JP6264543B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は定着装置及び画像形成装置に関し、より詳細には、用紙などの被記録材に形成された、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤像を加熱し、被記録材にトナーによる画像を定着させる定着装置及び画像形成装置に関するものである。
トナーとキャリア液とを含む液体現像剤を用いたいわゆる湿式電子写真方式の画像形成装置では、トナー飛散などの不具合が生じることなく、電子写真方式で扱うことが困難とされる3μm以下の小粒径のトナーを使用することができる。その結果、高画質の画像が得られる。
このような湿式電子写真方式の画像形成装置では、一般に、定着ローラ対を備えた定着装置によって被記録材上に形成された液体現像剤像を加熱及び加圧して、液体現像剤像中のキャリア液を蒸発させると共にトナーを溶融させて被記録材上に定着させていた。
ところが、被記録材の両面(第1面,第2面)に画像を形成する場合、被記録材の第2面を定着装置で定着する際の、被記録材の第1面の液体現像剤像中のキャリア液量は、定着装置によって被記録材の第1面は既に定着されているので、被記録材の第2面の液体現像剤像中のキャリア液量よりも少ない。このため、定着ローラ対の設定温度を、被記録材の第2面の液体現像剤像を溶融定着するに十分な温度とすると、被記録材の第1面側で高温オフセットが生じるおそれがある。なお、高温オフセットとは、溶融したトナーの、凝集力あるいは被記録材との接着力よりも定着ローラ対との接着力が大きくなって、トナーの一部が定着ローラ対に付着する現象をいう。
一方、定着ローラ対の設定温度を、被記録材の第1面側で高温オフセットが発生しない温度とすると、被記録材の第2面の液体現像剤像が定着不良となるおそれがある。また、被記録材の第1面の定着において、液体現像剤像中のキャリア液が多く残るようにすると、定着処理後の被記録材の搬送経路において周辺部材にキャリア液が付着する問題がある。
特許文献1には、一対のローラと第1加熱装置とによる加圧及び加熱により被記録材上にトナー画像を定着させる定着装置において、一対のローラよりも被記録材の搬送方向上流側に第2加熱装置を設け、一対のローラと第1加熱装置とによる加圧及び加熱の前に、第2加熱装置によって被記録材を加熱して、衝撃や静電的な外力によるトナーの散りを防止する技術が提案されている。
また、特許文献2には、加熱部材と加圧部材とが圧接して形成されるニップ部で被記録材を挟持・搬送して定着を行う定着装置において、前記ニップ部よりも被記録材の搬送方向上流側に前処理手段を設け、例えば塗工紙の第1面を定着する際は、前処理手段を塗工紙に接近させて定着工程に塗工紙を導入する一方、塗工紙の第2面を定着する際は、前処理手段を後退させて定着工程に塗工紙を導入し、トナーブリスター等のトナー像の乱れを防止する技術が提案されている。
そしてまた、特許文献3には、湿式電子写真方式の両面印刷機において、被記録材の第1面を所定の加熱量で加熱する第1定着手段と、被記録材の第2面を第1面に加熱量よりも大きい加熱量で加熱する第2定着手段とを設け、被記録材のトナー転写不良を防止すると共に、高精度な両面印刷を行う技術が提案されている。
特開2007-93664号公報 特開2006-259479号公報 特開2009-163064号公報
本発明の目的は、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤によって被記録材の両面に画像を形成する場合に、高温オフセット及び定着不良を生じさせない定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明によれば、被記録材に形成された、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤像を加熱して、前記被記録材上に前記トナーによる画像を定着させる定着装置であって、前記被記録材に形成された液体現像剤像を非接触で加熱する非接触加熱装置と、前記非接触加熱装置よりも、前記被記録材の搬送方向の下流側に配置され、前記被記録材に形成された液体現像剤像を加熱加圧する加熱加圧装置とを備え、前記被記録材の第1面及び第1面の反対側面である第2面の順で、前記トナーによる画像を前記被記録材の両面に定着させる場合、非接触加熱装置通過後で加熱加圧装置通過前の前記被記録材の温度を、前記被記録材の第1面定着時よりも第2面定着時の方が高くなるようにするとともに、加熱加圧装置の、前記被記録材の第2面を定着する際の設定温度を、前記被記録材の第1面を定着する際の設定温度よりも低くすることを特徴とする定着装置が提供される。
