JP6265085B2 - 電池パック用気密性検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、密閉ケースに電池セルを収容した電池パックに設けられ、連通孔と閉塞部材との間の気密性を検査する電池パック用気密性検査装置に関する。
電池セルに液体などの異物などが付着すると、電池セルの故障の原因となる。このため、複数の電池セルをモジュール化した電池モジュールは、密閉ケースに収容されている。電池モジュールを収容するための密閉ケースとしては、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された密閉ケースは、開口部を有するケース本体と、ケース本体の開口部を閉塞する蓋体とを有している。ケース本体と蓋体との間には、シール材が設けられている。シール材は、ケース本体と蓋体に挟まれることで潰れて、ケース本体と蓋体との間のシール性を確保している。
特開2011−194982号公報
ところで、密閉ケースに電池セルを収容した電池パックにおいては、密閉ケースの気密性が確保されているか否かの検査を出荷前などに行う必要がある。
本発明の目的は、電池パックの気密性を検査することができる電池パック用気密性検査装置を提供することにある。
上記課題を解決する電池パック用気密性検査装置は、複数の電池セルを有する電池モジュールを密閉ケースに収容するとともに、前記密閉ケース内の前記電池モジュールと前記密閉ケース外の機器とを接続する接続部材が通された連通孔を閉塞部材によって閉塞した電池パックに設けられ、前記連通孔が設けられた壁部の外面から前記閉塞部材を覆うカバーと、前記カバーと前記外面との間に設けられるシール材と、を備え、前記カバーに繋げられた真空ポンプによって前記カバー内の気体が排出されるとともに、前記カバー内の圧力変化から前記連通孔と前記閉塞部材との間の気密性を検査する電池パック用気密性検査装置であって、前記カバーは、前記真空ポンプが繋がれるポートと、前記カバーから前記外面に向かう方向に直交するように突出する突起とを有し、前記突起は、前記外面から立設する立設壁に設けられた貫通孔に挿入されることで、前記真空ポンプによる前記カバー内の気体の排出前に、前記貫通孔の内面から前記外面に向けて付勢される付勢部を有する。
これによれば、突起が貫通孔の内面から付勢されると、カバー全体が外面に向けて付勢される。シール材はカバー全体に加わる付勢力によって潰され、真空ポンプによってカバー内から気体を排出する前にカバーと外面との間の気密性を確保することができる。真空ポンプによってカバー内から気体を排出するときに、カバーと外面との間の気密性が確保されていないと、カバー内に気体が流入して、カバー内を真空状態にすることができないが、突起への付勢力によってシール材を潰すことで気密性を確保して、カバー内を真空状態にすることができる。したがって、カバーを用いて連通孔と閉塞部材との間の気密性を検査することができる。
上記電池パック用気密性検査装置について、前記突起は、吊り具が掛止される前記貫通孔に挿入されることが好ましい。
これによれば、吊り具が掛止される貫通孔を突起が挿入される貫通孔として兼用することができる。
上記電池パック用気密性検査装置について、前記壁部には、複数の前記連通孔と、各連通孔に個別に設けられた閉塞部材とが設けられ、前記カバーは、複数の前記閉塞部材を覆うことが好ましい。
これによれば、各連通孔と各閉塞部材との間の気密性を一括で検査することができる。
上記電池パック用気密性検査装置について、前記カバーは、前記密閉ケースの傾斜部に設けられた前記閉塞部材を覆うことが好ましい。
カバーを密閉ケースに取り付けるときに、カバーと傾斜部との間に隙間ができないようにカバーを取り付けることは難しいが、突起が付勢されることで、カバーと傾斜部との間のシール材が変形して、隙間を埋めることができる。このため、閉塞部材が傾斜部に設けられている場合であっても、連通孔と閉塞部材との間の気密性を検査することができる。
上記電池パック用気密性検査装置について、前記突起は、前記貫通孔から突出する突出部を有し、前記突出部には、先端が前記密閉ケースに当接した状態で、前記密閉ケースに固定されて、前記密閉ケースと前記カバーとの離間を抑制するピンが挿通されることが好ましい。
これによれば、シール材の反発力によってカバーが外面から離間する方向に持ち上がろうとしても、ピンによってカバーが持ち上がることが抑制される。このため、カバーと外面との間に隙間ができにくく、カバーと外面との間の気密性を確保しやすい。
本発明によれば、電池パックの気密性を検査することができる。
