JP6988149B2 - 電池パック - Google Patents

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本発明は、電池パックに関する。
電池セルの配列体を含んで構成された電池モジュールを筐体内に収容してなる電池パックが知られている。このような電池パックは、電気自動車又はフォークリフトなど、車両のバッテリとして使用され得る。また、このような電池パックでは、筐体内の圧力(内圧)が過剰に高くなることを回避するため、所定閾値より内圧が高くなったときに筐体の一部を開放してガス流路を確保する安全装置が採用され得る(下記特許文献1〜3参照)。
特開2014−107178号公報 特開2011−253735号公報 特開2012−015121号公報
上述した従来の電池パックでは、電池パックの内圧が過剰に高くなったときに作動する安全装置であるが、その一方で、電池パックの筐体の内部や周辺で発火が起きたときに作動する安全装置も求められている。
本発明は、発火時における安全性向上が図られた電池パックを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電池パックは、電池セルの配列体を含んで構成された電池モジュールと、電池モジュールを収容する筐体とを備える電池パックであって、筐体には樹脂閉塞部が設けられており、樹脂閉塞部は、筐体の内部と外部とをつなぐ貫通孔と、該貫通孔を恒久的または非恒久的に閉塞する閉塞樹脂とを備え、閉塞樹脂の融点が、電池パックの使用上限温度より高く、かつ、電池セルの発火時温度より低い。
上記電池パックにおいては、樹脂閉塞部の閉塞樹脂の融点が電池パックの使用上限温度より高いため、閉塞樹脂は電池パックの通常使用時においては溶融しない。ただし、樹脂閉塞部の閉塞樹脂の融点は電池セルの発火時温度よりも低いため、筐体の内部や周囲が発火する事態が生じると閉塞樹脂が溶融して、樹脂閉塞部の貫通孔が開放される。そのため、上記電池パックによれば、筐体の内圧の高さにかかわらず、発火時には筐体に設けられた貫通孔が開放されてガス流路が確保される。
他の態様に係る電池パックでは、樹脂閉塞部は、筐体の内圧が所定の閾値以下であるときには閉塞樹脂が貫通孔を閉塞し、筐体の内圧が閾値を超えたときには閉塞樹脂が変形して貫通孔が開放される。この場合、樹脂閉塞部が、筐体の内圧が閾値を超えたときに筐体からガスを排出する安全装置としての機能も備える。
他の態様に係る電池パックでは、電池モジュールの充電用のコネクタと、筐体内に収容され、電池モジュールとコネクタとの間の接続を中継する中継端子とをさらに備え、閉塞樹脂の融点がコネクタの融点より低い。この場合、発火時に、コネクタよりも先に樹脂閉塞部の貫通孔において筐体が開放される。
他の態様に係る電池パックでは、筐体の内部において、電池モジュールが配置される領域と、コネクタと中継端子との接続箇所が配置される領域とを、それぞれ隔てて区画する区画部をさらに備える。この場合、筐体内の電池モジュール近傍で発火する事態が生じたときに、区画部によってコネクタへ火が回る事態を回避することができる、または、遅延させることができる。そのため、閉塞樹脂の融点がコネクタの融点と同じ場合や閉塞樹脂の融点がコネクタの融点より高い場合であっても、筐体内部での発火時に、コネクタよりも先に樹脂閉塞部の貫通孔において筐体を開放させることができる。
本発明の種々の態様によれば、発火時における安全性向上が図られた電池パックが提供される。
一実施形態に係る電池パックの概略構成を示す斜視図である。 図1に示した電池パックのII−II線断面における概略断面図である。 図2とは異なる態様の概略断面図である。
以下、図面を参照して一実施形態に係る電池パック1について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1、2に示される電池パック1は、たとえば自動車やフォークリフト等の車両に搭載される。電池パック1は、筐体10と、複数(本実施形態では7個)の電池モジュール20と、中継装置51と、中継端子80と、コネクタ70と、を備えている。
