JP6265165B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、廃棄トナー収容部における廃棄トナーの蓄積量を検知する技術に関する。
一般的な画像形成装置としては、例えば、電荷を持たない感光体を一様に帯電させ(帯電工程)、電荷を帯びた感光体表面に、コピー原稿に基づいたレーザー光を照射して、感光体表面に原稿の潜像を形成し(露光工程)、潜像をトナーで可視像化し(現像工程)、可視像化することによって形成されたトナー像を、転写ベルトに載置された用紙等の記録媒体に転写し(転写工程)、転写したトナー像を記録媒体に定着させる(定着工程)、といった5つのプロセスからなる電子写真方式のものが知られている。
ところで、感光体表面上のトナーは、完全に記録媒体に転写されるわけではなく、少量が感光体の表面に残る。感光体の表面に残ったトナーは、クリーニング装置によって廃棄トナーとして回収されて、廃棄トナーボトルなどに搬送される。例えば、樹脂等で形成されたクリーニングブレードによって、転写されずに残ったトナーが感光体表面から掻き落とされ、廃棄トナー搬送管で搬送され、そして最終的に廃棄トナーボトルに回収される。
このような廃棄トナーボトルが取り付けられる画像形成装置には、廃棄トナーボトルが廃棄トナーで満杯になったことを検知する手段が設けられている。廃棄トナーボトルの満杯を検知する方法としては、トナーが通過する廃棄トナーボトルの収容口付近を両側から挟むように、光センサーを構成する発光部と受光部とを配置し、発光部が発する光が廃棄トナーボトル内における堆積した廃棄トナーにより遮られ、受光部での受光量が小さくなることを検知し満杯を判断する方法がある。
廃棄トナーボトルが満杯になったか否かの検知は重要であり、廃棄トナーボトルが満杯であるのに、満杯であると検知できないと、廃棄トナーの行き場所がなくなり、廃棄トナーボトルから廃棄トナーが溢れ、画像形成装置に不具合が生じるおそれがある。また、廃棄トナーボトルが満杯でもないのに、満杯であると検知してしまうと、十分な量の廃棄トナーを回収できない。廃棄トナーボトルの満杯を精度良く検知する技術については、例えば、下記の特許文献1,2に開示されている。
特開2013−205612号公報 特開2011−95518号公報
廃棄トナーは、一度に大量に、あるいは大きなかたまりとなって、廃棄トナー搬送管から落下し、廃棄トナーボトルに収容されることがある。そのようなことがあると、発光部からの光が、一時的に大量に落下してくる廃棄トナーによって遮られ、受光部での受光量が低下し、廃棄トナーボトルが廃棄トナーで満杯でもないのに、満杯であると誤って検知されてしまうおそれがある。しかしながら、特許文献1,2に記載された技術では、このような問題を解決することはできない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、廃棄トナーが、一時的に大量に落下する場合であっても、満杯であると誤って検知されるのを防止することを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、
下面に排出口が形成され、回転軸周りに設けられて当該回転軸と共に回転することにより当該回転軸方向に前記排出口まで廃棄トナーを搬送する搬送スパイラルが設けられた廃棄トナー搬送部と、
前記排出口に連通する収容口を有する首部を備え、当該排出口から落下した前記廃棄トナーが当該収容口を通じて内部に収容される廃棄トナー収容部と、
前記廃棄トナー収容部の前記首部に設けられ、前記廃棄トナー収容部が前記廃棄トナーで満杯であることを検知するための第1の光センサーと、
前記搬送スパイラルの回転位置を検出するための光センサーであって、前記搬送スパイラルの予め定められた一部が前記回転軸周りに予め定められた位置であって前記廃棄トナーを前記排出口から落下させる第1の位置に回転してきたタイミングにおいて第1レベル信号を出力し、当該タイミング以外の期間において第2レベル信号を出力する第2の光センサーと、
前記第1の光センサーから出力される検知結果に基づいて前記廃棄トナー収容部における前記廃棄トナーの蓄積量検出を行う制御部とを備え、
前記制御部は、前記第2の光センサーが前記第1レベル信号を出力している期間は、前記廃棄トナーの蓄積量検出を行わず、当該第2の光センサーが前記第2レベル信号を出力している期間において前記廃棄トナーの蓄積量検出を行うものである。