電池パックを示す斜視図。 電池モジュールを示す斜視図。 コネクタとコネクタが設けられた壁部を示す断面図。 真空ポンプによってカバー内の気体を排出する前の状態の電池パック用気密性検査装置を示す断面図。 真空ポンプによってカバー内の気体を排出した状態の電池パック用気密性検査装置を示す断面図。 気密性検査方法を説明するための図。 変形例の気密性検査方法を説明するための図。 変形例の電池パック用気密性検査装置を示す断面図。
以下、電池パック用気密性検査装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、電池パック10は、密閉ケース11を有している。密閉ケース11には、複数の電池モジュール40が収容されている。また、密閉ケース11には、ジャンクションボックス44及び制御ECU49が収容されている。
密閉ケース11は、ケース本体12を有している。ケース本体12は、底壁13を有している。底壁13からは、複数の側壁14,15,16が立設している。底壁13は、矩形板状であり、4辺のうち、3辺のそれぞれから、第1側壁14、第2側壁15及び第3側壁16が立設している。第1側壁14と第2側壁15とは対向している。第3側壁16は、第1側壁14と第2側壁15との間で延びている。また、ケース本体12は、第1側壁14、第2側壁15及び第3側壁16に支持されるとともに、底壁13と対向して設けられた天板17を有している。すなわち、各側壁14,15,16は底壁13と天板17との間で延びている。
底壁13は、全体に亘って平坦な矩形板状である。天板17は、互いに平行に設けられた第1天部21と第2天部22とを有している。第2天部22は、底壁13との対向方向において第1天部21よりも底壁13から離間している。また、天板17は、第1天部21と第2天部22とを繋ぐ傾斜部23を有している。
第1天部21と底壁13との間には、第1側壁14が設けられている。第1側壁14は、全体に亘って平坦な矩形板状である。第2天部22と底壁13との間には、第2側壁15が設けられている。第2側壁15は、全体に亘って平坦な矩形板状である。第2側壁15には、充電コネクタ36が設けられている。
ケース本体12は、底壁13、天板17及び2つの側壁14,15に囲まれることで、第3側壁16と対向して区画された開口部18を有している。開口部18は、蓋体38によって閉塞されている。底壁13の端面、天板17の端面及び2つの側壁14,15の端面には、開口部18を囲むように開口部用シール材39が設けられており、この開口部用シール材39が蓋体38によって潰されることで、開口部18と蓋体38との間の気密性が確保されている。
第1天部21からは、密閉ケース11の外部に向けて第1立設壁24が垂直に立設している。第1立設壁24には、厚み方向に貫通した第1貫通孔25が設けられている。第2天部22からは、密閉ケース11の外部に向けて第2立設壁26が垂直に立設している。第2立設壁26には、厚み方向に貫通した第2貫通孔27が設けられている。
図1及び図3に示すように、傾斜部23には、厚み方向に貫通した第1連通孔28が設けられている。第1連通孔28は、傾斜部23を貫通して密閉ケース11の内外を繋いでいる。そして、傾斜部23の外面には、通信コネクタ29が設けられている。通信コネクタ29は、密閉ケース11の内外に露出する接続部30を有している。通信コネクタ29は、通信コネクタ29を挿通したボルトB1にナットN1を螺合することで傾斜部23に固定されている。通信コネクタ29によって第1連通孔28は閉塞されている。傾斜部23の外面と通信コネクタ29との間には、第1連通孔28を囲むように第1孔用シール材31が設けられている。第1孔用シール材31は、通信コネクタ29によって潰されて、第1連通孔28と通信コネクタ29との間の気密性を確保している。
第2天部22には、厚み方向に貫通した第2連通孔32が設けられている。第2連通孔32は、第2天部22を貫通して密閉ケース11の内外を繋いでいる。そして、第2天部22の外面には、電源コネクタ33が設けられている。電源コネクタ33は、密閉ケース11の内外に露出する2つの接続端子34を有している。電源コネクタ33は、電源コネクタ33を挿通したボルトB2にナットN2を螺合することで第2天部22に固定されている。電源コネクタ33によって第2連通孔32は閉塞されている。第2天部22の外面と電源コネクタ33との間には、第2連通孔32を囲むように第2孔用シール材35が設けられている。第2孔用シール材35は、電源コネクタ33によって潰されて、第2連通孔32と電源コネクタ33との間の気密性を確保している。上記したように、天板17には、複数の連通孔である第1連通孔28及び第2連通孔32が設けられ、それぞれの連通孔28,32に閉塞部材である通信コネクタ29及び電源コネクタ33が個別に設けられている。したがって、閉塞部材が設けられた密閉ケース11の壁部は天板17であり、閉塞部材が設けられた壁部の外面は天板17の外面17aとなる。
