JP4529512B2 - 画像形成方法及びその装置並びに定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電子写真方式を採用し、像担持体上のトナーによる画像を記録媒体に転写、定着する画像形成方法に係り、特に、記録媒体上のトナーによる画像にグロスを付与する上で有効な画像形成方法及びその装置並びに定着装置の改良に関する。
従来における電子写真方式を採用した画像形成装置にあっては、感光体ドラムや中間転写ベルト等の像担持体上にトナーによる画像を担持させ、これを記録媒体としての用紙に転写、定着する方式が一般的である。
この種の画像形成装置においては、例えばトナー像を速やかに記録媒体に定着させる定着装置として、記録媒体の表面を非接触で加熱する第一の非接触式定着ユニットと、この第一の定着ユニットに対して記録媒体の下流側に配置され、互いに接触転動する一対の定着ロールにて記録媒体を加熱加圧した状態でニップ搬送する第二の接触式定着ユニットとを備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2000−352888号公報(発明の実施の形態の欄,図2,図5)
しかしながら、この種の画像形成装置にあっては、記録媒体上の画像として、オフセット印刷物並に、記録媒体グロスと共に画像グロスを変化させることは、非常に困難であるという技術的課題がある。
例えば記録媒体の平滑度に関係なく、画像グロスが高い画像形成装置の場合、平滑度が低い記録媒体では、記録媒体と画像部のグロス差が大きく、質感が悪い。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、記録媒体上のトナーによる画像グロスを確実に得ることができる画像形成方法及びその装置並びに定着装置を提供するものである。
本発明者らは、オフセット印刷でのグロス発現メカニズムを検討したところ、
a.薄層の方がより記録媒体表面に倣い易い、
b.平滑なインキ表面を形成する、
c.記録媒体上で時間をかけてインキが浸透する、
という特徴点を見出し、これに着目した結果、例えば電子写真方式にて記録媒体グロスと共に画像グロスを変化させることが可能な本発明を案出するに至ったものである。
すなわち、本発明は、図1に示すように、像担持体5上のトナーによる画像Gを記録媒体1に転写する転写工程Aと、記録媒体1に転写された画像Gを定着する定着工程Bとを備えた画像形成方法において、記録媒体1の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が1.2未満になるように記録媒体1に転写された画像表面を平滑にする画像平滑工程Cと、記録媒体1上の画像面に接触することなく画像平滑工程Cを経た画像Gを記録媒体1内に浸透させる画像浸透工程Dとを備え、前記画像浸透工程Dが定着工程Bの最終工程であり、記録媒体1の搬送速度を前記画像平滑工程Cよりも少なくとも遅くすることを特徴とする。
ここで、記録媒体1上の最終的な画像表面形状に着目すると、本発明は、上述した画像形成方法において、転写工程A及び定着工程Bが定着工程B後の記録媒体1上の画像表面形状を記録媒体1表面形状に倣わせることを特徴とするものと捉えることもできる。
このような技術的手段において、本件は、トナーによる画像を形成する画像形成方法、具体的には電子写真方式、静電記録方式等の各種方式の画像形成方法を対象する。
また、像担持体5はトナーによる画像Gが担持されるものを広く含み、感光体ドラム等は勿論、これと組み合わせ可能な中間転写体とを含む。
更に、画像平滑工程Cとしては定着工程Bの一工程として配備し、定着工程Bに画像平滑工程C及び画像浸透工程Dを含ませるようにしてもよいし、定着工程Bとは別に定着工程B前に画像平滑工程Cを配備するようにしてもよい。
更に、画像浸透工程Dは定着工程Bの最終工程であればよい。
ここで、画像浸透工程Dにおいて、記録媒体1の画像面に接触しないようにしたのは、接触すると記録媒体1の画像面が乱れ、記録媒体1の表面形状に倣わせることができないことによる。また、「浸透させる」には通常非接触加熱することで実現可能である。
