JP2003098864A - 画像定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像定着装置及び画像形成装置

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JP2003098864A
JP2003098864A JP2001290394A JP2001290394A JP2003098864A JP 2003098864 A JP2003098864 A JP 2003098864A JP 2001290394 A JP2001290394 A JP 2001290394A JP 2001290394 A JP2001290394 A JP 2001290394A JP 2003098864 A JP2003098864 A JP 2003098864A
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Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
Hidemune Otake
英宗 大嶽
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱することで未定着のトナー像から溶媒を
分離する構成において、未定着画像が機械的なストレス
を受けて異常画像となることを防止することができる画
像定着装置。 【解決手段】 一部もしくは全てが不揮発性である溶媒
中にトナーを分散させてなる液体現像剤を用いて形成さ
れた記録媒体P上の未定着画像を加熱定着する画像定着
装置300であって、上記記録媒体上の未定着画像に対
して非接触で該未定着画像の加熱を行う非接触加熱手段
310と、該非接触加熱手段の加熱により析出せしめら
れた被析出溶媒を該画像表面から除去する溶媒除去手段
330とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いる画像定着装
置及びこの画像定着装置を有する画像形成装置に係り、
詳しくは、溶媒に着色微粒子を分散させた液体現像剤で
記録媒体上に形成した画像を加熱定着する画像定着装置
及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、現像剤には固体現像剤と液体現像
剤があり、現像剤で記録媒体上に形成した未定着画像を
定着するための画像定着装置も現像剤の種類によって種
々提案されていた。固体現像剤によって記録媒体上に形
成した未定着画像を定着する方法としては、多量の熱を
与えかつ大きい圧力を加えることで、画像を定着させる
と同時にカラー画像の発色性を高めるものが知られてい
る。これに対して、液体現像剤によって形成した未定着
画像を定着する場合は、一般的に画像定着時に大きな圧
力を加えることなく、加熱を主体として発色性を向上さ
せつつ画像の定着を図ることができることが知られてい
る。
【0003】上記液体現像剤は、溶媒中にトナーを分散
させたものであるが、これにも溶媒が揮発性のもの(以
下、揮発性溶媒という)と、不揮発性のも(以下、不揮
発性溶媒という)とがある。このうち、不揮発性溶媒を
用いた液体現像剤は、定着時の加熱で溶媒が揮発しない
ため、不揮発性溶媒を用いた液体現像剤に比して環境に
配慮したものということができる。このため、近年揮発
性溶媒に代わって不揮発性溶媒の開発、及びその適用が
図られている。
【0004】不揮発性溶媒を用いた液体現像剤は、画像
定着時に溶媒が揮発しないことから、定着時の溶媒の存
在が定着性に大きく影響する。即ち、トナー像を加熱定
着する方法において、記録媒体上に現像したトナー画像
を形成するトナーが、加熱によって軟化あるいは溶融状
態となり、トナーと記録媒体との間に不揮発性溶媒が入
り込んでトナーと記録媒体との結合を妨げる場合があ
る。このため、画像定着時には、記録媒体上に残存する
不揮発性溶媒を記録媒体中に吸収させるか、或いは記録
媒体の画像面側から溶媒を除去するかのどちらかを行う
必要がある。
【0005】また、トナー像中の溶媒残存率が高ければ
高いほど、トナー像中の熱容量が大きくなるため、加熱
定着にかかる時間も長くなってしまう。
【0006】先に本出願人は特開2001−92290
号において、液体現像剤の溶媒を定着時に除去できるよ
うにした画像定着装置を提案した。この画像定着装置