ここで、非接触加熱装置通過後で加熱加圧装置通過前の前記被記録材の温度を、前記被記録材の第1面定着時よりも第2面定着時の方が高くなるようにするには、前記被記録材の第2面を定着する際の、非接触加熱装置の設定温度を、前記被記録材の第1面を定着する際の設定温度よりも高くするのが好ましい。
また、前記加熱加圧装置として、前記被記録材を挟持搬送するニップ部を形成する一対の回転部材と、前記一対の回転部材のそれぞれを加熱する加熱手段とを備える装置を用い、前記被記録材の第1面を定着する際、第2面と接触する側の回転部材の、前記被記録材の第2面を定着する際の設定温度を、前記被記録材の第1面を定着する際の設定温度よりも低くするのが好ましい。
そしてまた、本発明によれば、被記録材の第1面にトナーとキャリア液とを含む液体現像剤像を形成する、少なくとも1つの第1画像形成部と、前記少なくとも1つの第1画像形成部によって形成された前記被記録材上の前記液体現像剤像を加熱し、前記被記録材上に前記トナーによる画像を定着させる第1定着装置と、前記被記録材の第1面の反対側面である第2面にトナーとキャリア液とを含む液体現像剤像を形成する、少なくとも1つの第2画像形成部と、前記少なくとも1つの第2画像形成部によって形成された前記被記録材上の前記液体現像剤像を加熱し、前記被記録材上に前記トナーによる画像を定着させる第2定着装置とを備え、前記第1定着装置及び前記第2定着装置として前記のいずれかに記載の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の定着装置及び画像形成装置によれば、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤によって被記録材の両面に画像を形成する場合に、高温オフセット及び定着不良の発生が抑制される。
本発明の定着装置及び画像形成装置の一例を示す概説図である。 定着処理における液体現像剤像中のキャリア液量の推移を示す図である。 定着処理における液体現像剤像中のキャリア液量の推移を示す図である。 本発明の定着装置の実施形態例を示す概説図である。 定着装置Fにおける制御例を示すフローチャートである。 本発明の定着装置の他の実施形態例を示す概説図である。 本発明の画像形成装置の実施形態例を示す概説図である。
以下、本発明に係る定着装置及び画像形成装置を図に基づいてさらに詳しく説明するが本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本発明に係る定着装置及び画像形成装置の一例を示す概説図を示す。この図に示す画像形成装置は、画像形成部Iと定着装置Fとを備える。画像形成部Iは、回転自在の中間転写体21と、中間転写体21の外周に設けられた現像ユニット1と、バックアップ部材22とを備える。なお、この図では、装置構造をわかりやすくするために現像ユニット1(例えば、ブラック用現像ユニット)を1つしか設けていないが、通常、現像ユニット1の他に3つの現像ユニット(例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの各色用現像ユニット)が中間転写体21の回転方向に並んで設けられており、カラー画像形成可能とされている。現像ユニット1は、感光体11と、感光体の表面に形成された静電潜像を液体現像剤で現像する液体現像装置12とを備える。
このような構成の画像形成部Iでは、現像ユニット1において、感光体11表面に形成された静電潜像が液体現像装置12で液体現像剤によって可視像化される。感光体11表面に形成された液体現像剤像が中間転写体21に1次転写される。そして、中間転写体21に1次転写された液体現像剤像は、中間転写体21の回転によって中間転写体21とバックアップ部材22とのニップ部に搬送され、ここで被記録材Pに2次転写される。被記録材Pとしては、用紙、フィルム等、表面にトナー像の形成が可能であり、画像形成装置内において、搬送可能な部材であればどのような部材であってもよい。
