JP6266178B2 - 方探装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電波の到来方向を推定する技術に関する。
電波の到来方向(DOA:Direction Of Arrival)を推定する技術では、電波源に対して一定の大きさを持つ受信空間において到来電波に関する情報を収集し、あるいは、電波源から当該受信空間へ空間的な拡がりをもって到来する電波を物理的に合成することでその到来方向の探知(以下「方探」ともいう。)が行われる。
この種のDOA推定技術は、たとえば、特許文献1(特開2004−247964号公報)、特許文献2(特開2005−037354号公報)及び下記の非特許文献1に開示されている。特許文献1には、アレイアンテナ部で得られる受信信号に高速フーリエ変換処理を施して当該受信信号の周波数成分を算出し、当該周波数成分に基づいて受信信号の到来方位を検出する技術が開示されている。一方、特許文献2及び非特許文献1には、MUSIC(MUltiple SIgnal Classification)と呼ばれるDOA推定技術が開示されている。
特開2004−247964号公報 特開2005−037354号公報
H.Krim and M.Viberg,"Two Decades of Array Signal Processing Research:The Parametric Approach", IEEE Signal Processing Magazine, Vol.13, No.4, pp.67−94, Jul. 1996.
従来のDOA推定技術では、電波の到来方向を高精度に推定するために、その到来方向を推定する方探装置のハードウェア規模が大きくなり、その製造コストが高くなるという課題がある。
上記に鑑みて本発明の目的は、ハードウェア構成の簡素化及び製造コストの低減を実現し得る方探装置を提供する点にある。
本発明の第1の態様による方探装置は、位相差を有する電波を受信可能なN本(Nは2以上の整数)のアンテナ素子を有し、当該N本のアンテナ素子の出力にそれぞれ対応するN系統のアナログ受信信号を並列に出力するアンテナ装置と、前記N系統のアナログ受信信号を合成することにより当該N系統のアナログ受信信号を互いに干渉させて干渉信号を生成する信号合成部と、可変に設定される通過帯域を有し、前記干渉信号のうち前記通過帯域の信号成分を選択的に出力する帯域選択部と、前記帯域選択部の出力をディジタル化するA/D変換部と、電波の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性と該電波の到来方向との間の対応関係を定めるデータベースが格納されているデータ記憶部と、前記帯域選択部を制御して前記通過帯域を変化させる制御部と、前記A/D変換部の出力の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性を前記データベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定する到来方向推定部とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様による方探装置は、位相差を有する到来電波を受信可能なN本(Nは2以上の整数)のアンテナ素子を有し、当該N本のアンテナ素子の出力にそれぞれ対応するN系統のアナログ受信信号を並列に出力するアンテナ装置と、可変に設定される通過帯域を有し、前記N系統のアナログ受信信号にそれぞれフィルタリングを施すことにより前記通過帯域の信号成分としてN系統のフィルタ信号を並列に出力する帯域選択部と、前記N系統のフィルタ信号を合成することにより当該N系統のフィルタ信号を互いに干渉させる信号合成部と、前記信号合成部の出力をディジタル化するA/D変換部と、電波の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性と該電波の到来方向との間の対応関係を定めるデータベースが格納されているデータ記憶部と、前記帯域選択部を制御して前記通過帯域を変化させる制御部と、前記A/D変換部の出力の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性を前記データベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定する到来方向推定部とを備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様による方探装置は、位相差を有する到来電波を互いに干渉させることで干渉波を発生させ、当該干渉波に対応するアナログ受信信号を出力するアンテナ装置と、可変に設定された通過帯域を有し、前記アナログ受信信号のうち前記通過帯域の信号成分を選択的に出力する帯域選択部と、前記帯域選択部の出力をディジタル化するA/D変換部と、電波