JP6269562B2 - 運転支援システム、車載機 - Google Patents

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Description

本発明は、車車間通信によって取得した情報に基づいてドライバの運転操作を支援する運転支援システム及び車載機に関する。
近年、複数の車両のそれぞれが、自車両の走行速度や、現在位置、進行方向などの車両情報を他車両に送信するとともに、他車両から送信された車両情報を逐次受信する車車間通信システムが提案されている。また、そのような車車間通信システムで用いられる装置として、車車間通信によって取得した他車両の車両情報と、自車両の車両情報に基づいて、ドライバの運転操作を支援する車載機がある。
例えば、特許文献1には、或る他車両の車両情報と、自車両の車両情報とから、自車両と当該他車両が接触するか否かを判定し、接触する可能性がある場合には当該接触が回避されるよう、ドライバに対して警告する技術が開示されている。
そのような技術によれば、見通しの悪い交差点付近において、交差方向の道路を走行している車両が存在していることをドライバは認識することができる。
特許第4752464号公報
特許文献1に代表される従来技術によれば、車載機は、例えば交差点の通過に際して注意すべき他車両等といった、自車両周辺に存在する他車両の存在をドライバに対して報知することはできる。しかし、車車間通信でやり取りされる情報には、車両のボディの色といった外観を示す情報は含まれていない。そのため車載機は、ドライバに対し、他車両の外観情報を提供することができない。
つまり、従来技術によればドライバは、車載機から提供される情報に基づいて、注意すべき他車両の存在やその相対位置を認識することはできても、その注意喚起されている車両がどのような外観をした車両であるかまでは認識できない。したがって、車載機によって注意喚起されていると思われる車両をドライバが視界に捉えた場合であっても、その車両が実際に車載機によって注意喚起されている車両であるか否かを判断しかねてしまう場合があった。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、ドライバの視界に入った他車両と、車載機によって報知されている他車両との対応関係をドライバが認識しやすい運転支援システム及び車載機を提供することにある。
その目的を達成するための運転支援システムの本発明は、第1車両(Mx)で用いられ、車車間通信を実施する機能を備える第1車載機(1x)と、複数の第2車両(My、Mz)のそれぞれで用いられ、車車間通信を実施する機能を備える複数の第2車載機(1y,1z)と、第1車載機及び第2車載機のそれぞれと広域通信を実施するセンター(3)と、第2車両の車両識別番号と第2車両の外観を示す外観情報とを対応付けて記憶する外観情報記憶部(2)と、を備える運転支援システムであって、複数の第2車載機のそれぞれは、その第2車載機自身が用いられている第2車両である自車両の走行状態を示す複数種類の情報を含む車両情報を、車車間通信によって同報送信する送信処理部(F2)と、送信処理部によって送信された車両情報の一部又は全部である特定用情報と、自車両の車両識別番号とを含む情報を広域用車両情報としてセンターに送信する転送処理部(F3)と、を備え、特定用情報は、他の第2車両における特定用情報が示す内容と重複する可能性が十分に小さい情報であって、センターは、第2車載機から送信された広域用車両情報を受信した場合に、その広域用車両情報に含まれる車両識別番号と特定用情報とを対応付けて記憶するセンター側記憶部(31)を備え、第1車載機は、第2車載機から同報送信された車両情報を車車間通信によって取得する他車両情報取得部(F4)と、他車両情報取得部が取得した車両情報の送信元に相当する第2車両である送信元車両についての情報を、第1車両のドライバに対して報知する報知処理部(F8)と、車両情報に含まれている特定用情報を含み、その車両情報の送信元車両の外観情報を提供するように要求する外観情報要求信号をセンターに送信する外観情報要求部(F6)と、を備え、センターは、さらに、第1車載機から送信された外観情報要求信号を受信した場合、センター側記憶部に格納されている特定用情報の中から、当該外観情報要求信号に含まれる特定用情報と合致する特定用情報を検索することで、送信元車両の車両識別番号を特定する送信元車両特定部(G2)と、送信元車両特定部が特定した車両識別番号に対応する外観情報を外観情報記憶部から取得するセンター側外観情報取得部(G3)と、を備え、センターはセンター側外観情報取得部が取得した外観情報を第1車載機に送信し、第1車載機は、さらにセンターから返送される外観情報を取得する車載機側外観情報取得部(F7)を備え、報知処理部は、第2車両の存在をドライバに報知する場合には、その第2車両に対して車載機側外観情報取得部が取得した外観情報に基づいて、その第2車両の外観をドライバが認識できるように報知することを特徴とする。
以上の構成において、各第2車載機は、自車両の車両情報を車車間通信によって同報配信するとともに、その同報送信した車両情報に含まれる特定用情報と、自車両固有の車両識別番号とを含むデータをセンターに送信する。センターは、第2車載機から送信されたデータを受信すると、そのデータに含まれる特定用情報と車両識別番号とを対応付けてセンター側記憶部に保存する。
ここで各第2車載機から送信される特定用情報は、他の第2車両における特定用情報が示す状態と重複する可能性が十分に小さい種類の情報であるため、センター側記憶部に格納されている複数の特定用情報は、それぞれ異なる状態を示すものとなる。
第1車載機においては、他車両情報取得部が第1車両周辺に存在する第2車載機から同報送信される車両情報を取得するとともに、外観情報要求部は、他車両情報取得部が取得した車両情報に含まれている特定用情報を含む外観情報要求信号をセンターに送信する。
センターは、第1車両から送信された外観情報要求信号を受信すると、その外観情報要求信号に含まれる特定用情報に基づいて、第1車載機が受信した車両情報の送信元車両の車両識別番号を特定する。そして、その特定した車両識別番号に対応する外観情報を外観情報記憶部から取得して、第1車載機に返送する。
このような構成によれば、第1車載機は、車車間通信によって取得する車両情報に基づいて、その送信元としての第2車両の外観情報を取得できる。そして、報知処理部は、その第2車両についてドライバに対して報知する場合には、その第2車両がどのような外観をしているかをドライバが認識できるように報知する。
つまり、以上の構成によってドライバは、報知処理部によって報知されている他車両がどのような外観をしている車両であるかを認識することができる。したがって、報知処理部によって報知されていると思われる車両をドライバが実際に視界に捉えた場合にも、報知処理部によって報知されている外観情報と、実際に見えている車両の外観とを比較することで、視認している車両が、報知されている車両であるか否かを判断することができる。つまり、以上の構成によれば、ドライバの視界に入った他車両と、報知処理部によって報知されている他車両との対応関係をドライバが認識しやすい。
