JP6269132B2 - 車両用シート装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、モータのピニオンギアが噛合するセクターギアの回動に応じて車両用シートの高さが調整される車両用シート装置の製造方法に関するものである。
従来、モータのピニオンギアが噛合するセクターギアの回動に応じて車両用シートの高さが調整される車両用シート装置では、ピニオンギアとセクターギアとの噛合部分のバックラッシュに起因するガタや異音が発生することがある。このようなバックラッシュに起因するガタや異音の発生を防止するための技術として、下記特許文献1に開示される車両用シートのハイト機構が知られている。
この車両用シートのハイト機構では、セクターギアは、三層構造とされており、中央の板材は、左右の板材間に固定された後半部と、その先端に歯を持ち左右の板材間に径方向に可動に挟持された前半部と、に分断して形成されている。そして、付勢部材が中央の板材の前半部、後半部間に配置され、径方向の付勢力を中央の板材の前半部に加え、前半部の歯を左右の板材の重複する歯よりも突出させてピニオンギアの歯に噛合させている。これにより、セクターギアの中央の板材の前半部は、付勢部材の付勢力のもとで径方向に突出してピニオンギアと常に噛合するため、ピニオンギア、セクターギア間のバックラッシュを埋めるサブギアとして機能する。そのため、ハイト機構の非駆動時、駆動時のいずれにおいてもバックラッシュは存在せず、バックラッシュに起因するガタつきや異音の発生が防止される。
特開2009−001222号公報
ところで、上述のようにセクターギアを三層構造とするような構成では、セクターギアを構成する各板材を高精度に加工および組み付けする必要があり、各構成部品の加工精度のばらつきや組付精度のばらつきが生じていると、バックラッシュを効果的に抑制できないという問題がある。また、他の構成にてセクターギア等を構成する場合でも、各構成部品の加工精度のばらつき等が生じている場合には同様の問題が生じてしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、構成部品の加工精度のばらつきに起因することなくピニオンギアおよびセクターギア間のバックラッシュの発生を抑制し得る車両用シート装置の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項の発明では、車両用シート(21,22)を支持するシートフレーム(23)と、ピニオンギア(41)が回転軸に設けられ、前記シートフレームに形成される貫通穴(24)を前記回転軸が挿通するように当該シートフレームに組み付けられるモータ(40)と、前記シートフレームに軸支された状態で前記ピニオンギアに噛合するセクターギア(50)と、前記セクターギアの回動に応じて前記車両用シートの高さを調整するリンク機構(12,13)と、を備える車両用シート装置(10)の製造方法であって、前記ピニオンギアと同じ形状を有するダミー部材(70)を用意する第1工程と、前記ピニオンギアを位置決めするためのワッシャ(25)を前記ダミー部材に組み付けて、このダミー部材を前記貫通穴を介して前記セクターギアに噛合させる第2工程と、前記ダミー部材が組み付けられた前記ワッシャを前記セクターギアの回動中心に向けて押し付ける第3工程と、前記押付状態の前記ワッシャを前記シートフレームに固定する第4工程と、前記ダミー部材を前記ワッシャから取り外す第5工程と、前記モータを前記ワッシャを用いて位置決めした状態で前記シートフレームに組み付ける第6工程と、を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
求項の発明では、第1工程により、ピニオンギアと同じ形状を有するダミー部材が用意され、第2工程により、ピニオンギアを位置決めするためのワッシャがダミー部材に組み付けられて、このダミー部材が貫通穴を介してセクターギアに噛合され、第3工程により、ダミー部材が組み付けられたワッシャがセクターギアの回動中心に向けて押し付けられ、第4工程により、押付状態のワッシャがシートフレームに固定され、第5工程により、ダミー部材がワッシャから取り外され、第6工程により、モータがワッシャを用いて位置決めした状態でシートフレームに組み付けられる。
このように、ダミー部材がセクターギアの回動中心に向けて押し付けられることで、ダミー部材およびセクターギア間のバックラッシュが最小になる。この押付状態でダミー部材を組み付けたワッシャをシートフレームに固定することで、ダミー部材を取り外した後のワッシャを用いてモータを位置決めすると、セクターギアやシートフレーム等の構成部品の加工精度のばらつきに影響されることなく、ピニオンギアとセクターギアとの間のバックラッシュが最小になる。したがって、構成部品の加工精度のばらつきに起因することなくピニオンギアおよびセクターギア間のバックラッシュの発生を抑制することができる。
また、請求項の発明では、ワッシャが溶接によりシートフレームに固定されるので、ワッシャをシートフレームに容易かつ強固に固定することができる。
