JP2017108105A - 発光装置 - Google Patents
発光装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017108105A JP2017108105A JP2016176875A JP2016176875A JP2017108105A JP 2017108105 A JP2017108105 A JP 2017108105A JP 2016176875 A JP2016176875 A JP 2016176875A JP 2016176875 A JP2016176875 A JP 2016176875A JP 2017108105 A JP2017108105 A JP 2017108105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- wiring
- light
- emitting device
- emitting element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 66
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 21
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 33
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 33
- 239000000463 material Substances 0.000 description 23
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 22
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 21
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 6
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 5
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 5
- 229910006404 SnO 2 Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 4
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 4
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 3
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 3
- -1 SnO 2 Chemical class 0.000 description 2
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 2
- 239000010408 film Substances 0.000 description 2
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 229910052746 lanthanum Inorganic materials 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 1
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910010413 TiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920001807 Urea-formaldehyde Polymers 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 229910052733 gallium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 229910052738 indium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 229910010272 inorganic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011147 inorganic material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 238000004382 potting Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000000741 silica gel Substances 0.000 description 1
- 229910002027 silica gel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001721 transfer moulding Methods 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Led Device Packages (AREA)
Abstract
【解決手段】発光装置100は、実装基板2と、実装基板2上に設けられる第1配線22と、実装基板2上に実装され、第1配線22と電気的に接続される複数の発光素子1と、発光素子1の上方に設けられる第1透光性部材3と、第1透光性部材3の下面に設けられ、第1配線22と電気的に接続される第2配線4と、を備え、第2配線4が、平面視で、発光素子1の光軸を避けて配置される。
【選択図】図2C
Description
なお、以下の説明において参照する図面は、実施形態を概略的に示したものであるため、各部材のスケールや間隔、位置関係などが誇張、あるいは、部材の一部の図示が省略されている場合がある。また、平面図とその断面図において、各部材のスケールや間隔が一致しない場合もある。また、以下の説明では、同一の名称及び符号については原則として同一又は同質の部材を示しており、詳細な説明を適宜省略することとする。
ここで、実装基板の発光素子を実装する面をXY平面に平行な面とし、発光素子が実装された面を上面とし、上方向をZ軸の+方向とするように座標軸を定めている。
なお、以下に説明する各実施形態及び変形例の構成は、他の実施形態及び変形例にも適用可能である。
[発光装置の構成]
第1実施形態に係る発光装置の構成について、図1〜図2Cを参照して説明する。
なお、図2A及び図2Bは平面図であるが、図2Aにおいては、第1配線にハッチングを施して示しており、図2Bにおいては、第2配線にハッチングを施して示している。
なお、実装基板2と第1透光性部材3との間の空間は空気層となっているが、当該空間に透光性部材を設けて発光素子1を被覆、好ましくは封止するようにしてもよい。実装基板2と第1透光性部材3との間が空気層となる場合は、実装基板2と第1透光性部材3は完全に密封されず、発光装置100は非気密であることが好ましい。これにより、発光装置100の中に僅かな水分があったとしても、実装基板2と第1透光性部材3とを接合し乾燥させる際の熱でその水分を蒸発させ、蒸発された水分を実装基板2と第1透光性部材3との隙間から外部に取り出すことができる。したがって、実装基板2の金属配線等が水分等によって腐食されることを防ぐことができ、信頼性の高い発光装置とすることができる。
以下、各構成について順次に詳細に説明する。
基体21は、セラミックスや樹脂などの絶縁性材料、表面に絶縁膜が設けられた金属板などを用いることができる。基体21は、平面視における矩形形状の三隅に、光源装置などの上位の装置の取付台などにネジ止めなどによって取り付けるための貫通孔21a、切欠部21b,21cを有している。
例えば、電極227は正極(アノード)側の電極23aと接続され、電極228,229は負極(カソード)側の電極23aと接続されている。
また、第1配線22の所定の電極間として、電極221と電極228,229との間が、第2配線4によって電気的に接続されている。具体的には、電極221は、電極221上に設けられた支持部材5、第1透光性部材3の下面に設けられた第2配線4及び電極228,229上に設けられた支持部材5を介して、電極228,229と電気的に接続されている。
また、電極227と電極228との間、及び電極227と電極229との間には、それぞれ保護素子7が設けられている。
なお、本実施形態のコネクタ23は、給電用の正と負の端子を備えているが、正極側の給電端子となるコネクタと、負極側の給電端子となるコネクタとを離間して設けるようにしてもよい。
また、コネクタ23を、第1透光性部材3と隣接する位置に配置して、第1配線22だけでなく、第2配線4とコネクタ23の対応する電極23aとが直接に接続されるようにしてもよい。
また、正負の給電端子を有するコネクタ23を一箇所に設けることで、外部電源と接続するための配線を、実装基板2の一端にまとめることができるため、発光装置100を光源装置などの上位の装置へ取り付けるのが容易となる。
また、前記したように、電極221と、電極228,229とは、支持部材5及び第2配線4を介して電気的に接続されているため、電極227と、電極228,229との間に電圧を印加することで、全ての発光素子1を発光させることができる。
本実施形態の第1透光性部材3は、上面側に、一方向(X軸方向)に延伸する6個の半円筒状(シリンドリカル)のレンズ31が、複数の列状に配列して設けられている。また、第1透光性部材3のY軸方向の両端には、平坦部32が設けられており、その上面及び下面が支持部材5に挟持されている。
第1透光性部材3としては、ガラスや樹脂などの絶縁性を有する透光性材料を用いることができる。第1透光性部材3は、発光素子1からの光を60%以上透過するもの、さらに、90%以上を透過するものが好ましい。これにより発光素子1からの光を第1透光性部材3を透過して効率良く取り出すことができる。
なお、第1透光性部材3は、レンズ31を有さない平板状であってもよい。
第2配線4は、第1透光性部材3を実装基板2に取り付けたときに、平面視で、発光素子1の光軸を避けて配置され、発光素子1が配置された領域と重なる領域を避けて配置することがより好ましい。このために、本実施形態の第2配線4は、平面視で、発光素子1が配置された領域と重なる領域に開口部4aが設けられている。これによって、発光素子1からの光を第1透光性部材3を透過して効率よく外部に取り出すことができる。