なお、画像形成部Iにおける静電潜像の形成や感光体11表面のクリーニング等は、周知の電子写真方式の技術をここでも用いればよい。また、感光体11上に形成された液体現像剤像が、中間転写体21を介さずに直接被記録材Pに転写される構成であってもよい。この場合、画像形成部Iは、現像ユニット1とバックアップ部材22とを備えたものとなる。
液体現像剤に用いるキャリア液としては、絶縁性の溶媒が好ましく、例えば、イソパラフィン系のアイソパー(G、H、L、Mなど)(エクソンモビール)、IPソルベント(10、2028、2835など)(出光興産)や、パラフィン系のモレスコホワイト(P−40、P−70、P−120)(松村石油研究所)などが挙げられる。また、シリコンオイル、ミネラルオイルを用いることもできる。
また、トナーとしては、顔料や染料などの着色剤を結着樹脂に分散したものが用いられる。結着樹脂には、顔料や染料を樹脂中に均一に分散させる機能と、被記録材に定着される際のバインダーとしての機能がある。結着樹脂としては、例えば、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂等の熱可塑性樹脂が好適に用いられる。また、これらの結着樹脂を2以上混合して用いてもよい。トナーに用いる顔料及び染料は、市販のものを用いることができる。例えば、顔料としては、カーボンブラック、ベンガラ、酸化チタン、シリカ、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、スカイブルー、ベンジジンイエロー、レーキレッドD等が挙げられる。染料としては、ソルベントレッド27やアシッドブルー9等が挙げられる。
トナーの体積平均粒子径は、0.1μm以上、5μm以下の範囲が好ましい。トナーの体積平均粒子径が0.1μm未満であると現像性が大きく低下する。一方、体積平均粒子径が5μmを超えると画像の品質が低下する。
液体現像剤に対するトナーの質量割合は10%〜50%程度が好適である。トナーの質量割合が10%未満の場合、トナーの沈降が生じやすく、長期保管時の経時的な安定性に問題がある。また、必要な画像濃度を得るため、多量の現像剤を供給する必要があり、被記録材上に付着するキャリア液が増加し、定着時に除去しなければならないキャリア液量が増加し定着における必要エネルギーが増加する。一方、トナーの質量割合が50%を超える場合、液体現像剤の粘度が高くなりすぎ、製造及び取り扱いが困難になる。なお、後述の本実施例では、トナーの体積平均粒子径を2μmとし、液体現像剤に対するトナーの質量割合を30%とした。
定着装置Fは、非接触加熱装置3と、非接触加熱装置3よりも被記録材Pの搬送方向下流側に設けられた加熱加圧装置4とを備える。非接触加熱装置3は、液体現像剤像を非接触で加熱する加熱ヒータ31と、加熱ヒータ31の被記録材側以外の部分を覆う断熱カバー32と、被記録材Pの搬送路を挟んで加熱ヒータ31と対向する位置に配置された用紙搬送手段5とを備える。
加熱ヒータ31は、制御手段6によって所望温度に表面温度が制御される。加熱ヒータ31は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色トナーと非画像部との光吸収の差を考慮して、セラミックヒータ等の長波長のもの(所謂、遠赤外)を用いるのが好ましい。加熱ヒータ31の表面温度としては、通常、200〜700℃程度である。断熱カバー32の材料としては、断熱効果を高くする観点から、セラミックファイバー等の高断熱性、高耐熱性の材料を用いれるのが好ましい。
用紙搬送手段5は、駆動ローラ51と、従動ローラ52と、これらのローラ間に架け渡された無端状のサクションベルト53と、サクションベルト53内に配置された吸引ファン54とを備える。駆動ローラ51及び従動ローラ52としては、アルミニウムなどからなる金属ローラが好ましい。駆動ローラ51と従動ローラ52との位置関係は、被記録材Pの搬送方向に対して逆であってももちろん構わない。サクションベルト53は、シリコーンゴム等の耐熱性の高いゴム材からなり、複数の吸引孔が設けられている。また、揮発したキャリア液の飽和蒸気圧を下げて、キャリア液の揮発効率を向上させるために、揮発したキャリア液(蒸気)を加熱ヒータ31の周辺から外部に排出するエアフロー手段(不図示)を設けてもよい。