また、このような画像形成方法において、画像平滑工程Cは、記録媒体1の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が2以下であることが好ましいが、本発明では、記録媒体1の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が1.2未満であることを要件としている(段落〔0030〕参照)。
ここでいう平滑度として、記録媒体1の表面粗さに対する画像表面粗さを用いているのは、画像表面粗さが記録媒体1の表面粗さに影響されることを考慮したものである。また、表面粗さパラメータとしては、算術平均粗さ(Ra)、十点平均粗さ(Rz)等任意のものを用いて差し支えない。そして、平滑度が2以下であるという要件は、平滑度が2より大きいと、画像浸透工程Dにて記録媒体1の表面形状に倣わせることができないことによる。
更に、定着工程B前に行われる画像平滑工程Cとしては、形状係数が130以下、平均粒径が7μm以下のトナーを用い、像担持体1上のトナーによる画像Gを記録媒体1に転写するものであることが好ましい。このように小径、球径のトナーを用いるようにすれば、トナーによる画像Gを平滑にし易い。
また、画像浸透工程Dとしては、記録媒体1の搬送速度をその直前の画像平滑工程Cよりも少なくとも遅くする態様が採用されている。画像浸透工程Dはある程度時間を要するので、記録媒体1の搬送速度を遅くすることで時間を稼ぐようにするのが可能である。
また、画像形成方法を具現化した装置発明の代表的態様としては、図1に示すように、像担持体5上のトナーによる画像Gを記録媒体1に転写する転写装置6と、記録媒体1に転写された画像Gを定着する定着装置7とを備えた画像形成装置において、記録媒体1の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が1.2未満になるように定着装置7としては、記録媒体1に転写された画像表面を平滑にする画像平滑手段2と、定着装置7の最終段要素として構成され、記録媒体1の搬送速度を前記画像平滑手段2よりも少なくとも遅くすると共に、記録媒体1上の画像面に接触することなく画像平滑手段2を経た画像Gを記録媒体1内に浸透させる画像浸透手段3とを備えたものが挙げられる。
更に、画像形成方法を具現化した装置発明の他の代表的態様としては、図1に示すように、像担持体5上のトナーによる画像Gを記録媒体1に転写する転写装置6と、記録媒体1に転写された画像Gを定着する定着装置7とを備えた画像形成装置において、図1に示す態様とは異なり、記録媒体1の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が1.2未満になるように定着装置7の上流側にて記録媒体1に転写された画像表面を平滑にする画像平滑手段2と定着装置7の最終段要素として構成され、記録媒体1の搬送速度を前記画像平滑手段2よりも少なくとも遅くすると共に、記録媒体1上の画像面に接触することなく画像平滑手段2を経た画像Gを記録媒体1内に浸透させる画像浸透手段3とを具備させるようにしたものが挙げられる。
ここで、前者の画像形成装置において、画像平滑手段2の代表的態様としては、記録媒体1上の画像表面に接触する定着部材2aを有し、この定着部材2aにて画像表面を平滑にする接触型定着ユニットが挙げられる。
この態様において、定着部材2aはロール状、ベルト状を問わず、主としては加熱源にて所定の定着温度まで加熱可能な部材であればよい
また、前者及び後者に示す画像形成装置において、画像平滑手段2による各色成分画像の層厚については適宜選定して差し支えないが、作像に支障のない範囲で出来る限り薄層にすることが好ましい。このように薄層にすれば、例えば加熱を伴う平滑処理は熱が十分に伝達し、トナー層が熔けやすいことから、平滑処理が行い易い点で好ましい。
更に、前者及び後者の画像形成装置において、画像浸透手段3の代表的態様としては、記録媒体1上の画像Gに熱を放射する非接触型熱定着ユニット(オーブン等)が挙げられる。
また、本発明は、上述した画像形成装置に限られず、例えば前者の画像形成装置で用いられる定着装置自体をも対象とする。
