JP6269787B2 - 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法 - Google Patents

通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6269787B2
JP6269787B2 JP2016223709A JP2016223709A JP6269787B2 JP 6269787 B2 JP6269787 B2 JP 6269787B2 JP 2016223709 A JP2016223709 A JP 2016223709A JP 2016223709 A JP2016223709 A JP 2016223709A JP 6269787 B2 JP6269787 B2 JP 6269787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
information
base station
radio base
carriers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016223709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017063469A (ja
Inventor
尚 二木
尚 二木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JP2017063469A publication Critical patent/JP2017063469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6269787B2 publication Critical patent/JP6269787B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
    • H04L5/001Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT the frequencies being arranged in component carriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0453Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0032Distributed allocation, i.e. involving a plurality of allocating devices, each making partial allocation
    • H04L5/0035Resource allocation in a cooperative multipoint environment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0058Allocation criteria
    • H04L5/0062Avoidance of ingress interference, e.g. ham radio channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0069Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of dual connectivity, e.g. decoupled uplink/downlink
    • H04W36/00692Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of dual connectivity, e.g. decoupled uplink/downlink using simultaneous multiple data streams, e.g. cooperative multipoint [CoMP], carrier aggregation [CA] or multiple input multiple output [MIMO]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/20Interfaces between hierarchically similar devices between access points

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2009−249499号(2009年10月29日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、通信システムに関し、特に、無線端末と複数の無線局を有し、複数のキャリアを同時に用いてデータ送受信を行う機能を有する無線通信システムに適用して好適な無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラムに関する。
次世代のセルラシステムの1つである3GPP(Third Generation Partnership Project) LTE(Long Term Evolution)では、従来システム(例えば、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access))に比べて、無線端末のピークスループット向上だけでなく、セル端での無線端末のスループット向上も要求されている。そこで、無線基地局(eNB:evolved NodeB)間での負荷情報(Load Information)の交換がサポートされ(非特許文献1)、当該負荷情報を用いたセル間干渉低減技術が検討されている。
負荷情報として、例えば上りリンク干渉の過負荷情報(Uplink Interference Overload Indication:OI)がある。これは、上りリンクの干渉が大きくなり過ぎていることを示す情報であり、「物理リソースブロック」(Physical Resource Block:PRB)と呼ばれる所定の単位の無線リソース毎に通知を行うことが可能である。これにより、OI(Overload Indication)が通知された無線基地局は、干渉が大きいと報告された物理リソースブロック(PRB)をできるだけ避けてスケジューリングをすることで、隣接セルへの干渉を低減し、特にセル端の無線端末のスループットの向上が期待できる。
また、LTEを高機能化したセルラシステムとして、LTE−Advancedの標準化が行われている。LTE−Advancedの機能の一つに、無線端末(UE:User Equipment)毎のピーク・データレートを向上させる機能として、複数の構成キャリア(Component Carrier:CC)を一つのUEに対して同時に使用してデータ送受信を行うキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)がある(非特許文献2)。
ここで、構成キャリア(CC)とは、LTEにおいて、無線基地局と無線端末の間の通信を実現するために必要な基本周波数ブロックである。
キャリアアグリゲーション(CA)を行う場合、1つのトランスポートブロック(MAC(Media Access Control))層からPHY(Physical)層へのデータ転送単位)は1つの構成キャリア(CC)で送受信され、信号処理は、構成キャリア(CC)それぞれで独立に行われる。
キャリアアグリゲーションにより構成キャリア(CC)(例えば最大20MHz)をPHY層で束ねて、LTEとの後方互換性を保ちながら例えば最大100MHzまでの広帯域化を実現する。LTEの機能を持つUE(LTE端末)では、各構成キャリアは1つのLTEキャリアであるが、LTE−Advanced機能を持つUE(LTE−Advanced端末)では、集められた全体の帯域幅を利用する。キャリアアグリゲーションを使用するか否か、どの構成キャリアを束ねるか等の情報は、LTE−Advanced機能を持つUEには個別制御情報あるいはシステム情報として提供される。下りリンクのマルチアクセス方式においては、各構成キャリア内ではOFDM(Orthogonal Frequancy Division Multiplexing)によるマルチキャリア伝送が行われる。
キャリアアグリゲーション(CA)の検討において、アグリゲーションする構成キャリア(CC)として、
バックワードコンパティブルキャリア(Backward compatible carrier:「BC」と略記される)、
ノン・バックワードコンパティブルキャリア(Non−backward compatible carrier:「NBC」と略記される)、
エクステンションキャリア(Extension carrier:「EC」と略記される)の3つの種類が定義されている。
BCは、LTEの機能だけを持つUEとLTE−Advancedの機能も持つUEの両方がアクセス可能なCCである。
NBCは、LTE−Advancedの機能を持たないLTEのUEはアクセスできず、LTE−Advancedの機能を持つUEのみがアクセスできるCCである。
ECは、NBCのように、LTE−AdvancedのUEのみが使用可能であり、必ずキャリアアグリゲーション(CA)する複数の構成キャリア(CC)の一部として使用する(スタンドアローンでは使用できない)という制約があるキャリアである。
現在、これらの異なる種類の構成キャリア(CC)をキャリアアグリゲーション(CA)するときの基本コンセプトの議論が行われている。
その中で、BCとNBCおよび/又はECをキャリアアグリゲーション(CA)する場合、BCのみ(あるいは、BCとNBC)が個別セルID(PCI:Physical Cell ID、および/又は、ECGI:EUTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network) Cell Global ID)を持ち、NBCおよびEC(あるいは、ECのみ)は個別セルIDを持たない、ということが検討されている。
なお、NBCやECではなく、BCが個別セルIDを持つのは、キャリアアグリゲーション(CA)しないLTEのUEも、該BCへのアクセスを可能にするためである。ここで、NBCやECが、個別のセルID(例えばPCI)を持たず、アグリゲートされるBCのセルID(PCI)を仮の(擬似)セルIDとして割り当てられる場合もある。
この方法は、キャリアアグリゲーション(CA)する複数の構成キャリア(CC)をまとめて1つのセルとして捉え、キャリアアグリゲーション(CA)しない場合と同様に、1つのセルIDに関連付けしてUEの管理を行うことができる、という観点から有効であると考えられている。
3GPP TS36.423v860(インターネット<URL>http:www.3gpp.org/ftp/Specs/html−info/36423.htm) 3GPP TR36.814v100(インターネット<URL>http:www.3gpp.org/ftp/Specs/html−info/36814.htm) 3GPP TS36.331v860(インターネット<URL>http:www.3gpp.org/ftp/Specs/html−info/36331.htm)
以下に本発明による関連技術の分析を与える。
LTEでは、通常、すべての構成キャリア(CC)が個別セルIDを持ち、独立のセルとして制御される。
一方、上述のキャリアアグリゲーション(CA)におけるセルIDの設定においては、BC(Backward compatible carrier)のみ(あるいは、BCとNBC(Non−backward compatible carrier))が個別セルIDを持ち、NBCおよびEC(Extension carrier)(あるいは、ECのみ)は、個別セルIDを持たない。このため、例えば、BC1つとEC1つをキャリアアグリゲーション(CA)する場合、キャリアアグリゲーション(CA)しない場合と同様に、無線基地局(eNB)が1つのセルIDに関連付けて無線端末(UE)の管理を行うことができるという利点がある。
