JP6267831B2 - X線撮像システム及びx線管アセンブリのためのラッチ機構 - Google Patents

X線撮像システム及びx線管アセンブリのためのラッチ機構 Download PDF

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Description

本発明は、X線管アセンブリが第1の位置と第1の位置から90°だけ離間する第2の位置との間で回転させられてよいX線撮像システムに関し、特に、X線管アセンブリのためのラッチ機構に関する。
既知のように、X線撮像システムは、少なくとも、X線を生成し且つ放出するように構成されるX線管アセンブリと、検査されるべき人体のような被験者の領域を通過するX線を検出するように構成される検出器とを含む。検出器は、検出されるX線に基づき電気信号を生成し、電気信号を処理ユニットに伝えて、検査されるべき領域の画像を形成する。検査されるべき領域が撮像されるとき、患者は、直立姿勢を維持する必要があることがある。他の患者については、検査されるべき領域が撮像されるとき、仰向けに横たわることが必要なことがある。よって、X線管アセンブリは、X線が例えば検査されるべき領域の上に実質的に垂直に投射される第1の位置と、X線管アセンブリの回転軸について第1の位置から90°だけ離間し、X線が例えば検査されるべき領域の上に実質的に水平に投射される第2の位置との間で回転し得なければならない。
図1は、従来的なX線撮像システムのX線管アセンブリの部分図を示している。図1に示すように、X線管アセンブリ1は、X線を生成し且つ放出するように構成されるX線管3と、X線管3によって生成されるX線を検査されるべき人体のような被験者の領域の上にコリメートするように構成されるコリメータ5とを含む。X線管アセンブリ1は、管アーム9及びラッチ機構11を通じて支持部分7に回転可能に取り付けられる。支持部分7は、管コラム13の上に垂直に移動可能に取り付けられる。図2は、回転プレートが第1の位置に係止されるラッチ機構を示す概略図であり、図2Aは、図2に対応するX線管アセンブリの向きを示しており、図3は、回転プレートがX線管アセンブリ1の回転軸について90°だけ第1の位置から離間する第2に位置において係止されるラッチ機構を示しており、図3Aは、図3に対応するX線管アセンブリの向きを示している。図2及び3に示すように、ラッチ機構11は、管アーム9を固定する回転プレート15と、バネ荷重ラッチ17とを含む。回転プレート15は、円形の形状であり、回転プレート15の外周に配置される、第1のノッチ15aと、第2のノッチ15bと、第3のノッチ15cとを含む。第2のノッチ15b及び第3のノッチ15cは、X線管アセンブリ1の回転軸について第1のノッチ15aから90°だけ離間し、互いに180°だけ離間している。バネ荷重ラッチ17を第1のノッチ15a内に取り外し可能に押し付けて、X線が検査されるべき領域の上に実質的に垂直に投射される第1の位置でX線管アセンブリ1を係止してよい。X線管アセンブリ1のハンドル19を把持し、そして、X線管アセンブリ1を回転させて、バネによってバネ荷重ラッチ17に加えられる力に抗してバネ荷重ラッチ17を第1のノッチ15aから離すことによって、回転プレート15は、バネ荷重ラッチ17が第2のノッチ15b及び第3のノッチ15cの一方の内に取り外し可能に押し込まれて、X線が検査されるべき領域の上に実質的に平行に投射される第2の位置においてX線管アセンブリ1を係止するよう、回転させられる。もちろん、回転プレート15が反対方向に配点させられるとき、バネ荷重ラッチ17は、第1の位置から90°だけ離間し且つ第2の位置の反対側にある第3の位置においてX線管アセンブリ1を係止してよい。第1の位置にあるX線管アセンブリ1は、X線が検査されるべき領域の上に実質的に垂直に投射されることを保証するよう正確に整列させられるが、X線は、管アーム、管コラム、レール等の製造公差のような様々な公差の積上げ(stack up)の故に、X線管アセンブリ1が第2の位置において係止されときに、必ずしも検査されるべき領域の上に実質的に水平に投射されるとは限らない。よって、X線撮像システムの据付けの間の第1の位置及び/又は第2の位置ラッチアライメント(整列)を含む、より関連するパラメータが、注意深く反復的に整列させられる必要がある。何故ならば、第1の位置ラッチ及び第2の位置ラッチのアライメントは互いに連動させられるからである。これは製造公差制御及びX線撮像システムの据付けをより複雑且つ困難にする。
