JP6265549B2 - ポイント算出装置、ポイント算出方法及びプログラム - Google Patents

ポイント算出装置、ポイント算出方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ポイント算出装置、ポイント算出方法及びプログラムに関する。
航空会社では、乗客が飛行機を利用して飛んだ距離をポイントに換算して貯め、貯めたポイントに応じて、その乗客に無料航空券などの特典を提供するサービスを展開している。また、路線バスにおいても、例えば定期券や回数券の購入金額・利用回数などに応じたポイントを付与し、路線バスの利用促進を図る試みが行われている。このようなサービスを提供する場合、乗客ごとに乗降記録が必要になる。例えば、特許文献1には、路線バスの乗車整理券を発券するときに整理券番号、乗車時間、乗車停留所を記録し、降車する乗客から乗車整理券が回収するときに、乗車時に記録された整理券番号に対応付けて降車時間、降車停留所を記録する路線バス乗降データ収集システムが開示されている。
なお、フェリー業界においても、例えば乗船ごとにスタンプカードにスタンプを1個押して、スタンプが所定の個数貯まると乗船料金の値引きなどを行うサービスが行われている。
特開平10−269250号公報
ところで、例えば、フェリーの場合、同じ航路でも天候等により乗船時間に差が出る場合がある。例えば海が荒れていて航行に時間がかかり、フェリーの到着が遅れたような場合、同じ区間乗船したからといって通常時と同じポイントしか付与されないとすると、乗客としては不満が残る。しかし、従来のポイント付与の方法は、実際に乗船した時間は考慮されていないため、この乗客の不満を解消することはできなかった。他の交通手段も同様である。また、特許文献1に記載の方法もこの課題を解決するものではない。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできるポイント算出装置、ポイント算出方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様は、搭乗物に関する利用ポイントのポイント付与開始時刻とポイント付与終了時刻とを取得するポイント付与情報取得部と、前記搭乗物のユーザについて取得した前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて第一利用ポイントを算出するポイント算出部と、を備え、前記ポイント付与開始時刻は、前記ユーザの搭乗物への搭乗時刻であり、前記ポイント付与終了時刻は、前記ユーザの搭乗物からの下乗時刻であり、さらに前記ポイント算出部は、前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算するポイント算出装置である。
本発明の第の態様における前記ポイント付与開始時刻は、前記搭乗物の出発時刻であり、前記ポイント付与終了時刻は、前記搭乗物の到着時刻である。
本発明の第の態様における前記ポイント付与開始時刻は、前記搭乗物の予定出発時刻であり、前記ポイント付与終了時刻は、前記搭乗物の予定到着時刻である。
本発明の第の態様における前記ポイント算出部は、前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に、さらに、前記搭乗物への搭乗に必要な切符の発券時刻と前記搭乗物への搭乗時刻との差を加算した時間に基づいて算出した前記第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する。
本発明の第の態様における前記ポイント算出部は、前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて算出した第一利用ポイントに代えて、所定の搭乗区間について定められた付与ポイントに、前記算出した第二利用ポイントを加算する。
本発明の第の態様における前記ポイント算出部は、所定期間にわたる前記搭乗物の各利用時における前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差の合計に基づいてポイントを算出する。
本発明の第の態様における前記ポイント算出部は、前記搭乗物への搭乗を記録するために前記ユーザが利用する当該ユーザの識別情報が記録されたカードのグレードと、前記搭乗物における前記ユーザが利用する客室の等級と、前記搭乗物への前記ユーザの搭乗回数と、前記搭乗物へ前記ユーザが搭乗する際に当該ユーザと共に搭乗するユーザとして予め登録されたユーザの人数と、前記ユーザが前記搭乗物へ搭乗した区間における前記搭乗物の混雑度と、前記ユーザが下乗予定場所で前記搭乗物から下乗できなかったこと、のうち少なくとも1つに基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する。
本発明の第の態様における前記ポイント算出部は、前記搭乗物が運行しなかった場合、前記搭乗物が運行しなかったことに対するポイントを算出する。
本発明の第の態様におけるポイント算出装置は、前記搭乗物に搭載された振動センサの検出情報又は気象情報を取得し、前記取得した情報に基づいて前記搭乗物の揺れを判定する揺れ判定部を更に備え、前記ポイント算出部は、前記揺れ判定部が前記搭乗物が揺れた状態にあると判定した時間に応じて算出した利用ポイントをさらに加算する。
本発明の第10の態様におけるポイント算出装置は、前記ポイント算出部が算出した前記第一利用ポイントを出力する出力部、をさらに備え、前記出力部は、前記ポイント算出部が前記第二利用ポイントを算出した場合、前記第一利用ポイントに加え前記第二利用ポイントを、前記第一利用ポイントと区別して出力する。
本発明の第11の態様は、ポイント算出装置が、搭乗物に関する利用ポイントのポイント付与開始時刻である前記搭乗物のユーザの前記搭乗物への搭乗時刻とポイント付与終了時刻である前記ユーザの前記搭乗物からの下乗時刻とを取得し、前記搭乗物のユーザについて取得した前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて第一利用ポイントを算出し、さらに、前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算するポイント算出方法である。
本発明の第12の態様は、ポイント算出装置のコンピュータを、搭乗物に関する利用ポイントのポイント付与開始時刻である前記搭乗物のユーザの前記搭乗物への搭乗時刻とポイント付与終了時刻である前記ユーザの前記搭乗物からの下乗時刻とを取得する手段、前記搭乗物のユーザについて取得した前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて第一利用ポイントを算出する手段、前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する手段、として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザが実際に乗船した時間に応じたポイントの付与を行うことができる。また、ユーザ毎の搭乗記録、連絡先等を基にしたユーザ毎へのお得情報等の宣伝を行うことができる。