しかしながら、eNB間でセル毎の情報(例えば、負荷情報)の交換を行う場合には、通常、当該情報をセルIDに関連付けて行っている。このため、キャリアアグリゲーション(CA)の対象となる付加的なNBCやECにおける負荷情報については、NBCやECが個別のセルIDを持たず、これらの負荷情報に対してセルIDとの関連付けを行うことができないことから、eNB間で交換することができない。NBCやECがBCの個別セルIDを仮の(擬似)セルIDとして使用する場合でも、同じ(擬似)セルIDを用いて複数のキャリアの情報と関連付けさせることはできないため、やはり負荷情報をeNB間で交換することができない。
そこで、例えばNBCやECにおける負荷情報をBCにおける負荷情報から推定することで、不足しているNBCやECに関する情報を補う手法が考えられる(本発明者による分析)。以下、この手法について検討する。
まず図24(a)に示すように、無線基地局eNB1とeNB2があり、それぞれBC、NBC、ECを1つずつアグリゲーションしている場合を想定する。横軸は周波数であり、eNB1のCAセット(キャリアアグリゲーション対象の構成キャリア群)は、BC1、NBC1、EC1からなり(CA set @eNB1)、eNB2のCAセットは、BC2、NBC2、EC2からなる(CA set @eNB2)。なお、1つのCAセットにアグリゲートされる複数の構成キャリアの数は「3」に限定されるものではない。
このとき、eNB1とeNB2は互いのBCにおける負荷情報として、オーバロードインディケータ(Overload Indication:OI;過負荷情報)を交換するが、互いのNBCとECにおけるOIは交換しない。
そこで、eNB1は、eNB2のNBC2とEC2のOIを、eNB2のBC2から推定する。
eNB2のNBC2とEC2のOIをeNB2のBC2から推定する方法としては、例えば、
(A)BC2におけるOIをそのまま流用する方法と、
(B)BC2におけるOIを全物理リソースブロック(PRB)で平均化して、それをNBC2とEC2のOIとする方法、
が考えられる。
しかし、(A)のBC2におけるOIをそのまま流用する方法では、構成キャリア(CC)毎に、物理リソースブロック(PRB)毎の干渉レベルが、通常は、異なるため、有用な情報とは言えない。
また、(B)の全物理リソースブロック(PRB)で平均化する方法では、物理リソースブロック(PRB)毎あるいは複数の物理リソースブロック(PRB)毎の制御には使用できず、有用な情報とは言えない。
さらに、全物理リソースブロック(PRB)の平均の干渉レベルも、構成キャリア(CC)毎に異なる状況が想定されるため、やはり有用な情報とは言えない。
次に、図24(b)のように、無線基地局eNB1とeNB2とで、キャリアアグリゲーション(CA)する構成キャリア(CC)の組み合わせが互いに異なる場合を想定する。このような事態は、キャリアアグリゲーション(CA)する構成キャリア(CC)を、トラフィック等に応じて、各eNBで独自に決定できるようなシステムにおいて起こり得る。eNB1のCAセット1はBC1、NBC1、EC1(CA set1@eNB1)、CAセット2はEC1、NBC3、BC3(CA set2@eNB1)、eNB2のCAセット1はBC2、NBC2、EC2(CA set1@eNB2)、CAセット2はEC2、NBC4、BC4(CA set2@eNB2)からなる。
このとき、BCの負荷情報を基に、NBCやECの負荷情報を推定する方法において、参照する構成キャリア(CC)が誤っていた場合、例えばeNB2が、eNB1のEC1の情報を推定するために、eNB1のBC1の情報を用いた場合、本来のEC1の負荷情報とは大きくことなることが容易に考えられる。この場合の推定負荷情報は、有用な情報とは言えない。
このように、個別セルIDを持たないNBCやECに関する情報(例えば、負荷情報)を、BCに関する情報から推定する方法を用いても、本来、その情報を用いることにより得られる効果(例えば物理リソースブロック(PRB)毎の干渉レベルを考慮したスケジューリングによるスループットの向上等)は期待できない。
以上の分析から、本発明が解決すべき課題は、無線局間で、第1の識別子を持つ第1のキャリアと1つのキャリアセットに束ねられる第2のキャリアに関する情報の交換を可能とし、第1のキャリアと同様の制御を、第2のキャリアにおいても実行可能にする無線通信システム、方法、無線局、プログラムを実現することである。鋭意研究した結果、今回、該課題を解決する手法を発明したので以下に提示する。
本発明によれば、個別の第1の識別子が付与されるキャリアである少なくとも1つの第1のキャリアと1つのキャリアセットに束ねられる第2のキャリアに関する所定の情報を、直接又は間接に、他の無線局に通知する無線通信システムが提供される。
本発明によれば、周波数の互いに異なる複数のキャリアを束ねたキャリアセットを構成し、前記キャリアセットが互いに異なる種類のキャリアを含み、前記キャリアセットに含まれる複数のキャリアを同時に用いて通信を行う機能を備えた一の無線局が、前記キャリアセットに含まれる少なくとも1つの種類のキャリアの情報を、他の無線局に通知する無線通信システムが提供される。
本発明によれば、周波数の互いに異なる複数のキャリアを束ねたキャリアセットを構成し、前記キャリアセットが互いに異なる種類のキャリアを含み、前記キャリアセットに含まれる複数のキャリアを同時に用いて通信を行う機能を備えた一の無線局が、前記キャリアセットと各キャリアの関係を示すキャリアセット情報を、他の無線局に通知する無線通信システムが提供される。
本発明によれば、一の無線局が、個別の第1の識別子が付与されるキャリアである少なくとも1つの第1のキャリアと1つのキャリアセットに束ねられる第2のキャリアに関する所定の情報を、直接又は間接に、他の無線局に通知する無線通信方法が提供される。
本発明によれば、個別の第1の識別子が付与されるキャリアである少なくとも1つの第1のキャリアと1つのキャリアセットに束ねられる第2のキャリアに関する所定の情報を、直接又は間接に、他の無線局に通知する無線局が提供される。
本発明によれば、個別の第1の識別子が付与されるキャリアである少なくとも1つの第1のキャリアと1つのキャリアセットに束ねられる第2のキャリアに関する所定の情報を、直接又は間接に、他の無線局に通知する処理を、無線局を構成するコンピュータに実行させるプログラムが提供される。本発明によれば、当該プログラムを記録したコンピュータ読み出し可能な記録媒体が提供される。
本発明によれば、無線局間で、個別の第1の識別子を持つ第1のキャリアと1つのキャリアセットに束ねられる第2のキャリアに関する情報の交換を可能とし、第1のキャリアと同様の制御を、第2のキャリアにおいても実行可能としている。
本発明の一実施形態の第1の無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態の第1の無線通信システムの無線基地局(eNB)間で交換するメッセージタイプを示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるeNB間のX2接続確立(SETUP)のシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態におけるX2接続確立要求を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるセル情報(Served Cell Information)を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるキャリア情報(Served Carrier Information)を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるキャリア情報(Served Carrier Information)の別を示す図である。 本発明の第1の実施形態における負荷情報(Load Information)を示す図である。 本発明の第1の実施形態における負荷情報(Load Information)の別を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるリソース状態要求(Resource Status Request)を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるリソース状態要求(Resource Status Update)を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形例におけるセル情報(Served Cell Information)を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形例におけるセル情報(Served Cell Information)の別を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるeNB間のENB設定更新(ENB Configuration Update)のシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態におけるeNB間のENB設定更新(ENB Configuration Update)を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるeNB間で交換するメッセージタイプを示す図である。 本発明の第4の実施形態におけるセル情報(Served Cell Information)を示す図である。 本発明の第4の実施形態におけるセル情報(Served Carrier Information)を示す図である。 本発明の第5の実施形態におけるセル情報(Served Cell Information)を示す図である。 本発明の第5の実施形態におけるCAセット情報(Carrier Aggregation Set Indication)を示す図である。 本発明の第5の実施形態におけるCAセット情報(Carrier Aggregation Set Indication)の別を示す図である。 無線基地局の構成例を示す図である。 無線基地局の動作を説明する図である。 関連技術を説明する図である。
本発明の実施形態を以下に説明する。本発明の形態の一つに係る通信システムにおいては、周波数の異なる複数の構成キャリア(CC:Component Carrier)を束ねた(アグリゲートした)キャリアセットを用いて無線端末とデータ通信を行う機能を備えた無線局が、複数の構成キャリアのうち、個別の第1の識別子を持つキャリア(「第1のキャリア」という。例えばBC)に関する情報に加え、第1の識別子を持たないキャリア(「第2のキャリア」という。例えばNBC、EC)に関する情報を、他の無線局と通信する。以下では、第1のキャリアと第2のキャリアは、1つのキャリアセットに束ねられる複数の構成キャリアについて、第1の識別子を持つか持たないかで2つに類別したものとして説明を行う。また、1つのキャリアセットは、少なくとも1つの第1のキャリアと、少なくとも1つの第2のキャリアを含むという形態でもよいし、1つのキャリアセットが第1の識別子を持つ複数のキャリアのみで構成されるという形態でもよい。なお、第2のキャリアには、第1のキャリアと共通に第1の識別子が付与される形態でも、本発明の適用が可能であることは明らかである。
本発明においては、個別の第1の識別子を持つ第1のキャリアと、個別の第1の識別子を持たないとの関連付けを行って、個別の第1の識別子を持たない当該第2のキャリアの情報(例えば第2のキャリアの構成情報)を他の無線局へ通知する。また個別の第1の識別子を持たない第2のキャリアの負荷情報やリソース使用状況も他の無線局へ通知し、当該負荷情報やリソース使用状況を用いたセル間干渉の回避や負荷分散を行う。