よって、従来的なX線撮像システムに対する改良の必要がある。
本発明の1つの特徴によれば、X線管アセンブリのためのラッチ機構であって、
− 管アームを用いてX線管アセンブリを固定的に取り付ける回転プレートであって、支持部分に対して軸について回転可能であるよう前記支持部分に回転可能に取り付けられる、回転プレートと、
− 支持部分に固定される第1のバネ荷重ラッチ及び第2のバネ荷重ラッチとを含み、
軸は、回転プレートに対して垂直に回転プレートの上の地点を通過し、回転プレートは、第1の受入れ部分と、第2の受入れ部分とを含み、第2の受け入れ部分は、軸について実質的に90°だけ第1の受入れ部分から離間し、
第1のバネ荷重ラッチ及び第2のバネ荷重ラッチは、回転プレートに隣接して、正反対に配置され、第1のバネ荷重ラッチは、第1の位置においてX線管アセンブリを係止するよう、第1の受入れ部分に取り外し可能に押し込まれるように構成され、第2のバネ荷重ラッチは、第1の方向において軸について実質的に90°だけ第1の位置から離間する第2の位置においてX線管アセンブリを係止するよう、第2の受入れ部分に取り外し可能に押し込まれるように構成される、
ラッチ機構が提供される。
当業者は、特定の値(例えば、「実質的に90°」)と共に用いられる「実質的に」という用語が、当該技術分野において周知であるようなレベルの公差を意味することを理解するであろう。例えば、当業者は、幾つかのシステムにおける特定の角度の値について、公差のレベルが+/−3度であることを理解するであろう。
加えて、本文を通じて特定される全ての具体的な値は、当業者によって理解されるように、実際的なシステムにおいて特定のレベルの公差を許容することが意図される。
本発明の他の特徴によれば、前述のラッチ機構を含むX線撮像システムが提供される。
本発明のこれらの及び他の目的、構成及び特徴、並びに、操作方法、関連する構造要素の機能、部品の組み合わせ、及び製造の経済は、添付の図面を参照して以下の記述及び付属の請求項を考察した後により明らかになるであろう。全ての図面は本明細書の部分を形成し、同等の参照番号は様々な図中の対応する部品を指す。しかしながら、図面は例示及び記述の目的のために過ぎず、発明の限界の定義として意図されないことが、明示的に理解されるべきである。
従来的なX線撮像システムのX線管アセンブリの部分図を示している。 回転プレートが第1の位置において係止されるラッチ機構を示す概略図である。 図2に対応するX線管アセンブリの向きを示している。 回転プレートが第2の位置において係止されるラッチ機構を示す概略図である。 図3に対応するX線管アセンブリの向きを示している。 X線管アセンブリが第1の位置において係止されるX線撮像システムの概略図である。 X線管アセンブリが第2の位置において係止されるX線撮像システムの概略図である。 回転プレートが第1の位置において係止される本発明の第1の実施態様のラッチ機構を示す概略図である。 図6に対応するX線管アセンブリの向きを示している。 回転プレートが第2の位置において係止される本発明の第1の実施態様のラッチ機構を示す概略図である。 図7に対応するX線管アセンブリの向きを示している。 回転プレートが第1の位置において係止される本発明の第2の実施態様のラッチ機構を示す概略図である。 図8に対応するX線管アセンブリの向きを示している。 回転プレートが第2の位置において掛止される本発明の第2の実施態様のラッチ機構を示す概略図である。 図9に対応するX線管アセンブリの向きを示している。 X線管アセンブリの第2の位置と整列するときのX線管アセンブリの進路を示す概略図である。