加熱加圧装置4は、定着ローラ41と加圧ローラ42とを備える。定着ローラ41と加圧ローラ42とは、不図示の軸受部材を介して筐体(不図示)に回転自在に支持され、バネなどの不図示の加圧機構によって、加圧ローラ42は定着ローラ41に圧接しニップ部が形成されている。加圧機構は、圧接と離間とを切り替え可能である。加圧ローラ42は、不図示の駆動機構により図1において時計回りに所定の周速度で回転駆動し、定着ローラ41はニップ部での加圧ローラ42との圧接摩擦力によって加圧ローラ42の回転に従動回転する。もちろん、定着ローラ41を回転駆動させて加圧ローラ42を従動回転させてもよい。
定着ローラ41及び加圧ローラ42は、加熱手段としてのハロゲンランプH1,H2を内蔵しており、制御手段6によってそれぞれ独立して温度制御される。定着ローラ41及び加圧ローラ42は、アルミ等熱伝導率の良好な中空の金属製芯金(厚み0.5〜5mm)の外周に、ニップ幅確保のための弾性層としてのシリコンゴム層(厚み0.5〜3mm)と、表面の離型性を高めるための離型層としてのPTFEやPFA等のフッ素系樹脂離型層(厚さ10〜50μm)とから構成される。
このような構成の定着装置Fにおいて、液体現像剤像が転写された被記録材Pは、まず非接触加熱装置3の加熱ヒータ31からの主として幅射により加熱される。これによって、液体現像剤像中のキャリア液は揮発するとともに被記録材Pに浸透する。また同時に、トナーは溶融する。非接触加熱装置3は被記録材Pの周辺が開放されており、また加熱ヒータ31を被記録材Pの搬送方向に長くして被記録材Pの加熱時間を長くできるので、加熱加圧装置4に比べてキャリア液の揮発及び被記録材Pへの浸透を促進させることができる。
次いで、被記録材Pは、加熱加圧装置4の定着ローラ41と加圧ローラ42とのニップ部で加熱及び加圧される。これにより、被記録材Pのトナーの溶融がさらに促進されて表面が平滑化される。またキャリア液の揮発及び被記録材Pへの浸透がさらに促進され、キャリア液の一部は定着ローラ41により除去される。以上の非接触加熱装置3及び加熱加圧装置4による加熱及び加圧によってトナー画像は被記録材Pに溶融定着する。
ここで、定着処理における液体現像剤像中のキャリア液量の推移を図2を用いて説明する。被記録材Pの第1面を定着する際の、非接触加熱装置通過前の液体現像剤像中のキャリア液量をlaとすると、非接触加熱装置3を被記録材Pが通過することによりキャリア液は揮発及び被記録材Pへ浸透し、非接触加熱装置通過後の液体現像剤像中のキャリア液量は、1aよりも少ない1bとなる。次いで、加熱加圧装置4を被記録材Pが通過することによりキャリア液はさらに揮発及び被記録材Pへ浸透し、加熱加圧装置通過後の液体現像剤像中のキャリア液量は、1bよりも少ない1cとなる。片面印刷の場合はこれで定着は完了となり、画像の定着品質は確保されるが、両面印刷の場合にはこの後に被記録材Pの第2面に画像形成及び定着がさらになされる。
被記録材Pの第2面を定着する際の、非接触加熱装置通過前、非接触加熱装置通過後、加熱加圧装置通過後の液体現像剤像中のキャリア液量はそれぞれ2a,2b,2cとなり、これらのキャリア液量はla,lb,lcに等しい。一方、被記録材Pが加熱加圧装置4を通過し、第2面に液体現像剤像が転写されるまでの少なくとも数秒の間に、第1面の液体現像剤像中のキャリア液は被記録材Pにさらに浸透するため、第2面を定着する際の、非接触加熱装置通過前の第1面の液体現像剤像中のキャリア液量は、1cよりも少ない1dとなる。そして、被記録材Pが非接触加熱装置3を通過することによって、キャリア液はさらに揮発及び被記録材Pへ浸透し、非接触加熱装置通過後の第1面の液体現像剤像中のキャリア液量は、1dよりも少ない1eとなる。次いで、被記録材Pが加熱加圧装置4を通過することによって、キャリア液は一層揮発及び被記録材Pへ浸透し、加熱加圧装置通過後の第1面の液体現像剤像中のキャリア液量は1eよりも少ない1fとなる。
