JP2016130776A - 画像形成装置 - Google Patents

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Takeyuki Suda
健之 須田
洋介 畑
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洋介 畑
裕寿 嘉藤
Hirohisa Kato
裕寿 嘉藤
鈴木 慎也
Shinya Suzuki
慎也 鈴木
学 小関
Manabu Koseki
学 小関
敏行 阿部
Toshiyuki Abe
敏行 阿部
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Kazumi Sato
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寿文 角谷
Hisafumi Sumiya
寿文 角谷
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Abstract

【課題】 蓄積容器の交換に関する情報の誤報知を抑制する。
【解決手段】 中間転写ベルト13上に画像を形成する像形成部StY、StM、StC、及びStKと、中間転写ベルト13上の画像を記録材Pに転写する2次転写ローラ40と、中間転写ベルト13上に残留したトナーを清掃するベルトクリーナ99と、清掃されたトナーを蓄積する回収トナーボックス108と、回収トナーボックス108内のトナーを移動させるために回転する撹拌スクリュー107を駆動させる駆動モータ112と、回収トナーボックス108の蓄積情報を検知するトナーセンサ241と、駆動モータの駆動情報を取得する電りゅう検知部114と、回収トナーボックス108の交換時期を示す情報を報知する操作パネル200と、前記蓄積情報と前記駆動情報とに基づいて交換時期の報知を制御するCPU101とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、蓄積容器に蓄積したトナーの蓄積情報を検知する検知技術に関する。
電子写真方式の複写機やレーザビームプリンタ等の画像形成装置は、感光ドラムを帯電し、当該帯電した感光ドラムを露光することによって感光ドラム上に静電潜像を形成する。前記静電潜像はトナーを用いて現像されると感光ドラム上に画像が形成され、当該画像が中間転写体に転写された後、記録材に転写される。又は、中間転写体を介さずに感光ドラムから記録材に画像が転写される。
転写工程後に感光ドラムや中間転写体などの像担持体上には、転写しなかった微量のトナーが残留してしまう。この残留したトナーはクリーニングユニットによって清掃される。クリーニングユニットにより回収されたトナー(廃トナー)は装置内の搬送経路を通って、画像形成装置に着脱可能な蓄積容器へ搬送され、蓄積容器内に蓄積される。この蓄積容器はトナーが満杯となった時点で空の蓄積容器と交換される。
画像形成装置は、蓄積容器が満杯となったことをユーザやサービスマンへ報知するために、蓄積容器に蓄積されたトナーの蓄積情報を検知する必要がある。特許文献1の画像形成装置は、光学センサを備え、蓄積容器に設けられた検知領域に堆積したトナーが光学センサの光路を遮断したことに応じて、蓄積容器の交換が必要であると判定する。
特開2002−148884号公報
しかしながら、特許文献1の画像形成装置は、検知領域がトナーによって汚れた場合、光学センサの出力値に基づいて蓄積容器の交換時期を予測できない可能性がある。例えば、ユーザが蓄積容器を取り出して揺すった場合には、蓄積容器内に蓄積したトナーが検知領域に付着してしまう。検知領域にトナーが付着した場合には、蓄積容器の蓄積量が交換を必要とする量よりも少ないにも拘らず、検知領域に堆積したトナーによって光学センサの出力値が蓄積容器の交換が必要な値となってしまう。これにより、画像形成装置は、蓄積容器が満杯となっていないにも拘らず、蓄積容器が満杯となったことをユーザやサービスマンへ誤報知してしまう可能性があった。
そこで、本発明の目的は、蓄積容器の交換に関する情報の誤報知を抑制することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の画像形成装置は、画像データに基づき、トナーを用いて像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上の前記画像を記録材に転写する転写手段と、前記転写手段により前記記録材に転写されずに前記像担持体上に残留したトナーを清掃する清掃手段と、前記清掃手段により清掃された前記トナーを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された前記トナーを受入口から受け入れる蓄積容器であって、前記蓄積容器に蓄積された前記トナーを移動させるために回転する回転部材を有する蓄積容器と、前記回転部材を駆動させる駆動手段と、前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量に関する蓄積情報を検知する検知手段と、前記駆動手段の駆動情報を取得する取得手段と、前記蓄積容器の交換時期を示す情報を報知する報知手段と、前記検知手段により検知された前記蓄積情報と、前記取得手段により取得された前記駆動情報とに基づいて、前記報知手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、蓄積容器の交換に関する情報の誤報知が抑制できる。
画像形成装置の概略断面図 回収トナーボックスの概略断面図 トナーセンサの要部概略図 画像形成装置の制御ブロック図 画像形成処理を示すフローチャート図 回収トナー量検知処理を示すフローチャート図 操作パネルの表示例を示した図 回収トナーボックスの充填率とフォトトランジスタの出力電圧の関係を示した図
図1は画像形成装置500の概略断面図である。画像形成装置500は操作パネル200とリーダ部1Rとプリンタ部1Pとから構成される。