本発明によれば、キャリアセットが、互いに種類が異なる複数のキャリア(例えばBC、NBC、EC)を含み、キャリアセットに含まれる少なくとも1つの種類のキャリアの情報を他の無線局に通知する構成としてもよい。あるいは、キャリアセットと各キャリアの関係を示すキャリアセット情報(キャリアがどの前記キャリアセットに属するかを示す情報、及び/又は、前記キャリアセットがどのキャリアを含むかを示す情報)を、他の無線局に通知するようにしてもよい。
本発明によれば、個別の第1の識別子を持たない第2のキャリアにおける負荷情報やリソース使用状況も無線局間で交換可能になり、該負荷情報や該リソース使用状況を用いて第2のキャリアにおいて干渉回避技術を適用することによるスループットの向上や、負荷分散を実現できる。
次に、本発明の形態の一つについて図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では無線通信システム(セルラシステム)として「3GPP LTE(Long Term Evolution)」を想定する。
<第1の無線通信システムの形態>
図1は、本発明の一つの形体の無線通信システムの概略構成の例を示す図である。この無線通信システムは、無線基地局(eNB:evolved NodeB)eNB1とeNB2、無線端末(UE:User Equipment:ユーザ装置)UE1を含む。
キャリアアグリゲーション(CA)可能な構成キャリア(Component Carrier:CC)としては、バックワードコンパティブルキャリア(Backward compatible carrier:BC)、ノン・バックワードコンパティブルキャリア(Non−backward compatible carrier:NBC)、エクステンションキャリア(Extension carrier:EC)の3種類がある。
eNB1はBC1、NBC1、EC1を、eNB2はBC2、NBC2、EC2を、それぞれ1つのキャリアセット(CAセット)として使用する。なお、1つのCAセットに含まれる複数の構成キャリアの数は「3」に制限されるものでないことは勿論である。
なお、UE1は、eNB1と通信を行うための接続確立(RRC(Radio Resource Control) Connection)が完了しており、既に、BC1、NBC1、EC1が使用可能な状態にあるものとする。周波数f1〜f3は連続であってもよいし不連続であってもよく、さらに周波数帯が同一でも異なっていてもよい。
ここで、基本的に、BCは、第1の識別子を持つ第1のキャリアであり、且つ、NBCやECは、第1の識別子を持たない第2のキャリアである場合を想定するが、BCとNBCが第1の識別子を持つ第1のキャリアで、ECのみが第2のキャリアであるとしても、本発明は適用可能である。
なお、第1の識別子としては、例えば、物理(層)セルID(PCI:Physical (Layer) Cell Identifier)、および/又は、グローバルセルID(ECGI:EUTRAN Cell Global Identifier)が適用できる。
また、eNB1とeNB2は、互いに情報交換を行う為にはられた伝送路において、X2と呼ばれるリンク(通信接続)を確立しており、これを通して様々な情報交換が可能である。なお、eNB1とeNB2はX2で直接リンクを確立していない場合でも、上位局(MME:Mobility Management Entity)とのリンクであるS1を介して情報交換が可能である。さらに、O&M(Operation and Maintenance server)やNM(Network Manager)を介した情報交換、あるいは、O&MやNMにおいて以下に示す情報を用いた無線基地局の制御等も行うことが可能である。
<X2でのメッセージによる情報交換>
図2は、X2で情報交換が行われる場合のメッセージタイプ(Message Type)を例示している。
“Procedure code”IE(Information Element:情報要素)に該当する番号を挿入する。本実施形態では、“Procedure code”として、0から11の番号の割当が示されているが、番号12(あるいは他の番号)として、キャリアアグリゲーション(CA)の構成キャリア情報送信専用のメッセージタイプを設けてもよいことは勿論である。
このIEの番号を確認することで、X2で情報を送る送信元のeNBと、送り先である宛先eNB間で、送受される情報が何であるのかの認識を共通化(意識合わせ)することができる。
本発明では、X2で交換する情報に、通常のX2接続確立(X2 setup)時に交換する情報等のほか、
・キャリアアグリゲーション(CA)する構成キャリア(CC)のうち、個別の第1の識別子を持たずキャリアアグリゲーション(CA)する構成キャリア(CC)の一部として機能する構成キャリア(CC)(第2のキャリア)の構成情報や、
・当該構成キャリア(CC)(当該第2のキャリア)における負荷情報(Load Information)、
・リソース使用状況(Resource Status)
等を含む。個別の第1の識別子としては、物理(層)セルID(PCI)やグローバルセルID(ECGI)等がある。
個別の第1の識別子を持たない構成キャリア(CC)(第2のキャリア)の構成情報としては、
・当該第2のキャリアが属するCAの構成キャリア(CC)群(キャリアセット)(CA set)のうち、個別の第1の識別子(例えば、ECGI)をもつ構成キャリア(CC)(第1のキャリア)がどれであるかを示す情報や、
・当該第1のキャリアの周波数、
・システム帯域幅、
・構成キャリアの種類(CCタイプ)(BC/NBC/EC)
等の情報がある。ここで、第1のキャリアとしてBCが、第2のキャリアとして、NBCやECが考えられる。ただし、これに限定されるものではなく、NBCやECでも第1のキャリアになる場合があってもよい。また、構成キャリアの種類は、BC/NBC/EC以外であっても良い。
負荷情報(Load Information)としては、例えば
・上りリンク干渉の過負荷情報(Uplink Interference Overload Indication:OI)、
・上りリンクの高干渉情報(Uplink High Interference Indication:HII)、
・下りリンク送信電力情報(Relative Narrowband Tx Power:RNTP)、
がある。
上りリンク干渉の過負荷情報(OI)は、上りリンクの干渉が大きくなりすぎていることを示す情報であり、物理リソースブロック(Physical Resource Block:PRB)と呼ばれる所定の単位の無線リソース毎に通知を行うことが可能である。OIは、
・高干渉(High interference)、
・中干渉(Medium interference)、
・低干渉(Low interference)等
の情報で示される。これらは、例えば、上りリンクの既知信号(リファレンス信号:Reference signal、又はパイロット信号:Pilot signalともいう)の信号対干渉電力比(Signal to Interference and Noise Ratio:SINR)を算出し、予め設定された複数の所定の閾値とそれぞれ比較することで判定される。既知信号ではなく、データの上り信号のSINRを算出して、所定の閾値と比較して判定するようにしても良い。さらに、上りの干渉を推定する方法であれば、これらに限定されるものでないことは勿論である。
干渉が大きいと報告された物理リソースブロック(PRB)をできるだけ避けてスケジューリングをすることで、隣接セル(Neighbouring cell)への干渉を低減し、特にセル端のスループットの向上が期待できる。
上りリンクの高干渉情報(HII)は、上りリンクの干渉に敏感かどうか(High Interference Sensitivity)を示す情報であり、OIと同様に物理リソースブロック(PRB)毎に通知を行うことができる。このHIIを受けたeNBは、例えば干渉に敏感だと通知された当該物理リソースブロック(PRB)をセル端のUEへ割り当てることをできるだけ避け、セル間干渉の低減を図る。
上りリンクの高干渉情報(HII)は、例えば、
・干渉に敏感(High interference sensitivity)か、
・干渉に敏感でない(Low interference sensitivity)か、のいずれかで示される情報である。これは、例えば、当該PRBを使用する(使用している)通信が、干渉に敏感(干渉に耐性がある)かどうかで判定される。あるいは、当該PRBを使用する(使用している)通信が、セル端の無線端末によるものかどうかで判定されるようにしても良い。この場合、セル端であれば、干渉に敏感(High Interferene sensitivity)になる。
下りリンク送信電力情報(RNTP)は、物理リソースブロック(PRB)毎のeNBの送信電力が、所定の閾値以上かどうかを示す情報である。このRNTPを受信したeNBは受信したRNTPを考慮してスケジューリングを行う。
一方、リソース使用状況(Resource Status)としては、例えば、
・無線リソース使用状況(Radio Resource Status)、
・ハードウェア負荷情報(Hardware Load Indicator)、
・S1ネットワーク負荷情報(S1 TNL Load Indicator)、
等がある。
無線リソース使用状況(Radio Resource Status)は、アップリンク(UL)とダウンリンク(DL)それぞれの無線リソースの物理リソースブロック(PRB)毎の使用率であり、QoS(Quality of Service)の異なるGBR(Guaranteed Bit Rate:保証ビットレート(保証伝送速度))と、Non−GBRそれぞれで算出すると共に、両方を合わせた全体の使用率を算出する。PRB毎の使用率は、例えば%で示される。特に制限されないが、この使用率として、例えば、所定期間Tの平均のPRBの使用率が用いられる。
ハードウェア負荷情報(Hardware Load Indicator)は、セル毎のハードウェアの使用率を示しており、数レベルの段階的な情報(例えばLowLoad、MediumLoad、HighLoad、Overload、...)として通知できる。ハードウェア使用率は、例えば、ハードウェア使用量(使用度合い)を予め設定された複数の所定の閾値と比較することで判定される。ここで、ハードウェアとは、無線基地局の一部の装置あるいは一部の所定の回路(例えばベースバンド部)であってもよい(複数の無線基地局間で共通化しておく)。
S1 TNL負荷情報(S1 TNL Load Indicator)は、S1トランスポートネットワークレイヤの負荷情報で、同様に段階的な情報(例えばLowLoad、MediumLoad、HighLoad、Overload、...)として通知できる。
なお、S1は、eNBとMME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving GateWay)の間で確立されるリンク(伝送路)である。S1 TNL負荷情報も、例えば、S1 TNL負荷を予め設定された複数の所定の閾値と比較して判定される。ここで、S1 TNL負荷は、例えば、所定期間に伝送路S1で通信される情報の総量(又は平均)や、所定期間にS1で通信される特定の種類の情報の総量(又は平均)等が用いられる。
このように、第2のキャリアの構成情報、および、負荷情報やリソース使用状況を無線基地局間で通信(交換)することで、PRB毎の負荷情報を考慮したスケジューリングによるセル間干渉の回避や、構成キャリア(CC)間のLoad balancing等が実現できる。具体的には、例えば、第1のキャリアの構成情報を、無線基地局間で交換することにより、識別子を持つどのキャリアとアグリゲーションを行っているかが無線基地局間で共有される。また、これにより、第2のキャリアのPRB毎の負荷情報なども無線基地局間で共有することができる。異なる周波数の第1のキャリアにおける負荷情報を用いて、第2のキャリアにおける負荷情報を算出する等を不要とし、実際に干渉を与える(干渉を被る)対象となる周波数と同一周波数の第2のキャリアにおける負荷情報を使用し、適切なセル間干渉回避を実現することができる。さらに、同じ周波数の第2のキャリアにおける負荷情報やリソース使用状況を使用し、構成キャリア間の適切な負荷分散(Load balancing)を実現することができる。
