JP6265100B2 - 丸型空調用レジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、空調用空気の吹出口付近の通風路に設けられたフィンにより同吹出口を開放及び閉鎖するフィンシャット機能と、吹出口から吹出される風を放射状に拡散させる拡散送風機能と、を有した丸型空調用レジスタに関する。
車両のインストルメントパネルやダッシュボードには、空調装置から送られてきた空調用空気を吹出口から吹出す空調用レジスタが組込まれている。そして従来、丸型の吹出口を有した丸型空調用レジスタとして、特許文献1、2に見られるような、吹出口に設けられた可動式のフィンにより、吹出口を開放及び閉鎖するフィンシャット機能を有したものが知られている。
特開2009−137334号公報 特開2009−107439号公報
ところで、近年には、丸型空調用レジスタに、吹出口からの送風を放射状に拡散させて、送風範囲を広げる拡散送風機能の具備が求められている。一方、部品点数の削減や意匠上の要求により、フィンの枚数の削減が要望されることがある。ただし、単純にフィンの枚数を少なくすると、個々のフィンが大きくなり、全開時における吹出口中心軸方向へのフィンの張り出しが大きくなってしまう。また、一枚のフィンが行える風向の変更には限界があるため、フィンの枚数を少なくすると、送風の拡散性能を十分確保することが困難となってしまう。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、部品点数を抑えながら、送風の拡散性能を好適に確保することのできる丸型空調用レジスタを提供することにある。
上記課題を解決する丸型空調用レジスタは、内径部分が空調用空気の吹出口を構成する円筒形状の筒体と、前記筒体の内周を同筒体の中心軸回りに分割したときの各領域の扇形の弦に平行な回動軸をそれぞれ有して同筒体に回動可能に軸支された3つまたは4つのフィン体と、を備える。また、同丸型空調用レジスタは、フィン体のそれぞれが、上記中心軸に対する空気流案内面の傾斜角が最大となる閉鎖位置に回動されたときに吹出口を閉鎖するよう構成されている。そして、それらのフィン体に、上記閉鎖位置にて吹出口を閉鎖する主フィンと、その主フィンに間隔を置いて配置された副フィンとがそれぞれ一体に設けられており、主フィンと副フィンとは、筒体に軸支された状態での同筒体の周方向における両端部にて互いに連結されている。
上記のように軸支されたフィン体では、閉鎖位置にて吹出口を閉鎖する主フィンの数が少なくても、筒体の中心軸方向における全開時のフィン体の張り出しが抑えられるため、意匠性の悪化や大型化を抑制しつつ、部品点数を抑えることができる。一方、筒体の中心軸に対する主フィン及び副フィンの空気流案内面の傾斜角が閉鎖位置における角度未満となる位置にフィン体を回動すると、主フィン及び副フィンの空気流案内面により吹出口からの空調用空気の送風が筒体の径方向に放射状に拡散されるようになる。この丸型空調用レジスタでは、各フィン体には主フィンと副フィンとが一体に設けられており、フィン体の数の倍の枚数のフィンが吹出口に介在しているため、個別の回動軸を有したフィン体の数が少なくても、このときの送風の拡散が好適に行われるようになる。
上記丸型空調用レジスタにおいて、そのフィン体は、上記中心軸に平行な全開位置から上記閉鎖位置に向う方向とは逆方向に空気流案内面が傾斜するスポット送風位置に回動可能とされていることが望ましい。こうした場合、吹出口からの送風を、中心軸の延長線上の一点に収束させるスポット送風機能の実現が可能となる。そして、そうしたスポット送風についても、拡散送風と同様に、好適に行われるようになる。
上記丸型空調用レジスタにおいて、その筒体は、フィン体を軸支する第1筒体と、同第1筒体に相対回動可能に設けられて、フィン体から突出された突起部をその相対回動に応じて筒体の中心軸方向に案内するガイド溝を有した第2筒体とを備えた構成とすることが望ましい。このようにすれば、上記扇形の弦に平行な回動軸を中心としたフィン体の回動を、比較的簡易な構造で行うことが可能となる。