プリンタ部1Pは、各色成分の画像(トナー像)を形成する4つの像形成部StY、StM、StC、StKを有している。像形成部StYはイエローのトナー像を形成し、像形成部StMはマゼンタのトナー像を形成し、像形成部StCはシアンのトナー像を形成し、像形成部StKはブラックのトナー像を形成する。
像形成部StYは、イエローの色成分のトナー像を担持する感光ドラム14と、この感光ドラム14を帯電する帯電器27と、感光ドラム14にイエローの色成分に対応した静電潜像を形成するため、感光ドラム14を露光する露光装置LYを有する。さらに、像形成部StYは、感光ドラム14上に形成された静電潜像を、トナーを現像剤として用いてトナー像として顕像化する現像器23と、感光ドラム14上のトナー像を後述の中間転写ベルト13に転写する1次転写ローラ90を有している。
さらに、像形成部StYは、中間転写ベルト13に転写されずに感光ドラム14上に残留したトナーを除去するドラムクリーナ31を有している。ドラムクリーナ31は、板状のゴム部材からなるクリーナブレードを有し、このクリーナブレードが所定の力で感光ドラム14に当接された状態で感光ドラム14が矢印A方向に回転すると、感光ドラム14上に残留したトナーを掃き取ることができる。即ち、ドラムクリーナ31は像担持体としての感光ドラム14上に残留したトナーを清掃するクリーニング手段として機能する。なお、ドラムクリーナ31で掃き取られたトナーは、廃トナー搬送路(不図示)を介して回収トナーボックスに搬送される。
ここで、各像形成部StM、StC、StKはイエローのトナー像を形成する像形成部StYと同様の構成であるため、その構成の説明を省略する。
前述の中間転写ベルト13は、トナー像が担持される中間転写体であり、像形成部StY、StM、StC、StKで形成された各色成分のトナー像が重ねて転写されることで、フルカラーのトナー像を担持する。中間転写ベルト13は、各像形成部StM、StC、StKにより形成された画像を担持する像担持体である。中間転写ベルト13の周囲には、この中間転写ベルト13上のトナー像を紙などの記録材Pへ転写するための2次転写対向ローラ13b、および、2次転写ローラ40が配設されている。さらに、中間転写ベルト13は駆動ローラ13a、2次転写対向ローラ13b、従動ローラ13cに張架されている。中間転写ベルト13は、駆動ローラ13aの回転によって矢印B方向へ移動する。
また、中間転写ベルト13には、中間転写ベルト13から記録材Pへと転写されずに残留したトナーを除去するベルトクリーナ99が配設されている。ベルトクリーナ99も前述のドラムクリーナ31と同様に板状のゴム部材からなるクリーナブレードを有する。ベルトクリーナ99は、このクリーナブレードが所定の力で中間転写ベルト13に当接された状態で中間転写ベルト13が矢印B方向に回転すると、中間転写ベルト13上に残留したトナーを掃き取ることができる。つまり、中間転写ベルト13上に残留したトナーを清掃するベルトクリーナ99も、クリーニング手段として機能する。なお、本実施形態では、ベルトクリーナ99によって掃き取られたトナーも、不図示の廃トナー搬送路を通って回収トナーボックス108に回収される構成とした。回収トナーボックス108は、ベルトクリーナ99により回収されたトナーを蓄積する蓄積容器として機能する。また、ベルトクリーナ99は板状のクリーナブレードを所定の力で中間転写ベルト13に当接させる構成に限定されず、例えば、ブラシ状の清掃部材を回転させながら中間転写ベルト13に接触するであってもよい。
定着器35は、加熱ローラと加圧ローラを有しており、記録材Pに担持されたトナー像を、熱と圧力によって定着させる。
操作パネル200は画像形成枚数等を入力するテンキー、画像形成を開始するためのコピーボタン、片面印刷と両面印刷等の各種印刷モードを設定するモード選択ボタン、画像形成装置の各種操作を補助するためのガイダンスを表示可能な液晶画面を備えている。なお、液晶画面はタッチパネルとなっている。
リーダ部1Rではユーザによって原稿台に原稿が置かれ、ユーザによって操作パネル200のコピーボタンが押されると、原稿に光を照射し、原稿から反射された光を反射鏡を介してイメージセンサ21で受光する。イメージセンサ21は、原稿からの反射光をカラーフィルタによってレッド、ブルー、グリーンの輝度信号として取得する。イメージセンサ21によって取得された輝度信号は、CPU101(図4)によって公知の画像処理が施されてイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分毎のトナー像を形成するための画像データに変換される。
ここで、画像形成装置500は、リーダ部1Rが原稿を読み取ることで画像データを取得する構成としたが、画像形成装置500と通信可能に接続されたスキャナやPCなどの外部装置からI/F230(図4)を介して画像データが転送される構成も有している。
次にプリンタ部1Pが画像データに応じた画像を形成する画像形成動作について説明する。
像形成部StYでは、感光ドラム14が帯電器27によりその表面を一様に帯電され、露光装置LYがイエローに対応する画像データに応じて変調したレーザビームを感光ドラム14上に露光する。これにより、感光ドラム14の表面に、画像データのイエローの色成分に対応した静電潜像が形成される。
次いで、感光ドラム14上の静電潜像は、現像器23のトナーによって顕像化されると、イエローの色成分に対応したトナー像として感光ドラム14上に担持される。イエローの色成分のトナー像は感光ドラム14の矢印A方向の回転に伴い、1次転写ローラ90が中間転写ベルト13を介して感光ドラム14を押圧している1次転写部へと搬送される。1次転写ローラ90に転写電圧が印加された状態で、感光ドラム14上のイエローの色成分のトナー像が1次転写部を通過すると、このイエローの色成分のトナー像が中間転写ベルト13に転写される。なお、像形成部StM、StC、StKも像形成部StYがイエローの色成分の画像を形成する処理と同様の処理によって各感光ドラム15、16、17上に各色成分の画像を形成する。