の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性と該電波の到来方向との間の対応関係を定めるデータベースが格納されているデータ記憶部と、前記帯域選択部を制御して前記通過帯域を変化させる制御部と、前記A/D変換部の出力の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性を前記データベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定する到来方向推定部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、制御部は、帯域選択部の通過帯域を変化させる。到来方向推定部は、その変化する通過帯域を通過した信号成分の周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性をデータベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定する。したがって、受信電波の到来方向を一定の精度で推定することができ、従来技術と比べて方探装置のハードウェア構成の簡素化、ひいては製造コストの低減を実現することもできる。
本発明に係る実施の形態1の方探装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る到来方向推定処理の手順を概略的に示すフローチャートである。 実施の形態1に係る信号処理ユニットの構成例を示す機能ブロック図である。 本発明に係る実施の形態2の方探装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る実施の形態3の方探装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態3に係る到来方向推定処理の手順を概略的に示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る種々の実施の形態について詳細に説明する。なお、図面において同一符号を付された構成要素は、同一機能及び同一構成を有するものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る実施の形態1の方探装置1の概略構成を示す機能ブロック図である。図1に示されるように、この方探装置1は、N本のアンテナ素子AN,AN,…,ANを有するアレーアンテナ装置10を備えている。ここで、Nは、3以上の整数である。これらアンテナ素子AN,…,ANは、位相差を有する到来電波を受信可能となるように規則的に配列されている。電波の到来方向を推定するためには、電波の空間分布を観測する必要があるので、アンテナ素子AN,…,ANは、一定の空間の広がりをもって配置されている。よって、電波源からアンテナ素子AN,…,ANへ至る電波の伝搬経路は複数存在する。なお、本実施の形態の観測対象としては、放電現象により発生する広帯域の電波が挙げられるが、これに限定されるものではない。
また、アレーアンテナ装置10は、アンテナ素子AN,AN,…,ANの出力にそれぞれ増幅処理を施すことでN系統のアナログ受信信号を生成する受信器RX,RX,…,RXを備えている。
更に、方探装置1は、アレーアンテナ装置10から並列に出力されたN系統のアナログ受信信号を合成する信号合成部21と、信号合成部21の出力をフィルタリングする帯域選択部22と、帯域選択部22のアナログ出力をディジタル化するA/D変換部23と、A/D変換部23のディジタル出力に基づいて受信電波の到来方向を推定する到来方向推定部24と、電波の周波数特性に関するデータベースが格納されているデータ記憶部25と、制御部26とを備えている。制御部26は、アレーアンテナ装置10の受信器RX,…,RX、帯域選択部22及び到来方向推定部24のそれぞれの動作を制御する。
信号合成部21は、アレーアンテナ装置10から入力されたN系統のアナログ受信信号を合成することにより当該N系統のアナログ受信信号を互いに干渉させて干渉信号を生成する。信号合成部21は、たとえば、導波管構造を用いて構成することができる。
帯域選択部22は、可変に設定される通過帯域Bfを有するアナログフィルタで構成されている。制御部26は、帯域選択部22を制御して、この帯域選択部22の通過帯域Bfを、中心周波数の異なる複数の周波数帯域NB,…,NB(Mは2以上の整数)のいずれかに設定することができる。周波数帯域NB,…,NBは、周波数領域で連続していてもよいし、不連続であってもよい。帯域選択部22は、信号合成部21から入力された干渉信号のうち通過帯域Bfの信号成分をアナログ・フィルタ信号として出力する。A/D変換部23は、帯域選択部22のアナログ出力をディジタル・フィルタ信号に変換し、このディジタル・フィルタ信号を到来方向推定部24に供給する。ここで、当該ディジタル・フィルタ信号は、位相情報及び振幅情報を有する複素ディジタル信号である。