は、記録媒体上の未定着トナー像に電界を印加すること
でトナー像内のトナー固形分を記録媒体表面に電気的に
付勢し、これによりトナー像の表面に非加熱で溶媒を分
離し、回収する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開2001
−92290号で提案されている画像定着装置において
は、電圧を印加するための部材として導電性の電界ロー
ラを用い、この電界ローラ表面にキャリアを付着させて
除去する構成であった。このため、電界を印加してトナ
ー像上にあるキャリアを除去する際に、トナー層上に残
留するキャリアと電界ローラに付着するキャリアとがそ
れぞれ約50%づつに分かれ、液回収の効率が充分なも
のではなかった。また、トナー像を加熱することにより
キャリア液の粘性が低下することから、比較的表面が粗
くキャリア液が浸透しやすい記録紙(一般的なコピー用
紙)などでは、キャリア液が記録紙中に浸透し易くな
り、少量のキャリア液が存在してもある程度の定着性が
得られる。ところが、トナー像内には依然として少量の
キャリア液が残存しているために、完全な定着性は得ら
れていなかった。そして、表面が平滑でキャリア液が浸
透しにくい記録紙、例えばOHPなどの(PET)フィルムや
表面加工されたコート紙、アート紙等では、キャリア液
が記録紙内に容易に浸透せずに、かなりの量がトナー像
内部に残存する。このため、定着性は非常に不十分なも
のであった。
【0008】そして、本発明者は上記特開2001−9
2290号で提案したような非加熱で溶媒を分離する方
法以外に、加熱することで未定着のトナー像から溶媒を
分離できることを見出した。そして、本出願人は先に、
特願2001−286531号で、「一部もしくは全て
が不揮発性である溶媒中にトナーを分散させてなる液体
現像剤を用いて形成された記録媒体上の未定着画像を加
熱定着する画像定着装置であって、上記記録媒体上の未
定着画像を形成する液体現像剤中の溶媒を加熱により該
画像の表面に析出させる溶媒析出手段と、該溶媒析出手
段により析出せしめられた被析出溶媒を該画像表面から
除去する溶媒除去手段とを有することを特徴とする画像
定着装置。」を提案した。
【0009】ところが、未定着画像を担持する記録媒体
を加熱する際に、上記溶剤析出手段の加熱部材として例
えば加熱ローラを用い未定着画像に接触させて加熱する
と、未定着画像が加熱ローラと接触して機械的ストレス
を受け、これによって異常画像が発生するおそれがある
ことが判明した。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、加熱することで未定
着のトナー像から溶媒を分離する構成において、未定着
画像が機械的なストレスを受けて異常画像となることを
防止することができる画像定着装置及び画像形成装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、一部もしくは全てが不揮発性で
ある溶媒中にトナーを分散させてなる液体現像剤を用い
て形成された記録媒体上の未定着画像を加熱定着する画
像定着装置であって、上記記録媒体上の未定着画像に対
して非接触で該未定着画像の加熱を行う非接触加熱手段
と、該非接触加熱手段の加熱により析出せしめられた被
析出溶媒を該画像表面から除去する溶媒除去手段とを設
けたことを特徴とするものである。請求項2の発明は、
請求項1の画像定着装置において、上記非接触加熱手段
と、上記溶媒除去手段とを、上記記録媒体の両面それぞ
れに対向させて設けたことを特徴とするものである。請
求項3の発明は、請求項1又は2の画像定着装置におい
て、上記溶媒除去手段による溶媒除去後の未定着画像を
上記記録媒体上に加熱定着する加熱定着手段を設けたこ
とを特徴とするものである。請求項4の発明は、請求項
1,2又は3の画像定着装置において、上記溶媒除去手
段として上記記録媒体の画像担持面から上記被析出溶媒
を転移させて除去する溶媒除去部材を設け、該溶媒除去
部材に転移した該被析出溶媒を、該除去部材から除去し
回収する溶媒回収手段を設けたことを特徴とするもので
ある。請求項5の発明は、請求項4の画像定着装置にお
いて、上記除去部材に対して重力方向下側から作用して
上記被析出溶媒を回収するように上記溶媒回収手段を設
けたことを特徴とするものである。請求項6の発明は、