像形成部StY、StM、StC、StKが、画像データの各色成分に対応するトナー像を中間転写ベルト13上に順次重ねて転写することで、中間転写ベルト13上にはフルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト13上に担持されたフルカラーのトナー像は、中間転写ベルト13の矢印B方向への移動に伴い、2次転写ローラ40が中間転写ベルト13を介して2次転写対向ローラ13bを押圧している2次転写部Nipへと搬送される。このとき、給紙カセット9内の記録材Pがピックアップローラ7、給紙ローラ対8により1枚ずつ給紙され、当該給紙された記録材Pは給紙ローラ対8と搬送ローラ対10とにより2次転写部Nipへ向けて搬送される。給紙ローラ対8と、搬送ローラ対10とによって搬送された記録材Pは、レジストレーションローラ12で紙の位置と送り出しのタイミングを調整され、中間転写ベルト13上のトナー像と接触するように2次転写部Nipに供給される。
中間転写ベルト13上のトナー像と、レジストレーションローラ12から送り出された記録材Pが2次転写部Nipに進入すると、2次転写ローラ40に転写電圧が印加され、2次転写対向ローラ13bと2次転写ローラ40との間に転写電界が形成される。これにより中間転写ベルト13上のトナー像は記録材Pへと転写される。2次転写部Nipでトナー像が転写された記録材Pは定着器35へと搬送される。定着器35では、加熱ローラおよび加圧ローラが記録材Pを挟持、搬送しながら、加熱ローラ内に設けられたヒータにより加熱することで、トナー像を記録材Pに定着する。その後、トナー像が定着された記録材Pは排紙トレイ38に排出される。
次に、画像形成装置500に交換可能に装着される回収トナーボックス108の構成を図2に基づいて説明する。なお、回収トナーボックス108は、回収トナーボックス108に蓄積したトナーを移動させるために回転する回転部材としての撹拌スクリュー107を備える。撹拌スクリュー107と同じ回転軸に設けられたスクリューフラグ111は、駆動モータ112(図4)によって回転するピンと係合することによって、駆動モータ112の駆動力を撹拌スクリュー107に伝達する伝達部材である。これにより、撹拌スクリュー107は駆動モータ112によって回転駆動される。
ドラムクリーナ31、32、33、及び34により清掃されたトナーは、不図示の搬送経路に設けられた搬送スクリュー110(図4)が回転している間、搬送経路に沿って搬送される。搬送スクリュー110に搬送されたトナーは、回収トナーボックス108の受入口237a、237b、237c、及び237dから回収トナーボックス108に排出される。回収トナーボックス108は、ドラムクリーナ31、32、33、及び34によって回収されたトナーを蓄積する蓄積容器として機能する。
また、ベルトクリーナ99により清掃されたトナーは、前述のドラムクリーナ31、32、33、及び34により清掃されたトナーと異なる搬送経路を介して回収トナーボックス108に排出される。ベルトクリーナ99により清掃されたトナーは受入口238から回収トナーボックス108に排出される。回収トナーボックス108は合計5つの受入口237a、237b、237c、237d、及び238からトナーを受け入れる。
図2(a)は、回収トナーボックス108にトナーが蓄積していない様子を示しており、図2(b)は、回収トナーボックス108の容量の95%分のトナーが蓄積した様子を示しており、図2(c)は、回収トナーボックス108が満杯となった様子を示している。なお、画像形成動作中は少しずつではあるが常に廃トナーが排出されるので、感光ドラム14、15、16、及び17の少なくともいずれか1つの感光ドラムが回転する間は常に撹拌スクリュー107が回転するように制御される。
受入口237a、237b、237c、237d、及び238から回収トナーボックス108内に自由落下したトナーは、受入口237a、237b、237c、237d、及び238の直下に蓄積しやすい。図2(a)の状態から図2(b)の状態へ推移する間、受入口237a、237b、237c、237d、及び238の直下にはトナーが山状に堆積する。
回収トナーボックス108内に堆積したトナーが撹拌スクリュー107と接触すると、撹拌スクリュー107の回転によって堆積したトナーの山が崩される。そして、撹拌スクリュー107が2〜5秒ほど回転することによって回収トナーボックス108内に蓄積したトナーの剤面が図2(b)のように均される。撹拌スクリュー107は、撹拌スクリュー107が回転することによって、受入口237a、237b、237c、237d、及び238の直下に堆積したトナーを移動させる。これによって、回収トナーボックス108は、回収トナーボックス108に無駄なくトナーを蓄積できる。
このとき、回収トナーボックス108に設けられた検知部130の開口から検知部130内にトナーが侵入し、トナーセンサ241(図3)によって回収トナーボックス108に蓄積したトナーの量が所定量よりも多いことが検知される。なお、トナーセンサ241の詳細は図3を用いて後述する。そして、図2(c)のように、回収トナーボックス108が満杯となると、撹拌スクリュー107はトナーに埋もれるので最も負荷トルクが高い状態となる。画像形成装置500は、図2(b)においてトナーセンサ241により検知部130に堆積したトナーが検知された後、図2(c)のように回収トナーボックス108が満杯となるまでの間に所定ページ分の画像の形成が可能である。そこで、画像形成装置500は、トナーセンサ241により検知部130に堆積したトナーが検知された後の画像形成ページ数が所定ページに達した後、画像形成動作の実行を禁止する。なお、所定ページは、予め実験によって決めればよい。
ところで、回収トナーボックス108内のトナーの量が回収トナーボックス108の容量の95%に満たない状態であっても、回収トナーボックス108が揺すられてしまうと、検知部130の開口から回収トナーボックス108内のトナーが侵入してしまう。これにより、トナーセンサ241が、検知部130にトナーが堆積したと誤検知してしまう可能性がある。そこで、本実施形態では、CPU101(図4)が、トナーセンサ241により検知された蓄積情報だけでなく、撹拌スクリューの駆動情報も用いて、回収トナーボックス108の交換を示す情報を報知するか否かを制御する。