図4及び5に示すように、本発明に従ったX線撮像システム200は、(例えば、レールの上で)X−Y平面において前後に動くように構成される管コラム21と、管コラム21に沿って垂直に動き得るX線管アセンブリ23と、患者テーブル27の下に取り付けられる第1の検出器25と、壁スタンド31に取り付けられる第2の検出器29とを含む。周知のように、X線管アセンブリ23は、管アーム(図示せず)及びラッチ機構33を用いて支持部分に回転可能に取り付けられるので、X線管アセンブリ23は、第1の位置とX線管アセンブリ23の回転軸について90°だけ第1の位置から離間する第2の位置との間で回転可能なことがある。支持部分は、管コラム21に沿って垂直に動くよう、スライド可能に取り付けられる。第1の検出器25は、X線管アセンブリ23が第1の位置において係止され、患者が患者テーブル27の上に横たわるときに、検査されるべき人体のような被験者の領域を通過するX線を検出するように構成される。第2の検出器29は、X線管アセンブリが第2の位置において係止され、患者が壁スタンド31の前に立つときに、検査されるべき被験者の領域を通過するX線を検出するように構成される。
図6は、回転プレートが第1の位置において係止されている本発明の第1の実施態様に従ったラッチ機構を示す概略図である。図6Aは、図6に対応するX線管アセンブリの向きを示している。図7は、回転プレートが第2の位置において係止されている本発明の第1の実施態様に従ったラッチ機構を示す概略図である。図7Aは、図7に対応するX線管アセンブリの向きを示している。図6及び7に示すように、本発明の第1の実施態様に従ったラッチ機構33は、回転プレート35を含み、X線管アセンブリ23は、管アームを用いて回転プレート35に固定的に取り付けられる。回転プレート35は、回転プレート35が支持部分に対して軸について回転可能であるよう、支持部分に回転可能に取り付けられてよい。軸は回転プレート35に対して垂直に回転プレート35上の地点Oを通過する。以下、軸を回転軸とも呼ぶ。回転プレート35は、回転プレート35の外周に配置された、第1のノッチ35aと、第2のノッチ35bと、第3のノッチ35cとを含む。第2のノッチ35b及び第3のノッチ35cは、回転軸について90°だけ第1のノッチ35aから離間し、互いに180°離間する。地点Oから第1のノッチ35aまでの距離はR1であり、地点Oから第2のノッチ35b及び第3のノッチ35cまでの距離はR2であり、R1>R2である。
ラッチ機構33は、支持部分の上に固定される第1のバネ荷重ラッチ37及び第2のバネ荷重ラッチ39を更に含む。第1のバネ荷重ラッチ37及び第2のバネ荷重ラッチ39は、回転プレート35に隣接して、正反対に配置される。第1のバネ荷重ラッチ37は、図6及び6Aに示すように、X線が検査されるべき領域の上に実質的に垂直に投射される第1の位置においてX線管アセンブリ23を係止するよう、第1のノッチ35a内に取り外し可能に押し込まれるように構成される。第2のバネ荷重ラッチ39は、図7に示すように、回転プレート35が反時計回り方向において回転軸について約90°だけ回転させられるときに、反時計回り方向において回転軸について90°だけ第1の位置から離間する第2の位置においてX線管アセンブリ23を係止するよう、第2のノッチ35b内に取り外し可能に押し込まれるように構成される。第2の位置において、X線は、図7Aに示すように、検査されるべき領域の上に実質的に水平に投射される。更に、第2のバネ荷重ラッチ39は、回転プレート35が回転軸について時計回り方向において90°だけ回転させられるときに、時計回り方向において90°だけ第1の位置から離間する第3の位置においてX線管アセンブリ23を係止するよう、第3のノッチ35c内に取り外し可能に押し込まれるようにも構成される。
R1とR2との間の差は、第1のバネ荷重ラッチ37が第1のノッチ35aから取り外された後に、第1のバネ荷重ラッチ37が動き得る、最大距離よりも大きくなければならない。換言すれば、この距離は、第1のバネ荷重ラッチ37が第1のノッチ35aから取り外されて、第1のバネ荷重ラッチ37が回転プレート35との接触を有さない状態に移行するときに、第1のバネ荷重ラッチ37が伸び得る、長さを指す。よって、第2のバネ荷重ラッチ39のみが、第2のノッチ35b及び第3のノッチ35cの一方に取り外し可能に押し込まれるが、第1のバネ荷重ラッチ37は、X線管アセンブリ23が第1の位置に対して回転軸について90°だけ回転させられるときに、第2のノッチ35b及び第3のノッチ35cの他方に押し込まれない。
