JP6269757B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本開示は、基板上に複数の発光素子を備えた発光装置に関する。
近年、基板上に複数の発光素子を配置したCOB(Chip On Board)型の発光装置が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。COB型の発光装置では、基板上に配線が設けられ、複数の発光素子と当該配線とが電気的に接続される。また、COB型の発光装置は、基板上に多数の発光素子を配置することで、高い光出力を得ることができる。
特開2013−69824号公報
特許文献1に記載されたようなCOB型の発光装置において、更に高出力を得るために、発光素子を狭ピッチで配置したり、複数の発光装置を並列に配置して用いる場合は十分な沿面距離を確保する必要があるので、発光素子を基板の周縁の間際まで配置したりすると、基板上に配線のための領域を確保することが難しくなる。その対策として、例えば、実装基板として多層配線基板を用いることが考えられるが、多層配線基板は、多層配線の層間に比較的熱伝導性の低い絶縁材料が用いられるため、放熱性が悪くなる。このため、多層配線基板は、多数の発光素子が配置されて発熱量が多くなるCOB型の発光装置には不向きである。
本開示に係る実施形態は、複数の発光素子を高密度に配置可能な発光装置を提供することを課題とする。
本開示の実施形態に係る発光装置は、基板と、前記基板上に設けられ、互いに離間して配置される複数の電極からなる第1配線と、前記基板上に実装され、前記第1配線と電気的に接続される複数の発光素子と、前記発光素子の上方に設けられる第1透光性部材と、前記第1透光性部材の下面に設けられ、前記第1配線の所定の前記電極間を電気的に接続する第2配線と、を備える。
本開示の実施形態に係る発光装置によれば、複数の発光素子を高密度に配置可能である。
第1実施形態に係る発光装置の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る発光装置から第1透光性部材を除いた構成を示す平面図である。 第1実施形態に係る発光装置における第1透光性部材の構成を示す平面図である。 第1実施形態に係る発光装置の構成を示す断面図であり、図1のIIC−IIC線における断面を示す。 第1実施形態に係る発光装置において、第2配線の第1変形例を示す平面図である。 第1実施形態に係る発光装置において、第2配線の第2変形例を示す平面図である。 第1実施形態に係る発光装置において、第2配線の第3変形例を示す平面図である。 第1実施形態に係る発光装置において、第2配線の第4変形例を示す平面図である。 第1実施形態に係る発光装置において、第2配線の第5変形例を示す平面図である。 第1実施形態に係る発光装置において、第1透光性部材の変形例を示す斜視図である。 第2実施形態に係る発光装置の構成を示す断面図である。 第2実施形態に係る発光装置において、第2透光性部材の変形例を示す断面図である。 第3実施形態に係る発光装置から第1透光性部材を除いた構成を示す平面図である。 第3実施形態に係る発光装置における第1透光性部材の構成を示す平面図である。 第4実施形態に係る発光装置から第1透光性部材を除いた構成を示す平面図である。 第4実施形態に係る発光装置における第1透光性部材の構成を示す平面図である。 第1実施形態に係る発光装置を用いた光源装置の構成を示す平面図である。
以下、実施形態に係る発光装置について説明する。
なお、以下の説明において参照する図面は、実施形態を概略的に示したものであるため、各部材のスケールや間隔、位置関係などが誇張、あるいは、部材の一部の図示が省略されている場合がある。また、平面図とその断面図において、各部材のスケールや間隔が一致しない場合もある。また、以下の説明では、同一の名称及び符号については原則として同一又は同質の部材を示しており、詳細な説明を適宜省略することとする。
また、説明の便宜上、各図においてXYZ座標軸を用いて観察方向を示している。
ここで、実装基板の発光素子を実装する面をXY平面に平行な面とし、発光素子が実装された面を上面とし、上方向をZ軸の+方向とするように座標軸を定めている。
なお、以下に説明する各実施形態及び変形例の構成は、他の実施形態及び変形例にも適用可能である。
<第1実施形態>
[発光装置の構成]
第1実施形態に係る発光装置の構成について、図1〜図2Cを参照して説明する。
なお、図2A及び図2Bは平面図であるが、図2Aにおいては、第1配線にハッチングを施して示しており、図2Bにおいては、第2配線にハッチングを施して示している。
本実施形態に係る発光装置100は、平面視形状が略長方形の基体21の上面に第1配線22が設けられた実装基板2と、実装基板2の上面に実装された複数の発光素子1と、発光素子1が実装された領域の上方を覆うように設けられ、下面側に第2配線4を有する板状の第1透光性部材3と、を主な構成部材として備えている。
発光素子1は、第1配線22と第2配線4とによって配線され、実装基板2の一方の端部に設けられたコネクタ(給電端子)23から電力を供給されることで発光するように構成されている。また、第1透光性部材3は、支持部材5によって実装基板2に取り付けられており、第1配線22と第2配線4とは、支持部材5を介して電気的に接続されている。また、実装基板2には、保護素子7が設けられている。