本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出システムの一例を示す図である。 本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出装置の一例を示すブロック図である。 本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出に用いるテーブルの一例を示す第一の図である。 本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出に用いるテーブルの一例を示す第二の図である。 本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出に用いるテーブルの一例を示す第三の図である。 本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出に用いるテーブルの一例を示す第四の図である。 本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出方法のフローチャートの一例である。 本発明に係る第二実施形態におけるポイント算出装置の一例を示すブロック図である。
<第一実施形態>
以下、本発明の第一実施形態によるポイント算出装置を図1〜図7を参照して説明する。
図1は、本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出システムの一例を示す図である。
本実施形態のポイント算出システムは、旅客船を利用するユーザ(乗客)に対して、そのユーザの乗船時間に応じたポイントを算出し、算出したポイントを当該ユーザに付与するシステムである。ユーザは、ポイントを貯めると無料で乗船したり、割引額で乗船したり、グレードの高い客室を利用したり、一定の換算率で他のポイントシステムとポイントを交換したり、他のシステムの特典利用が可能となる等の権利が得られる。
符号1は、船2を利用するユーザを示している。船2とは、例えばフェリーである。ユーザ1は、船2の利用ポイントサービスを受けるためのカード3を所有している。カード3とは、例えばICカードや磁気カードである。カード3のICチップや磁気テープには、カード3の識別情報(ポイントID)や利用する便の予約情報が記録されている。予約情報には、乗船する港、下船する港、利用する客室等級などの情報が含まれる。ポイントIDは、ユーザ1と対応付けられて、後述するポイント算出装置10の備える記憶部に記録されている。
符号20は、ポイントID等の情報を送信する送信装置である。送信装置20は、読み取り機とコンピュータから構成される。読み取り機はカード3からポイントIDを読み取り、コンピュータは、読み取り機が読み取ったポイントIDを取得して、読み取り時刻やどの港でポイントIDを読み取ったかなどの情報を加えてポイント算出装置10へ送信する。ポイントIDに付加する情報は、従業員がコンピュータを操作することによって変更可能である。送信装置20は、例えば、ユーザ1が船2に乗降するときに通過する港側のエントランスか、船2の乗降口付近に設置されている。
ユーザ1は、船2に乗船及び下船する際、カード3を送信装置20にかざす等して、カード3に記録された情報を送信装置20に読み取らせる。送信装置20は、カード3から読み取ったポイントIDと読み取り時刻とを、ネットワークを介してポイント算出装置10へ送信する。ここで、特に下船する際は、読み取りに代えて、予定到着時刻などの固定値としてもよい。
符号21は、コンピュータを備えた端末装置である。各港、もしくは他の管理場所(データセンタ等)には、端末装置21が備えられており、港の従業員は、船2の発着時刻を端末装置21に入力する。端末装置21は、入力された発着時刻を、ネットワークを介してポイント算出装置10へ送信する。
なお、カード3は、必ずしもユーザ1が所有するものでなくてもよい。例えば、船2には、客室が設けられており、ユーザ1は、客室のキーを受け取って、乗船することも多い。そこで、客室キーとカード3とを一体にしたカードキーを用いて、ユーザ1が乗降の際、送信装置20にカードキーに記録されたポイントIDなどの情報を読み取らせるようにしてもよい。この場合、端末装置21には、書込み装置が接続されており、従業員がカードキーをユーザ1に渡す際に、カードキーにポイントIDや船の予約情報を書き込んでからユーザ1に渡すようにしてもよい。なお、ユーザ1のポイントIDや予約情報は、ユーザ1の名前や住所などの情報と対応付けて予めポイント算出装置10の記憶部に記憶されており、端末装置21が、ユーザ1の名前などの情報に基づいてユーザ1のポイントIDをポイント算出装置10の記憶部から取得し、カードキーに記録するものとする。
また、カード3の代わりにユーザ1の所有するスマートフォン等の携帯端末装置にポイントIDを記録して、ユーザ1が携帯端末装置をかざすと送信装置20でポイントIDを読み取るようにしてもよい。
また、カード3や送信装置20はポイント算出システムにおいて必ずしも必須ではない。例えば、船2の乗船員が、各ユーザ1に発券される紙の乗船切符などに乗船時刻、下船時刻を手で記入し、ユーザが下船した港にいる従業員が乗船時刻、下船時刻などを端末装置21へ入力し、ユーザの指示操作に基づいて端末装置21が、ポイント算出装置10の記憶部からポイントIDを取得し、ポイントID、乗船時刻、下船時刻などの情報をポイント算出装置10へ送信してもよい。以下の説明では、ユーザ1がカード3を所持する場合を例に説明を行う。
符号10は、ポイント算出装置である。ポイント算出装置10は、送信装置20や端末装置21から取得したユーザ1の乗下船時刻や船2の出着港時刻などを用いて算出したポイントを、ユーザ1に付与する。ユーザ1に付与するとは、算出したポイントをユーザ1のポイントIDと対応付けて記録することをいう。また、ポイントの算出に用いるユーザ1の乗下船時刻や船2の出着港時刻などを総称してポイント付与時刻と称する。ポイント付与時刻は、ポイント付与開始時刻とポイント付与終了時刻とから構成される。また、ポイント付与開始時刻からポイント付与終了時刻までに経過した時間をポイント付与時間という。ポイント算出装置10は、データセンタ等に設置されていてもよいし、船2に搭載されていてもよい。
なお、ポイント算出装置10が算出したポイントの付与履歴や、現在の累積ポイントなどは、インターネットを介して、ユーザ専用のWebページ等で閲覧することが可能である。ユーザ1は、そのWebページで自分に紐づいたポイントIDに関する情報だけを閲覧することができる。
図2は、本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出装置の一例を示すブロック図である。
ポイント算出装置10は、図2に示すように、ポイント付与情報取得部11と、判定部12と、ポイント算出部13と、記憶部14、通信部15とを備えている。
ポイント付与情報取得部11は、搭乗対象の搭乗物に関する利用ポイントのポイント付与開始時刻とポイント付与終了時刻とを取得する。例えば、ポイント付与情報取得部11は、送信装置20から送信されたカード3に記録されたポイントIDとポイントIDの読み取り時刻を取得する。あるいは、ポイント付与情報取得部11は、船2の出港時刻及び着港時刻を端末装置21から取得する。
判定部12は、ポイント付与情報取得部11から取得した情報の判定処理を行う。判定処理とは、例えばポイントIDがポイント算出装置10の記憶部に記憶されているかどうかの判定処理である。
ポイント算出部13は、ポイント付与情報取得部11が取得したポイントIDごとに、ポイント付与開始時刻とポイント付与終了時刻との時間差に基づいてポイントを算出する。
