JP3236779U - 充電装置収納具 - Google Patents
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Abstract
【課題】充電中の火災事故が起きにくい充電装置収納具を提供する。【課題を解決するための手段】充電装置収納具は、難燃性素材からなり、内部にバッテリ充電用の充電装置を装備可能な開閉蓋部付の箱形の収納ボックス1と、収納ボックス1に設けられて、外部電源が供給される電源コードに接続可能なコネクタ22と、収納ボックス1に設けられて、収納ボックス1の内部に設置される充電装置24の電源コード25を接続可能なコンセント27と、収納ボックス1の底面を除く各面に設けられて、温度が異常温度になるとスイッチが開いてコネクタ22とコンセント27の間の電源ラインを遮断する温度スイッチ部とを備える。【選択図】図8
Description
本考案は充電装置収納具に係り、とくに安全性を高めた充電装置収納具に関する。
近年、土木・建築工事現場等で用いられる電動ドリル等の電動工具は、従来の商用電源式から携帯性・作業性に優れたバッテリ式に置き換わって来ている。バッテリのほとんどはリチウムイオンバッテリタイプであり、充電器を用いて商用電源から繰り返し充電可能になっている。
けれども、リチウムイオンバッテリは、衝撃を受けたときに内部のセパレータと呼ばれる部材が電極に接触したりして、充電中に発熱による火災事故を起こす場合があった。
本考案は上記した問題に鑑みなされたもので、充電中の火災事故が起きにくい充電装置収納具を提供することを、その目的とする。
請求項1記載の考案は、
難燃性素材からなり、内部にバッテリ充電用の充電装置を装備可能な開閉蓋部付の箱形の収納ボックスと、
収納ボックスに設けられて、外部電源が供給される電源コードに接続可能な第1の電源接続部と、
収納ボックスに設けられて、収納ボックスの内部に設置される充電装置の電源コードを接続可能な第2の電源接続部と、
第1の電源接続部と第2の電源接続部を結ぶ電源ラインと、
収納ボックスに設けられて、温度が異常温度になるとスイッチが開いて第1の電源接続部と第2の電源接続部の間の電源ラインを遮断する温度スイッチ部と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の考案は、
収納ボックスの内部に充電装置が装備されていること、
を特徴としている。
請求項3記載の考案は、
温度スイッチ部は、収納ボックスの異なる箇所に複数個設けられており、
第1の電源接続部と第2の電源接続部の間の電源ラインに直列に設けられていること、
を特徴としている。
請求項4記載の考案は、
充電装置と第2の電源接続部は、収納ボックスの内部に開閉蓋部を開けて出し入れ自在な難燃性素材からなる下敷き板に装着されていること、
を特徴としている。
請求項5記載の考案は、
収納ボックスに、手提げを設けたこと、
を特徴としている。
難燃性素材からなり、内部にバッテリ充電用の充電装置を装備可能な開閉蓋部付の箱形の収納ボックスと、
収納ボックスに設けられて、外部電源が供給される電源コードに接続可能な第1の電源接続部と、
収納ボックスに設けられて、収納ボックスの内部に設置される充電装置の電源コードを接続可能な第2の電源接続部と、
第1の電源接続部と第2の電源接続部を結ぶ電源ラインと、
収納ボックスに設けられて、温度が異常温度になるとスイッチが開いて第1の電源接続部と第2の電源接続部の間の電源ラインを遮断する温度スイッチ部と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の考案は、
収納ボックスの内部に充電装置が装備されていること、
を特徴としている。
請求項3記載の考案は、
温度スイッチ部は、収納ボックスの異なる箇所に複数個設けられており、
第1の電源接続部と第2の電源接続部の間の電源ラインに直列に設けられていること、
を特徴としている。
請求項4記載の考案は、
充電装置と第2の電源接続部は、収納ボックスの内部に開閉蓋部を開けて出し入れ自在な難燃性素材からなる下敷き板に装着されていること、
を特徴としている。
請求項5記載の考案は、
収納ボックスに、手提げを設けたこと、
を特徴としている。
本考案によれば、バッテリ充電用の充電装置を難燃性素材からなる収納ボックス内に装備した状態で、外部電源の供給を受ける電源コードを第1の電源接続部、充電装置の電源コードを第2の電源接続部に接続し、充電装置にバッテリを装填して充電を開始し、収納ケースの開閉蓋部を閉めておけば、仮にバッテリの不具合で発熱しても、異常温度になったときに温度スイッチ部のスイッチが開いて充電装置への給電が遮断されるので、火災事故を起こす恐れがなくなる。
以下、本考案の最良の形態を実施例に基づき説明する。
図1乃至図9を参照して本考案の一実施例に係る充電装置収納具を説明する。図1は本考案の一実施例に係る充電装置収納具の外観斜視図、図2乃至図6は各々図1の正面図、右側面図、左側面図、平面図、背面図、図7は図1の充電装置収納具の内部に備えられた下敷き板と第2の電源接続部を示す外観斜視図、図8は図1の充電ケースの開閉蓋を開けた状態を示す一部省略した外観斜視図、図9は図1の充電装置収納具の電気的回路図である。