本実施形態に係る車両用シート装置の側面図である。 ハイト機構が組み付けられたシートクッションフレームを示す側面図である。 図2のモータの正面図である。 図3のモータのブラケットからピニオンギア側を示す斜視図である。 ダミー部材を示す斜視図である。 セクターギアに噛合させるようにダミー部材をシートクッションフレームに組み付けた状態を示す側面図である。 ダミー部材の先端部が貫通穴にて軸支されるようにサポートブラケットをシートクッションフレームに組み付けた状態を示す側面図である。 シートクッションフレームの一側面にて押付用治具を用いてワッシャを押し付けた状態を示す説明図である。 シートクッションフレームの他側面にて押付用治具を用いてサポートブラケットおよびセクターギアを押し付けた状態を示す説明図である。 シートクッションフレームの側面に対して直交する方向から見た各押付用治具による押付状態を示す説明図である。
以下、本発明に係る車両用シート装置およびその製造方法の一実施形態について図を参照して説明する。なお、図1は、本実施形態に係る車両用シート装置10の側面図である。図2は、ハイト機構30が組み付けられたシートクッションフレーム23を示す側面図である。図3は、図2のモータ40の正面図である。図4は、図3のモータ40のブラケット42からピニオンギア41側を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る車両用シート装置10は、主に、車体Bに固定される基台11と、この基台11に一対の前側リンク12および一対の後側リンク13を介して支持されるシート本体20と、後側リンク13を傾倒させることでシート本体20の車体Bに対する高さを調整するハイト機構30とを備えている。
シート本体20は、シートクッション21およびシートバック22からなる車両用シートに加えて、シートクッション21が支持されるシートクッションフレーム23とシートバック22が支持されるシートクッションフレームとを備えている。シート本体20は、シートバックフレームの連結軸がシートクッションフレーム23の上端部に相対回転可能に軸支されることで、シートクッション21に対してシートバック22が傾動可能に支持されるように構成されている。
両前側リンク12は、各下端部が基台11の前部に相対傾動可能に連結されるとともに、各上端部がシートクッションフレーム23の前部下面に相対傾動可能に連結されている。また、両後側リンク13は、各下端部が基台11に後部に相対傾動可能に連結されるとともに、各上端部が後述するセクターギア50の回動に応じて傾動するように支持されている。これにより、平行リンク機構が構成され、シート本体20が基台11に対して水平状態で平行移動することとなる。
図2に示すように、ハイト機構30は、主に、モータ40と、セクターギア50と、サポートブラケット60と、を備えている。
図3および図4に示すモータ40は、シート本体20の車体Bに対する高さを調整する際に駆動力を発揮する駆動手段であって、減速機能を有するギアドモータとして構成されている。このモータ40は、図略の駆動制御装置により駆動制御されて、モータの回転軸に形成されたピニオンギア41を所定の減速比で所望の方向に回動させる。
モータ40は、シートクッションフレーム23の貫通穴24の外縁部に溶接固定されたワッシャ25とサポートブラケット60とに、ピニオンギア41の後端部41bと先端部41aとがそれぞれ軸支された状態で、シートクッションフレーム23の一側面23aに対してブラケット42にて固定されている。なお、シートクッションフレーム23の貫通穴24およびその外縁部は、ワッシャ25が溶接固定可能な形状に形成されている。
ワッシャ25は、バーリングされた内縁がピニオンギア41の後端部41bを軸支可能に形成されており、その外縁に一対の溶接用の突起部25aと、一対の押付用のピン溝25bが形成されている。このワッシャ25は、シートクッションフレーム23に対する組付精度が、ピニオンギア41およびセクターギア50間のバックラッシュに影響する構成部品であり、そのシートクッションフレーム23に対する詳細な固定方法については後述する。
セクターギア50は、モータ40の回転を両後側リンク13に伝達するように機能するものである。このセクターギア50は、シートクッションフレーム23に固定されるシャフト26によりシートクッションフレーム23の他側面23bにて回動可能に支持されており、モータ40のピニオンギア41に常時噛合するように形成されている。また、セクターギア50には、シートクッションフレーム23に後述するように溶接固定されるピン63が当該セクターギア50の回動時に干渉しないように貫通穴51が形成されている。
サポートブラケット60は、ピニオンギア41の先端部41aを軸支するように機能するものである。このサポートブラケット60は、貫通穴61にてピニオンギア41の先端部41aを軸支した状態で、シートクッションフレーム23の他側面23bに溶接固定されている。貫通穴61の周囲には、押付用のバーリング部62が形成されている。