なお、負荷分散については、当該リソース使用状況などを上位装置、例えば、MMEやO&M(Operation and Maintenance server、OMC(Operation and Maintenance Center)とも言う)に通知することで、無線基地局間の負荷分散も実現することができる。ここで、LTEでは、単独で通信が可能な、物理(層)セルID(個別セルID)(PCI)およびグローバルセルID(ECGI)を持つ場合のBCやNBCを「セル」と呼ぶことができるが、以下に示す実施形態では、「キャリア」と呼ぶことにする。ただし、これらをセルと呼ぶ場合でも、本発明が適用できることは言うまでもない。
なお、この無線通信システムは、3GPP LTEの仕様に準拠する好適な構成を有するが、これに限定されるものではない。上記した態様について、以下ではいくつかの例示的な実施形態に即して説明する。
<実施形態1>
図3乃至図11は、本発明の例示的な第1の実施形態を説明するための図である。
<X2 SETUPシーケンス>
本実施形態では、図3に示すように、X2接続確立要求(X2 SETUP REQUEST)とその応答(X2 SETUP RESONSE)で、第2のキャリアの構成情報をeNB間で交換する。
通常、X2 SETUP REQUESTでは、図4に示すように、
・Message Type IE(Information Element)、
・Global eNB ID IE、
・Served Cells IE、
・GU(Globally Unique) Group Id List IE、
等の情報を通知する。
また、サーブドセル情報(Served Cell IE)には、
・サーブドセル情報項目(Served Cell Information IE)と、
・隣接情報項目(Neighbour Information IE)
が含まれる。
サーブドセル情報(Served Cell Information)は、図5に示すように、
・物理(層)セルID:PCI、
・グローバルセルID:ECGI、
・トラッキングエリアコード(Tracking Area Code:TAC)、
・パブリック・ランド・モバイル・ネットワーク・アイデンティティー(Public Land Mobile Network Identity:PLMN(公共地上移動体ネットワーク)識別子)、
・FDD情報(Frequency Division Duplex(周波数分割多重) Info)、などを含む。
また、FDD情報(FDD Info)としては、
・上りリンクキャリア周波数番号(UL EARFCN(EUTRAN Absolute Radio Frequency Channel Number):キャリア周波数のインデックスに対応する)、
・下りリンクキャリア周波数番号(DL EARFCN:キャリア周波数のインデックスに対応する)、
・上りリンク送信帯域幅(UL Transmission Bandwidth)、
・下りリンク送信帯域幅(DL Transmission Bandwidth)
がある。
本実施形態では、さらに、キャリアアグリゲーション(CA)する第2のキャリアの情報を示す、サーブドキャリア情報(Served Carrier Information IE)も必要に応じてX2 SETUP REQUESTで通知する。
Served Carrier Information IEの例としては、図6に示すように、
・キャリアID(Carrier ID)、
・サービングPCI(Serving PCI)、
・FDD情報(FDD Info)、
等が含まれる。
ここで、サービングPCIは、第2のキャリアが属するキャリアアグリゲーション(CA)する構成キャリア(CC)群(CAセット)の中の第1の識別子を持つ第1のキャリアのPCIである。
一つのCAセットに複数の第1のキャリアがある場合には、そのうちの一つの代表する第1のキャリアのPCIでもよいし、複数あるいは全ての第1のキャリアのPCIでもよい。
また、複数のCAセットに属する場合には、どれか一つのCAセットの第1のキャリアのPCIでもよいし、複数あるいは全てのCAセットのなかのそれぞれの第1のキャリアのPCIでもよい。
また、キャリアIDは、少なくとも第2のキャリアに割り当てられる個別番号である。このキャリアIDは、例えば、第1のキャリアが固有に持つ物理(層)セルID(PCI)やグローバルセルID(ECGI)と同等の長さのビット系列でもよいし、それらよりも短い簡易なビット系列であってもよい。また、各eNBが管理するCAセット毎に割り振ってもよいし、CAセット全体で割り振ってもよい。
さらに、第2のキャリアの周波数情報としては、EARFCNの変わりに、第1のキャリアの周波数との周波数オフセット値を用いてもよい。
なお、キャリア情報(Carrier Information IE)の別の例としては、図7に示すように、サービングPCIの代わりに、サービングセルID(例えば、ECGI)を用いてもよい。これらの方法を用いることにより、第2のキャリアの構成情報も、第1のキャリアと同様に隣接eNB(Neighbouring eNB)に通知することができる。
ここで、本実施形態では、第1のキャリアが持つ第1の識別子として、PCIおよびECGI、第2のキャリアが持つ第2の識別子としてキャリアIDを用いたが、
第1の識別子として、ECGI、
第2の識別子として、キャリアID
を用いてもよい。あるいは、
第1の識別子として、ECGI、
第2の識別子として、PCIとしてもよい。
さらに、本実施形態では、図8、図9に示すように、第2のキャリアの負荷情報(Load Information)も隣接eNBに通知する。
通常、負荷情報IE(Load Information IE)は、
・メッセージタイプ(Message Type)、
・セルID(Cell ID)、
・上りリンク干渉の過負荷情報(UL Interference Overload Indication)、
・上りリンク高干渉情報(UL High Interference Information)、
・狭帯域送信電力情報(Relative Narrowband Tx Power)等の情報を含む。
本実施形態においては、上り干渉情報(UL High Interference Information IE)のターゲットセルのIDに加え、ターゲットキャリアを含み、さらに、セル情報項目(Cell Information Item)の代わりに、キャリア情報項目(Carrier Information Item)を追加する。
なお、キャリア情報項目(Carrier Information Item)の構成は、セル情報項目(Cell Information Item)とほぼ同様で、セルIDの代わりにキャリアIDを使用する点が異なる。
また、図10、図11に示すように、第2のキャリアのリソース状態(Resource Status)についても同様に、隣接eNBに通知する。
通常、リソース状態要求(Resource Status Request)では、
・メッセージタイプ(Message Type)、
・eNB1測定ID(eNB1 Measurement ID)、
・eNB2測定ID(eNB2 Measurement ID)、
・登録要求(Registration Request)、
・報告の特徴(Report Characteristics)、
・報告セル(Cell to Report)、
・報告周期(Reporting Periodicity)
等が通知される。
本発明では、報告セル(Cell to Report)の「Cell ID」に加え、キャリアIDを追加する。
また、報告の特徴(Report Characteristics)として、
・物理リソースブロック(PRB)(周期的(Periodic))、
・TNL負荷(TNL Load)(Ind Periodic)、
・ハードウエア負荷(Ind Periodic)、
に加え、
・トラフィック負荷情報(Traffic Load)(Ind Periodic)
を追加してもよい。
ここで、トラフィック負荷情報(Traffic Load)(Ind Periodic)は、各構成キャリア(CC)のトラフィック負荷情報(Traffic Load)を数段階のレベル(LowLoad、MediumLoad、HighLoad、...)を用いて示す情報であり、報告の特徴(Reporting Periodicity)に従い周期的に報告されるものである。
これにより、キャリアアグリゲーション(CA)する際に、構成キャリア(CC)間の負荷バランスを考慮してスケジューリングを行うことができる。
また、図11に示すように、リソース状態更新(Resource Status Update)においても同様に、キャリアIDを追加する。さらに、トラフィック負荷情報(Traffic Load Indicator)を追加してもよい。
以上の方法により、第2のキャリアについても、負荷情報(Load Information)、リソース状態(Resource Status)を隣接eNBに通知することができる。ここで、第2のキャリアが第1の識別子を持たない場合だけでなく、第2のキャリアが、第1のキャリアの第1の識別子を流用する場合でも、本発明の適用が可能である。この場合、第1のキャリアと第2のキャリアでそれぞれの識別子の用途が異なっていてもよい。
<実施形態1の変形例>
図12、図13は、本発明の例示的な第1の実施形態の変形例を示す図である。前記実施形態では、図4において、第2のキャリアの構成情報を通知するため、新たにサーブドキャリア情報(Served Carrier Information IE)を、サーブドセル情報(Served Cell Information)とは別に定義している。しかし、この方法以外に、サーブドセル情報(Served Cell Information)に、第2のキャリアの構成情報を追加するようにしてもよい。
例えば、図12に示すように、キャリアアグリゲーション(CA)における追加的な構成キャリア(CC)のキャリア周波数(EARFCN)を並べて通知し、それらに対応させてキャリアIDも通知する。図12では、UL/DL EARFCNに加え、キャリアアグリゲーション(CA)における追加的な構成キャリアのキャリア周波数、UL/DL EARFCN2、UL/DL EARFCN3を含む。
また、図13に示すように、キャリアアグリゲーション(CA)における追加的な構成キャリア(CC)のキャリア周波数(EARFCN)を並べて通知し、どの構成キャリア(CC)が第1のキャリア(独自のPCI、および/又は、セルIDを持つキャリア)かどうかを示すセルフラグ(Cell flag)を合わせて通知するようにしてもよい。セルフラグ(Cell flag)はビットストリング(1からアグリゲートされる構成キャリアの最大数)からなり(例えば第1ビットはキャリア0)、1はサービングキャリアを表す。
ここで、図12では、第2のキャリアが持つ第2の識別子としてキャリアIDを用いたのに対し、図13では、第2の識別子として周波数インデックスを用いている。また、前記実施形態1と同様に、第2のキャリアが第1の識別子を持たない場合だけでなく、第2のキャリアが、第1のキャリアの第1の識別子を流用する場合でも、本発明が適用可能である。この場合、第1のキャリアと第2のキャリアでそれぞれの識別子の用途が異なっていてもよい。
<実施形態2>
図14、図15は、本発明の例示的な第2の実施形態を説明するための図である。
<ENBコンフィギュレーションアップデート>
本実施形態では、図14に示すように、eNB設定更新(ENB CONFIGURATION UPDATE)と、その応答(ENB CONFIGURATION UPDATE ACKNOWLEDGE)において、第2のキャリアの構成情報も交換する。
通常、eNB設定更新(ENB CONFIGURATION UPDATE)では、
・メッセージタイプ(Message Type)、
・追加するサーブドセルの情報(Served Cells to Add)、
・修正するサーブドセルの情報(Served Cells to Modify)
等の情報を通知する。