記憶部14は、ポイント付与情報取得部11が取得したポイント付与時刻や、付与ポイントを算出するためのテーブルなど各種情報を記憶する。
通信部15は、他の装置と情報の送受信を行う。
出力部16は、ポイント算出部13が算出したポイントを船内モニタ等に出力する。
図3は、本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出に用いるテーブルの一例を示す第一の図である。
図3は、記憶部14に格納されたユーザ1の乗降記録テーブルの一例である。図が示す通り、乗降記録テーブル101は、「ポイントID」、「乗船港」、「乗船時刻」、「下船港」、「下船時刻」、「客室等級」、「運行ID」の各項目を有している。「ポイントID」には、ユーザ1のポイントIDが格納される。「乗船港」には、ユーザ1が乗船した港が格納される。「乗船時刻」には、ユーザ1の乗船時刻(ポイント付与開始時刻)が格納される。「下船港」には、ユーザ1が下船した港が格納される。「下船時刻」には、ユーザ1の下船時刻(ポイント付与終了時刻)が格納される。「客室等級」には、ユーザ1が利用する客室のグレードが格納される。客室のグレードには、例えば「2等」、「特2等」、「1等」、「特等」が存在する。「運行ID」には、ユーザ1が利用した船便の識別番号が格納される。
図4は、本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出に用いるテーブルの一例を示す第二の図である。
図4は、記憶部14に格納された船2の航行記録テーブルの一例である。図が示す通り、航行記録テーブル102は、「運行ID」、「枝番」、「船舶名称」、「出港」、「予定出港時刻」、「出港時刻」、「着港」、「予定着港時刻」、「着港時刻」の各項目を有している。「運行ID」には、船便の識別番号が格納される。「枝番」には、ある船2の航路に複数の区間が含まれている場合、それらの区間に割り振る番号が格納される。例えば、運行ID=001の船便は、A港からD港まで航行し、途中、B港、C港に寄港する場合、A港からB港までの区間には、枝番=01を割り当て、B港からC港までの区間には、枝番=02を割り当て、C港からD港までの区間には、枝番=03を割り当てる。「船舶名称」には、船の種類や名称が格納される。「出港」には、各区間における出港する港の名称が、「着港」には、各区間における着港する港の名称が格納される。「予定出港時刻」には、時刻表に記載された出港時刻が、「予定着港時刻」には、時刻表に記載された着港時刻が格納される。「出港時刻」には、実際に出港を出発した時刻が、「着港時刻」は、実際に着港に到着した時刻が格納される。
図5は、本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出に用いるテーブルの一例を示す第三の図である。
図5は、記憶部14に格納されたポイント算出の方法を規定したポイント換算テーブルの一例である。図が示す通り、ポイント換算テーブル103は、「条件」、「付与ポイント」の各項目を有している。「条件」には、ポイントを付与する対象となる状況が格納されている。「付与ポイント」には、「条件」を満たした場合に付与されるポイントが格納されている。ポイント換算テーブル103の1行目のデータは、A港〜B港へ乗船した場合、その区間の乗船時間に応じて設定されたポイントである100ポイントが付与されることを規定している。以下、予め乗船区間ごとに定められた付与ポイントを基本ポイントと称する。また、例えば6行目のデータは、乗船時間1分あたり1ポイントが付与されることを規定している。ポイント換算テーブル103の規定に基づくポイント付与については、後に例を挙げて説明する。
図6は、本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出に用いるテーブルの一例を示す第四の図である。
図6は、記憶部14に格納されたユーザ1ごとにそのユーザ1が貯めたポイントを記憶するポイント管理テーブルの一例である。図が示す通り、ポイント管理テーブル104は、「ポイントID」、「氏名」、「連絡先」、「累積ポイント」、「有効期限」、「カードグレード」の各項目を有している。「ポイントID」には、ユーザ1のポイントIDが格納される。「氏名」には、ユーザ1の氏名が、「連絡先」にはユーザ1の住所や電話番号、メールアドレス、生年月日などが格納される。「累積ポイント」には、ユーザ1が貯めたポイントが、「有効期限」には、ポイントの使用期限が格納される。また、「カードグレード」には、ユーザ1が所有するカード3のグレードが格納される。
ポイント算出部13は、ポイントIDごとに図5で例示したポイント換算テーブル103に格納されたポイント付与の規定に基づいてポイントを算出し、ポイント管理テーブル104に格納された当該ポイントIDの累積ポイントに、算出したポイントを加算する。ユーザ1は、貯まったポイントと引き換えに、より上等な客室を利用したり、無料で乗船する権利を得ることができる。
なお、ユーザ1が、初めて、船2を利用する場合、ユーザ1は個人情報の登録を行い、その際、予約情報などを管理する図示しない管理システムが、所定の方法によってポイントIDをユーザ1に割り振り、このポイント管理テーブル104に当該ユーザ1のデータを作成するものとする。
図7は、本発明に係る第一実施形態におけるポイント算出方法のフローチャートの一例である。
図7を用いて、あるユーザ1が船2を利用したときのポイント算出方法について説明する。
まず、ユーザ1が船2に乗船するときにカード3を乗船する港に設けられた送信装置20Aの読み取り機へかざす。すると、送信装置20Aは、カード3からポイントIDなどの情報を取得し、ポイントIDと、読み取り時刻(乗船時刻)と、乗船港と、運行IDと、ユーザ1が購入した客室等級の情報とをポイント算出装置10へ送信する。なお、乗船港の情報と運行IDは、予め送信装置20Aへ記録されているものとする。なお、乗船時間は、必ずしも実際に乗船する時刻とは限らない。例えば、乗船受付時刻でもよい。
ポイント算出装置10では、ポイント付与情報取得部11が、ユーザ1のポイントIDと、運行IDと、乗船時刻と、乗船港の情報とを取得し(ステップS11)、これらを判定部12へ出力する。次に判定部12が、取得したポイントIDのデータが、図6で例示したポイント管理テーブル104に登録されているか否かを判定する(ステップS12)。ポイントIDがポイント管理テーブル104に登録されていない場合(ステップS12;No)、送信装置20に接続されたディスプレイ装置にエラーメッセージを表示し、本処理フローは終了する。ポイントIDがポイント管理テーブル104に登録されている場合(ステップS12;Yes)、ポイント付与情報取得部11は、取得したポイントID、運行ID、乗船時刻、乗船港、客室等級を記憶部14の図3で例示した乗降記録テーブル101に書き込んで記憶させる。なお、ステップS12の判定で、ユーザの予約情報と、取得した運行IDや乗船港とを比較して、ユーザ1が予約情報通りの船に乗るかどうかなどの判定を加えてもよい。
次に、ポイント付与情報取得部11は、乗船する港の端末装置21Aが送信した船2の運行ID、枝番、船舶種類、出港、予定出港時刻、出港時刻を取得する(ステップS13)。これら運行ID、枝番、船舶種類、出港、予定出港時刻、出港時刻は、乗船する港の従業員が端末装置21Aに入力した値である。ポイント付与情報取得部11は、図4で例示した航行記録テーブル102に取得した運行ID、枝番、船舶種類、出港、予定出港時刻、出港時刻を記録する。