第1の実施態様では、第1のノッチ35a、第2のノッチ35b、及び第3のノッチ35cが配置される場所を除き、回転プレート35は、円弧形状の外周を有してよい。よって、回転プレート35は、第1のバネ荷重ラッチ37及び第2のバネ荷重ラッチ39に対して滑らかに回転させられることがある。好ましくは、回転プレート35の第1の半分は、半円形の形状であり、回転プレート35の第2の半分は、半楕円の形状であり、第2のノッチ35b及び第3のノッチ35cは、第1の半分及び第2の半分の界面に配置され、第1のノッチ35aは、第1の半分に配置される。
図8は、回転プレートが第1の位置において係止されている本発明の第2の実施態様のラッチ機構を示す概略図である。図8は、図8に対応するX線管アセンブリの向きを示している。図9は、回転プレートが第2の位置において係止されている本発明の第2の実施態様のラッチ機構を示す概略図である。図9Aは、図9に対応するX線管アセンブリの向きを示している。図8及び9に示すように、本発明の第2の実施態様のラッチ機構33は、回転プレート35を含み、X線管アセンブリ23は、管アームを用いて回転プレート35に固定的に取り付けられる。回転プレート35は、回転プレート35が支持部分に対して軸について回転可能であるよう、支持部分に回転可能に取り付けられてよい。軸は回転プレート35に対して垂直に回転プレート35の上の地点Oを通過する。軸を回転軸とも呼ぶ。回転プレート35は、回転プレート35の上に配置される、第1の開口35dと、第2の開口35eと、第3の開口35fとを含む。第2の開口35e及び第3の開口35fは、回転軸について90°だけ第1の開口35dから離間し、回転軸について180°だけ互いに離間する。地点Oから第1の開口35dまでの距離はR1であり、地点Oから第2の開口35e及び第3の開口35fまでの距離はR2であり、R1≠R2である。
ラッチ機構33は、支持部分に固定される第1のバネ荷重ラッチ37及び第2のバネ荷重ラッチ39を更に含む。第1のバネ荷重ラッチ37及び第2のバネ荷重ラッチ39は、回転プレート35の側で、回転プレート35に隣接して、正反対に配置される。第1のバネ荷重ラッチ37は、図8Aに示すように、X線が検査されるべき領域の上に実質的に垂直に投射される第1の位置においてX線管アセンブリ23を係止するよう、第1の開口35d内に取り外し可能に押し込まれるように構成される。第2のバネ荷重ラッチ39は、図9に示すように、回転プレート35が反時計回り方向において回転軸について90°だけ回転させられるときに、反時計回り方向において90°だけ第1の位置から離間する第2の位置においてX線管アセンブリ23を係止するよう、第2の開口35eに取り外し可能に押し込まれるように構成される。第2の位置において、X線は、図9に示すように、検査されるべき領域の上に実質的に水平に投射される。更に、第2のバネ荷重ラッチ39は、回転プレート35が時計回り方向において回転軸について90°だけ回転させられるときに、時計回り方向において回転軸について90°だけ第1の位置から離間する第3の位置においてX線管アセンブリ23を係止するよう、第3の開口35fに取り外し可能に押し込まれるように構成される。第3の位置において、X線は、第2の方向と反対の方向において検査されるべき領域の上に実質的に水平に投射される。
R1≠R2であるので、図8及び9に示すように、X線管アセンブリ23が第1の位置に回転されるとき、第1のバネ荷重ラッチ37のみが第1の開口35dに取り外し可能に押し込まれるが、第2のバネ荷重ラッチ39は第2の開口35e及び第3の開口35fの一方に押し込まれず、X線管アセンブリ23が第1の位置に対して90°だけ回転させられるとき、第2のバネ荷重ラッチ39のみが第2の開口35e及び第3の開口35fの一方に取り外し可能に押し込まれるが、第1のバネ荷重ラッチ37は第1の開口35dに押し込まれない。第2の実施態様において、回転プレート35は、円形の形状であってよい。