なお、実装基板2と第1透光性部材3との間の空間は空気層となっているが、当該空間に透光性部材を設けて発光素子1を被覆、好ましくは封止するようにしてもよい。実装基板2と第1透光性部材3との間が空気層となる場合は、実装基板2と第1透光性部材3は完全に密封されず、発光装置100は非気密であることが好ましい。これにより、発光装置100の中に僅かな水分があったとしても、実装基板2と第1透光性部材3とを接合し乾燥させる際の熱でその水分を蒸発させ、蒸発された水分を実装基板2と第1透光性部材3との隙間から外部に取り出すことができる。したがって、実装基板2の金属配線等が水分等によって腐食されることを防ぐことができ、信頼性の高い発光装置とすることができる。
以下、各構成について順次に詳細に説明する。
実装基板2は、平面視形状が略矩形である板状の基体21と、基体21の上面に設けられた第1配線22と、基体21の上面のY軸方向の一端に設けられたコネクタ23とを備えている。
基体21は、セラミックスや樹脂などの絶縁性材料、表面に絶縁膜が設けられた金属板などを用いることができる。基体21は、平面視における矩形形状の三隅に、光源装置などの上位の装置の取付台などにネジ止めなどによって取り付けるための貫通孔21a、切欠部21b,21cを有している。
第1配線22は、CuやAlなどの導電性及び熱伝導性の良好な金属を好適に用いることができる。第1配線22は、互いに離間して配置される複数の電極で構成されている。具体的には、第1配線22は、X軸方向に長い長尺形状の電極221〜227と、電極227のX軸方向の上部及び下部に対向して配置される電極228及び電極229とを有している。これらの電極221〜229は、互いに離間して配置されている。電極221〜227は、基体21のX軸方向の略全長に渡る長さを有している。また、電極227〜229は、互いに離間したまま基体21の左端に設けられたコネクタ23に向かって延伸し、それぞれコネクタ23の対応する電極23aと電気的に接続されている。
例えば、電極227は正極(アノード)側の電極23aと接続され、電極228,229は負極(カソード)側の電極23aと接続されている。
電極222〜227には、それぞれに18個の発光素子1がX軸方向に一列に配置されている。また、これらの発光素子1は、下面側の素子電極が半田などの導電性接合部材を用いて、電極222〜227と接合され、上面側の素子電極がワイヤ6を用いて、隣接する電極221〜226と電気的に接続されている。従って、同じ電極222〜227上に配置されている発光素子1同士は並列に電気接続され、異なる電極222〜227上に配置されている発光素子1同士は直列に電気接続されている。
第1配線22のY軸方向の一端側に設けられた電極228,229上と、第1配線22の他端側に設けられた電極221上とには、それぞれ導電性を有する支持部材5が設けられている。
また、第1配線22の所定の電極間として、電極221と電極228,229との間が、第2配線4によって電気的に接続されている。具体的には、電極221は、電極221上に設けられた支持部材5、第1透光性部材3の下面に設けられた第2配線4及び電極228,229上に設けられた支持部材5を介して、電極228,229と電気的に接続されている。
また、電極227と電極228との間、及び電極227と電極229との間には、それぞれ保護素子7が設けられている。
コネクタ(給電端子)23は、外部電源を接続して、第1配線22、支持部材5、発光素子1、ワイヤ6、第2配線4からなる回路に電力を供給するための端子である。コネクタ23の形状は特に限定されるものではない。また、給電端子として、コネクタ23に代えて、電極227〜229のそれぞれに、例えば、半田付けなどによってリード線を接続するためのパッド領域を設けるようにしてもよい。
なお、本実施形態のコネクタ23は、給電用の正と負の端子を備えているが、正極側の給電端子となるコネクタと、負極側の給電端子となるコネクタとを離間して設けるようにしてもよい。
また、コネクタ23を、第1透光性部材3と隣接する位置に配置して、第1配線22だけでなく、第2配線4とコネクタ23の対応する電極23aとが直接に接続されるようにしてもよい。
また、本実施形態のように、一方向(Y軸方向)に配列された複数の発光素子1が直列接続されている場合は、実装基板2の当該配列方向の一端側に正負の給電端子を設けるためには、他端側から一端側に配線を設ける必要がある。ここで、平面視で当該一方向と直交する方向(X軸方向)に発光素子1が高密度に配置されている場合は、実装基板2の上面の発光素子1の間に配線を設けることが困難となる。本実施形態では、発光素子1の上方を覆う第1透光性部材3に、実装基板2の他端側と一端側とを接続する第2配線4を設けるため、発光素子1を高密度に配置することができる。
また、正負の給電端子を有するコネクタ23を一箇所に設けることで、外部電源と接続するための配線を、実装基板2の一端にまとめることができるため、発光装置100を光源装置などの上位の装置へ取り付けるのが容易となる。
発光素子1は、実装基板2の上面に複数個が2次元(X軸方向及びY軸方向)に配列するように実装されている。本実施形態では、X軸方向に18個、Y軸方向に6個が配列されている。発光素子1は、下面と上面とにそれぞれ異なる極性の素子電極が設けられており、下面側の素子電極が、当該発光素子1が配置されている第1配線22と半田などの導電性接合部材を用いて電気的及び機械的に接合され、上面側の素子電極がワイヤ6を用いて、隣接して配置されている第1配線22と電気的に接続されている。例えば、電極222上に配置されている発光素子1は、下面側の素子電極が、電極222と導電性接合部材を用いて接合され、上面側の素子電極が、電極221とワイヤ6を用いて接続されている。