次に下船する港においてユーザ1は、カード3を下船する港に設けられた送信装置20Bの読み取り機へかざす。すると、送信装置20Bは、カード3からポイントIDを取得し、ポイントIDと、読み取り時刻(下船時刻)と、下船港と、運行IDとをポイント算出装置10へ送信する。なお、下船港の情報と運行IDは予め送信装置20Bに記録されているものとする。ポイント算出装置10では、ポイント付与情報取得部11が、ポイントIDと、下船時刻と、下船港の情報と、運行IDとを取得する(ステップS14)。ポイント付与情報取得部11は、取得したポイントID、運行IDを用いて乗降記録テーブル101を検索し、下船するユーザ1の乗降記録を示したレコードを特定し、そのレコードの「下船港」、「下船時刻」の項目を取得した情報で更新する。
次に、ポイント付与情報取得部11は、下船する港の端末装置21Bが送信した船2の運行ID、枝番、船舶種類、着港、予定着港時刻、着港時刻を取得する(ステップS15)。これら運行ID、枝番、船舶種類、着港、予定着港時刻、着港時刻は、着港の従業員が端末装置21Bに入力した値である。ポイント付与情報取得部11は、取得した運行IDと枝番を用いて航行記録テーブル102を検索し、ユーザ1が乗船していた船の航行記録を示したレコードを特定し、そのレコードの「着港」、「予定着港時刻」、「着港時刻」の各項目に取得した着港、予定着港時刻、着港時刻の情報をそれぞれ書き込んで記憶させる。
次に、ポイント付与情報取得部11は、ポイント算出部13にポイントIDと運行IDとを出力し、下船したユーザ1のポイントIDについてポイントの算出を行うように指示する。ポイント算出部13は、当該ポイントIDについてポイント算出を行う(ステップS16)。本実施形態は、ユーザ1の船2への乗船に係るポイント付与時間に応じてポイントを算出することに特徴がある。以下、本実施形態のさまざまなポイント算出方法を説明する。
[乗船時間によるポイント算出]
乗船時間によるポイント算出では、ユーザ1の乗船時間に基づいてポイント(第一利用ポイント)を算出する。ポイント算出部13は、ポイントIDと運行IDに基づいて、乗船時刻と下船時刻とを乗降記録テーブル101から読み取って、下船時刻から乗船時刻を減算する。そして減算して得た値に単位時間当たりに付与するポイントを乗算してユーザ1に付与するポイントを算出する。単位時間当たりの乗船に対して付与するポイントは、ポイント算出部13が、ポイント換算テーブル103の「条件」が「乗船時間」のレコードから読み取る。図5の例では、1分あたり1ポイントである。
このようにポイントを算出すると、なるべく船に早く乗船し、下船の際にはなるべく遅く下船するユーザ1により多くのポイントが付与されることになる。一般にフェリー船の利用客は、出発時刻ぎりぎりに乗船することが多く、これが出港遅れの原因ともなる。また、下船時には、なるべく早く下船しようとする利用客が多く、これが混雑の原因になる。この乗船時間によるポイント算出及びポイント付与方法を導入することで、これらの問題を解消し、スムーズな乗下船を促す効果が期待できる。また混雑によりなかなか下船できないユーザの不満を和らげることができる。
なお、特に下船時刻に関しては、読み取り操作を行わないことも考えられる。そのような場合、下船時刻には、予定到着時刻などの固定値を用いて乗船時間を計算してもよい。
[出港から着港までの時間によるポイント算出]
出港から着港までの時間によるポイント算出では、船2の出港から着港までの時間に基づいてポイント(第一利用ポイント)を算出する。ポイント算出部13は、ポイントIDと運行IDに基づいて、乗降記録テーブル101からユーザ1が乗船した便の乗船港、下船港を特定する。次にポイント算出部13は、運行ID、乗船港、下船港の情報から航行記録テーブル102を検索し、ユーザ1が乗船した区間の航行データを特定する。ポイント算出部13は、特定した航行データから出港時刻と着港時刻とを読み出して、着港時刻から出港時刻を減算する。ポイント算出部13は、減算して得た値に、ポイント換算テーブル103から読み出した航行における単位時間当たりに付与するポイントを乗算して、ユーザ1に付与するポイントを算出する。単位時間当たりに付与するポイントは、図5の例では「条件」が「航行時間」のレコードであり、1分あたり1ポイントである。
この出港から着港までの時間によるポイント算出では、同じ区間乗船したユーザ1に対しては同じポイントが付与されるので、ユーザは、不平等を感じない。また、航行に時間がかかればそれに応じてポイントが付与されるので、出港から着港までに時間がかかってしまったときでもユーザの不満を和らげることができる。
また、例えば、普段は、出港から着港までの時間によってポイントを算出し、混雑による出港遅れが多い場所や、イベント等で混雑が予想される日などには、上述した乗船時間によるポイント算出を導入するなどの運用形態が考えられる。
[基本ポイントによるポイント算出]
この基本ポイントによるポイント算出では、船2の予定出発時刻から予定到着時刻までの時間に基づいて予め区間ごとの航行時間に応じて設定されたポイント(第一利用ポイント)を用いてポイントを算出する。ポイント算出部13は、ポイントIDと運行IDに基づいて、乗降記録テーブル101からユーザ1が乗船した便の乗船港、下船港を特定する。次にポイント算出部13は、運行ID、乗船港、下船港の情報から航行記録テーブル102を検索し、ユーザ1が乗船した区間の航行データを特定する。例えば、ユーザ1が運行ID=001の便でA港〜D港まで乗船したとすると、航行記録テーブル102の1〜3行目のレコードが特定対象となる。次にポイント算出部13は、特定した航行データから出港と着港とを読み出して、ポイント換算テーブル103を参照し、「条件」が「出港〜着港」であるレコードから付与ポイントを読み出す。例えば、上記の例では、「A港〜B港」の区間に対して付与される100ポイントと、「B港〜C港」の区間に対して付与される120ポイントと、「C港〜D港」の区間に対して付与される80ポイントと、を読み出す。次にポイント算出部13は、読み出したポイントを全て加算して、ユーザ1が乗船した区間(A港〜D港)に応じたポイントを算出する。
ポイント換算テーブル103には、各区間の航行に要する時間(予定出発時刻から予定到着時刻までの時間)に応じたポイントが設定されている。例えば、A港〜B港間の距離とB港〜C港間の距離が同じであっても、風、波など海域の条件により、A港〜B港間の航行により多くの時間がかかるのであれば、A港〜B港間に対しては大きなポイントが設定される。また、同じA港とB港との間であっても、A港〜B港とB港〜A港とでは潮の流れ等により、航行時間が違う場合は、異なるポイントが設定される。また、同じA港〜B港の航行についても潮流などの影響により、時間帯によって航行時間が変化する場合は、航行時間に応じてポイントが設定される。例えば、図5の4〜5行目は、その一例である。
[基本ポイントにユーザの乗船時間を考慮したポイント算出]