本実施形態では、シートクッションフレーム23との溶接個所として、サポートブラケット60に一端が溶接固定されるピン63の他端と、シートクッションフレーム23に形成される貫通穴27を介して露出する溶接部64とが用意されている。サポートブラケット60は、ワッシャ25と同様に、シートクッションフレーム23に対する組付精度が、ピニオンギア41およびセクターギア50間のバックラッシュに影響する構成部品であり、そのシートクッションフレーム23に対する詳細な固定方法については後述する。
このようにハイト機構30が構成されることで、モータ40が所定方向に回転駆動すると、ピニオンギア41に噛合しているセクターギア50がシャフト26を中心に回動する。このセクターギア50の回動に応じて両後側リンク13が傾動し、これに伴い両前側リンク12も傾動することで、シート本体20が基台11に対して水平状態で平行移動することとなる。
次に、ワッシャ25およびサポートブラケット60のシートクッションフレーム23への固定方法について、図5〜図10を参照して説明する。なお、図5は、ダミー部材70を示す斜視図である。図6は、セクターギア50に噛合させるようにダミー部材70をシートクッションフレーム23に組み付けた状態を示す側面図である。図7は、ダミー部材70の先端部71aが貫通穴61にて軸支されるようにサポートブラケット60をシートクッションフレーム23に組み付けた状態を示す側面図である。図8は、シートクッションフレーム23の一側面23aにて押付用治具81を用いてワッシャ25を押し付けた状態を示す説明図である。図9は、シートクッションフレーム23の他側面23bにて押付用治具82,83を用いてサポートブラケット60およびセクターギア50を押し付けた状態を示す説明図である。図10は、シートクッションフレーム23の側面23a,23bに対して直交する方向から見た各押付用治具81〜83による押付状態を示す説明図である。
本実施形態では、製造方法に関する第1工程として、予め、ピニオンギア41と同じ形状を有するダミー部材70を用意する。このダミー部材は、モータ軸と同じ材料により構成される固定用治具として機能するもので、図5に示すように、ピニオンギア41と同じ形状のギア部71を備えている。また、ギア部71には、ピニオンギア41の先端部41aおよび後端部41bに相当する先端部71aおよび後端部71bが形成され、さらに後端部71bよりも径が大きな大径部72が形成されている。
次に、上述のように形成されたダミー部材70を用いてワッシャ25およびサポートブラケット60をシートクッションフレーム23に溶接する工程について説明する。
まず、第2工程として、図6に示すように、シートクッションフレーム23に固定したシャフト26にセクターギア50を組み付けるとともに、ワッシャ25を組み付けたダミー部材70を貫通穴24を介してセクターギア50に噛合させる。このとき、シートクッションフレーム23の貫通穴24に対して一側面23a側からギア部71が挿通され、ギア部71がセクターギア50に噛合し、貫通穴24の周囲の縁部にワッシャ25の側面が押し当てられる。
続いて、図7に示すように、サポートブラケット60を、ピン63の他端がシートクッションフレーム23の貫通穴28に挿通した状態でギア部71の先端部71aを貫通穴61にて軸支するように、シートクッションフレーム23に組み付ける。このとき、シートクッションフレーム23の一側面23aでは、溶接部64が貫通穴27を介して露出している。
そして、第3工程として、押付用治具を用いて、ワッシャ25およびサポートブラケット60をセクターギア50の回動中心に向けて押し付けるとともに、セクターギア50をギア部71の回転中心に向けて押し付ける。具体的には、ワッシャ25のピン溝25bに係合可能な突起81aが形成される押付用治具81を用いて、図8および図10に示すように、シートクッションフレーム23の一側面23aにて、ワッシャ25を回り止めした状態でセクターギア50の回動中心に向けて押し付ける。また、押付面がV字状に形成される押付用治具82を用いて、図9および図10に示すように、シートクッションフレーム23の他側面23bにて、サポートブラケット60のバーリング部62をセクターギア50の回動中心に向けて押し付ける。また、シャフト26に装着可能な押付用治具83を用いて、図9および図10に示すように、シートクッションフレーム23の他側面23bにて、シャフト26とともにセクターギア50をギア部71の回転中心に向けて押し付ける。
この押付状態では、ダミー部材70のギア部71とセクターギア50との間のバックラッシュがほぼ0になっている。
そして、第4工程として、上述のような押付状態で、ワッシャ25およびサポートブラケット60をシートクッションフレーム23に溶接固定する。具体的には、ワッシャ25を、両突起部25aを用いてシートクッションフレーム23の貫通穴24の外縁部に溶接固定する。また、サポートブラケット60を、貫通穴28に挿通したピン63の他端と貫通穴27を介して露出する溶接部64とを用いてシートクッションフレーム23の一側面23aに溶接固定する。
そして、第5工程として、ワッシャ25からダミー部材70を取り外す。このとき、ワッシャ25は、シートクッションフレーム23の一側面23aに溶接固定されているため、ダミー部材70を取り外した状態でもシートクッションフレーム23に対する組付位置が維持される。