図1及び図2に示すように、密閉ケース11に収容された電池モジュール40は、複数の電池セル41を有している。複数の電池セル41は、互いに電気的に接続されている。複数の電池セル41のうち、一つの電池セル41には、プラスハーネス42が接続されている。また、複数の電池セル41のうち、一つの電池セル41には、マイナスハーネス43が接続されている。各電池モジュール40のプラスハーネス42及びマイナスハーネス43は、ジャンクションボックス44に向けて延びている。ジャンクションボックス44からは、電源コネクタ33に向けて第1ハーネス45が延びている。第1ハーネス45は、第2連通孔32を通って電源コネクタ33の接続端子34に接続されている。接続端子34には、密閉ケース11外の機器である負荷が接続される。したがって、プラスハーネス42、マイナスハーネス43及びジャンクションボックス44を介して電池モジュール40の電池セル41と負荷とを接続する第1ハーネス45及び接続端子34が、接続部材となる。
また、ジャンクションボックス44からは、充電コネクタ36に向けて第2ハーネス46が延びている。第1ハーネス45によって電源コネクタ33と電池セル41とが接続されている。第2ハーネス46によって充電コネクタ36と電池セル41とが接続されている。電源コネクタ33には、電池セル41を電力源として駆動する負荷が接続される。また、充電コネクタ36には、電池セル41の充電時に、充電プラグが接続される。
電池モジュール40は、監視ECU48を有している。監視ECU48は、電池セル41に設けられた図示しない温度センサや、電流センサによって検出される電池セル41の状態を監視している。各電池モジュール40の監視ECU48からは、制御ECU49に向けて第1通信線50が延びている。第1通信線50によって監視ECU48と制御ECU49は接続されている。制御ECU49は、各電池モジュール40のリレーなどを制御することで、電池セル41の放電と放電の遮断とを制御している。制御ECU49からは、通信コネクタ29に向けて第2通信線51が延びている。第2通信線51は、通信コネクタ29の接続部30に接続されている。接続部30には、密閉ケース11外の機器である制御装置が接続される。したがって、第1通信線50及び制御ECU49を介して電池モジュール40の監視ECU48と制御装置とを接続する第2通信線51及び接続部30が、接続部材となる。
上記した電池パック10は、例えば、車両などの搭載物に搭載される。電池パック10を搭載物に搭載するときには、第1立設壁24の第1貫通孔25、及び第2立設壁26の第2貫通孔27に吊り具55を掛止して、クレーン装置によって電池パック10を持ち上げる。吊り具55は、例えば、図1に示すように、U字状の支持部53に、着脱可能な掛止部54を固定したものであり、掛止部54が第1貫通孔25及び第2貫通孔27に掛止される。
また、上記した電池パック10を製造する際には、ケース本体12に電池モジュール40を収容した後に、密閉ケース11の気密性を検査する。密閉ケース11において、気密不良が生じる箇所は、開口部18と蓋体38との間、第1連通孔28と通信コネクタ29との間、及び第2連通孔32と電源コネクタ33との間である。このため、電池パック10の気密性を検査するときには、これらの箇所を検査する。気密不良は、各孔用シール材31,35、及び開口部用シール材39の歪みなどによって生じる。密閉ケース11の気密性検査方法としては、例えば、蓋体38及び各コネクタ29,33を覆うカバーを取り付け、カバー内から真空ポンプによって気体を排出する。気密不良が生じている場合には、密閉ケース11からカバー内に気体が流入するため、カバー内の圧力変化によって密閉ケース11の気密性の検査を行うことができる。
しかしながら、ケース本体12内に電池モジュール40を収容するための開口部18の開口面積に対して、密閉ケース11内の電池モジュール40と密閉ケース11外の機器とを接続するための接続部材を通すために設けられた各連通孔28,32の開口面積は小さい。このため、開口部18と蓋体38との間、及び各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の両方に気密不良が生じている場合、開口部18からカバー内に流入する気体の量に対して、各連通孔28,32からカバー内に流入する気体の量が僅かである。すなわち、開口部18と蓋体38との間にのみ気密不良が生じている場合と、開口部18と蓋体38との間に加えて、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間に気密不良が生じている場合とでカバー内の圧力変化の差が少ない。したがって、開口部18と蓋体38との間に気密不良が生じているときには、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間に気密不良が生じているか否かをカバー内の圧力変化によって検査することが困難である。このため、以下の気密性検査方法では、開口部18と蓋体38との気密性を検査したあとに、電池パック用気密性検査装置を用いて各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を検査している。