筐体10は、開口部を有する箱状部材11と、箱状部材11の開口部を覆う蓋部材15とを有する。箱状部材11は、四角板状の底板11bと、底板11bと対向して設けられる天板11cと、底板11bの周縁から立設されるL字状の左側板11d、矩形状の右側板11eおよび後側板11fと、を有している。
筐体10は、車両に搭載された際に、底板11bが鉛直方向下方に位置し、天板11cが鉛直方向上方に位置するように配置される。以下、筐体10において、底板11bが設けられる方向を「下」として、天板11cが設けられる方向を「上」として、筐体10の蓋部材15が設けられる方向を「前」として、後側板11fが設けられる方向を「後」として、左側板11dが設けられる方向を「左」として、右側板11eが設けられる方向を「右」として説明を行う。なお、これらの方向は説明の便宜のためであり、本発明を限定するものではない。
筐体10の左側面、すなわち、箱状部材11の左側面は、後方側が凹んだ領域であるコネクタ配置領域14aが形成されている。コネクタ配置領域14aは、コネクタ70が配置される。具体的には、コネクタ配置領域14aは、左側板11dから右方向にオフセットした第一側面11g、後側板11fから前方向にオフセットした第二側面11i、および天板11cから下方向にオフセットすると共に左方向に下方傾斜する第三側面11hによって形成されている。第一側面11gには、コネクタ70が挿設されている。具体的には、第一側面11gにはコネクタ70を内挿可能な貫通孔10aが形成されており、コネクタ70は貫通孔10aに内挿された状態で筐体10に固定されている。
天板11cには、上方に突出すると共に中継装置51が配置される部品配置領域14bが形成されている。部品配置領域14bよりも左側の天板11c上には、作業孔13bが形成されている。作業孔13bは、後段にて詳述する中継端子80に対応する筐体部分に形成されており、具体的には、中継端子80の上方に形成されている。作業孔13bの開口部の大きさは、作業者が手を入れて中継端子80とコネクタ70との交換作業が可能な程度に形成されている。作業孔13bには、その開口部分を覆う蓋13aが配置されている。蓋13aは、結合部材によって、作業孔13b周縁の筐体10の天板11cに結合されている。作業孔13bの縁領域には出力端子85が設けられている。
図2に示されるように、筐体10には、7個の電池モジュール20と、中継装置51と、中継端子80が格納されている。7個の電池モジュール20のうち、4個の電池モジュール20は蓋部材15に固定され、3個の電池モジュール20と、中継端子80と、コネクタ70とは、箱状部材11に固定されている。各電池モジュール20は、複数の電池セル21が積層された積層体(配列体)を含んでいる。本実施形態では、電池セル21はリチウム電極を有する。
図2に示されるように、中継装置51は、電池モジュール20とコネクタ70との間の接続を中継する。中継装置51は、たとえば、ハーネスおよびバスバー等の接続部材と、中継端子80と、を介してコネクタ70に対し電気的に接続されている。同様に、中継装置51は、筐体10内に収容される各電池モジュール20と電気配線41を介して電気的に接続されている。
また、中継装置51は、電池モジュール20の監視および制御等を行う電池制御ECU(Electronic Control Unit)を搭載している。電池制御ECUは、たとえば、各電池モジュール20に搭載された制御部と通信することにより、各電池モジュール20の状態(たとえば、充電状態等)に関する情報を取得したり、各電池モジュール20の動作(たとえば、充放電等)を制御したりする。電池制御ECUは、たとえば、コネクタ70に装着されるコネクタの種類に応じて、電池パック1の制御を行うように構成されている。以上の構成により、コネクタ70に充電器の充電コネクタが装着された場合には、電池モジュール20の充電が行われ、コネクタ70にジャンパコネクタが装着された場合には、車両への電力の供給が行われる。