記録媒体上に、液体現像剤を用いて未定着画像を形成す
る画像形成手段と、該未定着画像を該記録媒体上に加熱
定着する画像定着手段とを有し、該液体現像剤として、
一部もしくは全てが不揮発性である溶媒中にトナーを分
散させてなる液体現像剤を用いた画像形成装置におい
て、上記画像定着手段として、請求項1,2,3,4又
は5の画像定着装置を用いたことを特徴とするものであ
る。なお、上記非接触加熱手段は、赤外線ヒータを用い
て構成することができる。また、上記非接触加熱手段及
び上記除去部材をそれぞれ複数設けてもよい。更に、こ
れらを上記記録媒体の両面それぞに対向させて設けても
よい。また、上記除去部材は、ローラ形状のものや無端
ベルト上のものを利用できる。ウェブの一端を巻回した
状態で供給軸により支持し、その他端を巻取り軸により
巻き取ることで該ウェブを表面移動させ、これら軸間の
ウェブ部分を上記溶媒析出手段により析出せしめられた
被析出溶媒に当接させるように構成することもできる。
これらの除去部材の材質としては、不織布等のような多
孔質材料、又はシリコンゴムなどのような溶媒に対して
吸収・膨潤性のある弾性体材料を用いることができる。
また、上記溶剤回収手段及び溶剤除去部材を複数設けて
もよい。
【0012】本発明においては、非接触加熱手段によっ
て、記録媒体上の未定着画像を非接触で加熱し液体現像
剤中の溶媒をトナー像の上層に分離析出させる。図7
(a)は、記録媒体としての転写紙Pの上面に未定着の
画像を担持させたときの断面図、(b)は、(a)の転
写紙Pを下部から加熱したときの未定着画像を構成する
液体現像剤の状態を示した断面図である。図7(b)に
示すように、転写紙Pを加熱すると、液体現像剤がトナ
ーと溶媒としてのキャリアとに分離し、キャリア液はト
ナー固形分のトナー層の上層に浮き上がると共に、一部
は転写紙に浸透する。これは、転写紙上の未定着トナー
像を加熱した際に、加熱によりトナー内の樹脂が溶解し
てフイルム状になり、トナー層内のキャリア液が分離析
出するために生じる現象と考えられる。この現象は、記
録媒体が溶媒を浸透させにくい材質の場合において顕著
である。析出せしめられた被析出溶媒を溶媒除去手段で
画像表面から除去し、画像中で加熱定着に支障を来たす
要因となっている不揮発性溶媒を効率よく除去する。そ
して、この発明では、上記分離析出のための加熱を、非
接触加熱手段で行うので、加熱ローラを用い未定着画像
に接触させて加熱するのに比べ、未定着画像が受ける機
械的ストレスを軽減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を液体現像剤を用い
て画像形成を行う画像形成装置としての電子写真複写機
に適用した実施形態について説明する。
【0014】図1は、本実施形態に係る複写機の主要部
の概略構成図である。この複写機は、1対の画像形成ユ
ニット100X,100Zと、中間転写ユニット200
X,200Zと、画像定着装置300、その他図示しな
い読み取り部、給紙部及び制御部等から構成されてい
る。上記画像形成ユニット100X,100Zは、感光
体ドラム10X,10Z、一様帯電器20X,20Z、
及びレーザ光LBを照射するレーザ書込装置30X,3
0Z、現像手段としての湿式現像ユニット40X,40
Z、そして、図示を省略した除電装置、感光体クリーニ
ング装置60X,60Z等が配設されている。これら1
対の画像形成ユニット100X,100Zによって、転
写紙Pの両面に同時にトナー像が形成された後、画像定
着装置300によって両面同時に画像の定着が行われる
ようになっている。
【0015】現像剤は特開平3−198084、特開平
3−200264、特開平3−225356、特開平3
−291671、などで開示されている実施例の中でボ
ールミルや3本ロールなどで混合分散するキャリア溶媒
(以下、キャリアという)を本発明にかかる溶媒とし、
このキャリア中に着色微粒子としてのトナーを分散させ
ることによって構成された液体現像剤である。このキャ
リアは、一部もしくは全てが不揮発性である。また、本
実施形態にかかる液体現像剤は、トナー固形分15〜2
0%程度で100〜1000mPa・sの高粘度の液体現像
剤(以下、現像剤という)に調整されたものを使用し
た。
【0016】中間転写ユニット200X,200Zは、
それぞれ感光体ドラム10X,10Zに対向して設けら