被記録材Pの液体現像剤像中のキャリア液量をまとめると下記式のようになる。
la(=2a)>lb(=2b)>lc(=2c)>ld>le>lf
かかる式から、被記録材Pの第2面を定着する際の、非接触加熱装置通過後で加熱加圧装置通過前の第1面の液体現像剤像中のキャリア液量1eと、第2面のトナー中のキャリア液量2bとの関係は「2b≫1e」となる。
トナーの離型性はキャリア液量が多い方が良好となるから、被記録材Pの第2面を加熱加圧装置4で定着する際の高温オフセットの発生温度は、第2面よりも第1面の方が低くなる。すなわち、第1面の方が第2面よりも高温オフセットが発生しやすくなる。一方、第1面の高温オフセットを防止するために、加熱加圧装置4の設定温度を低くすると第2面の液体現像剤像の定着に不具合が生じる。
そこで、被記録材Pの第1面の定着条件を通常よりも軽度な条件(供給熱量が少ない条件)として、第1面の液体現像剤像中のキャリア液を通常よりも多く残留させ、第2面の液体現像剤像を定着する際の第1面の高温オフセットを抑制すると共に第2面の液体現像剤像の定着を確保する方策も考えられる。しかし、被記録材Pの第2面を定着する際の、第2面と第1面との液体現像剤像中のキャリア液量の関係は変わらないので、高温オフセットの防止と定着品質の確保とを同時に達成することはできない。図3を用いてその理由を説明する。
図3において、被記録材Pが非接触加熱装置を通過することによって、液体現像剤像中のキャリア液が揮発及び被記録材Pに浸透するので、非接触加熱装置通過前後におけるキャリア液量は1a及び1b’となる。ただし、通常の定着条件よりは軽度の条件であるため「la>lb’>1b」という関係となる。次いで、被記録材Pが加熱加圧装置4を通過し、第2面に液体現像剤像が転写されるまで間に、第1面のトナー像中のキャリア液は被記録材Pにさらに浸透するため、第2面を定着する際の、加熱加圧装置4の通過後及び非接触加熱装置通過前の第1面のトナー像中のキャリア液量1c’及び1d’は、「1b’>1c’>1d’」となる。したがって、被記録材Pの第1面を定着する際の、非接触加熱装置通過前の第1面のトナー中のキャリア液量1aと、被記録材Pの第2面を定着する際の、非接触加熱装置通過前の第1面のトナー中のキャリア液量1d’との関係は「1a≫1d’」となる。
ここで、非接触加熱装置通過前の液体現像剤像中のキャリア液量は、被記録材Pの第1面と第2面で等しいから「2a≫ld’」となり、被記録材Pの第1面と第2面の液体現像剤像中のキャリア液量には比較的大きな差が生じる。また、非接触加熱装置3を通過することによる液体現像剤像中のキャリア液の減少量は第2面と第1面とでほぼ等しいから「2b≫le’」となり、被記録材Pの第2面を定着する際の、加熱加圧装置通過前の第1面と第2面の液体現像剤像中のキャリア液量にも比較的大きな差が生じる。このため、被記録材Pの第2面を加熱加圧装置4で定着する際の高温オフセットの発生温度は、第2面よりも第1面の方が低くなり、第1面の方が第2面よりも高温オフセットが発生しやすくなる。したがって、被記録材Pの第1面の定着条件を通常よりも軽度な条件としても、被記録材Pの第1面と第2面における高温オフセットの発生温度差は小さくなるものの、依然として、高温オフセットの防止と定着品質の確保とを同時に達成することはできないことがわかる。
また、被記録材Pの第1面の定着条件を通常よりも極度に軽い条件として、第1面の液体現像剤像中のキャリア液を通常よりも極端に多く残留させた場合には、第1面の定着後における被記録材Pの搬送経路の他部材へのキャリア液の付着が問題となる。加えて、定着強度が極端に低くなると、搬送に伴う画像ノイズの危険性が高まる。
そこで、本発明では、被記録材Pの両面に画像を形成する場合、被記録材Pの第1面を定着する際の定着条件と、第2面を定着する際の定着条件とを異なる条件とし、高温オフセットの防止と定着品質の確保とを同時に達成するようにした。
具体的には、用紙などの被記録材Pは、水分揮発により収縮し、その後水分が戻ると回復するが元のサイズには戻らない表裏見当性を有するので、被記録材Pを両面印刷する場合、第1面を定着する際は、水分揮発し易い非接触加熱装置3よりも、用紙収縮に比較的有利な加熱加圧装置4を優先して用い、定着品質の確保を図る。一方、第2面を定着する際は、非接触加熱装置を優先して用い、第1面の高温オフセット防止を図るようにした。