図4に示すように、電池パック用気密性検査装置60は、各コネクタ29,33を覆うカバー61を有している。カバー61は、有底筒状のカバー本体62を有している。カバー本体62は、底部63を有している。底部63の周縁からは、底部63を囲むように側部64,65,66が立設している。底部63は、互いが平行に設けられた第1対向部71及び第2対向部72を有している。第1対向部71と第2対向部72とは、カバー傾斜部73によって繋がれている。カバー傾斜部73の傾斜角度は、ケース本体12の傾斜部23の傾斜角度と同一となっている。第1側部64と第2側部65とは、互いに向かい合って設けられている。第1側部64は、第1対向部71から立設している。第2側部65は、第2対向部72から立設している。第1側部64と第2側部65との間には、2つ(図では1つのみ図示)の第3側部66が延びている。2つの第3側部66は、互いに向かい合って設けられている。各側部64,65,66に囲まれることで、カバー61は底部63と対向して開口部67を有している。
各側部64,65,66の底部63からの立設方向の寸法は、全体に亘って均一となっている。したがって、第3側部66において、カバー傾斜部73から立設する傾斜壁74の先端は、傾斜部23と同一の傾斜角度で傾斜しており、カバー61の各側部64,65,66は、天板17の形状に合わせて形成されているといえる。具体的にいえば、カバー61を天板17の外面17aに取り付けたときに、各側部64,65,66の先端と天板17とが隙間なく接することができるように各側部64,65,66が形成されている。
第2側部65からは、突起68が突出している。また、カバー61は、カバー61の内外を連通するポート69を有している。各側部64,65,66の先端には、環状のシール材80が設けられている。シール材80は、ゴムや、ゴムスポンジなどの弾性力を有する部材が用いられる。
次に、電池パック用気密性検査装置60を用いた気密性検査方法について説明する。
各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を検査するときには、カバー61が、各コネクタ29,33を覆うように設けられる。具体的にいえば、カバー61は、各コネクタ29,33が設けられた壁部である天板17の外面17aによって開口部67が閉塞されるように取り付けられている。また、カバー61のポート69には、ホース91を介して真空ポンプ(図では、「ポンプ」と図示)92が繋がれる。ポート69から真空ポンプ92に至るまでの経路上には、圧力計93が設けられる。カバー61内とホース91とは連通しているため、カバー61内の圧力とホース91内の圧力とは同一である。したがって、圧力計93は、カバー61内の圧力を計測している。カバー61は、第1対向部71と第1天部21、第2対向部72と第2天部22、及びカバー傾斜部73と傾斜部23のそれぞれが対向するように設けられる。突起68は、カバー61から天板17の外面17aに向かう方向と直交する方向に突出するように位置しており、第2立設壁26の第2貫通孔27に挿入されている。したがって、第2立設壁26に設けられた第2貫通孔27は、突起68が挿入できるようにカバー61から天板17の外面17aに向かう方向に直交するように貫通している。
カバー61と天板17の外面17aとの間に設けられたシール材80には、弾性力による反発力によって天板17から離れる方向に力が作用している。この反発力がシール材80からカバー61に加わることで、カバー61には天板17の外面17aから離れる方向に向けて力が加わっている。天板17から離れる方向に向けて力が加わることで、突起68は第2貫通孔27の内面に当接し、突起68に加わる反力によってカバー61は、天板17の外面17aに向けて付勢されている。突起68において、第2貫通孔27の内面と接している部分が、付勢部68aとなる。
そして、付勢力によってシール材80は若干潰されている。したがって、カバー61に設けられる突起68の位置は、カバー61と天板17との間にシール材80を介在させた状態で、シール材80の反発力によって第2貫通孔27から突起68に付勢力が加えられる位置に設けられている。