このような材料を用いる場合は、例えば、スパッタリング法などによって第1透光性部材3の下面に成膜し、フォトリソグラフィ法によって形成したマスクを用いたエッチング法やリフトオフ法によってパターニングすることで、第2配線4を形成することができる。
また、支持部材5に代えて、第1透光性部材3のY軸方向の両端が下方に折れ曲がるように形成し、当該折れ曲がった端部で実装基板2と接合するようにしてもよい。この場合は、第2配線4と第1配線22の対応する電極とが直接接合するようにすればよい。
本実施形態では、保護素子7は、電極227と電極228との間、及び電極227と電極229との間に設けられている。
次に、第1実施形態に係る発光装置100の動作について、図1〜図2Cを参照して説明する。なお、第2配線4が透光性を有する場合について説明する。
発光装置100は、コネクタ23に外部電源が接続されると、発光素子1、第1配線22、支持部材5、ワイヤ6及び第2配線4からなる回路に電力が供給され、発光素子1が発光する。発光素子1から発した光は、第2配線4及び第1透光性部材3を透過して、発光装置100の外部に取り出される。このとき、発光素子1の直上領域においては、第2配線4の開口部4aが設けられているため、開口部4aに入射した光は、良好に外部に取り出される。
また、発光素子1から発した光は、第1透光性部材3のレンズ31によって配光特性が調整されて発光装置100から取り出される。
次に、第1実施形態に係る発光装置100の製造方法について、図1〜図2C参照して説明する。
発光装置100の製造方法は、実装基板準備工程と、第1透光性部材準備工程と、発光素子実装工程と、第1透光性部材取付工程と、を含んでいる。
また、第2配線4は、第1透光性部材3の下面側に、例えば、ITOなどの透光性導電材料を用いて、スパッタリング法などによって形成することができる。
この工程では、まず、支持部材5が、第1透光性部材3の平坦部32を挟持するように取り付ける。なお、支持部材5は、例えば、プレス加工などの板金加工によって形成することができる。また、支持部材5は、圧着などにより第1透光性部材3へ取り付けることができる。
次に、支持部材5を、第1配線22に、半田などの導電性接合部材を用いて接合する。これによって、第1透光性部材3を実装基板2に取り付けることができる。
以上の工程を行うことで、発光装置100を製造することができる。
次に、第1実施形態に係る発光装置100の各部材の変形例について説明する。
[第2配線の変形例]
第2配線の変形例について、図3A〜図3Eを参照して説明する。
なお、図3A〜図3Eは平面図であるが、第2配線にハッチングを施して示している。また、図3Aでは、参考のため、発光素子1の大きさと配置される位置とを破線で示している。
図3Aに示した第1変形例に係る第2配線4Aは、発光素子1の光軸、すなわち平面視で発光素子1の中心とその近傍領域に、開口部4Aaを設けるものである。発光素子1からの光量が特に多い光軸及びその近傍領域に開口部4Aaを設けることで、第2配線4Aによる光の吸収や反射で損失する光量を低減するとともに、第2配線4AのX軸方向の有効幅を広くできるため、配線抵抗を低減することができる。従って、特にX軸方向に発光素子1を高密度に配置した場合であっても、第2配線4Aの配線幅が狭くなり過ぎず、良好な導電性を確保することができる。
なお、開口部4Aaの幅は、発光素子1の幅よりも狭ければよく、例えば、発光素子1の幅の1/4以上の幅とすることが好ましい。このような幅とすることによって、発光素子1からの光を良好に第1透光性部材3を通して外部に取り出すことができる。
図3Bに示した第2変形例に係る第2配線4Bは、X軸方向について、発光素子1が配置された領域に開口部4Baを設けている。従って、第2配線4Bは、Y軸方向に延伸する縞状の配線パターンを有している。これによって、Y軸方向に発散する光を、第2配線4Bの影響なく外部に取り出すことができる。
なお、開口部4BaのX軸方向の幅を、発光素子1の幅と同じではなく、第1変形例の第2配線4Aの開口部4Aaと同様に、発光素子1の光軸を含む狭い幅にしてもよい。
図3Cに示した第3変形例に係る第2配線4Cは、平面視において、複数の発光素子1のチップ間の領域も含めた実装領域である第1透光性部材3の中央領域に開口部4Caが設けられている。言い換えれば、複数の発光素子1の実装領域の外側である第1透光性部材3の下面の端部のみに第2配線4Cが設けられている。このため、発光素子1からの光は、第2配線4Cの影響を殆ど受けることなく、第1透光性部材3を通して外部に取り出すことができる。また、第2配線4Cは、発光素子1の実装領域の端部に設けられるため、導電性の高い金属材料を用いることで、配線抵抗の低減と良好な光取り出し効率とを両立することができる。
図3Dに示した第4変形例に係る第2配線4Dは、第1透光性部材3の下面に代えて、第1透光性部材3の側面に設けられている。このため、発光素子1からの光は、第2配線4Dの影響を受けることなく、第1透光性部材3を通して外部に取り出すことができる。また、第2配線4Dとして、透光性を有さない金属材料を用いることで、配線抵抗の低減と良好な光取り出し効率とを両立することができる。
なお、本例において、支持部材5は、第1透光性部材3の平坦部32のX軸方向の側面と接触して第2配線4Dと導通するように設けられている。