(実施形態1)
図4に基づいて本発明の第1の実施形態について説明する。被記録材Pの第1面を定着する際は、非接触加熱装置通過後の被記録材温度がA1となるようにし、定着ローラ41及び加圧ローラ42の設定温度をB1とする。そして、第2面を定着する際は、定着ローラ41及び加圧ローラ42の温度をB1よりも低いB2とする。これにより、第2面を定着する際の第1面の高温オフセットが防止される。一方、第2面を定着する際の、非接触加熱装置通過後の被記録材温度がA1よりも高いA2となるようにし、加熱加圧装置4の設定温度を低くしたことによる第2面に対する供給熱量不足分を解消する。これにより、被記録材Pの第1面の高温オフセット防止と第2面の定着品質確保とが同時に図られる。なお、非接触加熱装置通過後の被記録材Pの温度は、非接触加熱装置3の設定温度、加熱時間、被記録材Pと非接触加熱装置3との距離などを調整することにより制御すればよい。
なお、片面印刷の場合は、被記録材Pの第1面を定着するときの定着条件そのままであってもよいし、被記録材Pの表裏見当性を考慮する必要がないので、非接触加熱装置3と加熱加圧装置4との供給熱エネルギーの比率を変更してもよい。例えば、非接触加熱装置3の設定温度を両面印刷の場合よりも高くし、加熱加圧装置4の設定温度を両面印刷の場合よりも下げる。
図5に、このような定着装置Fにおける制御例を示すフローチャートを示す。まず、印刷開始信号が入力されると(ステップS101)、印刷が開始される(ステップS102)。次いで、両面印刷かどうかが判断される(ステップS103)。片面印刷の場合は、非接触加熱装置通過後の被記録材温度がA1となるように、非接触加熱装置3の設定温度が制御されると共に、定着ローラ41及び加圧ローラ42の設定温度がB1とされる(ステップS108)。そして定着動作がなされる(ステップS109)。一方、両面印刷の場合は(ステップS103)、非接触加熱装置通過後の被記録材温度がA1となるように、非接触加熱装置3の設定温度が制御されると共に、定着ローラ41及び加圧ローラ42の設定温度がB1とされ(ステップS104)、被記録材Pの第1面の定着動作がなされる(ステップS105)。次いで、非接触加熱装置通過後の被記録材温度が、A1よりも高いA2となるように、非接触加熱装置3の設定温度が変更されると共に、定着ローラ41及び加圧ローラ42の設定温度がB1よりも低いB2に変更される(ステップS106)。そして、被記録材Pの第2面の定着動作がなされ(ステップS107)、制御が終了する。
(実施例1)
被記録材Pの第1面を定着するときの、非接触加熱装置3の設定温度を300℃として、非接触加熱装置通過後の被記録材温度が70℃となるようにし、加熱加圧装置4の定着ローラ41及び加圧ローラ42の設定温度は150℃とした。次いで、被記録材Pの第2面を定着するときの、非接触加熱装置3の設定温度を400℃として、非接触加熱装置通過後の被記録材温度が90℃となるようにし、加熱加圧装置4の定着ローラ41及び加圧ローラ42の設定温度は110℃とした。そして、第1面及び第2面の定着品質及び高温オフセットの有無を目視により評価した。評価結果を表1に示す。
(比較例1)
被記録材Pの第2面を定着するときの、非接触加熱装置3の設定温度を300℃として、非接触加熱装置通過後の被記録材温度が70℃となるようにし、加熱加圧装置4の定着ローラ41及び加圧ローラ42の設定温度を150℃とした以外は実施例1と同様にして被記録材Pの両面を定着し、定着品質及び高温オフセットの有無を目視により評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
(比較例2)
被記録材Pの第2面を定着するときの、非接触加熱装置3の設定温度を300℃として、非接触加熱装置通過後の被記録材温度が70℃となるようにした以外は実施例1と同様にして被記録材Pの両面を定着し、定着品質及び高温オフセットの有無を目視により評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