一方、データ記憶部25には、アレーアンテナ装置10に到来するであろう電波の周波数特性と当該電波の到来方向との対応関係を定めるデータベースが格納されている。このデータベースは、実験的環境下での測定結果または理論的な計算結果に基づいて事前に作成され、データ記憶部25に記録されたものである。当該電波の周波数特性としては、振幅スペクトルまたはパワースペクトルを使用することができる。
到来方向推定部24は、A/D変換部23から入力されたディジタル・フィルタ信号の周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性をデータ記憶部25内のデータベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定することができる。たとえば、到来方向推定部24は、当該計算された周波数特性と、データベース内の複数個の周波数特性との間の相関分析を行うことにより、データベース内に記録されている複数個の周波数特性のうち、当該計算された周波数特性と最も高い相関度を有する周波数特性を選択することができる。到来方向推定部24は、データベースにおいて当該選択された周波数特性に対応する到来方向を受信電波の到来方向であると推定し、その推定結果を示す推定データを出力する。
制御部26は、アレーアンテナ装置10における受信器RX,…,RXの増幅処理の利得を個別に制御し、これによりアレーアンテナ装置10全体の受信利得を最適化することができる。また、制御部26は、到来方向推定部24による推定結果の精度が低いと判断した場合は、再度、到来方向推定部24に到来方向を推定させることもできる。たとえば、ディジタル・フィルタ信号に基づいて計算された周波数特性とデータベース内の周波数特性との間の相関度を示す数値のいずれもが閾値を下回る場合には、到来方向推定部24による推定結果の精度が低いと判断することができる。
次に、図2を参照しつつ、上記方探装置1の動作について説明する。図2は、本実施の形態に係る到来方向(DOA:Direction Of Arrival)推定処理の手順の例を概略的に示すフローチャートである。この到来方向推定処理は、主に到来方向推定部24及び制御部26により実行される。
図2を参照すると、まず、制御部26は、アレーアンテナ装置10に対する初期設定を行う(ステップST1)。具体的には、アレーアンテナ装置10における受信器RX,…,RXに対してそれぞれ利得の初期設定を行う。次いで、制御部26は、帯域番号mを初期値(=1)に設定することにより、帯域選択部22の通過帯域Bfを1番目の周波数帯域NBに設定する(ステップST2)。この結果、帯域選択部22は、信号合成部21から入力された干渉信号のうち周波数帯域NBの信号成分をアナログ・フィルタ信号FSとして出力する。
到来方向推定部24は、A/D変換部23からディジタル・フィルタ信号FSが入力されるまで待機している(ステップST3のNO)。到来方向推定部24にディジタル・フィルタ信号FSが入力されたとき(ステップST3のYES)、到来方向推定部24は、当該ディジタル・フィルタ信号FSの値をメモリに記憶する(ステップST4)。
次に、制御部26は、帯域番号mが最大値(=M)に到達していない場合(ステップST5のNO)、帯域番号mを1だけインクリメントする(ステップST6)。これにより、帯域選択部22の通過帯域Bfは2番目の周波数帯域NBに設定される。この結果、帯域選択部22は、信号合成部21から入力された干渉信号のうち周波数帯域NBの信号成分をアナログ・フィルタ信号FSとして出力する。そして、到来方向推定部24にディジタル・フィルタ信号FSが入力されたとき(ステップST3のYES)、到来方向推定部24は、当該ディジタル・フィルタ信号FSの値をメモリに記憶する(ステップST4)。
その後、帯域番号mが最大値(=M)に到達したとき(ステップST5のYES)、到来方向推定部24は、ディジタル・フィルタ信号FS,…,FSの周波数特性をデータベースと照合する(ステップST10)。具体的には、到来方向推定部24は、ディジタル・フィルタ信号FS,…,FSのそれぞれの周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性と、データベースに定められている当該電波の周波数特性との組み合わせのうち、最も高い相関を示す組み合わせを検出しようとする。当該組み合わせが検出された場合、到来方向推定部24は、当該組み合わせに対応する到来方向が受信電波の到来方向であると推定する。
DOA推定に成功しなかった場合(ステップST11のNO)、到来方向推定部24は、当該DOA推定処理の手順をステップST2に戻す。たとえば、前述の計算された周波数特性と、データベースに定められている当該電波の周波数特性との組み合わせの全てについて相関度が閾値を下回る場合には、DOA推定に成功しなかったと判定することができる。一方、DOA推定に成功した場合には(ステップST11のYES)、到来方向推定部24は、その推定結果を示す推定データを出力する(ステップST12)。これにより、DOA推定処理は終了する。