追加するサーブドセルの情報(Served Cells to Add)には、サーブドセルの情報(Served Cell Informatoin)、隣接情報(Neighbour Information、ECGI、PCI、EARFCN)を含む。
一方、修正するサーブドセルの情報(Served Cells to Modify)は、サーブドセルの情報(Served Cell Information)、隣接セル情報(Neighbour Information)に加え、旧いECGI(Old ECGI)も含む。
本実施形態では、これらに加え、さらにサーブドキャリア情報(Served Carrier Information)も隣接eNBへ通知する。これにより、CAの構成の変化(アグリゲーションする構成キャリア(CC)の組み合わせや、当該構成キャリア(CC)の設定変更等)に応じて、適宜、隣接eNBへ通知することができる。なお、第2のキャリアが第1の識別子を持たない場合だけでなく、第2のキャリアが、第1のキャリアの第1の識別子を流用する場合でも、本発明の適用が可能である。この場合、第1のキャリアと第2のキャリアでそれぞれの識別子の用途が異なっていてもよい。
<実施形態3>
本発明の例示的な第3の実施形態を説明する。本発明において、第2のキャリアの構成情報等の交換は、X2接続要求(X2 SETUP REQUEST)や、eNB設定更新(ENB CONFIGURATION UPDATE)以外に、CAの構成の新規通知や更新通知を、別のMessage Typeを定義して行う構成としてもよい。
例えば、図16に示すように、新たに、「Carrier Aggregation Indication」や、「Carrier Aggregation Update」、等のMessage Typeを追加することが考えられる。図16に示す例では、Procedure Code “12”を「Carrier Aggregation Indication」としている
これにより、CAに関する設定だけが変更になった場合に、eNB間で余分な情報を省き、必要な情報だけを交換することでネットワーク負荷を低減することができる。なお、第2のキャリアが第1の識別子を持たない場合だけでなく、第2のキャリアが、第1のキャリアの第1の識別子を流用する場合でも、本発明の適用が可能である。この場合、第1のキャリアと第2のキャリアでそれぞれの識別子の用途が異なっていてもよい。
<実施形態4>
本発明の例示的な第4の実施形態においては、すべての種類の構成キャリア(CC:Component Carrier)、あるいは特定の種類の構成キャリア(CC)の種類(Carrier Type)を無線基地局(eNB)間で通知する。例えば、第1の識別子を持つ第1のキャリアと第1の識別子を持たない第2のキャリアの両方、あるいは、第1のキャリアと第2のキャリアのいずれかのみ、構成キャリア(CC)の種類をeNB間で通知する。
キャリアアグリゲーション(CA)をサポートするLTE−Advancedのシステムでは、複数種類の構成キャリア(CC)(BC:Backward compatible carrier、NBC:Non−backward compatible carrier、EC:Extension carrier等)が定義されるが、それぞれの構成キャリア(CC)で特徴が異なる。このため、隣接するeNB間で、単純に構成キャリア(CC)の周波数情報等だけを交換すると意図しない問題が生じる可能性がある。
例えば、BCのみで通信が可能なLTEの初期リリースの無線端末(UE)は、NBCやECで通信を行うよう指示をしても実際に通信を行うことができず、呼切断等が起こり得る。
これは、例えば、同一eNB内の周波数間ハンドオーバー(Intra−eNB/Inter−frequency Handover、Frequency Convergenceとも言う)や、基地局間ハンドオーバー(Inter−eNB Handover)等でも起こり得る。
また、eNBが隣接セルの品質測定(Measurement)を行うように指示をする際に、どの種類の構成キャリア(CC)かを考慮せず、UEに、測定(Measurement)の指示を出すと、測定対象が過剰になったり、測定不要な構成キャリア(CC)の測定をさせたり、等の問題が起こり得る。例えば、NBCで通信ができないUEに、他のNBCの品質測定を行わせても、ハンドオーバーできないので、該測定が無駄になる。
これらの問題を回避するため、本実施形態では、構成キャリア(CC)の種類を隣接するeNBに通知する。
なお、特定の種類の構成キャリア(CC)としては、BC以外、つまりNBCとEC、あるいは、ECのみが考えられる。ただし、これに限定はされるものではない。
図17は、eNB間で交換するサーブドセル情報(Served Cell Information)に、キャリアの種類(Carrier type(Component Carrier type))を追加する例である。
ここでは、PresenseをM(Mandatory:必須)としているが、上述のようにオプション(O:Option)として、必要な場合のみ通知するようにしてもよい。
図18は、eNBで交換するサーブドキャリア情報(Served Carrier information)に、キャリアの種類(Carrier type(Component carrier type))を追加する例である。
このように、キャリアの種類(Carrier type(CC type))を隣接eNBに通知することで、当該構成キャリアの種類(CC type)を考慮したUEの位置管理(移動管理)や、測定(Measurement)指示を行うことができる。例えば、BCにしかキャンプ、及び/又は、通信できないUEは、BCの構成キャリア(CC)で構成されるセルにハンドオーバさせ、BCにもNBCにもキャンプ、及び/又は、通信できるUEは、BCとNBCのどちらの構成キャリア(CC)で構成されるセルにもハンドオーバさせることができる。これにより、UEの機能分類(クラス)を考慮して、ハンドオーバ先の負荷を分散させることができる。
なお、構成キャリアの種類(CC type)の代わりに、BCであるかどうかを示すフラグ、逆に、NBC或いはECであるかどうかを示すフラグ、等であってもよい。また、隣接するeNBに通知する方法は、eNB間のインタフェースであるX2インタフェースではなく、eNBとMME(Mobility Management Entity)の間のインタフェースであるS1インタフェースを使用してもよい。また、O&M(Operation and Maintenace server)やNM(Network Manager)に、キャリアの種類の情報を通知し、該O&MやNMで、各eNBにおけるキャリアセットの構成などを制御してもよい。さらに、第2のキャリアが第1の識別子を持たない場合だけでなく、第2のキャリアが、第1のキャリアの第1の識別子を流用する場合でも、本発明の適用が可能である。この場合、第1のキャリアと第2のキャリアでそれぞれの識別子の用途が異なっていてもよい。
<実施形態5>
本発明の例示的な第5の実施形態では、キャリアアグリゲーション(CA)する構成キャリア(CC:Component Carrier)の組であるキャリアセット(CAセット)を示す情報(CA Set Information)を、無線基地局(eNB)間で通知する。
キャリアアグリゲーション(CA)をサポートするLTE−Advancedのシステムでは、隣接する(Neighbour)eNB間でCAセットの構成が異なる、つまり各eNBがそれぞれCAセットを決定することが可能であると考えられる。これは、所定の条件を満たしていれば、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)や無線リソース管理(RRM:Radio Resource Management)は、基本的にeNBが独自に決定可能であるためである。
ここで、CAセットを構成する上での所定の条件としては、複数種類の構成キャリア(CC)(BC:Backward compatible carrier、NBC:Non−backward compatible carrier、EC:Extension carrier等)が定義される場合に、CAセットに必ず1つは特定の種類の構成キャリア(CC)(例えば、BCでのみ通信が可能な無線端末を収容するためにはBCが、NBCでも通信が可能な無線端末を収容するためにはBCかNBCのどちらか)が必要である、あるいは、CAセット内の構成キャリア(CC)数が所定値以内である、等が考えられる。
CAセットの構成の通知を行わない場合、意図しない問題が生じる可能性がある。例えば、各種類の構成キャリア(CC)はそれぞれ特徴が異なるためにセル間干渉回避技術や負荷分散制御を行おうとしても適切な制御にならない、あるいは、隣接セルの品質測定(Measurement)を無線端末(UE)に行わせる場合に測定対象が過剰になったり、測定不要な構成キャリア(CC)の測定をさせたりする、等といった問題が生じる可能性がある。
これらの問題を回避するため、本実施形態では、eNBは、CAセットの構成がどのようになっているかを示すキャリアセット(CAセット)情報を隣接するeNBに通知する。例えば、各構成キャリア(CC)がどのCAセットに属しているか、あるいは、各CAセットがどの構成キャリア(CC)を含んでいるか、を隣接するeNBに通知する。
図19は、サーブドセル情報(Served Cell Information)に、CAセットの構成を示す情報として、CAセット・アイデンティティ(CA Set Identity)を通知する例である。
ここでは、PCIおよびCell ID(ECGI)を持つ構成キャリア(例えば、BC)の例を示しており、CAセット・アイデンティティ(CA Set Identity)は、各PCIおよびCell ID(ECGI)を持つ構成キャリア(CC)が、それぞれ、どの(何番目の)CAセットに属しているかを示す(Carrier Aggregation set number)。なお、PCIやCell IDを持たない構成キャリアの場合でも、それらを示す情報、例えばCarrier ID、と共にCAセットの情報を通知することが可能である。
図20、図21は、キャリアセット(CAセット)情報(CA Set Information)を独立なX2 Message(Carrier Aggregation Set Indication)として通知する例である。
図20の例では、CAセット情報(CA Set Information)として、
・CA Set Identity、
・構成キャリア(CC)情報、
・PCI、
・Cell ID(ECGI)
を含む。
図21の例では、さらにキャリアID、キャリアタイプ(Carrier Type)を含む場合の例である。このように、キャリアセット(CAセット)情報を隣接するeNBに通知することで、構成キャリア(CC)の種類を考慮して、セル間干渉回避や負荷分散等の制御を実行することができ、UEのスループット向上やシステムの最適化が期待できる。なお、隣接するeNBに通知する方法は、eNB間のインタフェースであるX2インタフェースではなく、eNBとMME(Mobility Management Entity)の間のインタフェースであるS1インタフェースを使用してもよい。さらに、O&M(Operation and Maintenace server)やNM(Network Manager)に、キャリアセット情報を通知し、該O&MやNMで、各eNBにおけるキャリアセットの構成などを制御してもよい。ここで、第2のキャリアが第1の識別子を持たない場合だけでなく、第2のキャリアが、第1のキャリアの第1の識別子を流用する場合でも、本発明の適用が可能である。この場合、第1のキャリアと第2のキャリアでそれぞれの識別子の用途が異なっていてもよい。