中継端子80は、たとえば、ハーネスおよびバスバー等の接続部材82によって中継装置51に電気的に接続されている。また、中継端子80は、コネクタ70の端子部に電気的に接続されている。コネクタ70は、貫通孔10aに内挿された状態で当該筐体10に固定されている。
コネクタ70は、電池パック1の充電時には、充電器の充電コネクタ(図示せず)が装着され、電池パック1の電力出力時には、ジャンパコネクタ(図示せず)が装着される。コネクタ70の外装は樹脂材料で構成されており、本実施形態ではポリプロピレン樹脂で構成されている。
出力端子85には、一対のケーブルで構成されるケーブル86の一端部が取り付けられる。ケーブル86の他端部は、車両(外部機器)に接続されるコネクタ86cに接続される。
また、上方に突出した部品配置領域14bの側面部分の天板11cには、中継装置51の電池制御ECUに接続される信号端子87が設けられている。具体的には、信号端子87が設けられた筐体部分に信号端子87を内挿可能な貫通孔10bが形成されており、信号端子87は貫通孔10bに内挿された状態で筐体10に固定されている。信号端子87の外装は樹脂材料で構成されており、本実施形態ではポリアミド樹脂で構成されている。信号端子87には、天板11c上を這い回される信号線88が取り付けられている。信号線88は、信号端子87に接続され、電池制御ECUと車両側の制御部(不図示)との間で信号のやりとりをおこなう。
さらに、上方に突出した部品配置領域14bの右側の天板11cには、樹脂閉塞部90が設けられている。樹脂閉塞部90は、筐体10の天板11cに設けられた貫通孔10cと、貫通孔10cを閉塞する閉塞樹脂91とを備えて構成されている。閉塞樹脂91は、貫通孔10cの全域を恒久的に塞ぐように埋設されている。閉塞樹脂91は、本実施形態ではABS樹脂で構成されている。
ここで、上述した電池パック1における内圧上昇時および発火時の温度について説明する。
電池パック1において内圧が上昇した場合であっても、筐体10の温度は内圧が低いときの温度と実質的に変わらない。すなわち、電池パック1の内圧は、内圧の高低によらず、電池パック1が設置された環境の環境温度と同じである。環境温度には、所定の上限温度が定められており、その温度が電池パック1の使用上限温度となる。電池パック1の使用上限温度は、一例として40℃である。電池パック1の使用上限温度として60℃などが設定されることもある。
電池パック1内の電池セル21が発火した場合には、筐体10の温度は電池セル21の発火時温度以上となる。すなわち、筐体10の内部温度は、発火により生じた火炎により使用上限温度よりも高くなり、火炎温度と同程度にまで達し得る。火炎温度は燃焼物により異なるが、一例として、燃焼物が電池セル21のリチウム電極の場合、その火炎温度は約400℃である。また、燃焼物としては、電池セル21の内部に注液されている電解液が考えられる。
電池パック1の内部ではなく外側の周囲で発火した場合も、筐体10の温度は電池セル21の発火時温度以上となり得る。すなわち、筐体10の周辺温度は、発火により生じた火炎により使用上限温度よりも高くなり、火炎温度と同程度にまで上昇し得る。火炎温度は燃焼物により異なるが、一例として、燃焼物が炭化水素で構成されたフォークリフトや車両用の作動油の場合には、その火炎温度は約600℃である。
そして、上述した樹脂閉塞部90の閉塞樹脂91は、電池パック1の上記使用上限温度より高く、かつ、電池セル21の発火時温度よりも低い融点を有する。本実施形態に係る閉塞樹脂91を構成するABS樹脂の融点は110℃であり、電池パック1の使用上限温度(たとえば40℃)から電池セル21の発火時温度(たとえば、リチウムの発火温度である約400℃)までの温度範囲内にある。