これらの図において、1は難燃性、強靭性、柔軟性を備えた素材からなり、内部にリチウムイオンバッテリ充電用の充電装置を装備可能な箱形で防爆性の収納ボックスであり、上方に開口した箱形の本体部2と、後端側が本体部2の開口3の背面側端縁に取着されて前端側が上下方向に回動自在に形成された開閉蓋部4と、開閉蓋部4と開口3の間の左右端縁と前端縁に沿って開閉自在に取着された難燃性のラインファスナー5からなる。
これらの図において、1は難燃性、強靭性、柔軟性を備えた素材からなり、内部にリチウムイオンバッテリ充電用の充電装置を装備可能な箱形で防爆性の収納ボックスであり、上方に開口した箱形の本体部2と、後端側が本体部2の開口3の背面側端縁に取着されて前端側が上下方向に回動自在に形成された開閉蓋部4と、開閉蓋部4と開口3の間の左右端縁と前端縁に沿って開閉自在に取着された難燃性のラインファスナー5からなる。
開閉蓋部4の外面には手で携帯可能とするための手提げ6が装着されている。本体部2の左右側面7、8の外面には一対の取り付け金具9、10が装着されている。開閉蓋部4の上から取り付け金具9、10の間に図示しないワイヤーを掛け通し、南京錠で施錠することにより、充電中などに第三者により後述する充電装置やリチウムイオンバッテリが盗難されるのを防止できる。
充電ケース1の本体部2の各面と、開閉蓋部4は各々、外装材と内装材を一体的に縫着した多層構造を有しており、かつ、内面側にアルミテープ40が貼り付けてある。
充電ケース1の本体部2の各面と、開閉蓋部4は各々、外装材と内装材を一体的に縫着した多層構造を有しており、かつ、内面側にアルミテープ40が貼り付けてある。
本体部2の左右側面7と8、正面11、背面12の各々の略中央には、温度スイッチ部13乃至16が内装材とアルミテープ40の間に固定して内蔵されており、開閉蓋部4にも温度スイッチ部17が内装材とアルミテープ40の間に固定して内蔵されている。各温度スイッチ部13乃至17は、或る所定の基準温度を超える異常温度になるとスイッチを開き、基準温度を下回り正常温度に戻るとスイッチを閉じる機能を有している。
本体部2の左側面7の下部には、外部電源( 例えば商用電源) の供給を受ける電源コード20の一端に設けられたコネクタ21と着脱自在に接続可能な第1の電源接続部としてのコネクタ22が設けられいる。
本体部2の左側面7の下部には、外部電源( 例えば商用電源) の供給を受ける電源コード20の一端に設けられたコネクタ21と着脱自在に接続可能な第1の電源接続部としてのコネクタ22が設けられいる。
充電ボックス1の内部には、難燃性素材からなり、可撓性を有する方形の下敷き23が出し入れ自在に嵌め込まれている。下敷き23はここでは方形板状のプラダン(プラスチックダンボール) 素材の表面全体にアルミテープ40を貼り付けてなる。下敷き23の上面側には、リチウムイオンバッテリ( 図の符号30参照) に充電を行うための充電装置24と、充電装置24の電源コード25のプラグ26を着脱自在に接続可能な第2の電源接続部としてのコンセント27が固着されている。
第1の電源接続部としてのコネクタ22、5つの温度スイッチ部13から17、第2の電源接続部としてのコンセント27は、電源ラインにより、図9の如く接続されている。すなわち、コネクタ22は一対のメスコンタクト22a、22bを備え、電源コード20のコネクタ21の一対のオスコンタト21a、21bと接続可能になっている。コネクタ22のメスコンタクト22aは、本体部2と開閉蓋部4の外装材と内装材の間に設けられた電源ライン28により、温度スイッチ部13から17が直列接続されたのち、コンセント27の一方のメスコンタクト27aと接続されている。メスコンタクト22bは電源ライン29により、コンセント27の他方のメスコンタクト27bと接続されている。
次に上記した充電装置収納具の使用方法を説明する。
商用電源や可搬形発電機などの外部電源に接続された電源コード20のコネクタ21を本体部2の左側面外側のコネクタ22に接続する。ラインファスナー5を開き、開閉蓋部4を開けて、下敷き23に設けられた充電装置24の電源コード25のプラグ26のオスコンタクト26a、26bをコンセント27のメスコンタクト27a、27bに接続する。
そして、充電対象のリチウムイオンバッテリ30を充電装置24に装填し、充電を開始させ、ラインファスナー5を閉めて開閉蓋部4を閉じる。
商用電源や可搬形発電機などの外部電源に接続された電源コード20のコネクタ21を本体部2の左側面外側のコネクタ22に接続する。ラインファスナー5を開き、開閉蓋部4を開けて、下敷き23に設けられた充電装置24の電源コード25のプラグ26のオスコンタクト26a、26bをコンセント27のメスコンタクト27a、27bに接続する。
そして、充電対象のリチウムイオンバッテリ30を充電装置24に装填し、充電を開始させ、ラインファスナー5を閉めて開閉蓋部4を閉じる。
リチウムイオンバッテリ30に異常がないとき、充電中のリチウムイオンバッテリ30の発熱温度は低く、各温度スイッチ部13乃至17のスイッチはいずれも閉状態を維持する。満充電になったら、開閉蓋部4を開け、充電済みのリチウムイオンバッテリ30を取り出せば良い。