図22は、無線基地局eNB1(10)の構成の一例を示すブロック図である。他の無線基地局eNB2(20)も同様の構成とされる。図22を参照すると、eNB1は、受信器101、送信器102、信号処理部103、通信制御部104、リソース管理部105、インタフェース106、負荷情報算出部107を備えている。送信器102、受信器101では、無線端末UEと通信する信号の送信、受信を行う。信号処理部103は、UEとの通信による受信信号からデータの復元、下りデータから送信信号の生成等を行う。通信制御部104は、データ送受信の制御や、他の無線基地局との情報交換の制御を行う。負荷情報算出部107は、無線リソースの負荷等を算出する。リソース管理部105は、無線リソースの制御や、無線・NW(Network)・HW(Hardware)などのリソースの使用状況を算出する。インタフェース106は他の無線基地局や上位局との通信を行う。信号処理部103、通信制御部104、リソース管理部105、インタフェース106の少なくとも1部の処理は無線基地局を構成するコンピュータ上で実行されるプログラムにより実現することができる。
図23は、本発明の一実施例の無線基地局(eNB)の動作を説明する図である。図23(A)を参照すると、無線基地局は、前記実施形態で説明したように、X2接続要求(X2 SETUP REQUEST)や、eNB設定更新(ENB CONFIGURATION UPDATE)、CAの構成の新規通知や更新通知を行う場合等、所定のイベント発生時(ステップS1のYES)、当該第2のキャリアの構成情報、又は当該第2のキャリアの負荷情報(図22の負荷情報算出部107で算出する)、又は、当該第2のキャリアのリソース使用状況等の所定情報を生成し(図22のリソース管理部105で生成する)(ステップS2)、該所定情報を、通信制御部104、インタフェース106を介して他の無線基地局に送信する(ステップS3)。
図23(B)を参照すると、他の無線基地局において、前記第2のキャリアに関する所定情報(当該第2のキャリアの構成情報、又は、当該第2のキャリアの負荷情報又は、当該第2のキャリアのリソース使用状況)を受信するイベントが発生すると(ステップS11のYES)、前記所定情報をインタフェース106、通信制御部104で受信し(ステップS12)、該所定情報を参照して、第2のキャリアに関連して干渉レベル、負荷分散等の調整(スケジューリング)を行う(ステップS13)。前記実施形態では、前記第2のキャリアに関する所定情報を無線基地局間の伝送路X2を介して通信する例を示したが、無線基地局が上位装置である基地局制御局あるいは管理装置(MMEやO&M)に通知し、上位装置から他の無線基地局に通知するようにしてもよいことは勿論である。
前記実施形態におけるキャリアIDについては、無線基地局(eNB)間での情報交換のためだけでなく、無線基地局(eNB)と無線端末(UE)の間の情報交換にも使用できる。
例えば、eNBがUEに、初めに第2のキャリアに関する情報を通知する際に、当該第2のキャリアの構成情報として、周波数情報等を通知すると共に、キャリアIDも追加する。
これ以降、当該構成情報に変更がなければ、第2のキャリアに関する情報は、当該キャリアIDを用いて行う。
これにより、無線基地局(eNB)と無線端末(UE)間で通信する情報量を低減することができる。また、このとき、第1の識別子を持たない第2のキャリアだけでなく、第1の識別子を持つ第1のキャリアに対してもキャリアIDを付与する方法を用いてもよい。
さらに、前記実施形態では、無線通信システムとして3GPP LTEを想定して説明したが、本発明の対象はそれらに限定されることはなく、3GPP WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、GSM(Global System for Mobile communications)、WiMAX(Worldwide interoperability for Microwave Access)等にも適用可能である。
なお、上記の非特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
10、20 無線基地局
101 受信器
102 送信器
103 信号処理部
104 通信制御部
105 リソース管理部
106 インタフェース
107 負荷情報算出部
eNB1、2 無線基地局
UE ユーザ装置(端末)

Claims (7)

  1. 周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを同時に用いてキャリアアグリゲーションを行う無線端末に対して、他の無線基地局へハンドオーバを実行させる無線基地局であって、
    前記周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを束ねたキャリアセットの情報を、前記ハンドオーバのために前記他の無線基地局へ送信する手段を有し、
    前記キャリアセットの情報は、前記キャリアセットがどのキャリアを含むかを示す情報を含む、無線基地局。
  2. 前記キャリアセットの情報は、前記無線基地局と前記他の無線基地局との間のX2インタフェースを介して送信される請求項1記載の無線基地局。
  3. 前記キャリアセットの情報は、各キャリアのキャリア周波数番号(EUTRAN Absolute Radio Frequency Channel Number (EARFCN))を含む請求項1又は2に記載の無線基地局。
  4. 周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを同時に用いてキャリアアグリゲーションを行う無線端末に対して、他の無線基地局からのハンドオーバを実行させる無線基地局であって、
    前記周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを束ねたキャリアセットの情報を前記ハンドオーバのために前記他の無線基地局から受信する手段を有し、
    前記キャリアセットの情報は、前記キャリアセットがどのキャリアを含むかを示す情報を含む、無線基地局。
  5. 周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを同時に用いてキャリアアグリゲーションを行う無線端末に対して、他の無線基地局へハンドオーバを実行させる無線基地局の制御方法であって、
    前記周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを束ねたキャリアセットの情報を前記ハンドオーバのために前記他の無線基地局から受信し、
    前記キャリアセットの情報は、前記キャリアセットがどのキャリアを含むかを示す情報を含む、無線基地局の制御方法。
  6. 周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを同時に用いてキャリアアグリゲーションを行う無線端末に対して、他の無線基地局からのハンドオーバを実行させる無線基地局の制御方法であって、
    前記周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを束ねたキャリアセットの情報を前記ハンドオーバのために前記他の無線基地局から受信し、
    前記キャリアセットの情報は、前記キャリアセットがどのキャリアを含むかを示す情報を含む、無線基地局の制御方法。
  7. 第1の無線基地局と、
    第2の無線基地局と、
    を含み、周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを同時に用いてキャリアアグリゲーションを行う無線端末に対して、前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局へハンドオーバを実行させる通信システムであって、
    前記第1の無線基地局は、前記周波数及び種類が互いに異なる複数のキャリアを束ねたキャリアセットの情報を前記ハンドオーバのために前記第2の無線基地局へ送信する手段を有し、
    前記キャリアセットの情報は、前記キャリアセットがどのキャリアを含むかを示す情報を含む、通信システム。
JP2016223709A 2009-10-29 2016-11-17 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法 Active JP6269787B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009249499 2009-10-29
JP2009249499 2009-10-29

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015149160A Division JP6044683B2 (ja) 2009-10-29 2015-07-29 無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017254128A Division JP6428907B2 (ja) 2009-10-29 2017-12-28 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017063469A JP2017063469A (ja) 2017-03-30
JP6269787B2 true JP6269787B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=43922068

Family Applications (6)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011538457A Active JP5790504B2 (ja) 2009-10-29 2010-10-27 無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラム
JP2015149160A Active JP6044683B2 (ja) 2009-10-29 2015-07-29 無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラム
JP2016223709A Active JP6269787B2 (ja) 2009-10-29 2016-11-17 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法
JP2017254128A Active JP6428907B2 (ja) 2009-10-29 2017-12-28 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法
JP2018203892A Active JP6579251B2 (ja) 2009-10-29 2018-10-30 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法
JP2019155197A Active JP7088146B2 (ja) 2009-10-29 2019-08-28 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011538457A Active JP5790504B2 (ja) 2009-10-29 2010-10-27 無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラム
JP2015149160A Active JP6044683B2 (ja) 2009-10-29 2015-07-29 無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラム

Family Applications After (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017254128A Active JP6428907B2 (ja) 2009-10-29 2017-12-28 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法
JP2018203892A Active JP6579251B2 (ja) 2009-10-29 2018-10-30 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法