図10を参照して、X線管アセンブリ23の第2の位置又は第3の位置のアライメント(整列)を説明する。図10は、X線管アセンブリの第2の位置又は第3の位置を整列させるときのX線管アセンブリの進路を示す概略図である。第1に、X線管アセンブリ23が、レール上で管コラム21と共に、X線管アセンブリ23から第2の検出器29までの距離Dが最小距離である位置まで動かされるときに、X線管アセンブリ23内のアライメント光源から第2の検出器29の上に投射されるアライメントビームの中心は位置Pとして印される。次に、X線管アセンブリ23が、レール上で管コラム21と共に、X線管アセンブリ23から第2の検出器29までの距離Dが最大距離である位置まで動かされるときに、X線管アセンブリ23内のアライメント光源から第2の検出器29の上に投射されるアライメントビームの中心は位置Pとして印される。位置Pが位置Pとのオーバーラップを実証すべきことが望ましい。しかしながら、X線撮像システムの製造及び/又は据付けに起因する様々な公差の積上げ(stack up)の故に、位置Pと位置Pとの間にはずれ(deviation)がある。アライメント後の標的位置はPであると想定される。標的位置Pと位置Pとの間の距離D及び標的位置Pと位置Pとの間の距離Dは、以下の等式を満足しなければならない。

/D=Dmin/Dmax
標的位置Pはこの等式に基づき決定されてよく、第2の検出器29の上に印される。次に、第2のバネ荷重ラッチ39の位置は、X線管アセンブリ23内のアライメント光源からの光が標的位置Pで第2の検出器29の上に投射され、それにより、X線管アセンブリ23の第2の位置又は第3の位置のアライメントを達成するよう、微調整されてよい。
X線管アセンブリ23の第1の位置のアライメントは、第1のバネ荷重ラッチ37の位置を微調整することによって、同様の方法において達成される。簡潔性のために、X線管アセンブリ23の第1の位置のアライメントの詳細を省略する。
本発明によれば、X線管アセンブリ23の第1の位置のアライメントは、第1のバネ荷重ラッチ37の位置を微調整することによって達成されるのに対し、X線管アセンブリ23の第2の位置及び第3の位置のアライメントは、第2のバネ荷重ラッチ39の位置を微調整することによって達成される。第1の位置ラッチ並びに第2の位置及び第3の位置ラッチのアライメントは、互いに別個である。それ故に、X線撮像システムの製造公差制御及び据付けは、より一層簡単且つ容易にされる。
上述の好適な実施態様において、回転プレートは、X線管アセンブリが第1の位置から回転軸について90°だけ時計回りに又は反時計回りに回転させられるときにはいつでも、X線が検査されるべき領域の上に実質的に水平に投射されるよう、3つのノッチ又は3つの開口を含む。しかしながら、第2のノッチ及び第3のノッチ又は第2の開口及び第3の開口のうちの一方だけを有することは実現可能であることが理解されるべきである。この場合、X線管アセンブリは、1つの方向においてのみ回転軸について90°だけ第1の位置から回転させられる。
現時点で最も実用的且つ好適であると考えられるものに基づき例示の目的のために本発明を詳細に記載したが、そのような詳細は専らその目的のためであること、並びに、本発明は開示の実施態様に制約されず、逆に付属の請求項の精神及び範囲内にある変更及び均等な構成を含むことが意図されることが、理解されるべきである。

Claims (13)

  1. X線管アセンブリのためのラッチ機構であって、
    管アームを用いて前記X線管アセンブリを固定的に取り付ける回転プレートであって、支持部分に対して軸について回転可能であるよう前記支持部分に回転可能に取り付けられる、回転プレートと、
    前記支持部分に固定される第1のバネ荷重ラッチ及び第2のバネ荷重ラッチとを含み、
    前記軸は、前記回転プレートに対して垂直に前記回転プレート上の地点を通過し、前記回転プレートは、第1の受入れ部分と、第2の受入れ部分とを含み、前記第2の受け入れ部分は、前記軸について実質的に90°だけ前記第1の受入れ部分から離間し、
    前記第1のバネ荷重ラッチ及び前記第2のバネ荷重ラッチは、前記回転プレートに隣接して、正反対に配置され、前記第1のバネ荷重ラッチは、第1の位置において前記X線管アセンブリを係止するよう、前記第1の受入れ部分に取り外し可能に押し込まれるように構成され、前記第2のバネ荷重ラッチは、第1の方向において前記軸について実質的に90°だけ前記第1の位置から離間する第2の位置において前記X線管アセンブリを係止するよう、前記第2の受入れ部分に取り外し可能に押し込まれるように構成される、
    ラッチ機構。