発光素子1は、X軸方向に配列された18個の素子列ごとに、電極222〜227の何れか1つの上面に配置され、電気的に並列接続されている。また、Y軸方向に配列された6個の発光素子1同士は、それぞれ異なる電極222〜227上に配置され、電気的に直列接続されている。
また、前記したように、電極221と、電極228,229とは、支持部材5及び第2配線4を介して電気的に接続されているため、電極227と、電極228,229との間に電圧を印加することで、全ての発光素子1を発光させることができる。
なお、発光素子1は、正負の素子電極が上面側と下面側とに分かれて設けられたものに限定されず、一方の面側に正負の素子電極が設けられるものであってもよい。発光素子1の正負の素子電極が下面側に設けられている場合は、電極221〜227の互いに隣接して配置されている一対の電極間にフリップチップ型で実装することができる。また、発光素子1の正負の素子電極が上面側に設けられている場合は、電極221〜227の互いに隣接して配置されている一対の電極の一方に下面側をダイボンドするとともに、上面側に設けられた正負の素子電極と対応する極性の電極とをそれぞれワイヤを用いて、電気的に接続することができる。
発光素子1は、LED(発光ダイオード)などの発光構造を有する半導体積層体を備える半導体発光素子を用いることができる。半導体積層体には、GaN、GaAs、AlInGaPのように、半導体発光素子に適した材料を用いることができる。特に、可視光ないし近紫外領域の波長で発光可能な、InAlGa1−X−YN(0≦X、0≦Y、X+Y<1)で表されるGaN系化合物半導体を好適に用いることができる。
第1透光性部材3は、発光素子1が配置された領域の上方全体を覆うように設けられるカバー部材であり、導電性を有する4個の支持部材5を用いて実装基板2に取り付けられている。また、第1透光性部材3の下面側には、Y軸方向の両端に配置された支持部材5間が導通するように、第2配線4が設けられている。
本実施形態の第1透光性部材3は、上面側に、一方向(X軸方向)に延伸する6個の半円筒状(シリンドリカル)のレンズ31が、複数の列状に配列して設けられている。また、第1透光性部材3のY軸方向の両端には、平坦部32が設けられており、その上面及び下面が支持部材5に挟持されている。
第1透光性部材3としては、ガラスや樹脂などの絶縁性を有する透光性材料を用いることができる。第1透光性部材3は、発光素子1からの光を60%以上透過するもの、さらに、90%以上を透過するものが好ましい。これにより発光素子1からの光を第1透光性部材3を透過して効率良く取り出すことができる。
レンズ31は、発光素子1の配光特性を調整するために設けられている。また、半円筒状の各レンズ31は、X軸方向に配列された発光素子1の素子列ごとに対応して設けられており、当該発光素子1の配列方向と、レンズ31の延伸軸とが平行で、かつ、レンズ31の光軸31aが、対応する発光素子1の光軸、すなわち発光素子1のY軸方向の幅の中心軸と一致するように配置することが好ましい。この場合の発光素子1の「光軸」とは、発光素子1の中心を通り出射面に垂直な直線を指し、「一致」とはレンズ31の光軸と発光素子1の光軸とが完全に一致する場合のほか、両光軸のずれが50μm未満である場合、好ましくは10μm未満である場合が含まれる。また、高さ方向(Z軸方向)について、レンズ31の焦点が、発光素子1の上面と一致するように配置することが好ましい。これによって、発光素子1の配光特性を良好に調整することができる。
なお、第1透光性部材3は、レンズ31を有さない平板状であってもよい。
第2配線4は、第1透光性部材3の下面に設けられる配線パターンである。第2配線4は、電極221と電極228,229との間を、支持部材5を介して電気的に接続するために設けられている。
第2配線4は、第1透光性部材3を実装基板2に取り付けたときに、平面視で、発光素子1の光軸を避けて配置され、発光素子1が配置された領域と重なる領域を避けて配置することがより好ましい。このために、本実施形態の第2配線4は、平面視で、発光素子1が配置された領域と重なる領域に開口部4aが設けられている。これによって、発光素子1からの光を第1透光性部材3を透過して効率よく外部に取り出すことができる。
第2配線4は、光取り出し効率を高めるために、透光性を有する導電材料を用いることが好ましいが、電気抵抗を低く抑えるために、透光性を有さない導電材料を用いることもできる。特に、平面視において、開口部4aの面積が発光素子1の面積に比べて小さい場合には、第2配線4を透光性を有する導電材料で形成することが好ましい。
なお、第2配線4に用いられる透光性を有さない導電材料としては、Cu,Al,Auなどの金属やこれらの金属を主成分とする合金を挙げることができる。金属材料を用いる場合は、スパッタリング法やメッキ法などによって、第1透光性部材3の下面に第2配線4を形成することができる。また、打ち抜き加工やエッチング加工を施すことによってパターニングした金属板ないし金属箔を、第1透光性部材3の下面に貼付することで、第2配線4を形成してもよい。