また、上記目的を達成するための車載機の本発明は、自車両の外部に設けられたセンターと広域通信を実施する広域通信部(15)と、自車両の走行状態を示す複数種類の情報を含む車両情報を、車車間通信によって同報送信する送信処理部(F2)と、送信処理部によって送信された車両情報に含まれている複数種類の情報のうち、予め定められた種類の情報である特定用情報と、自車両固有の番号である車両識別番号とを含む情報を広域用車両情報としてセンターに送信する転送処理部(F3)と、車車間通信によって他車両から同報送信された車両情報を取得する他車両情報取得部(F4)と、他車両情報取得部が取得した車両情報の送信元に相当する他車両である送信元車両についての情報を、自車両のドライバに対して報知する報知処理部(F8)と、送信元車両から送信された車両情報に含まれている特定用情報を含み、送信元車両の外観情報を提供する用に要求する外観情報要求信号をセンターに送信する外観情報要求部(F6)と、外観情報要求部が送信した外観情報要求信号に対する応答として、センターから返送される、送信元車両の外観情報を取得する外観情報取得部(F7)と、を備え、報知処理部は、他車両の存在をドライバに報知する場合には、その他車両の外観情報をドライバが認識できるように報知することを特徴とする。
上記構成における車載機は、上述の運転支援システムの発明における第1車載機と、第2車載機の両方の機能を備える車載機である。したがって、この車載機が複数の車両のそれぞれで用いられることによって、上述した運転支援システムを実現することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本実施形態にかかる運転支援システム100の概略的な構成を示すブロック図である。 外観情報DB2が記憶しているデータの構成の一例を示す図である。 車載機1の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 車載機1が備える制御部10の概略的な構成を示すブロック図である。 メモリ102が記憶する周辺車両リストの構成の一例を説明するための図である。 センター3の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 センター側DB33に格納されるデータの構成の一例を示す図である。 本実施形態の作動及び効果を説明するための概念図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。図1は、本実施形態における運転支援システム100の概略的な構成の一例を示す図である。この運転支援システム100は、複数の車両Mx、My、Mzの各々で1つずつ用いられる複数の車載機1と、後述する車両毎の車両外観情報が格納されている車両データベース(以降、外観情報DB)2と、各車両の外部に設けられ、広域通信網に接続しているセンター3と、を備える。
各車両に搭載された車載機1は、センター3と広域通信網を介した通信を実施する。また、センター3は、広域通信網又はLAN(Local Area Network)を介してと外観情報DB2にアクセス可能な構成となっている。なお、ここでの広域通信網とは、携帯電話網やインターネット等の、電気通信事業者によって提供される公衆通信ネットワークを指す。
また、各車両に搭載された車載機1は、予め割り当てられた周波数帯の電波を用いて、自端末周辺に存在する他の車載機1と、広域通信網を介さない無線通信(いわゆる車車間通信)を行う。車車間通信に用いられる周波数帯は、例えば700MHz帯の電波や、5.8〜5.9GHz帯、2.4GHzなどである。ここでの自端末周辺とは、車車間通信が実施できる範囲を指す。車車間通信ができる範囲は適宜設計されればよく、数十m〜数百mに設計される場合が多い。
或る車載機1にとっては、その車載機1が搭載されている車両が自車両に相当し、自車両の周辺に存在し、車車間通信を実施している他の車載機1が搭載されている車両は周辺車両に相当する。各車両Mx,My,Mzに搭載された車載機1をそれぞれ区別する場合には、車両Mxに搭載された車載機1の符号を1xとし、車両Myに搭載された車載機1の符号を1、車両Mzに搭載された車載機1の符号を1zと記載する。
例えば、車両Mxが請求項に記載の第1車両に相当し、車両My,Mzが請求項に記載の第2車両に相当する。それに伴い、車載機1xが請求項に記載の第1車載機に相当し、車載機1y、1zが請求項に記載の第2車載機に相当する。
各車載機1のそれぞれには、車車間通信において通信相手とする車載機1を互いに識別するための車両ID(請求項に記載の識別用情報)が動的に割り当てられる。また、各車載機1が車車間通信において送信する通信パケットには、その送信端末の車両IDが含まれており、データを受信した車載機1(つまり受信端末)は、当該データに含まれる車両IDによって送信端末を特定することができるようになっている。なお、車車間通信において用いられる車両IDと、後述する車両識別番号とは別のものである。
以下、運転支援システム100を構成する各要素の概略的な構成について、便宜上、外観情報DB2、車載機1、センター3の順に説明する。
<外観情報DB2について>
外観情報DB2は、運転支援システム100で用いられる各車両に設定されている車両識別番号(VIN:Vehicle Identification Number)と、その車両の外観を示す外観情報とを対応付けたデータが格納されたデータベースである。この外観情報DB2が請求項に記載の外観情報記憶部に相当する。
ここでの外観情報とは、車両の種別を表す車種情報、サイズを表すサイズ情報、ボディの基調とする色を表す色情報等が該当する。VINは、製造業者を表す国際製造者識別子や、車両の型などを示すVDS(Vehicle Descriptor Section)などを含む固定された文字列である。
車種情報は、SUV(Sport Utility Vehicle)や、スポーツタイプ、セダンタイプ、ワゴンタイプ、ハッチバックタイプ等といった、車両のボディ形状の種別(いわゆるボディタイプ)を表すものである。なお、他の態様として車種情報は、普通乗用車、小型乗用車、軽四輪乗用車、バス、特殊用途車等といった、用途や、大きさ、重さ、最大積載量、乗車定員等によって規定される種別を表す情報であってもよい。
サイズ情報は、例えば、車両のサイズに応じて予め設定した複数の区分(Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ等)によって表されればよい。Sサイズは、小型乗用車等の比較的小型の車両が属するサイズの区分であり、Mサイズは、普通乗用車等の標準的な大きさの車両を対象とするサイズの区分であり、Lサイズは、バスやトラック等の相対的に大きい車両を対象とするサイズ区分とする。サイズの区分としてのS,M、Lは、車幅や車両長、重量などによって適宜定義されればよい。なお、他の態様として、サイズ情報は、具体的な車幅や車両長を示すデータであってもよい。