JP2019155197A Active JP7088146B2 (ja) 2009-10-29 2019-08-28 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法

Country Status (7)

Country Link
US (3) US10447441B2 (ja)
EP (2) EP2496034B1 (ja)
JP (6) JP5790504B2 (ja)
KR (3) KR101432687B1 (ja)
CN (2) CN108173635B (ja)
ES (1) ES2773761T3 (ja)
WO (1) WO2011052643A1 (ja)

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363885A (ja) * 1989-08-02 1991-03-19 Nec Corp フィルタリング方式
GB2458258A (en) 2008-02-04 2009-09-16 Nec Corp Method of controlling base station loading in a mobile communication system
US20110026482A1 (en) * 2008-03-27 2011-02-03 Postdata Co., Ltd. Method and apparatus for pilot signal transmission
JP5790504B2 (ja) * 2009-10-29 2015-10-07 日本電気株式会社 無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラム
US8873508B1 (en) 2010-10-21 2014-10-28 Sprint Spectrum L.P. Assigning a resource to a wireless communication device based on soft handoff capabilities
US8644178B1 (en) * 2011-01-20 2014-02-04 Sprint Spectrum L.P. Transmission of channel assignment messages based on wireless coverage area characteristics
US8825044B2 (en) 2011-03-10 2014-09-02 Sprint Spectrum L.P. Redirecting a wireless communication device to a different frequency
JP5631804B2 (ja) * 2011-04-26 2014-11-26 京セラ株式会社 基地局及びその制御方法
JP5667923B2 (ja) * 2011-04-26 2015-02-12 京セラ株式会社 基地局及びその制御方法
JP5833334B2 (ja) * 2011-04-26 2015-12-16 京セラ株式会社 基地局及びその制御方法
JP5536714B2 (ja) * 2011-05-31 2014-07-02 株式会社Nttドコモ 移動通信方法及び無線基地局
JP2012253407A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Ntt Docomo Inc 移動通信方法及び無線基地局
WO2013006379A1 (en) 2011-07-01 2013-01-10 Dinan Esmael Hejazi Synchronization signal and control messages in multicarrier ofdm
US8369280B2 (en) 2011-07-01 2013-02-05 Ofinno Techologies, LLC Control channels in multicarrier OFDM transmission
US8582527B2 (en) 2011-07-01 2013-11-12 Ofinno Technologies, Llc Hybrid automatic repeat request in multicarrier systems
KR101884332B1 (ko) * 2011-09-14 2018-08-01 삼성전자주식회사 무선통신 시스템에서 가상 셀 형성 방법 및 장치
JPWO2013042289A1 (ja) * 2011-09-21 2015-03-26 日本電気株式会社 移動通信システム、基地局、移動局、基地局の制御方法、及びプログラム
US8446844B1 (en) 2011-12-04 2013-05-21 Ofinno Technologies, Llc Handover in multicarrier wireless networks
KR20140120924A (ko) * 2012-01-29 2014-10-14 알까뗄 루슨트 시 분할 듀플렉스 무선 통신 시스템들을 위한 고 간섭 표시자
US9497756B2 (en) 2012-03-25 2016-11-15 Comcast Cable Communications, Llc Base station radio resource management
JP6045808B2 (ja) * 2012-04-06 2016-12-14 株式会社Nttドコモ ユーザ端末、無線基地局、及び無線通信方法
US9232503B2 (en) 2012-04-27 2016-01-05 Intel Corporation Apparatus and method for cell information indication in a wireless network
US9949265B2 (en) 2012-05-04 2018-04-17 Comcast Cable Communications, Llc Control channel in a wireless communication system
RU2633375C2 (ru) * 2012-06-05 2017-10-12 Сони Корпорейшн Устройство управления связью, базовая станция, оконечное устройство и способ управления связью
US9961687B2 (en) 2012-07-27 2018-05-01 Kyocera Corporation Base station and communication control method
EP2882245A4 (en) * 2012-08-02 2016-03-16 Mitsubishi Electric Corp COMMUNICATION SYSTEM
WO2014033813A1 (ja) * 2012-08-27 2014-03-06 富士通株式会社 無線通信システム及び基地局
US8937969B2 (en) * 2012-09-13 2015-01-20 Alcatel Lucent Enhanced inter-cell interference control
EP2906006B1 (en) * 2012-10-05 2018-08-15 NEC Corporation Carrier aggregation of cells operated by different radio stations
US9130829B2 (en) * 2012-10-19 2015-09-08 Alcatel Lucent Methods and systems for obtaining load information in networks
KR20150139825A (ko) * 2013-01-10 2015-12-14 엘지전자 주식회사 복수의 통신 시스템을 지원하는 융합 망에서 기지국 정보를 업데이트하는 방법 및 이를 위한 장치
JP6116939B2 (ja) * 2013-02-28 2017-04-19 株式会社Nttドコモ 無線基地局
CN104066093B (zh) 2013-03-18 2018-03-23 财团法人工业技术研究院 无线通信系统的干扰管理方法、锚点设备、基站及其系统
US9854595B2 (en) 2013-07-01 2017-12-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Scheduling and admission of radio bearers in a communications system applying carrier aggregation
EP3065457B1 (en) 2013-10-28 2019-11-20 Nec Corporation Load balancing using a determination algorithm corresponding to a physical type of a backhaul line
US9525536B1 (en) * 2013-11-22 2016-12-20 Sprint Spectrum L.P. Resource management based on coverage comparison
JP6199779B2 (ja) * 2014-03-19 2017-09-20 Kddi株式会社 処理装置、通信システムおよび通信方法
CN105376799B (zh) * 2014-08-25 2019-11-05 南京中兴软件有限责任公司 一种载波间的负荷调整方法、装置和系统
CA2969344C (en) * 2014-12-09 2021-07-06 University Of South Australia Multicarrier communications system
WO2018029854A1 (ja) 2016-08-12 2018-02-15 富士通株式会社 無線基地局、無線装置、無線制御装置、無線通信システム、通信方法および無線端末
CN108235417B (zh) * 2016-12-22 2021-03-30 华为技术有限公司 下行传输方法、基站和终端设备
JP6814280B2 (ja) 2017-03-23 2021-01-13 京セラ株式会社 通信制御方法、無線端末、及び基地局
EP3863364B1 (en) * 2017-08-04 2023-10-04 LG Electronics Inc. Methods for transmitting and receiving signal based on lte and nr in wireless communication system and apparatuses therefor
EP3664501A4 (en) * 2017-08-11 2020-07-15 Huawei Technologies Co., Ltd. MEASURING METHOD, DEVICE, AND SYSTEM
JP6840653B2 (ja) * 2017-11-17 2021-03-10 株式会社Kddi総合研究所 無線通信システム、制御装置、基地局装置、端末装置、無線通信品質測定方法及びコンピュータプログラム
JP7179651B2 (ja) 2019-02-27 2022-11-29 三菱重工業株式会社 タービン静翼、及び蒸気タービン
WO2020209996A1 (en) * 2019-04-09 2020-10-15 Commscope Technologies Llc Radio environment monitoring in a base station using a mobile chip
US11240808B2 (en) * 2020-02-14 2022-02-01 Exfo Oy Method and arrangement for identity collection