閉塞樹脂91の融点が電池パック1の使用上限温度より高いため、閉塞樹脂91は電池パック1の通常使用時において溶融することはない。ただし、閉塞樹脂91の融点は電池セル21の発火時温度よりも低いため、筐体10の内部や周囲が発火する事態が生じると閉塞樹脂91の少なくとも一部が溶融する。その結果、それまで閉塞樹脂91によって閉塞されていた樹脂閉塞部90の貫通孔10cが開放される。
電池パック1の内部で発火したときに樹脂閉塞部90の貫通孔10cが開放されると、貫通孔10cの部分に筐体10の内側と外側とがつながるガス流路が生じ、貫通孔10cを介して炎や高温ガスが筐体10の外部へ出る。このように樹脂閉塞部90は発火時に炎や高温ガスが筐体外部にでる箇所であるため、樹脂閉塞部90から炎や高温ガスが出ることを前提に樹脂閉塞部90を設ける位置を設計して、出火の影響を小さく抑えることができる。たとえば、本実施形態に係る電池パック1においては、コネクタ70が設けられた左側が機台の収容スペースから電池パック1を取り出す側となっており、樹脂閉塞部90が設けられた右側が機台の収容スペースの奥側となっている。そのため、樹脂閉塞部90を電池パック1の右側に設けると、電池パック1の左側に設けた場合に比べて、樹脂閉塞部90から出火したときに上記収容スペースの取り出し口までの距離を延長でき、取り出し口における炎を弱めることができる。
また、樹脂閉塞部90から炎が出ることを想定して、樹脂閉塞部90周辺の防火対策をしておくことで、出火の影響を小さく抑えることもできる。たとえば、樹脂閉塞部90周辺の機具を難燃性の材料で構成することで延焼を抑制することができる。
さらに、筐体10内の炎は上向きに延びると考えられ、特に筐体10の天板11cに炎が当たりやすいと考えられるため、天板11cに樹脂閉塞部90を設けておくことで、発火した際に素早く閉塞樹脂91を溶融させて、ガス流路を確保することができる。
なお、上記電池パック1においては、樹脂閉塞部90の閉塞樹脂91の融点は、コネクタ70の外装を構成する樹脂の融点より低くなっている。同様に、樹脂閉塞部90の閉塞樹脂91の融点は、信号端子87の外装を構成する樹脂の融点より低くなっている。この場合、発火時に、コネクタ70や信号端子87よりも先に樹脂閉塞部90の貫通孔10cにおいて筐体10が開放される。筐体10に複数の貫通孔10a、10b、10cが設けられている場合、樹脂閉塞部90の閉塞樹脂91を融点が最も低い材料で構成することで、樹脂閉塞部90の貫通孔10cを最も早く開放することができる。
以上では、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施形態では、樹脂閉塞部90の閉塞樹脂91が貫通孔10cを恒久的に閉塞する態様を示したが、貫通孔10cが貫通孔10cを非恒久的に閉塞する、すなわち、必要に応じて開閉する態様であってもよい。たとえば樹脂閉塞部90は、筐体10の内圧が所定の閾値を超えたときに貫通孔10cを開放する安全弁の構成とすることができる。安全弁の構成の一例として、樹脂閉塞部90は、プレート状の閉塞樹脂91で貫通孔10cを覆い、かつ、閉塞樹脂91の一部を貫通孔10cの縁に固定した構成とすることができる。この場合、筐体10の内圧が所定の閾値を超えると閉塞樹脂91が弾性変形して貫通孔10cが開放されて筐体10からガスが放出され、その後、内圧が所定の閾値以下になると閉塞樹脂91が元の形状に戻って貫通孔10cを再び閉塞する。
また、電池パック1は、図3に示すように、筐体10の内部において、電池モジュール20が配置される領域A1と、コネクタ70と中継端子80との接続箇所が配置される領域A2とを、それぞれ隔てて区画する区画部30をさらに備えていてもよい。図3において区画部30は鉄で構成された隔壁である。この場合、筐体10内の電池モジュール20近傍で発火する事態が生じたときに、区画部30によって領域A2のコネクタ70へ火が回る事態を回避することができる、または、遅延させることができる。このような区画部30を設けた場合には、閉塞樹脂91の融点がコネクタ70の外装の融点と同じ場合や閉塞樹脂91の融点がコネクタ70の融点より高い場合であっても、筐体10内部での発火時に、コネクタ70よりも先に樹脂閉塞部90の貫通孔10cにおいて筐体10を開放させることができる。