表1から理解されるように、非接触加熱装置通過後の被記録材温度が、第1面を定着するときよりも第2面を定着するときの方が高く、加熱加圧装置4の設定温度が第1面を定着するときよりも第2面を定着するときの方が低い実施例1では、高温オフセットは発生せず、定着品質も良好であった。
これに対し、被記録材Pの第1面と第2面の定着条件を同じとした比較例1では、第2面を定着する際に、第1面に高温オフセットが発生した。また、非接触加熱装置通過後の被記録材温度を、第1面を定着するときと第2面を定着するときとで同じとした比較例2では、第2面に対する供給熱量不足で定着品質が悪かった。
(実施形態2)
図6に基づいて本発明の第2の実施形態について説明する。この実施形態では、非接触加熱装置3の設定温度を、第1面を定着するときよりも第2面を定着するときの方を高くして、定着品質を確保する点は実施形態1と同様であるが、第2面を定着する際の、加熱加圧装置4の設定温度を加圧ローラ42だけ下げて、第1面の高温オフセットを防止する点で実施形態1と異なる。第2面を定着する際の加熱加圧装置4の温度変更を加圧ローラ42のみとすることで、非接触加熱装置3の設定温度を実施形態1の場合よりも低く抑えることが可能となる。
すなわち、被記録材Pの第1面を定着する際は、非接触加熱装置3の設定温度をA1、定着ローラ41の設定温度をB1、加圧ローラ42の設定温度をC1とする。そして、第2面を定着する際の、非接触加熱装置3の設定温度をA1よりも高いA2とし、定着ローラ41の設定温度を第1面を定着する際と同じB1とし、加圧ローラ42の設定温度をC1よりも低いC2とする。これにより、被記録材Pの第1面の高温オフセット防止と第2面の定着品質確保とが同時に図られる。
(実施例2)
被記録材Pの第1面を定着するときの、非接触加熱装置3の設定温度を300℃とし、加熱加圧装置4の定着ローラ41及び加圧ローラ42の設定温度を150℃とした。次いで、被記録材Pの第2面を定着するときの、非接触加熱装置3の設定温度を350℃とし、加熱加圧装置4の定着ローラ41の設定温度は150℃とし、加圧ローラ42の設定温度を110℃とした。そして、第1面及び第2面の定着品質及び高温オフセットの有無を目視により評価した。評価結果を表1に示す。
(比較例3)
被記録材Pの第2面を定着するときの、非接触加熱装置3の設定温度を300℃とし、加熱加圧装置4の加圧ローラ42の設定温度を150℃とした以外は実施例2と同様にして被記録材Pの両面を定着し、定着品質及び高温オフセットの有無を目視により評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
(比較例4)
被記録材Pの第2面を定着するときの、非接触加熱装置3の設定温度を300℃とした以外は実施例2と同様にして被記録材Pの両面を定着し、定着品質及び高温オフセットの有無を目視により評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
表2から理解されるように、非接触加熱装置通過後の被記録材温度が、第1面を定着するときよりも第2面を定着するときの方が高く、加熱加圧装置4の加圧ローラ41の設定温度が第1面を定着するときよりも第2面を定着するときの方が低い実施例2では、高温オフセットは発生せず、定着品質も良好であった。
これに対し、被記録材の第1面と第2面の定着条件を同じとした比較例3では、第2面を定着する際に、第1面に高温オフセットが発生した。また、非接触加熱装置3の設定温度を第1面を定着するときと第2面を定着するときとで同じとした比較例2では、第2面に対する供給熱量不足で定着品質が十分ではなかった。
図7に、以上説明した定着装置Fを備えた本発明の画像形成装置の一例を示す概説図を示す。この図の画像形成装置は、第1画像形成部I1と、第1定着装置F1と、被記録材反転部9と、第2画像形成部I2と、第2定着部F2とを備える。第1画像形成部I1及び第2画像形成部I2は、図1に示した画像形成部Iと同様の構成を有し、第1定着装置F1及び第2定着装置F2も、図1に示した定着装置Fと同様に構成を有するので、ここではそれらの構成についての説明を略する。なお、被記録材反転部9としてはスイッチバック部など従来公知の機構を用いることができる。