図2は、外観情報DB2に格納されているデータの構成を示す概念図である。図2に示すように、車両毎のVINと、その車両の車種、サイズ、色を対応付けて記憶している。具体的には、VINがXとなっている車両の車種はAタイプ(例えばハッチバックタイプ)であり、サイズはS、基調色は青色であることを示している。また、VINがYとなっている車両の車種はBタイプ(例えばセダンタイプ)であり、サイズはM、基調色は赤色であることを示している。VINがZとなっている車両の車種はCタイプ(例えばピックアップトラックタイプ)であり、サイズはL、基調色は白色であることを示している。
この外観情報DB2は、例えば、車両メーカやディーラー、車検事業者によって管理(データの追加や更新等)される。また、外観情報DB2は、センター3がアクセス可能な構成となっており、センター3から指定されたVINとなっている車両についての外観情報を提供する。
<車載機1の構成について>
車載機1は、その車載機1が用いられる車両(つまり自車両)に組み込まれてあって、周辺に存在する他の車載機1と車車間通信を実施するとともに、センター3と広域通信網を介したデータ通信を実施する。なお、本実施形態では一例として車載機1は、自車両に組み込まれている構成とするが、他の態様として車載機1は、ユーザによって車両に持ち込まれ、自車両に設けられたホルダなどに着脱自在に取り付けられる構成としてもよい。
この車載機1の概略的な構成を図3に示す。図3に示すように車載機1は、制御部10、GNSS受信機11、車速センサ12、加速度センサ13、車車間通信部14、広域通信部15、ディスプレイ16、及びスピーカ17を備えている。制御部10と、GNSS受信機11、車速センサ12、加速度センサ13、車車間通信部14、広域通信部15、ディスプレイ16、及びスピーカ17のそれぞれとは相互通信可能に接続されている。
GNSS受信機11は、GNSS(Global Navigation Satellite System)で用いられる衛星(GNSS衛星とする)からの電波を受信することで、GNSS受信機11の現在位置を示す情報を取得する。GNSS受信機11が取得した現在位置は、例えば、緯度、経度で表されれば良い。GNSS受信機11が取得した位置情報は逐次(例えば100ミリ秒毎に)制御部10に提供される。車速センサ12は、車両の走行速度(つまり車速)を検出するセンサであり、加速度センサ13は、車両の前後方向に作用する加速度を検出するセンサである。
車車間通信部14は、車車間通信に用いられる周波数帯の電波を送受信可能なアンテナを備えており、そのアンテナを介して、自端末周辺に存在する他の車載機1と無線通信を実施する。より具体的には、車車間通信部14はアンテナで受信した信号を復調して制御部10に出力するとともに、制御部10から入力されたデータを変調し、さらに電波に変換して送信する。
広域通信部15は、広域通信網に接続し、広域通信網を介して受信した信号を復調して制御部10に提供するとともに、制御部10から入力されたベースバンド信号を変調して、センター3に送信する。つまり、広域通信部15は、センター3とのデータの送受信を実施する。ディスプレイ16は、制御部10から入力される制御信号に応じた画像(テキストを含む)を表示する。ディスプレイ16は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイによって実現されれば良い。また、ディスプレイ16は、周知のヘッドアップディスプレイを採用してもよい。スピーカ17は、制御部10から入力された音声信号を音声出力する。
制御部10は、通常のコンピュータとして構成されており、CPU101、メモリ102、ストレージ103、I/O、及びこれらの構成を接続するバスラインなどを備えている。メモリ102は、例えばRAMなどの一時記憶媒体によって実現されればよく、CPU101にとっての主記憶装置として機能する。
ストレージ103は、ROMやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体によって実現されればよく、CPU101にとっての補助記憶装置として機能する。ストレージ103には、種々の処理を実行するためのソフトウェアやデータ、車載機1が搭載された車両のVIN、及び車車間通信における端末を識別するための車両ID等が格納されている。
この制御部10は、上記ソフトウェアによって実現する機能ブロックとして、図4に示すように自車両情報取得部F1、車両データ生成部F2、転送処理部F3、他車両情報管理部F4、警告判定部F5、外観情報要求部F6、外観情報取得部F7、及び警告処理部F8を備える。なお、制御部10が備える機能の一部又は全部は、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
自車両情報取得部F1は、この車載機1が搭載された車両(つまり、自車両)の走行に関わる種々の情報(自車両情報とする)を、GNSS受信機11や車速センサ12等の、制御部10に接続するセンサ等から取得する。自車両情報には、自車両の現在位置や、車速、加速度、進行方向、時刻情報等が含まれる。進行方向は、車両の向きを検出する地磁気センサの検出結果に基づいて決定されても良いし、GNSS受信機11から入力される現在位置の軌跡から特定されても良い。なお、進行方向は、例えば北を基準(0度)とする角度によって表されれば良い。
自車両情報に含まれる情報は上述した種類の情報に限らず、例えば、ブレーキペダルが踏み込まれているか否か、方向指示器の点灯状態、シフトポジションの位置などを含んでいても良い。この自車両情報取得部F1が、請求項に記載の第1車両情報取得部に相当し、自車両情報が請求項に記載の第1車両情報に相当する。
自車両情報取得部F1が取得した自車両情報は、例えば取得してから一定時間(例えば5秒)経過するまでメモリ102に保持されたのちに、順次破棄されていけばよい。なお、逐次取得される自車両情報は、メモリ102において最新の情報が先頭となるように時系列順に並べられていればよい。
車両データ生成部F2は、車車間通信によって周辺車両に対して送信するデータとして、自車両の走行状態を示すデータ(車両データとする)を、自車両情報取得部F1が取得した自車両情報に基づいて生成する。車両データは一例として、自車両の車両ID、当該データの現在位置、車速、加速度、進行方向、及び、当該データの生成時刻としての現在時刻を含む。なお、車両データは、ここで例示した以外の情報を含んでいても良い。例えば、進行方向や、シフトポジションの設定位置、ブレーキランプの点灯状態、ウィンカースイッチの状態等を含んでいても良い。また、生成時刻は、当該データが送信される時刻(つまり送信時刻)に相当する。車両データは、車車間通信の規格において採用されているデータフォーマットに従って生成されれば良い。