この場合、本発明としては、図1に示すように、像担持体5から記録媒体1に転写されたトナーによる画像Gを定着する定着装置7において、記録媒体1の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が1.2未満になるように記録媒体1に転写された画像表面を平滑にする画像平滑手段2と、定着装置7の最終段要素として構成され、記録媒体1の搬送速度を前記画像平滑手段2よりも少なくとも遅くすると共に、記録媒体1上の画像面に接触することなく画像平滑手段2を経た画像Gを記録媒体1内に浸透させる画像浸透手段3とを備えたものが挙げられる。
本発明に係る画像形成方法によれば、定着工程後の記録媒体上の画像表面形状を記録媒体表面形状に倣わせるようにすることができる。このため、記録媒体グロスに応じて画像グロスを変化させ、オフセット印刷のような画像の高グロス化を容易に実現することができる。
特に、本発明に係る画像形成装置によれば、本発明に係る画像形成方法を簡単に具現化することができる。
更に、本発明に係る定着装置によれば、記録媒体グロスに応じて画像グロスが変化可能な画像形成装置を容易且つ確実に実現することができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す説明図である。
同図において、画像形成装置は例えば電子写真方式を採用したカラー画像形成装置であり、装置筐体15内に所定方向に回動する感光体ドラム20と、この感光体ドラム20に対向配置されて矢印方向に循環回転する中間転写ベルト30とを備えたものである。
本実施の形態では、感光体ドラム20の周囲には、コロトロン等の帯電器21と、帯電された感光体ドラム20上に各色成分(ブラック(K)、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C))の静電潜像を書き込む光ビーム走査装置22と、感光体ドラム20上に書き込まれた静電潜像に対応する色成分トナーが収容される複数の現像器23a〜23dを切替可能に搭載し且つ切替選択された現像器にて感光体ドラム20上の静電潜像を可視像化するロータリ型現像装置23と、感光体ドラム20上のトナーによる画像を中間転写ベルト30に転写する転写ロール等の一次転写器24と、感光体ドラム20上の残留トナーを清掃するクリーナ25とが順次配設されている。
そして、本実施の形態では、装置筐体15内には画像処理装置110が配設されており、この画像処理装置110には外部のパーソナルコンピュータ(以下必要に応じてパソコンと略記する)100からの画像情報が送られ、画像処理装置110にて所定の画像処理を経た画像信号が光ビーム走査装置22に供給されるようになっている。
また、ロータリ型現像装置23の各現像器23a〜23dにて使用されるトナーとしては、イエロ、マゼンタ、シアンなどの色素を含有した熱可塑性バインダで構成され、公知の材料を用いることができるが、画像の平滑性を良好に保つという観点からすれば、例えば形状係数が130以下で平均粒径が7μm以下の小径、球径トナーが用いられる。そして、記録媒体としての用紙S上の各色のトナー量は、その色素の含有量によりおおよそ0.3mg/cm〜0.7mg/cmになるように露光条件及び現像条件が設定される。
尚、本実施の形態では、スキャナが搭載されていないが、スキャナを搭載した態様でもよく、この場合には、スキャナにて読み込んだ画像情報を光ビーム走査装置22に供給するようにしてもよい。また、本実施の形態では、ロータリ型現像装置23を用いるようにしているが、これに限定されるものではなく、色成分毎に独立した複数の現像装置を切替選択可能に並列配置するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、中間転写ベルト30は複数の張架ロール31〜33に掛け渡されており、例えば張架ロール31の一つを駆動ロールとして循環移動するようになっている。
ここで、中間転写ベルト30としては、例えば導電剤を添加した所定厚の樹脂フィルムをベース基材とするものが用いられており、感光体ドラム20から中間転写ベルト30へトナー像を乱れなく静電転写するために、カーボンブラック等の導電剤の添加量を変化させることにより、10〜1014Ω・cmの体積抵抗率に調整されたものが用いられている。