第1画像形成部I1において現像ユニット1によって感光体11上に形成された第1液体現像剤像は、中間転写体21を介して被記録材Pの第1面に転写された後、非接触加熱装置3及び加熱加圧装置4によって加熱・加圧されて被記録材Pの第1面にトナー像が溶融定着される。次いで、被記録材反転部9によって被記録材Pの第1面と第2面とが反転され第2面が表面(図7において上面)となる。そして、第2画像形成部I2において現像ユニット1によって感光体11上に形成された第2液体現像剤像が、中間転写体21を介して被記録材Pの第2面に転写される。その後、非接触加熱装置3及び加熱加圧装置4によって加熱・加圧されて被記録材Pの第2面にトナー像が溶融定着される。
このような複数の画像形成部I1,I2をシリアルに連結した所謂デュアルエンジンの画像形成装置によれば、両面印刷の生産性が格段に高くなる。
本発明の定着装置及び画像形成装置によれば、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤によって被記録材の両面に画像を形成する場合の、高温オフセット及び定着不良の発生が抑制され有用である。
3 非接触加熱装置
4 加熱加圧装置
F 定着装置
F1 第1定着装置
F2 第2定着装置
H1,H2 ハロゲンランプ(加熱手段)
I 画像形成部
I1 第1画像形成部
I2 第2画像形成部
P 被記録材
41 定着ローラ(一対の回転部材)
42 加圧ローラ(一対の回転部材)

Claims (4)

  1. 被記録材に形成された、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤像を加熱して、前記被記録材上に前記トナーによる画像を定着させる定着装置であって、
    前記被記録材に形成された液体現像剤像を非接触で加熱する非接触加熱装置と、
    前記非接触加熱装置よりも、前記被記録材の搬送方向の下流側に配置され、前記被記録材に形成された液体現像剤像を加熱加圧する加熱加圧装置とを備え、
    前記被記録材の第1面及び第1面の反対側面である第2面の順で、前記トナーによる画像を前記被記録材の両面に定着させる場合、
    非接触加熱装置通過後で加熱加圧装置通過前の前記被記録材の温度を、前記被記録材の第1面定着時よりも第2面定着時の方が高くなるようにするとともに、
    加熱加圧装置の、前記被記録材の第2面を定着する際の設定温度を、前記被記録材の第1面を定着する際の設定温度よりも低くすることを特徴とする定着装置。
  2. 前記被記録材の第2面を定着する際の、非接触加熱装置の設定温度を、前記被記録材の第1面を定着する際の設定温度よりも高くする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記加熱加圧装置が、前記被記録材を挟持搬送するニップ部を形成する一対の回転部材と、前記一対の回転部材のそれぞれを加熱する加熱手段とを備え、
    前記被記録材の第1面を定着する際、第2面と接触する側の回転部材の、前記被記録材の第2面を定着する際の設定温度を、前記被記録材の第1面を定着する際の設定温度よりも低くする請求項1又は2記載の定着装置。
  4. 被記録材の第1面にトナーとキャリア液とを含む液体現像剤像を形成する、少なくとも1つの第1画像形成部と、前記少なくとも1つの第1画像形成部によって形成された前記被記録材上の前記液体現像剤像を加熱し、前記被記録材上に前記トナーによる画像を定着させる第1定着装置と、前記被記録材の第1面の反対側面である第2面にトナーとキャリア液とを含む液体現像剤像を形成する、少なくとも1つの第2画像形成部と、前記少なくとも1つの第2画像形成部によって形成された前記被記録材上の前記液体現像剤像を加熱し、前記被記録材上に前記トナーによる画像を定着させる第2定着装置とを備え、
    前記第1定着装置及び前記第2定着装置として請求項1〜3のいずれかに記載の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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