れた中間転写ローラ201X,201Zと、各中間転写
ローラ201X,201Zに対して転写紙搬送経路を介
して対抗するよう設けられた2次転写バイアスローラ2
02X,202Z及び2次転写バイアスローラに接続さ
れた図示を省略した2次転写電源等を有している。中間
転写ローラ201X,201Zは金属のローラ表面に中
抵抗のゴム層を設けており、所定のバイアスを印加でき
るようになっている。これによって、感光体ドラムと中
間転写ローラ201X,201Zとの間に一次転写電界
が形成される。2つの中間転写ローラ201X,201
Zはそれぞれ2次転写バイアスローラ202X,202
Zとの間で2次転写電界が形成される。また、上記画像
定着装置300は、本実施形態の特徴部なので後に詳述
する。
【0017】本実施形態のプリンタを用いた画像形成プ
ロセスについて説明する。なお、画像形成プロセスは、
転写紙の表裏両面で同様なので、ここでは上面への画像
形成プロセスについて説明する。図1に示すように、感
光体ドラム10Xを矢印方向に回転駆動しながら一様帯
電器20Xで一様帯電した後、レーザ書込装置30Xか
らのレーザ光LBを照射して感光体ドラム10X上に静
電潜像を形成する。一方、図示を省略した現像剤供給部
から現像手段40Xの図示を省略した現像ローラ上に液
体現像剤が均一、たとえば、0.5〜20μm程度の厚
さに塗布される。そして、上記感光体ドラム10Xに現
像ローラを接触させ、感光体ドラム10Xの表面に形成
された静電潜像に液体現像剤中のトナーを電界の力で移
行させて現像し、顕像を形成する。
【0018】ついで、該顕像が形成された感光体ドラム
10Xを回転し、感光体ドラム10Xと中間転写ローラ
201Xとが当接する1次転写部に移動させる。この位
置で感光体ドラムと中間転写ローラ201Xとの間の一
次転写電界によって感光体ドラム10Xのトナー像を中
間転写ローラ201X側に一次転写する。更に、中間転
写ローラ201X上の一次転写トナー像を、中間転写ロ
ーラ201Xと2次転写バイアスローラ202Xとの間
の2次転写電界によって、二次転写ニップに正しくタイ
ミングを合わせて搬送されてくる転写紙Pに二次転写す
る。
【0019】この後、画像(未定着画像)が転写された
転写紙Pは、画像定着手段としての画像定着装置300
で後に詳述する定着が行われ、装置本体から排出され
る。一方、2次転写後の感光体ドラム10Xは、残留電
荷が除電され、その表面がクリーニング装置60Xよっ
てクリーニングされ、未転写現像剤が回収除去され、次
の作像に備える。
【0020】上記の画像形成プロセスが、転写紙搬送経
路の上部と下部の両領域で行われる。即ち、感光体ドラ
ム10X,10Z上には各々顕像が形成され、感光体ド
ラム10X,10Zを更に回転させて顕像が中間転写ロ
ーラ201X,201Zと対向する一次転写ニップに搬
送され、この位置で中間転写ローラ201X,201Z
に一次転写される。更に、中間転写ローラ201X,2
01Z上に担持された顕像は、両ローラの間の二次転写
ニップに正しくタイミングを合わせて搬送され、さらに
タイミングを合わせて搬送されてくる転写紙Pに二次転
写される。これによって、転写紙Pの両面に画像を形成
することができるようになっている。
【0021】次に、転写紙の両面に二次転写された未定
着のトナー像を定着するための本実施形態の特徴部であ
る画像定着装置300について以下に実施例1,2,乃
びその変形例として説明する。〔実施例1〕図2は、実
施例1にかかる画像定着装置の概略構成図である。画像
定着装置300、非接触加熱手段である雰囲気加熱ヒー
タ対311X,311Zを有するプレ加熱部310と、
キャリア除去ローラ対337X,337Zを有するキャ
リア除去部330と、定着ローラ対360X,360Z
を有する加熱定着部350とから構成され、前記各々の
ローラ対の間を転写紙Pが図中矢印方向に搬送される。
【0022】上記雰囲気加熱ヒータ対311X,311
Zはそれぞれ熱反射板と赤外線ヒータとからなり、これ
らが上面側及び下面側で転写紙Pに接触しないように配
設されている。そして、図示しない電源装置からの電気
供給により転写紙の紙面位置で100〜120°Cの温
度になるのように発熱制御されている。上記キャリア除
去ローラ対337X,337Zは、転写紙Pの上面、下
面それぞれに接触するように配置されている。ローラの
少なくとも表面はミクロのセルを持ち多孔性の耐熱性の