尚、ベース基材である樹脂フィルムとしては、ポリイミドフィルムのほかに、厚さ10〜300μmの耐熱性の高いフィルムシート、例えばポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリイミドアミド、ポリアミドなどのポリマーシートなどを用いることも可能である。
更に、中間転写ベルト30の張架ロール33に対向した部位には転写ロール等の二次転写器35が配設されており、この二次転写器35には二次転写バイアスが印加され、二次転写器35によって中間転写ベルト30上に一次転写された各色トナーによる多重転写画像が記録媒体としての用紙Sに転写されるようになっている。
更にまた、装置筐体15の下部には用紙Sを供給可能に収容した用紙供給トレイ40が配設されており、この用紙供給トレイ40から送出された用紙Sは搬送ロール41、位置合わせ用のレジストレーションロール(レジロール)42を経て二次転写部位に送られ、二次転写部位を経た後、搬送ベルト43,44にて搬送されながら定着装置50による定着処理を受けた後、排出トレイ45へと排出されるようになっている。
特に、本実施の形態では、定着装置50は、図3(a)に示すように、用紙S上のトナーによる画像Gを平滑にする第一定着器51と、この第一定着器51を経た用紙S上の画像Gを用紙S内に浸透させる第二定着器52とを備えている。
ここで、第一定着器51としては用紙S上の画像面に接触する接触型定着ユニットが用いられ、例えば加熱ロール61とこれに加圧されて接触転動する加圧ロール65とを備えた態様にて構成される。加熱ロール61及び加圧ロール65は、アルミニウム等の金属製ロール62,66上にシリコーンゴムなどの耐熱弾性層63,67を形成したものであり、例えば金属製ロール62,66の内部にランプヒータ64,68を配設するようにしたものである。
そして、本実施の形態では、加熱ロール61及び加圧ロール65の表面グロスは50%以上になるように研磨されている。尚、ここでいう表面グロスは60°鏡面光沢測定法による。
更に、加圧ロール65の圧力は100〜150kgf(980〜1470N)、加熱温度は加熱ロール61が150〜200℃、加圧ロール65が100〜150℃程度に設定されている。尚、ランプヒータ64,68の加熱温度は130〜180℃程度に設定されている。
また、第二定着器52としては用紙S上の画像面に接触しない状態で加熱する非接触型定着ユニットが用いられ、例えばランプホルダ71に複数のランプヒータ72を用紙搬送面から離間して配設すると共に、このランプヒータ72の背面側にリフレクタ73を配設し、用紙S面にランプヒータ72からの放射熱を直接若しくはリフレクタ73を介して照射するオーブン型定着ユニットにて構成されている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動について説明する。
今、パソコン100から所定の画像情報を画像形成装置の画像処理装置110に送ると、画像形成装置は所定の作像プロセスを開始する。
この作像プロセスは、感光体ドラム20上に各色成分トナーによる画像を順次形成した後に、一次転写部位にて中間転写ベルト30上に順次一次転写していき、二次転写部位にて各色成分トナーによる多重転写画像を用紙Sに二次転写(一括転写)した後、定着装置50による定着工程を経て用紙S上に画像を定着させ、当該画像定着済みの用紙Sを排出トレイ45へと排出するものである。
ここで、定着装置50による定着工程に着目すると、画像Gが転写された用紙Sが第一定着器51を通過した際に加熱ロール61と加圧ロール62とのニップ域にて加熱加圧されるため、用紙S上の画像Gは、図3(b)に示すように、用紙Sの表面粗さRS(例えばRa)に比べて十分に小さい表面粗さRGになるように平滑化される。
この平滑度(例えば用紙表面粗さに対する画像表面粗さの比)はトナーの粘度条件によって異なるが、トナーの粘度が低い場合には平滑度が2以下であればよい。
また、第一定着器51を通過する際の画像層厚については薄層である方が熱の伝導性が高くトナーが溶融し易いことから、画像Gの表面はより平滑になり易い。