図5に示すように、突起68から加わる付勢力によってシール材80を若干潰した状態で、真空ポンプ92を駆動すると、カバー61内、すなわち、カバー61と天板17によって区画された領域から気体が排出される。カバー61内から気体が排出されることで、カバー61内は、周囲よりも圧力の低い真空状態となる。カバー61内が真空状態となると、カバー61は天板17に吸着する。カバー61が天板17に吸着すると、カバー61には天板17に近付く方向に吸着力が作用し、シール材80の潰れ量が大きくなる。第2貫通孔27は、カバー61が天板17に吸着した状態で、突起68が天板17に近付く方向に移動可能な大きさとなっている。すなわち、突起68は、第2貫通孔27の内面に当接した状態から、真空ポンプ92の駆動により、図5に示すように第2貫通孔27の内面から離間することとなる。
図6に示すように、真空ポンプ92は、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との気密性が確保されているとき、すなわち、密閉ケース11が良品のときにカバー61内の圧力が予め定められた設定圧力に維持されるようにカバー61内から気体を排出する。密閉ケース11が良品であれば、圧力計93によって計測されるカバー61内の圧力は、設定圧力に誤差を加減した許容範囲内に収まる。一方で、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性が確保されていない場合、すなわち、密閉ケース11が不良品のときには、密閉ケース11から各連通孔28,32を介してカバー61内に気体が流入する。これにより、カバー61内の圧力が上昇し、圧力計93によって計測されるカバー61内の圧力は、設定圧力に誤差を加減した許容範囲よりも大きくなる。したがって、圧力計93によって計測される圧力が許容範囲内に収っているときには各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性が確保されていると判断することができる。一方、圧力計93によって計測される圧力が、許容範囲よりも大きいときには、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性が確保されていないと判断することができる。気密性を検査した結果、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性が確保されていないと判断されたときには、第1連通孔28と通信コネクタ29との間の気密性検査、第2連通孔32と電源コネクタ33との気密性検査を個別に行い、気密性が確保されていない箇所を特定する。
次に、本実施形態の電池パック用気密性検査装置60の作用について説明する。
突起68が第2貫通孔27に挿入されることで、突起68が、天板17の外面17aに向けて付勢されて、カバー61と天板17との間に設けられたシール材80は、若干潰される。真空ポンプ92によってカバー61内の気体を排出する際に、カバー61と天板17との間の気密性が確保されていないと、カバー61内に外部から気体が流入し、カバー61内を真空状態にすることができない。
突起68によってカバー61を天板17の外面17aに向けて付勢することで、シール材80を若干潰した状態、すなわち気密性を確保した状態にすることができる。この状態で、真空ポンプ92を駆動することで真空ポンプ92によってカバー61内を真空状態にすることができる。
また、カバー61を傾斜部23に取り付けるときには、カバー61の傾斜壁74と傾斜部23との間に隙間ができないようにカバー61の位置決めを行う。傾斜部23とカバー61との間に隙間ができないようにカバー61の位置決めを行うことは、第1天部21及び第2天部22とカバー61との間に隙間ができないようにカバー61の位置決めを行うことに比べて困難である。本実施形態では、カバー61を位置決めするときには、第2立設壁26の第2貫通孔27に突起68を挿入することでカバー61の位置決めがされる。また、突起68が付勢されてカバー61と天板17との間のシール材80が潰されることで、傾斜部23とカバー61との間に若干の隙間があったとしても、シール材80の変形によってこの隙間が埋められる。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)カバー61には、突起68が設けられている。この突起68が、第2貫通孔27に挿入されて、天板17の外面17aに向けて付勢されることで、カバー61全体が天板17の外面17aに向けて付勢されて、カバー61と天板17との間に設けられたシール材80が若干潰れる。このため、真空ポンプ92によってカバー61内の気体を排出するときに、外部からカバー61内に気体が流入することが抑制され、カバー61内を真空状態にすることができる。そして、カバー61内の圧力変化から各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を検査することができる。密閉ケース11に設けられた第2貫通孔27によってカバー61を付勢できるため、別体の治具などでカバー61を付勢する必要がない。また、突起68を第2貫通孔27に挿入することで、カバー61の付勢に加えて、カバー61の位置決めを行うことができる。