特性を持つ多孔質弾性体で構成されている。この多孔質
弾性体としては例えば、穴径が0.1μm〜1.0μm程
度、厚みが50μm〜300μm程度のPTFE、セルローズ
アセテート、ポリカーボネートなどの材料、もしくは、
ウレタン、ヒドリン、ポリイミドなどの弾性体などが用
いられる。この材料が有するミクロのセルが吸収したキ
ャリア液を保持する機能を有する。また、これらの材料
は、キャリア液に対して吸収、膨潤性のある親油性の材
料であることが好ましい。そして、キャリア除去ローラ
対337X,337Zにはそれぞれ溶媒回収手段として
のクリーニングユニット343X,343Zが設けられ
ている。なお、上記雰囲気加熱ヒータ対311X,31
1Zから上記キャリア除去ローラ対337X,337Z
までの転写紙Pは図示しない搬送手段により搬送され
る。例えば、転写紙の端部をグリップしてガイド板を搬
送する方式や駆動する数本のワイヤー上に転写紙を乗せ
て搬送する方式の搬送手段を用いることができる。いず
れの方式を採用する場合にも、搬送手段構成部材が未定
着のトナー像へまったく接触しないようにすることが望
ましい。
【0023】次に、本実施例1における動作について説
明する。プレ加熱部310に搬送された転写紙Pはまず
雰囲気加熱ヒータ対311X,311Z間に進入し加熱
される。雰囲気加熱ヒータ対311X,311Zに進入
した転写紙Pは両面から加熱され、両面に形成されたト
ナー像内の樹脂がフィルム化することにより、トナー像
内に含まれるキャリア液が析出し、一部は転写紙P内に
浸透し、残りはトナー像の上面に浮き上がる。この状態
を図示したのが図7であるが、転写紙P内に浸透するキ
ャリア液量は転写紙Pの種類により異なり、一般的なコ
ピー用紙に比較して表面が塗工処理されたコート紙など
は、浸透量はわずかであり、大半がトナー像の上面に析
出する。このトナー像上面に浮き上がったキャリア液
は、転写紙Pが次段のキャリア除去ローラ対337X,
337Z間を通過する間にローラ表面に形成された吸収
材料によって吸収される。キャリア除去ローラは、一方
が他方の押圧手段的な役割を持っており、転写紙が両除
去ローラ対337X,337Zに押圧され、キャリア液
の吸収が行われ易くなっている。キャリア除去ローラ対
337X,337Zによって吸収されたキャリア液は、
キャリア除去ローラ対337X,337Zの各々に付設
されたクリーニングユニット343X,343Zによっ
て回収されることにより、キャリア除去ローラ対337
X,337Zのキャリア液吸収能力が維持される。ま
た、クリーニングユニット343X,343Zによって
回収されたキャリア液はほぼクリアな状態であるため、
再利用が可能である。その後、転写紙Pは定着ローラ対
360X,360Z間を通過して、転写紙P上のトナー
像は表裏とも完全に定着される。
【0024】キャリア除去部330を有さない定着装置
においては、高速印刷に追従させるために、180℃〜
200℃以上の加熱温度を必要としていた。しかし、本
実施例のようにキャリア除去部330を設けた構成によ
れば、定着ローラ対360X,360Zの温度が120
℃程度でも十分な定着性が得られることが確認されてお
り、高速追従性の向上とともに、低消費電力化を図るこ
とができるという優れた効果がある。また、図2に示し
たようなローラ配置にすることにより、転写紙Pを直線
的に搬送することができるため、転写紙の搬送性能を向
上させることができ、用紙ジャムの発生を防止すること
ができる。また、キャリアの析出、除去、加熱定着の各
工程を精度良く行うことができ、装置の信頼性が向上す
る。更に、溶媒析出位置であるプレ加熱部310と、溶
媒除去位置であるキャリア除去部330と、加熱定着位
置である加熱定着部350とを、それぞれ転写紙の両面
で転写紙搬送経路の同一個所に設定した。これによっ
て、画像の定着のための各工程を転写紙の表裏同時に行
うことができるので、表裏でのタイミングをずらす場合
に比して画像定着のための時間を短縮することができ
る。
【0025】〔実施例2〕図3は、実施例2にかかる画
像定着装置の概略構成図である。なお、図2と同じ記号
は上記実施例1の説明と同じ機能を持つ。図3におい
て、キャリア除去部330には、表面が無端移動する除
去ベルトとしてのブロッタベルト340X,340Zを
使用している。ブロッタベルト340X,340Zはそ