US20210360474A1 (en) * 2020-05-15 2021-11-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods and apparatus for network load balancing optimization
EP4286727B1 (de) 2022-06-02 2024-05-01 AVS, Ingenieur J.C. Römer GmbH Steckeinsatz und verfahren zur herstellung eines steckeinsatzes

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050093291A1 (en) 1998-05-20 2005-05-05 Barnhart Thomas L. Hidden image game piece
US7239621B2 (en) * 2001-12-04 2007-07-03 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Physical channel relation system/method for use in cellular telecommunications network
JP4550886B2 (ja) * 2004-04-15 2010-09-22 クゥアルコム・インコーポレイテッド 多搬送波通信方法及び装置
CN101098294B (zh) * 2006-06-26 2010-05-12 大唐移动通信设备有限公司 高速下行链路分组接入技术中载波分配的方法和装置
US8665799B2 (en) * 2006-09-14 2014-03-04 Qualcomm Incorporated Beacon assisted cell search in a wireless communication system
JP4976505B2 (ja) 2007-01-13 2012-07-18 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおける多重周波数帯域を使用する信号送受信方法及びそのシステム
GB2454820B (en) * 2007-11-13 2009-10-07 Hadley Ind Overseas Holdings L Sheet material
JP2009249499A (ja) 2008-04-07 2009-10-29 An Tec:Kk 透析機器用抗菌洗浄剤
US8050369B2 (en) * 2008-04-14 2011-11-01 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System and method of receiving and processing multicommunication signals
US8537802B2 (en) * 2008-07-23 2013-09-17 Marvell World Trade Ltd. Channel measurements in aggregated-spectrum wireless systems
US8687545B2 (en) * 2008-08-11 2014-04-01 Qualcomm Incorporated Anchor carrier in a multiple carrier wireless communication system
KR101089838B1 (ko) * 2008-08-13 2011-12-05 한국전자통신연구원 캐리어 집성을 사용하는 통신 시스템 및 상기 통신 시스템에 속하는 기지국 및 단말
KR101600853B1 (ko) * 2008-08-27 2016-03-08 엘지전자 주식회사 멀티 캐리어 통신시스템에서 핸드오버 지원 방법 및 장치
US8724565B2 (en) * 2008-10-15 2014-05-13 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for sending and receiving multi-carrier information in multi-carrier communication system
TWI552630B (zh) * 2008-10-20 2016-10-01 內數位專利控股公司 載波聚合控制頻道信令及獲得
US8934395B2 (en) * 2008-10-24 2015-01-13 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for uplink network MIMO in a wireless communication system
US8804631B2 (en) * 2009-03-02 2014-08-12 Mediatek Inc. Method and apparatus for communicating carrier configuration in multi-carrier OFDM systems
CN101505538A (zh) * 2009-03-13 2009-08-12 中兴通讯股份有限公司 一种多载波随机接入的方法和系统
CN102415155B (zh) * 2009-03-13 2015-08-19 Lg电子株式会社 考虑上行链路/下行链路分量载波设定所执行的切换
US8620334B2 (en) * 2009-03-13 2013-12-31 Interdigital Patent Holdings, Inc. Method and apparatus for carrier assignment, configuration and switching for multicarrier wireless communications
US8559387B2 (en) * 2009-05-04 2013-10-15 Blackberry Limited Indicating radio access technology information to mobile stations system and method
EP2443860B1 (en) * 2009-06-18 2014-04-09 Nokia Solutions and Networks Oy A method and apparatus for transmitting load information among nodes in a radio system in MAC control elements
US9014138B2 (en) * 2009-08-07 2015-04-21 Blackberry Limited System and method for a virtual carrier for multi-carrier and coordinated multi-point network operation
US8194603B2 (en) * 2009-08-18 2012-06-05 Motorola Mobility, Inc. Subframe component reduction and notification in a heterogeneous wireless communication system
US8229412B2 (en) * 2009-10-02 2012-07-24 Sharp Laboratories Of America, Inc. Determining whether system information can be reused and managing system information in a wireless communication system
CN102055700B (zh) * 2009-10-28 2015-06-03 中兴通讯股份有限公司 载波聚合中分量载波配置的方法及装置
JP5790504B2 (ja) * 2009-10-29 2015-10-07 日本電気株式会社 無線通信システム、無線通信方法、無線局、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011052643A1 (ja) 2011-05-05
KR20140043481A (ko) 2014-04-09
EP2496034A1 (en) 2012-09-05
JP6579251B2 (ja) 2019-09-25
EP2496034A4 (en) 2017-07-12
JPWO2011052643A1 (ja) 2013-03-21
CN108173635A (zh) 2018-06-15
JP7088146B2 (ja) 2022-06-21
US20120213123A1 (en) 2012-08-23
JP6428907B2 (ja) 2018-11-28
KR101432687B1 (ko) 2014-08-25
JP5790504B2 (ja) 2015-10-07
KR101432692B1 (ko) 2014-08-25
JP2017063469A (ja) 2017-03-30
KR20130119000A (ko) 2013-10-30
KR101367239B1 (ko) 2014-02-25
EP2496034B1 (en) 2019-11-20
KR20120081184A (ko) 2012-07-18
US20190393997A1 (en) 2019-12-26
JP2018074610A (ja) 2018-05-10
US11991099B2 (en) 2024-05-21
US11569948B2 (en) 2023-01-31
EP3606167A1 (en) 2020-02-05
JP2019220976A (ja) 2019-12-26
JP2019033540A (ja) 2019-02-28
CN102598823A (zh) 2012-07-18
CN108173635B (zh) 2022-05-10
JP2015233314A (ja) 2015-12-24
US20230132975A1 (en) 2023-05-04
JP6044683B2 (ja) 2016-12-14
ES2773761T3 (es) 2020-07-14
US10447441B2 (en) 2019-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6579251B2 (ja) 通信システム、無線基地局、および無線基地局の制御方法
US20200163143A1 (en) Apparatus configured to report aperiodic channel state information for dual connectivity
JP5213279B2 (ja) コンピューティングデバイスおよび装置
JP6204693B2 (ja) 無線基地局及び無線通信方法
US9642135B2 (en) Method and apparatus for management of protected resource in a heterogeneous network
KR20160128371A (ko) 다수의 이벤트에 기초한 측정치 리포팅을 사용하는 핸드오버를 위한 사용자 장비 및 방법
KR20150010560A (ko) 무선 통신 시스템의 협력 통신 방법 및 장치
JP6612554B2 (ja) 無線基地局、ユーザ端末、無線通信方法
US10555248B2 (en) Method, system and devices for enabling a network node to perform a radio operation task in a telecommunication network

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6269787

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150