基本ポイントにユーザの乗船時間を考慮したポイント算出は、区間ごとに定められた基本ポイントに、ユーザが乗船してから出港するまでの時間と着港してからユーザが下船するまでの時間を加算した時間に応じたポイント(第二利用ポイント)を加算して算出する。ユーザ1の乗船した区間に基づく基本ポイントの求め方は上述のとおりである。ユーザが乗船してから出港するまでの時間と、着港してからユーザが下船するまでの時間の算出方法は以下のとおりである。まず、ポイント算出部13は、運行IDとポイントIDに基づいて、乗降記録テーブル101からユーザ1が乗船した便の乗船港、乗船時刻、下船港、下船時刻を読み出す。次にポイント算出部13は、運行ID、乗船港、下船港の情報から航行記録テーブル102を検索し、ユーザ1が乗船した区間の航行データのレコードを特定し、そのレコードから出港時刻と着港時刻を読み出す。次にポイント算出部13は、読み出した出港時刻から乗船時刻を減算し、ユーザが乗船してから出港するまでの時間を算出する。また、ポイント算出部13は、読み出した下船時刻から着港時刻を減算し、着港してからユーザが下船するまでの時間を算出する。
次にポイント算出部13は、ポイント換算テーブル103を参照し、「条件」が「乗船時間」であるレコードから単位時間当たりの付与ポイントを読み出して、ユーザが乗船してから出港するまでの時間と着港してからユーザが下船するまでの時間を合計した値に、読み出した付与ポイントを乗算する。
最後にポイント算出部13は、乗船区間に応じた基本ポイントに乗船から出港までの時間と着港から下船までの時間とを合計した値に応じたポイントを加算する。
なお、この「基本ポイントにユーザの乗船時間を考慮したポイント算出」で用いる基本ポイントは、その区間を航行するのに要する時間(予定出発時刻から予定到着時刻までの時間)だけではなく、その区間の距離に応じて定められた値でもよいし、どの区間の乗船に対しても一律で付与される固定値(例えば、A港〜B港、B港〜C港、C港〜D港のどの区間であっても一律100ポイントを付与するなど)であってもよい。
この方法によれば、ユーザになるべく早く乗船し、なるべくゆっくり下船することを促すことにより、利用客の集中による混雑や混雑による航行遅れを緩和する効果が期待できる。なお、特に下船時刻に関しては、読み取り操作を行わないことも考えられる。そのような場合、下船時刻には、予定到着時刻などの固定値を用いて着港してからユーザが下船するまでの時間を算出してもよい。
[到着遅れを考慮したポイント算出]
到着遅れを考慮したポイント算出は、実際に港に到着した時刻が時刻表に記載された予定着港時刻よりどれだけ遅れたかに応じてポイント(第二利用ポイント)を算出する方法である。
ポイント算出部13は、運行IDとポイントIDに基づいて、乗降記録テーブル101からユーザ1が乗船した便の乗船港、下船港を特定する。次にポイント算出部13は、運行ID、乗船港、下船港の情報から航行記録テーブル102を検索し、ユーザ1が乗船した区間の航行データのレコードを特定し、特定した航行データの予定着港時刻と着港時刻とを読み出す。ポイント算出部13は、読み出した着港時刻から予定着港時刻を減算する。減算した値が正の値であれば、その便は、ユーザ1が下船した港に遅れて到着したことになる。その場合、ポイント算出部13は、算出した到着遅れ時間に、到着遅れに対する単位時間当たりのポイントを乗算して付与ポイントを算出する。単位時間当たりの到着遅れに対して付与するポイントは、ポイント算出部13が、ポイント換算テーブル103の「条件」が「到着遅れ」のレコードから読み取る。図5の例では、1分あたり10ポイントである。これにより、船の到着遅れをポイントに換算することで、ユーザの不満を低減することができる。なお、算出した到着遅れ時間が、所定の許容範囲内(例えば、1分)に収まっていれば、到着遅れによるポイントを付与しないようにしてもよい。この到着遅れを考慮したポイント算出は、上述した「乗船時間によるポイント算出」、「出港から着港までの時間によるポイント算出」、「基本ポイントによるポイント算出」、「基本ポイントにユーザの乗船時間を考慮したポイント算出」の何れともと組み合わせて使用することができる。
また、港に早く到着した場合は、逆にユーザ1に付与するポイントを減らすようにしてもよい。
[出発遅れを考慮したポイント算出]
出発遅れを考慮したポイント算出は、実際に港を出発した時刻が時刻表に記載された予定出港時刻よりどれだけ遅れたかに応じてポイント(第二利用ポイント)を算出する方法である。
ポイント算出部13は、運行IDとポイントIDに基づいて、乗降記録テーブル101からユーザ1が乗船した便の乗船港、下船港を特定する。次にポイント算出部13は、運行ID、乗船港、下船港の情報から航行記録テーブル102を検索し、ユーザ1が乗船した区間の航行データを特定し、特定した航行データの予定出港時刻と出港時刻とを読み出す。ポイント算出部13は、出港時刻から予定出港時刻を減算する。減算した値が正の値であれば、その便は、ユーザ1が乗船した港から遅れて出発したことになる。その場合、ポイント算出部13は、算出した出発遅れ時間に、出発遅れに対する単位時間当たりのポイントを乗算して付与ポイントを算出する。出発遅れに対する単位時間当たりのポイントは、ポイント算出部13が、ポイント換算テーブル103の「条件」が「出発遅れ」のレコードから読み取る。図5の例では、1分あたり5ポイントである。船2の出発が遅れると、ユーザは時間通り到着できるかどうか不安になる。船の出発遅れをポイントに換算することで、ユーザの不満を低減することができる。なお、算出した出発遅れ時間が、所定の許容範囲内(例えば、1分)に収まっていれば、出発遅れによるポイントを付与しないようにしてもよい。この出発遅れを考慮したポイント算出は、「出発遅れを考慮したポイント算出」と同様に、上述した各ポイント算出方法の何れとも組み合わせて使用することができる。
「所定の期間内の乗船時間に基づくポイント算出」
所定の期間内の乗船時間に基づくポイント算出は、例えば、1ヶ月のうちに何時間乗船したかに応じてポイントを算出する方法である。このポイント算出方法は、利用頻度の高いユーザ1に対して追加的にポイントを付与する目的で用いる。
これまでにポイント付与時間として、ユーザ1が乗船してから下船するまでの時間や、実際に船2が出港してから着港するまでの時間や、予定出発時刻から予定到着時刻までの時間に応じたポイント算出を記載したが、所定の期間内の各利用時における乗船時間の算出方法はこれらのうちどれであってもよい。ここでは、ユーザ1が乗船してから下船するまでの時間を用いる場合を例に説明を行う。まず、ポイント算出部13は、ポイントIDごとに、乗降記録テーブル101から所定期間における乗降記録データを読み取る。そして、ポイント算出部13は、各乗降記録データにおける下船時刻から乗船時刻を減算して得た値を合計して所定期間における乗船時間の合計値を求める。次にポイント算出部13は、ポイント換算テーブル103を参照し、乗船時間の合計値(≧X)に応じて「条件」が「X時間以上乗船」であるレコードから付与ポイントを読み出す。ポイント算出部13は、読み出した値を付与ポイントに決定する。
ポイント換算テーブル103には、例えば、ある区間を週に3回以上往復すれば、1ヶ月で到達できる乗船時間を設定しておく、すると、日常的にその区間の定期便を利用する乗客にとっては、継続して船2を利用することでポイントが加算されるので励みになる。また、日常的に定期便を利用する乗客は、2等室(最も等級の低い客室)しか利用しないことも多い。このポイント算出方法によれば、そのようなユーザが累積ポイントを利用してよりグレードの高い客室を経験する機会を得られるようにすることで、利用頻度の高いユーザをグレードの高い客室の利用へ誘導する効果が期待できる。
「発券時間と乗船時間に基づくポイント算出」