れぞれ押圧ゴムローラ341X,341Z及び各2つの
テンションローラ342X,342Zに張架され、押圧
ゴムローラ341X,341Zによって、ブロッタベル
ト340X,340Zは転写紙Pの表裏に押圧されてい
る。このブロッタベルト340X,340Zは少なくと
もその表面がミクロのセルを持ち多孔性でかつ耐熱性の
特性を持つ多孔質材料の弾性体で構成される。詳しく
は、上述のローラに用いられる材料と同等のものが用い
られる。また、図に示すように、このブロッタベルト3
40X,340Zにはそれぞれクリーニングユニット3
43X,343Zが付設されており、キャリア液が回収
される構成になっている。このような無端ベルト状の構
成を用いることにより、吸収材料の面積を大きくするこ
とができ、キャリア液の吸収効率を高める効果を有し、
実施形態1の実施例2におけるブロッタベルトを用いた
ことによって得られる効果と同様の効果を得ることがで
きる。更に、上記実施例1における両面同時定着、直線
搬送によって得られる効果と同様の効果を得ることもで
きる。
【0026】〔変形例〕図4は、上記実施例2における
変形例にかかる画像定着装置の概略構成図である。図4
において、ブロッタベルト340X,340Zは、それ
ぞれ2本の押圧ゴムローラ341X,341Zと1本の
テンションローラ342X,342Zとに張架されてい
る。そして、それぞれ2本の押圧ゴムローラ341X,
341Zによってブロッタベルト340X,340Zは
転写紙Pの表裏に押し付けられており、図3の実施例2
の構成に比べてブロッタベルト340X,340Zの記
録紙Pとの接触ニップ幅を大きくしている。また、これ
ら押圧ゴムローラ341X,341Zと1本のテンショ
ンローラ342X,342Zとの配置以外は、上記図3
に示した実施例2と同様であるので説明を省略する。
【0027】本実施例2の変形例によれば、ブロッタベ
ルト340X,340Zの記録紙Pとの接触ニップ幅を
実施例1及び実施例2に比して大きくすることができる
ので、キャリア液の吸収効果を一層高めることができ
る。なお、本変形例のようにブロッタベルトの上記ニッ
プ幅を大きくする構成は、転写紙の片面に画像を定着す
る構成にも適用可能である。
【0028】上記実施形態に適用可能なクリーニングユ
ニット343X,343Zの詳細を、図4に示す画像定
着装置300の変形例に用いた場合を例にとって以下に
説明する。図5は、上部に位置するブロッタベルト34
0Xに設けたクリーニングユニット近傍の部分拡大図で
ある。ブロッタベルト340Xは一方の押圧ゴムローラ
341Xによって駆動されているが、この駆動用押圧ゴ
ムローラ341X側にブロッタベルト340Xを挟ん
で、クリーニングユニット343Xに設けられたクリー
ニングブレード344Xが突き当て配置されている。こ
のクリーニングブレード344Xでブロッタベルト34
0Xに吸収されたキャリア液を掻きとって収容器345
X内に回収する。回収されたキャリア液は、ドレイン口
346Xより記載しない回収ボトルに導かれる。
【0029】図6は下部に位置するブロッタベルト34
0Zに設けたクリーニングユニット343X近傍の部分
拡大図である。このクリーニングユニット343Zは上
記図5で示したクリーニングユニット343Xの構成と
は異なるものである。図6において、クリーニングユニ
ット343Zは、ブロッタベルト340Zを駆動するテ
ンションローラ342Z側に図示しない加圧手段で押し
当てられるクリーニングローラ347Zと、このクリー
ニングローラ347Zに突き当ててキャリア液を回収す
るための回収ブレード348Zとを有している。キャリ
ア液を吸収したブロッタベルト340Zはテンションロ
ーラ342Zとクリーニングローラ347Zとの間で圧
縮され、ブロッタベルト340Zに吸収されていたキャ
リア液が搾り出される。その後、クリーニングローラ3
47Z側に付着したキャリア液は回収ブレード348Z
で掻き取られ、ドレイン口346Zより回収される。
【0030】ところで、画像定着装置300が長時間停
止している状態では、ブロッタベルト340X,340
Zに含まれたキャリア液は重力により徐々に下方に移動
し、ついには真下に滴り落ち、周囲を汚染する等の不具
合が発生する恐れがある。この不具合に対処するため、
図2から図4に図示したように、実施例1及び2、乃至
変形例はいずれもクリーニングユニット343X,34