更に、この第一定着器51による定着速度については、画像の平滑処理が可能である範囲で適宜選定して差し支えないが、定着速度が遅い方がより熱の伝導性が高くトナーが溶融し易いことから、画像の表面はより平滑になり易い。
次いで、第一定着器51を通過した用紙Sは搬送ベルト44を通じて第二定着器52を通過する。
このとき、用紙S上の画像Gは、図3(c)に示すように、第二定着器52からの放射熱により用紙S内に次第に浸透していき、用紙Sの表面粗さに倣った形状に至る。
この状態において、用紙S上の画像グロスを例えば60°鏡面光沢測定法にて測定したところ、画像グロスが用紙グロスに応じて変化することが確認され、各グロスの用紙Sに対して高グロス画像が得られることが確認された。
この第二定着器52においては、用紙S上の画像Gが用紙S内に順次浸透していくだけの時間を確保することが必要であり、第二定着器52による定着領域の長さを十分に確保できる態様であれば、第一定着器51と第二定着器52との定着速度を同じに設定しても差し支えないが、第二定着器52による定着領域の長さが十分に確保できないような場合には、第一定着器51の定着速度に比べて第二定着器52による定着速度を遅くするようにすることが好ましい。
◎実施の形態2
図4は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態2の要部を示す。
同図において、画像形成装置の基本的構成は実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なり、定着装置50としての第一定着器51にて中間転写ベルト30上の画像Gを用紙Sに転写同時定着し、かつ、この第一定着器51の後段に設けられた第二定着器52にて用紙S上の画像Gを用紙S内に浸透させるようにしたものである。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
本実施の形態において、第一定着器51は、中間転写ベルト30の張架ロール33に対向する部位に加熱ロール80を加圧した状態で接触配置したものであり、中間転写ベルト30上の画像を加熱ロール80とのニップ域にて用紙Sに転写同時定着するようにしたものである。尚、この中間転写ベルト30の表面粗さについては実施の形態1の第一定着器51の加熱ロール61に相当する表面粗さを備えていることが好ましい。
ここで、加熱ロール80としては、アルミニウム等の金属製ロール81上にシリコーンゴムなどの耐熱弾性層82を形成したものであり、金属製ロール81の内部にランプヒータ83を配設するようにしたものが用いられる。
更に、第二定着器52としては、実施の形態1と同様な非接触型定着ユニットが用いられる。
従って、本実施の形態によれば、第一定着器51にて用紙S上の画像Gは中間転写ベルト30と加熱ロール80とのニップ域にて加熱加圧されることから、用紙S上の画像Gは中間転写ベルト30の表面状態を転写しながら平滑に保たれる。
しかる後、第一定着器51を通過した用紙Sは第二定着器52を通過するが、このとき、用紙S上の画像Gは、実施の形態1と同様に、第二定着器52からの放射熱により用紙S内に順次浸透していき、用紙Sの表面粗さに倣った表面形状に至る。この結果、実施の形態1と同様に、画像グロスは用紙グロスに応じて変化し、各用紙に対して高グロス画像を得ることができる。
◎実施の形態3
図5は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態3の要部を示す。
同図において、画像形成装置の基本的構成は実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なり、定着装置50としては第一定着器51を省略し、第二定着器52(非接触型定着ユニット)のみを用いるようにしたものである。
本実施の形態では、例えばトナーとして形状係数130以下で平均粒径が7μm以下のものを用い、中間転写ベルト30の表面粗さを小さくグロスが100%以上、二次転写器35の転写条件を適宜選定するようにすることにより、二次転写部位にて用紙S上に転写された画像Gの表面を平滑にすることができる。