図3は、検知部130に堆積したトナーを検知するトナーセンサ241の要部概略図である。トナーセンサ241は、LED132と、フォトトランジスタ133と、LED132から発せられた光をコの字状に反射してフォトトランジスタ133へと導くライトガイド131とを備える。LED132、フォトトランジスタ133、及びライトガイド131は、画像形成装置500の回収トナーボックス108が装着される装着部側に固定されている。LED132は、検知領域としての検知部130に向けて光を発する照射部として機能し、フォトトランジスタ133は、検知部130を透過した光を受光する位置に設けられた受光部として機能する。
回収トナーボックス108には、受入口237a、237b、237c、237d、及び238の直下と異なる位置に、LED132の光が透過する、筒状の検知部130を備える。検知部130の上部には開口が設けられている。回収トナーボックス108内のトナーが検知部130の側壁の高さよりも高くなった場合、検知部130の上部に設けられた開口から回収トナーボックス108内の検知部130内にトナーが流入する構成となっている。回収トナーボックス108は、回収トナーボックス108の容量の95%以上トナーが蓄積すると、回収トナーボックス108内のトナーが検知部130に入るように検知部130の高さが決められている。
検知部130にトナーが堆積すると、検知部130が光を透過しにくくなり、フォトトランジスタ133の受光量が低下する。フォトトランジスタ133は受光量が低下すると出力電圧Vsnsが増加する特性を有する。フォトトランジスタ133の受光量が低下することによってフォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsが閾値よりも高くなった場合に、回収トナーボックス108内のトナーが所定量よりも多いことが検知される。そして、トナーセンサ241のフォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsが閾値(例えば1.65V)を越えた場合、ユーザに回収トナーボックス108の交換を促すメッセージ(図7(a))が操作パネル200(図1)の液晶画面に表示される。
図8は、LED132を高光量で発光させた場合の、回収トナーボックス108の充填率とフォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsとの関係を示す図である。まず、検知部130がトナーで汚れていない場合の出力電圧Vsnsの遷移に関して説明する。回収トナーボックス108内のトナーの充填率が90%に達した場合に、回収トナーボックス108内のトナーが少しずつ検知部130に流入する。これによって、出力電圧Vsnsが増加する。やがて、回収トナーボックス108内のトナーの充填率が95%に達すると、出力電圧Vsnsは閾値1.65Vになる。
一方、検知部130がトナーで汚れている場合の出力電圧Vsnsの遷移は以下のようになる。回収トナーボックス130の検知部130が汚れてしまった場合、検知部130が汚れているのでフォトトランジスタ133の受光量が低下している。そのため、回収トナーボックス108のトナーの充填率が90%に達するよりも前に出力電圧Vsnsが1.65Vよりも高い値となってしまう。CPU101は、出力電圧Vsnsが1.65Vよりも高いので、回収トナーボックス108にトナーがまだ蓄積できるにも拘らず、ユーザに回収トナーボックス108の交換を促してしまう。つまり、ユーザに回収トナーボックス108の無駄な交換をさせてしまい、ユーザビリティーを悪くしてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態においては、CPU101は、LED132を低光量で発光させ、出力電圧Vsnsが1.65Vよりも高いか否かを判定する。なお、回収トナーボックス108のトナーの充填率が90%未満で、且つ、検知部130がトナーで汚れていない場合に、LED132が低光量で発光したときの出力電圧Vsnsが1.65V未満となるように、LED132の低光量が設定されている。
検知部130が汚れたことによって出力電圧Vsnsが1.65Vよりも高くなるので、LED132を低光量で発光させたときの出力電圧Vsnsが1.65Vよりも高い場合には、LED132を高光量で発光させ、出力電圧Vsnsが1.65Vよりも高いか否かを判定する。LED132を最初から高光量で発光させない理由は、LED132の部品寿命が短くなることを抑制するためである。これによって、LED132の部品寿命が短くなることを抑制すると共に、検知部130がトナーで汚れたことによって、回収トナーボックス108にトナーがまだ蓄積できるにも拘らず、ユーザに回収トナーボックス108の交換を促してしまうことを抑制できる。
本実施形態では、トナーセンサ241は光学式のセンサであるが、トナーセンサ241はこの構成に限定されない。トナーセンサ241は、例えば、超音波を利用したセンサ、トナーの誘電率が空気の誘電率よりも高いことを利用したインダクタンスセンサ、検知部130に堆積したトナーと接触する位置に設けた圧電素子の共振周波数の変化を利用したピエゾセンサなどでもよい。また、画像形成装置500は、回収トナーボックス108が交換されたか否かを検知するセンサ(不図示)が別途設けられている。回収トナーボックス108が交換されたか否かを検知するセンサは公知のセンサを用いればよく、その詳細な説明は省略する。
図5は、画像形成装置500の制御ブロック図である。
CPU101は、画像形成装置500全体を制御する制御回路である。ROM210には、画像形成装置500を動作させる為にCPU101が各種処理を実行するための制御プログラムが格納されている。RAM220は、CPU101が動作するためのシステムワークメモリである。NVRAM221には、後述する制御で用いるフラグ情報が格納される。I/F230は、PCなどの外部装置から入力される画像データをCPU101に出力するためのインターフェースである。像形成部StY、StM、StC、StKや操作パネル200、イメージセンサ21は、前述の図1で説明したので、ここでの説明を省略する。