本発明によれば、搬送スパイラルの予め定められた一部が回転軸周りに予め定められた第1の位置に回転してきたタイミングを、廃棄トナーが廃棄トナー搬送部の排出口から落下するタイミングに合致させておけば、このタイミング以外の期間においては廃棄トナーの蓄積量を検出しつつ、このタイミングでは、廃棄トナー収容部における廃棄トナーの蓄積量を検出しないので、廃棄トナーが一時的に大量に前記排出口から落下し、前記廃棄トナー収容部に送りこまれたとしても、満杯であると誤って検知されることを防止できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示した模式的な部分断面正面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における廃棄トナー回収機構の要部を概略的に示した正面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における廃棄トナー回収機構の要部を概略的に示した断面斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における光センサーの一例を示した回路図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における制御部の行う廃棄トナー検知に関する動作の一例を示したフローチャートである。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示した模式的な部分断面正面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能や、プリンター機能、スキャナー機能、ファクシミリ機能のような複数の機能を備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、原稿給送部6、及び原稿読取部5を含んで構成されている。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示などの指示を受け付けるものであり、操作者への操作案内などを表示する表示部473を備えている。
画像形成装置1で原稿読取動作が行われる場合について説明する。原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を、原稿読取部5が光学的に読み取り、そして画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは、内臓HDD(Hard Disk Drive)、又はネットワーク接続されたコンピューターなどに保存される。
画像形成装置1で画像形成動作が行われる場合について説明する。原稿読取動作により生成された画像データや、内臓HDDに記憶されている画像データ、ネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データなどに基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録紙としての用紙Pにトナー像を形成する。
画像形成部12は、マゼンタ(M)用の画像形成ユニット12M、シアン(C)用の画像形成ユニット12C、イエロー(Y)用の画像形成ユニット12Y、及びブラック(Bk)用の画像形成ユニット12Bkを含んで構成され、これら画像形成ユニット12M,12C,12Y,12Bkはそれぞれドラム型の感光体121M,121C,121Y,121Bkを備え、感光体121M,121C,121Y,121Bkは、図中の反時計回りに回転駆動するようになっている。
転写ユニット120は、その外周面にトナー像が転写される中間転写ベルト125、駆動ローラー125A、従動ローラー125B、及び一次転写ローラー126を含んで構成されている。
中間転写ベルト125は、駆動ローラー125Aと従動ローラー125Bとの間に張架され、感光体121M,121C,121Y,121Bkの周面に当接した状態で駆動ローラー125Aによって駆動され、感光体121M,121C,121Y,121Bkと同期しながら、無端走行する。
次に、カラー印刷が行われる場合について説明する。感光体121M,121C,121Y,121Bkの周囲が一様に帯電され(帯電工程)、電荷を帯びた感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面に、画像データに基づいて、レーザー光が照射されて潜像が形成され(露光工程)、潜像がトナーで可視像化され(現像工程)、可視像化することによって形成されたトナー像が一次転写ローラー126によって中間転写ベルト125上に転写されるようになっている。
中間転写ベルト125上に転写される各色(マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック)のトナー像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。
二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んだ、駆動ローラー125Aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた用紙Pに転写させるものである。なお、ここまで説明したのはカラー印刷の場合であり、モノクロ印刷の場合には、マゼンタ用、シアン用、及びイエロー用の感光体121M,121C,121Yは使用されず、ブラック用の感光体121Bkだけが使用されることになる。