また、前記した第2配線4,4A〜4Cにおいて、第1透光性部材3のX軸方向の側面に第2配線4Dと同じ配線パターンを付加してもよい。これによって、光取り出しに影響を与えることなく、配線抵抗を低減することができる。
図3Eに示した第5変形例に係る第2配線4Jは、第1透光性部材3の下面の略全体を被覆するように設けるものである。すなわち、第2配線4Jは、発光素子1の光軸を避けないで、平面視で発光素子1の中心を含む領域にも配置されている。発光素子1の光軸を避けないで第2配線4Jを配置することで、第2配線4Jによる吸収や反射によって発光素子1からの光の損失が増加するが、第1透光性部材3の下面の広範囲に配置することで、第2配線4Jの配線抵抗を低くすることができる。このため、投入する電力に対する発光装置100の発光効率を高めることができる。
また、例えば、図2Bに示した第2配線4のように第2配線が開口部を有する場合であっても、発光素子1の光軸を避けずに第2配線を配置するようにしてもよい。言い換えれば、発光素子1の光軸を避けて第2配線の開口部を配置するようにしてもよい。
次に、第1透光性部材の変形例について、図4を参照して説明する。
図4に示した変形例に係る第1透光性部材3Eは、図1に示した第1透光性部材3における半円筒状のレンズ31に代えて、平面視においてY軸方向に細長い半楕円体状の凸レンズであるレンズ31Eが2次元配列されたフライアイレンズを有するように構成したものである。レンズ31Eの配列ピッチは、X軸方向及びY軸方向について発光素子1の配列ピッチと一致するように設けられている。すなわち、発光素子1ごとに1個のレンズ31Eが対応しており、個々のレンズ31Eの光軸は、対応する発光素子1の光軸と一致するように設けられている。
このように、第1透光性部材3Eに半楕円体状のレンズ31Eを設けることで、発光素子1のY軸方向の配光特性に加えて、X軸方向の配光特性も調整することができる。
次に、第2実施形態に係る発光装置について、図5Aを参照して説明する。
第2実施形態に係る発光装置100Fは、第1実施形態に係る発光装置100に対して、発光素子1を被覆する第2透光性部材8を更に備えるものである。
発光装置100Fは、実装基板2と第1透光性部材3との間の空間に、第2透光性部材8を充填して、発光素子1を封止するように構成されている。
第2透光性部材8の材料としては、良好な透光性、耐候性及び耐光性を有するものが好ましく、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂などを好適に用いることができる。また、このような樹脂材料に、適宜に、波長変換物質(蛍光体)、着色剤、光拡散性物質、その他のフィラーを含有させてもよい。また、第2透光性部材8は樹脂材料に限定されず、ガラス、シリカゲルなどの耐光性に優れた無機材料を用いることもできる。
第2透光性部材8と第1透光性部材3又は第2配線4との間に空気層を有さないように構成することで、発光素子1からの光が透過すべき界面が1つ減少する。また、第2透光性部材8として用いられる樹脂やガラスなどの材料は、空気よりも第1透光性部材3及び第2配線4との屈折率差が小さいため、界面で反射される光量が低減される。従って、第2透光性部材8を、第1透光性部材3の下面又は/及び第2配線4の下面と接するように設けることで、光取り出し効率を高めることができる。
発光装置100Fは、第1実施形態に係る発光装置100の製造方法において、第1透光性部材取付工程の後で、第2透光性部材8を形成する工程(第2透光性部材形成工程)を行うことで製造することができる。
また、第2透光性部材形成工程と第1透光性部材取付工程とを一体的に行うようにしてもよい。すなわち、液状の樹脂材料を実装基板2上に供給した後で、樹脂材料が液状のまま第1透光性部材3を取り付ける。このとき、樹脂材料が第1透光性部材3と接触するように、樹脂材料に適度な粘性を有するように処方して、当該樹脂材料が盛り上がるように配置する。そして、樹脂材料を硬化させることで、第2透光性部材8を形成することができる。
この場合は、第2透光性部材8は、例えば、液状の樹脂材料をポッティング法などによって発光素子1などを被覆するように供給し、当該樹脂材料を硬化させることで形成することができる。
次に、第2透光性部材の変形例について、図5Bを参照して説明する。
図5Bに示した第2透光性部材8Gは、各発光素子1に対応して、凸レンズ機能を有するように形成されている。また、当該凸レンズの光軸は、対応する発光素子1の光軸と一致するように設けることが好ましい。これによって、第1透光性部材3に設けられるレンズと組み合わせることができ、発光装置100Gの配光特性をより良好に調整することができる。
なお、第2透光性部材8Gとして形成されるレンズは、半円筒状や半球状、半楕円体状のレンズであってもよい。また、第1透光性部材3は、レンズを有さない平板状の部材とし、第2透光性部材8Gのレンズ機能によって発光素子1の配光特性を調整するようにしてもよい。
次に、第3実施形態に係る発光装置について、図6A及び図6Bを参照して説明する。
なお、図6A及び図6Bは平面図であるが、図6Aにおいては、第1配線にハッチングを施して示しており、図6Bにおいては、第2配線にハッチングを施して示している。