発券時間と乗船時間に基づくポイント算出では、乗船時間に加えて、さらに発券から乗船までの時間又は、発券から出港までの時間をポイント算出対象の時間に加える。例えば、券売機の付近に送信装置20を設置し、発券時にユーザ1がカード3をかざすとその発券時刻の情報がポイント算出装置10へ送信され、ポイント算出装置10では、ポイント付与情報取得部11が、その発券時刻を乗降記録テーブル101の「乗船時刻」項目へ書き込むようにする。そして、ポイント算出部13は、発券時刻が記録された「乗船時刻」と、「下船時刻」との差に基づいて、ポイントを算出する。なお、下船時刻には、予定到着時刻などの固定値を用いてもよい。
発券機、券売所は、出港時間が近付くと混雑することが多い。このポイント算出方法によれば、なるべく早く切符を受け取ろうとする乗客が増えることで、券売所の混雑の緩和が期待できる。発券機の台数が少ない等により、券売所の混雑が問題となる港などに導入することにより、混雑による出港遅れの防止に役立てることができる。
以下は、ユーザ1の乗船時間に関する事項ではないが、上述の乗船時間に応じたポイント付与と組み合わせることでユーザの満足度を高めることができる。
「混雑度に基づくポイント算出」
混雑度に基づくポイント算出では、乗船時間に加えて、さらに船2の混雑度に基づいてポイント(第二利用ポイント)を加算する。例えば、各港では、従業員が船に乗り降りする乗客数をカウントして、端末装置21から、管理システムにネットワークを介して送信しているものとする。管理システムでは、船便及び区間ごとに搭乗人数が記録される。ポイント算出部13は、管理システムからポイント算出の対象となるユーザ1が乗船した区間における乗客の人数を取得し、例えば、最大搭乗人数の何割に当たるかを算出する。そして、乗客数が船2の最大搭乗人数の9割に達した場合、ポイント換算テーブル103から「条件」が「乗船率9割以上」であるレコードから付与ポイントを取得して、その区間に乗船していたユーザ1に対し、乗船時間に応じたポイントに加えてポイントを付与する。
これにより、船2が混雑することによる不快感や、グレードの高い客室を利用したかったにも拘わらず、満室のため利用できなかったことに対する不満などを緩和することができる。
あるいは、逆に混雑度が低い区間に対してポイントを付可するようにして、ユーザの利用を促すようにしてもよい。
「客室等級に基づくポイント算出」
客室等級に基づくポイント算出では、乗船時間に基づくポイントに、さらにユーザ1の利用している客室等級に基づくポイント(第二利用ポイント)を加算する。
ポイント算出部13は、乗降記録テーブル101からポイントIDに基づいてユーザ1の利用した客室等級の情報を読み取る。ポイント算出部13は、読み取った客室等級に対して付与されるポイントをポイント換算テーブル103から取得する。例えば、ユーザ1が利用した客室の等級が「1等」だとすると、図5の例では、条件が「1等」のデータから10ポイントを取得する。そして、ポイント算出部13は、10ポイントを乗船時間に基づくポイントに加算して、当該ユーザに付与するポイントを算出する。
例えば、グレードが低い方から順に「2等」、「1等」、「特等」に分かれている場合、ポイント換算テーブル103に「1等」、「特等」に対して付与ポイントを設定しておくと、2等室の利用者には、ポイントを付与せず、1等室以上の利用者にポイントを付与することができる。このように設定しておくと、1等室以上のグレードを利用するユーザを優遇することができ、グレードの高い客室を利用することへの誘因とすることができる。
また、例えば、普段安価な2等室を利用するユーザが、船が混雑しているなどの状況において1等室を利用したい場面でも、ポイントが加算されれば、利用しやすくなる。
なお、客室等級によるポイントの差別化だけではなく、ユーザが乗船した船舶の種類によって付与するポイントに差を設けるようにしてもよい。
「利用人数に基づくポイント算出」
利用人数に基づくポイント算出では、家族で乗船している乗客や、団体で乗船している乗客に、乗船時間に基づくポイントにさらに利用人数に基づくポイント(第二利用ポイント)を加算する。
利用人数の情報は、予約の際にユーザから入力された予約情報に含まれ管理システムに記憶されているものとする。ポイント算出部13は、ポイントの算出に際し、この予約情報を参照し、利用人数の情報を取得する。そして、ポイント算出部13は、ポイント換算テーブル103を参照して、利用人数に対応するポイントを取得し、乗船時間に基づくポイントに加算する。図5の例では、4人以上で利用した場合、4人以上で乗船する乗客それぞれのポイントIDに対して5ポイントが加算される。これにより、より多くの友人等と共に乗船することを促すことができ、船の利用の促進を図ることができる。
「欠航、抜港、引き返し時のポイント算出」
欠航時のポイント算出は、突然の天候の変化により、船2を運行できなくなったような場合であって、実際に乗船するつもりで港まで来ていたユーザに付与するポイントである。
このような場合、送信装置20を構成するコンピュータに、ポイントIDなどと共に欠航であることを示す情報を送信するように設定しておく。この状態で、ユーザ1が送信装置20にカード3をかざすと、送信装置20は、ポイントID、運行IDと欠航であることを示す情報とをポイント算出装置10へ送信する。ポイント算出装置10では、ポイント付与情報取得部11がその情報を取得し、ポイント算出部13へ出力する。ポイント算出部13は、ポイント換算テーブル103の「条件」が欠航となっているデータから付与ポイントを読み出して、その値をユーザ1に付与するポイントに決定する。また、航行中に抜港や引き返しとなった場合、抜港や引き返しがあったこと示す情報を欠航時と同様にポイントIDなどと共にポイント算出装置10へ送信する。ポイント算出部13は、ポイント換算テーブル103の「条件」がそれぞれ「抜港」、「引き返し」となっているデータから付与ポイントを読み出して、その値をユーザ1に付与するポイント(第二利用ポイント)に決定する。なお、抜港とは、通常であれば寄港するが、天候不良などにより、その港に寄らずに通過することである。この場合、抜港された港で下船する予定だったユーザ1には、乗船時間に基づくポイントに、抜港による付与ポイントを加算する。また、抜港した港で乗船する予定だったユーザ1には、欠航による付与ポイントを付与する。また、引き返しとは、通常であれば到着する港に至る前に、天候不良などにより船2を引き返すことである。この場合も、引き返しにより、目的の港に到着できなかったユーザ1には、乗船時間に基づくポイントに、引き返しによる付与ポイントを加算する。また、到着できなかった港から乗船する予定だったユーザ1には、欠航による付与ポイントを付与する。
これにより、欠航等によって足止めされたユーザの不満を緩和することができる。
「乗船回数に基づくポイント算出」
乗船回数に基づくポイント算出は、乗船回数に応じてポイント(第二利用ポイント)を算出する方法である。
ポイント算出部13は、乗船回数に基づいて付与されるポイントをポイント換算テーブル103から取得する。例えば、図5の例では、条件が「乗船回数」のデータから1ポイントを取得する。このポイントは、1回の乗船ごとに付与されるポイントである。ポイント算出部13は、読み出した1ポイントを乗船時間に基づくポイントに加算して、当該ユーザに付与するポイントを算出する。
なお、図5では、乗船毎に1ポイントを付与する例を示しているが、乗船10回ごとに所定のポイント(例えば10ポイント)を付与するようにしてもよい。また、乗船回数の累積が100回に至ると、それ以降は、乗船10回ごとに15ポイントを付与する等、