定着部13は、熱圧着によりトナー像を用紙Pに定着させるものであり、定着処理が施されたカラー画像形成済みの用紙Pは、排出トレイ151に排出されることになる。
給紙部14は、複数の給紙カセット、及び各給紙カセットに収容された記録紙をピックアップするためのピックアップローラー145を含んで構成され、操作者による指示などで指定されたサイズの記録紙をピックアップするように、対応するピックアップローラー145を回転駆動させて、指定された記録紙をニップ部Nに向けて搬送するものである。
画像形成装置1で両面印刷が行われる場合について説明する。画像形成部12により一方の面に画像が形成された用紙Pを、排出ローラー対159に挟まれた状態とした後、用紙Pを排出ローラー対159によりスイッチバックさせて反転搬送路195に送り、搬送ローラー対19により用紙Pを搬送方向上流域へ再度搬送する。これにより、用紙Pのもう一方の面にも画像を形成することができる。
除電部50は、感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面に残存する電荷を除去するためのものであり、画像形成ユニット12M,12C,12Y,12Bkによる画像形成後に、感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面に除電光を照射するものである。
図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置における廃棄トナー回収機構の要部を概略的に示した正面図であり、図3は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置における廃棄トナー回収機構の要部を概略的に示した断面側面図である。
図2に示した感光体121M,121C,121Y,121Bkの図中の左方には、転写されずに残ったトナーを感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面から除去する清掃ローラー122を有する廃棄トナー回収機構21が設けられている。
清掃ローラー122の軸は、感光体121M,121C,121Y,121Bkの軸線と平行関係にあり、トナー像を形成する時に、感光体121M,121C,121Y,121Bkと同じ方向に回転し、感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面を擦って、転写されずに残ったトナーを取り除くものである。
なお、清掃ローラー122ではなく、樹脂等で形成されたブレードやブラシを感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面に当接させて、感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面に残ったトナーを掻き落とすようにしてもよい。
廃棄トナー回収機構21は、清掃ローラー122によって感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面から取り除かれたトナーを廃棄トナーWとして回収する。廃棄トナー回収機構21は、清掃ローラー122と、搬送するための廃棄トナー搬送管22と、廃棄トナー搬送管22の内部に形成された搬送スパイラル23と、廃棄トナーWを収容する透過性の樹脂等で形成された廃棄トナーボトル41に接続される廃棄トナー排出管24とを含んで構成されている。
廃棄トナー搬送管22は、清掃ローラー122の軸線方向に延びたものであり、その内部には搬送スパイラル23が構成されている。この搬送スパイラル23を回転させることによって、感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面から除去されたトナーは廃棄トナーWとして搬送され、最終的に廃棄トナーボトル41に回収される。
廃棄トナー搬送管22の一端の下面には排出口22aが形成されると共に、廃棄トナー排出管24が形成され、廃棄トナー搬送管22を搬送されてきた廃棄トナーWが排出口22aから自然落下して、廃棄トナー排出管24に送り出されるようになっている。
搬送スパイラル23は、回転軸23aと、羽根部23bと、スプリット23dを有し、非透光性部材で形成されたパルス板23cとを含んで構成され、パルス板23cを挟むように、光センサー29を構成する発光部29aと受光部29bとが配置されている。搬送スパイラル23は、回転軸23a周りに設けられて当該回転軸23aと共に回転する羽根部23bにより当該回転軸23aの延びる方向に排出口22aまで廃棄トナーを搬送する。パルス板23cには、開口であるスプリット23dが形成されている。