上記した到来方向推定部24及び制御部26の機能は、コンピュータ・プログラムを実行するプロセッサにより実現可能である。また、当該機能は、FPGA(Field−Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのLSI(Large Scale Integrated circuit)により実現されてもよい。
図3は、主に到来方向推定部24及び制御部26の機能を実現する信号処理ユニット30の構成例を概略的に示す機能ブロック図である。図3の信号処理ユニット30は、CPU31Cを含むプロセッサ31、信号入力インタフェース32、A/D変換器(ADC)33、RAM(Random Access Memory)34、ROM(Read Only Memory)35、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの大容量記録媒体36、並びに入出力インタフェース38を有する。これら構成要素31,32,34,35,36,38は、バス37を介して相互に接続されている。
プロセッサ31は、ROM35または大容量記録媒体36のいずれか一方の記録媒体に記録されているコンピュータプログラムをロードし、このコンピュータプログラムに従って動作することにより、到来方向推定部24及び制御部26の機能を実現する。RAM34は、プロセッサ31の作業用の記憶領域として使用される。たとえば、上記ディジタル・フィルタ信号FS,…,FSの値を一時的に記憶する記憶領域としてRAM34が利用される。また、ADC33は、上記A/D変換部23として機能し得る。すなわち、ADC33は、上記帯域選択部22から入力されたアナログ・フィルタ信号をディジタル・フィルタ信号に変換し、このディジタル・フィルタ信号を信号入力インタフェース32及びバス37を介してプロセッサ31に供給することができる。また、ROM35または大容量記録媒体36は、上記データ記憶部25として機能し得る。更に、入出力インタフェース38は、上記したアレーアンテナ装置10及び帯域選択部22に対するインタフェースとして機能し得る。
以上に説明したように実施の形態1では、制御部26は、帯域選択部22の通過帯域Bfを変化させる。到来方向推定部24は、その変化する通過帯域Bfを通過した信号成分の周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性をデータ記憶部25内のデータベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定している。したがって、比較的広い帯域の受信電波の到来方向を一定の精度で推定することができる。たとえば、頻発する放電現象で発生する広帯域な電波が断続的に方探装置1に到来する場合、同一発生要因の電波が断続的に到来するので、観測時刻が異なっても電波の周波数特性に相似性が存在すると考えられる。本実施の形態の方探装置1は、この種の放電現象で発生した広帯域な電波の到来方向を検出することができる。
また、本実施の形態は、従来技術と比べて方探装置のハードウェア構成の簡素化、ひいては製造コストの低減を実現することができる。一般に、A/D変換器の性能は、当該A/D変換器への入力信号の周波数が高いほどに高性能であることが要求されるが、この種のA/D変換器のハードウェア規模は大きい。本実施の形態のA/D変換部23は、図1に示されるように信号合成部21及び帯域選択部22よりも後段に設けられているので、1系統のアナログ信号をディジタル化すれば足りる。よって、方探装置1は、受信器RX,…,RXのN系統の出力をディジタル化する大規模な回路構成を備える必要が無いので、方探装置1のハードウェア構成を簡素化することができる。
実施の形態2.
次に、本発明に係る実施の形態2について説明する。図4は、実施の形態2の方探装置1Mの概略構成を示す機能ブロック図である。図4に示されるように、この方探装置1Mは、上記実施の形態1のアレーアンテナ装置10と同一構成を有するアレーアンテナ装置10を備えている。
また、方探装置1Mは、アレーアンテナ装置10から並列に出力されたN系統のアナログ受信信号をそれぞれフィルタリングしてN系統のアナログ・フィルタ信号を並列に出力する帯域選択部40と、これらN系統のアナログ・フィルタ信号を合成する信号合成部42と、信号合成部42のアナログ出力をディジタル化するA/D変換部23と、A/D変換部23のディジタル出力に基づいて受信電波の到来方向を推定する到来方向推定部24と、電波の周波数特性に関するデータベースが格納されているデータ記憶部25と、制御部26Mとを備えている。