この車両データ生成部F2は、所定の送信周期で(例えば100ミリ秒毎に)、上記車両データを生成し、車車間通信部14に出力する。車車間通信部14は、車両データ生成部F2から車両データが入力されると、その車両データを周辺車両に同報送信する。したがって、この車両データ生成部F2が請求項に記載の送信処理部に相当する。また、車両データ生成部F2は、車車間通信部14に出力した車両データと同じデータを、転送処理部F3に提供する。
転送処理部F3は、車両データ生成部F2が生成した車両データに、自車両のVINを付与したデータ(広域用車両データとする)を生成し、広域通信部15に出力する。広域通信部15は、転送処理部F3から広域用車両データが入力されると、そのデータを当該センター3に送信する。つまり、転送処理部F3は、車車間通信によって周辺車両にブロードキャストされた自車両情報と同じ内容を含む情報を、センター3にアップロードする処理を行う。転送処理部F3が、広域用車両データを生成する頻度は、例えば1秒から数秒に1回程度とすれば良い。つまり、仮に車両データ生成部F2が車両データを生成する間隔が100ミリ秒毎とするならば、転送処理部F3は、車両データ生成部F2が10回〜数10回車両データを生成する度に、最新の車両データに対応する広域用車両データを送信すればよい。
なお、本実施形態では、車車間通信によって周辺車両にブロードキャストされた情報を全て含む情報を、センター3へも転送する態様とするが、これに限らない。例えば広域用データは、車両データに含まれる生成時刻と位置情報に、VINを追加したデータとしてもよい。
ところで、同一時刻、同一地点に複数の車両が存在するような状態は通常生じない。したがって、或る車両に対応する車両情報に含まれる生成時刻と位置情報の組み合わせによって定まる状態が、他の車両に対応する車両情報に含まれる生成時刻と位置情報の組み合わせによって定まる状態と重複する可能性は十分に小さい。つまり、位置情報と生成時刻との組み合わせた情報が、請求項に記載の特定用情報に相当する。また、広域用車両データが請求項に記載の広域用車両情報に相当する。
他車両情報管理部F4は、自車両周辺に存在する他車両から送信され、車車間通信部14が受信した車両データを、他車両情報として取得する。他車両情報は、車両データ生成部F2が生成する車両データと同じ種類の情報を含むものであって、ここでは、当該他車両情報の送信元を示す車両IDや、当該データの生成時刻、その生成時刻における他車両の現在位置、車速、加速度を含む。したがって、他車両情報は、その他車両情報の送信元に相当する他車両の走行状態を示す情報であるといえる。
他車両情報管理部F4は、他車両情報を取得すると、その取得した他車両情報を、当該データの送信元としての他車両の車両IDに対応付けてメモリ102に格納する。これによって、他車両情報管理部F4は、自車両周辺に存在する他車両についての情報を、車両ID毎(つまり他車両毎)に区別して管理する。
一例として本実施形態の他車両情報管理部F4は、図5に示すように、自車両周辺に存在する他車両をリスト化した周辺車両リストによって、自車両周辺に存在する他車両についての情報を管理する。周辺車両リストは、車両ID毎に、その他車両から受信した車両情報が格納される受信履歴記憶領域と、その他車両の外観情報を記憶するための外観情報記憶領域を備える。
受信履歴記憶領域には、当該他車両から受信した車両情報を、受信時刻が新しい順に並べたデータである受信履歴データが格納される。受信履歴データは、各時点で受信した車両情報に含まれていた生成時刻、位置情報、車速、加速度、進行方向を示している。なお、他車両受信データが備えるデータは古いものから順次破棄していけばよい。また、一定時間車両情報を受信していない車両IDのデータについては、周辺車両リストから削除する。外観情報記憶領域には、後述する外観情報取得部F7が取得した外観情報が格納される。この他車両情報管理部F4が請求項に記載の他車両情報取得部に相当する。
警告判定部F5は、メモリ102に格納されている各他車両の他車両情報と、自車両情報とに基づいて、自車両周辺に存在する他車両との位置関係、及びその時間変化を特定し、自車両周辺に存在する他車両のそれぞれについて、自車両と衝突する可能性を演算する。そして、自車両と衝突する可能性が所定の閾値以上となっている他車両(注意対象車両とする)が存在する場合に、ドライバに対し、その注意対象車両について注意するように呼びかける処理(警告処理とする)実施する必要があると判定する。注意対象車両が請求項に記載の報知対象車両に相当する。
なお、ここでは警告判定部F5は、衝突の可能性が所定の閾値以上となっている他車両を注意対象車両に設定し、注意対象車両が存在する場合に、ドライバに対して警告処理を実施する必要があると判定する態様とするが、これに限らない。警告判定部F5は、さらに、注意対象車両と自車両とが衝突するまでの残り時間(TTC:Time to Collision)を算出し、そのTTCが所定の閾値以下である場合に、当該他車両についての警告処理を実施すべきであると判定する態様としてもよい。自車両の車両情報と他車両の車両情報に基づいて衝突の可能性を演算する方法や、TTCを算出する方法については周知であるため、ここでは詳細説明を省略する。
また、その他、警告判定部F5は、自車両周辺に存在する全ての他車両について警告処理を実施するべきであると判定する態様としてもよい。その場合、自車両周辺に存在位する全ての他車両についての情報が、後述する警告処理部F8によってドライバに提供されることになる。
外観情報要求部F6は、センター3に対し、自車両と車車間通信を実施している他車両の外観情報を提供するように要求する。より具体的に、外観情報要求部F6は、まだ外観情報を取得していない他車両との車車間通信を開始すると、その他車両を対象とする外観情報要求信号を、広域通信部15と協働してセンター3に送信する。外観情報要求信号は、例えば、対象とする他車両から受信した他車両情報に含まれる生成時刻と現在位置とを含むものとする。なお、外観情報要求信号に含める時刻情報としては、他車両情報に含まれる生成時刻の代わりに、その他車両情報を受信した時刻(受信時刻)や、送信元において送信された時刻(送信時刻)を採用してもよい。
この外観情報要求信号を受信したセンター3は、外観情報要求信号に含まれる時刻情報と現在位置情報に基づいて、その時刻、その場所に存在している車両のVINを特定する。そして、当該VINに対応する外観情報を外観情報DB2から取得して、車載機1に返送する。