また、第2配線4に用いられる透光性を有する導電材料としては、金属薄膜や導電性金属酸化物を挙げることができる。更に、導電性金属酸化物としては、Zn、In、Sn、Ga及びTiからなる群から選択された少なくとも1種の元素を含む酸化物が挙げられる。具体的には、ZnO、AZO(AlドープZnO)、IZO(InドープZnO)、GZO(GaドープZnO)、In、ITO(SnドープIn)、IFO(FドープIn)、SnO、ATO(SbドープSnO)、FTO(FドープSnO)、CTO(CdドープSnO)、TiOなどの導電性金属酸化物がある。なかでも、ITOは、可視光において高い透光性を有し、導電率の高い材料であることから、第2配線4として好適な材料である。
このような材料を用いる場合は、例えば、スパッタリング法などによって第1透光性部材3の下面に成膜し、フォトリソグラフィ法によって形成したマスクを用いたエッチング法やリフトオフ法によってパターニングすることで、第2配線4を形成することができる。
支持部材5は、実装基板2の上面に設けられた第1配線22のY軸方向の両端に配置された電極221及び電極228,229上に設けられ、第1透光性部材3を実装基板2に取り付けるための部材である。支持部材5は、CuやAlなどの金属材料を用いて形成され、電極221及び電極228,229上に、半田などの導電性接合部材を用いて電気的及び機械的に接合される。また、支持部材5は、第1透光性部材3の平坦部32を上下方向(Z軸方向)に挟持し、当該第1透光性部材3を挟持した部分において、第1透光性部材3の下面に設けられた第2配線4と導通する。
なお、第2配線4を介して、Y軸方向の両端を電気的に接続するためには、支持部材5は、各端部に少なくとも1個ずつ備えればよい。
また、支持部材5に代えて、第1透光性部材3のY軸方向の両端が下方に折れ曲がるように形成し、当該折れ曲がった端部で実装基板2と接合するようにしてもよい。この場合は、第2配線4と第1配線22の対応する電極とが直接接合するようにすればよい。
ワイヤ6は、発光素子1と第1配線22とを電気的に接続するための配線である。ワイヤ6としては、Au,Cu,Alなどのワイヤボンディングに用いられる金属線を用いることができる。
保護素子7は、発光素子1を過電圧などから保護するために設けることが好ましい。保護素子7としては、ツェナーダイオードを好適に用いることができるが、バリスタやキャパシタなどを用いることもできる。
本実施形態では、保護素子7は、電極227と電極228との間、及び電極227と電極229との間に設けられている。
[発光装置の動作]
次に、第1実施形態に係る発光装置100の動作について、図1〜図2Cを参照して説明する。なお、第2配線4が透光性を有する場合について説明する。
発光装置100は、コネクタ23に外部電源が接続されると、発光素子1、第1配線22、支持部材5、ワイヤ6及び第2配線4からなる回路に電力が供給され、発光素子1が発光する。発光素子1から発した光は、第2配線4及び第1透光性部材3を透過して、発光装置100の外部に取り出される。このとき、発光素子1の直上領域においては、第2配線4の開口部4aが設けられているため、開口部4aに入射した光は、良好に外部に取り出される。
また、発光素子1から発した光は、第1透光性部材3のレンズ31によって配光特性が調整されて発光装置100から取り出される。
[発光装置の製造方法]
次に、第1実施形態に係る発光装置100の製造方法について、図1〜図2C参照して説明する。
発光装置100の製造方法は、実装基板準備工程と、第1透光性部材準備工程と、発光素子実装工程と、第1透光性部材取付工程と、を含んでいる。
実装基板準備工程は、実装基板2を準備する工程である。実装基板2は、貫通孔21a、切欠部21b,21cを形成した板状の基体21の上面に、例えば、プリント基板の作製と同様の工法によって、第1配線22を形成し、更にコネクタ23を半田付けなどによって接合することで形成することができる。
第1透光性部材準備工程は、下面に第2配線4を設けた第1透光性部材3を準備する工程である。第1透光性部材3は、例えば、ガラスを用いて、射出成型法、圧縮成形法、トランスファーモールド法などによって形成することができる。
また、第2配線4は、第1透光性部材3の下面側に、例えば、ITOなどの透光性導電材料を用いて、スパッタリング法などによって形成することができる。
発光素子実装工程は、実装基板2に複数の発光素子1を実装する工程である。発光素子1は、まず、一方の電極が設けられた下面を第1配線22と対向させて、半田などの導電性接合部材を用いて、第1配線22の所定の電極222〜227にダイボンドする。次に、発光素子1の上面に設けられた他方の電極と、第1配線22の対応する電極221〜226の何れかとワイヤ6を用いて電気的に接続する。これによって、発光素子1は実装基板2に実装される。
第1透光性部材取付工程は、下面に第2配線4が設けられた第1透光性部材3を、実装基板2に取り付ける工程である。
この工程では、まず、支持部材5が、第1透光性部材3の平坦部32を挟持するように取り付ける。なお、支持部材5は、例えば、プレス加工などの板金加工によって形成することができる。また、支持部材5は、圧着などにより第1透光性部材3へ取り付けることができる。
次に、支持部材5を、第1配線22に、半田などの導電性接合部材を用いて接合する。これによって、第1透光性部材3を実装基板2に取り付けることができる。
以上の工程を行うことで、発光装置100を製造することができる。
<変形例>
次に、第1実施形態に係る発光装置100の各部材の変形例について説明する。
[第2配線の変形例]
第2配線の変形例について、図3A〜図3Eを参照して説明する。