この後、用紙S上の画像Gは定着装置50(第二定着器52のみを具備)を通過するが、この段階で、用紙S内に順次浸透していき、用紙Sの表面粗さに倣った表面形状に至る。この結果、実施の形態1と同様に、画像グロスは用紙グロスに応じて変化し、各用紙に対して高グロス画像を得ることができる。
◎実施例1
実施の形態1に係る画像形成装置を実施例モデル(富士ゼロックス社製DocuColor1250を改造した実験機:以下の実施例2〜4も同様である)とし、実施の形態1に係る画像形成装置から第二定着器52を除外したモデル及びオフセット印刷によるモデルを比較モデルとする。
ここで、例えばトナーによる画像としては、単色(例えばシアン)による画像を形成したものを例に挙げる。本例では、重量平均分子量(Mw)が54000、溶融温度(Tm)が120℃、溶融温度での粘度(η)が4000Pa・sのトナーを使用した。また、トナーの形状係数は130で平均粒径が7μmであり、用紙S上のトナー量を0.5mg/cmに設定した。
また、中間転写ベルト30としては、カーボンブラックを添加した厚さ70μmのポリイミドフィルムをベース基材とし、表面粗さが2.0(Rz)以下のものを用いた。
このような実施例モデル及び比較モデルにおいて、トナーによる画像層厚を「低」、「標準」に変化させ、60°鏡面光沢測定法にて用紙グロスと画像グロスとの関係を調べたところ、図6に示す結果が得られた。
同図において、「低」はトナーによる画像層厚が2μm、「標準」はトナーによる画像層厚が4μmを示し、「低+oven」、「標準+oven」は各画像層厚の実施例モデルを示し、「印刷」はオフセット印刷によるもの(インキによる画像層厚は0.8μm)を示す。
同図によれば、本実施例モデルでは、画像グロスが用紙グロスに従って変化する傾向が確認され、特に、トナーによる層厚が低ければ、オフセット印刷と略同様の傾きにて、画像グロスが用紙グロスに従って変化することが確認される。
一方、比較例モデルにあっては、仮にトナーによる画像層厚を低くしたとしても、画像グロスは用紙グロスに従ってあまり変化していないことが理解される。
従って、本実施例モデルによれば、オフセット印刷に近い高グロス画像を得ることが理解される。
◎実施例2
実施例1と同様な実施例モデル及び比較例モデルを用い、第一定着器51の定着速度を「高速」、「標準」に変化させ、60°鏡面光沢測定法にて用紙グロスと画像グロスとの関係を調べたところ、図7に示す結果が得られた。
同図において、「高速」は定着速度220mm/sec.、「標準」は定着速度130mm/sec.を示し、「高速+oven」、「標準+oven」は各定着速度の実施例モデルを示し、「印刷」はオフセット印刷によるもの(インキによる画像層厚は0.8μm)を示す。ここで、定着速度が遅い方がより熱の伝導性が高くトナーが溶融し易いことから、画像の表面はより平滑になり易い。
同図によれば、本実施例モデルでは、画像グロスが用紙グロスに従って変化する傾向が確認され、特に、定着速度が遅い方(標準+oven)がオフセット印刷と略同様の傾きにて、画像グロスが用紙グロスに従って変化することが確認される。
一方、比較例モデルにあっては、いずれの定着速度でも、画像グロスは用紙グロスに従ってあまり変化していないことが理解される。
従って、本実施例モデルによれば、オフセット印刷に近い高グロス画像を得ることが理解される。
◎実施例3
実施例1と同様な実施例モデル及び比較例モデルを用い、トナーによる画像層厚を「低」、「標準」に変化させ、かつ、第一定着器51の定着速度を「高速」、「標準」に変化させ、60°鏡面光沢測定法にて用紙グロスと画像グロスとの関係を調べたところ、図8に示す結果が得られた。
同図において、「高速」は定着速度220mm/sec.、「低」はトナーによる画像層厚を2μmに設定、「標準」は定着速度130mm/sec.、トナーによる画像層厚を4μmに設定することを示し、「高速+低+oven」、「標準+oven」は夫々の条件の実施例モデルを示し、「印刷」はオフセット印刷によるもの(インキによる画像層厚は0.8μm)を示す。
同図によれば、本実施例モデルにおいて、トナーによる画像層厚を低く設定したとしても、定着速度を高速に設定した態様にあっては、画像グロスは用紙グロスに応じてほとんど変化しないことが理解される。