このために、第1配線22Hの電極221〜227は、X軸方向に2つに分割されている。また、第2配線4Hも、X軸方向に2つに分割されている。また、2つに分割された電極221のそれぞれの分割領域と、第2配線4Hの対応する分割領域とを接続するために2個の支持部材5が設けられ、電極228,229のそれぞれと、第2配線4Hの対応する分割領域とを接続するために2個の支持部材5が設けられている。
また、発光装置100Hは、第1配線22H及び第2配線4Hの形状が異なる以外は、発光装置100と同様にして製造することができるから、製造方法についての説明は省略する。
次に、第4実施形態に係る発光装置について、図7A及び図7Bを参照して説明する。
なお、図7A及び図7Bは平面図であるが、図7Aにおいては、第1配線にハッチングを施して示しており、図7Bにおいては、第2配線にハッチングを施して示している。
このために、第1配線22Iの電極221〜227は、X軸方向に3つに分割されている。また、第1配線22Iのb列Lbに対応するカソード電極として、電極230が設けられている。また、第2配線4Iも、X軸方向に3つに分割されている。また、3つに分割された電極221のそれぞれの分割領域と、第2配線4Iの対応する分割領域とを接続するために3個の支持部材5が設けられ、電極228,229,230のそれぞれと、第2配線4Iの対応する分割領域とを接続するために3個の支持部材5が設けられている。
また、発光装置100Iは、第1配線22I及び第2配線4Iの形状が異なる以外は、発光装置100と同様にして製造することができるから、製造方法についての説明は省略する。
また、第1配線及び第2配線の分割数は4以上であってもよく、それぞれの分割領域に属する発光素子1の個数が異なるように第1配線及び第2配線を分割してもよい。
次に、第1実施形態に係る発光装置100の応用例について、図8を参照して説明する。
本応用例は、複数の発光装置100を用いた光源装置である。
光源装置200は、X軸方向に長い長尺形状の取付台9と、当該取付台9上に、一列に配列された複数(6個)の発光装置100と、を備えて構成されている。
また、発光装置100は、正負の給電端子を有するコネクタ23が、平面視で発光装置100の配列方向(X軸方向)と直交する方向(Y軸方向)の一端に設けられている。これによって、各発光装置100のコネクタ23が取付台9の一端側に一列に並ぶため、光源装置200において、各コネクタ23からの配線が繁雑にならないように構成することができる。
例えば、第1実施形態の変形例における第1透光性部材3Eは、他の実施形態又はその変形例に係る発光装置の第1透光性部材3に代えて用いることができる。第1配線22〜22I、第2配線4〜4Jなども同様である。また、第2実施形態における第2透光性部材8,8Gは、他の実施形態又はその変形例に係る発光装置にも適用することができる。
2,2H,2I 実装基板(基板)
21 基体
21a 貫通孔
21b,21c 切欠部
22,22H,22I 第1配線
221〜230 電極
23 コネクタ(給電端子)
23a 電極
3,3E 第1透光性部材
31 レンズ
31a 光軸
31E レンズ
32 平坦部
4,4A,4B,4C,4D,4H,4I,4J 第2配線
4a,4Aa,4Ba,4Ca 開口部
5 支持部材
6 ワイヤ
7 保護素子
8,8G 第2透光性部材
9 取付台
91 基体
91a,91b 突起部
92 コネクタ
93 ケーブル
94 コネクタ
95 ネジ
100,100A〜100G 発光装置
200 光源装置
Claims (15)
- 基板と、
前記基板上に設けられ、互いに離間して配置される複数の電極からなる第1配線と、
前記基板上に実装され、前記第1配線と電気的に接続される複数の発光素子と、
前記発光素子の上方に設けられる第1透光性部材と、
前記第1透光性部材の下面に設けられ、前記第1配線の所定の前記電極間を電気的に接続する第2配線と、を備える発光装置。 - 前記第2配線は更に前記第1透光性部材の側面に設けられる請求項1に記載の発光装置。
- 基板と、
前記基板上に設けられ、互いに離間して配置される複数の電極からなる第1配線と、
前記基板上に実装され、前記第1配線と電気的に接続される複数の発光素子と、
前記発光素子の上方に設けられる第1透光性部材と、
前記第1透光性部材の側面に設けられ、前記第1配線の所定の前記電極間を電気的に接続する第2配線と、を備える発光装置。 - 前記第2配線が、平面視で、前記発光素子の光軸を避けて配置される請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記第2配線は透光性である請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記第2配線は、平面視で、前記発光素子と重なる領域を避けて配置される請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記第2配線は、平面視で、前記複数の発光素子の実装領域の外側に配置される請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記第1配線及び前記第2配線と電気的に接続され、外部電源と接続されるための給電端子が前記基板上に設けられる請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記給電端子は正と負の電極を備えている請求項8に記載の発光装置。