なお、図3A〜図3Eは平面図であるが、第2配線にハッチングを施して示している。また、図3Aでは、参考のため、発光素子1の大きさと配置される位置とを破線で示している。
(第1変形例)
図3Aに示した第1変形例に係る第2配線4Aは、発光素子1の光軸、すなわち平面視で発光素子1の中心とその近傍領域に、開口部4Aaを設けるものである。発光素子1からの光量が特に多い光軸及びその近傍領域に開口部4Aaを設けることで、第2配線4Aによる光の吸収や反射で損失する光量を低減するとともに、第2配線4AのX軸方向の有効幅を広くできるため、配線抵抗を低減することができる。従って、特にX軸方向に発光素子1を高密度に配置した場合であっても、第2配線4Aの配線幅が狭くなり過ぎず、良好な導電性を確保することができる。
なお、開口部4Aaの幅は、発光素子1の幅よりも狭ければよく、例えば、発光素子1の幅の1/4以上の幅とすることが好ましい。このような幅とすることによって、発光素子1からの光を良好に第1透光性部材3を通して外部に取り出すことができる。
(第2変形例)
図3Bに示した第2変形例に係る第2配線4Bは、X軸方向について、発光素子1が配置された領域に開口部4Baを設けている。従って、第2配線4Bは、Y軸方向に延伸する縞状の配線パターンを有している。これによって、Y軸方向に発散する光を、第2配線4Bの影響なく外部に取り出すことができる。
なお、開口部4BaのX軸方向の幅を、発光素子1の幅と同じではなく、第1変形例の第2配線4Aの開口部4Aaと同様に、発光素子1の光軸を含む狭い幅にしてもよい。
(第3変形例)
図3Cに示した第3変形例に係る第2配線4Cは、平面視において、複数の発光素子1のチップ間の領域も含めた実装領域である第1透光性部材3の中央領域に開口部4Caが設けられている。言い換えれば、複数の発光素子1の実装領域の外側である第1透光性部材3の下面の端部のみに第2配線4Cが設けられている。このため、発光素子1からの光は、第2配線4Cの影響を殆ど受けることなく、第1透光性部材3を通して外部に取り出すことができる。また、第2配線4Cは、発光素子1の実装領域の端部に設けられるため、導電性の高い金属材料を用いることで、配線抵抗の低減と良好な光取り出し効率とを両立することができる。
(第4変形例)
図3Dに示した第4変形例に係る第2配線4Dは、第1透光性部材3の下面に代えて、第1透光性部材3の側面に設けられている。このため、発光素子1からの光は、第2配線4Dの影響を受けることなく、第1透光性部材3を通して外部に取り出すことができる。また、第2配線4Dとして、透光性を有さない金属材料を用いることで、配線抵抗の低減と良好な光取り出し効率とを両立することができる。
なお、本例において、支持部材5は、第1透光性部材3の平坦部32のX軸方向の側面と接触して第2配線4Dと導通するように設けられている。
また、前記した第2配線4,4A〜4Cにおいて、第1透光性部材3のX軸方向の側面に第2配線4Dと同じ配線パターンを付加してもよい。これによって、光取り出しに影響を与えることなく、配線抵抗を低減することができる。
(第5変形例)
図3Eに示した第5変形例に係る第2配線4Jは、第1透光性部材3の下面の略全体を被覆するように設けるものである。すなわち、第2配線4Jは、発光素子1の光軸を避けないで、平面視で発光素子1の中心を含む領域にも配置されている。発光素子1の光軸を避けないで第2配線4Jを配置することで、第2配線4Jによる吸収や反射によって発光素子1からの光の損失が増加するが、第1透光性部材3の下面の広範囲に配置することで、第2配線4Jの配線抵抗を低くすることができる。このため、投入する電力に対する発光装置100の発光効率を高めることができる。
(その他の変形例)
また、例えば、図2Bに示した第2配線4のように第2配線が開口部を有する場合であっても、発光素子1の光軸を避けずに第2配線を配置するようにしてもよい。言い換えれば、発光素子1の光軸を避けて第2配線の開口部を配置するようにしてもよい。
[第1透光性部材の変形例]
次に、第1透光性部材の変形例について、図4を参照して説明する。
図4に示した変形例に係る第1透光性部材3Eは、図1に示した第1透光性部材3における半円筒状のレンズ31に代えて、平面視においてY軸方向に細長い半楕円体状の凸レンズであるレンズ31Eが2次元配列されたフライアイレンズを有するように構成したものである。レンズ31Eの配列ピッチは、X軸方向及びY軸方向について発光素子1の配列ピッチと一致するように設けられている。すなわち、発光素子1ごとに1個のレンズ31Eが対応しており、個々のレンズ31Eの光軸は、対応する発光素子1の光軸と一致するように設けられている。
このように、第1透光性部材3Eに半楕円体状のレンズ31Eを設けることで、発光素子1のY軸方向の配光特性に加えて、X軸方向の配光特性も調整することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る発光装置について、図5Aを参照して説明する。
第2実施形態に係る発光装置100Fは、第1実施形態に係る発光装置100に対して、発光素子1を被覆する第2透光性部材8を更に備えるものである。
発光装置100Fは、実装基板2と第1透光性部材3との間の空間に、第2透光性部材8を充填して、発光素子1を封止するように構成されている。
第2透光性部材8は、実装基板2の上面に設けられた発光素子1やワイヤ6などを封止し、塵芥、水分、ガス、外力などから保護するための透光性を有するものである。