駆動モータ112はDCモータであり、ギアを介して撹拌スクリュー107を回転駆動する。駆動モータ112は、所定の駆動電圧で駆動される。所定の駆動電圧は、例えば24Vである。なお、駆動モータ112はブラシレスモータなどの他の種類のモータであってもよい。駆動回路113は、CPU101から撹拌スクリュー107を回転させるコマンドが入力されたことに応じて、駆動モータ112に所定の駆動電圧を印加する。
電流検知部114は、駆動回路113が駆動モータ112を駆動させる間に駆動モータ112に流れた電流値を検知する。回収トナーボックス108に蓄積したトナーが撹拌スクリュー107の回転を妨げる抵抗力によって生じる負荷トルクが増加すると、駆動モータ112の電流値も増加する。駆動モータ112の電流値は駆動情報に相当する。
次に、画像形成装置500の画像形成処理を図5に基づいて説明する。
CPU101は、I/F230を介して転送された画像データに基づいて画像を形成する場合、回収トナー量検知処理を実行する(S900)。ステップS900の回収トナー量検知処理を図6に基づいて説明する。CPU101は、回収トナー量検知処理では、回収トナーボックス108の充填率が95%よりも高いか否かを判定する。CPU101は、回収トナーボックス108の充填率が95%よりも多い場合には、フラグF_NearFの値が1に設定される。さらに、回収トナー量検知処理では、トナーセンサ241が誤検知しているか否かを判定する。CPU101は、トナーセンサ241が誤検知している場合には、フラググF_FDの値が1に設定される。
CPU101は、回収トナー量検知処理を実行した後、ユーザに回収トナーボックス108の交換を促すメッセージ(図7(a))を報知するか否かを判定する(S601)。ステップS601において、CPU101は、回収トナーボックス108の充填率が95%よりも高いか否かを示すフラグF_NearFの値が1の場合、回収トナーボックス108に蓄積されたトナーの量が所定量よりも多いことをユーザに報知する(S602)。
ステップS602において、CPU101は、操作パネル200の液晶画面に図7(a)のように、回収トナーボックス108の交換時期が近付いていることをユーザに報知するためのすメッセージを表示させる。ステップS602において、CPU101は、メッセージを表示した場合に、不図示のカウンタの値を0に設定する。そして、CPU101は、1ページ分の画像形成動作を実行する度にカウンタの値を1増加し、カウンタの値が所定値に達した後、操作パネル200の液晶画面に図7(b)のように、回収トナーボックス108が交換時期であることを示すメッセージを表示させる。そして、CPU101は、回収トナーボックス108が空の回収トナーボックス108に交換されるまで、画像形成動作の実行を禁止する。ステップS602において、操作パネル200は、回収トナーボックス108の交換時期を示す情報を報知する報知手段として機能する。
一方、ステップS601において、フラグF_NearFの値が0の場合、CPU101は、回収トナーボックス108に蓄積されたトナーの量が所定量より少ないと判定する。そして、CPU101は、検知部130がトナーで汚れていてトナーセンサ241が誤検知したか否かを判定する(S603)。ステップS603において、CPU101は、トナーセンサ241が誤検知しているか否かを示すフラグF_FDの値が1の場合、フラグF_FDの値をNVRAM221に記憶する(S604)。
なお、ステップS604において、CPU101は、例えば、日時データや、プリント枚数に関するデータも一緒に記憶してもよい。トナーセンサ241が誤検知したことが記憶されることによって、サービスマンが画像形成装置500を整備するときに、検知部130が汚れていてトナーセンサ241が誤検知したことを知ることができる。例えば、サービスマンがNVRAM221に記憶されたフラグF_FDの情報に基づいて、検知部130を清掃してもよい。
一方、ステップS603において、フラグF_FDの値が0の場合、CPU101は、検知部130が汚れていないと判定する。そして、CPU101は、転送された画像データに基づく全ての画像を形成し終えたか否かを判定する(S605)。ステップS605において、全ての画像の形成が終了した場合、CPU101は画像形成処理を終了させる。
一方、ステップS605において、全ての画像の形成が終了していなければ、CPU101は次の画像を形成すると共に、ステップS900へ移行し、回収トナー量検知処理を実行する。CPU101は、画像形成動作を実行している間、回収トナー量検知処理を繰り返し実行する。
次に、図6のステップS900の回収トナー量検知処理を、図6に基づいて詳しく説明する。
回収トナー量検知処理において、CPU101は、先ず、LED132から第1光量(最大発光量の30%)の光を照射させる(S902)。ステップS902において、LED132が最大発光量の光を照射しない理由は、LED132の寿命を少しでも長くしたいからである。CPU101は、回収トナーボックス108内のトナーの量が所定量よりも多いことを示す蓄積情報がトナーセンサ241によって検知されたか否かを判定する(S903)。ステップS903において、CPU101は、フォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsと閾値(1.65V)とを比較する。
ステップS903において、フォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsが1.65Vよりも低い場合、回収トナーボックス108内のトナーの量が所定量よりも少ないと判定する。そして、CPU101は、回収トナーボックス108の充填率が95%よりも高いか否かを示すフラグF_NearFと、トナーセンサ241が誤検知しているか否かを示すフラググF_FDとを初期値(0)に設定する(S904)。次いで、CPU101は、ステップS903において取得したフォトトランジスタ133の出力電圧VsnsをNVRAM221に記憶すると共に、フラグBOX_STATUSの値を所定値(0)に設定し(S905)、回収トナー量検知処理を終了する。なお、以下、NVRAM221に記憶された出力電圧は出力電圧Vsns2と称す。