これに対し、本実施例モデルにおいて、トナーの画像層厚、定着速度を標準設定した態様にあっては、オフセット印刷と略同様の傾きにて、画像グロスが用紙グロスに従って変化することが確認される。
一方、比較例モデルにあっては、「高速+低」、「標準」のいずれでも、画像グロスは用紙グロスに従ってあまり変化していないことが理解される。
従って、本実施例モデル(標準設定)によれば、オフセット印刷に近い高グロス画像を得ることが理解される。
◎実施例4
実施例1と同様な実施例モデルを用い、画像平滑工程(第一定着器51による定着工程)での画像表面粗さの影響を検証した。
ここで、画像平滑工程として、加熱ロール61及び加圧ロール65が互いに加圧し合うニップ域においてトナーによる画像Gと用紙(記録媒体)Sを加熱すると共に加圧する定着装置50を利用し、加熱温度を変えることで、画像浸透工程に入るまえの画像表面粗さを変化させた。定着温度は140℃から180℃まで10℃毎に変更し、温度が高いほうから水準1→5する。
これらの画像を画像浸透工程(第二定着器52による定着工程)として非接触型定着ユニットに通した後のグロス変化を図9に示す。
同図によれば、水準1〜3の条件では、グロス全域で、用紙グロスに伴い画像グロスが変化しているが、水準4,5では画像グロスはほとんど変化していないことが理解される。
また、画像平滑工程後の画像表面粗さと用紙表面粗さとの関係を調べたところ、図10に示す結果が得られた。尚、図10において、横軸は用紙表面粗さ(Ra)、縦軸は画像平滑工程後の画像表面粗さ(Ra)を用紙表面粗さ(Ra)で割った値である。
同図において、水準1〜3のプロット点は用紙グロスに伴い画像グロスが変化している値を○で示し、水準4,5のプロット点は用紙グロスに伴い画像グロスが変化しなかった値を×で示す。
同図によれば、画像平滑工程後の画像表面粗さと用紙表面粗さとの比率が十分大きいとき、画像浸透工程を通しても画像グロスは必要な傾きを持たないことが判明した。特に、同図の例では、画像表面粗さと用紙表面粗さとの比率(平滑度)が<1.2程度に抑えられれば画像グロスとして用紙グロスに応じて必要な傾きが得られることが理解された。
この点に関し、トナーの粘度により必要な画像平滑工程後の画像表面粗さは異なることが予想され、現に、粘度条件の異なるトナーについて同様な実験を行ったところ、トナーの粘度が低い時は、平滑度≦2.0程度に抑えれば、画像グロスとして必要な傾きが得られることが確認された。
本発明に係る画像形成方法及びその装置並びに定着装置の概要を示す説明図である。 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す説明図である。 (a)は実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す説明図、(b)は(a)中I部における用紙上の画像状態を示す説明図、(c)は(a)中II部における用紙上の画像状態を示す説明図である。 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態2の要部を示す説明図である。 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態3の要部を示す説明図である。 実施例モデル及び比較例モデルについて、画像層厚を変化させた条件下の用紙グロスと画像グロスとの関係を示す実施例1の説明図である。 実施例モデル及び比較例モデルについて、画像平滑処理時間を変化させた際の用紙グロスと画像グロスとの関係を示す実施例2の説明図である。 実施例モデル及び比較例モデルについて、画像層厚及び画像平滑処理時間を変化させた際の用紙グロスと画像グロスとの関係を示す実施例3の説明図である。 実施例モデルについて、画像浸透工程に入る前の用紙上の画像表面粗さを水準1〜5の範囲で変化させ、用紙グロス画像浸透工程後の画像グロスとの関係を示す実施例4の説明図である。 実施例4の各水準において、用紙表面粗さ(Ra)と画像平滑工程後の画像表面粗さ(Ra)/用紙表面粗さ(Ra)との関係を示す説明図である。
符号の説明
1…記録媒体,2…画像平滑手段,2a…定着部材,3…画像浸透手段,5…像担持体,6…転写装置,7…定着装置,G…画像,A…転写工程,B…定着工程,C…画像平滑工程,D…画像浸透工程