第2透光性部材8の材料としては、良好な透光性、耐候性及び耐光性を有するものが好ましく、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂などを好適に用いることができる。また、このような樹脂材料に、適宜に、波長変換物質(蛍光体)、着色剤、光拡散性物質、その他のフィラーを含有させてもよい。また、第2透光性部材8は樹脂材料に限定されず、ガラス、シリカゲルなどの耐光性に優れた無機材料を用いることもできる。
本実施形態の第1透光性部材3は、その下面が発光素子1と上下方向に離間するように設けられており、発光素子1の上面及び側面が、第2透光性部材8によって封止されている。また、発光素子1として、例えばフリップチップ型のように、上面側が平坦な発光素子を用いる場合には、第1透光性部材3を、その下面が発光素子1の上面と接するように配置し、発光素子1の側面を第2透光性部材8で被覆することで、発光素子1を封止するように構成してもよい。
発光装置100Fは、第2透光性部材8と第1透光性部材3との間に空気層を有さないように構成されているが、発光素子1などの保護を目的とする場合は、第2透光性部材8は、発光素子1などを被覆するように、好ましくは封止するように設けられればよい。従って、第2透光性部材8と第1透光性部材3との間に隙間、すなわち空気層を有していてもよい。但し、実装基板2と第1透光性部材3との間に空気層を有さないように構成することが好ましい。また、実装基板2と第1透光性部材3との間に第2透光性部材8を注入する際に、発光装置100Fは液状の樹脂材料が溢れ出しにくい構成を備えることが好ましい。液状の樹脂材料が溢れ出しにくい構成の例としては、実装基板2の上面のうち第1透光性部材3の周縁の下方に位置する領域に粗面化処理を施したり、樹脂溜まりのための凹部を形成する。このような構成を備えることにより、液状の樹脂材料が外部に流出することを抑制することができる。
異なる屈折率の媒体の界面があると、当該界面で光の一部が反射される。従って、第2透光性部材8と第1透光性部材3との間に空気層があると、発光素子1からの光の一部は、第2透光性部材8と当該隙間である空気層との界面、及び当該空気層と第1透光性部材3又は第2配線4との界面で反射される。界面で反射される光量は、界面の両側の媒体の屈折率差が大きいほど多くなる。
第2透光性部材8と第1透光性部材3又は第2配線4との間に空気層を有さないように構成することで、発光素子1からの光が透過すべき界面が1つ減少する。また、第2透光性部材8として用いられる樹脂やガラスなどの材料は、空気よりも第1透光性部材3及び第2配線4との屈折率差が小さいため、界面で反射される光量が低減される。従って、第2透光性部材8を、第1透光性部材3の下面又は/及び第2配線4の下面と接するように設けることで、光取り出し効率を高めることができる。
次に、第2実施形態に係る発光装置100Fの製造方法について説明する。
発光装置100Fは、第1実施形態に係る発光装置100の製造方法において、第1透光性部材取付工程の後で、第2透光性部材8を形成する工程(第2透光性部材形成工程)を行うことで製造することができる。
すなわち、第1透光性部材3を実装基板2に取り付けた後に、第2透光性部材形成工程において、実装基板2と第1透光性部材3との間から、液状の樹脂材料を注入し、実装基板2と第1透光性部材3との間の空間に隙間なく充填する。このとき、余剰の液状の樹脂材料は実装基板2の樹脂溜まり用の凹部に収容される。そして、当該樹脂材料を硬化させることで第2透光性部材8を形成することができる。これによって、第2透光性部材8で、発光素子1やワイヤ6などが封止される。
また、第2透光性部材形成工程と第1透光性部材取付工程とを一体的に行うようにしてもよい。すなわち、液状の樹脂材料を実装基板2上に供給した後で、樹脂材料が液状のまま第1透光性部材3を取り付ける。このとき、樹脂材料が第1透光性部材3と接触するように、樹脂材料に適度な粘性を有するように処方して、当該樹脂材料が盛り上がるように配置する。そして、樹脂材料を硬化させることで、第2透光性部材8を形成することができる。
また、第2透光性部材8と第1透光性部材3との間に隙間を有するように、当該第2透光性部材8を設ける場合は、発光素子実装工程の後であって、第1透光性部材取付工程よりも前に、第2透光性部材形成工程を行うようにしてもよい。
この場合は、第2透光性部材8は、例えば、液状の樹脂材料をポッティング法などによって発光素子1などを被覆するように供給し、当該樹脂材料を硬化させることで形成することができる。
<変形例>
次に、第2透光性部材の変形例について、図5Bを参照して説明する。
図5Bに示した第2透光性部材8Gは、各発光素子1に対応して、凸レンズ機能を有するように形成されている。また、当該凸レンズの光軸は、対応する発光素子1の光軸と一致するように設けることが好ましい。これによって、第1透光性部材3に設けられるレンズと組み合わせることができ、発光装置100Gの配光特性をより良好に調整することができる。
なお、第2透光性部材8Gとして形成されるレンズは、半円筒状や半球状、半楕円体状のレンズであってもよい。また、第1透光性部材3は、レンズを有さない平板状の部材とし、第2透光性部材8Gのレンズ機能によって発光素子1の配光特性を調整するようにしてもよい。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る発光装置について、図6A及び図6Bを参照して説明する。