若し、リチウムイオンバッテリ30が、衝撃等でセパレータの変形などの異常があり、充電中に異常発熱して本体部4内が温度上昇し、いずれかの温度スイッチ部13乃至17の場所で或る定められた基準温度を超えて異常温度になると、基準温度を超えた場所の温度スイッチ部のスイッチが開き、充電装装置24への給電を遮断する。
これにより、リチウムイオンバッテリ30の加熱による発火事故の発生を未然に防止することができる。
なお、すべての温度スイッチ部13乃至17の場所で、温度が或る定められた基準温度を下回り正常温度に戻り、すべてのスイッチが閉じると、電源の遮断が解除されて充電装置24への給電が再開される。
これにより、リチウムイオンバッテリ30の加熱による発火事故の発生を未然に防止することができる。
なお、すべての温度スイッチ部13乃至17の場所で、温度が或る定められた基準温度を下回り正常温度に戻り、すべてのスイッチが閉じると、電源の遮断が解除されて充電装置24への給電が再開される。
この実施例によれば、外部電源の供給を受ける電源コード20のコネクタ21を本体部2の外面のコネクタ21に接続し、本体部2内の充電装置24の電源コード25のプラグ26を本体部2内のコンセント27に接続し、充電装置24にリチウムイオンバッテリ30を装填して充電を開始し、収納ケース1の開閉蓋部4を閉めておけば、仮にリチウムイオンバッテリ30の不具合で発熱しても、異常温度になったときに温度スイッチ部13乃至17のいずれかのスイッチが開いて充電装置24への給電が遮断されるので、火災事故を起こす恐れがなくなる。
また、万が一、リチウムイオンバッテリ30が発火したり、爆発しても、収納ボックス1が難燃性と防爆性を有するので、燃えたり、破裂したりすることはない。
また、万が一、リチウムイオンバッテリ30が発火したり、爆発しても、収納ボックス1が難燃性と防爆性を有するので、燃えたり、破裂したりすることはない。
なお、コンセントまたは充電装置は下敷き板に装着せず、使用時に、収納ボックスに収納して設置するようにしても良い。
本考案は、リチウムイオンバッテリを初めとする各種の充電可能なバッテリを商用電源や非常用電源等の外部電源により充電する装置に適用可能である。
1 収納ボックス
2 本体部
4 開閉蓋部
13乃至17 温度スイッチ部
20、26 電源コード
21、22 コネクタ
23 下敷き
24 充電装置
27 コンセント
28 下敷き板
30 リチウムイオンバッテリ
2 本体部
4 開閉蓋部
13乃至17 温度スイッチ部
20、26 電源コード
21、22 コネクタ
23 下敷き
24 充電装置
27 コンセント
28 下敷き板
30 リチウムイオンバッテリ
Claims (5)
- 難燃性素材からなり、内部にバッテリ充電用の充電装置を装備可能な開閉蓋部付の箱形の収納ボックスと、
収納ボックスに設けられて、外部電源が供給される電源コードに接続可能な第1の電源接続部と、
収納ボックスに設けられて、収納ボックスの内部に設置される充電装置の電源コードを接続可能な第2の電源接続部と、
第1の電源接続部と第2の電源接続部を結ぶ電源ラインと、
収納ボックスに設けられて、温度が異常温度になるとスイッチが開いて第1の電源接続部と第2の電源接続部の間の電源ラインを遮断する温度スイッチ部と、
を備えたことを特徴とする充電装置収納具。 - 収納ボックスの内部に充電装置が装備されていること、
を特徴とする請求項1記載の充電装置収納具。 - 充電装置と第2の電源接続部は、収納ボックスの内部の底に設置された難燃性素材からなる下敷き板に装着されていること、
を特徴とする請求項2記載の充電装置収納具。 - 充電装置と第2の電源接続部は、収納ボックスの内部に開閉蓋部を開けて出し入れ自在な難燃性素材からなる下敷き板に装着されていること、
を特徴とする請求項1乃至3の内のいずれか一項記載の充電装置収納具。 - 収納ボックスに、手提げまたは肩掛けベルトを設けたこと、
を特徴とする請求項1乃至4の内のいずれか一項記載の充電装置収納具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000133U JP3236779U (ja) | 2022-01-19 | 2022-01-19 | 充電装置収納具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022000133U JP3236779U (ja) | 2022-01-19 | 2022-01-19 | 充電装置収納具 |
Publications (1)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2022000133U Active JP3236779U (ja) | 2022-01-19 | 2022-01-19 | 充電装置収納具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3236779U (ja) |
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2022
- 2022-01-19 JP JP2022000133U patent/JP3236779U/ja active Active
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