そして、第6工程として、ワッシャ25に対して一側面23a側からピニオンギア41を挿通させて、ピニオンギア41をセクターギア50に噛合させた状態で、モータ40のブラケット42をシートクッションフレーム23に固定する。これにより、ハイト機構30の組み付けが完了する。
以上説明したように、本実施形態に係る車両用シート装置10では、シートクッションフレーム23に形成される貫通穴24は、モータ40を位置決めするためのワッシャ25が固定されるように形成されている。このワッシャ25は、モータ40のピニオンギア41と同じ形状のダミー部材70が当該ワッシャ25により位置決めされてセクターギア50に噛合するとともに当該セクターギア50の回動中心に向けて押し付けられた状態で、シートクッションフレーム23に固定される。
また、本実施形態に係る車両用シート装置10の製造方法では、ピニオンギア41と同じ形状を有するダミー部材70が用意され(第1工程)、ピニオンギア41を位置決めするためのワッシャ25がダミー部材70に組み付けられて、このダミー部材70が貫通穴24を介してセクターギア50に噛合され(第2工程)、ダミー部材70が組み付けられたワッシャ25とサポートブラケット60とがセクターギア50の回動中心に向けて押し付けられるとともにセクターギア50がダミー部材70のギア部71の回転中心に向けて押し付けられ(第3工程)、押付状態のワッシャ25およびサポートブラケット60がシートクッションフレーム23に固定され(第4工程)、ダミー部材70がワッシャ25から取り外され(第5工程)、モータ40がワッシャ25を用いて位置決めした状態でシートクッションフレーム23に組み付けられる(第6工程)。
このように、ダミー部材70がセクターギア50の回動中心に向けて押し付けられることで、ダミー部材70およびセクターギア50間のバックラッシュが最小になる。この押付状態でダミー部材70を組み付けたワッシャ25をシートクッションフレーム23に溶接固定することで、ダミー部材70を取り外した後のワッシャ25を用いてモータ40を位置決めすると、セクターギア50やシートクッションフレーム23等の構成部品の加工精度のばらつきに影響されることなく、ピニオンギア41とセクターギア50との間のバックラッシュが最小になる。したがって、構成部品の加工精度のばらつきに起因することなくピニオンギア41およびセクターギア50間のバックラッシュの発生を抑制することができる。
また、ワッシャ25やサポートブラケット60が溶接によりシートクッションフレーム23に固定されるので、ワッシャ25およびサポートブラケット60をシートクッションフレーム23に容易かつ強固に固定することができる。なお、溶接方法としては、アーク溶接やプロジェクション溶接、レーザ溶接などの溶接方法を採用することができる。また、ワッシャ25やサポートブラケット60をシートクッションフレーム23に固定する方法として、溶接により固定する方法に代えて、例えば、リベット等を設けてかしめ固定する方法を採用してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)ワッシャ25やサポートブラケット60、モータ40等は、シートクッションフレーム23に固定されることに限らず、シートバック22が支持されるシートバックフレームに固定されてもよい。この場合、本発明に係る固定方法を採用することで、上記効果を奏する。
10…車両用シート装置
20…シート本体
23…シートクッションフレーム(シートフレーム)
25…ワッシャ
30…ハイト機構
40…モータ
41…ピニオンギア
50…セクターギア
60…サポートブラケット
70…ダミー部材
81〜83…押付用治具

Claims (2)

  1. 車両用シートを支持するシートフレームと、
    ピニオンギアが回転軸に設けられ、前記シートフレームに形成される貫通穴を前記回転軸が挿通するように当該シートフレームに組み付けられるモータと、
    前記シートフレームに軸支された状態で前記ピニオンギアに噛合するセクターギアと、
    前記セクターギアの回動に応じて前記車両用シートの高さを調整するリンク機構と、
    を備える車両用シート装置の製造方法であって、
    前記ピニオンギアと同じ形状を有するダミー部材を用意する第1工程と、
    前記ピニオンギアを位置決めするためのワッシャを前記ダミー部材に組み付けて、このダミー部材を前記貫通穴を介して前記セクターギアに噛合させる第2工程と、
    前記ダミー部材が組み付けられた前記ワッシャを前記セクターギアの回動中心に向けて押し付ける第3工程と、
    前記押付状態の前記ワッシャを前記シートフレームに固定する第4工程と、
    前記ダミー部材を前記ワッシャから取り外す第5工程と、
    前記モータを前記ワッシャを用いて位置決めした状態で前記シートフレームに組み付ける第6工程と、
    を備えることを特徴とする車両用シート装置の製造方法。
  2. 前記第4工程では、前記押付状態の前記ワッシャを溶接により前記シートフレームに固定することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート装置の製造方法。
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