なお、ここでは一例として、それまで車車間通信を実施していなかった他車両との車車間通信を新しく開始した場合に、その他車両を対象とする外観情報要求信号を送信する態様とするが、これに限らない。他の態様として、警告判定部F5によって、或る他車両が、自車両と接触する可能性があると判定された場合に、その他車両(つまり注意対象車両)についての外観情報要求信号を送信する態様としてもよい。
さらなる他の態様として外観情報要求部F6は、他車両情報管理部F4が他車両情報を受信する度に、その他車両情報に基づいた外観情報要求信号を送信してもよい。また、そのような態様における更なる変形例として、いったん或る他車両についての外観情報を受信した後は、その他車両から受信する他車両情報が所定の条件(保持条件とする)を充足しているか否かを判定し、その保持条件が充足されなくなった場合に、再度その他車両を対象とする外観情報要求信号を送信する態様としてもよい。
上述の保持条件は、例えば次のような条件とすれば良い。まず前提として、車両情報(厳密には車両データ)の送信間隔ΔTが100ミリ秒である場合、前時刻において或る他車両から取得した車両情報に示される車速Vや位置情報(N,E)と、その他車両から次の時刻に取得する他車両情報に示される車速Vや位置情報(N,E)の変化は小さいことが期待される。なお、NやNは緯度を表し、EやEは経度を表すものとする。したがって、次の時刻においてその他車両から取得する他車両情報に示される位置情報は、次の式1及び式2で推定することができる。
(式1) N21=N+V1N×ΔT
(式2) E21=E+V1E×ΔT
なお、N21は、次の時刻において取得する他車両情報に示される位置情報の緯度の推定値を表しており、E21は、次の時刻において取得する他車両情報に示される位置情報の経緯の推定値を表している。また、V1Nは、最新の他車両情報に示される車速の緯度方向成分であり、V1Eは、最新の他車両情報に示される車速の経度方向成分を表している。V1N,V1Eは、車速と進行方向とから決定されればよい。
そして、推定された位置情報(N21,E21)と、実際に、その他車両から次に取得した他車両情報に示される位置情報(N,E)の距離の差ΔDが所定の閾値未満となっていることを保持条件として採用すればよい。そのような態様においては、推定位置情報と、実際に新しくその他車両から取得した他車両情報に示される位置情報の差分が所定の閾値以上となっている場合に、改めてその他車両についての外観情報要求信号を送信することになる。以降では便宜上、外観情報の要求の対象とする他車両を、要求対象車両と称する。
外観情報取得部F7は、外観情報要求部F6からの要求に基づいてセンター3から返送されてくる外観情報を取得する。そして、取得した外観情報を、外観要求対象車両となっている他車両の車両情報と対応付けてメモリ102に保存する。つまり、本実施形態では受信した外観情報は、周辺車両リストにおける該当車両の外観情報記憶領域に格納されることになる。外観情報取得部F7が請求項に記載の車載機側外観情報取得部に相当する。
警告処理部F8は、警告判定部F5によって警告処理を実施する必要があると判定された場合に、その判定理由となった、注意対象車両の存在をドライバに知らせるための警告処理を実施する。例えば、警告処理部F8は、自車両周辺の地図を示す地図画像上に、自車両を示すアイコン画像と、当該注意対象車両を示すアイコン画像とをそれぞれ重畳した画像をディスプレイ16に表示する。地図画像上における自車両のアイコン画像の表示位置や、注意対象車両のアイコン画像の表示位置は、実際の位置関係に対応する位置とすることが好ましい。
また、ディスプレイ16に注意対象車両に対応するアイコン画像を表示することで、当該注意対象車両の存在をドライバに訴えかける場合、警告処理部F8は、ディスプレイ16に表示させる注意対象車両のアイコン画像を、その注意対象車両の外観情報に応じた画像とする。つまり、注意対象車両のサイズや、車種、基調色に応じたアイコン画像を表示する。これによって、ドライバに対して、注意対象車両がどのような外観をした車両であるかを伝えることができる。なお、警告処理部F8は、アイコン画像ではなく、テキストによって注意対象車両がどのような外観をした車両であるかを伝えてもよい。
また、警告処理部F8は、ディスプレイ16を介した警告処理だけでなく、スピーカ17から所定のメッセージを音声出力することによって、ドライバに対し、注意対象車両の存在を警告してもよい。そのような場合も、警告処理部F8は、注意対象車両の外観情報を表すメッセージを出力させるものとする。例えば、注意対象車両としてセダンタイプ、Mサイズ、赤色の他車両が、自車両侵入しようとしている交差点の右側から接近している場合には、「右から赤色のセダンが接近しています。」といったメッセージを出力すれば良い。そのような音声による警告処理を実施する場合であっても、ドライバに対し、注意対象車両がどのような外観をした車両であるかを伝えることができる。この警告処理部F8が請求項に記載の報知処理部に相当する。
<センター3について>
センター3は、広域通信網に接続しており、運転支援システム100が備える各車載機1と、広域通信網を介して相互通信可能に構成されている。センター3は、1つのサーバ装置からなるものであってもよいし、複数のサーバ装置がクラウドコンピューティング技術によって協働して実現されるものであってもよい。
センター3は、図6に示すようにセンター側広域通信部31、センター側制御部32、及びセンター側データベース(以降、センター側DB)33を備える。センター側広域通信部31は、広域通信を実施するための装置であって、センター側制御部32はこのセンター側広域通信部31を介して、各車載機1とデータを送受信したり、外観情報DB2にアクセスしたりすることができる。例えばセンター側広域通信部31は、車載機1から送信された広域用車両データや外観情報要求信号を受信する。センター側広域通信部31が受信したデータは、センター側制御部32に提供される。
センター側DB33は、種々のデータを格納するためのデータベースである。センター側DB33は、書き換え可能であって、相対的に記憶容量が大きい記憶媒体によって実現されればよい。
センター側制御部32は、センター3全体の動作を制御する。センター側制御部32は、通常のコンピュータによって実現されればよい。センター側制御部32は、センター3が実施すべき種々の処理に対応する機能ブロックとして、車両情報管理部G1、車両特定部G2、センター側外観情報取得部G3を備える。なお、これらの機能ブロックは、ソフトウェアによって実現されても良いし、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
車両情報管理部G1は、センター側広域通信部31が受信した、車載機1から送信されてきた広域用車両データを管理する機能ブロックである。具体的には、センター側広域通信部31が車載機1から送信されてきた広域用車両データを受信すると、図6に示すように、その広域用車両データに示されるVINと、車両情報とを対応付けてセンター側DB33に保存する。したがって、センター側DB33が請求項に記載のセンター側記憶部に相当する。なお、便宜上、VINと、車両情報とを対応づけたデータをVIN−車両情報対応データと称する。
