JP2008059827A - 開閉器監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】開閉器の不揃い開閉を容易に検出することができる開閉器監視装置を提供することである。
【解決手段】三相交流回路の開閉器二次側の電圧を各相分入力する各相入力手段15と、各相入力手段15から得た電圧波形から零点を検出する零点検出手段16と、零点検出手段16で検出された零点を基準として各相電圧波形を比較する波形比較手段17と、外部からの管理値入力に従って管理値を認識する管理値認識手段19と、波形比較手段17で得られた波形ばらつき結果と管理値認識手段19の管理値とを比較し各相のばらつきの度合いを求める管理値比較手段18と、管理値比較手段18で得られたばらつき度合がその開閉器固有のばらつき管理値以上になった場合に警報を出力する警報装置20とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】三相交流回路の開閉器二次側の電圧を各相分入力する各相入力手段15と、各相入力手段15から得た電圧波形から零点を検出する零点検出手段16と、零点検出手段16で検出された零点を基準として各相電圧波形を比較する波形比較手段17と、外部からの管理値入力に従って管理値を認識する管理値認識手段19と、波形比較手段17で得られた波形ばらつき結果と管理値認識手段19の管理値とを比較し各相のばらつきの度合いを求める管理値比較手段18と、管理値比較手段18で得られたばらつき度合がその開閉器固有のばらつき管理値以上になった場合に警報を出力する警報装置20とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、三相交流回路における開閉器の不揃い開閉を監視する開閉器監視装置に関する。
一般に、電力系統は三相交流回路で形成され、三相負荷が開閉器を介して接続されている。図3は、そのような三相交流系統の系統図である。電力系統は三相交流電源11であり、この三相交流電源11から開閉器12を介して三相負荷13に電力が供給される。三相負荷13の三相交流電源11への投入や切り離しは、開閉器12の開閉により行われる。この場合、開閉器12が不揃い開閉を行わないようにしなければならない。そこで、開閉器の遮断性能の各相でのばらつきによる阻害の問題を解決したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−153953号公報
しかし、開閉器12が正常に動作している場合は問題ないが、開閉器の経年変化により開閉器12が不揃い開閉を行った場合には欠相となる。欠相となった場合には、さらに、その原因追求に時間を要し、三相交流回路の設備の停止期間が長くなる傾向にある。
本発明の目的は、開閉器の不揃い開閉を容易に検出することができる開閉器監視装置を提供することである。
本発明の開閉器監視装置は、三相交流回路の開閉器二次側の電圧を各相分入力する各相入力手段と、前記各相入力手段から得た電圧波形から零点を検出する零点検出手段と、前記零点検出手段で検出された零点を基準として各相電圧波形を比較する波形比較手段と、外部からの管理値入力に従って管理値を認識する管理値認識手段と、前記波形比較手段で得られた波形ばらつき結果と前記管理値認識手段の管理値とを比較し各相のばらつきの度合いを求める管理値比較手段と、前記管理値比較手段で得られたばらつき度合がその開閉器固有のばらつき管理値以上になった場合に警報を出力する警報装置とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、開閉器のばらつき度合を管理値と比較して開閉器の不揃い開閉を検出するので、容易に開閉器の不揃い開閉を検出することができる。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係わる開閉器監視装置14のブロック構成図である。電力系統の三相交流電源11からは開閉器12を介して三相負荷13に電力が供給される。三相負荷13の三相交流電源11への投入や切り離しは開閉器12の開閉により行われる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係わる開閉器監視装置14のブロック構成図である。電力系統の三相交流電源11からは開閉器12を介して三相負荷13に電力が供給される。三相負荷13の三相交流電源11への投入や切り離しは開閉器12の開閉により行われる。
開閉器12の二次側に開閉器監視装置14を配置し、開閉器12の二次側の三相電圧を開閉器監視装置14に取り込む。すなわち、A相電圧はA相入力手段15aにより取り込まれA相零点検出手段16aに入力される。同様に、B相電圧はB相入力手段15bにより取り込まれB相零点検出手段16bに入力され、C相電圧はC相入力手段15cにより取り込まれB相零点検出手段16bに入力される。
A相零点検出手段16aはA相入力手段15aから得た電圧波形からA相電圧の零点を検出するものである。同様に、B相零点検出手段16aはB相入力手段15bから得た電圧波形からB相電圧の零点を検出するものであり、C相零点検出手段16aはC相入力手段15cから得た電圧波形からC相電圧の零点を検出するものである。
波形比較手段17は、零点検出手段で検出された零点を基準として各相電圧波形を比較するものであり、例えば、A相入力手段15aから得たA相電圧波形を基準として、B相入力手段15bから得たB相電圧波形、C相入力手段15cから得たC相電圧波形と比較し、その電圧波形のズレ(ばらつき)を比較する。
そして、管理値比較手段18では、波形比較手段17で得られた波形ばらつき結果と、管理値認識手段19の管理値とを比較し、各相のばらつきの度合いを求める。なお、管理値認識手段19は外部からの管理値入力に従って管理値を認識するものである。警報装置20は、管理値比較手段18で得られたばらつき度合がその開閉器固有のばらつき管理値以上になった場合に警報を出力するものである。
このように、第1の実施の形態の開閉器監視装置14では、開閉器12が開閉することによって、入力される電圧波形がオンオフすることに着目し、特にオフした場合には零となるので、この電圧波形を取り込むことによって、開閉器12の不揃い開閉を検出する。不揃いの度合いは、管理値との比較により良・不良の判定がなされ、不良と判定した場合は警報装置20から警報を出力する。