本実施の形態のA/D変換部23、到来方向推定部24及びデータ記憶部25の構成は、図1に示したA/D変換部23、到来方向推定部24及びデータ記憶部25の構成と同じであるので、詳細な説明を省略する。
制御部26Mは、上記実施の形態1の制御部26と同様に、アレーアンテナ装置10の受信器RX,…,RX及び到来方向推定部24のそれぞれの動作を制御する機能を有する。本実施の形態の制御部26Mは、帯域選択部40の通過帯域を制御する機能を有している。
帯域選択部40は、可変に設定される共通の通過帯域Bfを有するN個のアナログフィルタ41,41,…,41で構成されている。これらアナログフィルタ41,41,…,41は、それぞれ、受信器RX,RX,…,RXの出力をフィルタリングする。制御部26Mは、これらアナログフィルタ41,…,41を個別に制御して、アナログフィルタ41,…,41の通過帯域Bfを、中心周波数の異なる複数の周波数帯域NB,…,NB(Mは2以上の整数)のいずれかに設定することができる。周波数帯域NB,…,NBは、周波数領域で連続していてもよいし、不連続であってもよい。
信号合成部42は、帯域選択部40から入力されたN系統のアナログ・フィルタ信号を合成することにより当該N系統のアナログ・フィルタ信号を互いに干渉させて干渉信号を生成し出力する。信号合成部42は、たとえば、導波管構造を用いて構成することができる。A/D変換部23は、信号合成部42のアナログ出力をディジタル・フィルタ信号に変換し、このディジタル・フィルタ信号を到来方向推定部24に供給する。ここで、当該ディジタル・フィルタ信号は、位相情報及び振幅情報を有する複素ディジタル信号である。
本実施の形態でも、到来方向推定部24及び制御部26Mは、図2に示した手順でDOA推定処理を実行することができる。また、到来方向推定部24及び制御部26Mの機能は、図3に示した信号処理ユニット30により実現可能である。
以上に説明したように実施の形態2では、制御部26Mは、帯域選択部40の通過帯域Bfを変化させる。到来方向推定部24は、その変化する通過帯域Bfを通過した信号成分の周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性をデータ記憶部25内のデータベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定している。したがって、実施の形態1の場合と同様に、比較的広い帯域の受信電波の到来方向を一定の精度で推定することができ、従来技術と比べて方探装置のハードウェア構成の簡素化、ひいては製造コストの低減を実現することができる。
実施の形態3.
次に、本発明に係る実施の形態3について説明する。図5は、実施の形態3の方探装置2の概略構成を示す機能ブロック図である。
図5に示されるように、この方探装置2は、位相差を有する到来電波を受信するアンテナ装置11を備えている。このアンテナ装置11は、当該アンテナ装置11自身の構造で当該到来電波を互いに干渉させることで干渉波を発生させる電波干渉部11cを有する。アンテナ装置11は、当該干渉波に対応するアナログ受信信号である干渉信号を出力する。この種のアンテナ装置11としては、たとえば、公知のパラボラアンテナなどの開口面アンテナを使用することができる。一般に、パラボラアンテナは、回転放物曲面を有する反射器と、当該回転放物曲面の焦点に配置された受信部とを有している。到来電波として平面波が反射器に入射すると、当該反射器の回転放物曲面で反射した到来電波が受信部に集められて干渉する。
方探装置2は、図5に示されるように帯域選択部22、A/D変換部23、到来方向推定部24及びデータ記憶部25を備えている。本実施の形態のA/D変換部23、到来方向推定部24及びデータ記憶部25の構成は、図1に示したA/D変換部23、到来方向推定部24及びデータ記憶部25の構成と同じであるので、詳細な説明を省略する。制御部26Kは、上記実施の形態1の制御部26と同様に、帯域選択部22及び到来方向推定部24の動作を制御する機能を有している。
次に、図6を参照しつつ、上記方探装置2の動作について説明する。図6は、本実施の形態に係るDOA推定処理の手順の例を概略的に示すフローチャートである。この到来方向推定処理は、主に到来方向推定部24及び制御部26Kにより実行される。
図6を参照すると、制御部26Kは、帯域番号mを初期値(=1)に設定することにより、帯域選択部22の通過帯域Bfを1番目の周波数帯域NBに設定する(ステップST22)。この結果、帯域選択部22は、アンテナ装置11から入力された干渉信号のうち周波数帯域NBの信号成分をアナログ・フィルタ信号FSとして出力する。到来方向推定部24は、A/D変換部23からディジタル・フィルタ信号FSが入力されるまで待機している(ステップST23のNO)。到来方向推定部24にディジタル・フィルタ信号FSが入力されたとき(ステップST23のYES)、到来方向推定部24は、当該ディジタル・フィルタ信号FSの値をメモリに記憶する(ステップST24)。