なお、センター3における車載機1から受信した広域用車両データの管理方法は適宜設計されればよい。例えば、複数の車載機1から随時送信される広域車両データは、送信元としての車載機1毎(つまりVIN毎)に区別して管理されてあって、同一の車載機1から広域用車両データを複数回受信した場合には、複数時点における車両状態情報を受信履歴データとして保持すればよい。
また、車両特定部G2は、センター側広域通信部31が、或る車載機1から送信された受外観情報要求信号を受信した場合に、その外観情報要求信号に対応する車両のVINを特定する。この車両特定部G2が請求項に記載の送信元車両特定部に相当する。
具体的には、車両特定部G2は、センター側広域通信部31が受信した外観情報要求信号に示される生成時刻と位置情報を検索条件として、当該検索条件に合致する車両情報を探す。検索条件に合致する車両情報とは、検索条件としての生成時刻と位置情報の両方と合致する生成時刻と位置情報の組み合わせを含む車両情報である。検索条件に合致する車両情報を発見した場合には、その車両情報に対応付けられているVIN(検索対象VINとする)を取得し、センター側外観情報提供部にその検索対象VINを提供する。
センター側外観情報取得部G3は車両特定部G2から検索対象VINが提供されると、外観情報DB2にアクセスし、その検索対象VINに対応する外観情報を取得する。そして、センター側広域通信部31と協働し、その取得した外観情報を外観情報要求信号の送信元である車載機1に返送する。
例えば、センター3は、検索条件として含まれている生成時刻がT1bであって、位置情報がNy1,Ey1となっている外観情報要求信号を受信した場合には、センター側DB33に格納されているVIN−車両情報対応データにアクセスし、生成時刻がT1bであって、位置情報がNy1,Ey1となっているデータを検索する。
図7に示す例では、生成時刻がT1bであって、位置情報がNy1,Ey1となっているデータとして、VINがYとなっている車両からのデータがヒットする。したがって、センター3は、外観情報DB2にアクセスし、VINがYとなっている車両の外観情報(車種=B,サイズ=M,基調色=赤)を取得する。そして、その取得した外観情報を、外観情報要求信号の送信元である車載機1に返送する。なお、いったん取得した外観情報は、VINと対応づけてセンター側DB33に保存しておけばよい。そのような態様によれば、次回以降、そのVINに対応する外観情報を外観情報DB2から抽出(検索及び取得)する手間を省略することができる。
また、本実施形態では、外観情報要求信号を受信した場合に、その外観情報要求信号に示される検索条件に該当するVINを検索し、さらにそのVINに対応する外観情報を取得する態様とするが、これに限らない。例えば、或る車載機1から送信された広域用車両データを取得した段階において、その広域用車両データに含まれるVINに対応する外観情報を、外観情報DB2から取得する態様としてもよい。そのような態様によれば、外観情報要求信号の受信に対して、より迅速に外観情報を返送することができる。
<本実施形態のまとめ>
以上の構成では、各車載機1は、自車両の車両情報を示す車両データを車車間通信によって周辺に存在する他の車載機1に同報配信するとともに、当該車両データに自車両のVINを付加した広域用車両データをセンター3にアップロードする。センター3は、各車載機1から送信されてきた広域用車両データを受信すると、そのデータに含まれる車両情報とVINとを対応付けてセンター側DB33に保存する。
そして、車載機1は、或る他車両についての外観情報が必要な場合には、その他車両から車車間通信によって受信した他車両情報に含まれる生成時刻と位置情報を含む信号を、外観情報要求信号としてセンター3に送信する。
センター3は、外観情報要求信号を受信すると、その外観情報要求信号に含まれる生成時刻と位置情報を検索条件としてセンター側DB33を検索し、当該検索条件に合致する車両のVINを特定する。そして、その特定したVINに対応する外観情報を外観情報DB2から取得して車載機1に返送する。
これによって、車載機1は、車車間通信によって取得する情報から、その送信元の車両の外観情報を取得することができる。そして、その車両の存在をドライバに対して知らしめる必要がある場合には、その車両がどのような外観をしているかを含めて通知する。なお、その車両の存在をドライバに対して知らしめる必要がある場合とは、自車両と接触する可能性が所定の閾値以上となっている車両が存在する場合などである。つまり、ドライバが注意すべき車両についての情報を、自車両に対する位置関係だけでなく、その外観情報を、ディスプレイ16における表示態様や、スピーカ17から出力する音声によって、ドライバに伝えることができる。
このような態様によれば、例えばドライバは、ディスプレイ16の表示画面を見たり、スピーカ17から出力されるメッセージを聴くことによって、注意喚起されている他車両がどのような車両であるかを認識することができる。
そして、注意喚起されていると思われる車両をドライバが視認した場合には、例えばディスプレイ16に表示されていた外観情報と、実際に見ている車両の外観とを比較することで、視認している車両が実際に注意喚起されている車両であるか否かを判断することができる。つまり、以上の構成によれば、ドライバが視認している他車両と、注意喚起している他車両との対応づけをしやすい。
また、本実施形態の構成によれば、注意対象車両のサイズだけでなく、ボディの色をドライバに伝える。したがって、ドライバは、車両のボディの色によって実際に見ている他車両と注意喚起されていた車両との対応関係を判断することができる。特に、ドライバから見た他車両の大きさは、当該他車両と自車両との距離によって(つまり遠近感によって)変動しやすい。一方、ボディの色は、距離によって変化しない。したがって、注意対象車両のボディカラーをドライバに伝えることで、距離が離れている場合であっても、実際に見ている他車両と注意喚起されていた車両との対応関係を判断しやすい。
また、上述の実施形態の構成によれば、車両の大きさや色だけでなく、車種情報としてのボディタイプもドライバに伝える事ができる。したがって、類似する色の車両が連続して走行している場合であっても、ボディタイプによってそれぞれを識別することができる。
さらに、上述した実施形態の構成によれば、ボディタイプと色とサイズの3つの情報をドライバに伝える。個々の要素が複数の車両において被ることはあっても、3つの要素の全てが被った車両が一群となって走行している可能性は相対的に小さい。したがって、3つの要素をドライバに伝えることで、より対応付けを実施しやすい。