ここで、フラグBOX_STATUSは、回収トナーボックス108が取り外されたか否かを識別するフラグ情報である。CPU101は、画像形成装置500の主電源がONされた後、及び、回収トナーボックス108が取り外された状態から装着された状態に変化したことを検出すると、フラグBOX_STATUSの値を1に設定する。画像形成装置500の主電源がONされた後にフラグBOX_STATUSの値が1に設定される理由は、画像形成装置500の主電源がOFFされている間に、CPU101は回収トナーボックス108が交換されたかどうかを検出できないからである。そして、回収トナーボックス108内のトナーの量が所定量よりも少なく、且つ、検知部130が汚れてないと判定された場合、CPU101は、回収トナーボックス108が交換されてないことを決定する。そのため、CPU101は、ステップS905においてフラグBOX_STATUSの値を所定値(0)に変更する。
一方、ステップS903において、フォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsが1.65Vよりも高い場合、LED132の発光量を増加させ、再度回収トナーボックス108内のトナーの蓄積情報を検知する。CPU101は、LED132から第2光量(最大発光量、100%)の光を照射させる(S907)。そして、CPU101は、回収トナーボックス108内のトナーの量が所定量よりも多いことを示す蓄積情報がトナーセンサ241によって検知されたか否かを判定する(S908)。ステップS908において、CPU101は、フォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsと閾値とを比較する。
ステップS908において、フォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsが1.65Vよりも高い場合、CPU101は、回収トナーボックス108に蓄積されたトナーが所定量よりも多いのかを判定する。そこで、CPU101は、電流検知部114により検知された駆動モータ112の電流値が所定値以上か否かを判定する(S909)。回収トナーボックス108のトナーの充填率が95%よりも多い場合、撹拌スクリュー107がトナーに埋もれているので、駆動モータ112の電流値が所定値よりも大きくなる。駆動モータ112の電流値は、例えば、0.8Aとする。
ステップS909において、駆動モータ112の電流値が0.8Aよりも大きい場合、CPU101は、回収トナーボックス108が満杯であると判定し、操作パネル200の液晶画面に図7(b)のメッセージを表示させる(S910)。ここで、駆動モータ112の電流値の目標値(目標情報)は0.8Aである。CPU101は、駆動モータ112の電流値が0.8Aよりも大きい場合に、操作パネル200の液晶画面に図7(b)のメッセージを表示させる制御手段として機能する。
そして、CPU101は、回収トナーボックス108が空の回収トナーボックスに交換されるまで、画像形成動作の実行を禁止すると共に、回収トナー量検知処理を終了する。ステップS910において、操作パネル200は、回収トナーボックス108の交換時期を報知する報知手段として機能する。
一方、ステップS909において、駆動モータ112の電流値が0.8Aよりも小さい場合、CPU101は、回収トナーボックス108の充填率が95%よりも多いが、満杯ではないと判定する。CPU101は、ステップS909において、駆動モータ112の駆動電流値が0.8Aよりも小さい場合には、フラグF_NearFの値を1に設定する(S915)。そして、CPU101は、回収トナー量検知処理を終了する。
また、ステップS908において、フォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsが1.65Vよりも低い場合、CPU101は、駆動モータ112の負荷トルクが小さく、回収トナーボックス108の検知部130がトナーで汚れている可能性が高いと判定する。なお、検知部130がトナーで汚れていること以外の何らかの異常が発生している可能性も高いので、CPU101は、何らかの異常の可能性が高いと判定した場合には、画像形成動作の実行を禁止すると共に、回収トナーボックス108の交換をユーザに促す。そのため、CPU101は、フォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsが1.65Vよりも低い場合であっても、異常が発生している可能性があるか否かをステップS911、及びS912において判定する。
ステップS908において、フォトトランジスタ133の出力電圧Vsnsが1.65Vよりも低い場合、CPU101は、回収トナーボックス108が取り外された直後であるか否かを判定する。つまり、CPU101は、フラグBOX_STATUSの値が1であるか否かを判定する(S911)。フラグBOX_STATUSの値が1でない場合、つまり、フラグBOX_STATUSの値が0の場合、CPU101は回収トナーボックス108が取り外された直後ではないと判定する。そして、回収トナーボックス108が交換された直後ではないにも拘らず、トナーセンサ241により回収トナーボックス108内のトナーが所定量よりも多いことが検知されたので、CPU101は、異常が発生していると判定し、ステップS910へ移行する。
これによって、異常が発生している可能性が高い場合には、画像形成動作の実行を禁止すると共に回収トナーボックス108の交換をユーザに促すことができる。このとき、例えば、何らかの異常が発生している可能性があることを示す情報がNVRAM221に記憶されていれば、サービスマンは回収トナーボックス108が満杯で画像形成動作が禁止したのではないことを知ることができる。これによって、サービスマンは、回収トナーボックス108の交換作業ではなく、装置の交換や修理を行う必要があることを知ることができる。