3Zうちの少なくとも重力方向の下側に位置するクリー
ニングユニット343Zをブロッタベルト340X,3
40Zのうち重力方向の下側にあるブロッタベルト34
0Zの直下に配設している。この位置にクリーニングユ
ニットを置くことにより、装置が長時間停止してブロッ
タベルト340X,340Zからキャリア液が滴り落ち
ることがあってもこれを受け止めることができ、装置内
をキャリア液で汚染する不具合を回避することが出来
る。なお、このときに用いるクリーニングユニットは、
図5に示すようなブレード式、図6に示すようなローラ
式のどちらでも構わない。
【0031】以上本実施形態によれば、画像中で加熱定
着に支障を来たす要因となっている不揮発性溶媒を効率
よく除去するので、優れた定着性を発揮させることがで
きるとともに、上記分離析出のための加熱を、雰囲気加
熱ヒータで行うので、加熱ローラを用い未定着画像に接
触させて加熱するのに比べ、未定着画像が受ける機械的
ストレスを軽減でき、このような機械的なストレスによ
る異常画像の発生を軽減できる。また、非接触加熱手段
としての上記雰囲気加熱ヒータ対311X,311Z
と、溶媒除去手段としての上記キャリア除去ローラ対3
37X,337Z等とを、転写紙Pの両面それぞれに対
向させて設けたので、転写紙の表裏両面に形成したトナ
ー画像を同時に定着することが可能になり、高速印刷に
対応可能となる。また、上記キャリア除去ローラ対33
7X,337Z等によるキャリア液除去後の未定着画像
を転写紙上に加熱定着する加熱定着手段としての加熱定
着部350を設けたので、定着の確実性を一層向上させ
ることができる。また、上記キャリア除去ローラ対33
7X,337Z等に転移したキャリア液を、これらから
除去し回収する溶媒回収手段としてのクリーニングユニ
ット343X,343Zを設けたので、上記キャリア除
去ローラ対337X,337Z等の機能維持やキャリア
液の再利用が可能になる。また、上記上記キャリア除去
ローラ対337X,337Z等に対して重力方向下側か
ら作用してキャリア液を回収するように上記クリーニン
グユニット343X,343Zを設けたので、装置が長
時間停止してキャリア液除去ローラ対等からキャリア液
が滴下することがあっても、これを上記クリーニングユ
ニット343X,343Zで受け止めることができ、装
置内が滴下するキャリア液で汚れるのを防止できる。更
に、上記雰囲気加熱ヒータに赤外線ヒータを用いている
ので、加熱ランプを用いる場合には比してコンパクトで
低エネルギー消費の装置にできる。また、上記非接触加
熱手段及び上記除去部材をそれぞれ複数設けているの
で、より、高速印刷対応が容易である。また、上記除去
部材として、表面に液吸収部材を設けたローラを用いて
れば、より高速印刷対応が容易である。無端ベルト上の
ものや、ウェブの一端を巻回した状態で供給軸により支
持し、その他端を巻取り軸により巻き取ることで該ウェ
ブを表面移動させ、これら軸間のウェブ部分を上記溶媒
析出手段により析出せしめられた被析出溶媒に当接させ
るように構成したものを用いれば、転写紙との接触面積
をローラを用いる場合には比して容易に広くでき、効率
的なキャリア液除去が可能になるとともに、除去部材の
長寿命化も図れる。また、除去部材の材質として、不織
布等のような多孔質材料、又はシリコンゴムなどのよう
な溶媒に対して吸収・膨潤性のある弾性体材料を用いる
ので、効率的なキャリア液吸収が可能である。また、上
記溶剤回収手段及び溶剤除去部材を複数設ければ、剤回
収手段に保持されているキャリア液を随時回収すること
ができるため、剤回収手段を構成する部材の機能維持や
長寿命化をはかれる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、画像中で加熱定着に支
障を来たす要因となっている不揮発性溶媒を効率よく除
去するので、優れた定着性を発揮させることができると
ともに、上記分離析出のための加熱を、加熱ローラを用
い未定着画像に接触させて加熱するのに比べ、未定着画
像が受ける機械的ストレスを軽減できるので、このよう
な機械的なストレスによる異常画像の発生を軽減できる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置の要部の説明図。
【図2】実施例1にかかる画像定着装置の概略構成図。
【図3】実施例2にかかる画像定着装置の概略構成図。