図8は、本実施形態がより効果的に作動する、具体的な場面の一例を説明するための図である。図8は、車両Mxが交差点5に接近しつつあって、かつ、車両My、及び、その後続車両である車両Mzが、車両Mxが走行している道路とは異なる方向から交差点5に進入しようとしている場面を表している。車両My,Mzが走行している道路は、細街路等の車両Mxが走行している道路よりも相対的に細い道路であって、車両Mxのドライバからは、建物Bldによって車両My,Mzを直接視認することができない。
このような状況において、車両Mxの警告処理部F8は、車両My、Mzの位置を、それぞれの外観情報に応じたアイコン画像を用いてディスプレイ16に表示することで、車両Mxのドライバに対して車両My、Mzについての注意を促す。このとき、ドライバは、ただ単に、車両My、Mzが交差点に接続する細街路から出てこようとしているということを認識するだけでなく、ディスプレイ16に表示されるアイコン画像の表示態様(色や大きさ、形状)から、それらがどのような外観をした車両であるかも認識できる。
したがって、例えば、車両Mxのドライバは、自車両がまだ交差点5から離れた地点において車両Myが出てきたことを視認した場合には、その視認した車両を車両Mzであると誤解すること無く、その次に、車両Mzが出てくることを想定した運転操作を実施することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
[変形例1]
上述した実施形態において外観情報要求部F6は、外観情報要求信号として、車車間通信によって要求対象車両から受信した他車両情報に含まれる時刻情報と、現在位置情報とを含む信号を送信し、センター3は、受信した外観情報要求信号に示される生成時刻と位置情報を検索条件として、当該検索条件に合致するVINを探す態様としたが、これに限らない。
例えば、外観情報要求部F6は、車車間通信によって要求対象車両から受信した他車両情報に含まれる時刻情報と、その車両情報の送信元を示す車両IDとを含む信号を、外観情報要求信号として、センター3に送信する態様としてもよい。その場合、センター3は、受信した外観情報要求信号に示される生成時刻と車両IDを検索条件として、当該検索条件に合致する生成時刻と車両IDの組み合わせと対応付けられているVINを探す。そして、検索条件に合致するVINを発見した場合には、そのVINに対応する外観情報を外観情報DB2から取得し、その取得した外観情報を、外観情報要求信号の送信元である車載機1に返送する。
このような態様によっても上述した実施形態と同様の効果を奏する。もちろん、検索条件として、生成時刻、位置情報、車両IDの3つを利用してもよいし、位置情報と車両IDとを検索条件として利用してもよい。さらに、その他、加速度や車速などといった、車車間通信でやりとりされる車両情報に含まれる項目を、検索条件として利用してもよい。
なお、以上では車両IDは動的に割り当てられるものを想定し、上述した態様を例示したが、或る車両に割り当てられる車両IDが、時間の経過によって変化しない(つまり固定)である場合には、検索条件は車両IDだけであってもよい。
[変形例2]
各車載機1は、自車両が走行する予定の経路を示す情報である経路情報を取得できる場合には、その経路情報を含む広域用車両データをセンター3に送信してもよい。ここでの経路情報は、ナビゲーション装置に設定されている経路情報とすればよい。つまり、車載機1は、ナビゲーション装置に走行予定経路が設定されている場合には、ナビゲーション装置から経路情報を取得すればよい。
また、自車両が自動運転のための制御処理を行うECU(Electronic Control Unit)である自動運転ECUを備えてあって、当該自動運転ECUによる自動運転のための制御処理を実施されている場合には、自動運転ECUから経路情報を取得してもよい。
このような態様において、車載機1は、センター3から所定の車両の経路情報を取得する。例えば、車載機1は、警告判定部F5によって自車両と接触する可能性がある車両、言い換えれば、それぞれの進行方向と現在位置から推測される移動軌跡が交差する車両についての経路情報を取得する。
そして、警告判定部F5は、センター3から取得した経路情報を、接触する可能性があるか否かの判定材料として用いる。例えば、現時点における自車両と他車両のそれぞれの位置情報と進行方向によれば、接触する可能性が所定の閾値以上となる場合であっても、実際には右折や左折などによって、接触する可能性はほぼ0となる場合がある。より具体的には、自車両と他車両との接触が想定される交差点よりも手前側に存在する交差点において他車両が右折や左折などで進路変更を実施する場合がある。そのような場合、各車両の動線は交差しないことになるため、実際に接触する可能性は低減される。つまり、他車両の走行予定経路が、自車両と他車両との接触が想定される交差点よりも手前側に存在する交差点において他車両が右折や左折などで進路変更する経路となっている場合には、その他車両と自車両とが接触する可能性は低減される。
このように車車間通信によって送受信される情報には含まれない情報(つまり経路情報)を、センター3から取得することで、警告判定部F5の判定精度を向上させることができる。それに伴って、警告処理部F8が不要な警告処理を実施する恐れを低減できる。
また、警告判定部F5によって注意喚起すべき他車両が存在すると判定された場合に、その他車両についての外観情報要求信号を送信する態様としている場合には、外観情報要求信号を送信する頻度も抑制することができる。それにより、各部の処理負荷を低減できるとともに、車載機1における通信費を抑制することができる。
[変形例3]
以上では、自車両周辺に存在する他車両のうち、警告判定部F5によって注意喚起すべき車両と判定されている他車両の外観情報をドライバに提供する態様を例示したが、それに限らない。自車両周辺に存在し、自車両と車車間通信を実施している全ての他車両の外観情報をドライバに提供してもよい。
[変形例4]
また、以上では、或る車両の外観情報として、車種、サイズ、及び色をドライバに教示する態様を例示したが、これに限らない。車種、サイズ、及び色の何れか1つだけを教示する態様としてもよい。つまり、車両の外観情報として、車種、サイズ、及び色の少なくとも1つをドライバに教示されれば良い。また、外観情報DB2や、センター3、及び車両Mxとの間でやりとりされる外観情報もまた、ドライバに教示すべき種類の情報を含んでいれば良い。
100 運転支援システム、1・1x・1y・1z 車載機(1x 第1車載機、1y・1z 第2車載機)、10 制御部、11 GNSS受信機、12 車速センサ、13 加速度センサ、14 車車間通信部、15 広域通信部、16 ディスプレイ、17 スピーカ、2 外観情報データベース(外観情報記憶部)、3 センター、31 センター側広域通信部、32 センター側制御部、33 センター側データベース(センター側記憶部)、F1 自車両情報取得部(第1車両情報取得部)、F2 車両データ生成部(送信処理部)、F3 転送処理部、F4 他車両情報管理部(他車両情報取得部)、F5 警告判定部、F6 外観情報要求部、F7 外観情報取得部(車載機側外観情報取得部)、F8 警告処理部(報知処理部)、G1 車両情報管理部、G2 車両特定部(送信元車両特定部)、G3 センター側外観情報取得部