次に、制御部26Kは、帯域番号mが最大値(=M)に到達していない場合(ステップST25のNO)、帯域番号mを1だけインクリメントする(ステップST26)。これにより、帯域選択部22の通過帯域Bfは2番目の周波数帯域NBに設定される。この結果、帯域選択部22は、アンテナ装置11から入力された干渉信号のうち周波数帯域NBの信号成分をアナログ・フィルタ信号FSとして出力する。そして、到来方向推定部24にディジタル・フィルタ信号FSが入力されたとき(ステップST23のYES)、到来方向推定部24は、当該ディジタル・フィルタ信号FSの値をメモリに記憶する(ステップST24)。
その後、帯域番号mが最大値(=M)に到達したとき(ステップST25のYES)、到来方向推定部24は、上記実施の形態1のステップST10(図2)の場合と同様に、ディジタル・フィルタ信号FS,…,FSの周波数特性をデータベースと照合する(ステップST30)。この結果、DOA推定に成功しなかった場合(ステップST31のNO)、到来方向推定部24は、当該DOA推定処理の手順をステップST22に戻す。一方、DOA推定に成功した場合には(ステップST31のYES)、到来方向推定部24は、その推定結果を示す推定データを出力する(ステップST32)。これにより、DOA推定処理は終了する。
以上に説明したように実施の形態3では、制御部26Kは、帯域選択部22の通過帯域Bfを変化させる。到来方向推定部24は、その変化する通過帯域Bfを通過した信号成分の周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性をデータ記憶部25内のデータベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定している。したがって、実施の形態1の場合と同様に、比較的広い帯域の受信電波の到来方向を一定の精度で推定することができ、従来技術と比べて方探装置のハードウェア構成の簡素化、ひいては製造コストの低減を実現することができる。
以上、図面を参照して本発明に係る種々の実施の形態について述べたが、これら実施の形態は本発明の例示であり、これら実施の形態以外の様々な形態を採用することもできる。たとえば、上記実施の形態1,2では、アレーアンテナ装置10は、3本以上のアンテナ素子AN,AN,…,ANを有するが、これに限定されるものではない。アンテナ素子の本数が2本であってもよい。
また、受信電波の到来方向の推定精度を向上させる観点からは、アンテナ素子AN,…,ANの配置を幾何学的に非対称の配置とすることが望ましい。
なお、本発明の範囲内において、上記実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
本発明に係る方探装置は、電波受信装置での使用に適しており、特に、放電現象により発生する電波を観測対象とし、放電発生源を特定するための電波受信装置での使用に適している。
AN〜AN アンテナ素子、RX〜RX 受信器、1,1M,2 方探装置、10 アレーアンテナ装置、11 アンテナ装置、11c 電波干渉部、21 信号合成部、22 帯域選択部、23 A/D変換部、24 到来方向推定部、25 データ記憶部、26,26M,26K 制御部、30 信号処理ユニット、31 プロセッサ、31C CPU、32 信号入力インタフェース、33 A/D変換器(ADC)、34 RAM、35 ROM、36 大容量記録媒体、37 バス、38 入出力インタフェース、40 帯域選択部、41〜41 アナログフィルタ、42 信号合成部。

Claims (7)

  1. 位相差を有する電波を受信可能なN本(Nは2以上の整数)のアンテナ素子を有し、当該N本のアンテナ素子の出力にそれぞれ対応するN系統のアナログ受信信号を並列に出力するアンテナ装置と、
    前記N系統のアナログ受信信号を合成することにより当該N系統のアナログ受信信号を互いに干渉させて干渉信号を生成する信号合成部と、
    可変に設定される通過帯域を有し、前記干渉信号のうち前記通過帯域の信号成分を選択的に出力する帯域選択部と、
    前記帯域選択部の出力をディジタル化するA/D変換部と、
    電波の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性と該電波の到来方向との間の対応関係を定めるデータベースが格納されているデータ記憶部と、
    前記帯域選択部を制御して前記通過帯域を変化させる制御部と、
    前記A/D変換部の出力の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性を前記データベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定する到来方向推定部と
    を備えることを特徴とする方探装置。