(2)突起68が挿入される第2貫通孔27には、吊り具55が掛止される。すなわち、突起68が挿入される貫通孔として、吊り具55を掛止するための第2貫通孔27を兼用することができるため、突起68を挿入するための孔を別に設ける必要がない。
(3)カバー61は、通信コネクタ29及び電源コネクタ33の両方を覆っている。このため、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を一括で検査することができる。なお、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を一括で検査した結果、気密性が確保されていないときには、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を個別に検査する必要がある。しかしながら、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性が確保されていない確率が僅かであれば、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を個別に検査する場合に比べて、各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を一括で検査して、気密性が確保されていない場合に個別に検査を行うほうが全体としての工数が少ない。
(4)通信コネクタ29は、傾斜部23に設けられている。カバー61を天板17に取り付けるときには、傾斜部23との間に隙間ができやすいが、シール材80の変形によって傾斜部23とカバー61との間に隙間ができることを抑制している。したがって、傾斜部23に通信コネクタ29が設けられていても、気密性の検査を行うことができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
○図7に示すように、気密性検査方法として、真空ポンプ92によってカバー61内を設定圧力にした後に、真空ポンプ92を停止して、その後の圧力の上昇具合によって各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性を検査してもよい。密閉ケース11が良品の場合、カバー61内の圧力は緩やかに上昇するのに対して、密閉ケース11が不良品の場合、カバー61内の圧力は密閉ケース11が良品の場合よりも急激に上昇する。このため、設定圧力よりも高い圧力を規定圧力として、真空ポンプ92を停止してからカバー61内の圧力がこの規定圧力に達するまでの時間から気密性を検査することができる。具体的にいえば、時刻t1で真空ポンプ92を停止したときに、カバー61内の圧力が規定圧力に達するまでの時間が、閾値より長ければ各連通孔28,32と各コネクタ29,33との間の気密性が確保されていると判断する。例えば、時刻t1から時刻t2までの時間を閾値として定めておくと、密閉ケース11が不良品のときには、時刻t2に達する以前にカバー61内の圧力が規定圧力に達する。一方、密閉ケース11が良品のときには、時刻t2を超えてからカバー61内の圧力が規定圧力に達する。なお、閾値としては、密閉ケース11が良品の場合に、真空ポンプ92を停止したときに、カバー61内の圧力が設定圧力から規定圧力に達するまでの時間よりも若干短い時間に設定される。
○図8に示すように、突起68は、第2貫通孔27から突出する突出部101を有していてもよい。突出部101には、ピン102が挿通されている。ピン102は、密閉ケース11の天板17から延設された延設部103に先端が当接した状態で固定されている。カバー61を天板17に取り付けるときには、突起68が第2貫通孔27に挿入される。突起68は、第2貫通孔27に挿入されることで、天板17の外面17aに向けて付勢されている。突起68が天板17の外面17aに向けて付勢されると、突起68が設けられた第2側部65とは反対側の第1側部64側は、天板17の外面17aから離れる方向に持ち上がりやすい。第1側部64側が持ち上がると、カバー61内から真空ポンプ92によって空気を排出する前にカバー61と天板17との間に隙間ができやすい。突起68への付勢によって第1側部64側が持ち上がるときには、突起68の先端から基端に向けて突起68が天板17の外面17aから離間するように傾斜する。突出部101に挿通したピン102を延設部103に固定することで、ピン102の頭部によって突起68が傾斜することを抑制して、これにより第1側部64側が持ち上がることを抑制することができる。すなわち、カバー61と密閉ケース11との離間を抑制することができる。なお、突出部101と対向して天板17が設けられていれば、延設部103を設けず、天板17にピン102の先端を当接させてもよい。