上記丸型空調用レジスタによれば、部品点数を抑えながら、送風の拡散性能を好適に確保することができる。
丸型空調用レジスタの一実施形態が設置された車両のインストルメントパネルの吹出口周辺の平面図。 同丸型空調用レジスタの斜視図。 同丸型空調用レジスタの分解斜視図。 図1のA−A線に沿った同丸型空調用レジスタ及びインストルメントパネルの断面図。 同丸型空調用レジスタに設けられたフィン体の斜視図。 (a)〜(d)フィン体の回動動作の各段階におけるフィン体及びその周辺の部分断面図。 (a)シャットモード時、(b)拡散送風モード時、(c)全開モード時、及び(d)スポット送風モード時の各モードにおける同丸型空調用レジスタの正面図。 図7(a)のB−B線に沿った同丸型空調用レジスタの断面図を、図7(c)のD−D線に沿った同丸型空調用レジスタの断面図と併せ示す図。 図7(b)のC−C線に沿った同丸型空調用レジスタの断面図。 図7(d)のE−E線に沿った同丸型空調用レジスタの断面図。 径軸回動式のフィンを有した丸型空調用レジスタの一例について、(a)は閉鎖モード時の吹出口付近の斜視図であり、(b)は拡散送風モード時の吹出口付近の斜視図である。 4枚のフィンを有した丸型空調用レジスタの正面図。 (a)は図12に示される軸Xをフィンの回動軸としたときの、(b)は同図に示される軸Yをフィンの回動軸としたときの、(c)は同図に示される軸Zをフィンの回動軸としたときの、それぞれにおける全開モード時の丸型空調用レジスタの部分断面図。 個別の回動軸を有した3枚の弦軸回動式のフィンを備える丸型空調用レジスタにおける拡散モード時の空調用空気の吹出し態様を示す図。 フィン体の変形例の斜視図。
以下、丸型空調用レジスタの一実施形態を、図1〜図14を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態の丸型空調用レジスタは、車両のインストルメントパネルに設けられるものとなっている。
図1に示すように、本実施形態の丸型空調用レジスタ10は、車両のインストルメントパネル11における、空調用空気の吹出口部分に取り付けられている。そして、車両の空調装置から送られた空調用空気が、この丸型空調用レジスタ10を通って車室内に吹出されるようになっている。なお、以下の説明では、丸型空調用レジスタ10における空調用空気の流れ方向上流側をレジスタ後方といい、その流れ方向下流側をレジスタ前方という。
図2及び図3に示すように、丸型空調用レジスタ10は、インストルメントパネル11に固定されるリテーナ12と、そのリテーナ12の内径部分に配置される、筒体としての吹出口リング13と、その吹出口リング13の内径部分に配置される3つのフィン体14と、を備える。リテーナ12の内径部分は、空調用空気の通風路の一部を構成し、吹出口リング13の内径部分は、空調用空気の吹出口13Aを構成する。
リテーナ12は、リテーナ前部15とリテーナ後部16と、により構成されている。リテーナ前部15は、リング形状に形成されている。リテーナ後部16は、内球面形状の内面を有し、その内面には、リテーナ12の中心軸方向に延びる係合溝17が形成されている。また、リテーナ後部16には、リテーナ12の中心軸に沿ってレジスタ前方に突出した棒状の支持柱18が設けられている。支持柱18の先端には、球状の軸受け球19が設けられている。
また、吹出口リング13は全体として、外球面形状の外面を有している。そして、吹出口リング13は、内球面形状を呈したリテーナ後部16の内面にその外面が摺接した状態でリテーナ12の内径部分に配置される。なお、吹出口リング13は、第1筒体としてのリング前部20と、第2筒体としてのリング基部21と、リング前部20のレジスタ前方を覆う、意匠部品であるベゼル部材22と、により構成されている。そして、リング前部20及びベゼル部材22は、リング基部21に対して、吹出口リング13の中心軸O回りに相対回動可能に連結されている。
リング前部20は、円環状の外輪部20Aと、その外輪部20Aの内周における周方向に等間隔を置いた位置からそれぞれ径方向内径側に突き出して外輪部20Aの中心部分において互いに繋がった3つのスポーク部20Bと、を有している。なお、それらスポーク部20Bの連結部分には、球面軸受け20Cが形成されており、上記リテーナ12に設けられた軸受け球19に係合されるようになっている。更に、リング前部20のスポーク部20Bにおける外輪部20Aとの連結部分の両側には、軸支用突起20Dが突出されている。
また、リング基部21の外面には、リテーナ後部16の内面に設けられた係合溝17に係合される突起21Aが設けられている。また、リング基部21の内面は、レジスタ後方に向うほど、内径側に向う湾曲面に形成されている。こうしたリング基部21の内面には、周方向において等間隔を置いて3組のガイド溝対23が形成されている。各ガイド溝対23は、平行をなしてリング基部21の内面を螺旋状に延びる、第1ガイド溝23A及び第2ガイド溝23Bの2本の溝からなっている。
図4に示すように、リテーナ12は、そのリテーナ前部15の外周においてインストルメントパネル11に固定される。そして、リテーナ12の内径部分には、軸受け球19及び球面軸受け20Cの係合、及び係合溝17への突起21Aの係合を通じて、軸受け球19の球中心を中心として揺動可能に吹出口リング13が配設されている。そして、その揺動により、吹出口リング13の中心軸の向きが、ひいては空調用空気の吹出し方向が変更されるようになっている。なお、吹出口リング13の中心軸O回りのリング基部21の回動は、係合溝17への突起21Aの係合によって規制されている。
図5に示すように、こうした丸型空調用レジスタ10に設けられる3つのフィン体14は、主フィン24と副フィン25との2枚のフィンが一体に設けられたものとなっている。主フィン24と副フィン25とは、吹出口リング13に軸支された状態での同吹出口リング13の周方向における両端部にて互いに連結されており、フィン体14は全体として筒形状をなしている。これら主フィン24及び副フィン25の表裏面はそれぞれ、空調用空気の流れを案内する空気流案内面となっている。
また、フィン体14には、軸支用突起20Dが嵌合される係合穴14Aが設けられている。そして、各フィン体14は、隣接したスポーク部20Bに対向して設けられた一対の軸支用突起20Dの、これら係合穴14Aへの嵌合を通じて、リング前部20に回動可能に軸支されている。こうして軸支された各フィン体14の回動軸は、吹出口リング13の内周を中心軸回りに3つの扇形の領域に等分割したときの各領域の扇形の弦にそれぞれ平行な軸となっている。
更に、フィン体14には、その外周に突出して、リング基部21の内面に形成された第1ガイド溝23A及び第2ガイド溝23Bにそれぞれ係合される2つの球状の突起部14B,14Cが設けられている。そして、リング前部20とリング基部21との相対回動に応じて、これらの突起部14B,14Cが第1ガイド溝23A及び第2ガイド溝23Bに沿って吹出口リング13の中心軸方向に案内されることで、フィン体14が回動されるようになっている。
続いて、以上のように構成された本実施形態の丸型空調用レジスタ10の作用を説明する。
この丸型空調用レジスタ10では、スポーク部20Bを指で摘むなどしてリング前部20を回転して、フィン体14の傾斜角を変更させることで、空調用空気の吹出しモードが変更されるようになっている。なお、ここでのフィン体14の傾斜角とは、吹出口リング13の中心軸Oと、フィン体14の主フィン24及び副フィン25の空気流案内面とがなす角度をいう。この丸型空調用レジスタ10におけるフィン体14の傾斜角の変更は、以下の態様で行われる。
図6(a)に示す状態では、フィン体14は、その主フィン24及び副フィン25の空気流案内面が吹出口リング13の中心軸Oと平行になる位置(全開位置)に位置している。このときのフィン体14では、その外周に設けられた2つの突起部14B,14Cのうち、レジスタ後方に位置する突起部14Bが第1ガイド溝23Aに係合している。この状態でリング前部20をリング基部21に対して回転させると、図6(b)に示すように、第1ガイド溝23Aにおける突起部14Bの係合位置がレジスタ後方に変位して、フィン体14の傾斜角が拡大する。
図6(c)に示すように、同図(b)の状態からリング前部20を更に回転すると、フィン体14の傾斜角が更に拡大するとともに、突起部14Bが第2ガイド溝23Bに係合する。このときには、2つの突起部14B,14Cがそれぞれ第1ガイド溝23A及び第2ガイド溝23Bに同時に係合した状態となる。この状態では、リング基部21に対するリング前部20の相対回転に応じて、第1ガイド溝23A及び第2ガイド溝23Bにおける突起部14B,14Cの係合位置がレジスタ前後方向にそれぞれ変位することで、フィン体14の傾斜角が変更される。
図6(d)に示すように、同図(c)の状態からリング前部20を更に回転すると、突起部14Bは第1ガイド溝23Aから離脱するが、第2ガイド溝23Bへの突起部14Bの係合は維持される。この状態では、リング基部21に対するリング前部20の相対回転に応じて第2ガイド溝23Bにおける突起部14Cの係合位置がレジスタ前後方向に変位することで、フィン体14の傾斜角が変更される。
ちなみに、単一の突起部と単一のガイド溝とによっても、フィン体14の傾斜角を同様に変更することが可能である。ただし、そうした場合には、フィン体14の傾斜角の変更量を確保するために、より長いガイド溝が必要となり、リング基部21が吹出口リング13の中心軸方向により長くなってしまう。その点、本実施形態のように、突起部14B,14C及びガイド溝(23A,23B)を2組設け、突起部14B,14Cを案内するガイド溝(23A,23B)をフィン体14の回動範囲の途中で切り換えるようにすれば、フィン体14の傾斜角の変更量の確保に必要なガイド溝の長さをより短くすることが可能となる。
図7(a)〜(d)に示すように、この丸型空調用レジスタ10では、上記のようなリング基部21に対するリング前部20の相対回動に応じたフィン体14の傾斜角の変更に応じて、空調用空気の送風モードが変更される。図7(a)は、閉鎖モード時における正面から見た丸型空調用レジスタ10の状態を、図7(b)は、拡散送風モード時における正面から見た丸型空調用レジスタ10の状態をそれぞれ示している。また、図7(c)は、全開モード時における正面から見た丸型空調用レジスタ10の状態を、図7(d)は、スポットモード時における正面から見た丸型空調用レジスタ10の状態をそれぞれ示している。同図に示されるように、この丸型空調用レジスタ10では、リング基部21に対するリング前部20の図中反時計回り方向への回動量を閉鎖モード時の位置から増していくことで、拡散送風モード、全開モード、スポットモードの順に送風モードが変更されるようになっている。
図8には、閉鎖モード時における丸型空調用レジスタ10の内部の状態が実線で示されている。このときのフィン体14は、傾斜角が最大となる位置(閉鎖位置)に回動されている。このときの、空調用空気の吹出口13Aを構成する吹出口リング13の内径部分は、主フィン24により閉鎖され、吹出口13Aからの空調用空気の吹出しが遮断される。
なお、同図には、全開モード時における丸型空調用レジスタ10の内部の状態が二点鎖線で併せ示されている。全開モード時のフィン体14は、主フィン24及び副フィン25の空気流案内面が吹出口リング13の中心軸Oに平行となる位置(全開位置)に回動されている。このときの空調用空気は、吹出口13Aから吹出口リング13の中心軸方向に吹出される。なお、こうした全開モードでは、丸型空調用レジスタ10を通過する際の空調用空気の圧損は最小となる。
図9は、拡散送風モード時における丸型空調用レジスタ10の内部の状態を示している。拡散送風モード時のフィン体14は、その傾斜角が、閉鎖モード時及び全開モード時の中間の角度となる位置に回動されている。このときの空調用空気は、吹出口13Aからその径方向に放射状に広がるように吹き出され、その結果、車室内への送風範囲が拡大されるようになる。
図10は、スポット送風モード時における丸型空調用レジスタ10の内部の状態を示している。スポット送風モード時のフィン体14は、全開位置から閉鎖位置に向う方向とは逆方向にその空気流案内面が傾斜した位置(スポット送風位置)に回動されている。このときの空調用空気は、吹出口リング13の中心軸Oの延長線上の一点に収束するように吹出口13Aから吹出される。
以上のように、この丸型空調用レジスタ10は、フィン体14により吹出口13Aを閉鎖するフィンシャット機能と、放射状に送風を拡散させる拡散送風機能と、送風を一点に収束させるスポット送風機能と、を有している。なお、丸型空調用レジスタにおけるフィンシャット機能及び拡散送風機能は、以下のような構成によってもその実現は可能である。
図11(a)及び(b)は、フィンシャット機能及び拡散送風機能を実現可能な丸型空調用レジスタの他の構成例における吹出口付近の斜視構造を示している。なお、同図(a)は、閉鎖モード時の状態を、同図(b)は拡散送風モード時の状態を、それぞれ示している。
同図に示す丸型空調用レジスタは、内径部分が吹出口50を構成する吹出口リング52と、その吹出口リング52の内径部分に配設された6枚のフィン51と、を備える。各フィン51は、吹出口リング52の径方向に延びる回動軸を有してそれぞれ回動可能な状態で同吹出口リング52に軸支されている。こうした丸型空調用レジスタでも、同図(a)に示すように、周方向における両端部分が隣接するフィン51と互いに重なり合う位置に各フィン51を回動することで、各フィン51による吹出口50の閉鎖、すなわちフィンシャットを実現することができる。また、同図(b)に示すように空気流案内面が傾斜した角度となるように各フィン51を回動することで、空調用空気を放射状に拡散して送風する拡散送風を行うことが可能でもある。
ところで、個別の回動軸を有して回動されるフィンの枚数が多くなると、その枚数の増加分に加え、それらを回動させるための機構も複雑となって、部品点数が増加する。そのため、丸型空調用レジスタ10の構造の簡易化には、フィンの枚数は少なくすることが望ましい。また、意匠の面でも、フィン枚数の削減が求められることもある。しかしながら、上記構成例のような、吹出口リング52の径方向に延びる軸をフィン51の回動軸とした構成(以下、こうしたフィンの軸支態様を径軸回動式という)では、以下に述べるようにフィン51の数を4枚以下とすることは困難となっている。
図12に閉鎖モード時の状態を示すような、吹出口リング61の内径部分に形成される吹出口62に4枚のフィン60を備えた構造により、フィンシャット機能及び拡散送風機能を有した丸型空調用レジスタを構成することを考える。ここで、図中最上部に位置するフィン60の回動軸として、軸X、軸Y及び軸Zをそれぞれ設定した場合について考察する。軸Xは、閉鎖モード時の状態におけるフィン60の周方向中央を通り、吹出口リング61の径方向に延びる軸であり、軸Yは、閉鎖モード時の状態におけるフィン60の周方向端部を通り、吹出口リング61の径方向に延びる軸である。また、軸Zは、吹出口リング61の中心軸回りに吹出口62を4つの扇形の領域に等分割したときの各領域の扇形の弦に平行な軸である。なお、以下では、こうした扇形の弦に平行な軸を回動軸としたフィンの軸支態様を弦軸回動式という。
図13(a)〜(c)はそれぞれ、軸X、軸Yおよび軸Zをフィン60の回動軸に設定したときの、フィン60の空気流案内面が吹出口リング61の中心軸と平行となる全開モード時の状態を示している。同図(a)に示すように、軸Xをフィン60の回動軸に設定した場合、全開モード時の状態におけるフィン60の中心軸O方向の長さLaは、吹出口62の半径Rを超える。一方、同図(b)に示すように、軸Yをフィン60の回動軸に設定した場合、全開モード時の状態におけるフィン60の中心軸O方向の長さLbは、吹出口62の半径Rと同じとなる。なお、径軸回動式では、この場合に、全開モード時の状態におけるフィン60の中心軸O方向の長さが最小となる。一方、同図(c)に示すように、軸Zをフィン60の回動軸に設定した場合、全開モード時の状態におけるフィン60の中心軸O方向の長さLcは、吹出口62の半径R未満となる。よって、フィン60が4枚の場合、径軸回動式とするよりも、弦軸回動式とした方が、吹出口リング61の中心軸O方向におけるフィン60の張り出しを抑えることができる。
なお、こうした傾向は、フィンの枚数が3枚の場合にはより顕著となる。このように、フィンシャット機能及び拡散送風機能を3枚又は4枚のフィンにより実現する場合には、径軸回動式とするよりも、弦軸回動式とした方が、フィンの張り出しを抑えて丸型空調用レジスタをよりコンパクトに構成することができる。また、径軸回動式では実現が困難なスポット送風機能も、弦軸回動式では比較的容易に実現可能である。しかしながら、フィンの枚数が少ないと、次のような問題が生じてしまう。
図14は、フィン体14が副フィン25を備えず、主フィン24のみからなる単フィン構造とされた丸型空調用レジスタ110における拡散送風モード時の内部の状態を示している。同図に示すように、フィンが3枚の主フィン24しかない、この丸型空調用レジスタ110では、拡散送風モード時に、吹出口13Aの内周とフィン体14との間に広い隙間ができてしまう。そのため、吹出口13Aを通る空調用空気の多くがフィン体14(主フィン24)の空気流案内面に当たることなくそのままストレートに吹き出されてしまうことになり、送風の拡散性能がその分限定されてしまう。こうした問題は、スポット送風モード時にも同様であり、フィン枚数の少なさにより、送風の収束性能も限定されることになる。
その点、本実施形態の丸型空調用レジスタ10では、3つのフィン体14がそれぞれ、一体に設けられた主フィン24及び副フィン25の2枚のフィンにより構成されている。そのため、個別の回動軸を有して回動されるフィン体14の数を少なくして部品点数を抑えつつも、フィン体14の数の倍の枚数のフィンが吹出口13Aに介在することになり、送風の拡散及び収束が効果的に行われるようになる。
以上説明した本実施形態の丸型空調用レジスタ10によれば、次の効果が得られる。
(1)各フィン体14が、吹出口リング13の内周をその中心軸O回りに分割したときの各領域の扇形の弦に平行な回動軸を有して同吹出口リング13に回動可能に軸支されている。そのため、フィン体14の数の削減に伴う、全開モード時の中心軸O方向へのフィン体14の張り出し量の増大を抑えることが可能となり、部品点数を抑えつつ、意匠性の向上や丸型空調用レジスタ10の大型化の抑制を図ることができる。
(2)閉鎖位置にて吹出口13Aを閉鎖する主フィン24と、その主フィン24に間隔を置いて配置された副フィン25とが、各フィン体14に一体に設けられている。そのため、個別の回動軸を有して回動されるフィン体14の数が少なくても、拡散送風モード時に吹出口13Aから吹出される空調用空気を良好に拡散させることができる。
(3)同様に、個別の回動軸を有して回動されるフィン体14の数が少なくても、スポット送風モード時に吹出口13Aから吹出される空調用空気を良好に収束させることができる。
(4)個別の回動軸を有して回動されるフィン体14の数が少なくても、空調用空気の送風方向を変更するためのフィンの枚数を多くすることができるため、部品点数を抑えながら、送風の拡散性能を好適に確保することができる。
(5)吹出口リング13が、フィン体14を軸支するリング前部20と、そのリング前部20に相対回動可能に設けられて、フィン体14に突出形成された突起部14B,14Cをその相対回動に応じて吹出口リング13の中心軸方向に案内する第1ガイド溝23A及び第2ガイド溝23Bを有したリング基部21とにより構成されている。そのため、弦軸回動式のフィン体14の回動を比較的簡易な構造の機構により行うことができる。
(6)フィン体14を回動させるための突起部14B,14C及びガイド溝(23A,23B)を2組備え、フィン体14の回動範囲の途中で、突起部14B,14Cを案内するガイド溝(23A,23B)を切り換えるようにしている。そのため、比較的短いガイド溝(23A,23B)でも、フィン体14の傾斜角の変更量を大きくすることができ、内面にガイド溝(23A,23B)が設けられたリング基部21を、ひいては丸型空調用レジスタ10をよりコンパクトに構成することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
<フィン体14の形状について>
・フィン体14の形状は、閉鎖位置にて吹出口13Aを閉鎖する主フィン24と、その主フィン24に間隔を置いて配置された副フィン25とが一体に設けられている限りにおいて適宜変更してもよい。例えば、図15は、そうしたフィン体14の一例を示している。同図のフィン体14の一例では、主フィン24と副フィン25とは、主フィン24から垂直に突出した支柱26を介して互いに連結されている。
・各フィン体14が、主フィン24と2枚以上の副フィン25とを備える構成としてもよい。
<フィン体14の回動機構について>
・フィン体14から突出した突起部と吹出口リング13の内面に形成されたガイド溝とを一組だけ設け、それらによりフィン体14を回動させるようにしてもよい。そうした場合にも、ガイド溝を十分長くすれば、上記実施形態と同様にフィン体14を回動させることができる。
・フィン体14を回動する機構として、リング基部21に対するリング前部20の相対回動に応じた、ガイド溝に沿った吹出口リング13の中心軸O方向への突起部の変位によりフィン体14を回動させる機構以外の機構を採用してもよい。例えばリンク機構やギア機構を用いてフィン体14を回動することが考えられる。
<スポット送風モードについて>
・設定可能な送風モードからスポット送風モードを割愛するようにしてもよい。そうした場合、フィン体14の回動範囲は、閉鎖位置から全開位置までとなる。
<吹出口13Aの向きの変更について>
・上記丸型空調用レジスタ10では、リテーナ12に対して吹出口リング13を揺動可能に設置し、その揺動に応じてインストルメントパネル11における吹出口13Aの向きを変更可能としていたが、吹出口13Aの向きを固定するようにしてもよい。そうした場合、吹出口リング13を省略し、フィン体14は、リテーナ12に軸支することになる。そうした場合、リテーナ12が筒体に相当する構成となる。
<適用箇所について>
・上記丸型空調用レジスタ10は、車室内におけるインストルメントパネル11とは異なる箇所、例えばダッシュボードに取り付けられるものであってもよい。
・上記空調用レジスタは、空調装置から送られてきて吹出口から室内に吹出す空調用空気の向きを変更することに加え、通風路を開放及び閉鎖するシャットダンパを有するものであれば、車両に限らず広く適用可能である。
10…丸型空調用レジスタ、11…インストルメントパネル、12…リテーナ、13…吹出口リング(筒体)、13A…吹出口、14…フィン体、14B,14C…突起部、20…リング前部(第1筒体)、21…リング基部(第2筒体)、23…ガイド溝対、23A…第1ガイド溝(ガイド溝)、23B…第2ガイド溝(ガイド溝)、24…主フィン、25…副フィン、26…支柱。

Claims (3)

  1. 内径部分が空調用空気の吹出口を構成する円筒形状の筒体と、前記筒体の内周を同筒体の中心軸回りに分割したときの各領域の扇形の弦に平行な回動軸をそれぞれ有して前記筒体に回動可能に軸支された3つまたは4つのフィン体と、を備えるとともに、前記フィン体のそれぞれが、前記中心軸に対する空気流案内面の傾斜角が最大となる閉鎖位置に回動されたときに前記吹出口を閉鎖する丸型空調用レジスタにおいて、
    前記フィン体にはそれぞれ、前記閉鎖位置にて前記吹出口を閉鎖する主フィンと、その主フィンに間隔を置いて配置された副フィンとが一体に設けられており、
    前記主フィンと前記副フィンとは、前記筒体に軸支された状態での同筒体の周方向における両端部にて互いに連結されている
    ことを特徴とする丸型空調用レジスタ。
  2. 前記フィン体は、前記中心軸に平行な全開位置から前記閉鎖位置に向う方向とは逆方向に前記空気流案内面が傾斜するスポット送風位置に回動可能とされている請求項1に記載の丸型空調用レジスタ。
  3. 前記筒体は、前記フィン体を軸支する第1筒体と、同第1筒体に相対回動可能に設けられて、前記フィン体から突出された突起部をその相対回動に応じて前記筒体の中心軸方向に案内するガイド溝を有した第2筒体とを備える請求項1又は2に記載の丸型空調用レジスタ。
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