Claims (10)

  1. 像担持体上のトナーによる画像を記録媒体に転写する転写工程と、記録媒体に転写された画像を定着する定着工程とを備えた画像形成方法において、
    記録媒体の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が1.2未満になるように記録媒体に転写された画像表面を平滑にする画像平滑工程と、
    記録媒体上の画像面に接触することなく画像平滑工程を経た画像を記録媒体内に浸透させる画像浸透工程とを備え、
    前記画像浸透工程が定着工程の最終工程であり、記録媒体の搬送速度を前記画像平滑工程よりも少なくとも遅くすることを特徴とする画像形成方法。
  2. 請求項1記載の画像形成方法において、
    定着工程は、画像平滑工程及び画像浸透工程を含むことを特徴とする画像形成方法。
  3. 請求項1記載の画像形成方法において、
    画像平滑工程は、定着工程前に行われることを特徴とする画像形成方法。
  4. 請求項3記載の画像形成方法において、
    画像平滑工程は、形状係数が130以下、平均粒径が7μm以下のトナーを用い、像担持体上のトナーによる画像を記録媒体に転写するものであることを特徴とする画像形成方法。
  5. 像担持体上のトナーによる画像を記録媒体に転写する転写装置と、記録媒体に転写された画像を定着する定着装置とを備えた画像形成装置において、
    定着装置は、記録媒体の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が1.2未満になるように記録媒体に転写された画像表面を平滑にする画像平滑手段と、
    定着装置の最終段要素として構成され、記録媒体の搬送速度を前記画像平滑手段よりも少なくとも遅くすると共に、記録媒体上の画像面に接触することなく画像平滑手段を経た画像を記録媒体内に浸透させる画像浸透手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項記載の画像形成装置において、
    画像平滑手段は、記録媒体上の画像表面に接触する定着部材を有し、この定着部材にて画像表面を平滑にする接触型定着ユニットであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 像担持体上のトナーによる画像を記録媒体に転写する転写装置と、記録媒体に転写された画像を定着する定着装置とを備えた画像形成装置において、
    記録媒体の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が1.2未満になるように定着装置の上流側にて記録媒体に転写された画像表面を平滑にする画像平滑手段と
    定着装置の最終段要素として構成され、記録媒体の搬送速度を前記画像平滑手段よりも少なくとも遅くすると共に、記録媒体上の画像面に接触することなく画像平滑手段を経た画像を記録媒体内に浸透させる画像浸透手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5又は7記載の画像形成装置において、
    画像浸透手段は、記録媒体上の画像に熱を放射する非接触型熱定着ユニットであることを特徴とする画像形成装置。
  9. 像担持体から記録媒体に転写されたトナーによる画像を定着する定着装置において、
    記録媒体の表面粗さに対する画像表面粗さに相当する平滑度が1.2未満になるように記録媒体に転写された画像表面を平滑にする画像平滑手段と、
    定着装置の最終段要素として構成され、記録媒体の搬送速度を前記画像平滑手段よりも少なくとも遅くすると共に、記録媒体上の画像面に接触することなく画像平滑手段を経た画像を記録媒体内に浸透させる画像浸透手段とを備えたことを特徴とする定着装置。
  10. 請求項1記載の画像形成方法において、
    転写工程及び定着工程は、定着工程後の記録媒体上の画像表面形状を記録媒体表面形状に倣わせることを特徴とする画像形成方法。
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