【図4】実施例2における変形例にかかる画像定着装置
の概略構成図。
【図5】ブレード式のクリーニングユニット近傍の部分
拡大図。
【図6】ローラ式のクリーニングユニット近傍の部分拡
大図。
【図7】(a)は、転写紙Pの上面に未定着の画像を担
持させたときの断面図。(b)は、(a)の転写紙Pを
下部から加熱したときの画像を構成する液体現像剤の状
態を示した断面図。
【符号の説明】
10B、Y、M、C 感光体ドラム 20B、Y、M、C 一様帯電器 30 レーザ書込装置 40B、Y、M、C 湿式現像ユニット 50 除電装置 60 クリーニング装置 70 中間転写ユニット 77B、Y、M、C 1次転写バイアスローラ 80 紙転写ユニット 81 2次転写バイアスローラ 100 中間転写ベルト 300 画像定着装置 305 メインローラ 310 プレ加熱部 311 雰囲気加熱ヒータ 312 押圧ローラ 330 キャリア除去部 331,331a,331b ブロッタローラ 332 バックアップローラ 333 ウェブ 337,337X,337Z キャリア除去ローラ 340,340X,340Z ブロッタベルト 343X,Z クリーニングユニット 350 加熱定着部 351 加熱ローラ 352 加圧ローラ P 転写紙
フロントページの続き Fターム(参考) 2H028 BA06 BA16 BC01 BC03 2H033 AA02 AA10 AA14 AA20 AA21 AA46 AA48 BA01 BA02 BA25 BA49 BA50 BA51 BA56 BA58 BB01 BC02 2H074 AA03 2H134 GA07 GB03 HA01 HA11 HA17 HE01 HE03 HE10 HE12 JC04 KD03 KD07 KD08 KG06 KG07 KG10 KH01 KH02 KJ03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部もしくは全てが不揮発性である溶媒中
    にトナーを分散させてなる液体現像剤を用いて形成され
    た記録媒体上の未定着画像を加熱定着する画像定着装置
    であって、 上記記録媒体上の未定着画像に対して非接触で該未定着
    画像の加熱を行う非接触加熱手段と、該非接触加熱手段
    の加熱により析出せしめられた被析出溶媒を該画像表面
    から除去する溶媒除去手段とを設けたことを特徴とする
    画像定着装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像定着装置において、 上記非接触加熱手段と、上記溶媒除去手段とを、上記記
    録媒体の両面それぞれに対向させて設けたことを特徴と
    する画像定着装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の画像定着装置において、 上記溶媒除去手段による溶媒除去後の未定着画像を上記
    記録媒体上に加熱定着する加熱定着手段を設けたことを
    特徴とする画像定着装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2又は3の画像定着装置におい
    て、 上記溶媒除去手段として上記記録媒体の画像担持面から
    上記被析出溶媒を転移させて除去する溶媒除去部材を設
    け、該溶媒除去部材に転移した該被析出溶媒を、該除去
    部材から除去し回収する溶媒回収手段を設けたことを特
    徴とする画像定着装置。
  5. 【請求項5】請求項4の画像定着装置において、 上記除去部材に対して重力方向下側から作用して上記被
    析出溶媒を回収するように上記溶媒回収手段を設けたこ
    とを特徴とする画像定着装置。
  6. 【請求項6】記録媒体上に、液体現像剤を用いて未定着
    画像を形成する画像形成手段と、該未定着画像を該記録
    媒体上に加熱定着する画像定着手段とを有し、該液体現
    像剤として、一部もしくは全てが不揮発性である溶媒中
    にトナーを分散させてなる液体現像剤を用いた画像形成
    装置において、 上記画像定着手段として、請求項1,2,3,4又は5
    の画像定着装置を用いたことを特徴とする画像形成装
    置。
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