発光部29aを構成するLED(図示せず)から発射される光が、受光部29bを構成するフォトトランジスタ(図示せず)で受光されたか否か、あるいは受光部29bでの受光量の変化やその大きさを検出することによって、搬送スパイラル23の回転位置は検出される。例えば、受光部29bでの受光量が最大値(例えば、ハイ及びロー信号におけるハイレベル)を示す場合には、パルス板23cに形成されたスプリット23dが、発光部29aと受光部29bとの間に位置していると判断することができる。
廃棄トナー排出管24には、廃棄トナー搬送管22に接続される側と反対側の端部に廃棄トナーWを排出する排出口24aが形成され、排出口24aに廃棄トナーボトル41の首部42に形成された収容口42aが当接されるようになっている。支持部25L,25Rは、廃棄トナーボトル41の首部42を左右から挟み、収容口42aを排出口24aに近づけて廃棄トナーボトル41を支持するものである。
支持部25Lには、発光素子(例えば、赤外発光のLED)を有した発光部27が内蔵され、もう一方の支持部25Rには、受光素子(例えば、フォトトランジスタ)を有した受光部28が内蔵され、発光部27と受光部28とで廃棄トナーボトル41の満杯を検知する光センサー26が形成されている。
なお、廃棄トナー回収機構21、搬送スパイラル23、廃棄トナーボトル41はそれぞれ、特許請求の範囲における廃棄トナー搬送部、搬送スパイラル、廃棄トナー収容部の一例となる。
図4は、画像形成装置1の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、駆動モーター70、操作部47、ファクシミリ通信部71、及びネットワークインターフェース部91を含んで構成されている。なお、図1に示した画像形成装置1、及び図2に示した廃棄トナー回収機構と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその詳しい説明を省略する。
原稿読取部5は、制御ユニット10を構成する制御部100による制御の下、光照射部及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等を有する読取機構163(図1)を備えており、原稿読取部5は、光照射部を使って原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することによって、原稿から画像を読み取る。
画像メモリー32は、原稿読取部5による読み取りで得られた原稿の画像データを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存したりするための領域である。HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像データ等を記憶する大容量の記憶装置である。
駆動モーター70は、画像形成部12の各回転部材及び搬送ローラー対19等に回転駆動力を付与する駆動源である。ファクシミリ通信部71は、図示しない符号化・複合化部、変復調部、及びNCU(Network Control Unit)等を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの通信を行うものである。
光センサー26は発光部27及び受光部28を有し、受光部28における出力の変化に基づいて、図2,図3に示した廃棄トナーボトル41の満杯を検知するものである。
ネットワークインターフェース部91は、LAN(Local Area Network)ボード等の通信モジュールを含んで構成され、ネットワークインターフェース部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内、又はインターネット上のパーソナルコンピューター等の外部装置20と種々のデータの送受信を行うものである。
廃棄トナー回収機構21は、図3に示した搬送スパイラル23の回転位置を検出するための光センサー29を備え、搬送スパイラル23の回転位置に関する情報を制御部100へ送ることができるようになっている。
制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成され、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る制御部100を備えている。
制御部100は、搬送スパイラル23の予め定められた一部(後述)が回転軸23a周りに予め定められた第1の位置に回転してきたタイミング(後述)においては、廃棄トナーの蓄積量検出を行わず、当該タイミング以外の期間において廃棄トナーの蓄積量検出を行う制御を行う。
図5は、廃棄トナーボトル41の満杯を検知するための光センサー26の一例を示す回路図である。光センサー26は発光部27及び受光部28を含んで構成され、発光部27を構成するLED27aのアノード側は、点灯制御用のスイッチSWの一端に接続され、スイッチSWの他端は電流制限用の抵抗R1を介して電源Vccに接続され、LED27aのカソード側は接地されている。