なお、図6A及び図6Bは平面図であるが、図6Aにおいては、第1配線にハッチングを施して示しており、図6Bにおいては、第2配線にハッチングを施して示している。
第3実施形態に係る発光装置100Hは、実装基板2Hの第1配線22H及び第2配線4Hを、X軸方向に2分割するものである。2分割した配線の系列をa列La及びb列Lbとすると、a列Laに配置された発光素子1と、b列Lbに配置された発光素子1とを独立して制御することができる。
このために、第1配線22Hの電極221〜227は、X軸方向に2つに分割されている。また、第2配線4Hも、X軸方向に2つに分割されている。また、2つに分割された電極221のそれぞれの分割領域と、第2配線4Hの対応する分割領域とを接続するために2個の支持部材5が設けられ、電極228,229のそれぞれと、第2配線4Hの対応する分割領域とを接続するために2個の支持部材5が設けられている。
なお、発光素子1をa列La及びb列Lbの2系統で制御するに際して、一方の電極、例えば、カソード側の電極は共通にしてもよい。この場合は、第2配線4Hを2分割せずに、第1実施形態における第2配線4と同じ構成にしてもよい。
発光装置100Hは、複数の発光素子1を2系統に制御できること以外は、第1実施形態に係る発光装置100と同様に動作するから、動作についての説明は省略する。
また、発光装置100Hは、第1配線22H及び第2配線4Hの形状が異なる以外は、発光装置100と同様にして製造することができるから、製造方法についての説明は省略する。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態に係る発光装置について、図7A及び図7Bを参照して説明する。
なお、図7A及び図7Bは平面図であるが、図7Aにおいては、第1配線にハッチングを施して示しており、図7Bにおいては、第2配線にハッチングを施して示している。
第4実施形態に係る発光装置100Iは、実装基板2Iの第1配線22I及び第2配線4Iを、X軸方向に3分割するものである。3分割した配線の系列をa列La、b列Lb及びc列Lcとすると、a列Laに配置された発光素子1と、b列Lbに配置された発光素子1と、c列Lcに配置された発光素子1とを、それぞれ独立して制御することができる。
このために、第1配線22Iの電極221〜227は、X軸方向に3つに分割されている。また、第1配線22Iのb列Lbに対応するカソード電極として、電極230が設けられている。また、第2配線4Iも、X軸方向に3つに分割されている。また、3つに分割された電極221のそれぞれの分割領域と、第2配線4Iの対応する分割領域とを接続するために3個の支持部材5が設けられ、電極228,229,230のそれぞれと、第2配線4Iの対応する分割領域とを接続するために3個の支持部材5が設けられている。
なお、発光素子1をa列La〜c列Lcの3系統で制御するに際して、第3実施形態と同様に、一方の電極、例えば、カソード側の電極は共通にしてもよい。この場合は、第2配線4Iに代えて、第1実施形態における第2配線4を用いる構成にしてもよい。また、第1配線22Iのカソード側の電極228,229,230も、3つ設ける必要はなく、1つ又は2つでもよい。
発光装置100Iは、複数の発光素子1を3系統に制御できること以外は、第1実施形態に係る発光装置100と同様に動作するから、動作についての説明は省略する。
また、発光装置100Iは、第1配線22I及び第2配線4Iの形状が異なる以外は、発光装置100と同様にして製造することができるから、製造方法についての説明は省略する。
また、第1配線及び第2配線の分割数は4以上であってもよく、それぞれの分割領域に属する発光素子1の個数が異なるように第1配線及び第2配線を分割してもよい。
<応用例>
次に、第1実施形態に係る発光装置100の応用例について、図8を参照して説明する。
本応用例は、複数の発光装置100を用いた光源装置である。
光源装置200は、X軸方向に長い長尺形状の取付台9と、当該取付台9上に、一列に配列された複数(6個)の発光装置100と、を備えて構成されている。
取付台9は、基体91と、コネクタ92と、コネクタ94と、を備えている。基体91は、発光装置100を位置決めして取り付けるために、実装基板2に設けられた切欠部21b,21cに嵌合する突起部91a,91bと、貫通孔21aに挿通されるネジ95をネジ止めするネジ穴とが上面に設けられている。また、基体91の上面には、各発光装置100のコネクタ23と接続するためのコネクタ92が設けられ、対応するコネクタ間がケーブル93で接続されている。更に、基体91の長手方向であるX軸方向の一端には、外部電源と接続するためのコネクタ94が設けられている。なお、基体91には、コネクタ92,94を取り付けるため、及びこれらのコネクタ92,94間を接続するための配線パターンが設けられている。
発光装置100は、実装基板2のX軸方向の端部近傍まで発光素子1が配置されている。このため、複数の発光装置100をX軸方向に連結した光源装置200は、発光装置100間の境界において光量のムラを少なくすることができ、均一性の高いライン照明光を生成することができる。
また、発光装置100は、正負の給電端子を有するコネクタ23が、平面視で発光装置100の配列方向(X軸方向)と直交する方向(Y軸方向)の一端に設けられている。これによって、各発光装置100のコネクタ23が取付台9の一端側に一列に並ぶため、光源装置200において、各コネクタ23からの配線が繁雑にならないように構成することができる。