○カバー61は、第2貫通孔27に挿入される突起68に換えて、第1貫通孔25に挿入される突起68を有していてもよい。
○各側部64,65,66の形状が天板17の形状に合わせられていれば、カバー61の形状はどのような形状であってもよい。すなわち、カバー61を天板17に設けたときに、各側部64,65,66の先端と天板17とがシール材80を介して隙間なく位置していればよく、底部63の形状は全体に亘って平坦であってもよい。
○突起68が挿入される貫通孔は、吊り具55が掛止される貫通孔でなくてもよい。
○カバー61は、通信コネクタ29又は電源コネクタ33のいずれかを覆ってもよい。
○密閉ケース11の天板17には、傾斜部23が設けられていなくてもよい。この場合、カバー61の形状は、天板17の形状に合わせて変更される。
○電池パック用気密性検査装置60は、通信コネクタ29及び電源コネクタ33以外のコネクタを検査してもよい。例えば、充電コネクタ36が天板17に設けられていれば、充電コネクタ36を検査してもよい。
○第2貫通孔27は、第2立設壁26の厚み方向及び天板17からの立設方向に直交する方向に開口していてもよい。
次に、上記実施形態及び変形例から把握することができる技術的思想について以下に追記する。
(イ)複数の電池セルを有する電池モジュールと、前記電池モジュールを収容した密閉ケースと、前記密閉ケースに設けられた連通孔を通って前記密閉ケース内の前記電池モジュールと前記密閉ケース外の機器とを接続する接続部材と、前記連通孔を閉塞した閉塞部材とを備え、前記連通孔と前記閉塞部材との間の気密性を検査するときには、シール材を介して前記連通孔が設けられた壁部の外面から前記閉塞部材を覆うカバーから真空ポンプによって気体を排出し、前記カバー内の圧力変化から前記連通孔と前記閉塞部材との間の気密性を検査する電池パック用気密性検査装置が設けられる電池パックであって、前記外面には、前記カバーから前記外面に向かう方向に直交するように突出した突起が前記外面に向けて付勢された状態で挿入される貫通孔を有する立設壁が立設されている電池パック。
10…電池パック、11…密閉ケース、17…天板、17a…外面、23…傾斜部、26…第2立設壁、27…第2貫通孔、28…第1連通孔、29…通信コネクタ、32…第2連通孔、33…電源コネクタ、41…電池セル、55…吊り具、60…電池パック用気密性検査装置、61…カバー、68…突起、69…ポート、80…シール材、101…突出部、102…ピン。

Claims (5)

  1. 複数の電池セルを有する電池モジュールを密閉ケースに収容するとともに、前記密閉ケース内の前記電池モジュールと前記密閉ケース外の機器とを接続する接続部材が通された連通孔を閉塞部材によって閉塞した電池パックに設けられ、前記連通孔が設けられた壁部の外面から前記閉塞部材を覆うカバーと、
    前記カバーと前記外面との間に設けられるシール材と、を備え、前記カバーに繋げられた真空ポンプによって前記カバー内の気体が排出されるとともに、前記カバー内の圧力変化から前記連通孔と前記閉塞部材との間の気密性を検査する電池パック用気密性検査装置であって、
    前記カバーは、前記真空ポンプが繋がれるポートと、前記カバーから前記外面に向かう方向に直交するように突出する突起とを有し、
    前記突起は、前記外面から立設する立設壁に設けられた貫通孔に挿入されることで、前記真空ポンプによる前記カバー内の気体の排出前に、前記貫通孔の内面から前記外面に向けて付勢される付勢部を有する電池パック用気密性検査装置。
  2. 前記突起は、吊り具が掛止される前記貫通孔に挿入される請求項1に記載の電池パック用気密性検査装置。
  3. 前記壁部には、複数の前記連通孔と、各連通孔に個別に設けられた閉塞部材とが設けられ、
    前記カバーは、複数の前記閉塞部材を覆う請求項1又は請求項2に記載の電池パック用気密性検査装置。
  4. 前記カバーは、前記密閉ケースの傾斜部に設けられた前記閉塞部材を覆う請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の電池パック用気密性検査装置。
  5. 前記突起は、前記貫通孔から突出する突出部を有し、
    前記突出部には、先端が前記密閉ケースに当接した状態で、前記密閉ケースに固定されて、前記密閉ケースと前記カバーとの離間を抑制するピンが挿通される請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の電池パック用気密性検査装置。
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