第1の実施の形態によれば、三相負荷13が三相交流電源11から切り離されたときに、開閉器12の各相のばらつきを管理値と比較し、ばらつきが管理値以上のときには警報が出力されるので、開閉器12の各相の不揃いを容易に検出できる。
(第2の実施の形態)
図2は本発明の第2の実施の形態に係わる開閉器監視装置14のブロック構成図である。第2の実施の形態の開閉器監視装置14は、設備が休止している状態で、開閉器12の開閉ばらつきを検出するようにしたものである。図1と同一要素には、同一符号を付し重複する説明は省略する。
図2は本発明の第2の実施の形態に係わる開閉器監視装置14のブロック構成図である。第2の実施の形態の開閉器監視装置14は、設備が休止している状態で、開閉器12の開閉ばらつきを検出するようにしたものである。図1と同一要素には、同一符号を付し重複する説明は省略する。
電力系統の三相交流電源11と開閉器12との間には、設備休止時に開閉器12を切り離すための切離開閉器21aが設けられ、また、開閉器12と三相負荷13との間にも設備休止時に開閉器12を切り離すための切離開閉器21bが設けられている。また、開閉器監視装置14は試験用の直流低電圧を供給するための直流低電圧電源22が設けられている。
第2の実施の形態の開閉器監視装置14は、切離開閉器21a、21bが開いた状態、つまり設備が休止している状態で、開閉器12の開閉ばらつきを検出する。切離開閉器21a、21bが開いている状態であるので、開閉器12には三相交流電源11は印加されていない状態である。そこで、開閉器監視装置14の直流低電圧電源22から試験用の直流低電圧を印加する。
直流低電圧を印加した状態で、開閉器12の接点を開閉動作させる。このときの開閉器12の三相負荷13側の電圧を開閉器監視装置14は入力する。すなわち、A相電圧はA相入力手段15aにより取り込まれ波形比較手段17に入力され、同様に、B相電圧はB相入力手段15bにより取り込まれ波形比較手段17に入力され、C相電圧はC相入力手段15cにより取り込まれ波形比較手段17に入力される。
波形比較手段17は、A相入力手段15a、B相入力手段15b、C相入力手段15cで入力された各相電圧波形を比較するものであり、例えば、A相入力手段15aから得たA相電圧波形を基準として、B相入力手段15bから得たB相電圧波形、C相入力手段15cから得たC相電圧波形と比較し、その電圧波形のズレ(ばらつき)を比較する。
そして、管理値比較手段18では、波形比較手段17で得られた波形ばらつき結果と、管理値認識手段19の管理値とを比較し、各相のばらつきの度合いを求める。なお、管理値認識手段19は外部からの管理値入力に従って管理値を認識するものである。警報装置20は、管理値比較手段18で得られたばらつき度合がその開閉器固有のばらつき管理値以上になった場合に警報を出力するものである。
このように、第1の実施の形態の開閉器監視装置14では、設備が停止した時に、開閉器12の一次と二次とに配置した切離開閉器21a、21bを開き、診断対象の開閉器12に対して直流低電圧を流す。この直流低電圧が加わっている状態で開閉器12を開閉させ不揃い状態を監視する。
第2の実施の形態によれば、診断対象の開閉器12が切り離された状態のときであっても、試験用の直流低電圧を印加して開閉器12を開閉させ、そのときの各相の電圧波形を入力して、開閉器12の各相のばらつきを管理値と比較し、ばらつきが管理値以上のときには警報が出力されるので、開閉器12の各相の不揃いを容易に検出できる。
11…三相交流電源、12…開閉器、13…三相負荷、14…開閉器監視装置、15…各相入力手段、16…各相零点検出手段、17…波形比較手段、18…管理値比較手段、19…管理値認識手段、20…警報装置、21…切離開閉器、22…直流低電圧電源
Claims (2)
- 三相交流回路の開閉器二次側の電圧を各相分入力する各相入力手段と、前記各相入力手段から得た電圧波形から零点を検出する零点検出手段と、前記零点検出手段で検出された零点を基準として各相電圧波形を比較する波形比較手段と、外部からの管理値入力に従って管理値を認識する管理値認識手段と、前記波形比較手段で得られた波形ばらつき結果と前記管理値認識手段の管理値とを比較し各相のばらつきの度合いを求める管理値比較手段と、前記管理値比較手段で得られたばらつき度合がその開閉器固有のばらつき管理値以上になった場合に警報を出力する警報装置とを備えたことを特徴とする開閉器監視装置。
- 設備休止中に開閉器の一次側に直流低電圧を供給する直流低電圧電源と、三相交流回路の開閉器二次側の電圧を各相分入力する各相入力手段と、前記各相入力手段で検出された各相電圧波形を比較する波形比較手段と、外部からの管理値入力に従って管理値を認識する管理値認識手段と、前記波形比較手段での波形ばらつき結果と前記管理値認識手段の管理値とを比較し各相のばらつきの度合いを求める管理値比較手段と、前記管理値比較手段で得られたばらつき度合がその開閉器固有のばらつき管理値以上になった場合に警報を出力する警報装置とを備えたことを特徴とする開閉器監視装置。
Priority Applications (1)
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JP2006233460A JP2008059827A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | 開閉器監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006233460A Pending JP2008059827A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | 開閉器監視装置 |
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2006
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