光源装置200は、発光装置100に紫外光を発する発光素子1を搭載することで、例えば、紫外線硬化型樹脂を含有するインクを用いた印刷機のインク乾燥機として好適に用いることができる。
なお、第1実施形態に係る発光装置100に代えて、その変形例に係る発光装置、又は第2実施形態〜第4実施形態に係る発光装置若しくはそれらの変形例に係る発光装置を用いることもできる。
また、第1実施形態〜第3実施形態に係る各発光装置の構成要素は、適宜に、互いに交換又は組み合わせることができる。
例えば、第1実施形態の変形例における第1透光性部材3Eは、他の実施形態又はその変形例に係る発光装置の第1透光性部材3に代えて用いることができる。第1配線22〜22I、第2配線4〜4Jなども同様である。また、第2実施形態における第2透光性部材8,8Gは、他の実施形態又はその変形例に係る発光装置にも適用することができる。
以上、本発明に係る発光装置について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変などしたものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
1 発光素子
2,2H,2I 実装基板(基板)
21 基体
21a 貫通孔
21b,21c 切欠部
22,22H,22I 第1配線
221〜230 電極
23 コネクタ(給電端子)
23a 電極
3,3E 第1透光性部材
31 レンズ
31a 光軸
31E レンズ
32 平坦部
4,4A,4B,4C,4D,4H,4I,4J 第2配線
4a,4Aa,4Ba,4Ca 開口部
5 支持部材
6 ワイヤ
7 保護素子
8,8G 第2透光性部材
9 取付台
91 基体
91a,91b 突起部
92 コネクタ
93 ケーブル
94 コネクタ
95 ネジ
100,100A〜100G 発光装置
200 光源装置

Claims (15)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、互いに離間して配置される複数の電極からなる第1配線と、
    前記基板上に実装され、前記第1配線と電気的に接続される複数の発光素子と、
    前記発光素子の上方に設けられる第1透光性部材と、
    前記第1透光性部材の下面に設けられ、前記第1配線の所定の前記電極間を電気的に接続する第2配線と、を備える発光装置。
  2. 前記第2配線は更に前記第1透光性部材の側面に設けられる請求項1に記載の発光装置。
  3. 基板と、
    前記基板上に設けられ、互いに離間して配置される複数の電極からなる第1配線と、
    前記基板上に実装され、前記第1配線と電気的に接続される複数の発光素子と、
    前記発光素子の上方に設けられる第1透光性部材と、
    前記第1透光性部材の側面に設けられ、前記第1配線の所定の前記電極間を電気的に接続する第2配線と、を備える発光装置。
  4. 前記第2配線が、平面視で、前記発光素子の光軸を避けて配置される請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の発光装置。
  5. 前記第2配線は透光性である請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の発光装置。
  6. 前記第2配線は、平面視で、前記発光素子と重なる領域を避けて配置される請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の発光装置。
  7. 前記第2配線は、平面視で、前記複数の発光素子の実装領域の外側に配置される請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の発光装置。
  8. 前記第1配線及び前記第2配線と電気的に接続され、外部電源と接続されるための給電端子が前記基板上に設けられる請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の発光装置。
  9. 前記給電端子は正と負の電極を備えている請求項8に記載の発光装置。
  10. 前記第1透光性部材は、レンズを有する請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の発光装置。
  11. 前記複数の発光素子は、平面視において、複数の列状に配置され、
    前記レンズは、前記複数の列に対応し、一方向に延伸する半円筒状である請求項10に記載の発光装置。
  12. 前記複数の発光素子は、平面視で、所定方向及び前記所定方向と直交する方向に沿って2次元に配列され、
    前記レンズは、前記所定方向及び前記所定方向と直交する方向について、前記発光素子ごとに対応する凸レンズである請求項10に記載の発光装置。
  13. 前記発光素子と前記第1透光性部材とは、上下方向に離間して設けられる請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の発光装置。
  14. 前記発光素子を封止する第2透光性部材を備え、前記第1透光性部材が前記発光素子と前記第2透光性部材とを被覆する請求項13に記載の発光装置。
  15. 前記第2透光性部材は前記第1透光性部材と接している請求項14に記載の発光装置。
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