受光部28を構成するフォトトランジスタ28aはLED27aに対向して配置され、LED27aから発射される光を受光し、ベース端子に入射する光量によってコレクタ端子とエミッタ端子との間を流れる電流を制御するものである。フォトトランジスタ28aのコレクタ端子は電源Vccに接続され、エミッタ端子は電流制限用の抵抗R2を介して接地されると共に、コンパレーター33のマイナス(−)端子に接続されている。
コンパレーター33のプラス(+)端子には、抵抗R3,R4の接続点が接続されている。抵抗R3,R4は電源Vccと接地間に直列に接続された分圧抵抗であり、コンパレーター33は、抵抗R3,R4によって得られる閾値とフォトトランジスタ28aから供給される電圧値とを比較するものであり、フォトトランジスタ28aからの電圧値が閾値よりも高い場合、コンパレーター33からはLow信号が出力され、フォトトランジスタ28aからの電圧値が閾値よりも低い場合、コンパレーター33からはHigh信号が出力される。
従って、LED27aとフォトトランジスタ28aとの間に遮るものがなく、フォトトランジスタ28aからの電圧値が閾値よりも高くなる場合は、コンパレーター33からはLow信号が出力され、その逆に、LED27aとフォトトランジスタ28aとの間に遮るものがあり、フォトトランジスタ28aからの電圧値が閾値よりも低くなる場合(例えば、廃棄トナーボトル41が廃棄トナーで満杯になった場合)は、コンパレーター33からはHigh信号が出力される。コンパレーター33から出力された信号は、制御ユニット10へ出力される。
このようにして、フォトトランジスタ28aにおける受光量の変化に関する情報(すなわち、廃棄トナーボトル41が満杯になったか否かを示す情報)が制御ユニット10へ伝えられ、制御ユニット10を構成する制御部100において、廃棄トナーボトル41が満杯になったか否かを判断することができるようになっている。
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1における制御部100の行う廃棄トナー検知に関する動作の一例を図6に示したフローチャートに基づいて説明する。
画像形成装置1の駆動中、制御部100は、光センサー26のフォトトランジスタ28aにおける受光量の変化に関する情報(すなわち、廃棄トナーボトル41が満杯になったか否かを示す情報)に基づいて、廃棄トナーボトル41が満杯になったか否かを判断している。
ここで、搬送スパイラル23の予め定められた一部、本実施形態では、羽根部23bの突出部230が、回転軸23a周りに回転移動して予め定められた第1の位置としての廃棄トナー搬送官22内の最下部位置に回転してきたときに、光センサー29によりスプリット23dが検出されるように、パルス板23cにおけるスプリット23dの位置と、回転軸23aの周り方向における突出部230の位置が合致するように設定されている。
また、羽根部23bの突出部230は、廃棄トナー搬送官22内の底部において蓄積されているトナーを、回転軸23aの延びる方向に排出口22aに向けて押し出す作用を果たす。つまり、羽根部23bの突出部230が、廃棄トナー搬送官22内の底部に位置しているタイミングで、当該底部に蓄積されているトナーが、排出口22aに向けて押し出されて当該排出口22aから落下する。
パルス板23cの回転方向におけるスプリット23dの幅は、羽根部23bの突出部230が上記最下部位置でトナーを押し出すことが可能な回転方向幅に等しく設定されている。すなわち、光センサー29において、発光部29aからの光がスプリット23dを通過して、受光部29bが上記最大値としてのハイレベル信号を出力している期間は、羽根部23bの突出部230が、廃棄トナー搬送官22内の底部に蓄積されているトナーを排出口22aに向けて押し出している期間である。
制御部100は、図3に示した光センサー29からの情報(すなわち、搬送スパイラル23の回転位置を示した情報)を取得している(ステップS1)。
制御部100は、受光部29bからの出力が上記最大値としてのハイレベル信号であるか否かを判断する(ステップS2)。すなわち、制御部100は、光センサー29から取得した情報に基づいて、廃棄トナーWが廃棄トナー搬送管22の排出口22aから落下し、廃棄トナーボトル41の収容口42aから収容されるタイミングであるか否かを判断する。
ここで、制御部100が受光部29bからの出力が上記ハイレベル信号であると判断した場合は(ステップS2でYES)、制御部100は、コンパレーター33からの出力信号(すなわち、光センサー26での受光結果)を採用しないことによって、廃棄トナーボトル41における廃棄トナーの蓄積量の検知を禁止する(ステップS3)。なお、制御部100が受光部29bからの出力が上記ハイレベル信号であると判断しない場合は(ステップS2でNO)、廃棄トナーWが排出口22aから落下するタイミングではないため、処理はステップS1へ戻る。