一方、ステップS911において、フラグBOX_STATUSの値が1の場合、CPU101は回収トナーボックス108が交換された直後であると判定する。次いで、CPU101は、NVRAM221に記憶された前回の出力電圧Vsns2と今回の出力電圧Vsnsとの差が所定値よりも大きいか否かを判定する(S912)。前回の出力電圧Vsns2と今回の出力電圧Vsnsとの差が所定値よりも大きい場合、回収トナーボックス108が交換された直後にフォトトランジスタの出力電圧が急激に変化したことを意味する。つまり、CPU101は、ステップS912において、第1のタイミングにおいて検知された電圧Vsnsと、第1のタイミングよりも前の第2のタイミングにおいて検知された電圧Vsns2との変化量を決定する決定手段として機能する。
CPU101は、回収トナーボックス108が交換された直後で、且つ、フォトトランジスタの出力電圧が急激に変化した場合、回収トナーボックス108が交換されたときに、回収トナーボックス108が揺すられ、検知部130がトナーで汚れたと判定する。そして、CPU101は、フラグF_FDの値の値を1に設定し(S913)、トナーセンサ241が誤検知していることを示す情報をNVRAM221に格納する。
CPU101はステップS913において、フラグF_FDの値の値を1に設定した後、ステップS908において取得したフォトトランジスタ133の出力電圧VsnsをNVRAM221に記憶する。さらに、CPU101は、フラグBOX_STATUSの値を所定値(0)に設定し(S914)、回収トナー量検知処理を終了する。
一方、ステップS912において、前回の出力電圧Vsns2と今回の出力電圧Vsnsとの差が所定値よりも小さい場合、CPU101は、何らかの異常が発生している可能性が高いと判定する。そこで、CPU101は、ステップS910へ移行する。
なお、本実施形態において、CPU101は何らかの異常の可能性が高い場合には画像形成動作の実行を禁止する構成としたが、CPU101は何らかの異常の可能性が高い場合にはフラグF_nearFに1を設定してもよい。この構成とすれば、何らかの異常の可能性が高いと判定された後、印刷枚数が所定値に達するまでは画像形成動作を続行でき、回収トナーボックス108の不要な交換を削減できる。
なお、本実施形態では、駆動モータ212が定電圧制御される構成としたが、駆動モータ212が定電流制御される構成であってもよい。この構成とする場合、電流検知部114の代わりに電圧検知部を設け、CPU101は、電圧検知部により検知された駆動モータの電圧値が所定値よりも高い場合に、回収トナーボックス108が満杯であることを示す情報をユーザに報知する構成とすればよい。
また、駆動モータ212は駆動回路によって所定の回転速度となるように、駆動モータに供給される電力が制御される構成であってもよい。この構成とする場合、駆動モータ212の回転速度を検知する検知装置を設け、CPU101は、駆動モータ212の回転速度が目標速度よりも低い場合に、回収トナーボックス108が満杯であることを示す情報をユーザに報知する構成とすればよい。回収トナーボックス108が満杯となると撹拌スクリュー107の負荷トルクが大きくなるので、駆動モータ212の回転速度が目標速度よりも低くなる。そこで、CPU101は、撹拌スクリュー107の回転速度が目標速度よりも所定値以上低下した場合に、回収トナーボックス108が満杯であると判定すればよい。
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、検知部130がトナーで汚れたことによって回収トナーボックス108の蓄積情報を誤検知することを抑制でき、回収トナーボックス108の不要な交換を抑制できる。さらに、トナーセンサ241や駆動モータ212等に何らかの異常が生じている場合には画像形成動作の実行を禁止できるので、回収トナーボックス108の蓄積情報が検知不能となったことによって回収トナーボックス108からトナーが溢れることを抑制できる。
13 中間転写ベルト
StY〜StK 像形成部
31〜34 ドラムクリーナ
40 2次転写ローラ
99 ベルトクリーナ
108 回収トナーボックス
107 撹拌スクリュー
112 駆動モータ
241 トナーセンサ
114 電流検知部
200 操作パネル
101 CPU

Claims (10)

  1. 画像データに基づき、トナーを用いて像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記像担持体上の前記画像を記録材に転写する転写手段と、
    前記転写手段により前記記録材に転写されずに前記像担持体上に残留したトナーを清掃する清掃手段と、
    前記清掃手段により清掃された前記トナーを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された前記トナーを受入口から受け入れる蓄積容器であって、前記蓄積容器に蓄積された前記トナーを移動させるために回転する回転部材を有する蓄積容器と、
    前記回転部材を駆動させる駆動手段と、
    前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量に関する蓄積情報を検知する検知手段と、
    前記駆動手段の駆動情報を取得する取得手段と、
    前記蓄積容器の交換時期を示す情報を報知する報知手段と、