- 前記第1透光性部材は、レンズを有する請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記複数の発光素子は、平面視において、複数の列状に配置され、
前記レンズは、前記複数の列に対応し、一方向に延伸する半円筒状である請求項10に記載の発光装置。 - 前記複数の発光素子は、平面視で、所定方向及び前記所定方向と直交する方向に沿って2次元に配列され、
前記レンズは、前記所定方向及び前記所定方向と直交する方向について、前記発光素子ごとに対応する凸レンズである請求項10に記載の発光装置。 - 前記発光素子と前記第1透光性部材とは、上下方向に離間して設けられる請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記発光素子を封止する第2透光性部材を備え、前記第1透光性部材が前記発光素子と前記第2透光性部材とを被覆する請求項13に記載の発光装置。
- 前記第2透光性部材は前記第1透光性部材と接している請求項14に記載の発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/364,679 US10199428B2 (en) | 2015-11-30 | 2016-11-30 | Light-emitting device |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015232693 | 2015-11-30 | ||
JP2015232693 | 2015-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017108105A true JP2017108105A (ja) | 2017-06-15 |
JP6269757B2 JP6269757B2 (ja) | 2018-01-31 |
Family
ID=59061011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016176875A Active JP6269757B2 (ja) | 2015-11-30 | 2016-09-09 | 発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6269757B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190128969A (ko) * | 2018-05-09 | 2019-11-19 | 서울바이오시스 주식회사 | 발광 장치, 및 이를 포함하는 광 조사기 |
JP2022508721A (ja) * | 2018-10-15 | 2022-01-19 | ヴァレオ ビジョン | 調整可能アーキテクチャを有するマトリックス光源 |
JP2022171612A (ja) * | 2021-04-29 | 2022-11-11 | クリスタル・マテリアルズ・コーポレイション | 紫外線アレイモジュール |
JP7549808B2 (ja) | 2021-07-05 | 2024-09-12 | ウシオ電機株式会社 | 紫外線照射装置及び露光装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55532A (en) * | 1978-06-14 | 1980-01-05 | Sanyo Electric Co | Display unit |
JPS61290780A (ja) * | 1985-06-19 | 1986-12-20 | Hitachi Vlsi Eng Corp | 光電変換装置 |
JPH0876697A (ja) * | 1994-09-02 | 1996-03-22 | Sharp Corp | 発光表示装置 |
JP2004140185A (ja) * | 2002-10-17 | 2004-05-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発光装置 |
US20060284190A1 (en) * | 2005-06-17 | 2006-12-21 | Zimmerman Scott M | Light emitting diodes with reflective electrode and side electrode |
JP2011155262A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Samsung Led Co Ltd | Ledモジュール及びこれを備えるバックライトユニット |
-
2016
- 2016-09-09 JP JP2016176875A patent/JP6269757B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55532A (en) * | 1978-06-14 | 1980-01-05 | Sanyo Electric Co | Display unit |
JPS61290780A (ja) * | 1985-06-19 | 1986-12-20 | Hitachi Vlsi Eng Corp | 光電変換装置 |
JPH0876697A (ja) * | 1994-09-02 | 1996-03-22 | Sharp Corp | 発光表示装置 |
