された相間電圧の周波数fuv,fvw,fwuの相互間の周波数差の絶対値を演算する。周波数差比較部64は、演算した3つの周波数差の絶対値と周波数変動検出設定部62に設定されている周波数変動設定値fsvを比較して、周波数変動異常か否かについて判断する。これらの周波数差の絶対値のうち少なくとも1つが周波数変動設定値fsvよりも大きければ、周波数変動異常と判断する。即ち、下記の3つの不等式のうち少なくとも1つが成り立てば、周波数変動異常と判断し、そうでなければ、正常と判断する。周波数変動異常と判断した場合、周波数差比較部64は、‘1’を示す信号を故障検出部25Eに出力する。正常と判断した場合、周波数差比較部64は、‘0’を示す信号を故障検出部25Eに出力する。
|fuv−fvw| > fsv、 |fvw−fwu| > fsv、 |fwu−fuv| >fVsv
故障検出部25Eは、周波数比較部20E、NOT演算回路21、NOT演算回路22、XOR演算回路24、相順比較部52、電圧差比較部63、及び周波数差比較部64のそれぞれから受信する信号に基づいて、故障を検出する。故障検出部25Eは、受信した信号のうちいずれかが‘1’を示す信号(即ち、異常を示す信号)であれば故障と判断する。故障検出部25Eは、故障を検出すると、故障信号NGをインバータ装置2に出力する。
本実施形態によれば、第1の実施形態による作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
相間電圧Vuv,Vvw,Vwuの相互間の電圧差及び相間電圧の周波数fuv,fvw,fwuの相互間の周波数差を監視することで、相間電圧Vuv,Vvw,Vwuを別々に監視しても検出することのできない異常を検出することができる。
(第7の実施形態)
図8は、本発明の第7の実施形態に係るドライブシステム10Fの構成を示す構成図である。
ドライブシステム10Fは、図1に示す第1の実施形態に係るドライブシステム10において、監視装置1を監視装置1Fに代え、上位システム9を追加したものである。監視装置1Fは、第1の実施形態に係る監視装置1の監視回路6を、故障検出部25から故障検出部25Fに代え、OR演算回路71及びXOR演算回路72を追加した監視回路6Fに代えたものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
上位システム9は、インバータ装置2の制御装置8の上位制御系のシステムである。上位システム9は、運転指令部91及び監視指令部92を備える。
運転指令部91は、インバータ装置2の制御装置8にドライブシステム10Fの制御内容などを含む運転指令を送信する。運転指令部91は、制御装置8の運転シーケンス実行部31と情報の送受信することで、ドライブシステム10Fの現在の運転状態を把握する。運転指令部91は、ドライブシステム10Fの運転状態に基づいて、運転指令の内容を決定する。制御装置8は、運転指令部91から受信した運転指令に従って、ドライブシステム10Fを制御する。
監視指令部92は、監視条件が成立している場合に、監視装置1Fに監視指令を出力する。監視条件が成立しているかどうかは、インバータ装置2の監視指令部33と同様に、インバータ装置2が監視される状態にあるか否かで決定される。監視条件は、監視装置1Fによる監視が正常に行えないような要因が無ければ成立する。例えば、監視指令部92は、運転指令部91から受信するインバータ装置2及び電動機3の運転状態に基づいて、監視条件が成立しているか否かを判断する。監視条件が成立している場合は、監視指令部92は、監視装置1Fに監視指令を出力する。監視条件が成立していない場合は、監視指令部92は、監視装置1Fに監視指令を出力しない。ここで、監視指令部92は、監視指令を出力する場合は、監視指令信号C2を‘1’にして送信し、監視指令を出力しない場合は、監視指令信号C2を‘0’にして送信する。
OR演算回路71には、インバータ装置2から受信した監視指令信号C1及び上位システム9から受信した監視指令信号C2が入力される。OR演算回路71は、入力された2つの監視指令信号C1,C2の論理和をXOR演算回路24に出力する。従って、入力された2つの監視指令信号C1,C2のうち少なくとも1つが‘1’の場合(上位システム9又はインバータ装置2のうち少なくとも一方が監視指令を出力している場合)は、XOR演算回路24に‘1’が入力され、そうでない場合は、XOR演算回路24に‘0’が入力される。
XOR演算回路72には、インバータ装置2から受信した監視指令信号C1及び上位システム9から受信した監視指令信号C2が入力される。XOR演算回路72は、入力された2つの監視指令信号C1,C2の排他的論理和を故障検出部25Fに出力する。これにより、インバータ装置2から受信した監視指令信号C1と上位システム9から受信した監視指令信号C2が一致しない場合、XOR演算回路72は、不一致異常として‘1’を示す信号を出力し、そうでない場合、正常として‘0’を示す信号を出力する。この異常検出では、インバータ装置2又は上位システム9のいずれか一方に異常があるような場合に、この異常を検出できる。
故障検出部25Fは、周波数比較部20、NOT演算回路21、NOT演算回路22、XOR演算回路24、及びXOR演算回路72のそれぞれから受信する信号に基づいて、故障を検出する。故障検出部25Fは、受信した信号のうちいずれかが‘1’を示す信号(即ち、異常を示す信号)であれば故障と判断する。故障検出部25Fは、故障を検出すると、故障信号NGをインバータ装置2に出力する。
本実施形態によれば、第1の実施形態による作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
インバータ装置2に、上位システム9のような上位制御系の装置がある場合、インバータ装置2に内蔵する制御装置8による制御と上位システム9の制御との整合性を外部装置である監視装置1で監視することができる。これにより、ドライブシステム10Fの制御の信頼性を高めることができる。
なお、各実施形態において、異常の検出方法については、任意に組み合わせてもよい。監視装置の運用環境に応じて適切な異常検出方法を選択することができる。また、第4の実施形態では、多数決判定回路を用いたが、その他の実施形態でも、任意の異常検出で多数決判定回路を用いてもよい。さらに、第7の実施形態に係る上位システム9は、他の実施形態に適用してもよい。