  2. 請求項1記載の方探装置であって、
    前記制御部は、前記通過帯域をM個(Mは2以上の整数)の周波数帯域に順次設定することにより前記通過帯域を変化させ、
    前記帯域選択部は、前記M個の周波数帯域の信号成分を順次出力し、
    前記A/D変換部は、前記M個の周波数帯域の信号成分にそれぞれ対応するM個のディジタル信号を順次出力し、
    前記到来方向推定部は、前記M個のディジタル信号に基づいてそれぞれ計算された当該周波数特性と、前記データベースに定められている当該電波の周波数特性との組み合わせのうち、最も高い相関を示す組み合わせを検出し、当該検出された組み合わせに対応する当該電波の到来方向を前記受信電波の到来方向であると推定する、
    ことを特徴とする方探装置。
  3. 位相差を有する到来電波を受信可能なN本(Nは2以上の整数)のアンテナ素子を有し、当該N本のアンテナ素子の出力にそれぞれ対応するN系統のアナログ受信信号を並列に出力するアンテナ装置と、
    可変に設定される通過帯域を有し、前記N系統のアナログ受信信号にそれぞれフィルタリングを施すことにより前記通過帯域の信号成分としてN系統のフィルタ信号を並列に出力する帯域選択部と、
    前記N系統のフィルタ信号を合成することにより当該N系統のフィルタ信号を互いに干渉させる信号合成部と、
    前記信号合成部の出力をディジタル化するA/D変換部と、
    電波の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性と該電波の到来方向との間の対応関係を定めるデータベースが格納されているデータ記憶部と、
    前記帯域選択部を制御して前記通過帯域を変化させる制御部と、
    前記A/D変換部の出力の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性を前記データベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定する到来方向推定部と
    を備えることを特徴とする方探装置。
  4. 請求項3記載の方探装置であって、
    前記制御部は、前記通過帯域をM個(Mは2以上の整数)の周波数帯域に順次設定することにより前記通過帯域を変化させ、
    前記信号合成部は、前記M個の周波数帯域の信号成分を順次出力し、
    前記A/D変換部は、前記M個の周波数帯域の信号成分にそれぞれ対応するM個のディジタル信号を順次出力し、
    前記到来方向推定部は、前記M個のディジタル信号に基づいてそれぞれ計算された当該周波数特性と、前記データベースに定められている当該電波の周波数特性との組み合わせのうち、最も高い相関を示す組み合わせを検出し、当該検出された組み合わせに対応する当該電波の到来方向を前記受信電波の到来方向であると推定する、
    ことを特徴とする方探装置。
  5. 位相差を有する到来電波を互いに干渉させることで干渉波を発生させ、当該干渉波に対応するアナログ受信信号を出力するアンテナ装置と、
    可変に設定された通過帯域を有し、前記アナログ受信信号のうち前記通過帯域の信号成分を選択的に出力する帯域選択部と、
    前記帯域選択部の出力をディジタル化するA/D変換部と、
    電波の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性と該電波の到来方向との間の対応関係を定めるデータベースが格納されているデータ記憶部と、
    前記帯域選択部を制御して前記通過帯域を変化させる制御部と、
    前記A/D変換部の出力の振幅スペクトルまたはパワースペクトルの周波数特性を計算し、当該計算された周波数特性を前記データベースと照合することにより受信電波の到来方向を推定する到来方向推定部と
    を備えることを特徴とする方探装置。
  6. 請求項5記載の方探装置であって、前記アンテナ装置は、開口面アンテナであることを特徴とする方探装置。
  7. 請求項5記載の方探装置であって、
    前記制御部は、前記通過帯域をM個(Mは2以上の整数)の周波数帯域に順次設定することにより前記通過帯域を変化させ、
    前記帯域選択部は、前記M個の周波数帯域の信号成分を順次出力し、
    前記A/D変換部は、前記M個の周波数帯域の信号成分にそれぞれ対応するM個のディジタル信号を順次出力し、
    前記到来方向推定部は、前記M個のディジタル信号に基づいてそれぞれ計算された当該周波数特性と、前記データベースに定められている当該電波の周波数特性との組み合わせのうち、最も高い相関を示す組み合わせを検出し、当該検出された組み合わせに対応する当該電波の到来方向を前記受信電波の到来方向であると推定する、
    ことを特徴とする方探装置。
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