JP2004140185A (ja) * | 2002-10-17 | 2004-05-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発光装置 |
US20060284190A1 (en) * | 2005-06-17 | 2006-12-21 | Zimmerman Scott M | Light emitting diodes with reflective electrode and side electrode |
JP2011155262A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Samsung Led Co Ltd | Ledモジュール及びこれを備えるバックライトユニット |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190128969A (ko) * | 2018-05-09 | 2019-11-19 | 서울바이오시스 주식회사 | 발광 장치, 및 이를 포함하는 광 조사기 |
KR102571403B1 (ko) * | 2018-05-09 | 2023-08-29 | 서울바이오시스 주식회사 | 발광 장치, 및 이를 포함하는 광 조사기 |
JP2022508721A (ja) * | 2018-10-15 | 2022-01-19 | ヴァレオ ビジョン | 調整可能アーキテクチャを有するマトリックス光源 |
JP7282185B2 (ja) | 2018-10-15 | 2023-05-26 | ヴァレオ ビジョン | 調整可能アーキテクチャを有するマトリックス光源 |
JP2022171612A (ja) * | 2021-04-29 | 2022-11-11 | クリスタル・マテリアルズ・コーポレイション | 紫外線アレイモジュール |
JP7549808B2 (ja) | 2021-07-05 | 2024-09-12 | ウシオ電機株式会社 | 紫外線照射装置及び露光装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6269757B2 (ja) | 2018-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6269757B2 (ja) | 発光装置 | |
US9679786B2 (en) | Packaging module of power converting circuit and method for manufacturing the same | |
US10199428B2 (en) | Light-emitting device | |
JP5940799B2 (ja) | 電子部品搭載用パッケージ及び電子部品パッケージ並びにそれらの製造方法 | |
US20070290307A1 (en) | Light emitting diode module | |
US20150124455A1 (en) | Led module | |
US8835944B2 (en) | Lighting device | |
TW201511347A (zh) | 發光二極體封裝結構及其製造方法 | |
JP2016181689A (ja) | 発光ダイオード及びその製造方法 | |
US9537019B2 (en) | Semiconductor device | |
CN110611024B (zh) | 发光模块及发光模块的制造方法 | |
JP2019067903A (ja) | 発光装置およびその製造方法 | |
JP4913099B2 (ja) | 発光装置 | |
KR101051488B1 (ko) | 발광 다이오드 유닛의 제조 방법과, 이 방법에 의하여 제조된 발광 다이오드 유닛 | |
TW201351709A (zh) | 發光二極體封裝結構及其製造方法 | |
KR20120085085A (ko) | 칩 온 보드형 발광 모듈 및 상기 발광 모듈의 제조 방법 | |
JP5936885B2 (ja) | 半導体発光装置 | |
US20130020607A1 (en) | Led module and method for manufacturing the same | |
EP3131370B1 (en) | Printed circuit board and light-emitting device including same | |
KR101764344B1 (ko) | 구동회로 및 전원회로 일체형 광 디바이스 기판 | |
JP2014029947A (ja) | 発光装置 | |
JP2019117818A (ja) | 実装基板、発光装置及び発光装置の製造方法 | |
KR101394478B1 (ko) | 광 디바이스용 기판과 광 디바이스 | |
KR20110107134A (ko) | 발광 유닛 및 형광등형 조명 기구 | |
WO2021102742A1 (zh) | 多面发光电路板及其制作方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6269757 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |