JP6265085B2 - 電池パック用気密性検査装置 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、電池パックの気密性を検査することができる電池パック用気密性検査装置を提供することにある。
これによれば、吊り具が掛止される貫通孔を突起が挿入される貫通孔として兼用することができる。
上記電池パック用気密性検査装置について、前記カバーは、前記密閉ケースの傾斜部に設けられた前記閉塞部材を覆うことが好ましい。
図1に示すように、電池パック10は、密閉ケース11を有している。密閉ケース11には、複数の電池モジュール40が収容されている。また、密閉ケース11には、ジャンクションボックス44及び制御ECU49が収容されている。
各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を検査するときには、カバー61が、各コネクタ29,33を覆うように設けられる。具体的にいえば、カバー61は、各コネクタ29,33が設けられた壁部である天板17の外面17aによって開口部67が閉塞されるように取り付けられている。また、カバー61のポート69には、ホース91を介して真空ポンプ(図では、「ポンプ」と図示)92が繋がれる。ポート69から真空ポンプ92に至るまでの経路上には、圧力計93が設けられる。カバー61内とホース91とは連通しているため、カバー61内の圧力とホース91内の圧力とは同一である。したがって、圧力計93は、カバー61内の圧力を計測している。カバー61は、第1対向部71と第1天部21、第2対向部72と第2天部22、及びカバー傾斜部73と傾斜部23のそれぞれが対向するように設けられる。突起68は、カバー61から天板17の外面17aに向かう方向と直交する方向に突出するように位置しており、第2立設壁26の第2貫通孔27に挿入されている。したがって、第2立設壁26に設けられた第2貫通孔27は、突起68が挿入できるようにカバー61から天板17の外面17aに向かう方向に直交するように貫通している。
突起68が第2貫通孔27に挿入されることで、突起68が、天板17の外面17aに向けて付勢されて、カバー61と天板17との間に設けられたシール材80は、若干潰される。真空ポンプ92によってカバー61内の気体を排出する際に、カバー61と天板17との間の気密性が確保されていないと、カバー61内に外部から気体が流入し、カバー61内を真空状態にすることができない。
(1)カバー61には、突起68が設けられている。この突起68が、第2貫通孔27に挿入されて、天板17の外面17aに向けて付勢されることで、カバー61全体が天板17の外面17aに向けて付勢されて、カバー61と天板17との間に設けられたシール材80が若干潰れる。このため、真空ポンプ92によってカバー61内の気体を排出するときに、外部からカバー61内に気体が流入することが抑制され、カバー61内を真空状態にすることができる。そして、カバー61内の圧力変化から各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を検査することができる。密閉ケース11に設けられた第2貫通孔27によってカバー61を付勢できるため、別体の治具などでカバー61を付勢する必要がない。また、突起68を第2貫通孔27に挿入することで、カバー61の付勢に加えて、カバー61の位置決めを行うことができる。
○図7に示すように、気密性検査方法として、真空ポンプ92によってカバー61内を設定圧力にした後に、真空ポンプ92を停止して、その後の圧力の上昇具合によって各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を検査してもよい。密閉ケース11が良品の場合、カバー61内の圧力は緩やかに上昇するのに対して、密閉ケース11が不良品の場合、カバー61内の圧力は密閉ケース11が良品の場合よりも急激に上昇する。このため、設定圧力よりも高い圧力を規定圧力として、真空ポンプ92を停止してからカバー61内の圧力がこの規定圧力に達するまでの時間から気密性を検査することができる。具体的にいえば、時刻t1で真空ポンプ92を停止したときに、カバー61内の圧力が規定圧力に達するまでの時間が、閾値より長ければ各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性が確保されていると判断する。例えば、時刻t1から時刻t2までの時間を閾値として定めておくと、密閉ケース11が不良品のときには、時刻t2に達する以前にカバー61内の圧力が規定圧力に達する。一方、密閉ケース11が良品のときには、時刻t2を超えてからカバー61内の圧力が規定圧力に達する。なお、閾値としては、密閉ケース11が良品の場合に、真空ポンプ92を停止したときに、カバー61内の圧力が設定圧力から規定圧力に達するまでの時間よりも若干短い時間に設定される。
○各側部64,65,66の形状が天板17の形状に合わせられていれば、カバー61の形状はどのような形状であってもよい。すなわち、カバー61を天板17に設けたときに、各側部64,65,66の先端と天板17とがシール材80を介して隙間なく位置していればよく、底部63の形状は全体に亘って平坦であってもよい。
○カバー61は、通信コネクタ29又は電源コネクタ33のいずれかを覆ってもよい。
○密閉ケース11の天板17には、傾斜部23が設けられていなくてもよい。この場合、カバー61の形状は、天板17の形状に合わせて変更される。
次に、上記実施形態及び変形例から把握することができる技術的思想について以下に追記する。
Claims (5)
- 複数の電池セルを有する電池モジュールを密閉ケースに収容するとともに、前記密閉ケース内の前記電池モジュールと前記密閉ケース外の機器とを接続する接続部材が通された連通孔を閉塞部材によって閉塞した電池パックに設けられ、前記連通孔が設けられた壁部の外面から前記閉塞部材を覆うカバーと、
前記カバーと前記外面との間に設けられるシール材と、を備え、前記カバーに繋げられた真空ポンプによって前記カバー内の気体が排出されるとともに、前記カバー内の圧力変化から前記連通孔と前記閉塞部材との間の気密性を検査する電池パック用気密性検査装置であって、
前記カバーは、前記真空ポンプが繋がれるポートと、前記カバーから前記外面に向かう方向に直交するように突出する突起とを有し、
前記突起は、前記外面から立設する立設壁に設けられた貫通孔に挿入されることで、前記真空ポンプによる前記カバー内の気体の排出前に、前記貫通孔の内面から前記外面に向けて付勢される付勢部を有する電池パック用気密性検査装置。 - 前記突起は、吊り具が掛止される前記貫通孔に挿入される請求項1に記載の電池パック用気密性検査装置。
- 前記壁部には、複数の前記連通孔と、各連通孔に個別に設けられた閉塞部材とが設けられ、
前記カバーは、複数の前記閉塞部材を覆う請求項1又は請求項2に記載の電池パック用気密性検査装置。 - 前記カバーは、前記密閉ケースの傾斜部に設けられた前記閉塞部材を覆う請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の電池パック用気密性検査装置。
- 前記突起は、前記貫通孔から突出する突出部を有し、
前記突出部には、先端が前記密閉ケースに当接した状態で、前記密閉ケースに固定されて、前記密閉ケースと前記カバーとの離間を抑制するピンが挿通される請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の電池パック用気密性検査装置。
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