1…電池パック、10…筐体、10a、10b、10c…貫通孔、20…電池モジュール、21…電池セル、51…中継装置、70…コネクタ、90…樹脂閉塞部、91…閉塞樹脂、A1…電池モジュールが配置される領域、A2…コネクタと中継端子との接続箇所が配置される領域。

Claims (8)

  1. 電池セルの配列体を含んで構成された電池モジュールと、前記電池モジュールを収容する筐体とを備える電池パックであって、
    前記筐体を構成する複数の面部のうちの一つに設けられ、前記筐体の内部と外部とをつなぐ貫通孔と、該貫通孔を恒久的または非恒久的に閉塞する閉塞樹脂とを備える樹脂閉塞部と、
    前記複数の面部のうちの前記樹脂閉塞部が設けられた面部とは異なる面部に設けられ、前記電池パックの内部と外部との電気的な接続に用いられる接続部と
    を備え、
    前記閉塞樹脂の融点が、前記電池パックの使用上限温度より高く、かつ、前記電池セルの発火時温度より低く、
    前記樹脂閉塞部が設けられた面部と前記接続部が設けられた面部との間において突出する突出部を備え、該突出部により、前記樹脂閉塞部が設けられた面部と前記接続部が設けられた面部とが隔てられている、電池パック。
  2. 電池セルの配列体を含んで構成された電池モジュールと、前記電池モジュールを収容する筐体とを備える電池パックであって、
    前記筐体を構成する複数の面部のうちの一つに設けられ、前記筐体の内部と外部とをつなぐ貫通孔と、該貫通孔を恒久的または非恒久的に閉塞する閉塞樹脂とを備える樹脂閉塞部と、
    前記複数の面部のうちの前記樹脂閉塞部が設けられた面部とは異なる面部に設けられ、前記電池パックの内部と外部との電気的な接続に用いられ、かつ、前記電池モジュールの充電用のコネクタを含む接続部と
    前記筐体内に収容され、前記電池モジュールと前記コネクタとの間の接続を中継する中継端子と、
    前記筐体の内部において、前記電池モジュールが配置される領域と、前記コネクタと前記中継端子との接続箇所が配置される領域とを、それぞれ隔てて区画する区画部と
    を備え、
    前記閉塞樹脂の融点が、前記電池パックの使用上限温度より高く、かつ、前記電池セルの発火時温度より低い、電池パック。
  3. 電池セルの配列体を含んで構成された電池モジュールと、前記電池モジュールを収容する筐体とを備える電池パックであって、
    前記筐体を構成する複数の面部のうちの一つに設けられ、前記筐体の内部と外部とをつなぐ貫通孔と、該貫通孔を恒久的または非恒久的に閉塞する閉塞樹脂とを備える樹脂閉塞部と、
    前記複数の面部のうちの前記樹脂閉塞部が設けられた面部以外の面部にのみ設けられ、前記電池パックの内部と外部との電気的な接続に用いられる接続部と
    を備え、
    前記閉塞樹脂の融点が、前記電池パックの使用上限温度より高く、かつ、前記電池セルの発火時温度より低い、電池パック。
  4. 前記接続部は、前記電池モジュールの充電用のコネクタを含む、請求項1または3に記載の電池パック。
  5. 前記閉塞樹脂の融点が、前記接続部の融点より低い、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池パック。
  6. 前記樹脂閉塞部は、前記筐体の内圧が所定の閾値以下であるときには前記閉塞樹脂が前記貫通孔を閉塞し、前記筐体の内圧が前記閾値を超えたときには前記閉塞樹脂が変形して前記貫通孔が開放される、請求項のいずれか一項に記載の電池パック。
  7. 前記接続部は、信号線が接続される信号端子を含む、請求項のいずれか一項に記載の電池パック。
  8. 前記接続部は、外部機器に接続されたケーブルが取り付けられる出力端子を含む、請求項のいずれか一項に記載の電池パック。
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