各実施形態では、電圧を検出(測定)する電圧検出器5,5Cを用いた構成で説明したが、監視対象から出力される電力変換装置の出力を検出するのであれば、出力電流若しくは出力電力などの電気量(大きさ又は周波数など)、又は電力変換装置の出力で動作する電動機の回転数若しくはトルクなどの動作量など、どのような出力量を検出してもよい。
各実施形態では、インバータ装置2,2Bは、監視装置1〜1Fにより検出された故障信号NGを受信した場合、インバータ回路7をゲートブロックしたが、ゲートブロック以外の他の保護動作を実行してもよい。例えば、監視装置1〜1Fにより故障が検出された場合、インバータ装置2,2Bの出力を止めるように、直流側又は交流側に設けられた遮断器をトリップするようにしてもよい。
多数決判定回路53〜56は、入力された複数の情報のうち過半数以上の情報を出力する回路としたが、全数が異常の場合のみ異常を出力するようにしてもよい。 各実施形態では、インバータを用いて電動機を制御するシステムについて説明したが、電力変換装置(インバータを含む)の出力を制御するシステムであれば、どのような監視対象のシステム及び監視装置でもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。

Claims (11)

  1. 電力変換装置の制御系から独立したハードウェアで構成され、前記電力変換装置を監視する電力変換装置の監視装置であって、
    前記電力変換装置の出力を検出する出力検出手段と、
    前記出力検出手段により検出された前記電力変換装置の出力に基づいて、前記電力変換装置の出力を監視する出力監視手段と、
    前記出力監視手段による監視に基づいて、前記電力変換装置の出力異常を検出する出力異常検出手段と、
    前記電力変換装置が正常に監視される状態にあるか否かを示す監視信号を受信する監視信号受信手段と、
    前記出力監視手段による監視結果と前記監視信号受信手段により受信した前記監視信号の内容が一致しない場合、監視異常を検出する監視異常検出手段と
    を備えることを特徴とする電力変換装置の監視装置。
  2. 前記出力検出手段は、前記電力変換装置から出力される電気量を検出し、
    前記出力異常検出手段は、前記出力検出手段により検出された電気量の大きさ及び周波数の異常を検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の電力変換装置の監視装置。
  3. 前記出力異常検出手段は、前記周波数の変化が所定値よりも大きい場合、周波数変化異常を検出すること
    を特徴とする請求項2に記載の電力変換装置の監視装置。
  4. 前記出力異常検出手段は、前記電気量の前記大きさと前記周波数の比が異常であることを検出すること
    を特徴とする請求項2に記載の電力変換装置の監視装置。
  5. 前記出力検出手段は、前記電力変換装置から出力される少なくとも3つの電気量を検出し、
    前記出力異常検出手段は、前記出力検出手段により検出された前記少なくとも3つの電気量のうち過半数、または全数の電気量が異常である場合、前記出力異常を検出すること
    を特徴とする請求項2に記載の電力変換装置の監視装置。
  6. 前記出力検出手段は、前記電力変換装置から出力される少なくとも3つの電気量を検出し、
    前記出力異常検出手段は、前記電気量ごとの前記出力異常の過半数、または全数が異常である場合、前記出力異常を検出すること
    を特徴とする請求項2に記載の電力変換装置の監視装置。
  7. 前記出力検出手段は、前記電力変換装置から出力される3つの電気量を検出し、
    前記出力異常検出手段は、前記出力検出手段により検出された前記3つの電気量の相互間の差に基づいて、前記出力異常を検出すること
    を特徴とする請求項2に記載の電力変換装置の監視装置。
  8. 前記電力変換装置の上位制御系から前記電力変換装置が正常に監視される状態にあるか否かを示す上位制御系信号を受信する上位制御系信号受信手段と、
    前記監視信号受信手段により受信した前記監視信号の内容と前記上位制御系信号受信手段により受信した前記上位制御系信号の内容が一致しない場合、不一致異常を検出する不一致異常検出手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置の監視装置。
  9. 電力変換装置の制御系から独立したハードウェアで構成された監視装置で、前記電力変換装置を監視する電力変換装置の監視方法であって、
    前記電力変換装置の出力を検出し、
    検出した前記電力変換装置の出力に基づいて、前記電力変換装置の出力を監視し、
    前記監視に基づいて、前記電力変換装置の出力異常を検出し、
    前記電力変換装置が正常に監視される状態にあるか否かを示す監視信号を受信し、
    前記監視による結果と受信した前記監視信号の内容が一致しない場合、監視異常を検出すること
    を含むことを特徴とする電力変換装置の監視方法。
  10. 監視対象の電力変換装置と、
    前記電力変換装置の制御系から独立したハードウェアで構成され、前記電力変換装置を監視する監視装置とを備え、
    前記監視装置は、
    前記電力変換装置の出力を検出する出力検出手段と、
    前記出力検出手段により検出された前記電力変換装置の出力に基づいて、前記電力変換装置の出力を監視する出力監視手段と、
    前記出力監視手段による監視に基づいて、前記電力変換装置の出力異常を検出する出力異常検出手段と、
    前記電力変換装置が正常に監視される状態にあるか否かを示す監視信号を受信する監視信号受信手段と、
    前記出力監視手段による監視結果と前記監視信号受信手段により受信した前記監視信号の内容が一致しない場合、監視異常を検出する監視異常検出手段とを備えること
    を特徴とする監視システム。
  11. 前記電力変換装置から出力される交流電力により駆動する電動機
    を備えることを特徴とする請求項10に記載の監視システム。
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