    前記検知手段により検知された前記蓄積情報と、前記取得手段により取得された前記駆動情報とに基づいて、前記報知手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記蓄積情報に対応する前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量が所定量よりも少ない場合、前記報知手段によって前記情報を報知せず、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記蓄積情報に対応する前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量が前記所定量よりも多く、且つ、前記駆動情報が目標情報と異なる場合に、前記報知手段によって前記情報を報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動手段は、前記回転部材を回転駆動させるために所定の電圧値が印加されるモータを備え、
    前記取得手段は、前記回転部材が回転する間の前記モータの電流値を取得し、
    前記目標情報は、前記回転部材が回転する間の前記モータの電流値の目標値であり、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記蓄積情報に対応する前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量が前記所定量よりも多く、且つ、前記取得手段により取得された前記電流値が前記目標値よりも低い場合に、前記報知手段によって前記情報を報知することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知手段により第1のタイミングにおいて検知された第1蓄積情報と、前記検知手段により前記第1のタイミングよりも前の第2のタイミングにおいて検知された第2蓄積情報との変化量を決定する決定手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記蓄積情報に対応する前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量が前記所定量よりも多く、且つ、前記取得手段により取得された前記電流値が前記目標値よりも高く、且つ、前記変化量が閾値よりも大きい場合に、前記報知手段によって前記情報を報知しないことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動手段は、前記回転部材を回転駆動させるために所定の電流値が印加されるモータを備え、
    前記取得手段は、前記回転部材が回転する間の前記モータの電圧値を取得し、
    前記目標情報は、前記回転部材が回転する間の前記モータの電圧値の目標値であり、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記蓄積情報に対応する前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量が前記所定量よりも多く、且つ、前記取得手段により取得された前記電圧値が前記目標値よりも低い場合に、前記報知手段によって前記情報を報知することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記検知手段により第1のタイミングにおいて検知された第1蓄積情報と、前記検知手段により前記第1のタイミングよりも前の第2のタイミングにおいて検知された第2蓄積情報との変化量を決定する決定手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記蓄積情報に対応する前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量が前記所定量よりも多く、且つ、前記取得手段により取得された前記電圧値が前記目標値よりも高く、且つ、前記変化量が閾値よりも大きい場合に、前記報知手段によって前記情報を報知しないことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記駆動手段は、前記回転部材を回転駆動させるモータを備え、
    前記モータは、前記モータの回転速度が目標速度となるように供給される電力が制御され、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記蓄積情報に対応する前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量が前記所定量よりも多く、且つ、前記取得手段により取得された前記モータの回転速度が前記目標速度よりも遅い場合に、前記報知手段によって前記情報を報知することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記検知手段により第1のタイミングにおいて検知された第1蓄積情報と、前記検知手段により前記第1のタイミングよりも前の第2のタイミングにおいて検知された第2蓄積情報との変化量を決定する決定手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記蓄積情報に対応する前記蓄積容器に蓄積された前記トナーの量が前記所定量よりも多く、且つ、前記取得手段により取得された前記モータの回転速度が前記目標速度よりも早く、且つ、前記変化量が閾値よりも大きい場合に、前記報知手段によって前記情報を報知しないことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記蓄積容器は、光を透過する検知領域を備え、
    前記検知手段は、前記蓄積容器の前記検知領域に光を照射する照射部と、前記検知領域を通過した光を受光する受光部とを備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段の画像形成動作を禁止する禁止手段を更に有し、
    前記禁止手段は、前記報知手段によって前記情報を報知された後、前記画像形成手段が所定ページ分の画像を形成したことに応じて、前記画像形成手段の画像形成動作を禁止することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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