その後、制御部100が受光部29bからの出力が上記ハイレベル信号ではないと判断するに至った場合には(ステップS4でNO)、制御部100は、コンパレーター33からの出力信号(すなわち、光センサー26での受光結果)を採用し、廃棄トナーボトル41における廃棄トナーの蓄積量の検知を許可する(ステップS5)。制御部100が受光部29bからの出力が上記ハイレベル信号を維持している間は(ステップS4でYES)、処理はステップS3が続けて行われる。
これにより、本実施形態では、廃棄トナー搬送管22に形成された排出口22aから廃棄トナーが落下し、廃棄トナーボトル41の首部42(すなわち、光センサー26を構成する発光部27と受光部28との間)を通過する可能性のあるタイミングでは、制御部100により、廃棄トナーボトル41における廃棄トナーの蓄積量を検知しないように制御されるので、もし仮に、廃棄トナーが一時的に大量に排出口22aから落下し、廃棄トナーボトル41に送りこまれたとしても、満杯であると誤って検知されることが防止される。
なお、本実施形態では、上記受光部29bからのハイレベル信号の出力期間は、制御部100が光センサー26からの出力(検知結果)を採用せず、廃棄トナーボトル41における廃棄トナーの蓄積量を検知しない構成(すなわち、制御部100が光センサー26での受光結果を無視する構成)の場合について説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、制御部100とコンパレーター33との間にフリップフロップを介して、上記受光部29bからのハイレベル信号の出力期間において、光センサー26での検出情報が制御部100へ送信されない構成とするようにしても良い。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態としてカラー複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、モノクロ複合機や他の電子機器、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図6を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
21 廃棄トナー搬送部
22 廃棄トナー搬送管
22a 排出口
23 搬送スパイラル
24 廃棄トナー排出管
24a 排出口
26 光センサー
27 発光部
28 受光部
41 廃棄トナーボトル
42a 収容口
100 制御部

Claims (4)

  1. 下面に排出口が形成され、回転軸周りに設けられて当該回転軸と共に回転することにより当該回転軸方向に前記排出口まで廃棄トナーを搬送する搬送スパイラルが設けられた廃棄トナー搬送部と、
    前記排出口に連通する収容口を有する首部を備え、当該排出口から落下した前記廃棄トナーが当該収容口を通じて内部に収容される廃棄トナー収容部と、
    前記廃棄トナー収容部の前記首部に設けられ、前記廃棄トナー収容部が前記廃棄トナーで満杯であることを検知するための第1の光センサーと、
    前記搬送スパイラルの回転位置を検出するための光センサーであって、前記搬送スパイラルの予め定められた一部が前記回転軸周りに予め定められた位置であって前記廃棄トナーを前記排出口から落下させる第1の位置に回転してきたタイミングにおいて第1レベル信号を出力し、当該タイミング以外の期間において第2レベル信号を出力する第2の光センサーと、
    前記第1の光センサーから出力される検知結果に基づいて前記廃棄トナー収容部における前記廃棄トナーの蓄積量検出を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第2の光センサーが前記第1レベル信号を出力している期間は、前記廃棄トナーの蓄積量検出を行わず、当該第2の光センサーが前記第2レベル信号を出力している期間において前記廃棄トナーの蓄積量検出を行う画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第2の光センサーが前記第1レベル信号を出力している期間は、前記第1の光センサーに前記廃棄トナーの有無を検知させないことにより、前記廃棄トナーの蓄積量検出を行わない請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第2の光センサーが前記第1レベル信号を出力している期間は、前記第1の光センサーから出力される検知結果を採用しないことにより、前記廃棄トナーの蓄積量の検出を行わない請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の光センサーは、発光部と当該発光部に対向する受光部とを備え、
    前記受光部の受光量に基づいて、前記廃棄トナー収容部における前記廃棄トナーの蓄積量を検知する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
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