乗船回数の累積に応じて、段階的に付与するポイントを変更してもよい。
「カードグレードによるポイント算出」
客室等級に基づくポイント算出では、ユーザ1の利用しているカード3のグレードに基づくポイント(第二利用ポイント)を加算する。カード3には、年会費などに応じて享受できるサービスが異なる様々なグレードのカードが用意されていて、ユーザ1は、自分が利用するカード3のグレードに応じてポイントを得ることができる。
ポイント算出部13は、乗降記録テーブル101からポイントIDに基づいてユーザ1の利用しているカード3のグレード情報を読み取る。ポイント算出部13は、読み取ったカードのグレードに対して付与されるポイントをポイント換算テーブル103から取得する。例えば、ユーザ1が利用しているカード3のグレードが「1st」だとすると、図5の例では、条件が「カードグレード(1st)」のデータから5ポイントを取得する。そして、ポイント算出部13は、5ポイントを乗船時間に基づくポイントに加算して、当該ユーザに付与するポイントを算出する。
ポイント算出部13は、これらの方法によってポイントを算出すると、図6で例示したポイント管理テーブル104にポイントを記録する(ステップS17)。具体的には、ポイント算出部13は、算出したポイントに対応するポイントIDのレコードを特定し、累積ポイントを読み出す。ポイント算出部13は、読み出した累積ポイントにステップS16で算出したポイントを加算し、ポイント管理テーブル104の当該レコードの「累積ポイント」の値を更新する。
本実施形態によれば、ユーザが実際に乗船した時間に応じたポイントを付与することで、ユーザは乗船時における経験に合ったポイントを得ることができるので、より納得して船を利用するようになり、船利用の促進を図ることができる。
なお、本実施形態のポイント算出システムによれば、ユーザ1の連絡先や、乗降港、船の利用頻度などの情報を入手することができる。この情報を用いて、各ユーザ1に情報提供を行うことができる。提供する情報は、例えば、ユーザ1の乗船港・下船港の付近の商業施設でのバーゲンセールやインベント等の情報、あるいは、下船港から利用できる交通機関の運行状況、乗り換え情報などである。これらの情報を提供することにより、ユーザ1は、より便利に船を活用することができ、又、港付近の商業施設などと連携することで、地域振興にも役立ち、それによりさらに船の利用者の増加を期待することができる。
また、船2には、船内モニタが設けられており、ポイント算出装置10とネットワークを介して接続されている。この船内モニタには、船2の運行現在位置、到着予定時刻などが表示される他、出力部16が出力した第一利用ポイントと、第二利用ポイントと、が区別して表示される。
出力部16は、通常、各乗船区間における第一利用ポイントと、第二利用ポイントのうち、複数のユーザに共通して関係する「到着遅れを考慮したポイント算出」、「出発遅れを考慮したポイント算出」、「混雑度に基づくポイント算出」、「欠航、抜港、引き返し時のポイント算出」等を出力する。また、例えば、船内モニタの付近には、ポイント算出装置10と無線通信等で接続されたカード3の読み取り装置が設けられており、出力部16は、通信部15を介して、この読み取り装置から、あるユーザ1のカード3から読み取ったポイントIDを取得する。その場合、出力部16は、ポイント算出部13が算出したそのユーザに固有のポイント(例えば、「基本ポイントにユーザの乗船時間を考慮したポイント」のうちユーザの乗船時間に対するポイント、「利用人数に基づくポイント」など)をさらに表示するようにしてもよい。
<第二実施形態>
以下、本発明の第二実施形態によるポイント算出システムを図8を参照して説明する。
図8は、本発明に係る第二実施形態におけるポイント算出装置の一例を示す図である。
図8で示すように、本実施形態のポイント算出装置は、揺れ判定部17を備えている。揺れ判定部17は、船2に搭載された振動センサの検出情報を船2から取得し、船2の揺れを判定する。振動センサとは、例えばジャイロセンサや加速度センサ、傾斜計などである。他の構成については、第一実施形態と同様である。
本実施形態におけるポイント算出方法を説明する。まず、船2が備える通信装置が、振動センサの検出情報を、ポイント算出装置10へ送信する。ポイント算出装置10では、通信部15が検出情報を取得して記憶部14に書き出す。次に、揺れ判定部17が、記憶部14からユーザの乗船区間における検出情報を読み出す。読み出した検出情報は、例えば、船体の加速度や角速度を時系列に記録した情報である。揺れ判定部17は、読み出した加速度を積分して揺れの大きさ(振幅)を算出する。あるいは、揺れ判定部17は、読み出した角速度を積分して、船体が揺れた角度を算出する。揺れ判定部17は、算出した揺れの大きさや角度と所定の閾値とを比較して、所定の大きさ、角度以上の揺れが連続して所定期間続くとポイント付与対象の揺れた状態にあると判定する。揺れ判定部17は、ユーザの乗船区間において船2が揺れた状態にあると判定した時間の合計を算出する。揺れ判定部17は、算出した合計時間をポイント算出部13へ出力する。ポイント換算テーブル103には、単位時間(例えば1分)あたりの揺れに対するポイントが規定されており、ポイント算出部13は、この情報を読み出して、揺れ判定部17から取得した合計時間に乗じてユーザ1の乗船区間における船2の揺れの時間に対するポイントを算出する。次にポイント算出部13は、算出した揺れに基づくポイントを、第一実施形態で説明した乗船時間などに基づいて算出したポイントに加算して最終的に付与するポイントを決定する。本実施形態によれば、ユーザの乗船時間に加えて、船体の揺れに応じたポイントを付与するので、船体が揺れたことに対するユーザの不満も緩和する効果が期待できる。
また、船の揺れを判定するにあたっては、海洋の気象データを用いて判定してもよい。具体的には、揺れ判定部17は、気象庁などから波浪、潮位、海流、海上風などの気象データを取得し、それらの情報を基に船2が揺れた状態にある時間を算出する。例えば、記憶部14には、過去の気象データとそのときの揺れの実測値などから算出された、気象データと単位時間あたりに船が揺れている時間(例えば1時間あたり20分など)との対応テーブルなどが格納されており、揺れ判定部17は、ユーザ1の乗船中における気象データを用いて、このテーブルから単位時間当たりの揺れ時間を読み出し、ユーザ1の乗船時間に乗じて船2が揺れた状態にある時間を算出する。ポイント算出部13は、ポイント換算テーブル103に格納された単位時間あたりの揺れに対するポイントに、揺れ判定部17が算出した船2が揺れた状態にある時間を乗じて揺れに基づくポイントを算出する。
なお、上述したポイント算出装置10における各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをポイント算出装置10のコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、ポイント算出装置10は、1台のコンピュータで構成されていても良いし、通信可能に接続された複数のコンピュータで構成されていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、本発明のポイント算出方法は、旅客機やバスなどの車両、鉄道の運行サービスに対しても適用することができる。なお、船2は、搭乗物の一例である。乗船時刻や乗船受付時刻は搭乗時刻の一例である。下船時刻は下乗自時刻の一例である。送信装置20は、送信手段の一例である。ポイントは利用ポイントの一例である。乗船回数は搭乗回数の一例である。抜港、引き返しによって下船することができなくなった港は、下乗予定場所の一例である。