Claims (7)

  1. 第1車両(Mx)で用いられ、車車間通信を実施する機能を備える第1車載機(1x)と、複数の第2車両(My、Mz)のそれぞれで用いられ、車車間通信を実施する機能を備える複数の第2車載機(1y,1z)と、前記第1車載機及び前記第2車載機のそれぞれと広域通信を実施するセンター(3)と、前記第2車両の車両識別番号と前記第2車両の外観を示す外観情報とを対応付けて記憶する外観情報記憶部(2)と、を備える運転支援システムであって、
    複数の前記第2車載機のそれぞれは、
    その第2車載機が用いられている前記第2車両である自車両の走行状態を示す複数種類の情報を含む車両情報を、車車間通信によって同報送信する送信処理部(F2)と、
    前記送信処理部によって送信された前記車両情報の一部又は全部である特定用情報と、前記自車両の車両識別番号とを含む情報を広域用車両情報として前記センターに送信する転送処理部(F3)と、を備え、
    前記特定用情報は、その内容が他の前記第2車両における前記特定用情報が示す内容と重複する可能性が十分に小さい情報であって、
    前記センターは、前記第2車載機から送信された前記広域用車両情報を受信した場合に、その広域用車両情報に含まれる前記車両識別番号と前記特定用情報とを対応付けて記憶するセンター側記憶部(31)を備え、
    前記第1車載機は、
    前記第2車載機から同報送信された前記車両情報を車車間通信によって取得する他車両情報取得部(F4)と、
    前記他車両情報取得部が取得した前記車両情報の送信元に相当する前記第2車両である送信元車両についての情報を、前記第1車両のドライバに対して報知する報知処理部(F8)と、
    前記車両情報に含まれている前記特定用情報を含み、その車両情報の前記送信元車両の前記外観情報を提供するように要求する外観情報要求信号を前記センターに送信する外観情報要求部(F6)と、を備え、
    前記センターは、さらに、
    前記第1車載機から送信された前記外観情報要求信号を受信した場合、前記センター側記憶部に格納されている前記特定用情報の中から、当該外観情報要求信号に含まれる前記特定用情報と合致する前記特定用情報を検索することで、前記送信元車両の車両識別番号を特定する送信元車両特定部(G2)と、
    前記送信元車両特定部が特定した前記車両識別番号に対応する前記外観情報を前記外観情報記憶部から取得するセンター側外観情報取得部(G3)と、を備え、
    前記センターは前記センター側外観情報取得部が取得した前記外観情報を前記第1車載機に送信し、
    前記第1車載機は、さらに
    前記センターから返送される前記外観情報を取得する車載機側外観情報取得部(F7)を備え、
    前記報知処理部は、前記第2車両の存在を前記ドライバに報知する場合には、その第2車両に対して前記車載機側外観情報取得部が取得した前記外観情報に基づいて、その第2車両の外観を前記ドライバが認識できるように報知することを特徴とする運転支援システム。
  2. 請求項1において、
    前記車両情報は、少なくとも、当該車両情報の前記送信元車両を示す識別用情報と、当該車両情報が前記送信元車両において生成された時刻である時刻情報と、前記送信元車両の位置情報とを含み、
    前記特定用情報は少なくとも前記時刻情報を含むとともに、さらに、前記位置情報及び前記識別用情報の少なくとも何れか一方を含んでいることを特徴とする運転支援システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第1車載機は、
    前記第1車両の走行状態を示す第1車両情報を取得する第1車両情報取得部(F1)と、
    前記第2車載機から受信した前記車両情報と、前記第1車両情報取得部が取得した前記第1車両情報とに基づいて、その受信した前記車両情報の前記送信元車両の存在を前記ドライバに対して報知すべきか否かを判定する警告判定部(F5)と、を備え、
    前記報知処理部は、前記警告判定部によって前記ドライバに対してその存在を報知すべきであると判定された前記第2車両である報知対象車両について、その外観を前記ドライバが認識できるように報知することを特徴とする運転支援システム。
  4. 請求項3において、
    前記外観情報要求部は、前記送信元車両が前記警告判定部によって前記ドライバに対してその存在を報知すべきであると判定された場合に、その送信元車両に対応する前記外観情報要求信号を前記センターに送信することを特徴とする運転支援システム。
  5. 請求項3又は4において、
    前記第1車載機はディスプレイ(16)を備え、
    前記報知処理部は、前記報知対象車両の前記外観情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする運転支援システム。
  6. 請求項1から5の何れか1項において、
    前記外観情報は、車両のボディ形状の種別、ボディの大きさ、ボディの基調とする色の少なくとも1つを含んでいることを特徴とする運転支援システム。
  7. 自車両の外部に設けられたセンターと広域通信を実施する広域通信部(15)と、
    自車両の走行状態を示す複数種類の情報を含む車両情報を、車車間通信によって同報送信する送信処理部(F2)と、
    前記送信処理部によって送信された前記車両情報に含まれている複数種類の情報のうち、予め定められた種類の情報である特定用情報と、自車両固有の番号である車両識別番号とを含む情報を広域用車両情報として前記センターに送信する転送処理部(F3)と、
    車車間通信によって他車両から同報送信された前記車両情報を取得する他車両情報取得部(F4)と、
    前記他車両情報取得部が取得した前記車両情報の送信元に相当する前記他車両である送信元車両についての情報を、自車両のドライバに対して報知する報知処理部(F8)と、
    前記送信元車両から送信された前記車両情報に含まれている前記特定用情報を含み、前記送信元車両の外観を示す外観情報を提供するように要求する外観情報要求信号を前記センターに送信する外観情報要求部(F6)と、
    前記外観情報要求部が送信した前記外観情報要求信号に対する応答として、前記センターから返送される、前記送信元車両の前記外観情報を取得する車載機側外観情報取得部(F7)と、を備え、
    前記報知処理部は、前記他車両の存在をドライバに報知する場合には、その他車両の前記外観情報をドライバが認識できるように報知することを特徴とする車載機。
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