  2. 前記回転プレートは、前記軸について実質的に90°だけ前記第1の受入れ部分から並びに前記軸について実質的に180°だけ前記第2の受入れ部分から離間する第3の受入れ部分を更に含み、前記第2のバネ荷重ラッチは、前記第1の方向と反対の第2の方向において前記軸について実質的に90°だけ前記第1の位置から離間する第3の位置において前記X線管アセンブリを係止するよう、前記第3の受入れ部分に取り外し可能に押し込まれるように構成され、前記地点から前記第1の受入れ部分までの距離はR1であり、前記地点から前記第2の受入れ部分及び前記第3の受入れ部分までの距離はR2であり、前記第2のバネ荷重ラッチが前記第2の受入れ部分及び前記第3の受入れ部分の一方に取り外し可能に押し込まれるときに、前記第1のバネ荷重ラッチが前記第2の受入れ部分及び前記第3の受入れ部分の他方に押し込まれないよう、R1≠R2である、請求項1に記載のラッチ機構。
  3. 前記第1の受入れ部分、前記第2の受入れ部分、及び前記第3の受入れ部分は、前記回転プレートの外周に配置される、第1のノッチ、第2のノッチ、及び第3のノッチであり、R1>R2であり、前記第1のバネ荷重ラッチ及び前記第2のバネ荷重ラッチは、前記回転プレートの周りに配置される、請求項2に記載のラッチ機構。
  4. 前記X線管アセンブリが前記第1の位置に対して前記軸について実質的に90°だけ回転させられるときに、前記第2のバネ荷重ラッチのみが、前記第2の位置又は前記第3の位置において前記X線管アセンブリを係止するよう、前記第2のノッチ及び前記第3のノッチの一方に取り外し可能に押し込まれるが、前記第1のバネ荷重ラッチは、前記第2のノッチ及び前記第3のノッチの他方に押し込まれないよう、R1とR2との間の差は、前記第1のバネ荷重ラッチが前記第1のノッチから取り外された後に、前記第1のバネ荷重ラッチが動き得る、最大距離よりも大きい、請求項3に記載のラッチ機構。
  5. 前記第1のノッチ、前記第2のノッチ、及び前記第3のノッチが配置される場所を除き、前記回転プレートは、前記回転プレートが前記第1のバネ荷重ラッチ及び前記第2のバネ荷重ラッチに対して滑らかに回転させられるよう、円弧形状の外周を有する、請求項3に記載のラッチ機構。
  6. 前記回転プレートの第1の半分は、半円の形状であり、第2の半分は、半楕円の形状であり、前記第2のノッチ及び前記第3のノッチは、前記第1の半分及び前記第2の半分の界面に配置され、前記第1のノッチは、前記第1の半分に配置される、請求項3に記載のラッチ機構。
  7. 前記第1の受入れ部分、前記第2の受入れ部分、及び前記第3の受入れ部分は、前記回転プレートの上に配置される、第1の開口、第2の開口、及び第3の開口であり、前記第1のバネ荷重ラッチ及び前記第2のバネ荷重ラッチは、前記回転プレートの側に配置される、請求項2に記載のラッチ機構。
  8. 前記回転プレートは、円形の形状である、請求項7に記載のラッチ機構。
  9. 請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載のラッチ機構を含む、X線撮像システム。
  10. 前記X線管アセンブリが回転させられ、次に、係止させられ得るよう、管アーム及び前記ラッチ機構を用いて支持部分に回転可能に取り付けられるX線管アセンブリを含む、請求項9に記載のX線撮像システム。
  11. レールの上で前後に動くように構成される管コラムと、
    患者テーブルの下に取り付けられる第1の検出器と、
    壁スタンドに取り付けられる第2の検出器とを含み、
    前記支持部分は、前記X線管アセンブリが前記管コラムに沿って垂直に動き得るよう、前記管コラムの上に垂直にスライド可能に取り付けられる、
    請求項10に記載のX線撮像システム。
  12. 前記第1のバネ荷重ラッチ及び前記第2のバネ荷重ラッチは、前記支持部分に取り付けられる、請求項10に記載のX線撮像システム。
  13. 前記X線管アセンブリは、X線を生成し且つ放出するように構成されるX線管と、該X線管によって生成される前記X線を検査されるべき被験者の領域の上にコリメートするように構成されるコリメータとを含む、請求項10に記載のX線撮像システム。
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