1・・・ユーザ
2・・・船
3・・・カード
10・・・ポイント算出装置
11・・・ポイント付与情報取得部
12・・・判定部
13・・・ポイント算出部
14・・・記憶部
15・・・通信部
16・・・出力部
17・・・揺れ判定部
20・・・送信装置
21・・・端末装置

Claims (12)

  1. 乗物に関する利用ポイントのポイント付与開始時刻とポイント付与終了時刻とを取得するポイント付与情報取得部と、
    前記搭乗物のユーザについて取得した前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて第一利用ポイントを算出するポイント算出部と、
    を備え、
    前記ポイント付与開始時刻は、前記ユーザの搭乗物への搭乗時刻であり、
    前記ポイント付与終了時刻は、前記ユーザの搭乗物からの下乗時刻であり、
    さらに前記ポイント算出部は、前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する、
    ポイント算出装置。
  2. 乗物に関する利用ポイントのポイント付与開始時刻とポイント付与終了時刻とを取得するポイント付与情報取得部と、
    前記搭乗物のユーザについて取得した前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて第一利用ポイントを算出するポイント算出部と、
    を備え、
    前記ポイント付与開始時刻は、前記搭乗物の出発時刻であり、
    前記ポイント付与終了時刻は、前記搭乗物の到着時刻であり、
    さらに前記ポイント算出部は、前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する、
    ポイント算出装置。
  3. 乗物に関する利用ポイントのポイント付与開始時刻とポイント付与終了時刻とを取得するポイント付与情報取得部と、
    前記搭乗物のユーザについて取得した前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて第一利用ポイントを算出するポイント算出部と、
    を備え、
    前記ポイント付与開始時刻は、前記搭乗物の予定出発時刻であり、
    前記ポイント付与終了時刻は、前記搭乗物の予定到着時刻であり、
    さらに前記ポイント算出部は、前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する、
    ポイント算出装置。
  4. 前記ポイント算出部は、前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に、さらに、前記搭乗物への搭乗に必要な切符の発券時刻と前記搭乗物への搭乗時刻との差を加算した時間に基づいて算出した前記第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のポイント算出装置。
  5. 前記ポイント算出部は、前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて算出した第一利用ポイントに代えて、所定の搭乗区間について定められた利用ポイントに、前記算出した第二利用ポイントを加算する
    請求項から請求項の何れか1項に記載のポイント算出装置。
  6. 前記ポイント算出部は、所定期間にわたる前記搭乗物の各利用時における前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差の合計に基づいて利用ポイントを算出する
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のポイント算出装置。
  7. 前記ポイント算出部は、前記搭乗物への搭乗を記録するために前記ユーザが利用する当該ユーザの識別情報が記録されたカードのグレードと、前記搭乗物における前記ユーザが利用する客室の等級と、前記搭乗物への前記ユーザの搭乗回数と、前記搭乗物へ前記ユーザが搭乗する際に当該ユーザと共に搭乗するユーザとして予め登録されたユーザの人数と、前記ユーザが前記搭乗物へ搭乗した区間における前記搭乗物の混雑度と、前記ユーザが下乗予定場所で前記搭乗物から下乗できなかったこと、
    のうち少なくとも1つに基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のポイント算出装置。
  8. 前記ポイント算出部は、前記搭乗物が運行しなかった場合、前記搭乗物が運行しなかったことに対するポイントを算出する
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のポイント算出装置。
  9. 前記搭乗物に搭載された振動センサの検出情報又は気象情報を取得し、前記取得した情報に基づいて前記搭乗物の揺れを判定する揺れ判定部を更に備え、
    前記ポイント算出部は、前記揺れ判定部が前記搭乗物が揺れた状態にあると判定した時間に応じて算出した利用ポイントをさらに加算する
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のポイント算出装置。
  10. 前記ポイント算出部が算出した前記第一利用ポイントを出力する出力部、
    をさらに備え、
    前記出力部は、前記ポイント算出部が前記第二利用ポイントを算出した場合、前記第一利用ポイントに加え前記第二利用ポイントを、前記第一利用ポイントと区別して出力する
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のポイント算出装置。
  11. ポイント算出装置が、
    乗物に関する利用ポイントのポイント付与開始時刻である前記搭乗物のユーザの前記搭乗物への搭乗時刻とポイント付与終了時刻である前記ユーザの前記搭乗物からの下乗時刻とを取得し、
    前記搭乗物のユーザについて取得した前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて第一利用ポイントを算出し、
    さらに、前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する、
    ポイント算出方法。
  12. ポイント算出装置のコンピュータを、
    乗物に関する利用ポイントのポイント付与開始時刻である前記搭乗物のユーザの前記搭乗物への搭乗時刻とポイント付与終了時刻である前記ユーザの前記搭乗物からの下乗時刻とを取得する手段、
    前記搭乗物のユーザについて取得した前記ポイント付与開始時刻と前記ポイント付与終了時刻との時間差に基づいて第一利用ポイントを算出する手段、
    前記搭乗物への搭乗時刻と前記搭乗物の出発時刻との差に、前記搭乗物からの下乗時刻と前記搭乗物の到着時刻との差、を加算した時間に基づいて算出した第二利用ポイントを前記第一利用ポイントに加算する手段、
    として機能させるためのプログラム。
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